JP4771606B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面に開口を有し周囲を断熱壁にて構成する下陳列室及び該下陳列室の上方に位置する上陳列室を構成して成るショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のショーケースは、前面に開口を有し周囲を断熱壁にて構成する陳列室が構成されており、この陳列室は、断熱仕切板などによって、上陳列部及び下陳列部に区画されている。そして、この陳列室の前面は、例えばガラス扉などの透明な扉によって開閉自在に閉塞されている。また、それぞれの陳列部内には、商品を陳列するための棚が複数段形成されており、係る棚上に商品を陳列することによって顧客に商品のアピールを行っていた。
【0003】
このとき、下陳列室に陳列された商品を効果的に陳列するため、下陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞する下扉は、上部から後方に延在するようにガラス扉に曲げ加工が施されており、下扉の上部には、上面が形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上面に曲げ加工が施されたガラス扉は、下扉の上レールとの摺動面をなめらかに加工することが困難であり、若干の凹凸が生じている。そのため、上レールとガラス扉との摺動面が面接触となり、扉の開閉が困難であると共に、下扉を摺動すると、扉が前方に外れ落ちる問題があった。
【0005】
そこで、下扉の上レールに扉外れ防止部材を取り付けることが考えられるが、ショーケースの前面にネジ止めなどにより固定されていたため、外観が損なわれるという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、下扉の摺動を容易とすると共に、ショーケースの外観を向上させるショーケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のショーケースは、前面に開口を有し周囲を断熱壁にて構成する下陳列室及び該下陳列室の上方に位置する上陳列室を構成して成るものであって、上陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞する引き戸式の上扉と、上陳列室の開口下縁に設けられ、上扉の下端が移動自在に係合される上扉用下レールと、下陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞すると共に、上部から後方に延在する上面を備えた引き戸式の下扉と、上下陳列室間の断熱壁前面に設けられ、下扉の上面後端が移動自在に係合される下扉用上レールと、該下扉用上レールの上側における断熱壁前面にネジ止めされ、下扉の下扉用上レールからの外れを阻止するための外れ防止部材と、該外れ防止部材を前側から隠蔽するカバーを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、前面に開口を有し周囲を断熱壁にて構成する下陳列室及び該下陳列室の上方に位置する上陳列室を構成して成るショーケースにおいて、上陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞する引き戸式の上扉と、上陳列室の開口下縁に設けられ、上扉の下端が移動自在に係合される上扉用下レールと、下陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞すると共に、上部から後方に延在する上面を備えた引き戸式の下扉と、上下陳列室間の断熱壁前面に設けられ、下扉の上面後端が移動自在に係合される下扉用上レールと、該下扉用上レールの上側における断熱壁前面にネジ止めされ、下扉の下扉用上レールからの外れを阻止するための外れ防止部材と、該外れ防止部材を前側から隠蔽するカバーを備えたので、ショーケースの前面から、下扉の下扉用上レールからの外れを阻止するための外れ防止部材の固定するネジをカバーにて隠蔽することができるようになり、ショーケースの外観を向上させることができるようになる。
【0009】
請求項2の発明のショーケースは、請求項1の発明に加えて、カバーの上部は上扉用下レールに係合されると共に、カバーの下部は外れ防止部材に下側からネジ止めされることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、カバーの上部は上扉用下レールに係合されると共に、カバーの下部は外れ防止部材に下側からネジ止めされるので、ショーケースの前面から外れ防止部材を固定するネジが視認されないため、ショーケースの外観をより一層向上させることができるようになる。
