JP2870479B2 - 中継制御無線通信システム - Google Patents

中継制御無線通信システム

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JP2870479B2 JP8114908A JP11490896A JP2870479B2 JP 2870479 B2 JP2870479 B2 JP 2870479B2 JP 8114908 A JP8114908 A JP 8114908A JP 11490896 A JP11490896 A JP 11490896A JP 2870479 B2 JP2870479 B2 JP 2870479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチヤネルア
クセス(MCA)方式などの無線通信のように同一グル
ープ識別符号を用いて1対N局とのデータ又は音声の送
受信を行う中継制御無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の無線データ通信処理状態を
示すシーケンス図である。図3の例は、無線局A,B,
Cと中継局からなり、無線局Aに対するユーザーから無
線局Bへのデータ伝送要求(1)によって、無線局Aが
中継局に対して接続要求信号の送信を行うことができる
か否かの条件を検出する。
【0003】ここでMCA方式などの無線通信にあっ
て、同一ユーザーコード(同一グループ識別符号)の他
の無線局Bが音声データ及び制御データの送信のため
に、無線局Cと通信中のチヤネル使用中(2)の場合、
この通信終了を無線回線解放(3)で認識している。こ
の無線回線解放(3)までの規定時間(無送信時間t)
は、中継局に接続要求信号を送信できず、無送信時間t
後にチヤネル解放が行われる。
【0004】したがって、連続してデータ送信を行う場
合、無送信時間t後の無線局Aから中継局への接続要求
(4)によって無線回線を確保した後に、無線局Aから
無線局Cへデータ伝送開始(5)を行っている。
【0005】このようなMCA方式に関する従来例とし
て特開平1−319337号公報の「MCA無線データ
通信方法および装置」を挙げることが出来る。この公報
の従来例では、許容通信時間内で、データ送信を要求中
の複数の端末局に対して、順次チヤネルを明け渡して、
チヤネル割当て中の呼損の発生を極力抑えることが出来
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、移動局である無線局からの送信によって、特
定の同一ユーザーコードの他の移動局を中継局を通じて
呼び出しているため、現在時点での中継局を通じて通信
を行っている他の無線局の送信終了が判明しない。した
がって、同一ユーザーコードの他の無線局が音声データ
及び制御データの通信中は、再度、送信を希望する無線
局から送信を行って、その無線回線を確保しなければデ
ータ伝送ができず、その迅速な通信が出来ないという欠
点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、マルチチヤネルアクセス
(MCA)方式において、中継局が設定した通信時間内
で連続したデータ伝送が可能になり、かつ、無線回線の
解放かつ確保に要する時間が不要になり、その伝送効率
が向上する中継制御無線通信システムを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、中継局が複数の同一の識別
符号グループの無線局に対するチヤネル割り当てを行う
とともに、通信終了後の規定時間を経過した際に専有チ
ヤネルを解放する中継制御無線通信システムにおいて、
前記複数の無線局のうち一の無線局からデータリンク解
放確認信号を前記中継局を通じて送信したときに、この
データリンク解放確認信号を受信した他の無線局が伝送
データを保持している場合、この他の無線局がデータ接
続要求信号を前記一の無線局に送信し、この送信に対す
前記一の無線局からの接続要求肯定信号を受信するこ
によって前記他の無線局がデータ伝送を開始する構成
としてある。
【0009】請求項2記載の中継制御無線通信システム
は、マルチチャネルアクセス方式の通信システムに適用
されるものである。
【0010】請求項3記載の中継制御無線通信システム
は、伝送データとしての、音声又はデータを伝送するも
のである。
【0011】請求項4記載の中継制御無線通信システム
は、無線局を移動局とするものである。
【0012】このような構成の中継制御無線通信システ
ムは、データ伝送終了時に発生するデータリンク解放確
認信号を検出し、通信終了後の規定時間に経過前に引き
