JPH1069571A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱仕切板を間隙に簡単に挿入でき、かつ、気
密性も確実に確保できる。 【解決手段】商品収納庫内に複数の商品収納コラムを互
いに間隙をおいて並設するとともに、支持レールを通じ
て間隙に挿脱自在の断熱仕切板６を挿入し、商品収納庫
内に異なる温度帯域の複数の部屋を形成する自動販売機
において、断熱仕切板６の上端周縁に沿って配置され断
熱仕切板６の上方に突出するよう上下に移動自在の調整
枠１５ａと、この調整枠１５ａを上下に移動させる操作
部材１５ｂとからなる丈調整部材１５を有する構成とな
っている。この発明によれば、断熱仕切板６を間隙に挿
入した後に、丈調整部材１５の操作部材１５ｂを操作し
調整枠１５ａを上方に突出するよう移動させる。これに
より、断熱仕切板６の上方の隙間をこの調整枠１５ａに
より遮断できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品収納庫内を断
熱仕切板により左右に仕切り、一方の部屋にはコールド
商品を収納し、他方の部屋にはホット商品を収納する自
動販売機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の自動販売機として特開平
５ー３３４５４２号公報に開示された自動販売機が知ら
れている。

【０００３】この自動販売機は、商品収納庫内にサーペ
ンタイン式の商品収納コラムを左右に複数配置したもの
で、この各商品収納コラムの間には断熱仕切板用の間隙
を有している。また、この間隙の上下には支持レールが
設置されており、この支持レールに断熱仕切板の上下を
合わせて挿入するとき、商品収納庫が左右に仕切られ、
商品収納庫に複数の部屋が形成される。また、商品収納
庫の左側には冷却手段が設置され、右側には加熱手段が
設置されているため、この断熱仕切板を基準として左側
の部屋の商品がコールド商品となり、右側の商品がホッ
ト商品となる。ここで、断熱仕切板が挿入される間隙を
変更し、例えば左側寄りの間隙に断熱仕切板を挿入する
ときは、左側の部屋が狭く、右側の部屋が広くなり、コ
ールド商品よりホット商品を多数収納できる。これとは
逆に、右側寄りの間隙に断熱仕切板を挿入するときは、
ホット商品よりコールド商品を多数収納できる。

【０００４】このように、断熱仕切板が挿入される間隙
を適宜変更することにより、ホット商品とコールド商品
の数量を任意に変更できる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、断熱仕
切板は商品収納庫の上下に亘って配置されるため全体に
大きく、また、断熱機能を得るため発泡ウレタン等が充
填されたものとなっており、非常に重くなっている。更
に、各商品収納コラム間を気密に仕切るためには、上下
の各支持レールに対して断熱仕切板を圧接状態で挿入し
なければならないため、断熱仕切板を挿入するとき、各
支持レールと断熱仕切板との間の摩擦抵抗が非常に大き
なものとなっていた。

【０００６】本発明の目的は、前記従来の課題に鑑み、
断熱仕切板を間隙に簡単に挿入でき、かつ、気密性も確
実に確保できる自動販売機を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項１の発明は、商品収納庫内に複数の商
品収納コラムを互いに間隙をおいて並設するとともに、
支持レールを通じて間隙に挿脱自在の断熱仕切板を挿入
し、商品収納庫内に異なる温度帯域の複数の部屋を形成
する自動販売機において、断熱仕切板の上端周縁に沿っ
て配置され断熱仕切板の上方に突出するよう上下に移動
自在の調整枠と、この調整枠を上下に移動させる操作部
材とからなる丈調整部材を有する構成となっている。

【０００８】本発明によれば、断熱仕切板を間隙に挿入
した後に、丈調整部材の操作部材を操作し調整枠を上方
に突出するよう移動させる。これにより、断熱仕切板の
上方の隙間をこの調整枠により遮断できる。

【０００９】また、断熱仕切板を間隙に挿入するとき、
断熱仕切板の上方に隙間を開けた状態で断熱仕切板を挿
入できるため、断熱仕切板の摩擦抵抗がその下端のみと
なり、断熱仕切板の挿入作業が簡単になる。

【００１０】この操作部材を請求項２のアームと操作枠
で構成するときは、断熱仕切板の間隙挿入時はアームの
先端が下位に回転移動するよう操作枠を操作する。これ
により、調整枠が自重で下位に移動し、挿入時における
断熱仕切板の上端側の摩擦抵抗が全くなくなるか或いは
小さくなる。この断熱仕切板の挿入が完了した後、アー
ムの先端が上位に回動するよう操作枠を操作する。これ
により、調整枠が操作枠により押し上げられ、断熱仕切
板の上端側の隙間がこの調整枠により閉鎖される。

