JP3977977B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はショーケースに関し、更に詳細には、筐体に内部画成した収納室内に、棚部材を介して食品や飲料品等の被保存物を陳列載置するよう構成したショーケースの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品や飲料品等の被保存物を冷蔵して保存するショーケースが、ショッピングセンタやコンビニエンスストア等に設置されている。このショーケースは、内箱と外箱とで画成される空間部分に断熱材を充填した断熱箱体と、該断熱箱体の上方あるいは下方に、圧縮機や凝縮器および電装盤等からなる冷却ユニットを配設する機械室を画成した構成となっている。そして、この冷却ユニットの冷却運転を開始することで、前記断熱箱体の所要位置に配設した冷却器を介して熱交換した冷気が、該断熱箱体に内部画成した収納室を循環して、該収納室内が所定温度にまで冷却される。また断熱箱体の前部には、前方に開放する矩形状の開口部が開設され、この開口部の内周上部および下部に配設した上レールおよび下レールを介して、該開口部を開閉する前扉および後扉がスライド自在に支持されている。
【0003】
前記収納室内には、略水平に配設した棚部材が上下方向に所要間隔離間して複数配設されており、該棚部材に被保存物が載置される。この棚部材の幅寸法は、収納室の幅寸法より僅かに短かく設定され、より多くの被保存物を載置し得るよう構成される。また棚部材の前端は、前記前後の扉の内面との間に冷気通路を確保するために、所要間隔離間するよう位置決めされている。前記各扉は、開口部の略半分を閉成可能な寸法に設定されたガラス等の透明な板材と、該板材の外周囲に配設された枠体とから構成され、該枠体が上下のレールに摺動自在に支持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したショーケースは、被保存物を大量に収納できるよう大型化したものが多いが、大型化に伴って前記各扉の板材が大きくなると、扉自体の剛性が低下して作業者が前扉や後扉を外側から押したり外側から衝撃が加わると、該扉が内側に大きく撓んでしまう。この撓み自体は扉の長手方向中間部で最も顕著となり、該撓みに起因して前記板材が破損する畏れがある。そこで、これを防止するために枠体の幅寸法を拡大したり厚みを増すことによって、該枠体自体の強度を向上させることが考えられるが、これらの対策を施した場合には、ショーケースの収納室に対する視認性が低下すると共に、使用される材料の増加に伴って製造コストが上昇してしまう不具合を生ずる。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、棚部材の前端を扉の内面に近接位置させることで、収納室の良好な視認性を確保すると共に低コストを実現したもとで、扉の破損等を防止し得るショーケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るショーケスは、
収納室が内部画成されると共に前方に開放する開口部を有する筐体と、この筐体の開口部を開閉自在に閉成するようスライド自在に配設され、ガラスや樹脂等の平板材の外周囲に合成樹脂製の枠体を配設して構成された扉とを備えたショーケースにおいて、
記収納室に配設されて被保存物を載置する棚部材の前端は、前記扉の内面に対して幅方向の全長に亘って近接位置し、
前記棚部材の前端と前記扉における前記枠体の内面とが対向しあう隙間を、その扉に外側から力が加わって内側へ撓んだ場合に、該扉における枠体の内面が前記棚部材の前端に当接支持されることで扉破損を防止し得る寸法に設定したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るショーケースにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。図2および図3に示す如く、実施例に係るショーケース10は、内箱12と外箱14との間にウレタン等の発泡断熱材15を充填してなる筐体としての断熱箱体16と、該箱体16が載置されるシャーシ18から基本的に構成される。また、シャーシ18の内部に画成した機械室20には、圧縮機や凝縮器およびこれらを制御するための各種電装品を収納した電装箱等を備える冷却ユニット19が配設されている。更に、シャーシ18の底面における前部側の左右両側に脚22,22が配設されると共に、該底面の後部側の左右両側には、脚22と高さを略同一にしたキャスター24,24が配設されている。なおシャーシ18の下方には、左右の脚部22,22と干渉しない位置に、ショーケース10で発生する結露水や除霜水等を集水する蒸発皿26が、前側からの出し入れが可能に配置されている。
【0008】
前記断熱箱体16の内部下方に画成した冷却器室32には、前記冷却ユニット19を構成する冷却器28や冷気循環用のファンモータ30が配設され、該ファンモータ30の運転により送気される冷気によって断熱箱体16に内部画成した収納室31を冷却するよう構成してある。また断熱箱体16の前部には、前方に開放する矩形状の開口部16aが形成され、該開口部16aの内周上部および下部には、その幅方向(左右方向)の全長に亘って合成樹脂製の上レール42および下レール44が対応的に配設される。そして、両レール42,44間に、前扉40と後扉41とが夫々幅方向にスライド自在に支持されて、開口部16aを開閉し得るよう構成してある。
【0009】
前記前後に位置する2枚の扉40,41の基本的な構成は同じであるので、図2において右側に位置する前扉40の構成につき説明し、後扉41の同一部材には同じ符号を付して示すこととする。
【0010】
