JPWO2017068641A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

ユーザの使用時には容器が外れ難く、容器の着脱は容易に行える簡易な構成の冷蔵庫を得る。容器と、引掛け部と、傾斜保持部と、を備え、引掛け部は、貯蔵室内の側壁から内側に突出した凸部と、容器の側壁から外側に突出すると共に凸部に引っ掛かるフック部と、を有し、傾斜保持部は、貯蔵室内の側壁から内側に突出した直線状の第1レール部と、容器の側壁から外側に突出すると共にフック部を凸部に引っ掛けた際に引掛け部を回動中心として容器が傾いた傾斜状態で第1レール部の下面に当接する、前方よりも後方が下方に傾斜した傾斜面部と、を有する。

Description

本発明は、貯蔵室内に前方を下方に傾けた傾斜状態で引き出せる容器を備えた冷蔵庫に関するものである。
従来の冷蔵庫では、冷蔵室上部に備えた引き出し容器は、冷蔵庫内の壁面が上面にあり、容器を引き出しても充分な開口面積を確保できない。
そこで、たとえば、特許文献1、特許文献2に開示されるように、引き出し容器の前面が下方に傾斜することで引き出し容器内に収納した食品の確認または取り出し作業を容易にした冷蔵庫がある。
特許文献1には、冷蔵室内の側壁に容器をガイドする側壁レール部と、容器側には側壁レール部を挟み込む2本の容器レール部と、を備えた冷蔵庫が開示されている。
特許文献1の技術では、容器レール部の端部に引き出し容器を引き出した際に前方を下方に傾けた傾斜状態を保持する引掛け形状を設けることで、引き出し容器内の収納食品の出し入れを行うスペースが広がり、食品を容易に出し入れできる。
また、特許文献2には、引き出し容器の側壁と冷蔵室内の側壁とのそれぞれに凸形状およびレール部を備え、引き出し容器を前方に引き出すと徐々に容器前方が下がることで、引き出し容器の食品開示スペースを広げている冷蔵庫が開示されている。
特開2007−46807号公報 特開2010−38499号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、引き出し容器の固定を容器レール部の端部のみで行っているため、引き出し容器を傾斜状態にした際に容器前方の傾きを変えると引き出し容器の引掛け形状が冷蔵室内の側壁に設けた側壁レール部の引掛け形状を乗り越えてしまうおそれがある。そのため、ユーザが引き出し容器を引き出す際に引き出し容器が外れてしまう課題があった。
また、特許文献2の技術では、引き出し容器が簡単に外れないように引き出し容器と冷蔵室内の側壁とに凸形状とそれに対応したレール部をそれぞれ備えている。しかし、この構成は、構造が複雑になり、引き出し容器の着脱に手間がかかり、また形状が複雑化されるため成形性が悪くなる課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、ユーザの使用時には容器が外れ難く、容器の着脱は容易に行える簡易な構成の冷蔵庫を得ることにある。
本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室内に配置されて前方側へ引き出し可能な容器と、前記容器を停止位置まで引き出した際に、前記容器を引っ掛ける引掛け部と、前記引掛け部に引っ掛けた前記容器を基準の姿勢よりも前方を下方に傾けた傾斜状態で保持する傾斜保持部と、を備え、前記引掛け部は、前記貯蔵室内の側壁から内側に突出した凸部と、前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記凸部に引っ掛かるフック部と、を有し、前記傾斜保持部は、前記貯蔵室内の側壁から内側に突出した直線状の第1レール部と、前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記フック部を前記凸部に引っ掛けた際に前記引掛け部を回動中心として前記容器が傾いた前記傾斜状態で前記第1レール部の下面に当接する、前方よりも後方が下方に傾斜した傾斜面部と、を有するものである。
本発明に係る冷蔵庫によれば、引掛け部は、貯蔵室内の側壁から内側に突出した凸部と、容器の側壁から外側に突出すると共に凸部に引っ掛かるフック部と、を有し、傾斜保持部は、貯蔵室内の側壁から内側に突出した直線状の第1レール部と、容器の側壁から外側に突出すると共にフック部を凸部に引っ掛けた際に引掛け部を回動中心として容器が傾いた傾斜状態で第1レール部の下面に当接する、前方よりも後方が下方に傾斜した傾斜面部と、を有する。
このため、ユーザが使用する容器が傾いた傾斜状態では、フック部が凸部に引っ掛かり容器が外れ難い。また、容器の着脱のときには、フック部が凸部に引っ掛からなくするだけでよく、容器の着脱を容易に行える。
また、引き出した容器が傾いた傾斜状態は、引掛け部および傾斜保持部の構成で達成することができ、簡易な構成で容器を傾斜状態に保持することができる。
