JPH0884108A - 移動体通信システムにおける周波数監視システム - Google Patents

移動体通信システムにおける周波数監視システム

Info

Publication number
JPH0884108A
JPH0884108A JP6216978A JP21697894A JPH0884108A JP H0884108 A JPH0884108 A JP H0884108A JP 6216978 A JP6216978 A JP 6216978A JP 21697894 A JP21697894 A JP 21697894A JP H0884108 A JPH0884108 A JP H0884108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
data
reception
reception level
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6216978A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nakamura
誠 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6216978A priority Critical patent/JPH0884108A/ja
Publication of JPH0884108A publication Critical patent/JPH0884108A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は通信事業者が割当許可を得ている周波
数帯域において、サービスエリア内で発生する不法電波
の発信元を突き止めれるように調査を行うことができる
移動体通信システムにおける周波数監視システムを提供
することを目的とする。 【構成】交換局1に設けた制御部12がタイマ36から
一定間隔で出力される信号に応じて、基地局2の未使用
の送受信部9,10で受信レベルの測定を行うように指
示し、これに応じて周波数測定制御部31が第2メモリ
部32に記憶された移動端末機4,5から基地局2への
送信用の全ての周波数を順次読み出し、この周波数の信
号の受信レベルの測定を送受信部9,10が行うように
制御し、この受信レベル測定結果と第3メモリ部33の
判定値との比較により未使用であるにも係わらず通信中
の受信レベルが発生している異常状態を検出し、第4メ
モリ部34に記憶すると共に保守装置15へ出力するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線区間の周波数の状態
を監視する移動体通信システムにおける周波数監視シス
テムに関する。
【0002】近年、移動体通信の発展に伴い、周波数の
有効利用を図るため、例えば干渉がないような周波数の
割当、ダイナミックチャネルアサイン等が課題とされ検
討されており、更に、現在使用されている周波数帯域に
ついてもその状態の監視を適切に行うことのできるシス
テムが要望されている。
【0003】
【従来の技術】図5に従来の移動体通信システムのブロ
ック構成図を示し、その説明を行う。この図において、
符号1は交換局、2は基地局であり、互いにケーブル3
で接続されている。4,5は移動端末機であり、基地局
2の電波エリアであるサービスエリア6の中で無線通信
を行う携帯電話機及び自動車電話機等が該当する。
【0004】基地局2は、複数の送受信盤7,8,9,
10と、送受信制御部11を具備し、交換局1は、送受
信盤割当制御部12を有する基地局制御装置13と、交
換装置14と、保守装置15とを具備して構成されてい
る。
【0005】基地局2の各送受信盤7〜10は、各々メ
モリ部17,18,19,20に、無線送受信を行うた
めの周波数データD1,D2,D3,D4を保持してお
り、その周波数データD1〜D4に応じた各々異なる送
信周波数(800MHz帯域とする)及び受信周波数
(900MHz帯域とする)で、各アンテナ21,2
2,23,24を介して移動端末機4,5と無線通信を
行い、音声・データ等を送受信制御部11を介して交換
局1へ伝送する。
【0006】送受信制御部11は、基地局制御装置13
の制御命令に応じて各送受信盤7〜10の送受信動作の
制御を行う。基地局制御装置13は、交換装置14及び
保守装置15の動作、入力命令等に応じて基地局2の通
信動作を制御し、また装置内に含まれる送受信盤割当制
御部12は、移動端末機4,5と送受信盤7〜10の無
線区間の通話回線割当を制御する。
【0007】交換装置14は、送受信盤7〜10より伝
送された音声・データ等を通話相手につなぐ動作を行
う。保守装置15は、送受信盤7〜10、基地局制御装
置13、及び交換装置14の状態の監視制御を行うもの
であり、図示せぬコンソールの表示内容を保守者が確認
したり、キーボードから保守者が監視制御を行うための
命令を入力できるようになっている。
【0008】このような構成において、無線周波数の監
視を行う場合、該当送受信盤7〜10が使用する上がり
の周波数についてのみ、各送受信盤7〜10の未使用状
態時に自動測定を行い、この結果を保守装置15に通知
している。
【0009】このように送受信盤7〜10が使用する上
がりの周波数についてのみ監視を行うのは、運用上各送
