JP2002204197A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

Info

Publication number
JP2002204197A
JP2002204197A JP2000400945A JP2000400945A JP2002204197A JP 2002204197 A JP2002204197 A JP 2002204197A JP 2000400945 A JP2000400945 A JP 2000400945A JP 2000400945 A JP2000400945 A JP 2000400945A JP 2002204197 A JP2002204197 A JP 2002204197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
beacon
station
network
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000400945A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3803026B2 (ja
Inventor
Noriyuki Hamao
紀幸 浜尾
Kenju Iwasaki
健樹 岩崎
Takeshi Sasaki
健史 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2000400945A priority Critical patent/JP3803026B2/ja
Publication of JP2002204197A publication Critical patent/JP2002204197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3803026B2 publication Critical patent/JP3803026B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一のネットワーク内の無線端末が1台のビ
ーコン局と複数台のスレーブ局で構成されている複数の
ネットワーク間において、同一ネットワーク内でビーコ
ン局に対し隠れ端末が生じるような通信環境にあっても
同一ネットワーク内の全ての無線端末がデータパケット
を送信できる無線通信システムの提供。 【解決手段】 各スレーブ局11〜14はデータ送信時
に、自ネットワークのパケット(ビーコンパケットまた
はデータパケット)を受信すればデータパケットの送信
が可能となるように構成する。これにより、スレーブ局
13(隠れ端末)は障害物90の存在によりビーコン局
10からのビーコンパケットを受信できなくても、同じ
ネットワークに属するスレーブ局12やスレーブ局14
からデータパケットを受け取ることができるので、デー
タパケットを送信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一のネットワー
ク内の移動端末が1台のビーコン局と複数台のスレーブ
局で構成されている複数のネットワーク間及び同一ネッ
トワーク内での無線通信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】基地局なしで複数のネットワーク間及び
同一ネットワーク内での無線通信が行われる通信環境と
して、例えば、車輌間の無線通信システムがあり、基地
局を用いることなく車輌間の通信を行なうにはコンテン
ション方式を採用することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車輌間での無線通信技
術の開発は、道路交通システムや鉄道車輌システム等へ
の応用が大変期待されるものである。具体的には、同一
進路上の前方車輌の速度や位置を後続車へ通報したり、
他車輌 の異常情報が入手できることは、走行中の車輌
制御にとって大変貴重な情報となる。
【0004】また、基地局を用いることなく車輌間の通
信を行なうためにコンテンション方式をそのまま導入す
ると車輌の台数や運用形態を考慮したシステム設計が不
可能となるといった問題点がある。
【0005】一方、車輌間の通信手段として、線路や道
路側に各車輌との無線通信制御を行なう装置等の高度な
バックボーンを必要とせず、簡便に利用できる無線シス
テムの構築が望まれているが、車輌間のこのような無線
通信システムの構築に際しては無線通信であるが故に、
通信の信頼性、周波数の有効利用、隠れ端末問題や通信
チャンネルの確保等を考慮した無線通信システムが当然
考慮されなければならないという無線通信技術上の要請
がある。
【0006】このような課題を解決するための技術とし
て、本願出願人が平成11年10月20日に出願の特願
平11−298386号に開示の無線通信システムがあ
る。上記特願平11−298386号の無線通信システ
ムでは、例えば、図7の車輌間無線通信システムの説明
図に示すような車輌1−1、・・、1−3、車輌2−
1、2−2、車輌3−1、3−2からなる車輌グループ
1、2、3、4・・・に属している各車輌の無線端末が
ビーコン(Beacon:基準信号)制御フレーム(以下、ビ
ーコンパケット)と呼ばれるグループ内の各無線端末の
通信チャンネル割当てを行う機能を備えた制御フレーム
(パケット)を用いて通信チャンネルの取得を行なうよ
うにすることにより、グループ内の各無線端末(スレー
ブ局)が割当てられた各データスロット期間において特
定の無線端末にのみデータフレームの送信を行う権利が
