JPH1042347A - 移動体通信システムおよび基地局試験方法 - Google Patents

移動体通信システムおよび基地局試験方法

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JPH1042347A
JPH1042347A JP8197511A JP19751196A JPH1042347A JP H1042347 A JPH1042347 A JP H1042347A JP 8197511 A JP8197511 A JP 8197511A JP 19751196 A JP19751196 A JP 19751196A JP H1042347 A JPH1042347 A JP H1042347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
call processing
radio base
test
central control
Prior art date
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Pending
Application number
JP8197511A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kamei
淳一 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
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Publication of JPH1042347A publication Critical patent/JPH1042347A/ja
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】中央制御局がサービスエリア内の複数の無線基
地局を制御および監視する移動体通信システムで、基地
局の正常性試験を各基地局に試験用疑似移動機を設ける
ことなく簡易な機器構成で、かつ保守者が移動機を持っ
て各基地局のエリア内に出向き発着信試験を行う回数を
少なくする。 【解決手段】中央制御局1の基地局状態判定部22は、
タイマ21により基地局4,5〜Nごとにあらかじめ定
めた時間以内にそれぞれの基地局に対し呼処理が少なく
とも一度実行された場合には当該の基地局が正常状態で
あると判断し、一度も呼処理が実行されなかった場合に
は当該の基地局が異常状態であると判断しこの異常状態
を示す基地局情報を出力する。警報装置3は基地局状態
判定部22から出力されるこの基地局情報を受信しシス
テムの保守者に通知するための警報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車電話システム
などの移動体通信システムおよびその無線基地局の試験
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中央制御局がサービスエリア内の
複数の無線基地局(以下、基地局と呼称)を制御および
監視する移動体通信システムでは、中央制御局から基地
局までの通話回線ならびに基地局のアンテナ系までの動
作試験を行う場合、たとえば、特開平4−371033
号公報には、基地局内に試験用固定局を設置しここに試
験用疑似移動機を設けて、定期的にその疑似移動機に対
して呼出しを行うかあるいはその疑似移動機から発呼を
行い、その発着呼の接続成功の度合を自動的に監視する
ことにより、基地局の正常性を確認する技術が記載され
ている。
【0003】また、各基地局内に疑似移動機を設けるこ
となく、システムの保守者が移動機を持って、各基地局
のエリア内を定期的に巡回しながら、通常と同様な発呼
および着呼を行うことにより発着信試験を実施し、各基
地局の正常性を確認する方法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、各無
線基地局内に試験用疑似移動機を設ける前者の方式で
は、基地局の構成が複雑となり高価なものになることで
ある。その理由は、その疑似移動機に対する制御および
監視が必要であり、特に基地局と同一の場所に疑似移動
機が設置されるため、基地局装置からの漏れ電波を受信
するのではなくアンテナからの送信電波を確実に受信し
なければ、アンテナ系までを含めた試験とはならないた
め、その疑似移動機の実装方法にも技術的工夫が必要と
なるためである。
【0005】第2の問題点は、システムの保守者が、移
動機を持って各基地局のエリア内を定期的に巡回しなが
ら発着信試験を行う方法では、すべての基地局を巡回し
なければならずそのために多大の工数と人件費が必要と
なることである。
【0006】本発明の目的は、基地局の正常性試験を各
基地局に試験用疑似移動機を設けることなく簡易な機器
構成で、かつ保守者が移動機を持って各基地局のエリア
内に出向き発着信試験を行う回数を少なくすることが可
能な移動体通信システムおよび基地局試験方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の移動体通信シス
テムは、中央制御局がサービスエリア内の複数の無線基
地局を制御および監視する移動体通信システムにおい
て、前記中央制御局は、前記無線基地局ごとにあらかじ
め定めた時間以内にそれぞれの無線基地局に対し呼処理
が実行されたか否かにより当該の無線基地局の状態を判
断する基地局監視手段と、この基地局監視手段から出力
される異常を示す無線基地局情報を受信しシステムの保
守者に通知するための警報を出力する警報手段とを備
え、前記基地局監視手段は、前記呼処理が少なくとも一
度実行された場合には当該の無線基地局が正常状態であ
ると判断し、一度も呼処理が実行されなかった場合には
当該の無線基地局が異常状態であると判断する。
【0008】また、本発明の移動体通信システムにおけ
る基地局試験方法は、中央制御局により制御および監視
されるサービスエリア内の複数の無線基地局を試験する
移動体通信システムにおける基地局試験方法において、
前記無線基地局ごとにあらかじめ定めた時間以内にそれ
ぞれの無線基地局に対し呼処理が実行されたか否かを確
認し、前記呼処理が少なくとも一度実行された場合には
当該の無線基地局が正常状態であると判断し、一度も呼
処理が実行されなかった場合には当該の無線基地局が異
常状態であると判断し、この異常状態を示す無線基地局
情報を警報として出力する。
【0009】前記警報手段により通報を受けたシステム
の保守者が、異常の可能性がある特定の基地局のエリア
内へ行き通話を試みることにより、その基地局に異常が
発生しているか否かを確認することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は自動車電話システムに本発明が適用
された場合の構成を示す図であり、中央制御局1がN個
の基地局4,5〜Nと通信回線で接続されている。中央
制御局1は、サービスエリア内の複数の基地局を制御お