【００１１】一方、この操作部材を請求項３の支持ピン
と操作枠とにより構成するときは、断熱仕切板の挿入完
了後に、調整枠の下辺に沿って操作枠を入れ、操作枠の
下辺の前後の凹所をそれぞれ対応する各支持ピンに填め
込む。これにより、調整枠が操作枠により押し上げら
れ、断熱仕切板の上端側の隙間がこの調整枠により閉鎖
される。

【００１２】請求項４の発明は、商品収納庫内に複数の
商品収納コラムを互いに間隙をおいて並設するととも
に、支持レールを通じて間隙に挿脱自在の断熱仕切板を
挿入し、商品収納庫内に異なる温度帯域の複数の部屋を
形成する自動販売機において、断熱仕切板を前側から後
側に向かって高くなるよう傾斜勾配で上下に２分割した
２個の分割板で構成するとともに、各分割板には、互い
に填め合い上部の分割板を前後に移動する摺動レールと
上部の分割板の前方への抜けを規制する規制部材を設け
た構造となっている。

【００１３】請求項４の発明によれば、断熱仕切板を間
隙に挿入するときは、上部分割板を下部分割板の前端か
ら前方に摺動させ、断熱仕切板の丈寸法を多少低くし、
しかる後、この断熱仕切板を間隙に挿入する。断熱仕切
板の下部分割板の挿入が完了したときは、上部分割板を
商品収納庫内の奥に向かって摺動させる。この摺動に伴
い、断熱仕切板の丈寸法が徐々に高くなり、断熱仕切板
の上端側の間隙が上部分割板により閉塞される。

【００１４】

【発明の実施の形態】図１乃至図７は本発明に係る自動
販売機の第１実施形態を示すもので、図１は自動販売機
の斜視図、図２は冷却手段及び加熱手段を示す自動販売
機の概略構成図、図３は支持レールを示す斜視図、図４
は樹脂ブロック及びハーネスの取付状態を示す組立斜視
図、図５は断熱仕切板の挿入操作を示す斜視図、図６は
断熱仕切板の丈調整部材を示す斜視図である。

【００１５】この自動販売機１は、図１に示すように、
自動販売機本体２の内部に上下に商品収納庫３と機械室
４とを有するもので、この商品収納庫３内には左右にサ
ーペンタイン式の商品収納コラム５を複数並設してい
る。この各商品収納コラム５はそれぞれ隣接するコラム
５の間に間隙Ａを有し、この間隙Ａに対して発砲ウレタ
ン等の断熱材で形成された断熱仕切板６が挿脱自在とな
っている。この断熱仕切板６はその上端及び下端（断熱
仕切板６の周縁全体でもよい）にゴム等のパッキン６ａ
を設け、このパッキン６ａにより気密性を保持してい
る。この断熱仕切板６を間隙Ａに挿入するとき、商品収
納庫３が左右に仕切られるが、この図１では断熱仕切板
６を中央の間隙Ａに挿入し、左右の部屋を同一容量の空
間としている。なお、７は商品収納庫３の前面を開閉す
る断熱性の内扉、８は内扉７の前面を開閉する外扉であ
る。この商品収納庫３は、図２に示す冷却手段及び加熱
手段により冷却及び加熱される。即ち、この冷却手段は
機械室４に設置された圧縮機９ａ及び凝縮器９ｂと、商
品収納庫３の左側で商品収納コラム５の下部裏側に設置
された蒸発器９ｃ、循環ファン９ｄ及び図示しない膨張
弁で構成され、循環ファン９ｄで送風される庫内空気を
蒸発器９ｃに循環することにより（破線矢印）、左側の
部屋を冷却し、左側の２台の商品収納コラム５の商品を
冷却する。一方、加熱手段は商品収納庫３の右側に設置
された電熱ヒータ１０ａ及び循環ファン１０ｂにより構
成され、循環ファン１０ｂで送風された庫内空気を電熱
ヒータ１０ａに循環することにより（破線矢印）、右側
の部屋を加熱し、右側２台の商品収納コラム５の商品を
加熱する。