あるようにし、他の無線端末とのデータフレーム(以
下、データパケット)の衝突が発生しないように構成し
ている。
【0007】特願平11−298386号のプロトコル
は図8のプロトコル概略説明図に示すように時間的に分
割されたビーコン期間81とデータ期間82を合わせた
ものを一単位とし、これを一つのチャンネルとして使用
する(図8)。また、ビーコン期間、データ期間はそれ
ぞれ複数のスロットで構成されている。
【0008】ここで、同一ネットワーク内(つまり、同
一グループ内)でチャンネルを取得して通信を行いたい
時は各ネットワークに1台存在するビーコン局はビーコ
ン期間からランダムに1つのスロットを選択する。そし
て、この選択したスロットを送信スロットとし、ビーコ
ンパケットを送信する準備をする。
【0009】送信スロットとして選択しなかったスロッ
トでは、他のネットワークのビーコン局がビーコンパケ
ットを送信したか否かをチェックするために受信動作を
行う。ここで、自ネットワークのビーコン局がビーコン
パケットを送信する前に他のネットワークのビーコンを
受信すると、このチャンネルは他のネットワークのチャ
ンネルとなる。これに対し、他のネットワークのビーコ
ンを受信する前にビーコンパケットを送信できればこの
チャンネルは自ネットワークのチャンネルとなる。つま
り、自ネットワークのビーコンを送信、または受信する
ことでチャンネルを取得できればビーコン期間81に続
くデータ期間82でデータ通信が行われる。
【0010】図9は上記特願平11−298386号、
つまり、改善前の例によるデータパケット送信動作の一
実施例を示すフローチャートである。図9で、同一グル
ープ内のビーコン局、スレーブ局は受信したビーコンパ
ケットが自ネットワークのビーコンパケットか否かを判
定し(ステップS1)、自ネットワークのビーコンパケ
ットの場合は、ビーコン局、スレーブ局はそのデータパ
ケットが自局に割り当てられたデータスロットか否かを
調べ(ステップS2)、自局に割り当てられたデータス
ロットの場合にその局はデータパケットを送信する(ス
テップS3)。
【0011】上記データパケット送信方式ではデータ期
間82内の各スロットはネットワークに存在するビーコ
ン局とスレーブ局のそれぞれに個別に割り当てられてい
るため、ビーコン局及びスレーブ局が送信するデータパ
ケットは衝突することがない。
【0012】しかしながら、上記送信方式はビーコンを
使用したスロット通信であるため、ビーコン局がビーコ
ンパケットを送信してチャンネルを取得しても、ビーコ
ン局が送信したビーコンパケットを受信することができ
なかったスレーブ局(隠れ端末)がある場合には、その
スレーブ局はチャンネルを取得したことを認識できない
ためデータ期間の自局のスロットでデータを送信するこ
とができないといった問題点があった。
【0013】本発明は、上記問題点の解決を目的として
なされたものであり、同一のネットワーク内の無線端末
が1台のビーコン局と複数台のスレーブ局で構成されて
いる複数のネットワーク間において、同一ネットワーク
内でビーコン局に対し隠れ端末が生じるような通信環境
にあっても同一ネットワーク内の全ての無線端末がデー
タパケットを送信できる無線通信システムの提供を目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の無線通信システムは、複数の移動体間
で無線通信を行って構成されるネットワークを複数含
み、ビーコン期間とデータ期間が交互に繰り返されるよ
うに構成された通信プロトコルを備えた無線通信システ
ムであって、各ネットワークは、それぞれのネットワー
ク内に一つの移動体に割り当てられたビーコン局と他の
移動体にそれぞれ割り当てられたスレーブ局を備え、通
信プロトコルは、更に、ビーコン期間に各ネットワーク
のビーコン局からビーコンパケットを送信する手順と、
データ期間を複数のデータスロットに時分割し、各デー
タスロットを各ネットワークのスレーブ局に割り当てる
手順と、各ネットワークのスレーブ局は自局に割り当て
られたデータスロット期間にのみ自局のデータパケット
を送信可能に制御する手順とを含み、各スレーブ局は、
それぞれのスレーブ局が属するネットワークのビーコン
局または該ネットワークのパケットを受信したとき、こ
の受信パケットが自局の属するネットワークのビーコン
局からのビーコンパケットまたは自局の属するネットワ
ークの他のスレーブ局からのデータパケットの場合は、
自局に割り当てられているデータスロットで自局のデー
タパケットを送信するように制御する、ことを特徴とす
る。
【0015】また、第2の発明は上記第1の発明の無線
送信システムにおいて、各スレーブ局は、受信パケット
が自局の属するネットワークのビーコン局からのビーコ
ンパケットでなくまた自局の属するネットワークの他の
スレーブ局からのデータパケットでもない場合は、自局
に割り当てられているデータスロットでも自局のデータ
パケットを送信しないことを特徴とする。
【0016】また、第3の発明は上記第1の発明の無線
送信システムにおいて、各移動体は、パケットを受信す
る受信部と、受信パケットが自ネットワークに属する移
動体からのパケットか否かを判定し、該受信パケットが
自ネットワークに属する移動体からのパケットの場合は
プロトコル生成部に対しデータ送信制御を行うパケット
解析部と、このパケット解析部による制御に基づいて所
定の通信プロトコルに沿って自機に割り当てられたデー
タスロットのタイミングでデータパケットを送信するよ
う送信部に指示するプロトコル生成部と、プロトコル生
成部からの指示によりデータパケットの送信を行う送信
