JP4477733B2 - スライド扉の扉枠 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷蔵ショーケースや冷蔵庫あるいは温蔵庫等の貯蔵庫に配設されるスライド扉の扉枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食料品店やコンビニエンスストア等では、食品や飲料品等を冷蔵状態で収納して陳列する冷蔵ショーケースが好適に使用されている。図7に示すように、冷蔵ショーケース50は、内箱と外箱との間にウレタン等の発泡断熱材を充填した断熱箱体52の内部に、食品や飲料品等の収納物を収納する収納室54が画成される。また収納室54内には、収納物を載置・収納するための複数の棚部材70が、上下方向に所定間隔離間した状態で多段的に設置されている。
【0003】
前記断熱箱体52の前部側には、前方に開放する開口部52aが矩形状に開設され、この開口部52aには、その内周上部および下部に配設された上レールおよび下レール(何れも図示せず)と、内周右側部および左側部に配設された右枠62および左枠64によって構成された扉枠60が備えられている。前記上レールおよび下レールは、前記開口部52aを開閉する前スライド扉56および後スライド扉58をスライド可能に支持している。また、前記右枠62および左枠64は、前記両スライド扉56,58を閉成した際に、その対応する側端部を収納して開口部12aを閉塞して前記収納室54内を密閉状態とし得る構造となっている。
【0004】
前記右枠62および左枠64は、前記開口部52aにおける内周の左右両側端から突出する状態で配設されているため、図7に示す如く、該開口部52aの開口幅(A)より右枠62と左枠64との離間幅(B)は狭くなっている。この場合に、前記棚部材70は必要に応じて収納室54に対して出し入れすることがあり、従って棚部材70の横幅寸法は前記離間幅(B)より小さくする必要があった。殊に、棚部材70を収納室54内に支持する支持部が内箱に多段的に形成されて、該棚部材70を傾けた状態での出し入れが困難な構成では、その横幅寸法が両枠62,64の離間幅(B)で限定されてしまう。すなわち、棚部材70は収納室54の幅寸法(開口幅(A))に較べて小さなものとなり、該棚部材70に載置・収納し得る収納物の収容量が、収納室54の内容積に比べて少なくなる欠点が指摘される。
【0005】
そこで、図8に示す如く、前記開口部52aの右枠62および左枠64が配置される部分に、該右枠62や左枠64の幅寸法分だけ段差を設けることで、開口部52aの開口幅と、右枠62と左枠64との離間幅(B)とを同一とする構造が提案されている。この場合は、棚部材70の横幅寸法を収納室54の横幅(開口幅(A))と略同じにすることができ、収納室54の内容積に見合った量の収納物を収納することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8に示す前述の扉枠60の構造では、前記右枠62および左枠64を収めるための段差分だけ、開口部52aの該当部分の断熱材の厚みが減少してしまい、断熱効果が低下する難点が指摘される。このため、収納室54内の冷却が効率的に行なえなかったり、露付きが発生して該収納室54内を汚してしまう等の問題があった。また、内箱を段付け加工しなければならず、加工工数が増えて製造コストが嵩む欠点もある。
【0007】
前記扉枠60に関する共通の問題として、強い力で閉成した各スライド扉56,58が対応する左右の枠62,64に衝突した際には、その反動で当該スライド扉56,58が跳ね返って開いてしまい、冷気の逃出の原因となる。更に、一方のスライド扉56,58が閉成状態であっても、他方のスライド扉58,56の閉成時の衝撃によって一方のスライド扉56,58までも開放してしまうおそれがあった。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、断熱効果を低下させることなく棚部材への収納物の載置量を稼ぎ、また不用意なスライド扉の開放を防止し得るスライド扉の扉枠を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るスライド扉の扉枠は、