したがって、ユーザが使用するときには容器が外れ難く、容器の着脱は容易に行える簡易な構成の冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の概略構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室最上部空間に設けられた引き出し容器を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の引き出し容器を引き出す前の収納状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の引き出し容器を引き出した後の傾斜状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の引き出し容器の引き出す前の収納状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の引き出し容器を引き出したときの最大引出状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の引き出し容器を引き出した後の傾斜状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の引き出し容器を取り外す動作状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器の引き出す前の収納状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を引き出したときの最大引出状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を引き出した後の傾斜状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を第1方法で取り外す第1動作状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を第1方法で取り外す第2動作状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を第2方法で取り外す第1動作状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を第2方法で取り外す第2動作状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を第2方法で取り外す第3動作状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の引き出し容器を第2方法で取り外す第4動作状態を示す説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
さらに、明細書全文に示されている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す斜視図である。
図1に示すように、冷蔵庫100は、2ドア式であり、上部に冷凍室1を備え、下部に貯蔵室としての冷蔵室2を備えている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の概略構成を示す説明図である。
図2に示すように、冷蔵庫100は、冷蔵庫本体3の内箱内部に1つの仕切り4が設けられ、冷凍室1と、冷蔵室2と、を備え、ユーザの利用形態に合わせ温度帯の異なる2つの部屋に区切られている。
冷蔵庫本体3は、鋼板製の外箱と樹脂製の内箱との間に断熱材が発泡充填されている。
冷蔵庫本体3の背面下部には、冷媒を圧縮する図示しない圧縮機が設置される。冷凍室1の奥面には、図示しない冷却器が設置される。冷凍室1の冷却器の前面には、冷却器により冷却された冷気を各室へ送風する図示しない送風機を有する冷凍室風路が設置される。冷凍室風路は、冷凍室の図示しない吹出口に繋がっている。
冷蔵室2の奥面には、冷凍室風路から分岐した図示しない冷蔵室風路が設置される。冷蔵室風路は、冷蔵室の図示しない吹出口に繋がっている。
冷凍室1の前面には、冷凍室扉5が右側端部に回転軸を鉛直方向に延びるように有して開閉自在に取り付けられている。冷凍室扉5の内側には、2段のかご状の収納ケース6a、6bが設けられている。
また、冷凍室1内には、棚7が設けられている。
冷蔵室2の前面には、冷蔵室扉8が右側端部に回転軸を鉛直方向に延びるように有して開閉自在に取り付けられている。冷蔵室扉8の内側には、3段のかご状の収納ケース9a、9b、9cが設けられている。
また、冷蔵室2内には、棚10a、10bが設けられている。
冷蔵室2内には、引き出し容器11が最下部空間に配置されている。
さらに、冷蔵室2内には、引き出し容器12が最上部空間に配置されている。
圧縮機により圧縮され、高温高圧となった冷媒ガスは、冷蔵庫本体3の断熱材が発泡充填された部分に設置された図示しない凝縮器により放熱され、液状冷媒となる。液状冷媒は、冷蔵庫本体3の背面下部に設置された図示しないドライヤを通り、図示しない毛細管により減圧され、冷却器に送られて気化する。この時、冷媒は、周囲の熱を吸熱するため、冷却器の周囲の気体が冷却される。
冷却器により冷却された冷気は、冷凍室1内の奥面であって冷却器の前面に設置された送風機を備えた冷凍室風路に流入する。冷凍室風路に流入した冷気は、冷凍室風路の前面に設けられた吹出口より冷凍室1内に流入する。
また、冷凍室風路から分流した冷気は、図示しない冷蔵室風路の前面に設けられた図示しない吹出口より冷蔵室2内に流入する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の冷蔵室2の最上部空間に設けられた引き出し容器12を示す正面図である。図4Aは、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を引き出す前の収納状態を示す斜視図である。図4Bは、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を引き出した後の傾斜状態を示す斜視図である。
図3〜図4Bに示すように、冷蔵室2の最上部空間に配置される引き出し容器12は、冷蔵室2内に配置されて前方へ引き出し可能な上部を開口した箱状である。
引き出し容器12は、冷蔵庫100内の仕切り4の壁面が上面にあり、引き出し容器12を引き出しても充分な開口面積を確保できない。そのため、図4Bに示すように、引き出し容器12は、引き出した後に開口面積を確保できるように傾斜状態に保持される。
ここで、冷蔵庫100は、引き出し容器12を引き出す方向が前方であり、引き出し容器12を収納する奥側が後方である。
図5Aは、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の引き出し容器12の引き出す前の収納状態を示す説明図である。図5Bは、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を引き出したときの最大引出状態を示す説明図である。図5Cは、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を引き出した後の傾斜状態を示す説明図である。
図5A〜図5Cに示すように、冷蔵庫100は、引掛け部20と、傾斜保持部30と、を備えている。
引掛け部20は、引き出し容器12を停止位置まで引き出した最大引出状態とした際に、引き出し容器12を引っ掛けるものである。
引掛け部20は、凸部21と、フック部22と、を有している。
凸部21は、冷蔵室2内の側壁から内側に突出し、円弧形状の外周部を含んだ円形に形成されている。
フック部22は、引き出し容器12の側壁上部から外側に突出すると共に凸部21に引っ掛かる。フック部22は、凸部21の円弧形状の外周部と接触する円弧形状の内周部22aを含んで形成されている。具体的には、フック部22は、凸部21の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部22aを含み屈曲している。
そして、フック部22は、少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状である内周部22aを含む部分の周りの外周部に、前方よりも後方が上方に傾斜した斜下方向を向く後方傾斜面部22bを含んで形成されている。後方傾斜面部22bは、内周部22aの後方に形成されている。
また、引き出し容器12は、引き出し容器12の側壁上部から外側に突出すると共に引き出し容器12を最終収納位置まで収納した際に凸部21に当接する当接部23を有している。
当接部23は、鉛直方向に延びる部材である。
さらに、引き出し容器12は、引き出し容器12の側壁上部から外側に突出すると共にフック部22と当接部23とを直線状につないで凸部21に下面をガイドされる直線部24を有している。
直線部24が凸部21にガイドされることにより、引き出し容器12は、最終収納位置から停止位置まで水平に引き出される。
傾斜保持部30は、引掛け部20に引っ掛けた引き出し容器12を基準の姿勢よりも前方を下方に傾けた傾斜状態で保持するものである。
傾斜保持部30は、第1レール部31と、傾斜面部32と、を有している。
第1レール部31は、冷蔵室2内の側壁から内側に突出した水平方向に延びる直線状である。
傾斜面部32は、引き出し容器12の側壁から外側に突出すると共にフック部22を凸部21に引っ掛けた際に引掛け部20を回動中心として引き出し容器12が傾いた傾斜状態で第1レール部31の下面31aに当接するものである。傾斜面部32は、前方よりも後方が下方に傾斜した斜上方向を向いた面部である。
そして、冷蔵庫100は、冷蔵室2内の側壁から内側に突出すると共に第1レール部31の下方に並列する水平方向に延びる直線状の第2レール部33を有している。
また、引き出し容器12は、引き出し容器12の側壁から外側に突出すると共に引き出し容器12の移動に伴い第1レール部31と第2レール部33との間に挟まってガイドされるブロック部34を有している。
ブロック部34は、第1レール部31と第2レール部33との間に挟まる幅の水平方向に延びる直線状のレール部材である。ブロック部34は、引き出し容器12の底部に沿って形成されている。
ブロック部34が第1レール部31と第2レール部33との間に挟まってガイドされることにより、引き出し容器12は、最終収納位置から停止位置まで水平に引き出される。
つまり、引き出し容器12は、直線部24が凸部21にガイドされることと、ブロック部34が第1レール部31と第2レール部33との間に挟まってガイドされることと、により、上下方向に離れた2箇所をガイドされて姿勢を傾けずに水平方向に引き出すことができる。
ブロック部34の後端には、傾斜面部32が形成されている。