受信盤7〜10は、郵政省への申請で許可された周波数
のみ送信することができるようになっていることから、
それ以外の周波数の測定はシステム運用上必修ではない
からである。
【0010】例えば、送受信盤9及び10が未使用状態
である場合に、その周波数の自動測定を行ったとする。
この場合に、送受信盤9においては該当する周波数f3
の上り信号は受信されなかったが、送受信盤10におい
ては未使用状態であるにも係わらず該当する周波数f4
の上り信号が受信されたとする。これは不法電波による
ものなので、送受信制御部11は、そのように不法電波
を受信すると異常であると判断し、符号26で示すよう
に異常通知を矢印27で示すように、送受信盤割当制御
部12と保守装置15とに送出する。
【0011】異常通知を受けた送受信盤割当制御部12
は、送受信盤10への回線割当を中止する。これは送受
信盤10から回復の通知、即ち不法電波が来なくなった
ことの通知がくるまで実行される。回線割当を中止する
のは通話等の回線品質が悪くなるからである。
【0012】また異常通知を受けた保守装置15は送受
信盤10に異常が生じたこと、即ち不法電波が受信され
ていることを表示等によって保守者に知らせる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに周波数の監視を行い、不法電波が発生したことを保
守者が知ったとしても、その不法電波が、どの方面か
ら、どういう契機で、どれくらいの出力で発生している
のかといった根本的な不法電波の調査を行い、その発信
元を突き止めるまでに至らない問題がある。
【0014】また、不法電波を受信する都度、回線割当
を中止するので、不法電波が複数発生した場合、通話回
線数が低下する問題がある。本発明は、このような点に
鑑みてなされたものであり、通信事業者が割当許可を得
ている周波数帯域において、サービスエリア内で発生す
る不法電波の発信元を突き止めれるように調査を行うこ
とができる移動体通信システムにおける周波数監視シス
テムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。図中、1は交換局、2は交換局に接続された基地
局、4,5は移動端末機である。
【0016】また、基地局2は、複数の移動端末機4,
5と無線通信を行う複数の送受信部7〜10を有する。
交換局1は、送受信部7〜10で受信された信号を相手
先の移動端末機4又は5へ送信する制御を行う交換装置
14と、基地局2、及び該交換装置14の監視制御を行
う保守装置15を有する。
【0017】本発明の特徴は交換局1に、一定時間間隔
でタイムアップし、このタイムアップ時にタイムアップ
信号を出力するタイマ36と、送受信部7〜10の使用
/未使用状態を示す管理データが記憶される第1メモリ
部35と、送受信部7〜10の使用/未使用状態を検出
し、この検出結果を第1メモリ部35に管理データとし
て記憶すると共に、タイムアップ信号の入力時に、第1
メモリ部35に記憶された管理データを読みだして未使
用状態の送受信部(例えば9,10)を把握し、未使用
の送受信部9,10において受信レベルの測定を行うた
めの指示を行う制御部12とを具備し、また、基地局2
に、移動端末機4,5から送受信部7〜10へ送信され
る信号の周波数帯域中の全ての周波数に対応する周波数
データから成る第1周波数帯域データが記憶された第2
メモリ部32と、送受信部7〜10で測定された第1周
波数帯域データに対応する周波数の信号受信レベルと比
較される判定値が記憶された第3メモリ部33と、受信
レベルと判定値との比較結果である測定結果データが記
憶される第4メモリ部34と、制御部12からの受信レ
ベル測定指示があった場合に、第2メモリ部32から第
1周波数帯域データ中の各々の周波数データを順次読み
出し、この読みだされたデータに対応する周波数の信号
受信レベルを未使用の送受信部9,10に測定させる制
御と、この制御により測定された受信レベルと、第3メ
モリ部33から読みだした判定値とを比較し、受信レベ
ルが判定値以下の場合に未使用の送受信部9,10が第
1周波数帯域データに対応する周波数帯域の信号を受信
しない正常状態にあると判断し、この判断結果を第4メ
モリ部34に測定結果データとして記憶し、また、受信
レベルが判定値よりも大きい場合に未使用の送受信部
9,10が第1周波数帯域データに対応する周波数の信
号を受信する異常状態にあると判断し、この判断結果を
第4メモリ部34に測定結果データとして記憶すると共
に、異常状態と判断された受信レベルの周波数の信号を
保守装置15へ出力する制御を行う周波数測定制御部3
1とを具備して構成した。
【0018】
【作用】上述した本発明によれば、制御部12が一定時
間間隔で未使用の送受信部9,10において受信レベル
の測定を行うように指示し、この指示に応じて周波数測
定制御部31が、第2メモリ部32に記憶された移動端
末機4,5から基地局2への送信に用いられる全ての周
波数を順次読み出し、この読みだされた周波数の信号の
受信レベルの測定を送受信部9,10が行うように制御
する。
【0019】そして、受信レベル測定結果と第3メモリ
部33の判定値とを比較することによって未使用である
にも係わらず通信中の受信レベルが発生している異常状
態を検出し、第4メモリ部34に記憶すると共に、保守