収納室が内部画成されると共に前方に開放する開口部を有する断熱箱体と、該開口部の内周側部に配設され、開口部を開閉するスライド扉の閉成時に協働して開口部を閉塞する枠部材と、前記収納室に開口部を介して出し入れ可能な棚部材とを備える貯蔵庫において、
前記枠部材における開口部に配設される本体には、開口部内方へ突出して閉成状態の前記スライド扉における側端部と前後の関係で臨む突出部が設けられ、
この突出部は、前記棚部材が当接した際には弾性変形してその出し入れを許容する軟質な材料から形成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るスライド扉の扉枠につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、実施例では扉枠を冷蔵ショーケースに配設した場合で説明すると共に、説明の便宜上、前後および左右とは、冷蔵ショーケースを前面側(正面側)から視た状態で指称する。
【0011】
【第1実施例】
図1に示す如く、第1実施例に係る冷蔵ショーケース10は、内箱と外箱との間にウレタン等の発泡断熱材を充填してなる断熱箱体12と、圧縮機や凝縮器等からなる冷凍装置を有する図示しない冷却ユニットとを基本的に備え、断熱箱体12に内部画成した収納室14に配設した図示しない冷却器に、冷凍装置から冷媒を循環供給することで、該収納室14内を冷却するようになっている。
【0012】
前記断熱箱体12の前部には、前方に開放する矩形状の開口部12aが形成され、該開口部12aの内周囲に、前スライド扉(スライド扉)16および後スライド扉(スライド扉)18が支持される合成樹脂製の扉枠20が配置されている。この扉枠20は、上下に配設される上レールおよび下レール(何れも図示せず)と、左右両側に配設される枠部材としての右枠22および左枠24とから矩形枠状に構成される。そして上下のレールの間に、前記前スライド扉16および後スライド扉18が夫々幅方向にスライド可能に支持されて、開口部12aを開閉し、その閉成時には前スライド扉16および後スライド扉18の外側端と、右枠22および左枠24とが当接することにより前記収納室14を密閉的に閉成可能にしてある。なお実施例では、前スライド扉16が開口部12aの右側半分を閉成し、後スライド扉18が開口部12aの左側半分を閉成するよう設定される。
【0013】
前記収納室14の幅方向両内壁面には、上下方向に所定間隔離間して多段的に棚段32,32が設けられており、同じ高さ位置の棚段32,32間に、前記開口部12aの幅方向の開口幅と略同等な横幅を有する棚部材30が載置されている。なお棚部材30は、収納物の大きさに合わせて載置する棚段32,32の位置を変更することで、収納レイアウトが容易に変更可能となっている。
【0014】
前記扉枠20における右枠22および左枠24は左右対称であるので、右枠22および該右枠22とで開口部12aを閉塞する前スライド扉16の構成について説明し、左枠24および後スライド扉18の同一部材には同じ符号を付して示すこととする。前記右枠22は、図2および図3に示す如く、開口部12aの内周側部(断熱箱体12の開口部側のコーナー部)に固定される略L字状を呈する本体23の内側面に、前後に所定間隔離間して開口部内方へ突出する前突出部(突出部)23aと後突出部(突出部)23bとが、上下方向の略全長に亘って平行に突設される。そして、前スライド扉16を閉成した際には、両突出部23a,23bの間に該スライド扉16の側端部(後述する枠材27の右端部)が収納されて開口部12aを閉塞し、前記収納室14の内部と外部との冷気(空気)の流れを効率的に遮断するよう構成される。なお、前突出部23aは前スライド扉16の手前側に位置し、後突出部23bは後スライド扉18の奥側に位置する。また前突出部23aの先端部には、後方側(収納室14側)に向かって所定長さで垂直に突出する前ストッパ(ストッパ)40が全長に亘って設けられると共に、後突出部23bの先端部には、前方側に向かって所定長さで垂直に突出する後ストッパ(ストッパ)41が全長に亘って設けられている。両ストッパ40,41の突出寸法は、前スライド扉16または後スライド扉18の透明板26(後述)に直接接触して開閉作動を阻害しない程度に設定される。
