JP2581405B2 - 試験呼制御方式 - Google Patents
試験呼制御方式Info
- Publication number
- JP2581405B2 JP2581405B2 JP5222778A JP22277893A JP2581405B2 JP 2581405 B2 JP2581405 B2 JP 2581405B2 JP 5222778 A JP5222778 A JP 5222778A JP 22277893 A JP22277893 A JP 22277893A JP 2581405 B2 JP2581405 B2 JP 2581405B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- call
- test call
- mobile
- station
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無線基地局を有
する移動通信システムにおいて、試験用移動機を用いた
試験呼制御方式に関するものである。
する移動通信システムにおいて、試験用移動機を用いた
試験呼制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の無線基地局を有する移動通
信システムは電話網に複数の無線基地局、それらの無線
基地局を監視制御する監視制御局、一般固定電話機が接
続されている。そして、各無線基地局にはそれぞれ移動
機が所属しており、システムそのものが正常であるか否
かを試験する場合、各無線基地局に配置された移動機を
用い、監視制御局から各移動機に対して試験のための呼
処理すなわち試験呼を実行する指令を送出することによ
り試験呼を行う。
信システムは電話網に複数の無線基地局、それらの無線
基地局を監視制御する監視制御局、一般固定電話機が接
続されている。そして、各無線基地局にはそれぞれ移動
機が所属しており、システムそのものが正常であるか否
かを試験する場合、各無線基地局に配置された移動機を
用い、監視制御局から各移動機に対して試験のための呼
処理すなわち試験呼を実行する指令を送出することによ
り試験呼を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
によると、システム内の複数の基地局を試験するために
は該当する全ての移動機に対して試験呼実行命令を送出
する必要がある。例えばシステム内の全基地局を試験す
る場合は、全ての移動機に対して試験呼実行命令を送出
しなければならないがこれはシステム保守者にとって多
くの時間と手間を要する作業となる。また、試験が実行
されている間は、監視制御局と各基地局の間には多くの
制御信号が送受信されることになるので、システム全体
にとって大きな処理上の負担が生ずる。
によると、システム内の複数の基地局を試験するために
は該当する全ての移動機に対して試験呼実行命令を送出
する必要がある。例えばシステム内の全基地局を試験す
る場合は、全ての移動機に対して試験呼実行命令を送出
しなければならないがこれはシステム保守者にとって多
くの時間と手間を要する作業となる。また、試験が実行
されている間は、監視制御局と各基地局の間には多くの
制御信号が送受信されることになるので、システム全体
にとって大きな処理上の負担が生ずる。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、システムの試験呼実行を簡単にすることを目的
とする。
もので、システムの試験呼実行を簡単にすることを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、システム内の複数の移動機に対して
順番を割り当てておき、試験を行うときは監視制御局か
ら最初の移動機に対して試験呼指令を送出するとその移
動機は電話機に対して呼処理試験を行い、呼処理が終了
するとこの最初の移動機は2番目の移動機に対して試験
呼指令を送出し、この試験呼命令を受けた2番目の移動
機は電話機に対して呼処理試験を行った後、3番目の移
動機に対して試験呼指令を送出し、以下同様に移動機主
体で最後の移動機まで自動的に呼処理試験が行えるよう
にしたものである。
るために本発明は、システム内の複数の移動機に対して
順番を割り当てておき、試験を行うときは監視制御局か
ら最初の移動機に対して試験呼指令を送出するとその移
動機は電話機に対して呼処理試験を行い、呼処理が終了
するとこの最初の移動機は2番目の移動機に対して試験
呼指令を送出し、この試験呼命令を受けた2番目の移動
機は電話機に対して呼処理試験を行った後、3番目の移
動機に対して試験呼指令を送出し、以下同様に移動機主
体で最後の移動機まで自動的に呼処理試験が行えるよう
にしたものである。
【0006】
【作用】この方法によると、例えばシステム内の全部の
移動機に順番を割り当てておけば、監視制御局は最初の
移動機に起動をかけるだけで自動的に全システムが試験
される。
移動機に順番を割り当てておけば、監視制御局は最初の
移動機に起動をかけるだけで自動的に全システムが試験
される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、移動通信システムの一例を示し、この例で
は複数の無線基地局2aから2nに移動機3aから3n
のうち対応する1台が所属している。また、無線基地局
2aから2n、監視制御局1、一般固定電話機4が電話
網5に接続されている。
ク図であり、移動通信システムの一例を示し、この例で
は複数の無線基地局2aから2nに移動機3aから3n
のうち対応する1台が所属している。また、無線基地局
2aから2n、監視制御局1、一般固定電話機4が電話
網5に接続されている。
【0008】通常、各移動機は監視制御局1から指令を
受信すると、その移動機が設置されている基地局を経由
して呼処理を行う。例えば移動機3bに監視制御局1か
ら無線基地局2bを介して固定電話機4に対しての発呼
指令が出されると、移動機3bは無線基地局2bを経由
して一般固定電話機4との間で呼接続をする。これによ
り移動機3bが試験されたことになる。
受信すると、その移動機が設置されている基地局を経由
して呼処理を行う。例えば移動機3bに監視制御局1か
ら無線基地局2bを介して固定電話機4に対しての発呼
指令が出されると、移動機3bは無線基地局2bを経由
して一般固定電話機4との間で呼接続をする。これによ
り移動機3bが試験されたことになる。
【0009】また、移動機3bは着呼による呼処理を実
行した後は次の移動機3cに対して試験呼を実行するよ
うに命令を送出するようになっている。このため移動機
3cは移動機3bからの指令の着呼によって一般固定電
話機4への呼処理を行う。以下、同様に移動機は着呼に
よる呼処理が終了すると、次の移動機に対して試験を行
うための命令を送出する。
行した後は次の移動機3cに対して試験呼を実行するよ
うに命令を送出するようになっている。このため移動機
3cは移動機3bからの指令の着呼によって一般固定電
話機4への呼処理を行う。以下、同様に移動機は着呼に