部と、を含む無線通信装置を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の無線通信システム
の通信環境の説明図であり、図2はネットワーク構成の
説明図である。図1に示すように、この通信環境100
0には複数のネットワーク100、200、300、4
00、・・が存在し、同一のネットワークに存在する無
線端末(移動端末)は無線通信によりデータを共有して
いる。また、それぞれのネットワーク上の各無線端末は
図2に示すように1台のビーコン局10と複数台のスレ
ーブ局11、12、13、・・・、nとして割り当てが
なされている。
【0018】図3は隠れ端末が生じる通信環境の説明図
であり、スレーブ局13がスレーブ局12とスレーブ局
14の間でパケットを送受信することが可能であるとす
る。
【0019】このとき、前述したように特願平11−2
98386号の送信方式ではビーコン局10がビーコン
パケットを送信してチャンネルを取得しても、スレーブ
局13は障害物90によりビーコン局10が送信したビ
ーコンパケットを受信することができないのでチャンネ
ルを取得したことを認識できず、データ期間内に自局の
スロットでデータパケットの送信ができない。つまり、
スレーブ局13はいわゆる隠れ端末となって他の無線機
がスレーブ局13のデータを得ることはできなくなる。
例えば、図3の例のようにスレーブ局12やスレーブ局
14のように本来ならスレーブ局13とデータの送受信
が可能な局間でもデータを得ることができない。
【0020】そこで、本発明では特願平11−2983
86号のビーコンパケットを受信したときにのみデータ
パケットを送信できるという送信方式に代えて、自ネッ
トワークのパケット(ビーコンパケットまたはデータパ
ケット)を受信すればデータパケットの送信が可能にな
り、自ネットワークのパケット(ビーコンパケットまた
はデータパケット)を受信しないときはデータパケット
を送信しないようにデータ送信方式を構成する。
【0021】図4は本発明を適用した無線端末の機能構
成を示すブロック図であり、無線端末40は、パケット
を受信する受信部41、受信したパケットを解析するパ
ケット解析部42、解析部42からの指示により送信部
44にデータパケット送信指示を与えるプロトコル生成
部43及びプロトコル生成部43による指示に基づいて
データパケットの送信を行う送信部44を備えている。
【0022】図5はビーコンパケットに含まれる情報を
テーブル化したビーコン情報テーブルの一実施例であ
り、各無線端末はビーコン情報テーブル50を備えてい
る。ビーコン情報テーブル50は通常は用いられないが
(テーブル不活性状態)、後述するようにサブグループ
IDの優先順位によりある無線端末がビーコン局として
割り当てられた場合にはこのビーコン情報テーブル50
を用いて(テーブル活性状態)ビーコンパケットを生成
する。ビーコン情報テーブル50で、時刻はビーコン局
の内部時計より得られたビーコンパケット送出時の時刻
であり、間隔はそのビーコン局がビーコンパケットを送
出する時間間隔(以下、ビーコン間隔)を示し、期間は
ビーコンパケットを送出したネットワークが通信可能な
時間(ビーコン期間)を示している。また、ネットワー
クIDは、ビーコンパケットを送出した代表無線端末の
属するネットワークを示すIDであり、サブネットワー
クIDとは、このビーコンパケットを送信しているビー
コン局で特定されるネットワーク内のIDであり、ネッ
トワーク内でユニークな値である。このサブネットワー
クIDは重要な役割があり、ビーコンパケットを送信す
るビーコン局となる優先順位を示している。例えば、ネ
ットワーク内の先頭の無線端末(スレーブ局)から順番
に番号を割付けサブネットワークIDとすると、先頭の
無線端末にビーコンパケットの送信権があることとな
る。また、仮に何らかの問題が先頭車輌の無線端末に生
じた場合には、次に優先度が高い2番目の無線端末にビ
ーコンフレームを送信する権利が与えられる。このサブ
ネットワークIDの割付手段は色々考えられ、最後尾か
らの割付けやランダム割付け等でもよい。条件は、ネッ
トワーク内でユニークな値であることである。また、そ
の他として、ビーコンパケットには応用先システムの運
営上必要となる個々の情報も付加することもできる。
【0023】ここで、各ネットワーク内の無線端末は、
自ネットワークのビーコンパケットであれば、それに含
まれる時刻情報により自無線端末の内部時計を合わせ
る。この動作により、そのネットワークに属する無線端
末の時刻同期を行なうことができ、更には、そのネット
ワークの次のビーコンパケットの受信時刻を予想するこ
とができる。
【0024】(無線端末の動作)また、図6は本発明に
基づく無線端末のデータ送信時の動作例を示すフローチ
ャートであり、無線端末40は図4の受信部41でビー
コンパケットまたはデータパケットを受信すると、ま
ず、パケット解析部42でネットワークIDをもとに今
受信したパケットが自ネットワークのパケットか否かの
判定を行い、受信したビーコンパケットが自ネットワー
クのものである場合、パケット解析部42はプロトコル
生成部43にデータ送信を行うように制御信号を送出す
る(ステップT1)。
【0025】次に、プロトコル生成部43はデータパケ
ットが自局に割り当てられたデータスロットか否かを調
べ(ステップT2)、自局に割り当てられたデータスロ
ットの場合はそのデータスロットのタイミングでデータ
パケットを送信するよう送信部44に指示を出す。この
指示により、送信部44ではデータパケットの送信を行