前記前扉40は、ガラスや合成樹脂等から形成される透明な矩形状の平板材38と、該平板材38の左右および下部の外周囲に配設された合成樹脂製の枠体39とから構成されている。そして、枠体39が配設されない平板材38の上部が、前記上レール42に摺動自在に支持されると共に、枠体39の下部が前記下レール44に摺動自在に支持されるようになっている。実施例の前扉40および後扉41の平板材38は、前記開口部16aの略半分を閉成し得る寸法に設定されて、該開口部16aの高さ方向には略全長に亘って延在するよう構成される。なお、前扉40における枠体39の右側部(後扉41においては枠体39の左側部)には、該扉40を開閉操作するための取っ手46が一体的に形成されている。
【0011】
前記内箱12における収納室31を画成する左右の両内側面には、内部側に開放して前後方向に延在する複数の溝部12aが、上下に所定間隔離間して形成されている。そして、左右に対向する一対の溝部12a,12a間に、食品や飲料品等の被保存物(図示せず)を整列載置するための冷気の通過を許容する棚部材34が取出し自在に載置される。また棚部材34は、その後端が溝部12a,12aの後端に当接することで、前後方向の位置決めがなされる。そして、この状態で棚部材34の前端は、図1に示す如く、前記後扉41における枠体39の内面に極めて微小な隙間を存して位置決めされる。すなわち、棚部材34の前端と後扉41の内面とが対向しあう隙間は、後扉41に外側から力が加わって内側へ撓んだ場合に、該後扉41の内面が前記棚部材34の前端に当接支持されることで扉破損を防止し得る寸法に設定される。なお、棚部材34の前端は、前後両扉40,41の内面に対して幅方向の全長に亘って近接位置して、前扉40あるいは後扉41の内面を幅方向の全長に亘って支持し得るようになっている。
【0012】
【実施例の作用】
次に、前述した実施例に係るショーケースの作用につき説明する。前記ショーケース10では、図3に示す如く、前記収納室31に収納して陳列する被保存物の高さ寸法に応じて、前記上下方向に離間位置する適宜位置の溝部12a,12a間に棚部材34を載置する。この棚部材34は、その後端を溝部12a,12aの後端に当接した状態で、その前端が、図1に示す如く、前記後扉41における枠体39の内面に略接触するよう位置決めされる。また棚部材34の前端は、前後両扉40,41の内面に対して幅方向の全長に亘って近接位置している。なお棚部材34は、収納室31の上下方向に多段的に配設されて、後扉41の内面を上下方向の複数個所で支持し得るようになっている。
【0013】
前記後扉41に外側から力が加わって内側への撓みを生じた場合、該扉41における枠体39の内面が棚部材34の前端に当接支持されて、その撓みは最小限に抑えられる。すなわち、後扉41の撓みを極力抑えることができるから、前記平板材38が破損すると云った不具合の発生を防止し得る。なお、前扉40の内面についても、後扉41の厚み寸法を存して棚部材34の前端と対向するから、該前扉40が内側へ大きく撓むのも防ぐことができる。しかも、両扉40,41の撓み防止は、枠体39の幅寸法を拡大したり厚みを増すことなく対応可能であるから、前記収納室31の視認性が低下することはなく、製造コストも低廉に抑えることができる。また、必要な強度を確保したもとで、枠体39を細くして外観の見栄えを良くすることも可能となる。
【0014】
なお、実施例では収納室を冷却するショーケースを例に挙げたが、該ショーケースとしては、収納室を加温する型式のものや、あるいは収納室を冷却も加温もしない型式のものであってもよい。また開口部を開閉する扉の数は、2枚に限らず1枚でも3枚以上であってもよく、更には複数の扉が実施例のように前後に段差をもって配設されずに、閉成した際に側端部同士が当接する構成のものであってもよい
【0015】
実施例では、平板材の外周囲に配設された枠体が該平板材から前後に突出する寸法となっているが、平板材と枠体との前後面が整列し、両部材の内面が前記棚部材の前端と前述した隙間を存して対向しあう構成を採用し得る。また、平板材は透明でなく、半透明あるいは非透明であってもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係るショーケースでは、収納室に配設された棚部材の前端を、開口部を開閉するスライド式のにおける枠体の内面に対して扉破損を防止し得る寸法の隙間を存して位置決めしたから、扉が内側に大きく撓むのを防ぐことができ、該扉の破損等の不具合の発生を未然に防止し得る。また扉の撓み防止は、扉自体の強度を高めることなく達成し得るものであるから、扉を介しての収納室の視認性が低下することはなく、製造コストも低廉に抑えることができる。更には、扉自体をスマートな外観として見栄えを良くすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係るショーケースを示す要部縦断面図である。
【図2】 実施例に係るショーケースを示す要部切欠正面図である。
【図3】 実施例に係るショーケースを示す縦断側面図である。
【符号の説明】
16 断熱箱体(筐体),16a 開口部,31 収納室,34 棚部材
38 平板材,39 枠体,40 前扉,41 後扉

Claims (2)

  1. 収納室(31)が内部画成されると共に前方に開放する開口部(16a)を有する筐体(16)と、この筐体(16)の開口部(16a)を開閉自在に閉成するようスライド自在に配設され、ガラスや樹脂等の平板材 (38) の外周囲に合成樹脂製の枠体 (39) を配設して構成された扉(40,41)とを備えたショーケースにおいて、
    記収納室(31)に配設されて被保存物を載置する棚部材(34)の前端は、前記扉(40,41)の内面に対して幅方向の全長に亘って近接位置し、
    前記棚部材(34)の前端と前記扉(40,41)における前記枠体(39)の内面とが対向しあう隙間を、その扉(40,41)に外側から力が加わって内側へ撓んだ場合に、該扉(40,41)における枠体(39)の内面が前記棚部材(34)の前端に当接支持されることで扉破損を防止し得る寸法に設定した
    ことを特徴とするショーケース。
  2. 前記棚部材(34)は、前記収納室(31)の上下方向に多段的に配設されている請求項1記載のショーケース。
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