装置15へ出力する。
【0020】これによって、基地局2のサービスエリア
内で不法電波が発生していることを判断することが可能
となる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例による移動体通
信システムにおける周波数監視システムのブロック構成
図である。この図において図5に示した従来例の各部に
対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。また図2において図5に示した無線送受信を行うた
めの周波数データD1〜D4を保持する各メモリ部17
〜20は省略してある。
【0022】図2に示す第1実施例において新たに設け
られた要素は、符号31で示す周波数測定制御部と、3
2で示す受信周波数帯域データD5を記憶するメモリ部
と、33で示す受信レベル異常判定値D6を記憶するメ
モリ部と、34で示す測定結果データD7を記憶するメ
モリ部と、35で示す送受信盤使用管理データD8を記
憶するメモリ部と、36で示す受信レベル測定タイマで
ある。
【0023】また、送受信盤割当制御部12の機能とし
て、従来例で説明した移動端末機4,5と送受信盤7〜
10の無線区間の通話回線割当を制御する機能の他に、
送受信盤7〜10が移動端末機4,5との通信を行って
いるかいないかの使用/未使用状態を検出し管理すると
共に、受信レベル測定タイマ36のカウントアップ信号
に応じて未使用状態の送受信盤の周波数の運用状態測定
を周波数測定制御部31に対して指示する機能を追加し
た。
【0024】即ち、受信レベル測定タイマ36は、一定
時間毎にタイムアップし、その都度タイムアップ信号を
送受信盤割当制御部12へ出力するものであり、送受信
盤割当制御部12は、送受信盤7〜10の使用/未使用
状態を検出し、この検出結果を送受信盤使用管理データ
D8中に記憶する制御を行うと共に、タイムアップ信号
が入力されると、送受信盤使用管理データD8から把握
した未使用状態の送受信盤の、周波数の運用状態測定を
周波数測定制御部31に対して指示する制御を行うよう
になっている。
【0025】送受信盤使用管理データD8は、各送受信
盤7〜10の使用中/未使用を表すものである。周波数
測定制御部31は、送受信盤割当制御部12の周波数の
運用状態測定指示、或いは保守装置15からの周波数の
運用状態測定指示に応じて、未使用中の送受信盤7〜1
0の周波数の運用状態を測定する指示を送受信盤7〜1
0に対して行うものである。
【0026】メモリ部32に記憶された受信周波数帯域
データD5は、周波数測定制御部31が受信信号周波数
の測定を行う際に用いる周波数の一覧データである。つ
まり送受信盤7〜10と移動端末機4,5との通信にお
いて、移動端末機4,5から送信され各送受信盤7〜1
0で受信される電波の周波数帯域中の個々の周波数を示
すデータであり、例えば948.025MHz、94
8.050MHz、948.075MHz…と、所定周
波数間隔で記憶されている。
【0027】メモリ部33に記憶された受信レベル異常
判定値D6は、周波数測定制御部31が行う受信信号周
波数の測定時に、測定結果の正常/異常を判定するため
の値である。一般的に上がり電波がない場合、その受信
レベルは−8〜−10dBμであり、上がり電波がある
場合、その受信レベルは10〜20dBμである。そこ
で、受信レベル異常判定値D6をこの例では0dBμに
設定し、未使用の送受信盤7〜10において受信レベル
が0dBμ以下であれば上がり電波は無く、0dBμを
越えていれば上がり電波、即ち不法電波があると判断し
ている。
【0028】メモリ部34に記憶された測定結果データ
D7は、各送受信盤7〜10における受信レベルの測定
結果を示すものであり、測定が行われた送受信盤7〜1
0のどの周波数が正常/異常であるかを示すものであ
る。
【0029】このような構成の周波数監視システムの動
作を説明する。送受信盤割当制御部12は、送受信盤7
〜10の使用中/未使用を検出し、その結果を送受信盤
使用管理データD8としてメモリ部35へ記憶する。こ
の例では、送受信盤7及び8が使用中、送受信盤9及び
10が未使用であるとする。
【0030】そして、受信レベル測定タイマ36がタイ
ムアップし、そのタイムアップ信号が送受信盤割当制御
部12に入力されると、送受信盤割当制御部12は、メ
モリ部35からどの送受信盤7〜10が未使用であるか
を検索する。
【0031】この検索によって判明した未使用の送受信
盤9及び10の、受信信号周波数の運用状態を測定する
指示を周波数測定制御部31に対して行う。但し、全て
の送受信盤7〜10が使用中の時は、測定指示は行われ
ないようになっている。
【0032】指示を受けた周波数測定制御部31は、受
信周波数帯域データD5の中から周波数データを順次読
み取り、この読み取られたデータに対応する周波数の受
信レベルを測定するように未使用の送受信盤9及び10
を制御する。
【0033】送受信盤9及び10は、それらの周波数の
受信レベルを測定して、その結果を周波数測定制御部3
1に通知する。周波数測定制御部31は、通知された測
定値と、受信レベル異常判定値D6とを比較し、受信レ
ベルの正常/異常を判定する。
【0034】そして、判定結果をメモリ部34に記憶す
る。この例では、送受信盤9における上がり電波の周波