う(ステップT3)。
【0026】図6のフローチャートに示した構成によ
り、スレーブ局は自ネットワークのパケット(ビーコン
パケットまたはデータパケット)を受信すればデータパ
ケットの送信が可能となり、自ネットワークのパケット
が受信できない場合はデータパケットの送信を行わな
い。
【0027】このように構成したことにより、図3に示
した例のようにスレーブ局13(隠れ端末)は障害物9
0の存在によりビーコン局10からのビーコンパケット
を受信できなくても、同じネットワークに属するスレー
ブ局12やスレーブ局14からデータパケットを受け取
ることができるので、データパケットを送信することが
可能となる。また、ビーコン局及びスレーブ局が送信す
るデータパケットは衝突することがない。
【0028】この場合、障害物90によりビーコン局1
0からのビーコンパケットを受信できないスレーブ局1
3はスロット同期ができないため、データ送信タイミン
グに若干のズレが生じるが、このずれが誤差の範囲に入
るように予め無線端末を設計しておく。
【0029】なお、前述した車輌間無線通信システム
(図1)のように、無線端末が車輌に搭載された無線端
末である場合、つまり、移動端末の場合にはずれが大き
くなる前にビーコン局10、スレーブ局13とも移動し
て障害物90との位置関係が変化するので、通常、スレ
ーブ局13はビーコン局10からのビーコンパケットの
受信を完了でき、スロット同期が保たれる。
【0030】つまり、上記構成により、車輌間無線通信
システムのようにネットワーク化された車輌グループを
1つのネットワークとし、複数のネットワークからなる
通信環境の下で、同一グループの車輌中の1つの車輌に
搭載された移動端末をビーコン局、他の車輌に搭載され
た無線端末をスレーブ局とするとき、自ネットワークの
ビーコンフレームかデータフレームが受信できればデー
タの送信ができるので、交差点やカーブで曲がり終えた
ような場合建物や地形等によって車輌(ビーコン局)と
後続車輌との間で生じるビーコンフレーム受信不能時
(つまり、一時的なる隠れ端末の発生時)等にもグルー
プ内での通信が可能となり、車輌グループを維持した走
行を行うことができる。
【0031】以上、本発明の一実施例について説明した
が本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々
の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】上記説明したように、第1または第3の
発明の無線通信システムによれば、自ネットワークのパ
ケット(ビーコンパケットまたはデータパケット)を受
信すればデータパケットの送信が可能となるので、スレ
ーブ局が障害物の存在によりビーコン局からのビーコン
パケットを受信できなくても、同じネットワークに属す
る他のスレーブ局からデータパケットを受け取ることが
できるので、データパケットを送信でき、障害物により
生じる隠れ端末によるデータ送信不能状態の発生を防止
できる。
【0033】また、第2の発明の無線通信システムによ
れば、自ネットワークのパケット(ビーコンパケットま
たはデータパケット)を受信しない場合はデータパケッ
トを送信しないので他のスレーブ局とのデータフレーム
(以下、データパケット)の衝突が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信システムの通信環境の説明図
である。
【図2】ネットワーク構成の説明図である。
【図3】隠れ端末が生じる通信環境の説明図である。
【図4】本発明を適用した無線端末の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図5】ビーコン情報テーブルの一実施例を示す図であ
る。
【図6】本発明に基づく無線端末のデータ送信時の動作
例を示すフローチャートである。
【図7】車輌間無線通信システムの説明図である。
【図8】プロトコルの概略説明図である。
【図9】改善前の例によるデータパケット送信動作の一
実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−1、・・、1−3、2−1、2−2、3−1、3−
2 車輌(移動体) 10 ビーコン局 11、12、13、14 スレーブ局 40 無線端末(無線通信装置) 41 受信部 42 パケット解析部 43 プロトコル生成部 44 送信部 81 ビーコン期間 82 データ期間 100、200、300、400 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 健樹 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 (72)発明者 佐々木 健史 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5K033 CA11 DA01 DA19 5K067 AA25 AA33 BB21 BB36 CC08 DD25 EE02 EE22 EE25 EE71 GG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動体間で無線通信を行って構成
    されるネットワークを複数含み、ビーコン期間とデータ
    期間が交互に繰り返されるように構成された通信プロト
    コルを備えた無線通信システムであって、 前記各ネットワークは、それぞれのネットワーク内に、
    一つの移動体に割り当てられたビーコン局と他の移動体
