JP4651034B2 - ネットワーク故障診断結果の提示装置、ネットワーク故障診断結果の提示方法およびプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ネットワーク故障診断結果の提示装置、ネットワーク故障診断結果の提示方法およびプログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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本発明は、ネットワーク接続に関する故障原因を特定し、その診断結果をユーザに提示するネットワーク故障診断結果の提示装置、ネットワーク故障診断結果の提示方法およびプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
パソコンをインターネットに接続するためには、パソコンの設定が必要である。そして、パソコンをうまく設定できない場合、または、接続故障に対処できない場合、インターネットサービスを提供するコールセンタに、設定方法または接続故障を問い合わせることができる。また、初心者ユーザの増加によって、設定方法または接続故障について、コールセンタへの問い合わせが殺到している。
そこで、インターネットの接続設定がうまくいかない場合や、接続故障が生じた場合に、システムが自動的に故障原因を突き止め、対処策をユーザに提示する故障診断ツールが知られ(たとえば、非特許文献1参照)、これによって、ユーザによる自己解決を促す故障診断ツールが提案されている。
非特許文献1に記載されている故障診断ツールは、パソコン端末のようなクライアントにインストールし、利用するタイプのツールである。故障の存在を自動的に検知すると、故障診断を開始し、または、ユーザが明示的に診断開始を指示すると、診断を開始し、この診断の結果を、パソコンの画面に提示する。
米山貴久、吉原浩登著「無線ネットワークを可視化するユーザインタフェース」東芝レビュー、vol.59、no.11、pp.31-34、2004年
しかし、上記従来例においては、故障診断ツールが検知できない故障が発生した場合や、ユーザが診断開始を明示的に指示しなと、故障診断を開始しない。
つまり、従来の故障診断ツールでは、検出できない故障があることがある。たとえば、ある種のセキュリティソフトをインストールすると、インターネットに接続することができないという故障が発生するが、この故障を、故障診断ツールでは検出することができない場合もある。
また、上記従来例において、故障診断ツールが、その診断の結果をパソコン画面に提示しても、ユーザがこの診断結果を無視し、製品やサービスの提供元のコールセンタに電話問い合わせを行い、コールセンタが繁忙であるという問題がある。
本発明は、故障診断ツールが存在を検知できない故障が発生し、コールセンタにユーザが電話をかけた場合、コールセンタへの問い合わせを減らすことができるネットワーク故障診断結果の提示装置、ネットワーク故障診断結果の提示方法およびプログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とするものである。
本発明は、ネットワークに接続され、当該ネットワークと電話機との間に位置するネットワーク故障診断結果の提示装置であって、ネットワークにおける故障原因の存在個所を診断する診断手段と、ネットワーク故障のときに問い合わせる問い合わせ先の電話番号である特定番号を登録する特定番号記憶手段と、上記特定番号記憶手段に記憶されている特定番号に、本装置に接続された電話機が発信したことを検知する発信検知手段と、上記発信検知手段が上記特定番号への発信を検知すると、ネットワークの故障診断を、上記診断手段に開始させる故障診断開始制御手段と、上記診断手段によるネットワーク故障診断結果を提示する診断結果提示手段と、通話手段と、上記特定番号への発信を行った電話機の通話先を、本装置自身に変更する通話先変更手段と、電話機で押下されたプッシュボタンと、上記診断手段が診断した故障診断結果を特定する診断結果IDとに応じて、通話を制御する通話制御手段とを有することを特徴とするネットワーク故障診断結果の提示装置である。
本発明によれば、故障診断ツールが存在を検知できない故障が発生し、コールセンタにユーザが電話をかけた場合、コールセンタへの問い合わせを減らすことができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるネットワーク故障診断結果の提示装置100を示すシステム構成図である。
ネットワーク故障診断結果の提示装置100は、故障診断ツールが存在を検知できない故障が発生し、コールセンタにユーザが電話をかけた場合、コールセンタに接続せずに、故障診断を開始し、この診断結果を提示する装置である。
