JPWO2012014476A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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JPWO2012014476A1
JPWO2012014476A1 JP2012526329A JP2012526329A JPWO2012014476A1 JP WO2012014476 A1 JPWO2012014476 A1 JP WO2012014476A1 JP 2012526329 A JP2012526329 A JP 2012526329A JP 2012526329 A JP2012526329 A JP 2012526329A JP WO2012014476 A1 JPWO2012014476 A1 JP WO2012014476A1
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利幸 森内
利幸 森内
綾一 小野
綾一 小野
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • F25D25/024Slidable shelves
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Abstract

冷蔵庫(30)は、前面に開口部を有する断熱箱体と、上面を開口した収納ケース(69)と、収納ケース(69)を前後に移動可能とするレール部材とを備え、レール部材は、固定レール(80a)と移動レール(80b)とを有し、固定レール(80a)と移動レール(80b)とが互いに摺動可能に取り付けられた状態で、固定レール(80a)が断熱箱体に固定され、移動レール(80b)は、収納ケース(69)を係止する係止部材(81)を有し、収納ケース(69)は、移動レール(80b)の係止部材(81)を受け入れる係合部(69b)を有し、該冷蔵庫(30)は、係止部材(81)と係合部(69b)との間に、収納ケース(69)と移動レール(80b)との係合状態を維持する補強部材(82)を備える。

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、レールに取付けられて、前後方向に移動可能な収納ケースを有する冷蔵庫に関するものである。
図9は、従来の冷蔵庫1の縦断面図である。
図9に示すような冷蔵庫1に搭載した収納ケース7は、庫内に配置した金属製のレール(図示しない)に固定された係止部材(図示しない)と、収納ケース7の係合部(取付部)とが直接係合固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−195293号公報
しかしながら、上記従来の構成では、収納ケース7の前後方向への引出し動作により、係止部材との接触によって、収納ケース7の係合部に割れが発生しやすくなり、さらに収納ケース7内の収納物の荷重によって収納ケース7が脱落する虞がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、収納ケースをレールに対して取り付ける取付部の割れを防止した冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の一形態に係る冷蔵庫は、内箱、外箱、及び前記内箱と前記外箱との間に充填した発泡断熱材で構成され、前面に開口部を有する断熱箱体と、上面を開口した収納ケースと、前記収納ケースを前記内箱に対して前後に移動可能とするレール部材とを備える。前記レール部材は、固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと前記移動レールとが互いに摺動可能に取り付けられた状態で、前記固定レールが前記断熱箱体の前記内箱に固定される。前記移動レールは、前記収納ケースを係止する係止部材を有する。前記収納ケースは、前記移動レールの前記係止部材を受け入れる係合部を有する。さらに、該冷蔵庫は、前記係止部材と前記係合部との間に、前記収納ケースと前記移動レールとの係合状態を維持する補強部材を備える。
これによって、収納ケースの係合部と移動レールの係止部材とが補強部材を介して係合するので、係合部分の強度を確保できる。
本発明の冷蔵庫は、収納ケースとレールとの間に補強部材を介在させたことで、係合部分の保持強度を確保した冷蔵庫を提供できる。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図である。 図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫本体の正面図である。 図3は、本発明の実施の形態1における風路の概略図である。 図4は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫本体の斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態1における収納ケースとレールの斜視図である。 図6は、図5の分解斜視図である。 図7Aは、本発明の実施の形態1の要部略図である。 図7Bは、本発明の実施の形態1の要部略図である。 図8は、本発明の実施の形態1の要部斜視図である。 図9は、従来の冷蔵庫の断面図である。