    にそれぞれ割り当てられたスレーブ局を備え、 前記通信プロトコルは、更に、前記ビーコン期間に各ネ
    ットワークのビーコン局からビーコンパケットを送信す
    る手順と、前記データ期間を複数のデータスロットに時
    分割し、各データスロットを各ネットワークのスレーブ
    局に割り当てる手順と、各ネットワークのスレーブ局は
    自局に割り当てられたデータスロット期間にのみ自局の
    データパケットを送信可能に制御する手順とを含み、 前記各スレーブ局は、それぞれのスレーブ局が属するネ
    ットワークのビーコン局または該ネットワークのパケッ
    トを受信したとき、この受信パケットが自局の属するネ
    ットワークのビーコン局からのビーコンパケットまたは
    自局の属するネットワークの他のスレーブ局からのデー
    タパケットの場合は、自局に割り当てられているデータ
    スロットで自局のデータパケットを送信するように制御
    すること、を特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記各スレーブ局は、前記受信パケット
    が自局の属するネットワークのビーコン局からのビーコ
    ンパケットでなくまた自局の属するネットワークの他の
    スレーブ局からのデータパケットでもない場合は、自局
    に割り当てられているデータスロットでも自局のデータ
    パケットを送信しないことを特徴とする請求項1記載の
    無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記各移動体は、 パケットを受信する受信部と、 前記受信パケットが自ネットワークに属する移動体から
    のパケットか否かを判定し、該受信パケットが自ネット
    ワークに属する移動体からのパケットの場合はプロトコ
    ル生成部に対しデータ送信制御を行うパケット解析部
    と、 このパケット解析部による制御に基づいて所定の通信プ
    ロトコルに沿って自機に割り当てられたデータスロット
    のタイミングでデータパケットを送信するよう送信部に
    指示するプロトコル生成部と、 プロトコル生成部からの指示によりデータパケットの送
    信を行う送信部と、を含む無線通信装置を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
JP2000400945A 2000-12-28 2000-12-28 無線通信システム Expired - Fee Related JP3803026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400945A JP3803026B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 無線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400945A JP3803026B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 無線通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002204197A true JP2002204197A (ja) 2002-07-19
JP3803026B2 JP3803026B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=18865447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000400945A Expired - Fee Related JP3803026B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3803026B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004032423A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Sony Corporation 無線通信システム
WO2009041262A1 (ja) * 2007-09-27 2009-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信装置
JP2022084698A (ja) * 2017-12-21 2022-06-07 ポラリス インダストリーズ インコーポレーテッド 車両間通信システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098815A (ja) * 1995-06-23 1997-01-10 Nec Eng Ltd 無線lanシステム
JP2000165930A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Clarion Co Ltd 無線通信ネットワークシステム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098815A (ja) * 1995-06-23 1997-01-10 Nec Eng Ltd 無線lanシステム
JP2000165930A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Clarion Co Ltd 無線通信ネットワークシステム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004032423A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Sony Corporation 無線通信システム