ネットワーク故障診断結果の提示装置100は、呼制御部200と、特定番号発信検知部300と、故障診断部400と、表示部D0とを有する。
また、電話機T0は、ネットワーク故障診断結果の提示装置100に接続されている。
呼制御部200は、通話先記憶部210を有する。
図2は、通話先記憶部210が記憶している通話先電話番号の記憶例を示す図である。
通話先記憶部210は、電話機T0の通話先の電話番号を、図2に示すように、記憶する。通話していない場合は、通話中でないことが分かるように、「null」等、特定の記号を、通話先記憶部210が記憶する。
特定番号発信検知部300は、発信検知部310と、特定番号検査部320と、特定番号DB330とを有する。
発信検知部310は、通話先記憶部210を監視し、電話機T0が発信したことを検知する。つまり、記憶部210に記憶されている通話先の状態を示す記号が、通話中でないことを示す記号から、任意の電話番号に変化した場合に、電話機T0が発信したことを検知する。発信を検知すると、発信を検知したことと通話先番号とを、特定番号検査部320に送信する。
特定番号検査部320は、発信検知部310から受信した通話先番号が、特定番号DB330に存在しているかどうかを判断し、発信検知部310から受信した通話先番号が特定番号DB330に存在していると判断すれば、故障診断部400に、診断要求を出力する。
図3は、特定番号DB330が登録している特定番号の例を示す図である。
特定番号DB330は、コールセンタの電話番号等、ネットワーク故障のときにユーザが問い合わせすることが想定される電話番号を、図3に示すように、登録し、特定番号検査部320からの参照要求に答える。
故障診断部400は、診断結果記憶部410と、診断実行部420とを有する。
図4は、診断結果記憶部410が記憶している診断結果IDの記録例を示す図である。
診断結果記憶部410は、診断実行部420が診断結果を得た場合に、図4に示すように、診断結果IDを記憶する。上記「診断結果ID」は、ネットワークの故障原因の診断結果を特定するIDである。なお、診断前である場合や、診断中である場合は、診断前である状態、診断中である状態を示す記号を、診断結果記憶部410が記憶する。
診断実行部420は、ネットワーク故障診断結果の提示装置100の診断対象であるネットワークの故障原因を診断し、この診断結果を特定する診断結果IDを、診断結果記憶部410に書き込む。
つまり、故障診断部400は、ネットワークにおける故障原因を診断する診断手段の例である。特定番号DB330は、特定番号を登録する特定番号記憶手段の例である。発信検知部310は、特定番号記憶手段に記憶されている特定番号に、本装置に接続された電話機が発信したことを検知する発信検知手段の例である。診断実行部420は、発信検知手段が特定番号への発信を検知すると、ネットワークの故障診断を、上記診断手段に開始させる故障診断開始制御手段の例である。表示部D0は、診断実行部が故障診断した結果得られたネットワーク故障診断結果を、画面に表示する表示手段の例である。
次に、ネットワーク故障診断結果の提示装置100の動作について説明する。
図5は、ネットワーク故障診断結果の提示装置100の動作を示すフローチャートである。
発信検知部310が、通話先記憶部210を監視し、通話先に記憶されている内容が、通話中でないことを示す記号から、任意の電話番号に変化すると、発信を検知したと判断し(S1)、S2へ進む。
特定番号検索部320が、発信検知部310から受信した通話先番号が、特定番号DB330に存在するかどうかを判断し(S2)、受信した通話先番号が、特定番号DB330に存在すると判断すれば、S3へ進む。
診断実行部420が、ネットワーク故障診断結果の提示装置100の診断対象であるネットワークの故障原因を診断し、この診断結果を特定する診断結果IDを、診断結果記憶部410に書き込む(S3)。
実施例1によれば、故障診断ツールが存在を検知できない故障が発生した場合や、ユーザがPCのディスプレイに表示される診断結果を無視した場合に、ユーザがコールセンタに電話すると、診断結果に応じた、故障の解決のための誘導をユーザに行うことができる。よって、ユーザによる自己解決を支援することができ、コールセンタへの問い合わせの数を減らすことができる。
実際には、故障診断ツールが存在を検知できない故障が発生した場合や、ユーザがPCのディスプレイに表示される診断結果を無視した場合に、ユーザがコールセンタに電話すると、コールセンタと通話しているかどうかを判断し、通話している場合には、その通話を妨害しないように、何もせず、一方、「少々お待ち下さい」などのアナウンステープが流れている場合には、ネットワーク故障診断結果の提示装置100が、故障診断し、故障診断結果を表示部D0に表示する。
表示部D0は、診断手段によるネットワーク故障診断結果を提示する診断結果提示手段の例である。
なお、故障時に、故障を発見できない場合でも、正常な箇所を特定することができる。したがって、正常であることを確認できた箇所以外の箇所には故障がある筈であり、故障原因を絞り込むことができ、故障情報が何もない場合よりも、はるかに有益である。
また、ネットワーク故障診断結果の提示装置100は、原因箇所を診断するのみの場合もあり、原因箇所を診断した後に、対策を提示することもあり、また、診断結果を提示する場合もある。
図6は、本発明の実施例2であるネットワーク故障診断結果の提示装置101を示すシステム構成図である。
ネットワーク故障診断結果の提示装置101は、音声通話を用いて、故障診断結果とその対処方法とを、ユーザに提示する装置である。
ネットワーク故障診断結果の提示装置101は、呼制御部201と、特定番号発信検知部301と、故障診断部400と、発話部500とを有する。
また、電話機T1が、ネットワーク故障診断結果の提示装置101に接続されている。
呼制御部201は、通話先記憶部211と、通話先変更部220と、通話先DB230とを有する。
通話先記憶部211は、電話機T1の通話先の電話番号を記憶し、また、この記憶されている電話番号を書き換えることによって、通話先を変更する。
通話先変更部220は、通話先IDと通話先変更要求とを受け付けると、通話先DB230を検索し、当該通話先IDに対応する電話番号によって、通話先記憶部210を上書きし、通話先を変更する。
通話先として、通話機能を備えているネットワーク故障診断結果の提示装置101自身も含まれる。つまり、通話機能を備えているネットワーク故障診断結果の提示装置101を、通話先として設定し、ユーザがコールセンタを呼び出すと、ネットワーク故障診断結果の提示装置101に接続され、ネットワーク故障診断結果の提示装置101自身が故障診断するので、ネットワーク故障診断結果の提示装置101が、結果的には、コールセンタの代役を実行する。
図7は、実施例2において、通話先DB230が記憶している通話先IDと電話番号との記憶例を示す図である。
通話先DB230は、通話先IDに対応する電話番号を記憶している。通話先として、図7に示すように、ネットワーク故障診断結果の提示装置101自身の電話番号も含まれている。
特定番号発信検知部301は、発信検知部310と、特定番号検査部321と、特定番号DB330とを有する。特定番号検査部321以外は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
特定番号検索部321は、発信検知部310から受信した通話先番号が、特定番号DB330に存在するかどうかを判断し、受信した通話先番号が特定番号DB330に存在すると判断すれば、故障診断部400に、診断要求を出す。診断要求を出すと同時に、通話先をネットワーク故障診断結果の提示装置101自身に変更することを、呼制御部201に要求する。図7に示す例では、通話先ID=0を指定し、通話先変更部220に通話先変更要求を出す。
故障診断部400は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
発話部500は、着信部510と、発話制御部520と、発話DB530と、プッシュボタン受信部540と、プッシュボタン制御方法DB550とを有する。
着信部510は、外部からの着信を受け付け、着信したことを、発話制御部520に伝える。発話制御部520は、着信部510から着信した旨を受信すると、最初に再生する音声ファイルを再生する。
図8は、発話DB530が記憶している記憶例を示す図である。
図8に示す例において、先頭の発話IDが0である音声ファイルが最初に再生する音声ファイルであると決めてあれば、abc.wavという音声ファイルを再生する。
任意の音声ファイルを再生中に、電話機のプッシュボタンが押下された旨の情報を、プッシュボタン受信部540が受信すると、現在の発話IDと、押下されたプッシュボタンの番号と、診断結果記憶部410に記憶されている診断結果IDとをキーにして、対応する制御方法を、発話DB530から検索し、検索された制御方法を実行する。
検索された制御方法が、発話IDを変更する制御であれば、指定された発話IDに対応する音声ファイルを再生し、電話機のプッシュボタンの押下を待つ。
発話DB530には、少なくとも発話IDと、音声ファイル名とが記憶され、発話制御部520からの参照要求に答える。
プッシュボタン受信部540は、ネットワーク故障診断結果の提示装置101に接続されている電話機T1が押下したプッシュボタンの情報を、発話制御部520に送信する。
図9は、プッシュボタン制御方法DB550が記憶している記憶例を示す図である。
プッシュボタン制御方法DB550は、少なくとも発話IDと、操作されたプッシュボタンと、診断結果IDと、制御方法とを記憶し、発話制御部520からの参照要求に答える。上記制御方法の例として、通話先を変更する方法、発話IDを変更する方法が考えられる。