【0015】
前記右枠22の本体23は、所要の強度を有する硬質樹脂(軟質な材料)で形成されると共に、前後の突出部23a,23bおよびストッパ40,41は、一定の外力により容易に弾性変形可能な軟質樹脂(軟質な材料)で形成されている。そして、後述するように前記棚部材30が当接した際に該突出部23a,23bおよびストッパ40,41が弾性変形することで(図4参照)、棚部材30の収納室14に対する出し入れを許容するよう構成される。また、ストッパ40,41については、人手によりスライド扉16,18を開閉作動する際に加わる力によっては弾性変形し、後述するスライド扉16,18の閉成時の反動や衝撃等によって加わる力によっては容易に弾性変形しないよう設定される。なお、右枠22の全体を、軟質樹脂で形成してもよい。
【0016】
前記前スライド扉16は、ガラスや合成樹脂等からなる透明板26の外周囲に枠材27を配設して構成され、該枠材27の上下端部が上下のレールにスライド可能に支持される。また枠材27における右枠22と対向する右側部は、図3に示す如く、前スライド扉16を閉成した際に、右枠22における前後の突出部23a,23bの間に前後の関係で臨むよう設定される。そしてこの枠材27の右側部に、前方側(前突出部23a)に向かって所定長さで垂直に突出する突部27aが形成されており、この突部27aの突出寸法は、前スライド扉16の開閉作動に際して前突出部23aに形成した前記前ストッパ40に接触する値に設定される。また突部27aの材質としては、前ストッパ40との接触時に変形しない硬質樹脂が好適である。
【0017】
なお、前記後スライド扉18では、図2に示す如く、枠材27における左枠24と対向する左側部に、後方側に垂直に突出する突部27aが形成され、該突部27aが後スライド扉18の開閉作動に際して後突出部23bに形成した前記後ストッパ41に接触するよう構成される。
【0018】
【第1実施例の作用】
次に、第1実施例に係るスライド扉の扉枠の作用につき説明する。前記収納室14内には、複数の棚部材30が既に配設されているものとする。
【0019】
前記棚部材30の設置高さ位置を変える際等には、前記扉枠20から前後のスライド扉16,18を取外した状態で、図4(a)に示す如く、該棚部材30を前方側に向かって引き出すことになる。この際に、前記棚部材30の横幅寸法は、開口部12aの幅方向の開口幅と略同一(詳細には左右の枠22,24の本体23,23間の離間寸法)に設定されているため、右枠22および左枠24の後突出部23b,23bおよび前突出部23a,23aが障害となる。しかし実施例では、前記後突出部23b,23bおよび前突出部23a,23aの材質は軟質樹脂であるから、図4(b)に示す如く、前記棚部材30の引き出しにより当接する後突出部23b,23bおよび前突出部23a,23aは弾性変形する。従って、前記右枠22および左枠24の各突出部23a,23bに関係なく、前記棚部材30の引き出しが許容される。このようにして前記棚部材30が、収納室14内から取り出された後は、前記各突出部23a,23bの形状は元通りに回復する。また、一度引き出した前記棚部材30を収納室14内へ再配置する際にも同様に、前記右枠22および左枠24の各突出部23a,23bが弾性変形・回復するので容易に可能である。
【0020】
すなわち、前記棚段32,32が内箱に形成されて、収納室14に対して棚部材30の傾けた状態での出し入れが困難な構成であっても、棚部材30の横幅寸法を、右枠22と左枠24との突出部間の離間寸法に限定されることなく長くし得るから、該棚部材30に載置し得る収納物の量を多く稼ぐことができ、収納室14の内容積に見合った量の収納物を収納することができる。また、扉枠20の配設部位における断熱材の厚み寸法を小さくすることもないから、断熱効果が低下することはない。更に、内箱を段付け加工する必要もないので、加工工数を低減して製造コストを低廉に抑えることができる。なお、実施例では右枠22および左枠24のL字状(コーナー部に合わせた形状)を呈する本体23,23を硬質材料で形成したことで、該右枠22および左枠24の断熱箱体12における開口部側のコーナー部に対する位置決めが容易で取付けを簡単に行ない得る。