CN100379214C (zh) * 2002-09-30 2008-04-02 索尼株式会社 无线通信系统
US7412250B2 (en) 2002-09-30 2008-08-12 Sony Corporation Radio communication system
WO2009041262A1 (ja) * 2007-09-27 2009-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信装置
US8274372B2 (en) 2007-09-27 2012-09-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for efficiently locating and communicating with a specific RFID tag among a plurality of groups of tags
JP2022084698A (ja) * 2017-12-21 2022-06-07 ポラリス インダストリーズ インコーポレーテッド 車両間通信システム
JP7182023B2 (ja) 2017-12-21 2022-12-01 ポラリス インダストリーズ インコーポレーテッド 車両間通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3803026B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7376100B2 (en) Channel assigning method for ad-hoc network
US7190686B1 (en) Self configuring high throughput medium access control for wireless networks
US6674737B1 (en) Wireless local area network(LAN) and a method of operating the LAN
CN1957562B (zh) 用于在无线电通信系统中传输信号的方法和电台
US6496499B1 (en) Control system and associated method for coordinating isochronous devices accessing a wireless network
JP2011091684A (ja) アクセス制御システム、アクセス制御方法、中継局装置、端末局装置、送信側処理方法、受信側処理システム及び受信側処理方法
JP2006246465A (ja) 無線局及び通信方法
US7286541B2 (en) Wireless communication apparatus capable of improving connection rate
JP2007267167A (ja) 無線通信システムおよび基地局・移動体無線通信装置
KR100436756B1 (ko) 스니프모드에서 상호간의 데이터통신 시간을 절약할 수있는 무선통신 시스템
EP1714439A1 (en) Method of synchronizing message transmissions
JP3599032B2 (ja) 無線通信システム、無線通信方法及び無線局
US6301239B1 (en) Distributed packet communication network
JP3824506B2 (ja) 通信システム、通信方法および移動局
Fujimura et al. A collaborative MAC protocol for inter-vehicle and road to vehicle communications
JP2002204197A (ja) 無線通信システム
CN111096040B (zh) V2x通信装置及其通信方法
JP2002290310A (ja) 無線通信システム
KR101097503B1 (ko) 근거리 영역에서의 방송 서비스를 위한 슈퍼프레임 구조로 이루어지는 시스템 및 방법, 그리고 이에 적용되는 장치
Ye et al. A jamming‐based MAC protocol to improve the performance of wireless multihop ad‐hoc networks
JP3665272B2 (ja) 無線通信システム
KR20120138612A (ko) 차량 통신 네트워크의 멀티캐스팅 시스템 및 그 방법
JP4643866B2 (ja) 無線通信システム及び車載用無線端末
Hussain et al. Performance evaluation of successful transmission probability and throughput for DSRC MAC protocol for next generation connected vehicles network
JPS62176235A (ja) デ−タ通信方式

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040705

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees