JP2001319298A - 配車管理装置 - Google Patents
配車管理装置Info
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 61
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 101100116283 Arabidopsis thaliana DD11 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Navigation (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】基地局と複数の移動局との間で行われる制御デ
ータの送信をするときに、通信のトラフィックが多くな
っても制御データの送信を能率よく行うことができ、能
率的な配車手配を行うことができる配車管理装置をする
ことができる配車管理装置を提供する。 【解決手段】基地局６に備えられた無線機１０は、コン
トローラ１２による制御によって、ある特定周波数の送
信波が基地アンテナ１１から第１，２，３移動局７，
８，９に対して制御データの送信と音声データの送信を
行うと共に、第１，２，３移動局７，８，９からの送信
電波を受信するためのもので、この無線機１０を制御す
るためのコントローラ１２は、表示部１４に表示される
各種表示を見ながらオペレータがパソコン１３を操作す
ることによって動作制御される。
ータの送信をするときに、通信のトラフィックが多くな
っても制御データの送信を能率よく行うことができ、能
率的な配車手配を行うことができる配車管理装置をする
ことができる配車管理装置を提供する。 【解決手段】基地局６に備えられた無線機１０は、コン
トローラ１２による制御によって、ある特定周波数の送
信波が基地アンテナ１１から第１，２，３移動局７，
８，９に対して制御データの送信と音声データの送信を
行うと共に、第１，２，３移動局７，８，９からの送信
電波を受信するためのもので、この無線機１０を制御す
るためのコントローラ１２は、表示部１４に表示される
各種表示を見ながらオペレータがパソコン１３を操作す
ることによって動作制御される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、配車管理装置に関
し、特に、基地局と、無線送受信機が搭載された車両で
なる複数の移動局との間で制御データと音声データの送
受信を行うことによって配車処理を完了させる配車管理
装置の改良に関する。
し、特に、基地局と、無線送受信機が搭載された車両で
なる複数の移動局との間で制御データと音声データの送
受信を行うことによって配車処理を完了させる配車管理
装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、複数車両のそれぞれの現在位置
を把握し、特定場所へ車両を配置するための配車管理装
置は、配車事務所等に設置されている基地局から、複数
の場所に点在する複数の移動局に対して無線による制御
データの送受を行い、所定の条件を満たしたときに音声
による送受信を行うことによって一連の配車手配が完了
されるように構成されている。
を把握し、特定場所へ車両を配置するための配車管理装
置は、配車事務所等に設置されている基地局から、複数
の場所に点在する複数の移動局に対して無線による制御
データの送受を行い、所定の条件を満たしたときに音声
による送受信を行うことによって一連の配車手配が完了
されるように構成されている。
【０００３】詳しくは、図５に示すように配車事務所等
に設置された基地局１に設けられた基地アンテナ２から
複数（説明の都合上３つとする）の第１移動局３，第２
移動局４，第３移動局５に対して配車手配をする場合に
は、図６に示すフローチャートのようにその動作が開始
されると、先ず、ステップＳ１にて無線の伝送路が空い
ているか否かのチェックが基地局１において行われる。
に設置された基地局１に設けられた基地アンテナ２から
複数（説明の都合上３つとする）の第１移動局３，第２
移動局４，第３移動局５に対して配車手配をする場合に
は、図６に示すフローチャートのようにその動作が開始
されると、先ず、ステップＳ１にて無線の伝送路が空い
ているか否かのチェックが基地局１において行われる。
【０００４】そして、基地局１から第１移動局３ないし
第３移動局５のいずれかとの間で伝送路が使用中である
場合（ステップＳ１でＮｏの場合）には、そのまま待機
状態とされ、伝送路が空いている場合（ステップＳ１で
Ｙｅｓの場合）には次のステップＳ２に進む。
第３移動局５のいずれかとの間で伝送路が使用中である
場合（ステップＳ１でＮｏの場合）には、そのまま待機
状態とされ、伝送路が空いている場合（ステップＳ１で
Ｙｅｓの場合）には次のステップＳ２に進む。
【０００５】ステップＳ２は、音声通信中であるか否か
を基地局１で判定するもので、Ｙｅｓの場合にはステッ
プＳ１に戻され、Ｎｏの場合には、次のステップＳ３で
制御データの送信が行われ、基地局１と第１，２，３移
動局３，４，５とのいずれかの間で音声通信準備が確立
されると、次のステップＳ４に進む。
を基地局１で判定するもので、Ｙｅｓの場合にはステッ
プＳ１に戻され、Ｎｏの場合には、次のステップＳ３で
制御データの送信が行われ、基地局１と第１，２，３移
動局３，４，５とのいずれかの間で音声通信準備が確立
されると、次のステップＳ４に進む。
【０００６】ステップＳ４は、データ送信によって確立
された特定の移動局と基地局１との間で音声通信を行う
もので、この音声通信がなされた後に次のステップＳ５
に進んで配車完了か否かが判定され、Ｎｏの場合には、
ステップＳ１に戻されたり図６中に破線で示すようにス
テップＳ３に戻され、配車完了とされＹｅｓになったと
きに、一連の配車手順が終了する。
された特定の移動局と基地局１との間で音声通信を行う
もので、この音声通信がなされた後に次のステップＳ５
に進んで配車完了か否かが判定され、Ｎｏの場合には、
ステップＳ１に戻されたり図６中に破線で示すようにス
テップＳ３に戻され、配車完了とされＹｅｓになったと
きに、一連の配車手順が終了する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の配車管理装置
は、無線の周波数をある周波数の１波を用いて音声の通
信と制御データの通信の両方を行っているために、基地
局並びに移動局のそれぞれの通信制御装置でもって、制
御データ通信時に通信チャネルの伝送路が空いていると
いう条件と、自局で音声通信をしていないという２つの
条件を満たしたときにそのまま制御データ送信を行い、
もし２つの条件を満たしていない場合には制御データの
送信を待機状態とし、条件が満たされたときに制御デー
タ送信を行うように構成されているために、基地局と複
数の移動局との間で行われる通信のトラフィックが多く
なるとデータ送信時に通信チャネルが空かない場合が多
く生じ、このときには通信チャネルが空くまでにデータ
送信を待機状態としなければならず、配車が完了するま
での時間が多く掛かってしまい、配車の能率が低下して
しまうという問題がある。
は、無線の周波数をある周波数の１波を用いて音声の通
信と制御データの通信の両方を行っているために、基地
局並びに移動局のそれぞれの通信制御装置でもって、制
御データ通信時に通信チャネルの伝送路が空いていると
いう条件と、自局で音声通信をしていないという２つの
条件を満たしたときにそのまま制御データ送信を行い、
もし２つの条件を満たしていない場合には制御データの
送信を待機状態とし、条件が満たされたときに制御デー
タ送信を行うように構成されているために、基地局と複
数の移動局との間で行われる通信のトラフィックが多く
なるとデータ送信時に通信チャネルが空かない場合が多
く生じ、このときには通信チャネルが空くまでにデータ
送信を待機状態としなければならず、配車が完了するま
での時間が多く掛かってしまい、配車の能率が低下して
しまうという問題がある。
【０００８】もっとも、制御データの通信と音声通信の
それぞれを独立した２つの無線周波数を使用するように
構成すれば、前述の問題は解消するのであるが無線周波
数の有効利用という点において現実的な解決策とはなら
ず、これ以外の手段でもって解決することが熱望されて
いる。
それぞれを独立した２つの無線周波数を使用するように
構成すれば、前述の問題は解消するのであるが無線周波
数の有効利用という点において現実的な解決策とはなら
ず、これ以外の手段でもって解決することが熱望されて
いる。
【０００９】そこで、本発明の目的は、基地局と複数の
移動局との間で行われる制御データの送信をするとき
に、通信のトラフィックが多くなっても制御データの送
信を能率よく行うことができ、能率的な配車手配を行う
ことができる配車管理装置を提供することにある。
移動局との間で行われる制御データの送信をするとき
に、通信のトラフィックが多くなっても制御データの送
信を能率よく行うことができ、能率的な配車手配を行う
ことができる配車管理装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による配車管理装置は、次に記載するような