【0011】
請求項3の発明のショーケースは、請求項1の発明に加えて、カバーの上部は上扉用下レールに係合されると共に、カバーの下部は外れ防止部材に係合されることを特徴とする請求項1のショーケース。
【0012】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明に加えて、カバーの上部は上扉用下レールに係合されると共に、カバーの下部は外れ防止部材に係合されるので、容易にカバーを固定することができるようになり、取付作業性を向上させることができるようになる。また、ショーケース外観から、ネジ止め等による固定具が視認されないため、外観をより一層向上させることができるようになる。
【0013】
請求項4の発明のショーケースは、請求項1、請求項2又は請求項3の発明に加えて、外れ防止部材は、下扉側に突出する突起を備え、下扉の移動時、突起が当該下扉の上面後端より前側に当接することを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明によれば、請求項1、請求項2又は請求項3の発明に加えて、外れ防止部材は、下扉側に突出する突起を備え、下扉の移動時、突起が当該下扉の上面後端より前側に当接するので、下扉の摺動時に、突起が扉上面と線接触し、摺動時に生じる抵抗を小さくすることができ、扉の開閉を容易に行うことができるようになる。そのため、上部から後方に延在する上面を備えた引き戸式の下扉が、ガラス等を湾曲して形成する際に生じる加工面の凹凸があった場合でも、扉の開閉を容易に行うことができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用したショーケース1の正面図、図2はショーケース1の縦断側面図を示している。ショーケース1は、駅の売店やコンビニエンスストアなどに設置される冷却/加温ショーケースであり、前面に開口を有する断熱箱体(断熱壁)2及び側板28、28より本体が構成されている。この断熱箱体2は前面に開口する鋼板製の外箱3と、この外箱3内に間隔を存して組み込まれた前面に開口する鋼板若しくは硬質合成樹脂製の内箱4と、外箱3及び内箱4間に発泡充填された発泡ポリウレタンから成る断熱材5とから構成されている。
【0016】
そして、内箱4内方の例えば中央よりやや上方には、断熱箱体2の前方から後方に渡って断熱仕切板10が形成されており、係る断熱仕切板10の上方には上陳列室6が形成され、断熱仕切板10の下方には下陳列室11が形成されている。この断熱仕切板10の前端は、前記断熱箱体2の天井部を構成する天壁2Aの前端よりも後部に位置しており、この天壁2Aの前端は少許後部下方に向けて傾斜して形成されている。
【0017】
また、上陳列室6に対応する断熱箱体2の背面には、後面開口12が形成されており、係る後面開口12は、透視可能とされる引き戸式のガラス扉13、14によって開閉自在に閉塞されている。また、下陳列室11に対応する断熱箱体2の背面には、後面開口15が形成されており、係る後面開口15は、同じく透視可能とされる引き戸式のガラス扉16、17によって開閉自在に閉塞されている。
【0018】
また、上陳列室6に対応する断熱箱体2の前面には、天壁2Aの前端及び断熱仕切板10の前端によって囲繞される前面開口7が形成されている。係る前面開口7上縁には、上扉用上レール70、70が設けられていると共に、前面開口7下縁には、上扉用下レール71、71が設けられている。これら上扉用上レール70、70及び上扉用下レール71、71には、透視可能とされる引き戸式の上扉8、9が摺動可能に取り付けられている。これにより、開口7は、上扉8、9によって開閉自在に閉塞されている。ここで、断熱仕切板10の前端は、上述の如く断熱箱体2の天壁2Aの前端よりも後部に位置しているため、係る上扉8、9は、前方上部から後方下部に向けて所定の角度で傾斜して前面開口7に設けられる。
【0019】
これにより、上陳列室6内に陳列された商品を取り出す際に、上扉8、9の下部を持って開閉することができ、商品の取り出しを容易に行うことができるようになる。また、商品の収納を行う際においても、同じく上扉8、9の下部を持って開閉することができ、効率よく商品の収納を行うことができるようになる。
【0020】
一方、下陳列室11に対応する断熱箱体2の前面開口25上縁には、下扉用上レール72、72が設けられていると共に、前面開口25下縁には、下扉用下レール73、73が設けられている。これら下扉用上レール72、72及び下扉用下レール73、73には、透視可能とされる引き戸式の上扉26、27が摺動可能に取り付けられている。これにより前面開口25は、下扉26、27によって開閉自在に閉塞されている。この下扉26、27は、前面26A、27Aと係る前面26A、27Aの上部から後方に延在する上面26B、27Bとにより形成されている。そして、この前面26A、27A上部と上面26B、27Bとは、所定曲率にて湾曲形状とされている。