傾斜面部32は、前方よりも後方が下方に傾斜した角度を有し、この傾斜面部32が第1レール部31の下面31aに接触する角度がそのまま引き出し容器12の傾斜状態の角度に反映される。このため、傾斜状態の角度は、傾斜面部32の傾斜角度によって適宜設定することができる。
図5Aに示すように、引き出し容器12は、冷蔵室2内に収納される収納状態では、直線部24の前方端部に形成されている当接部23が凸部21に接触することと、ブロック部34が第1レール部31と第2レール部33との間に挟まってガイドされた状態であることと、により、冷蔵室2内の奥まで収納される。
図5Bに示すように、引き出し容器12を引き出すと、引き出し容器12は、直線部24の下面が凸部21にガイドされることと、ブロック部34が第1レール部31と第2レール部33との間に挟まってガイドされることと、により、上下方向に離れた2箇所をガイドされて姿勢を傾けずに水平方向に引き出される。
そして、引き出し容器12は、停止位置まで引き出されると、図5Bに示すように、フック部22が凸部21に引っ掛かる。このため、引き出し容器12は、停止位置よりも前方には引き出せなくなる。このとき、ブロック部34は、第1レール部31と第2レール部33との間に傾斜面部32の一部を残している。
図5Cに示すように、引き出し容器12が最大引出状態となった図5Bの状態から、引き出し容器12は、自重で引き出し容器12の前方を下げ始める。具体的には、引き出し容器12は、引掛け部20を回動中心として前方を後方よりも下方に回動させる。
このとき、引掛け部20を構成する凸部21とフック部22とは、凸部21の外周部が円弧形状であり、凸部21に引っ掛かったフック部22の内周部22aも円弧形状であることから、摺動抵抗の少ない状態で回動することができ、耐久性に優れる。
そして、一部が第1レール部31と第2レール部33との間に入ったままの状態であったブロック部34に形成された傾斜面部32は、引き出し容器12の回動によって第1レール部31の下面31aに接触する。
以上によって、引き出し容器12の前方が下方に傾いた傾斜状態が達成される。
すなわち、引き出し容器12の傾斜状態は、フック部22が凸部21に引っ掛かり、傾斜面部32が第1レール部31の下面31aに接触することで、その状態が保持できる。
このように、引掛け部20および傾斜保持部30を備えるだけで、引き出し容器12または冷蔵室2内の形状を複雑にすることなく、簡易な構成で引き出し容器12を傾斜状態で保持することができる。
図6は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を取り外す動作状態を示す説明図である。
図6に示すように、引き出し容器12が最大引出状態となった図5Bの状態から、ユーザが引き出し容器12を図示矢印のように前方斜め上方に持ち上げる。ここで、フック部22が凸部21の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部22aを含み屈曲している。このことから、ユーザが先のように引き出し容器12を持ち上げると、フック部22が凸部21を乗り越え、引き出し容器12を取り外すことができる。これは、フック部22の屈曲部分が凸部21の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部22aを含み屈曲しているだけであり、0度〜後方側180度以上の屈曲量を有していないからである。
この引き出し容器12を持ち上げてフック部22を凸部21から乗り越えさせる際に、傾斜面部32が第1レール部31と接触するが、引き出し容器12の持ち上げの邪魔にならない。つまり、傾斜面部32の一部が、第1レール部31と第2レール部33との間で上方にスライド可能となる。
これにより、ユーザは、引き出し容器12を簡単に取り外すことができる。
また、ユーザが引き出し容器12を取り付ける際には、傾斜面部32を第1レール部31と第2レール部33との間に挿入するように水平方向に押し込むと、凸部21がフック部22の外周部である後方に形成された前方よりも後方が上方に傾斜した後方傾斜面部22bにガイドされる。そして、引き出し容器12は、ブロック部34が第1レール部31と第2レール部33との間に入り込みつつ、フック部22が凸部21を乗り越えるように持ち上がる。
これにより、ユーザは、引き出し容器12を簡単に取り付けることができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、引掛け部および傾斜保持部の形状が上記実施の形態と異なる。実施の形態2では、その特徴部のみを記載し、その他の部分を省略する。
図7Aは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12の引き出す前の収納状態を示す説明図である。図7Bは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を引き出したときの最大引出状態を示す説明図である。図7Cは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を引き出した後の傾斜状態を示す説明図である。
図7A〜図7Cに示すように、冷蔵庫100は、引掛け部120と、傾斜保持部130と、を備えている。
引掛け部120は、引き出し容器12を停止位置まで引き出した最大引出状態とした際に、引き出し容器12を引っ掛けるものである。
引掛け部120は、凸部121と、フック部122と、を有している。
凸部121は、冷蔵室2内の側壁から内側に突出し、円弧形状の外周部を含んだ円形に形成されている。
フック部122は、引き出し容器12の側壁下部から外側に突出すると共に凸部121に引っ掛かる。フック部122は、凸部121の円弧形状の外周部と接触する円弧形状の内周部122aを含んで形成されている。具体的には、フック部122は、凸部121の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部122aを含み屈曲している。
そして、フック部122は、少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状である内周部122aを含んで屈曲した部分の周りの外周部に、フック部122の下端と第1レール部131の下面の位置までの上端とを有するブロック部134が形成されている。
また、引き出し容器12は、引き出し容器12の側壁下部から外側に突出すると共に引き出し容器12を最終収納位置まで収納した際に凸部121に当接する当接部123を有している。
当接部123は、フック部122を垂線に対して前後方向で線対称にした形状を有する。
さらに、引き出し容器12は、引き出し容器12の側壁下部から外側に突出すると共にフック部122と当接部123とを直線状につないで凸部121に下面をガイドされる直線部124を有している。
直線部124が凸部121にガイドされることにより、引き出し容器12は、最終収納位置から停止位置まで水平に引き出される。
傾斜保持部130は、引掛け部120に引っ掛けた引き出し容器12を基準の姿勢よりも前方を下方に傾けた傾斜状態で保持するものである。
傾斜保持部130は、第1レール部131と、傾斜面部132と、を有している。
第1レール部131は、冷蔵室2内の側壁から内側に突出した水平方向に延びる直線状である。
傾斜面部132は、引き出し容器12の側壁から外側に突出すると共にフック部122を凸部121に引っ掛けた際に引掛け部120を回動中心として引き出し容器12が傾いた傾斜状態で第1レール部131の下面131aに当接するものである。傾斜面部132は、前方よりも後方が下方に傾斜した斜上方向を向いた面部である。傾斜面部132は、引き出し容器12の側壁奥部かつ下部に形成されている、台形状の部材である。
傾斜面部132は、前方よりも後方が下方に傾斜した角度を有し、この傾斜面部132が第1レール部131の下面131aに接触する角度がそのまま引き出し容器12の傾斜状態の角度に反映される。このため、傾斜状態の角度は、傾斜面部132の傾斜角度によって適宜設定することができる。
そして、冷蔵庫100は、冷蔵室2内の側壁から内側に突出すると共に第1レール部131の下方に並列する水平方向に延びる直線状の第2レール部133を有している。第2レール部133は、第1レール部131よりも前方に延びず、短い。
また、引き出し容器12は、引き出し容器12の側壁から外側に突出すると共に引き出し容器12の移動に伴い第1レール部131と第2レール部133との間に挟まってガイドされるブロック部134を有している。
ブロック部134は、フック部122の下端と第1レール部131の下面131aの位置までの上端とを有し、第1レール部131と第2レール部133との間に挟まる幅の台形状の部材である。ブロック部134は、引き出し容器12の側壁下部に形成されたフック部122、当接部123および直線部124と一体的に形成されている。ブロック部134の上面は、前方よりも後方が下方に傾斜した傾斜上面部134aに形成されている。
ブロック部134が第1レール部131と第2レール部133との間に挟まってガイドされることにより、引き出し容器12は、最終収納位置から停止位置まで水平に引き出される。
つまり、引き出し容器12は、直線部124が凸部121にガイドされることと、ブロック部134が第1レール部131と第2レール部133との間に挟まってガイドされることと、により、前後方向に離れた2箇所をガイドされて姿勢を傾けずに水平方向に引き出すことができる。
引き出し容器12の側壁には、ブロック部134と傾斜面部132との間に、縦方向に連通した空間部135が形成されている。
空間部135は、引き出し容器12を停止位置まで引き出して更に引き出し容器12を持ち上げてフック部122に凸部121を乗り越えさせた後に凸部121を上方に通過させるように構成されている。このため、空間部135の水平方向の幅は、凸部121の直径よりも大きい。
図7Aに示すように、引き出し容器12は、冷蔵室2内に収納される収納状態では、直線部124の前方端部に形成されている当接部123が凸部121に接触することと、ブロック部134が第1レール部131と第2レール部133との間に挟まってガイドされた状態であることと、により、冷蔵室2内の奥まで収納される。
図7Bに示すように、引き出し容器12を引き出すと、引き出し容器12は、直線部124が凸部121にガイドされることと、ブロック部134が第1レール部131と第2レール部133との間に挟まってガイドされることと、により、前後方向に離れた2箇所をガイドされて姿勢を傾けずに水平方向に引き出される。
そして、引き出し容器12は、停止位置まで引き出されると、図7Bに示すように、フック部122が凸部121に引っ掛かる。このため、引き出し容器12は、停止位置よりも前方には引き出せなくなる。このとき、ブロック部134は、第1レール部131と第2レール部133との間から抜き出る。また、ブロック部134よりも後方に小型に形成された傾斜面部132は、第1レール部131と第2レール部133との間に存在する。
ブロック部134は、第1レール部131と第2レール部133との間から抜き出ても、引き出し容器12を収納状態に戻す場合には、ブロック部134の傾斜上面部134aの後方が前方よりも下方に傾いて小さく形成されていることから、傾斜面部132に連続して第1レール部131と第2レール部133との間に容易に入り込むことができる。
図7Cに示すように、引き出し容器12が最大引出状態となった図7Bの状態から、引き出し容器12は、自重で引き出し容器12の前方を下げ始める。具体的には、引き出し容器12は、引掛け部120を回動中心として前方を後方よりも下方に回動させる。
このとき、引掛け部120を構成する凸部121とフック部122とは、凸部121の外周部が円弧形状であり、凸部121に引っ掛かったフック部122の内周部122aも円弧形状であることから、摺動抵抗の少ない状態で回動することができ、耐久性に優れる。
そして、第1レール部131と第2レール部133との間に入ったままの状態であった傾斜面部132は、引き出し容器12の回動によって第1レール部131の下面131aに接触する。
以上によって、引き出し容器12の前方を下方に傾けた傾斜状態が達成される。
すなわち、引き出し容器12の傾斜状態は、フック部122が凸部121に引っ掛かって、傾斜面部132が第1レール部131の下面131aに接触することで、その状態が保持できる。
このように、引掛け部120および傾斜保持部130を備えるだけで、引き出し容器12または冷蔵室2内の形状を複雑にすることなく、簡易な構成で引き出し容器12を傾斜状態で保持することができる。
図8Aは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を第1方法で取り外す第1動作状態を示す説明図である。図8Bは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を第1方法で取り外す第2動作状態を示す説明図である。
図8Aに示すように、引き出し容器12が最大引出状態となった図7Bの状態から、ユーザが引き出し容器12を上方に持ち上げる。ここで、フック部122が凸部121の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部122aを含み屈曲している。このことから、先のように引き出し容器12を持ち上げると、フック部122が凸部121を乗り越える。これは、フック部122の屈曲部分が凸部121の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部122aを含み屈曲しているだけであり、0度〜後方側180度以上の屈曲量を有していないからである。
この引き出し容器12を持ち上げてフック部122を凸部121から乗り越えさせる際に、傾斜面部132と第1レール部131とが離間しており、引き出し容器12の持ち上げの邪魔にならない。つまり、傾斜面部132が、第1レール部131と第2レール部133との間で上方にスライド可能となる。
図8Bに示すように、フック部122に凸部121を乗り越えさせる図8Aの状態から、ユーザが引き出し容器12を正面側に水平方向に引き出すことにより、引き出し容器12を取り外せる。このとき、傾斜面部132は、第1レール部131と第2レール部133との間から抜け出る。
ここで、この第1方法では、引き出し容器12は、正面側に引出量X1以上引き出す必要が生じる。
これにより、ユーザは、引き出し容器12を簡単に取り外すことができる。
図9Aは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を第2方法で取り外す第1動作状態を示す説明図である。図9Bは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を第2方法で取り外す第2動作状態を示す説明図である。図9Cは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を第2方法で取り外す第3動作状態を示す説明図である。図9Dは、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫100の引き出し容器12を第2方法で取り外す第4動作状態を示す説明図である。
図9Aに示すように、引き出し容器12が最大引出状態となった図7Bの状態から、ユーザが引き出し容器12を上方に持ち上げてフック部122に凸部121を乗り越えさせる。その後、図示矢印のように、空間部135が凸部121を通過するよう引き出し容器12を下方に移動させる。
これにより、図9Bに示すように、引き出し容器12の空間部135が凸部121を通過していく。
図9Cに示すように、引き出し容器12の空間部135が凸部121を通過した後、ユーザは、引き出し容器12を図示矢印のように前方側を下方に回動させる。