【００１６】これにより、左側の２台の商品収納コラム
５からはコールド商品が販売され、右側の２台の商品収
納コラム５からはホット商品が販売される。また、断熱
仕切板６の挿入間隙を左側の間隙Ａに選定するときは、
コールド商品を販売する商品収納コラム５が左側の１台
で、ホット商品を販売する商品収納コラム５がそれ以外
の３台となるし、これとは逆に、断熱仕切板６の挿入間
隙を右側の間隙Ａに選定するときは、ホット商品を販売
する商品収納コラム５が右側の１台で、コールド商品を
販売する商品収納コラム５がそれ以外の３台となる。

【００１７】このように断熱仕切板６の挿入間隙を変更
することにより、コールド商品の収納容量及びホット商
品の収納容量を任意に変更できる。

【００１８】以上のような構成は従来例で示した自動販
売機も同様であり、本実施形態に係る自動販売機１は、
断熱仕切板６の挿入構造に特徴を有する。この特徴点を
図３乃至図６を参照して説明する。

【００１９】まず、断熱仕切板６を前後方向に案内支持
する支持レール１１の構造を図３及び図４を参照して説
明する。この支持レール１１は各間隙Ａの下部に対応す
るよう商品収納庫３の底板３ａに設置され、断面が略Ｕ
字形状となっており、この支持レール１１の溝１１ａに
対して断熱仕切板６が挿脱自在になっている。また、支
持レール１１の左右上端は、全体が外側に折れ曲がって
フランジ部１１ｂが形成され、一方のフランジ部１１ｂ
はその後側が凹み後述するローラ１４が落ち込む凹所１
１ｃを有している。更に、この支持レール１１の前側に
は、図４に示すように、電気配線等が通っているハーネ
ス１２が貫通するハーネス保護部材１３が填め込まれ、
各支持レール１１を貫通して電気配線できるようになっ
ている。

【００２０】一方、断熱仕切板６の後側一側面には、図
５に示すように、受け部材、例えばローラ１４が軸支さ
れており、このローラ１４を介して断熱仕切板６が支持
レール１１のフランジ部１１ｂに支持されている。ま
た、このローラ１４がフランジ部１１ｂの凹所１１ｃに
移動していないとき、即ち、図５の（ａ）に示すよう
に、断熱仕切板６の挿入途中のときは、断熱仕切板６が
支持レール１１の溝１１ａの底面に接触しないよう支持
しており、一方、この断熱仕切板６が溝１１ａの奥まで
移動して挿入が完了するときは、ローラ１４が凹所１１
ｃに落ち込み、図５の（ｂ）に示すように、断熱仕切板
６がパッキン６ａを介して溝１１ａの底面に圧接するよ
うになっている。

【００２１】このように、断熱仕切板６の挿入途中では
断熱仕切板６が上位に位置し、挿入完了時ではローラ１
４が凹所１１ｃに落ち込み断熱仕切板６が下位となる。
従って、断熱仕切板６の挿入完了時は断熱仕切板６の上
端と自動販売機本体２の天井壁２ａとの間に隙間ができ
るため、この隙間を埋める丈調整部材１５が必要とな
る。

【００２２】この丈調整部材１５の構造を図６の（ａ）
（ｂ）を参照して説明する。この丈調整部材１５は、断
熱仕切板６の上端に設置された調整枠１５ａと、この調
整枠１５ａを操作する操作部材１５ｂとから構成されて
いる。この調整枠１５ａは断面略逆Ｕ字状に形成され、
これを断熱仕切板６の上端周縁に摺動自在に被せ、この
調整枠１５ａの上面にパッキン６ａを取り付けている。
また、調整板１５ａの側面には縦に延びる長穴１５ｃを
前後に設けるとともに、この各長穴１５ｃに段付きネジ
１５ｄを通し、調整枠１５ａを断熱仕切板６に対して上
下に移動自在にしている。

【００２３】一方、操作部材１５ａは操作枠１５ｅと２
個のアーム１５ｆとから構成されている。この操作枠１
５ｅは調整板１５ａの下方近傍に設置され、断熱仕切板
６の周囲を前後に帯状に覆っている。アーム１５ｆは断
熱仕切板６の側面の前後に軸支したもので、その先端に
操作枠１５ｅを軸支し、この操作枠１５ｅを断熱仕切板
６に固定し、アーム１５ｆが図６の（ａ）に示すように
傾斜した状態のときは、操作枠１５ｅが下位で前寄りに
位置し、一方、アーム１５ｆが垂直方向に向いていると
きは、操作枠１５ｅが上位で後に向かって移動するよう
になっている。