【0021】
次に、前スライド扉16および後スライド扉18の開閉作動について、例として閉成状態にある前スライド扉16の場合で説明すると、図5(a)に示す如く、該前スライド扉16を閉成状態から開放するよう左側へスライドさせると、これに伴って前記突部27aが前ストッパ40(後スライド扉18の場合は後ストッパ41)に接触する。前ストッパ40は、軟質樹脂を材質としているので容易に弾性変形し、前記突部27aの通過を許容する(図5(b),(c)参照)。そして、突部27aが通過した後は、前ストッパ40の形状は元通りに回復する。これは、前スライド扉16を開放状態から閉成状態へスライドする場合でも同様である。
【0022】
次に、前記スライド扉16を勢いを付けて閉成した場合、該スライド扉16の枠材27が右枠22に衝突した反動で左側(開放方向)へ戻るが、このときには突部27aが前ストッパ40に接触して開放するのは防止される。また閉成状態にある後スライド扉18が、前スライド扉16と右枠22との閉成時に生じる衝撃により開放することも、突部27aと後ストッパ41との接触により好適に防止し得る。
【0023】
すなわち、一定以上の力を加えて意識的に前スライド扉16を開閉作動する場合は、前記前ストッパ40は突部27aにより容易に弾性変形させられるので、該スライド扉16の開閉作動の阻害要因とはなり得ない。一方、前スライド扉16の閉成時に生ずる反動や衝撃等の小さな力では、前ストッパ40や後ストッパ41は突部27aの移動を許容するほど弾性変形しないから、前スライド扉16や後スライド扉18は閉成状態を維持する。なお、ここでは前スライド扉16について述べたが、後スライド扉18を開閉作動する場合も同様である。
【0024】
また第1実施例のように、左右の枠22,24の各突出部23a,23bの夫々にストッパ40,41を設けた場合、右枠22および左枠24の間の形状的差違がなくなるので部品を共通化して、製造コストを低減し得る。更に、前スライド扉16および後スライド扉18についても、その枠材27の左右の側部に夫々突部27aを設けることで、部品を共通化することができる。
【0025】
【第2実施例】
前述の第1実施例では、前スライド扉16および後スライド扉18が、他方のスライド扉の閉成時に発生する衝撃で不用意に開放しないよう、前突出部23aや後突出部23bの先端部に、対向側に向けて垂直に突出するストッパ40,41を設けていたが、第2実施例では、図5に示す如く、前ストッパ(ストッパ)42および後ストッパ(ストッパ)43を、対応する前突出部23aおよび後突出部23bの先端部側から本体23側に向かうにつれて突出部23a,23bから離間するよう所定角度(鋭角)で傾斜させたものである。
【0026】
すなわち、第2実施例の場合では、前記前後のストッパ42,43が、前記前後の突出部23a,23bの先端部から両スライド扉16,18の閉成時に加えられる外力をそらすように所定角度で傾斜しているので、該スライド扉16,18を閉成する際の抵抗を少なくすることができる。またストッパ42,43による開放防止効果を強化し得ると共に、突出部23a,23bの変形を低減し得る。更に、両スライド扉16,18を開放状態から閉成状態に移行する際に、両スライド扉16,18に対して加える力も少なくて済む。
【0027】
【別の実施例】
前述した各実施例では、右枠や左枠の前後の突出部にストッパを夫々設けたが、棚部材の横幅寸法を大きく設定することに関しては、該ストッパを省略してもよい。また、前突出部または後突出部の一方にのみストッパを設けると共に、該ストッパに接触可能な突部を枠材の対応箇所に設ける構成を採用することができる。更に、右枠や左枠に関しては、その本体を樹脂以外の金属材料等の硬質材料で形成すると共に、突出部をゴム等の弾性を有する他の軟質材料で形成してもよい。なお、実施例では、扉枠を貯蔵庫としての冷蔵ショーケースに配設した場合で説明したが、冷蔵庫や温蔵庫等にも採用し得る。