数帯域の受信レベルは全て正常であり、またメモリ部3
4に示すように送受信盤10における948.050M
Hzの受信レベルが異常であったとする。但し、メモリ
部32と34に(1),(2),(3),…と付して、
どの周波数が正常/異常であったかを表現してある。
【0035】測定の結果、異常が発生していた場合は、
周波数測定制御部31の制御により、保守装置15へ異
常の旨を通知する。但し、保守装置15には状態履歴を
保存する記憶領域があるので、測定結果データD7に記
録した全データを保守装置15へ転送して保存すること
も可能である。
【0036】また、周波数の運用状態測定指示を送受信
盤割当制御部12からでなく、保守装置15から保守者
が行っても上記と同様に測定が行われる。更に、上述し
た測定処理を、全基地局に対して実施することによっ
て、不法電波の送信もとを、ある範囲で突き止めること
が可能となる。
【0037】これは、例えば図3に示すように、不法電
波発信源が★印で示す位置にあり、その発信源からの電
波の受信レベルを各基地局a,b,c,dで測定した結
果がb>d>a>eであったとすると、各基地局a,
b,c,dの位置関係とそれら位置での受信レベルの強
弱関係から発信源の大まかな位置を突き止めることがで
きる。
【0038】次に、第2実施例を図4を参照して説明す
る。但し、図4において図2に示した第1実施例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。また図4において図2に示した移動端末機5、送受
信盤8〜10、メモリ部32,34,35は省略してあ
る。
【0039】図4に示す移動体通信システムは、基地局
2に試験用送受信機39が用いられているタイプのもの
である。試験用送受信機39は、基地局2の送受信盤7
から移動端末機4へ送信される下り周波数帯域(800
MHz)の電波、或いは第1実施例で説明した上がり周
波数帯域(900MHz)の電波をアンテナ38を介し
て受信することによって、移動端末機4との通信に用い
られる送受信電波が正常に出力されているかどうかを確
認するものである。
【0040】この第2実施例においては、試験用送受信
機39での受信レベルを測定することによって、基地局
2から移動端末機4へ送信される周波数帯域の運用状態
を管理するものである。
【0041】周波数の運用状態測定方法については、第
1実施例と同様であるが、ここでは800MHz帯の周
波数測定を行うため、800MHz帯の受信周波数帯域
データD9が記憶されたメモリ部40と、800MHz
の周波数の運用状態測定結果である測定結果データD1
0が記憶されるメモリ部41とを設けた。
【0042】また送受信盤割当制御部12に、受信レベ
ル測定タイマ36からのタイムアップ信号に応じて、未
使用状態の送受信盤の周波数の運用状態測定を周波数測
定制御部31に対して指示する機能を追加した。
【0043】受信周波数帯域データD9は、例えば81
8.025MHz、818.050MHz、818.0
75MHz…の所定周波数間隔のものである。このよう
な構成の周波数監視システムにおいて、受信レベル測定
タイマ36がタイムアップし、そのタイムアップ信号が
送受信盤割当制御部12に入力されると、送受信盤割当
制御部12は試験用送受信機39の受信信号周波数の運
用状態を測定する指示を周波数測定制御部31に対して
行う。
【0044】指示を受けた周波数測定制御部31は、受
信周波数帯域データD9の中から周波数データを順次読
み取り、この読み取られたデータに対応する周波数の受
信レベルを測定するように試験用送受信機39を制御す
る。
【0045】試験用送受信機39は、それらの周波数の
受信レベルを測定して、その結果を周波数測定制御部3
1に通知する。周波数測定制御部31は、通知された測
定値と、受信レベル異常判定値D6とを比較し、受信レ
ベルの正常/異常を判定する。
【0046】そして、判定結果をメモリ部41に記憶す
る。この例では、メモリ部41に示すように818.0
50MHzの受信レベルが異常であったとする。このよ
うに異常が発生していた場合は、周波数測定制御部31
の制御により、保守装置15へ異常の旨を通知する。
【0047】但し、保守装置15には状態履歴を保存す
る記憶領域があるので、測定結果データD7に記録した
全データを保守装置15へ転送して保存することも可能
である。
【0048】また、周波数の運用状態測定指示を送受信
盤割当制御部12からでなく、保守装置15から保守者
が行っても上記と同様に測定が行われる。更に、上述し
た測定処理を、第1実施例で説明したように全基地局に
対して実施することによって、不法電波の送信もとを、
ある範囲で突き止めることが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動体通
信システムにおける周波数監視システムによれば、通信
事業者が割当許可を得ている周波数帯域において、サー
ビスエリア内で発生する不法電波の発信元を突き止めれ
るように調査を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例による移動体通信システム
における周波数監視システムのブロック構成図である。
【図3】不法電波の発信源調査概念図である。
【図4】本発明の第2実施例による移動体通信システム
における周波数監視システムのブロック構成図である。