特徴的な構成を採用している。
に、本発明による配車管理装置は、次に記載するような
特徴的な構成を採用している。
【００１１】（１）基地局と、無線送受信機が搭載され
た車両でなる複数の移動局との間で制御データと音声デ
ータの送受信を行うことによって配車処理を完了させる
配車管理装置において、前記基地局と前記複数の移動局
との間で配車処理のための無線送受信が確立されている
ときには、該確立されている当該移動局以外の移動局に
対する前記基地局からの送受信を待機状態にし、前記確
立されている送受信が完了したときに前記待機状態を解
除するように制御する制御手段を具備する配車管理装
置。
た車両でなる複数の移動局との間で制御データと音声デ
ータの送受信を行うことによって配車処理を完了させる
配車管理装置において、前記基地局と前記複数の移動局
との間で配車処理のための無線送受信が確立されている
ときには、該確立されている当該移動局以外の移動局に
対する前記基地局からの送受信を待機状態にし、前記確
立されている送受信が完了したときに前記待機状態を解
除するように制御する制御手段を具備する配車管理装
置。
【００１２】（２）前記（１）の複数の移動局のそれぞ
れは、自車両の現在位置を検出する位置検出手段を含ん
で構成され、前記基地局は、前記複数の移動局のそれぞ
れの現在位置を表示する表示手段を含んで構成する配車
管理装置。
れは、自車両の現在位置を検出する位置検出手段を含ん
で構成され、前記基地局は、前記複数の移動局のそれぞ
れの現在位置を表示する表示手段を含んで構成する配車
管理装置。
【００１３】（３）前記（１）または（２）の制御手段
は、前記基地局と前記複数の移動局との間で配車処理の
ための音声データ送受信が確立されているときには、該
確立されている当該移動局以外の移動局に対する前記基
地局からの音声データ送受信を待機状態にし、前記確立
されている音声データ送受信が完了したときに前記待機
状態を解除するように構成する配車管理装置。
は、前記基地局と前記複数の移動局との間で配車処理の
ための音声データ送受信が確立されているときには、該
確立されている当該移動局以外の移動局に対する前記基
地局からの音声データ送受信を待機状態にし、前記確立
されている音声データ送受信が完了したときに前記待機
状態を解除するように構成する配車管理装置。
【００１４】（４）前記（１）または（２）の制御手段
は、前記基地局と前記複数の移動局との間で配車処理の
ための制御データ送受信が確立されているときには、該
確立されている当該移動局以外の移動局に対する前記基
地局からの制御データ送受信を待機状態にし、前記確立
されている制御データ送受信が完了したときに前記待機
状態を解除するように構成する配車管理装置。
は、前記基地局と前記複数の移動局との間で配車処理の
ための制御データ送受信が確立されているときには、該
確立されている当該移動局以外の移動局に対する前記基
地局からの制御データ送受信を待機状態にし、前記確立
されている制御データ送受信が完了したときに前記待機
状態を解除するように構成する配車管理装置。
【００１５】（５）前記（２）の制御手段は、前記複数
の移動局のそれぞれに備えられた位置検出手段によって
検出された位置データに基づいて選択された特定の移動
局と前記基地局との間で配車処理のための音声データ送
受信を確立させるように構成する配車管理装置。
の移動局のそれぞれに備えられた位置検出手段によって
検出された位置データに基づいて選択された特定の移動
局と前記基地局との間で配車処理のための音声データ送
受信を確立させるように構成する配車管理装置。
【００１６】（６）前記（２）の制御手段は、前記複数
の移動局のそれぞれに備えられた位置検出手段によって
検出された位置データに基づいて選択された特定の移動
局と前記基地局との間で配車処理のための制御データ送
受信を確立させるように構成する配車管理装置。
の移動局のそれぞれに備えられた位置検出手段によって
検出された位置データに基づいて選択された特定の移動
局と前記基地局との間で配車処理のための制御データ送
受信を確立させるように構成する配車管理装置。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
る配車管理装置を図１ないし図４を用いて詳細に説明す
る。本形態の配車管理装置は、その概略回路が図１に示
すように構成され、配車事務所等に設けられた基地局６
と、車両に設けられた複数（説明の都合上、３つとす