【００２４】次に、断熱仕切板６の間隙挿入操作を図
１、図５及び図６を参照して説明する。まず、図１に示
すように、断熱仕切板６を何れの間隙Ａに挿入するか
を、コールド商品及びホット商品の数量を考慮して決定
し、図６の（ａ）に示すように、操作枠１５ｅを手前側
に引いて調整枠１５ａをその自重により下位に位置する
ようにしておく。しかる後、図５の（ａ）に示すよう
に、断熱仕切板６の先端を選択された間隙Ａに対向さ
せ、この断熱仕切板６を支持レール１１の溝１１ａに挿
入する。この断熱仕切板６の先端が奥に達したとき、即
ち挿入操作が完了したときは、図５の（ｂ）に示すよう
に、ローラ１４が凹所１１ｃに落ち込む。これにより、
断熱仕切板６の下端がパッキン６ａを介して溝１１ａの
底面に圧接し、左右に仕切られた部屋の下部側の気密性
が確保される。

【００２５】この断熱仕切板６の挿入操作が完了したと
きは、丈調整部材１５の操作枠１５ｅを商品収納庫３の
奥に向かって押す。これにより、図６の（ｂ）に示すよ
うに、アーム１５ｆが上方に向かって回転し、操作枠１
５ｅが下位から上位に移動する。この操作枠１５ｅの移
動に伴い調整板１５ａが上方に向かって押され、パッキ
ン６ａが天井壁２ａに圧接し、断熱仕切板６の上端側に
おける気密性が確保される。

【００２６】なお、断熱仕切板６を間隙Ａから外すとき
は、前述の操作とは逆に行えばよい。即ち、操作枠１５
ｅを手前側に引き調節枠１５ａを下位に移動させた後、
断熱仕切板６を間隙から引き出せばよい。

【００２７】図７は本発明に係る自動販売機の第２実施
形態を示すもので、この実施形態では操作部材１５ｇを
操作枠１５ｈと２個の支持ピン１５ｉとにより構成して
いる。この支持ピン１５ｉは断熱仕切板６の側面に前後
方向に間隔をおいて固着されており、前側の支持ピン１
５ｉよりも後側の支持ピン１５ｉが高くなっている。操
作枠１５ｈは断熱仕切板６の周囲を前後に帯状に覆うよ
う構成され、その上辺は調整枠１５ａの下辺と平行に形
成され、下辺は各支持ピン１５ｉを結ぶ方向に沿って傾
斜している。また、この操作枠１５ｈの下辺には各支持
ピン１５ｉと同一の間隔で設定された凹所１５ｊが形成
され、この凹所１５ｊに支持ピン１５ｉを填め込むこと
ができるようになっている。

【００２８】この実施形態によれば、断熱仕切板６を間
隙Ａに挿入するときは、この操作枠１５ｈを外して挿入
し、挿入完了後に、図７の（ａ）に示すように、操作枠
１５ｈの先端を断熱仕切板６の前面から填め込み、操作
枠１５ｈの下辺を支持ピン１５ｉ上に載せる。しかる
後、この操作枠１５ｈを商品収納庫３の奥に向かって押
し込む。この押し込み操作に伴って操作枠１５ｅの上辺
位置が徐々に高くなり、調整枠１５ａの下辺を介して調
整枠１５ａを上方に押し上げる。これにより、図７の
（ｂ）に示すように、パッキン６ａが天井壁２ａに圧接
し、断熱仕切板６の上端側における気密性が確保され
る。なお、その他の構成、作用は前記第１実施形態と同
様である。

【００２９】図８は本発明に係る自動販売機の第３実施
形態を示すもので、この実施形態では断熱仕切壁６を上
下に２分割した２個の分割板６ｂ，６ｃで構成し、各分
割板６ｂ，６ｃの分割面を前側から後側に向かって高く
なるよう傾斜させている。また、この上部分割板６ｂの
下面には受け溝６ｄを形成する一方、下部分割板６ｃの
上面には受け溝６ｄに填め込まれる突出部６ｅを形成
し、この受け溝６ｄ及び突出部６ｅにより上部分割板６
ｂを前後に摺動させる摺動レール６ｆを構成している。
また、上部分割板６ｂの側面後端側及び下部分割板６ｃ
の側面中央側にはそれぞれストッパ片６ｇが取り付けら
れており、図８の（ａ）に示すように、上部分割板６ｂ
を前方に摺動させるとき、各ストッパ片６ｇが当たり、
上部分割板６ｂの抜けを防止している。