図9Dに示すように、ユーザは、引き出し容器12の前方側を下方に傾けて取り外す。
ここで、引き出し容器12は、正面側に引出量X2だけ引き出して取り外せる。
これによると、ユーザが冷蔵室扉8を90度開いた状態で、冷蔵室扉8の内側に設けられた収納ケース9aに衝突させないで引き出し容器12を取り外すことができる。
このように、第2方法では、引き出し容器12の引出量X2が第1方法の引出量X1よりも少なくて済み、狭いスペースでも引き出し容器12を取り外すことができる。
以上の実施の形態1、2によると、引掛け部20、120は、凸部21、121と、フック部22、122と、を有し、傾斜保持部30、130は、第1レール部31、131と、傾斜面部32、132と、を有する。この構成によれば、ユーザが使用する引き出し容器12が傾いた傾斜状態では、フック部22、122が凸部21、121に引っ掛かり引き出し容器12が外れ難い。また、引き出し容器12の着脱のときには、フック部22、122が凸部21、121に引っ掛からなくするだけでよく、引き出し容器12の着脱を容易に行える。
また、引き出した引き出し容器12が傾いた傾斜状態は、引掛け部20、120および傾斜保持部30、130の構成で達成することができ、簡易な構成で引き出し容器12を傾斜状態に保持することができる。
したがって、ユーザが使用するときには引き出し容器12が外れ難く、引き出し容器12の着脱は容易に行える簡易な構成の冷蔵庫100を提供することができる。
凸部21、121は、円弧形状の外周部を含み、フック部22、122は、凸部21、121の円弧形状の外周部と接触する円弧形状の内周部22a、122aを含む。この構成によれば、傾斜状態に引き出し容器12を傾ける回動中心となる引掛け部20、120の凸部21、121およびフック部22、122は、引っ掛かり状態で摺動抵抗を少なく回動することができ、耐久性が向上する。
フック部22、122は、凸部21、121の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部22a、122aを含む。この構成によれば、ユーザが使用するときにはフック部22、122が凸部21、121に引っ掛かり、引き出し容器12が外れ難い。また、引き出し容器12の着脱は、フック部22、122が凸部21、121を乗り越え易く容易に行える。
フック部22は、内周部22aを含む部分の周りの外周部に前方よりも後方が上方に傾斜した後方傾斜面部22bを含む。この構成によれば、ユーザが引き出し容器12を取り付ける際に、凸部21がフック部22の外周部に形成された前方よりも後方が上方に傾斜した後方傾斜面部22bにガイドされる。これにより、フック部22が凸部21を乗り越えるように持ち上がり、ユーザは、引き出し容器12を簡単に取り付けることができる。
引き出し容器12の側壁から外側に突出すると共に引き出し容器12を最終収納位置まで収納した際に凸部21、121に当接する当接部23、123を有している。この構成によれば、引き出し容器12は、冷蔵室2内に収納される収納状態で当接部23、123に凸部21、121に接触して位置が規定される。
引き出し容器12の側壁から外側に突出すると共にフック部22、122と当接部23、123とを直線状につないで凸部21、121に下面をガイドされる直線部24、124を有する。この構成によれば、直線部24、124が凸部21、121にガイドされて、引き出し容器12が姿勢を傾けずに水平方向に引き出される。
第1レール部31、131の下方に並列する直線状の第2レール部33、133と、第1レール部31、131と第2レール部33、133との間に挟まってガイドされるブロック部34、134と、を有している。この構成によれば、ブロック部34、134が第1レール部31、131と第2レール部33、133との間に挟まってガイドされて、引き出し容器12が姿勢を傾けずに水平方向に引き出される。
傾斜面部32は、ブロック部34の後端に形成されている。この構成によれば、傾斜面部32およびブロック部34を一体的に形成することができ、簡易な構成となる。
引き出し容器12の側壁には、ブロック部134と傾斜面部132との間に、空間部135が形成されている。この構成によれば、空間部135は、引き出し容器12を停止位置まで引き出して更に引き出し容器12を持ち上げてフック部122に凸部121を乗り越えさせた後に凸部121を上方に通過させることができる。これにより、ユーザは、引き出し容器12の引出量X2で引き出し容器12の前方側を下方に傾けて取り外すことができる。したがって、引き出し容器12の引出量X2が少なくて済み、狭いスペースでも引き出し容器12を取り外すことができる。これによると、ユーザが冷蔵室扉8を90度開いた状態で、冷蔵室扉8の内側に設けられた収納ケース9aに衝突させないで引き出し容器12を取り外すことができる。
なお、本発明は、引き出し容器を冷蔵庫の他の部分に適用してもよい。また、本発明を適用する冷蔵庫も2ドア式のものに限られない。