る）の第１移動局７，第２移動局８，第３移動局９が設
けられ、これらの間で制御データの送受信と音声送受信
が行われることによって所定の配車手配を実行できるよ
うに構成される。
る配車管理装置を図１ないし図４を用いて詳細に説明す
る。本形態の配車管理装置は、その概略回路が図１に示
すように構成され、配車事務所等に設けられた基地局６
と、車両に設けられた複数（説明の都合上、３つとす
る）の第１移動局７，第２移動局８，第３移動局９が設
けられ、これらの間で制御データの送受信と音声送受信
が行われることによって所定の配車手配を実行できるよ
うに構成される。
【００１８】具体的に説明すると、配車事務所等に固定
的に設置された基地局６に備えられた無線機１０は、コ
ントローラ１２による制御によって、ある特定周波数の
送信波が基地アンテナ１１から第１，２，３移動局７，
８，９に対して制御データの送信と音声データの送信を
行うと共に、第１，２，３移動局７，８，９からの送信
電波を受信するためのもので、この無線機１０を制御す
るためのコントローラ１２は、表示部１４に表示される
各種表示を見ながらオペレータがパソコン１３を操作す
ることによって動作制御される。
的に設置された基地局６に備えられた無線機１０は、コ
ントローラ１２による制御によって、ある特定周波数の
送信波が基地アンテナ１１から第１，２，３移動局７，
８，９に対して制御データの送信と音声データの送信を
行うと共に、第１，２，３移動局７，８，９からの送信
電波を受信するためのもので、この無線機１０を制御す
るためのコントローラ１２は、表示部１４に表示される
各種表示を見ながらオペレータがパソコン１３を操作す
ることによって動作制御される。
【００１９】このような基地局６に対して送受信を行う
ための第１移動局７には、コントローラ１６が設けら
れ、このコントローラ１６は、位置検出用衛星の電波を
受信するＧＰＳアンテナ１５の出力に基づいて自車位置
データを得るとともに、無線機１７を制御して基地局６
に対する制御データと音声データの送受信を移動アンテ
ナ１８から所定の動作手順に基づいて行うように制御す
る機能を有して構成される。
ための第１移動局７には、コントローラ１６が設けら
れ、このコントローラ１６は、位置検出用衛星の電波を
受信するＧＰＳアンテナ１５の出力に基づいて自車位置
データを得るとともに、無線機１７を制御して基地局６
に対する制御データと音声データの送受信を移動アンテ
ナ１８から所定の動作手順に基づいて行うように制御す
る機能を有して構成される。
【００２０】コントローラ１６には、第１移動局７が実
車状態／待機状態／休憩状態のいずれであるかを表すス
イッチ出力と、基地局６からの呼び出しに応答したこと
を表すスイッチ出力とからなる信号Ｓが入力されるよう
に構成される。
車状態／待機状態／休憩状態のいずれであるかを表すス
イッチ出力と、基地局６からの呼び出しに応答したこと
を表すスイッチ出力とからなる信号Ｓが入力されるよう
に構成される。
【００２１】このような第１移動局７の構成と同様にし
て第２移動局８と第３移動局９のそれぞれが構成されて
いる。また、第１，２，３移動局７，８，９のそれぞれ
の現在位置は、所定の時間毎にまたは基地局６から送信
される現在位置要求指令データを受ける毎にパソコン１
３に登録され、第１，２，３移動局７，８，９のそれぞ
れの現在位置は、それぞれに設けられた位置検出手段か
らの出力データが所定の時間毎に、または基地局６から
送信される現在位置要求指令データを受ける毎にパソコ
ン１３に登録され、このパソコン１３を操作することに
よって表示部１４に各車両（第１，２，３移動局７，
８，９）の現在位置が表示されるように構成される。
て第２移動局８と第３移動局９のそれぞれが構成されて
いる。また、第１，２，３移動局７，８，９のそれぞれ
の現在位置は、所定の時間毎にまたは基地局６から送信
される現在位置要求指令データを受ける毎にパソコン１
３に登録され、第１，２，３移動局７，８，９のそれぞ
れの現在位置は、それぞれに設けられた位置検出手段か
らの出力データが所定の時間毎に、または基地局６から
送信される現在位置要求指令データを受ける毎にパソコ
ン１３に登録され、このパソコン１３を操作することに
よって表示部１４に各車両（第１，２，３移動局７，
８，９）の現在位置が表示されるように構成される。
【００２２】従って、以上のように構成された配車管理
装置における配車手順は、基地局６に設けられたパソコ
ン１３を操作することによって表示部１４に表示された
各車両の位置画面の中から配車したい移動局を選択し、
例えば第１移動局７に対してデータコマンド（呼出情