本発明の一形態に係る冷蔵庫は、内箱、外箱、及び前記内箱と前記外箱との間に充填した発泡断熱材で構成され、前面に開口部を有する断熱箱体と、上面を開口した収納ケースと、前記収納ケースを前記内箱に対して前後に移動可能とするレール部材とを備える。前記レール部材は、固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと前記移動レールとが互いに摺動可能に取り付けられた状態で、前記固定レールが前記断熱箱体の前記内箱に固定される。前記移動レールは、前記収納ケースを係止する係止部材を有する。前記収納ケースは、前記移動レールの前記係止部材を受け入れる係合部を有する。さらに、該冷蔵庫は、前記係止部材と前記係合部との間に、前記収納ケースと前記移動レールとの係合状態を維持する補強部材を備える。これにより、係合部の強度を補強することができ、係合部の破損を防止することができる。
また、前記係止部材は、金属製材料で形成されてもよい。前記係合部は、樹脂製材料で形成されてもよい。そして、前記補強部材は、前記係合部よりも軟らかい樹脂製材料で形成されてもよい。金属製の係止部材によって、収納ケースの係合部が割れるのを防止することができる。
また、前記係合部は、前記収納ケースの側部に一体形成されて、上下方向に開口した孔部を有してもよい。前記係止部材は、前記移動レールよりも上方に突出した突出形状を有してもよい。そして、前記補強部材は、前記係止部材を前記孔部に下から挿通する際に、前記係止部材と前記孔部とが直接接触する部分に配置され、前記補強部材と前記係止部材とが直接接触してもよい。補強部材を係止部材に直接接触させることで、係合部の割れ等を防止できる。
また、前記係止部材は、前記移動レールの前方位置と後方位置との少なくとも2箇所に設けられてもよい。前記係止部材は、上方に立上る立上り部と、前記立上り部から前後方向の一方に張り出す張出部とを有してもよい。そして、前記張出部は、前記係合部の孔部の上端に係止されてもよい。これにより、係合部と係止部材との係止状態を解除するときに、係合部を係止部材に対して前後方向に移動させて取り外すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫本体の正面図である。図3は、本発明の実施の形態1における風路の概略図である。図4は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫本体の斜視図である。図5は、収納ケースとレールとの斜視図である。図6は、図5の分解斜視図である。図7A及び図7Bは、本発明の実施の形態1の要部略図である。図8は、本発明の実施の形態1の要部斜視図である。
図1において、冷蔵庫30の断熱箱体31は、主に鋼板を用いた外箱32と、ABS(Acrylonitrile−Butadiene−Styrene resin)などの樹脂で成型された内箱33とで構成される。また、外箱32及び内箱33の内部には、例えば、硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材34が充填され、周囲と断熱されている。そして、内箱33の内部は、複数の貯蔵室に区分されている。図1の例では、最上部に冷蔵室35、冷蔵室35の下部に切替室36、最下部に冷凍室37が配置される構成となっている。
また、冷蔵室35の前面開口部には冷蔵室ドア38が、切替室36の前面開口部には切替室ドア39が、冷凍室37の前面開口部には冷凍室ドア40が、それぞれの前面開口部に開閉自在に取り付けられている。
冷蔵室35は、冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃に設定される。切替室36は、冷凍温度帯から冷蔵温度帯の温度切替設定が可能で、−18〜4℃まで1℃間隔で設定することができる。冷凍室37は、冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃〜−25℃の低温で設定されることもある。
また、切替室36と冷凍室37とは、第1区画壁41によって上下に区画されている。また、冷蔵室35と切替室36とは、第2区画壁42によって上下に区画されている。
また、冷凍室37の背面には、冷気を生成する冷却室43が設けられている。冷却室43の内部には、冷却器44が配設されている。冷却室43は、カバーコイル45によって冷凍室37と断熱区画されている。また、冷却器44の上方には、冷却器44で生成された冷気を強制的に送風するファン46が配置されている。さらに、冷却器44の下方には、冷却器44に付着した霜や氷を除霜する除霜ヒータ47が設けられている。