【図5】従来例の移動体通信システムのブロック構成図
である。
【符号の説明】
1 交換局 2 基地局 4,5 移動端末機 7〜10 送受信部 12 制御部 14 交換装置 15 保守装置 31 周波数測定制御部 32 第1周波数帯域データを記憶する第1メモリ部 33 判定値を記憶する第2メモリ部 34 測定結果データを記憶する第3メモリ部 35 管理データを記憶する第4メモリ部 36 タイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動端末機と無線通信を行う複数
    の送受信部を有する基地局と、該送受信部で受信された
    信号を相手先の移動端末機へ送信する制御を行う交換装
    置、該基地局及び該交換装置の監視制御を行う保守装置
    を有する交換局とから成る移動体通信システムにおい
    て、 前記交換局に、 一定時間間隔でタイムアップし、このタイムアップ時に
    タイムアップ信号を出力するタイマと、 前記送受信部の使用/未使用状態を示す管理データが記
    憶される第1メモリ部と、 該送受信部の使用/未使用状態を検出し、この検出結果
    を該第1メモリ部に管理データとして記憶すると共に、
    該タイムアップ信号の入力時に、該第1メモリ部に記憶
    された管理データを読みだして未使用状態の送受信部を
    把握し、未使用の送受信部において受信レベルの測定を
    行うための指示を行う制御部とを具備し、 前記基地局に、 前記移動端末機から前記送受信部へ送信される信号の周
    波数帯域中の全ての周波数に対応する周波数データから
    成る第1周波数帯域データが記憶された第2メモリ部
    と、 該送受信部で測定された該第1周波数帯域データに対応
    する周波数の信号受信レベルと比較される判定値が記憶
    された第3メモリ部と、 該受信レベルと該判定値との比較結果である測定結果デ
    ータが記憶される第4メモリ部と、 該制御部からの受信レベル測定指示があった場合に、該
    第2メモリ部から該第1周波数帯域データ中の各々の周
    波数データを順次読み出し、この読みだされたデータに
    対応する周波数の信号受信レベルを該未使用の送受信部
    に測定させる制御と、この制御により測定された受信レ
    ベルと、該第3メモリ部から読みだした判定値とを比較
    し、該受信レベルが該判定値以下の場合に該未使用の送
    受信部が該第1周波数帯域データに対応する周波数帯域
    の信号を受信しない正常状態にあると判断し、この判断
    結果を該第4メモリ部に測定結果データとして記憶し、
    また、該受信レベルが該判定値よりも大きい場合に該未
    使用の送受信部が該第1周波数帯域データに対応する周
    波数の信号を受信する異常状態にあると判断し、この判
    断結果を該第4メモリ部に測定結果データとして記憶す
    ると共に、異常状態と判断された受信レベルの周波数の
    信号を前記保守装置へ出力する制御を行う周波数測定制
    御部とを具備したことを特徴とする移動体通信システム
    における周波数監視システム。
  2. 【請求項2】 前記保守装置から保守者が測定制御指示
    命令を前記制御部に与えることによって、該制御部が前
    記周波数測定制御部に対して前記第1メモリ部に記憶さ
    れた管理データを読みだして未使用状態の送受信部を把
    握し、未使用の送受信部に受信レベルの測定を指示する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の移動体通信
    システムにおける周波数監視システム。
  3. 【請求項3】 前記移動体通信システムに、前記送受信
    部から前記移動端末機4へ送信される周波数帯域の信号
    を受信し、該移動端末機への送信信号が正常に出力され
    ているかどうかを確認する試験用送受信機が搭載されて
    いる場合に、 前記基地局に、 該送受信部から該移動端末機へ送信される信号の周波数
    帯域中の全ての周波数に対応する周波数データから成る
    第2周波数帯域データが記憶された第5メモリ部と、 該送受信部で測定された該第2周波数帯域データに対応
    する周波数の信号受信レベルと比較される判定値が記憶
    された第6メモリ部とを設け、 前記制御部が、前記タイムアップ信号の入力時に、該試
    験用送受信機において受信レベルの測定を行うための指
    示を行い、この指示に応じて前記周波数測定制御部が、
    該第5メモリ部から該第2周波数帯域データ中の各々の
    周波数データを順次読み出し、この読みだされたデータ
    に対応する周波数の信号受信レベルを該未使用の送受信
    部に測定させる制御と、この制御により測定された受信
    レベルと、前記判定値とを比較し、該受信レベルが該判
    定値以下の場合に該未使用の送受信部が該第2周波数帯
    域データに対応する周波数帯域の信号を受信しない正常
    状態にあると判断し、この判断結果を該第6メモリ部に
    測定結果データとして記憶し、また、該受信レベルが該
    判定値よりも大きい場合に該未使用の送受信部が該第2
    周波数帯域データに対応する周波数の信号を受信する異