報）が、図２に示す動作図のように、先ず符号（ａ）で
示すように送信されると、これを受けた第１移動局７に
ブザー等でドライバを呼び出し応答スイッチを操作する
ことによって信号Ｓがコントローラ１６に出力される。
装置における配車手順は、基地局６に設けられたパソコ
ン１３を操作することによって表示部１４に表示された
各車両の位置画面の中から配車したい移動局を選択し、
例えば第１移動局７に対してデータコマンド（呼出情
報）が、図２に示す動作図のように、先ず符号（ａ）で
示すように送信されると、これを受けた第１移動局７に
ブザー等でドライバを呼び出し応答スイッチを操作する
ことによって信号Ｓがコントローラ１６に出力される。
【００２３】この出力によってコントローラ１６が作動
してＡＣＫデータが基地局６に送信される。このＡＣＫ
データとは、基地局６からのデータコマンド（呼出情
報）に対する第１移動局７からの返答コマンドであり、
このＡＣＫデータが基地局６で受信されたか否かが判定
され、Ｙｅｓの場合にはパソコン１３の作動によって表
示部１４に呼び出しが成功した旨の「呼出」なる表示が
なされ、Ｎｏの場合には、データコマンド（呼出情報）
が基地局６から第１移動局７に対して再送信される。
してＡＣＫデータが基地局６に送信される。このＡＣＫ
データとは、基地局６からのデータコマンド（呼出情
報）に対する第１移動局７からの返答コマンドであり、
このＡＣＫデータが基地局６で受信されたか否かが判定
され、Ｙｅｓの場合にはパソコン１３の作動によって表
示部１４に呼び出しが成功した旨の「呼出」なる表示が
なされ、Ｎｏの場合には、データコマンド（呼出情報）
が基地局６から第１移動局７に対して再送信される。
【００２４】次に、基地局６からＡＣＫデータが第１移
動局７に対して符号（ｂ）で示すように送信されると、
第１移動局７においてＡＣＫデータを「受信したか？」
の判定がなされ、Ｎｏの場合には、データコマンド（呼
出情報）が基地局６から第１移動局７に対して再送信さ
れ、ＡＣＫデータを再び送信してほしい旨の信号が送り
返され、Ｙｅｓになった場合には符号＊１で示すように
パソコン１３の作動によって表示部１４に受信が成功し
たので「応答」なる表示が表示部１４になされる。
動局７に対して符号（ｂ）で示すように送信されると、
第１移動局７においてＡＣＫデータを「受信したか？」
の判定がなされ、Ｎｏの場合には、データコマンド（呼
出情報）が基地局６から第１移動局７に対して再送信さ
れ、ＡＣＫデータを再び送信してほしい旨の信号が送り
返され、Ｙｅｓになった場合には符号＊１で示すように
パソコン１３の作動によって表示部１４に受信が成功し
たので「応答」なる表示が表示部１４になされる。
【００２５】このような状態になったときに、基地局６
から符号（ｃ）で示すように音声による送受信が第１移
動局７に対してなされ、配車のための音声送受によって
ＯＫになったときに、基地局６から第１移動局７に対し
てＡＣＫデータが符号（ｄ）に示すようにて送信され
る。すると、このデータを受けた第１移動局７において
ＡＣＫデータを「受信したか？」の判定がなされ、Ｎｏ
の場合には、データコマンド（了解情報）が基地局６か
ら第１移動局７に対して送信され、ＡＣＫデータを再び
送信してほしい旨の信号が送り返され、Ｙｅｓになった
場合には符号＊２で示すようにパソコン１３の作動によ
って表示部１４に受信が成功したので「了解」なる表示
が表示部１４になされる。
から符号（ｃ）で示すように音声による送受信が第１移
動局７に対してなされ、配車のための音声送受によって
ＯＫになったときに、基地局６から第１移動局７に対し
てＡＣＫデータが符号（ｄ）に示すようにて送信され
る。すると、このデータを受けた第１移動局７において
ＡＣＫデータを「受信したか？」の判定がなされ、Ｎｏ
の場合には、データコマンド（了解情報）が基地局６か
ら第１移動局７に対して送信され、ＡＣＫデータを再び
送信してほしい旨の信号が送り返され、Ｙｅｓになった
場合には符号＊２で示すようにパソコン１３の作動によ
って表示部１４に受信が成功したので「了解」なる表示
が表示部１４になされる。
【００２６】すると、基地局６から第１移動局７に対し
てデータコマンド（配車情報）が符号（ｅ）で示すよう
に送信され、これを受けた第１移動局７からＡＣＫデー
タが基地局６に対して送り返されると基地局６におい
て、ＡＣＫデータを「受信したか？」の判定がなされ、
Ｎｏの場合には、データコマンド（配車情報）が基地局
６から第１移動局７に対して送信され、ＡＣＫデータを
再び送信してほしい旨の信号が送り返され、Ｙｅｓにな