よる呼処理が終了すると、次の移動機に対して試験を行
うための命令を送出する。
【0010】図2は、以上の動作を図示したもので、例
えば監視制御局1から無線基地局2aを介して移動機3
aに試験呼を実行している状態を示し、移動機3aは、
次の移動機に呼び出しをかけるようになっている。図2
において先ず、監視制御局1は記号イで示す試験呼実行
命令を送信するとそれが無線基地局2aを介して記号
イ’で示すように移動機3aに伝送される。
えば監視制御局1から無線基地局2aを介して移動機3
aに試験呼を実行している状態を示し、移動機3aは、
次の移動機に呼び出しをかけるようになっている。図2
において先ず、監視制御局1は記号イで示す試験呼実行
命令を送信するとそれが無線基地局2aを介して記号
イ’で示すように移動機3aに伝送される。
【0011】この結果、移動機3aは記号ロおよび記号
ハに示すように移動機3aから移動機3bに対して発呼
動作が行われ、記号ニに示すように移動機3bに試験呼
が着呼する。これにより必要に応じて記号ホに示すよう
に通話が行われるか、通話の必要がない場合は記号ヘに
示すように移動機3aと移動機3bの間で終話処理が行
われる。
ハに示すように移動機3aから移動機3bに対して発呼
動作が行われ、記号ニに示すように移動機3bに試験呼
が着呼する。これにより必要に応じて記号ホに示すよう
に通話が行われるか、通話の必要がない場合は記号ヘに
示すように移動機3aと移動機3bの間で終話処理が行
われる。
【0012】次に、移動機3bは記号トに示すように発
呼動作を行い、記号チおよび記号リに示すように移動機
3bから移動機3cに対しての発呼および着呼が行われ
る。そして必要に応じて記号ヌに示すように通話処理が
行われた後、記号ルに示す終話処理が行われる。
呼動作を行い、記号チおよび記号リに示すように移動機
3bから移動機3cに対しての発呼および着呼が行われ
る。そして必要に応じて記号ヌに示すように通話処理が
行われた後、記号ルに示す終話処理が行われる。
【0013】以下、同様にして移動機3nまでの試験が
行われた後は、記号ワに示すように移動機3nから移動
機3aへの発呼動作および、記号カに示すように終話動
作が行われる。その結果全ての試験が終了すると移動機
3aは記号ヨに示すように試験完了報告を送信するの
で、それが無線基地局2aを介して関し制御局1に伝送
され、一連の試験を終了する。
行われた後は、記号ワに示すように移動機3nから移動
機3aへの発呼動作および、記号カに示すように終話動
作が行われる。その結果全ての試験が終了すると移動機
3aは記号ヨに示すように試験完了報告を送信するの
で、それが無線基地局2aを介して関し制御局1に伝送
され、一連の試験を終了する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一つの移
動機に試験呼指令を送信しその試験呼が終了すると、そ
の移動機から次の移動機に対して試験呼指令が送信さ
れ、これが順次最後の移動機まで自動的に行われるよう
にしたので、監視制御局では1度の操作だけで全ての移
動機の試験を行うことができるという効果を有する。
動機に試験呼指令を送信しその試験呼が終了すると、そ
の移動機から次の移動機に対して試験呼指令が送信さ
れ、これが順次最後の移動機まで自動的に行われるよう
にしたので、監視制御局では1度の操作だけで全ての移
動機の試験を行うことができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図2】図1のシステムにおいて順次試験呼が転送され
る状態を示す図である。
る状態を示す図である。
1 監視制御局 2 無線基地局 3 移動機 4 一般固定電話機 5 電話網
Claims (3)
- 【請求項1】 同一の網に電話機と複数の無線基地局が
接続され、各無線基地局に移動機が所属することによっ
て構成される移動通信システムの試験呼制御方式におい
て、 各移動機は、試験呼指令を受信したとき電話機に対して
試験用の呼接続を行い、その試験用の呼接続が終了する
とあらかじめ決められた別の移動機に対して試験呼指令
を送出するように構成され、試験呼接続を行う動作をあ
らかじめ定められた順序に従って移動機から別の移動機
に順次移すことによってシステム内の複数の無線基地局
について自動的に呼処理試験が実施されることを特徴と
する試験呼制御方式。 - 【請求項2】 請求項1において、最後に試験呼接続を
行った移動機は所定の報告先に試験呼終了を報告するこ
とを特徴とする試験呼制御方式。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、網に
は監視制御局が接続され、最初の試験呼指令は監視制御
局から行われ、最後に呼接続を行った移動機は監視制御
局に試験呼終了を報告することを特徴とする試験呼制御
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222778A JP2581405B2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 試験呼制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222778A JP2581405B2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 試験呼制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0758684A JPH0758684A (ja) | 1995-03-03 |
JP2581405B2 true JP2581405B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=16787750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5222778A Expired - Lifetime JP2581405B2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 試験呼制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581405B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05130009A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-25 | Nec Corp | セルラー型自動車電話システムの移動端末間試験方式 |
-
1993
- 1993-08-17 JP JP5222778A patent/JP2581405B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0758684A (ja) | 1995-03-03 |
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