1 冷凍室、2 冷蔵室、3 冷蔵庫本体、4 仕切り、5 冷凍室扉、6a 収納ケース、6b 収納ケース、7 棚、8 冷蔵室扉、9a 収納ケース、9b 収納ケース、9c 収納ケース、10a 棚、10b 棚、11 引き出し容器、12 引き出し容器、20 引掛け部、21 凸部、22 フック部、22a 内周部、22b 後方傾斜面部、23 当接部、24 直線部、30 傾斜保持部、31 第1レール部、31a 下面、32 傾斜面部、33 第2レール部、34 ブロック部、100 冷蔵庫、120 引掛け部、121 凸部、122 フック部、122a 内周部、123 当接部、124 直線部、130 傾斜保持部、131 第1レール部、131a 下面、132 傾斜面部、133 第2レール部、134 ブロック部、134a 傾斜上面部、135 空間部。
本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室内に配置されて前方へ引き出し可能な容器と、前記容器を最大引出状態の停止位置まで引き出した際に、前記容器を引っ掛ける引掛け部と、前記引掛け部に引っ掛けた前記容器を基準の姿勢よりも前方を下方に傾けた傾斜状態で保持する傾斜保持部と、を備え、前記引掛け部は、前記貯蔵室内の側壁から内側に突出した凸部と、前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記凸部に引っ掛かるフック部と、を有し、前記傾斜保持部は、前記貯蔵室内の側壁から内側に突出した直線状の第1レール部と、前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記フック部を前記凸部に引っ掛けた際に前記引掛け部を回動中心として前記容器が傾いた前記傾斜状態で前記第1レール部の下面に当接する、前方よりも後方が下方に傾斜した傾斜面部と、を有し、前記凸部は、円弧形状の外周部を含み、前記フック部は、前記凸部の円弧形状の外周部と接触する内周部であって、前記凸部の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の前記内周部を含み、前記フック部は、前記凸部の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の前記内周部を含む部分の周りの外周部にて、当該内周部の後方に形成されて前方よりも後方が上方に傾斜した後方傾斜面部を含むものである。

Claims (9)

  1. 貯蔵室内に配置されて前方へ引き出し可能な容器と、
    前記容器を停止位置まで引き出した際に、前記容器を引っ掛ける引掛け部と、
    前記引掛け部に引っ掛けた前記容器を基準の姿勢よりも前方を下方に傾けた傾斜状態で保持する傾斜保持部と、
    を備え、
    前記引掛け部は、前記貯蔵室内の側壁から内側に突出した凸部と、前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記凸部に引っ掛かるフック部と、を有し、
    前記傾斜保持部は、前記貯蔵室内の側壁から内側に突出した直線状の第1レール部と、前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記フック部を前記凸部に引っ掛けた際に前記引掛け部を回動中心として前記容器が傾いた前記傾斜状態で前記第1レール部の下面に当接する、前方よりも後方が下方に傾斜した傾斜面部と、を有する冷蔵庫。
  2. 前記凸部は、円弧形状の外周部を含み、
    前記フック部は、前記凸部の円弧形状の外周部と接触する円弧形状の内周部を含む請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記フック部は、前記凸部の周囲において上端を0度と定義すると少なくとも0度〜後方側90度の範囲に円弧形状の内周部を含む請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記フック部は、前記内周部を含む部分の周りの外周部に前方よりも後方が上方に傾斜した後方傾斜面部を含む請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記容器を最終収納位置まで収納した際に前記凸部に当接する当接部を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記フック部と前記当接部とを直線状につないで前記凸部にガイドされる直線部を有する請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室内の側壁から内側に突出すると共に前記第1レール部の下方に並列する直線状の第2レール部と、前記容器の側壁から外側に突出すると共に前記容器の移動に伴い前記第1レール部と前記第2レール部との間に挟まってガイドされるブロック部と、を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記傾斜面部は、前記ブロック部の後端に形成された請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記容器の側壁には、前記ブロック部と前記傾斜面部との間に、前記容器を停止位置まで引き出して更に前記容器を持ち上げて前記フック部に前記凸部を乗り越えさせた後に前記凸部を上方に通過させる空間部が形成された請求項7に記載の冷蔵庫。
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