った場合にはパソコン１３の作動によって表示部１４に
受信が成功したので「配車」なる表示が表示部１４にな
され一連の配車手順が完了する。
てデータコマンド（配車情報）が符号（ｅ）で示すよう
に送信され、これを受けた第１移動局７からＡＣＫデー
タが基地局６に対して送り返されると基地局６におい
て、ＡＣＫデータを「受信したか？」の判定がなされ、
Ｎｏの場合には、データコマンド（配車情報）が基地局
６から第１移動局７に対して送信され、ＡＣＫデータを
再び送信してほしい旨の信号が送り返され、Ｙｅｓにな
った場合にはパソコン１３の作動によって表示部１４に
受信が成功したので「配車」なる表示が表示部１４にな
され一連の配車手順が完了する。
【００２７】このような配車手順において、配車対象外
の移動局、即ち、第２移動局８と第３移動局９とが基地
局６からのデータコマンド（呼出情報）を受信したとき
に自分への呼び出しでないと判断すると図３に示すよう
に、第２移動局８と第３移動局９が送信待機中にされ、
第１移動局７と基地局６の間において、前述の図２に示
す符号（ｂ，ｃ，ｄ，ｅ）のような信号送受が行われて
第１移動局７に対する配車手配が行われ、この手配が完
了すると、第２移動局８と第３移動局９における「送信
待機中」の状態が解除され、第１移動局７と第２移動局
８と第３移動局９の３つの移動局が基地局６からの呼び
出しに備えられる。
の移動局、即ち、第２移動局８と第３移動局９とが基地
局６からのデータコマンド（呼出情報）を受信したとき
に自分への呼び出しでないと判断すると図３に示すよう
に、第２移動局８と第３移動局９が送信待機中にされ、
第１移動局７と基地局６の間において、前述の図２に示
す符号（ｂ，ｃ，ｄ，ｅ）のような信号送受が行われて
第１移動局７に対する配車手配が行われ、この手配が完
了すると、第２移動局８と第３移動局９における「送信
待機中」の状態が解除され、第１移動局７と第２移動局
８と第３移動局９の３つの移動局が基地局６からの呼び
出しに備えられる。
【００２８】なお、第２移動局８と第３移動局９の「送
信待機中」の状態の解除は、予め設定された時間が経過
したときに自動的に解除するようにしてもよい。
信待機中」の状態の解除は、予め設定された時間が経過
したときに自動的に解除するようにしてもよい。
【００２９】一方、図３に示すように配車対象外の移動
局、即ち、第２移動局８と第３移動局９を「送信待機
中」にする条件に加えて、データコマンド（応答情報）
を受信しても配車対象外移動局（第２移動局８と第３移
動局９）がデータ送信を一定時間の間に待機させるよう
にすると、たとえ配車対象外の移動局（第２移動局８と
第３移動局９）が基地局６からのデータコマンド（呼出
情報）を受信できなかった場合、次の配車対象移動局か
らのデータコマンドを受信することで送信を待機させる
ことができる。
局、即ち、第２移動局８と第３移動局９を「送信待機
中」にする条件に加えて、データコマンド（応答情報）
を受信しても配車対象外移動局（第２移動局８と第３移
動局９）がデータ送信を一定時間の間に待機させるよう
にすると、たとえ配車対象外の移動局（第２移動局８と
第３移動局９）が基地局６からのデータコマンド（呼出
情報）を受信できなかった場合、次の配車対象移動局か
らのデータコマンドを受信することで送信を待機させる
ことができる。
【００３０】また、図４に示すように１つ目の第１移動
局７が基地局６の基地送受信エリア６ａ内に位置し、か
つ第２移動局８も位置し、第３移動局９が位置しない場
合には、基地局６から第２移動局８に対してのみ送信を
待機させることができないので、配車対象移動局（第１
移動局７）は、自分の第１送受信エリア７ａのうちの基
地送受信エリア６ａを除くエリア内にいる移動局（第３
移動局９）の送受が第３送受信エリア９ａであるために
第１移動局７が送信できない場合がある。しかし、この
場合であっても前述のような手順を用いることによって
配車手配をスムーズに行うことができる。
局７が基地局６の基地送受信エリア６ａ内に位置し、か
つ第２移動局８も位置し、第３移動局９が位置しない場
合には、基地局６から第２移動局８に対してのみ送信を
待機させることができないので、配車対象移動局（第１
移動局７）は、自分の第１送受信エリア７ａのうちの基
地送受信エリア６ａを除くエリア内にいる移動局（第３
移動局９）の送受が第３送受信エリア９ａであるために
第１移動局７が送信できない場合がある。しかし、この
場合であっても前述のような手順を用いることによって