つまり、通話部500、特に、着信部510、発話制御部520は、通話手段の例である。呼制御部201は、上記特定番号への発信を行った電話機の通話先を、本装置自身に変更する通話先変更手段の例である。発話部500は、電話機で押下されたプッシュボタンと、上記診断手段が診断した故障診断結果とに応じて、通話を制御する手段の例である。
次に、ネットワーク故障診断結果の提示装置101の動作について説明する。
図10は、ネットワーク故障診断結果の提示装置101の動作を示すフローチャートである。
S1〜S3は、実施例1における処理と同様であるので、その説明を省略する。
特定番号検査部321が、通話先を、ネットワーク故障診断結果の提示装置101自身に変更するように、呼制御部201に要求し、最初に再生する発話IDを選択し、S12に進む(S11)。
発話制御部520は、選択された発話IDに対応する音声ファイルを、発話DB530から取得し、再生する(S12)。
プッシュボタン受信部540が、ネットワーク故障診断結果の提示装置101に接続されている電話機T1のプッシュボタンの押下を待ち受け、プッシュボタンが押下されると、押下されたプッシュボタンの情報を、プッシュボタン受信部540が発話制御部520に送信し、S14へ進む(S13)。
発話制御部520が、現在の発話IDと、押下されたプッシュボタンの番号と、診断結果記憶部410に記憶されている診断結果IDとをキーとして、対応する制御方法を発話DB530から検索し、検索された制御方法を実行する。検索された制御方法が、発話IDの変更であれば、S12へ戻り、検索された制御方法が、通話先変更であれば、S15へ進む(S14)。
通話先変更部220が、発話制御部520に指定された通話先IDに基づいて、通話先を変更し、処理を終了する(S15)。
実施例2によれば、故障診断ツールが存在を検知できない故障が発生し、コールセンタにユーザが電話をかけた場合、コールセンタに接続せずに、故障診断し、この故障診断結果をユーザに提示するので、コールセンタへの問い合わせを減らすことができる。
発話部500は、診断手段によるネットワーク故障診断結果を提示する診断結果提示手段の例である。
実施例2によれば、コールセンタに接続せずに、故障診断し、この故障診断結果をユーザに提示するので、コールセンタへの問い合わせの数を減らすことができる。また、実施例2によれば、診断結果に応じて、通話先をコールセンタの適切な部署に振り分けたり、適切な会社のコールセンタへ転送するので、解決時間を短縮することができる。
図11は、本発明の実施例3であるネットワーク故障診断結果の提示装置102を示すシステム構成図である。
ネットワーク故障診断結果の提示装置102は、通話先の状況と、診断結果とを考慮した診断結果を案内することができる装置である。
ネットワーク故障診断結果の提示装置102は、呼制御部202と、特定番号発信検知部300と、故障診断部402と、通話先連携部600と、表示部D2とを有する。
ネットワーク故障診断結果の提示装置102は、電話機T2に接続されている。
呼制御部202、故障診断部402、通話先連携部600以外は、ネットワーク故障診断結果の提示装置100と同様であるので、その説明を省略する。
故障診断部402は、診断結果記憶部410と診断実行部421とを有する。診断結果記憶部410は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
診断実行部421は、ネットワーク故障診断結果の提示装置102の診断対象であるネットワークの故障原因を診断し、その診断結果を特定する診断結果IDを、診断結果記憶部410に書き込む。また、診断終了時に、診断結果IDと、診断が終了した旨の情報とを、連携制御部620へ送信する。
通話先連携部600は、通話先状態監視部610と、連携制御部620、連携方法DB630とを有する。
通話先状態監視部610は、ネットワーク故障診断結果の提示装置102に接続されている電話機T2の通話先T3の状態を監視し、保持し、連携制御部620からの参照要求に答える。
連携制御部620は、診断実行部421から、診断結果IDと、診断が終了したことを示す情報とを受信すると、通話先状態監視部610へ通話先T3の状態を確認し、通話先T3の状態と診断結果IDとをキーにして、連携方法DB630から連携方法を検索し、この検索した連携方法を実行する。
連携方法DB630は、少なくとも通話先T3の状態、診断結果ID、連携方法を記憶する。
図12は、連携方法DB630が記憶している例(1)を示す図である。