【0021】
これにより、下陳列室11内は下扉26、27の上面26B、27Bより視認することができるようになり、商品の陳列性能を向上させることができるようになる。そのため、顧客は、下陳列室11内に陳列された商品を見るために、腰を屈めるなど姿勢を変えるなどの煩わしい行動をとることなく、下陳列室11内の商品を視認することができるようになる。
【0022】
一方、上陳列室6内には、前部より後部が高く傾斜する棚20が複数段架設されており、これらの棚20の前端には、商品を保持するための商品保持部材19が形成されている。また、この商品保持部材19には、係る棚20上に陳列される商品のプライス等を表示するための掲示部材が設けられているものとする。
【0023】
これにより、上陳列室6に陳列される商品をショーケース1の前部下方、即ち、顧客方向に向けて陳列することができるようになる。また、ショーケース1の前面から上陳列室6に載置された商品を容易に把握することができるようになる。更に、商品の所謂フェイス面を前部下方に向けてアピールすることによりディスプレイ効果を向上させることができるようになり、顧客の購買意欲を増加させることができるようになる。
【0024】
また、上陳列室6内に架設される最下段の棚20の下方には、前記断熱仕切板10上面との間に上陳列室6の冷却室21が形成されている。この冷却室21内には、別置きで設置される図示しない圧縮機及び凝縮器等と所謂冷凍サイクルを構成する冷却装置の冷却器が設置されている。そして、この冷却器の近傍には、この冷却器22冷却された冷気を上陳列室6内に吐出するための送風機が設置されている。また、棚20には、図示しない電気ヒータが設置されている。
【0025】
以上の構成により、上陳列室6内を低温として使用する際には、図示しないコントロールパネルを操作することにより、上陳列室6内の冷却を行う。これにより、別置きとされた圧縮機が運転されることにより冷却室21に設置された冷却器が冷却され、係る冷却器によって、冷却室21の空気が冷却される。また、前記送風機が運転されることにより、冷却器によって冷却された冷気は、上陳列室6内に吐出される。上陳列室6内に吐出された冷気は上陳列室6内を循環した後、最下段の棚20の前端から冷却室21内に帰還する。これによって、上陳列室6内は所定の温度に冷却される。
【0026】
また、上陳列室6内を加温として使用する際には、コントロールパネルを操作することにより、前記電気ヒータによって上陳列室6内の加温を行う。これにより、上陳列室6内は、所定の温度に加温される。
【0027】
尚、上陳列室6と下陳列室11とは、断熱仕切板10によって区画されているため、両陳列室6、11から生じる熱の移動は無いものとする。
【0028】
一方、下陳列室11内には、例えば略中央に前方から後方に渡って、仕切部材としての断熱仕切棚54が設けられている。これにより、下陳列室11には、断熱仕切棚54より上方に上陳列部31が形成され、断熱仕切棚54より下方に下陳列部32が形成される。上陳列部31及び下陳列部32内には、それぞれ棚33が架設されている。また、これらの棚33の前端には、前記棚20と同様に商品を保持するための商品保持部材34が形成されており、係る棚33上に陳列される商品のプライス等を表示するための掲示部材が設けられているものとする。
【0029】
一方、下陳列室11の下陳列部32の底部には、断熱箱体2の底部と所定の間隔を存してデックパン61が設けられおり、このデックパン61の下方には、断熱箱体2の底部との間に下陳列室11の冷却室37が形成されている。この冷却室37内には、別置きで設置される図示しない圧縮機及び凝縮器等と所謂冷凍サイクルを構成する冷却装置の冷却器38が設置されている。そして、この冷却器38の近傍には、係る冷却器38にて冷却された冷気を下陳列室11内に吐出するための送風機39が設置されている。
【0030】
次に、図2及び図3を参照して、本発明の下扉26、27の外れ防止構造について説明する。図3は上扉8、9及び下扉26、27の部分拡大縦断側面図である。ここで、上陳列室6の開口7及び下陳列室11の開口25構成する前記断熱仕切体10の前端は、図3に示す如く略直角に上方に延在した垂直面10Aが形成された後、更に略直角に前方に延在した前端部10Bが形成されている。そして、この断熱仕切体10の前端部10Bは、前方から後方に向けて少許高く傾斜して形成されている。
【0031】