【００３０】この実施形態によれば、断熱仕切板６を間
隙Ａに挿入するときは、上部分割板６ｂを図８の（ａ）
に示すように、下部分割板６ｃの前方に突出するよう予
め摺動させておく。これにより、断熱仕切板６の高さ寸
法が低くなり、断熱仕切板６の挿入時にパッキン６ａと
天井壁２ａとの圧接が回避され、断熱仕切板６がスムー
ズに挿入される。この断熱仕切板６の挿入操作が完了し
たときは、上部分割板６ｂを商品収納庫３の奥に向かっ
て押し込む。この押し込み操作に伴って、断熱仕切板６
の高さ寸法が徐々に高くなり、図８の（ｂ）に示すよう
に、パッキン６ａが天井壁２ａに圧接する。なお、その
他の構成、作用は前記第１実施形態と同様である。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、断熱仕切板を間隙に挿入した後に、丈調整部材
の操作部材を操作し調整枠を上方に突出するよう移動さ
せ、断熱仕切板の上方の隙間をこの調整枠により遮断で
きるから、断熱仕切板の上方に隙間を開けた状態で断熱
仕切板を挿入でき、その分摩擦抵抗が小さくなり、断熱
仕切板の挿入作業が簡単になる。

【００３２】請求項４の発明によれば、断熱仕切板の下
部分割板の挿入が完了した後、上部分割板を商品収納庫
内の奥に向かって摺動させことにより、断熱仕切板の高
さ寸法が徐々に高くなり気密性を確保できるから、断熱
仕切板の挿入時の摩擦抵抗を小さくでき、これまた、請
求項１の発明と同様に断熱仕切板の挿入作業が簡単にな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施形態に係る自動販売機の斜視図

【図２】第１実施形態に係る冷却手段及び加熱手段を示
す自動販売機の概略構成図

【図３】第１実施形態に係る支持レールを示す斜視図

【図４】第１実施形態に係る樹脂ブロック及びハーネス
の取付状態を示す組立斜視図

【図５】第１実施形態に係る断熱仕切板の挿入操作を示
す斜視図

【図６】第１実施形態に係る断熱仕切板の丈調整部材を
示す斜視図

【図７】第２実施形態に係る断熱仕切板の丈調整部材を
示す斜視図

【図８】第３実施形態に係る断熱仕切板の構造を示す斜
視図

【符号の説明】

１…自動販売機、２…自動販売機本体、３…商品収納
庫、５…商品収納ラック、６…断熱仕切板、１５…丈調
整部材、１５ａ…調整枠、１５ｂ…操作部材、１５ｅ，
１５ｈ…操作枠、１５ｆ…アーム、１５ｉ…支持ピン、
１５ｊ…凹所、Ａ…間隙。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品収納庫内に複数の商品収納コラムを
   互いに間隙をおいて並設するとともに、支持レールを通
   じて間隙に挿脱自在の断熱仕切板を挿入し、該商品収納
   庫内に異なる温度帯域の複数の部屋を形成する自動販売
   機において、 前記断熱仕切板の上端周縁に沿って配置され該断熱仕切
   板の上方に突出するよう上下に移動自在の調整枠と、該
   調整枠を上下に移動させる操作部材とからなる丈調整部
   材を有することを特徴とする自動販売機。
2. 【請求項２】 前記操作部材は、前記断熱仕切板の側面
   に軸支されたアームと、該アームの先端に軸支され該ア
   ームの先端が上位に回転移動するとき前記調整枠の下辺
   に当たって該調整枠を押し上げ、該アームの先端が下位
   に回転移動するとき該調整枠の下辺への押し上げを解除
   する操作枠とからなることを特徴とする請求項１記載の
   自動販売機。
3. 【請求項３】 前記操作部材は、前記断熱仕切板の側面
   に前後方向に間隔をおいて前側より後側を上位に固定し
   た複数の支持ピンと、下辺を該各支持ピンを結ぶ方向に
   沿って傾斜させ且つ上辺を前記調整枠の下辺と平行に形
   成した操作枠とからなり、該操作枠の下辺には該各支持
   ピンに填る複数の凹所を形成したことを特徴とする請求
   項１記載の自動販売機。
4. 【請求項４】 商品収納庫内に複数の商品収納コラムを
   互いに間隙をおいて並設するとともに、支持レールを通
   じて間隙に挿脱自在の断熱仕切板を挿入し、該商品収納
   庫内に異なる温度帯域の複数の部屋を形成する自動販売
   機において、 前記断熱仕切板を前側から後側に向かって高くなるよう
   傾斜勾配で上下に２分割した２個の分割板で構成すると
   ともに、該各分割板には、互いに填め合い上部の分割板
   を前後に移動する摺動レールと上部の分割板の前方への
   抜けを規制する規制部材を設けたことを特徴とする自動
   販売機。