図12に示す例(1)は、通話先がネットワーク故障診断結果の提示装置102自身である例であり、ネットワーク故障診断結果の提示装置102に着信したときに再生する最初の挨拶時に、診断結果が出ても何もせず、挨拶の再生を邪魔しないことが可能である。また、故障診断中にアナウンスするときに、診断結果IDが3であれば、発話ID4に変更し、診断結果IDが4と5とであれば、通話先ID3に、通話先を変更するように、診断結果の種類に応じて、対処方法を変え、音声で案内する。
図13は、連携方法DB630が記憶している例(2)を示す図である。
図13に示す例(2)は、通話先がコールセンタである例であり、コールセンタが混み合い、待機願いのアナウンスを再生しているときに、診断結果IDが3であれば、何もせず、診断結果IDが4であれば、ネットワーク故障診断結果の提示装置102自身に通話先を変更し、対処法を案内する等、診断結果に応じて、対処法を案内するか否かを制御する。また、オペレータとの通話中には、診断結果がどのようなケースでも、何もしないように制御することによって、オペレータとの通話を邪魔しない。
つまり、通話先状態監視部610は、本装置に接続されている電話機の通話先の状態を監視する通話先状態監視手段の例である。通話先連携部600は、上記通話先状態監視手段が監視した通話先の状態と、上記診断手段が診断した故障診断結果とに応じて、通話を制御する通話制御手段の例である。
次に、ネットワーク故障診断結果の提示装置102の動作について説明する。
図14は、ネットワーク故障診断結果の提示装置102の動作を示すフローチャートである。
S1〜S3は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
診断実行部421が、診断を終了したと判断すると、診断結果IDと、診断終了を示す情報とを、連携制御部620へ送信し、S22へ進む(S20)。
連携制御部620が、診断実行部421から診断結果IDと、診断が終了したことを示す情報とを受信すると、通話先T3の状態を、通話先状態監視部610へ確認し、連携方法DB630から、通話先状態と診断結果IDとをキーにして、連携方法を検索し、当該連携方法を実行し、処理を終了する(S21)。
図15は、本発明の実施例4であるネットワーク故障診断結果の提示装置103を示すシステム構成図である。
ネットワーク故障診断結果の提示装置103は、ネットワーク故障診断結果の提示装置100から、表示部D0を除去した実施例である。
実施例4によれば、診断ツールが検知できない故障や、ユーザが診断結果を無視した場合でも、診断結果に応じた、故障の解決のための誘導をユーザに行うことができる。
本発明の実施例1であるネットワーク故障診断結果の提示装置100を示すシステム構成図である。 通話先記憶部210が記憶している通話先電話番号の記憶例を示す図である。 特定番号DB330が登録している特定番号の例を示す図である。 診断結果記憶部410が記憶している診断結果IDの記録例を示す図である。 ネットワーク故障診断結果の提示装置100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2であるネットワーク故障診断結果の提示装置101を示すシステム構成図である。 実施例2において、通話先DB230が記憶している通話先IDと電話番号との記憶例を示す図である。 発話DB530が記憶している記憶例を示す図である。 プッシュボタン制御方法DB550が記憶している記憶例を示す図である。 ネットワーク故障診断結果の提示装置101の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3であるネットワーク故障診断結果の提示装置102を示すシステム構成図である。 連携方法DB630が記憶している例(1)を示す図である。 連携方法DB630が記憶している例(2)を示す図である。 ネットワーク故障診断結果の提示装置102の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例4であるネットワーク故障診断結果の提示装置103を示すシステム構成図である。
符号の説明
100、101、102、103…ネットワーク故障診断結果の提示装置、
200、201、202…呼制御部、
210、211…通話先記憶部、
220…通話先変更部、
230…通話先DB、
300、301…特定番号発信検知部、
310…発信検知部、
320、321…特定番号検査部、
330…特定番号DB、
400…故障診断部、
410…診断結果記憶部、
420、421…診断実行部、
500…発話部、
510…着信部、
520…発話制御部、
530…発話DB、
540…プッシュボタン受信部、
550…プッシュボタン制御方法DB、
600…通話先連携部、
610…通話先状態監視部、
620…連携制御部、
630…連携方法DB、
D0…表示部、
T0、T1、T2…電話機。

Claims (5)

  1. ネットワークに接続され、当該ネットワークと電話機との間に位置するネットワーク故障診断結果の提示装置であって、
