JPS62123861A - 加入者線試験方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 自動交換機において、加入端末から加入者線試験用特殊
番号を選択して、加入者線試験装置に収容加入者線の試
験を実行させ、試験結果を音声メツセージ或いは信号音
により返送させることにより、任意の場所から加入者線
の試験を可能とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は自動交換機における加入者線試験方式の改良に
関する。

自動交換機においては、加入者に対して信頼性の高い通
信サービスを提供する為に、電話機等の加入端末を含む
加入者線の正常性を常時確認しておく必要がある。

かかる目的の為に、加入線の絶縁抵抗・線間容量・地絡
等を試験する加入者線試験装置が、自動交換機に設けら
れている。

この種の加入者線試験装置は、当該交換局に駐在する保
守者のみならず、他局或いは局外からも起動し、試験を
実行可能とすることが望まれる。

〔従来の技術〕

第３図は従来ある加入者線試験方式の一例を示す図であ
る。

第３図において、自動交換機１００は、電話機１を接続
する加入者線２等の交換接続を行う加入者回路（ＳＬＣ
）３、集線装置（ＬＣ）４、通話路網（ＮＷ）５、中央
制御装置（ＣＧ）６等から構成され、また保守者が自動
交換機１００と情報を交換するディスプレイ装置（ＶＤ
Ｕ）９が、チャネル制御装置（ＣＨＣ）７および入出力
制御装置（ＩＯＣ）８を介して接続される。

更に自動交換機１００には、前述の如（加入者線２の正
常性を試験する加入者線試験装置（ＬＴＥ）１０と、加
入者線試験装置（ＬＴＥ）１０に所要の加入者線２に対
する試験を実行させ、試験結果を通話路網５および加入
者線試験トランク（ＬＴＴ）１１を介して受信する加入
者線試験台（ＬＴＣＮＳ）１２とが設けられている。

保守者が、加入者線試験台１２から所定の試験開始操作
、および試験対象加入者線２の指定操作（例えば電話番
号の選択）を実行すると、中央制御装置６は加入者＆’
ｉ試験トランク１１および通話路Ｍ４５を介して前記試
験開始操作および指定操作を検出し、試験対象加入者線
２を収容する加入者回路３を制御して、加入者線２を加
入者線試験装置１０に接続させ、また通話路網５を制御
して、加入者線試験装置１０と加入者線試験トランク１
１とを接続させた後、加入者線試験装置１０を起動する
。

起動された加入者線試験装置１０は、加入者線試験台１
２からの指示により加入者回路３を介して接続された加
入者線２に対し、絶縁抵抗・線間容量・地絡等の所定の
試験項目を順次実行し、各試験項目の正否を示す試験結
果を、通話路！ｉｉ５および加入者線試験トランク１１
を介して加入者線試験台１２に伝達する。

また保守者は、ディスプレイ装置９から所定のコマンド
を入力することにより、加入者線試験装置１０の起動、
並びに試験結果の受信も可能である。また一般に定期試
験等では、加入者線試験装置１０をソフトウェアから定
期起動することにより実行される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上の説明から明らかな如く、従来ある加入者線試験方
式においては、保守者は、収容加入者線２を試験する為
には、加入者線試験台１２またはディスプレイ装置９か
ら加入者線試験装置１０を起動する必要があった。

従って当該自動交換機１００の設置局外から試験を行う
ことは不可能であった。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理を示す図である。

第１図において、３００は、加入端末２００から送出す
る予め定められた特殊番号を識別し、加入者線試験装置
１０に加入者線２の試験を実行させる特番試験実行手段
である。

また４００は、加入者線試験装置１０による試験結果を
、加入端末２００に返送する試験結果通知手段である。

〔作用〕

即し本発明によれば、保守者は自動交換機１００に接続
可能な任意の加入端末２００から、所定の特殊番号を操
作することにより、加入者線試験装置１０を起動可能と
なり、加入端末が設置されている任意の場所から加入者
線２の試験が可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第２図は本発明の一実施例による加入者線試験方式を示
す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。