この断熱仕切体10の前端部10Bには、前記上扉用下レール71、71が形成される上扉用下レール部材75が左右に渡って設けられている。この上扉用下レール部材75は、上方に開口する断面略コ字状を呈しており、係る開口面に前記上扉用下レール71、71が形成されている。また、断熱仕切体10の垂直面10Aと前端部10Bに囲繞される断熱仕切体10の前端には、前方に開口する断面略コ字状の下扉用上レール部材76が左右に渡って設けられている。この下扉用上レール部材76の前面には、左右に渡って仕切体76Aが形成されており、これにより、下扉用上レール部材76前面に上下に下扉用上レール72、72が形成されている。
【0032】
一方、下扉26、27の上部後端は、それぞれ下扉用上レール72、72に摺動自在に嵌合されるように、外周に渡ってサッシュ77、78が取り付けられている。そのため、下扉26、27を下扉用上レール72、72に取り付けた際に、サッシュ77、78は、断熱仕切体10の前端部10Bの前端と略面一となる。
【0033】
下扉用上レール72、72の上側における断熱仕切体10の前端部10Bの前面には、断面略L字状の外れ防止部材80が取り付けられる。この外れ防止部材80は、左右に渡って延出して形成されていると共に、下扉26側に突出する突起82が形成されている。
【0034】
また、この外れ防止部材80の前方には、所定曲率で後方に湾曲して設曲されると共に、可撓性を有する硬質合成樹脂にて形成されるカバー81が取り付けられる。このカバー81の上部後端は、後方下側に略直角に折曲された係支部81Aが形成されていると共に、カバー81の下端は、後方に略直角に折曲された保持部81Bが形成されている。また、この保持部81Bには、左右に渡って複数の図示しない係合孔が形成されているものとする。
【0035】
以上の構成により、外れ防止部材80及びカバー81を取り付ける際には、先ず、断熱仕切体10の前端部10Bの前面に、外れ防止部材80を宛い、前面からネジ90にてネジ止めすることにより外れ防止部材80を固定する。次いで、カバー81の係支部81Aを前記上扉用下レール部材75の前端に上方から挿入し、係止させる。その後、カバー81の下端の保持部81Bを前方から外れ防止部材80の下面に沿って挿入する。下扉26、27を一側に移動させ、下側からネジ91にてカバー81の保持部81Bと外れ防止部材80を共締めにて固定する。
【0036】
これにより、下扉26を開閉動作により下扉用上レール72に摺動させた場合であったも、下扉26のサッシュ77が、外れ防止部材80に当接され、下扉用上レール72から下扉26が外れることを阻止することができるようになる。
【0037】
また、外れ防止部材80の下面には、突起82が形成されているため、下扉26の移動時、突起82が下扉26の上面後端より前側に当接するので、下扉26の摺動時に、突起82が扉26上面と線接触し、摺動時に生じる抵抗を小さくすることができ、扉26の開閉を容易に行うことができるようになる。そのため、上部から後方に延在する上面を備えた引き戸式の下扉26が、ガラス等を湾曲して形成する際に生じる加工面の凹凸があった場合でも、扉26の開閉を容易に行うことができるようになる。
【0038】
また、外れ防止部材80の前面にカバー81が設けられるため、下扉26の下扉用上レール72からの外れを阻止するための外れ防止部材80を固定するネジ90をカバー81にて隠蔽することができるようになり、ショーケース1の外観を向上させることができるようになる。
【0039】
更に、カバー81の下部は外れ防止部材80に下側からネジ91にてネジ止めされるので、ショーケース1の前面から外れ防止部材80を固定するネジ90が視認されないため、ショーケース1の外観をより一層向上させることができるようになる。
【0040】
また、この他に、カバー81の保持部81Bをネジ止めにて外れ防止部材80に固定することなく、前方からカバー81を外れ防止部材80に挿入することにより、カバー81の可撓性により、カバー81を保持しても良い。この場合、特に、固定具を必要としないため、取付作業性を向上させることができるようになると共に、ショーケース1外観から、ネジ止め等による固定具(ネジ90)が視認されないため、外観をより一層向上させることができるようになる。