続いてデータ接続要求を送信している。すなわち、規定
時間の経過によるチヤネル解放(無線回線の解放)を行
わずに、中継局が設定した通信時間内で連続したデータ
伝送を可能にしており、その伝送効率が向上する。
【0013】また、規定時間の経過によるチヤネルの解
放(無線回線の解放)を行わないようにしているため、
従来例のように同一ユーザーコードの他の無線局が音声
データ及び制御データの通信中は、再度、送信を希望す
る無線局から送信を行って、その無線回線を確保する必
要がなくなり、無線回線の解放かつ確保に要する時間が
不要になり、その伝送効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の中継制御無線通信
システムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の中継制御無線通信システムの実施形
態における構成を示すブロック図である。図1の中継制
御無線通信システムは、例えば、MCA方式による無線
局(移動局)であり、図示しない中継局を通じて、他の
無線局(移動局)とデータ送受信を行うもので、中継局
との無線送受信を行う無線装置1と、伝送する音声信号
又はデータを処理するデータ伝送装置2とからなる。
【0015】無線装置1は、送受信を行うアンテナが接
続され、無線回線を通じて他の移動局と送受信を行う無
線部11と、この無線部11及びデータ伝送装置2を制
御する制御部12とを有し、この制御部12は、ユーザ
ーの他の無線局との接続要求に対する接続要求信号の送
出命令、送受信要求を制御し、かつ、無線回線状態をデ
ータ伝送装置2に送出するとともに、音声通信の際の音
声復調処理及び音声変調処理を行う。
【0016】データ伝送装置2は、送信データを一時的
に記憶するデータ記憶部21と、データ伝送を行う際に
無線装置1及びデータ伝送装置2を制御するデータ伝送
制御部22と、データ伝送を行う際に無線装置1に入出
力される信号の復調及び変調を行うデータ変復調部23
とを有している。
【0017】さらに、無線装置1の制御部12が出力す
る無線通信が可能な圏内(サービスエリア)、圏外、無
線回線の制御チヤネルアクセス、通話チヤネルアクセ
ス、通信内容の音声通信、及び、データ通信などの情報
をデータ伝送制御部22に送出する無線回線状態検出部
24を有し、かつ、図示しない外部端末とのデータの入
出力処理を行うための外部インターフェイス回路25を
備えている。
【0018】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、外部インターフェイス回路25を通
じて図示しない外部装置から入力された送信データをデ
ータ記憶部21で一時的に記憶する。このデータ記憶部
21で記憶している送信データを、データ伝送制御部2
2の制御によってデータ変復調部23に送出する。デー
タ変復調部23からの受信データを一時的にデータ記憶
部21で記憶して、外部インターフェイス回路25を通
じて図示しない外部装置に送出する。
【0019】この場合、データ伝送制御部22が外部イ
ンターフェイス回路25を通じて図示しない外部装置か
らのデータ伝送要求を受け取ると、外部インターフェイ
ス回路25を通じて図示しない外部装置からの送信デー
タをデータ記憶部21で一時的に記憶する制御を行う。
【0020】この送信データがデータ記憶部21で一時
的に記憶されると、データ伝送制御部22が無線回線状
態検出部24から入力される無線通信条件を取り込ん
で、この条件を確認して、その無線送信を実行するため
に、無線回線の確保のために接続要求信号をデータ変復
調部23を通じて無線装置1の制御部12、無線部11
から無線送信する。
【0021】この無線送信に対する中継局からの接続肯
定信号が返送されると、この接続肯定信号を無線装置1
を通じてデータ伝送制御部22が取り込み、データ伝送
を行うためのデータ接続要求信号を無線装置1に送出
し、無線装置1がデータ接続要求信号を送信する。この
データ接続要求信号に対して、データ接続肯定信号が返
送されると、無線装置1を通じてデータ伝送制御部22
が取り込み、相手の無線局とのデータリンクの確立が行
われたことを認識する。
【0022】この認識に基づいてデータ伝送制御部22
がデータ記憶部21のデータをデータ変復調部23、無
線装置1を通じて無線送信する。ここで無線回線状態検
出部24は、無線装置1の制御部12が出力する無線通
信可能な圏内、圏外、無線回線の制御チヤネルアクセ
ス、通話チヤネルアクセス、通信内容の音声通信、及
び、データ通信などの情報をデータ伝送制御部22に送
出する。
【0023】図2は図1に示す中継制御無線通信システ
ムを用い、他の無線局との送受信の処理状態を示すシー