    ネットワークにおける故障原因の存在個所を診断する診断手段と;
    ネットワーク故障のときに問い合わせる問い合わせ先の電話番号である特定番号を登録する特定番号記憶手段と;
    上記特定番号記憶手段に記憶されている特定番号に、本装置に接続された電話機が発信したことを検知する発信検知手段と;
    上記発信検知手段が上記特定番号への発信を検知すると、ネットワークの故障診断を、上記診断手段に開始させる故障診断開始制御手段と;
    上記診断手段によるネットワーク故障診断結果を提示する診断結果提示手段と;
    通話手段と;
    上記特定番号への発信を行った電話機の通話先を、本装置自身に変更する通話先変更手段と;
    電話機で押下されたプッシュボタンと、上記診断手段が診断した故障診断結果を特定する診断結果IDとに応じて、通話を制御する通話制御手段と;
    を有することを特徴とするネットワーク故障診断結果の提示装置。
  2. ネットワークに接続され、当該ネットワークと電話機との間に位置するネットワーク故障診断結果の提示装置であって、
    ネットワークにおける故障原因の存在個所を診断する診断手段と;
    ネットワーク故障のときに問い合わせる問い合わせ先の電話番号である特定番号を登録する特定番号記憶手段と;
    上記特定番号記憶手段に記憶されている特定番号に、本装置に接続された電話機が発信したことを検知する発信検知手段と;
    上記発信検知手段が上記特定番号への発信を検知すると、ネットワークの故障診断を、上記診断手段に開始させる故障診断開始制御手段と;
    上記診断手段によるネットワーク故障診断結果を提示する診断結果提示手段と;
    本装置に接続されている電話機の音声通話の相手先の状態を監視する通話先状態監視手段と;
    上記通話先状態監視手段が監視した音声通話の相手先の音声アナウンスの内容と上記診断手段が診断した故障診断結果を特定する診断結果IDとに応じて、通話を制御する通話制御手段と;
    を有することを特徴とするネットワーク故障診断結果の提示装置。
  3. ネットワークにおける故障原因の存在個所を、ネットワークと電話機との間に設けられている診断装置が診断し、記憶装置に記憶する診断工程と;
    ネットワーク故障のときに問い合わせる問い合わせ先の電話番号である特定番号を記憶装置に登録する特定番号記憶工程と;
    上記特定番号記憶工程で記憶された特定番号に、本装置に接続された電話機が発信したことを検知し、記憶装置に記憶する発信検知工程と;
    上記発信検知工程で上記特定番号への発信を検知すると、ネットワークの故障診断を、診断手段に開始させる故障診断開始制御工程と;
    上記診断手段によるネットワーク故障診断結果を提示する診断結果提示工程と;
    上記特定番号への発信を行った電話機の通話先を、本装置自身に変更する通話先変更工程と;
    電話機で押下されたプッシュボタンと、上記診断工程で診断した故障診断結果を特定する診断結果IDとに応じて、通話を制御する工程と;
    を有することを特徴とするネットワーク故障診断結果の提示方法。
  4. ネットワークにおける故障原因の存在個所を、ネットワークと電話機との間に設けられている診断装置が診断し、記憶装置に記憶する診断工程と;
    ネットワーク故障のときに問い合わせる問い合わせ先の電話番号である特定番号を記憶装置に登録する特定番号記憶工程と;
    上記特定番号記憶工程で記憶された特定番号に、本装置に接続された電話機が発信したことを検知し、記憶装置に記憶する発信検知工程と;
    上記発信検知工程で上記特定番号への発信を検知すると、ネットワークの故障診断を、診断手段に開始させる故障診断開始制御工程と;
    上記診断手段によるネットワーク故障診断結果を提示する診断結果提示工程と;
    本装置に接続されている電話機の音声通話の相手先の状態を監視し、記憶装置に記憶する通話先状態監視工程と;
    上記通話先状態監視工程が監視した音声通話の相手先の音声アナウンスの内容と、上記診断工程で診断した故障診断結果を特定する診断結果IDとに応じて、通話を制御する通話制御工程と;
    を有することを特徴とするネットワーク故障診断結果の提示方法。
  5. 請求項3または請求項4に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2006347545A 2006-12-25 2006-12-25 ネットワーク故障診断結果の提示装置、ネットワーク故障診断結果の提示方法およびプログラムを記憶した記憶媒体 Active JP4651034B2 (ja)

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