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、前面に開口を有し周囲を断熱壁にて構成する下陳列室及び該下陳列室の上方に位置する上陳列室を構成して成るショーケースにおいて、上陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞する引き戸式の上扉と、上陳列室の開口下縁に設けられ、上扉の下端が移動自在に係合される上扉用下レールと、下陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞すると共に、上部から後方に延在する上面を備えた引き戸式の下扉と、上下陳列室間の断熱壁前面に設けられ、下扉の上面後端が移動自在に係合される下扉用上レールと、該下扉用上レールの上側における断熱壁前面にネジ止めされ、下扉の下扉用上レールからの外れを阻止するための外れ防止部材と、該外れ防止部材を前側から隠蔽するカバーを備えたので、ショーケースの前面から、下扉の下扉用上レールからの外れを阻止するための外れ防止部材の固定するネジをカバーにて隠蔽することができるようになり、ショーケースの外観を向上させることができるようになる。
【0042】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、カバーの上部は上扉用下レールに係合されると共に、カバーの下部は外れ防止部材に下側からネジ止めされるので、ショーケースの前面から外れ防止部材を固定するネジが視認されないため、ショーケースの外観をより一層向上させることができるようになる。
【0043】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明に加えて、カバーの上部は上扉用下レールに係合されると共に、カバーの下部は外れ防止部材に係合されるので、容易にカバーを固定することができるようになり、取付作業性を向上させることができるようになる。また、ショーケース外観から、ネジ止め等による固定具が視認されないため、外観をより一層向上させることができるようになる。
【0044】
請求項4の発明によれば、請求項1、請求項2又は請求項3の発明に加えて、外れ防止部材は、下扉側に突出する突起を備え、下扉の移動時、突起が当該下扉の上面後端より前側に当接するので、下扉の摺動時に、突起が扉上面と線接触し、摺動時に生じる抵抗を小さくすることができ、扉の開閉を容易に行うことができるようになる。そのため、上部から後方に延在する上面を備えた引き戸式の下扉が、ガラス等を湾曲して形成する際に生じる加工面の凹凸があった場合でも、扉の開閉を容易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの正面図である。
【図2】本発明のショーケースの縦断側面図である。
【図3】断熱仕切板前端の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース
6 上陳列室
7、25 前面開口
8、9 上扉
10 断熱仕切板
11 下陳列室
26、27 下扉
70 上扉用上レール
71 上扉用下レール
72 下扉用上レール
73 下扉用下レール
75 上扉用上レール部材
76 下扉用上レール部材
77、78 サッシュ
80 外れ防止部材
81 カバー
81A 係支部
81B 保持部
82 突起
90、91 ネジ

Claims (4)

  1. 前面に開口を有し周囲を断熱壁にて構成する下陳列室及び該下陳列室の上方に位置する上陳列室を構成して成るショーケースにおいて、
    前記上陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞する引き戸式の上扉と、
    前記上陳列室の開口下縁に設けられ、前記上扉の下端が移動自在に係合される上扉用下レールと、
    前記下陳列室の前面開口を開閉自在に閉塞すると共に、上部から後方に延在する上面を備えた引き戸式の下扉と、
    前記上下陳列室間の前記断熱壁前面に設けられ、前記下扉の上面後端が移動自在に係合される下扉用上レールと、
    該下扉用上レールの上側における前記断熱壁前面にネジ止めされ、前記下扉の前記下扉用上レールからの外れを阻止するための外れ防止部材と、
    該外れ防止部材を前側から隠蔽するカバーを備えたことを特徴とするショーケース。
  2. 前記カバーの上部は前記上扉用下レールに係合されると共に、前記カバーの下部は前記外れ防止部材の下側からネジ止めされることを特徴とする請求項1のショーケース。
  3. 前記カバーの上部は前記上扉用下レールに係合されると共に、前記カバーの下部は前記外れ防止部材に係合されることを特徴とする請求項1のショーケース。
  4. 前記外れ防止部材は、前記下扉側に突出する突起を備え、前記下扉の移動時、前記突起が当該下扉の上面後端より前側に当接することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のショーケース。
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