ケンス図である。図1及び図2において、図1に示すM
CA方式による無線局(移動局)A,B,Cが中継局を
通じてデータ送受信を行う。まず、データ伝送時に、無
線局Aがデータ伝送を行う無線局Bへ送信したデータリ
ンク解放確認信号(31)が、同時に無線局Cでも受信
される。このとき、無線局Aへデータ伝送の待状態とな
っている無線局Cは、データ接続要求信号(32)を送
出し、データ伝送を開始する。
【0024】データ接続要求信号(32)を、正常に受
信した無線局Aは、データ接続要求肯定信号(33)を
返送する。このデータ接続要求肯定信号(33)を受信
した無線局Cが情報信号(34)を送信する。この情報
信号(34)を正常に受信した無線局Aは、情報正常信
号(35)を返送する。情報正常信号(35)を受信し
た無線局Cがデータリンク解放信号(36)を無線局A
に送信する。データリンク解放信号(36)を受信した
無線局Aがデータリンク解放確認信号(31)を無線局
に送信する。
【0025】このとき、無線局Bが送信するデータを保
持している場合、前記の動作を再度、繰り返す。伝送す
るデータが無い場合、規定時間(無通信t)によって、
中継局が、同一ユーザーコードが付与されている無線局
に対して無線回線解放(37)を行う。
【0026】この結果、データリンク解放確認信号(3
1)を検出して、無線回線を解放する前に他の無線局
B,Cがデータ伝送を開始するため、中継局が設定した
規定時間内に連続したデータ伝送が行われる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願発
明の中継制御無線通信システムによれば、データ伝送終
了時に発生するデータリンク解放確認信号を検出して、
その通信終了後の規定時間が経過する前に引き続いてデ
ータ接続要求を送信しているため、規定時間の経過によ
るチヤネル解放(無線回線の解放)を行うことなく、中
継局が設定した通信時間内での連続したデータ伝送が可
能になり、その伝送効率が向上するようになる。
【0028】また、規定時間の経過によるチヤネルの解
放(無線回線の解放)を行わないようにしているため、
再度、送信を希望する無線局から送信を行って、その無
線回線を確保する必要がなくなり、無線回線の解放かつ
確保に要する時間が不要になって、その伝送効率が向上
するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中継制御無線通信システムの実施形態
における構成を示すブロック図
【図2】実施形態にあって他の無線局との送受信の処理
状態を示すシーケンス図
【図3】従来の無線データ通信処理状態を示すシーケン
ス図
【符号の説明】
1 無線装置 2 データ伝送装置 11 無線部 12 制御部 21 データ記憶部 22 データ伝送制御部 23 データ変復調部 24 無線回線状態検出部 25 外部インターフェイス回路 A〜C 無線局(移動局)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継局が複数の同一の識別符号グループ
    の無線局に対するチヤネル割り当てを行うとともに、通
    信終了後の規定時間を経過した際に専有チヤネルを解放
    する中継制御無線通信システムにおいて、 前記複数の無線局のうち一の無線局からデータリンク解
    放確認信号を前記中継局を通じて送信したときに、この
    データリンク解放確認信号を受信した他の無線局が伝送
    データを保持している場合、この他の無線局がデータ接
    続要求信号を前記一の無線局に送信し、この送信に対す
    前記一の無線局からの接続要求肯定信号を受信するこ
    によって前記他の無線局がデータ伝送を開始すること
    を特徴とした中継制御無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の中継制御無線通信シ
    ステムが、マルチチャネルアクセス方式の通信システム
    に適用されることを特徴とする中継制御無線通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の中継制御無線通信シ
    ステムにおいて、 伝送データとしての、音声又はデータを伝送することを
    特徴とする中継制御無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の中継制御無線通信シ
    ステムにおいて、 無線局が移動局であることを特徴とする中継制御無線通
    信システム。
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