【0028】
【発明の効果】
以上に述べた如く、本発明に係るスライド扉の扉枠によれば、断熱箱体の開口部内周側部に配設される枠部材の突出部を、弾性変形可能な軟質な材料から形成したので、開口部の開口幅に略等しい横幅寸法の棚部材を採用することができ、収納物を収納室の内容積に見合った量だけ収納することが可能となる。また、前記収納室を断熱的に覆う断熱箱体の開口部付近に段差を設ける必要がなくなるので、加工工数を低減して製造コストを低廉に抑え得ると共に、断熱効果が低下するのを防止し得る。殊に冷蔵ショーケース等のように箱体内を冷却するものにおいては、外気が箱体内に入り込むことに起因する冷却器への多量の霜付きや扉への露付きの発生を抑制することができる。
【0029】
また、突出部にストッパを設け、スライド扉の該ストッパと対応する位置に突部を設けることによって、該スライド扉の閉成時の反動や衝撃等によるスライド扉の不用意な開放を防止し得る。更に、ストッパを所定角度で傾斜させることで、スライド扉の不用意な開放を防止したもとで、該スライド扉の閉成を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る冷蔵ショーケースを示す横断平面図である。
【図2】 第1実施例に係る冷蔵ショーケースの開口部付近を示す要部横断平面図である。
【図3】 第1実施例に係る右枠付近を示す要部横断平面図である。
【図4】 第1実施例に係る棚部材を前方に引き出す状態を示す説明図である。
【図5】 第1実施例に係る前スライド扉を開放作動する際に右枠のストッパが変形する状態を示す説明図である。
【図6】 第2実施例に冷蔵ショーケースの右枠付近を示す要部横断平面図である。
【図7】 従来の技術に係る冷蔵ショーケースを示す横断平面図である。
【図8】 従来の技術に係る別の冷蔵ショーケースを示す横断平面図である。
【符号の説明】
12 断熱箱体,12a 開口部,14 収納室
16 前スライド扉(スライド扉),18 後スライド扉(スライド扉)
22 右枠(枠部材),23 本体,23a 前突出部(突出部)
23b 後突出部(突出部),24 左枠(枠部材),27a 突部,30 棚部材
40 前ストッパ(ストッパ),41 後ストッパ(ストッパ)
42 前ストッパ(ストッパ),43 後ストッパ(ストッパ)
Claims (4)
- 収納室(14)が内部画成されると共に前方に開放する開口部(12a)を有する断熱箱体(12)と、該開口部(12a)の内周側部に配設され、開口部(12a)を開閉するスライド扉(16,18)の閉成時に協働して開口部(12a)を閉塞する枠部材(22,24)と、前記収納室(14)に開口部(12a)を介して出し入れ可能な棚部材(30)とを備える貯蔵庫において、
前記枠部材(22,24)における開口部(12a)に配設される本体(23)には、開口部内方へ突出して閉成状態の前記スライド扉(16,18)における側端部と前後の関係で臨む突出部(23a,23b)が設けられ、
この突出部(23a,23b)は、前記棚部材(30)が当接した際には弾性変形してその出し入れを許容する軟質な材料から形成されている
ことを特徴とするスライド扉。 - 前記枠部材(22,24)の本体(23)は硬質な材料で形成されている請求項1記載のスライド扉の扉枠。
- 前記スライド扉(16,18)の側端部に、前記突出部(23a,23b)に向かって突出する突部(27a)が設けられると共に、該突出部(23a,23b)には、スライド扉(16,18)の開閉作動に際して前記突部(27a)と接触するストッパ(40,41,42,43)が突設されている請求項1または2記載のスライド扉の扉枠。
- 前記ストッパ(42,43)は、前記突出部(23a,23b)の先端側から本体側に向かうにつれて突出部(23a,23b)から離間するよう所定角度で傾斜している請求項3記載のスライド扉の扉枠。
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