よび監視する基地局制御監視装置2と、この基地局制御
監視装置2が出力する異常を示す基地局情報を受信しシ
ステムの保守者に通知する警報装置3とを備える。
【0012】基地局制御監視装置2は、基地局の状態確
認動作を行う周期(インタバル)および基地局ごとに呼
処理監視時間を設定するタイマ21と、タイマ21の設
定時限内に呼処理が実行されたか否かにより基地局の状
態を判定する基地局状態判定部22と、タイマ21を設
定するための入力を行う操作部23とを備える。図1で
は、操作部23は基地局制御監視装置2のなかに備える
構成としたが、局全体に設置される操作端末などを使用
する構成としてもよい。なお、本図では基地局と通信す
る移動機の図示は省略してある。
【0013】次に、図1から図3を参照して、基地局試
験の手順を説明する。始めに、操作部24から保守者
が、中央制御局1で異常検出のための処理時間を制限す
るため基地局の状態確認動作を行う周期および各基地局
4,5〜Nの設置された場所,過去の稼働実績などにし
たがって基地局の呼処理監視時間を設定入力する(ステ
ップ1:S1と呼称)。すなわち、前者に対してたとえ
ば1時間に1回とか、後者に対してはトラヒックが高い
基地局に対して監視時間を短かくしトラヒックが低い基
地局に対して長く設定する。このような状態のもとで中
央制御局1はそれぞれの基地局に対し一般呼の呼処理を
行う(S2)。
【0014】基地局状態判定部22は、インタバルタイ
マを起動し(S3)、最初に、基地局4に対してあらか
じめ定めた時間以内に呼処理が実行されたか否かを確認
する。すなわち、基地局4に対し呼処理が少なくとも一
度実行された場合には、基地局4が正常状態であると判
断し、一度も呼処理が実行されなかった場合には、基地
局4までの通信回線,基地局4内の装置あるいはアンテ
ナ系に異常が発生している可能性が高いので、基地局4
を異常状態と判断し、この異常状態を示す基地局情報を
警報として警報装置3に出力表示させる(S4)。
【0015】次に、基地局状態判定部22は、基地局5
に対しても上述したS4と同様な確認を行い(S5)、
以下、中央制御局1のサービスエリア内に存在する基地
局Nまで順次同様な処理を実行する(S6)。
【0016】この警報を保守者が認識し、異常が発生し
ている可能性の高い基地局のエリアに行き、移動機によ
る通話試験(発着信試験)を行う。そこでもし、通話試
験が不成功であればその基地局に異常が発生しているこ
とが分かる。このように、すべての基地局を巡回して試
験する必要はなく、異常の可能性のある基地局のみに出
向き試験を行なうことにより、保守を効率的に実施する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
地局ごとにあらかじめ定めた時間以内にそれぞれの基地
局に対し呼処理が実行されたか否かを確認し、呼処理が
少なくとも一度実行された場合には当該の基地局が正常
状態であると判断し、一度も呼処理が実行されなかった
場合には当該の基地局が異常状態であると判断し、この
異常状態を示す基地局情報を警報として出力することに
より、保守者がその警報を認識したときだけ異常の可能
性のある特定の基地局のエリア内に行き、通話を試みれ
ばよく、基地局の正常性試験を各基地局に試験用疑似移
動機を設けることなく簡易な機器構成で、かつ保守者が
移動機を持って各基地局のエリア内に出向き発着信試験
を行う回数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信システムの実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】本発明の基地局試験方法の処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 中央制御局 2 基地局制御監視装置 3 警報装置 4〜N 基地局 21 タイマ 22 基地局状態判定部 23 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御局がサービスエリア内の複数の
    無線基地局を制御および監視する移動体通信システムに
    おいて、 前記中央制御局は、前記無線基地局ごとにあらかじめ定
    めた時間以内にそれぞれの無線基地局に対し呼処理が実
    行されたか否かにより当該の無線基地局の状態を判断す
    る基地局監視手段と、この基地局監視手段から出力され
    る異常を示す無線基地局情報を受信しシステムの保守者
    に通知するための警報を出力する警報手段とを備えるこ
    とを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局監視手段は、前記呼処理が少
    なくとも一度実行された場合には当該の無線基地局が正
    常状態であると判断し、一度も呼処理が実行されなかっ
    た場合には当該の無線基地局が異常状態であると判断す
    ることを特徴とする請求項1記載移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 中央制御局により制御および監視される
    サービスエリア内の複数の無線基地局を試験する移動体
    通信システムにおける基地局試験方法において、 前記無線基地局ごとにあらかじめ定めた時間以内にそれ
    ぞれの無線基地局に対し呼処理が実行されたか否かを確
    認し、前記呼処理が少なくとも一度実行された場合には
    当該の無線基地局が正常状態であると判断し、一度も呼
    処理が実行されなかった場合には当該の無線基地局が異
    常状態であると判断し、この異常状態を示す無線基地局
    情報を警報として出力することを特徴とする移動体通信
    システムにおける基地局試験方法。
JP8197511A 1996-07-26 1996-07-26 移動体通信システムおよび基地局試験方法 Pending JPH1042347A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8197511A JPH1042347A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 移動体通信システムおよび基地局試験方法

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JP (1) JPH1042347A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000045623A (ko) * 1998-12-30 2000-07-25 김영환 아이엠티-2000시스템의 알람 발생시 자동 호출 방법
JP2009071428A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線基地局の障害監視装置および障害監視方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990202