第２図においては、特番試験実行部６１が、特番試験実
行手段３００として中央制御装置６内に設けられ、また
音声通知装置（ＡＮＮ）１３が、試験結果通知手段４０
０として通話路網５に接続されている。

第２図において、電話機１を含む加入者線２の試験を実
行しようとする保守者が、近くにある電話１ａ１４から
発呼し、加入者線試験用に予め定められている特殊番号
、および試験対象加入者線２の電話番号（例えば１９９
−７７７−１１１１）をダイヤルすると、中央制御装置
６は、加入者回路１５、集線装置４および通話路網５を
介して受信する特殊番号を分析し、加入者線試験用の特
殊番号と識別すると、特番試験実行部６１を起動し、続
いて受信する電話番号を伝達する。

特番試験実行部６Ｉは、受信した電話番号により指定さ
れる加入者回路３を制御し、加入者線２を加入者線試験
装置１０に接続させ、また加入者回路１５、集線装置４
および通話路網５を介して電話機１４を音声通知装置１
３に接続した後、加入者線試験装置１０を起動する。

起動された加入者線試験装置１０は、前述の如く電話機
１を含む加入者線２の試験を実行し、試験結果を通話路
ｗ４５を介して特番試験実行部６１に伝達する。

特番試験実行部６１は、加入者線試験装置１０から受信
した試験結果を分析し、加入者線２が正常であることを
示す場合には、加入者綿２が正常であることを示すメツ
セージを、電話機１４に返送する指示を音声通知装置１
３に伝達する。また試験結果が、加入者線２が異常であ
ることを示す場合には、加入者線２が異常であることを
示すメツセージを、電話機１４に返送する指示を音声通
知装置１３に伝達する。

音声通知装置１３は、特番試験実行部６１から伝達され
る指示に基づき、加入者線２が正常または異常を示すメ
ツセージを、通話路網５、集線装置４および加入者回路
１５を介して電話機１４に伝達する。

保守者は、音声通知装置１３から返送されるメツセージ
を聴取することにより、加入者線２の正常性を識別する
ことが可能となる。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、保守
者は、加入者線試験台１２またはディスプレイ装置９か
らで無くとも、任意の電話機１４から加入者線試験装置
１０を起動して所要の加入者′ｇＡ２を試験可能となる
。

なお、第２図はあく迄本発明の一実施例に過ぎず、例え
ば保守者は自動交ｍ機１００に収容される電話機１４か
ら加入者線試験装置１０を起動するものに限定されるこ
とば無く、他局設置の自動交換機に収容される電話機か
ら前述のダイヤルを実行して加入者線試験装置１０を起
動することも考慮されるが、かかる場合にも本発明の効
果は変わらない。また試験結果通知手段４００は音声通
知装置１３に限定されることは無く、例えば連続音によ
り正常を示し、断続音により異常を示す信号音発生装置
等地に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発
明の効果は変わらない。更に本発明の対象となる自動交
換機１００は、図示されるものに限定されぬことば言う
迄も無い。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、前記自動交換機において、保守
者は自動交換機に接続可能な任意の加入端末から、加入
者線の試験が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す図、第２図は本発明の一実
施例による加入者線試験方式を示す図、第３図は従来あ
る加入者線試験方式の一例を示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 収容加入者線（２）の試験を行う加入者線試験装置（１
   ０）を具備する自動交換機（１００）において、 加入端末（２００）から送出する予め定められた特殊番
   号を識別し、前記加入者線試験装置（１０）に加入者線
   （２）の試験を実行させる特番試験実行手段（３００）
   と、 該加入者線試験装置（１０）による試験結果を前記加入
   端末（２００）に返送する試験結果通知手段（４００）
   とを設けることを特徴とする加入者線試験方式。