    常状態にあると判断し、この判断結果を該第6メモリ部
    に測定結果データとして記憶すると共に、異常状態と判
    断された受信レベルの周波数の信号を前記保守装置へ出
    力する制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の移動体通信システムにおける周波数監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記保守装置から保守者が第2測定制御
    指示命令を前記制御部に与えることによって、該制御部
    が前記周波数測定制御部に対して前記試験用送受信機に
    おける受信レベルの測定を指示するようにしたことを特
    徴とする請求項3記載の移動体通信システムにおける周
    波数監視システム。
JP6216978A 1994-09-12 1994-09-12 移動体通信システムにおける周波数監視システム Withdrawn JPH0884108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6216978A JPH0884108A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 移動体通信システムにおける周波数監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6216978A JPH0884108A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 移動体通信システムにおける周波数監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0884108A true JPH0884108A (ja) 1996-03-26

Family

ID=16696902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6216978A Withdrawn JPH0884108A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 移動体通信システムにおける周波数監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0884108A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2924793B2 (ja) 移動通信システムおよび自動周波数配置方法
EP0653130A1 (en) Method and arrangement for measuring the condition of a base station
GB2250895A (en) System monitoring
WO1996004760A2 (en) Method for measuring the noise level of a base station environment
US5764631A (en) Mobile communication system and a method of mobile communication
JPH10107744A (ja) 無線通信装置の自己診断方法及び装置
KR930010645B1 (ko) 무선통신장치 및 그 제어방법
EP0342285A1 (en) Methods of detecting leakage of radio waves from outside an electromagnetically shielded building
US6768719B1 (en) Method and apparatus for mobile assisted detection of a transmission fault on the abis interface of a mobile telecommunications network
JPH0884108A (ja) 移動体通信システムにおける周波数監視システム
US7715345B2 (en) Radio communication system
CN100566186C (zh) 显示装置、无线收发系统及显示方法
JPH0847036A (ja) 無線通信方式
JP3096178B2 (ja) Tdma−tdd無線通信装置の送受信装置
JP2601242B2 (ja) 無線通信方式
JPH1042347A (ja) 移動体通信システムおよび基地局試験方法
JP2972575B2 (ja) 列車位置検出方法
JP2601240B2 (ja) 無線通信方式
KR20090072659A (ko) 무선통신 시스템에서 기지국의 불요파 측정 방법 및 장치
JPH09130323A (ja) 試験機能を有する移動体通信システム
JPS5999833A (ja) Tdma方式受信機の故障診断装置
JP3358973B2 (ja) 対干渉チャネル切り替え方法
JP3026409B2 (ja) 移動通信システム
JPH0847034A (ja) 無線通信方式
JP2000022622A (ja) 基地局システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011120