配車手配をスムーズに行うことができる。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よる配車管理装置は、基地局と前記複数の移動局との間
で配車処理のための無線送受信が確立されているときに
は、該確立されている当該移動局以外の移動局に対する
前記基地局からの送受信を待機状態にし、前記確立され
ている送受信が完了したときに前記待機状態を解除する
ように制御する制御手段を具備しているので、無線の周
波数をある周波数の１波を用いて音声の通信と制御デー
タの通信の両方を行っているに拘らず、基地局と複数の
移動局との間で行われる通信のトラフィックが多くなっ
ても、配車の能率が低下してしまうことがない。
よる配車管理装置は、基地局と前記複数の移動局との間
で配車処理のための無線送受信が確立されているときに
は、該確立されている当該移動局以外の移動局に対する
前記基地局からの送受信を待機状態にし、前記確立され
ている送受信が完了したときに前記待機状態を解除する
ように制御する制御手段を具備しているので、無線の周
波数をある周波数の１波を用いて音声の通信と制御デー
タの通信の両方を行っているに拘らず、基地局と複数の
移動局との間で行われる通信のトラフィックが多くなっ
ても、配車の能率が低下してしまうことがない。
【００３２】また、制御データの通信と音声通信のそれ
ぞれを独立した２つの無線周波数を使用するように構成
していないので、無線周波数の有効利用が図れる。
ぞれを独立した２つの無線周波数を使用するように構成
していないので、無線周波数の有効利用が図れる。
【００３３】従って、基地局と複数の移動局との間で行
われる制御データの送信をするときに、通信のトラフィ
ックが多くなっても制御データの送信を能率よく行うこ
とができ、能率的な配車手配を行うことができる配車管
理装置を提供することができる。
われる制御データの送信をするときに、通信のトラフィ
ックが多くなっても制御データの送信を能率よく行うこ
とができ、能率的な配車手配を行うことができる配車管
理装置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施の形態による配車管理装置の概
略回路構成を示す回路ブロック図である。
略回路構成を示す回路ブロック図である。
【図２】図１に示す配車管理装置における配車手順を説
明するための動作図である。
明するための動作図である。
【図３】図１に示す配車管理装置における基地局と移動
局の動作状態を模式的に示す図である。
局の動作状態を模式的に示す図である。
【図４】図１に示す配車管理装置における基地局と移動
局のそれぞれの送受信エリアの状態を模式的に示す図で
ある。
局のそれぞれの送受信エリアの状態を模式的に示す図で
ある。
【図５】従来の配車管理装置の一構成例を示すブロック
回路図である。
回路図である。
【図６】図５に示す配車管理装置の配車動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
６ 基地局 ６ａ 基地送受信エリア ７ 第１移動局 ７ａ 第１送受信エリア ８ 第２移動局 ９ 第３移動局 ９ａ 第３送受信エリア １０ 無線機 １１ 基地アンテナ １２ コントローラ １３ パソコン １４ 表示部 １５ ＧＰＳアンテナ １６ コントローラ １７ 無線機 １８ 移動アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｌ 12/28 Ｈ０４Ｌ 11/00 ３１０Ｂ Ｆターム(参考） 2F029 AA02 AB05 AB07 AC02 AC06 AC13 AC16 5B049 BB31 CC02 CC21 DD01 DD03 FF03 FF04 FF06 GG03 GG04 GG07 5H180 AA15 BB04 CC12 FF01 FF05 FF13 FF22 FF32 5K033 AA01 BA06 CA19 DA01 DA19 5K067 AA12 BB12 BB21 DD11 EE02 EE10 EE22 GG06 JJ52
Claims (6)
- 【請求項１】基地局と、無線送受信機が搭載された車両
でなる複数の移動局との間で制御データと音声データの
送受信を行うことによって配車処理を完了させる配車管
理装置において、 前記基地局と前記複数の移動局との間で配車処理のため
の無線送受信が確立されているときには、該確立されて
いる当該移動局以外の移動局に対する前記基地局からの
送受信を待機状態にし、前記確立されている送受信が完
了したときに前記待機状態を解除するように制御する制
御手段を具備することを特徴とする配車管理装置。 - 【請求項２】前記複数の移動局のそれぞれは、自車両の
現在位置を検出する位置検出手段を含んで構成され、 前記基地局は、前記複数の移動局のそれぞれの現在位置
を表示する表示手段を含んで構成されることを特徴とす
る請求項１に記載の配車管理装置。 - 【請求項３】前記制御手段は、前記基地局と前記複数の
移動局との間で配車処理のための音声データ送受信が確
立されているときには、該確立されている当該移動局以
外の移動局に対する前記基地局からの音声データ送受信
を待機状態にし、前記確立されている音声データ送受信
が完了したときに前記待機状態を解除するように構成す
ることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の配
車管理装置。 - 【請求項４】前記制御手段は、前記基地局と前記複数の
移動局との間で配車処理のための制御データ送受信が確
立されているときには、該確立されている当該移動局以
外の移動局に対する前記基地局からの制御データ送受信
を待機状態にし、前記確立されている制御データ送受信
が完了したときに前記待機状態を解除するように構成す
ることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の配
車管理装置。 - 【請求項５】前記制御手段は、前記複数の移動局のそれ
ぞれに備えられた位置検出手段によって検出された位置
データに基づいて選択された特定の移動局と前記基地局
との間で配車処理のための音声データ送受信を確立させ
るように構成することを特徴とする請求項２に記載の配
車管理装置。 - 【請求項６】前記制御手段は、前記複数の移動局のそれ
ぞれに備えられた位置検出手段によって検出された位置
データに基づいて選択された特定の移動局と前記基地局
との間で配車処理のための制御データ送受信を確立させ
るように構成することを特徴とする請求項２に記載の配
車管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000134980A JP2001319298A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 配車管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000134980A JP2001319298A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 配車管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001319298A true JP2001319298A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18643154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000134980A Pending JP2001319298A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 配車管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001319298A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100595743B1 (ko) * | 2003-10-24 | 2006-06-30 | 한국전력공사 | 주파수공용시스템(ｔｒｓ) 무선통신망을 이용한 배전기동보수 모바일시스템 및 그 방법 |
-
2000
- 2000-05-08 JP JP2000134980A patent/JP2001319298A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100595743B1 (ko) * | 2003-10-24 | 2006-06-30 | 한국전력공사 | 주파수공용시스템(ｔｒｓ) 무선통신망을 이용한 배전기동보수 모바일시스템 및 그 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040819 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041129 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050323 |