除霜ヒータ47は、具体的にはガラス製のガラス管ヒータである。特に、冷媒が炭化水素系冷媒ガスである場合、防爆対応としてガラス管が2重に形成された2重ガラス管ヒータが採用されている。また、カバーコイル45は、例えば、樹脂製の化粧板(図示省略)と、ファン46の保持部や冷気通路を形成する断熱部材(図示省略)とで形成されている。断熱部材は、例えば、スチロール材等の断熱材で構成される。
また、切替室36の背面には、冷蔵室35と切替室36とへ冷気を送風する送風ダクト48を有するダクト装置49が備えられている。送風ダクト48は、冷蔵室35へ冷気を送風する冷蔵室送風ダクト48aと、切替室36へ冷気を送風する切替室送風ダクト48bとが、それぞれダクト装置49内に左右に横並びで上下方向に向かって配置されている。ダクト装置49内には、冷蔵室35と切替室36とへの冷気量を調節するダンパ装置50が埋設され、冷蔵室送風ダクト48aと切替室送風ダクト48bとのそれぞれのダクト内を通過する冷気量を別々にコントロールしている。
また、冷蔵室送風ダクト48aを通って冷蔵室35へ吐出した冷気は、冷蔵室35の下部背面に設けられた冷蔵室戻り口35bから冷蔵室帰還ダクト51aを通って冷却器44へ帰還する。切替室送風ダクト48bを通って切替室36へ吐出された冷気は、切替室36の背面で、且つダクト装置49の下部に設けられた切替室戻り口36cから切替室帰還ダクト51bを通って冷却器44へ帰還する。
また、切替室36には、切替室36の内部に上下2段に配置され、各々が上面に開口部を有する上部収納ケース69と下部収納ケース70とが、前後方向に移動可能に備えられている。そして、切替室36に冷気を吐出する上部吐出口36aは、上部収納ケース69の上面開口部よりも上部に配置されている。一方、切替室36に冷気を吐出する下部吐出口36bは、下部収納ケース70の上面開口部よりも上部で、且つ上部収納ケース69の底面部より下部に形成されている。
次に、切替室36の上部収納ケース69と下部収納ケース70との引出し構造について説明する。
図1のように、切替室36内には、上下2段に上部収納ケース69と下部収納ケース70とが収納されている。図4は、冷蔵室ドア38、切替室ドア39、及び冷凍室ドア40を省略した図で、上部収納ケース69と下部収納ケース70とが共に引き出された状態の図である。
上部収納ケース69と下部収納ケース70とは、それぞれレール部材80にて切替室36に連結されることにより、内箱33に対して前後方向に引出し可能となっている。
レール部材80は、固定レール80aと、移動レール80bと、固定レール80aおよび移動レール80bの係合を支持する回転支持部材である複数のベアリング(図示省略)とからなる。
そして、固定レール80aと移動レール80bとベアリングとを予め組み立てた状態(固定レール80aと移動レール80bとが互いに摺動可能な状態)で、固定レール80aを内箱33の左右両側の貯蔵室(切替室36)側の壁面に固定し、移動レール80bを上部収納ケース69に固定することで上部収納ケース69を内箱33に対して前後方向に引き出し可能に連結している。
下部収納ケース70も上部収納ケース69と同様に、レール部材80によって内箱33に対して前後方向に引き出し可能に連結されている。したがって、1つの切替室36内には、レール部材80が左右両側の切替室36側の壁面にそれぞれ上下2段配置され、上部収納ケース69と下部収納ケース70とは、独立して前後方向に引出し可能となっている。
固定レール80aと移動レール80bとの間には、予めベアリングを組み込んでいるので、固定レール80aと移動レール80bとの間のクリアランスを最小限に設定できる。
さらに、内箱33の左右両側の切替室36側の壁面に固定された左右のレール部材80は、左右対称の形状を有し、内箱33の左右両方に設けることで、上部収納ケース69を引き出す際により良い摺動性を発揮する。
上部収納ケース69は、レール部材80を内箱33に固定した後に、移動レール80bに爪やビス等で固定、または溶接等で固着された係止部材81に係合されることにより、移動レール80bと共に前後に移動することができる。そして、上部収納ケース69を全開した(完全に引き出した)時に、上部収納ケース69は、内箱33に対して上方向に着脱自在となっている。
具体的には、上部収納ケース69の左右両側の外壁面には、外側に向かって形成されたフランジ部69aが上部収納ケース69の奥行き方向に向かって連続して形成されている。また、フランジ部69aを補強するフランジ補強部リブ69cが、フランジ部69aの長手方向に対して略垂直方向に複数個形成され、フランジ部69aと上部収納ケース69の外壁面とを連結している。
そして、フランジ部69aには、上下方向に貫通する略矩形状の孔部69bが、フランジ部69aの前方位置及び後方位置の少なくとも2箇所に形成されている。この孔部69bは、上部収納ケース69とレール部材80とを係合させる係合部として機能する。より具体的には、移動レール80bに設けられた係止部材81を、フランジ部69aに設けられた孔部69bに挿入することによって、両者を係合させる。
また、上部収納ケース69を係止部材81に固定するとき、補強部材82が嵌め込まれた状態の孔部69bに、係止部材81を下から挿入する。すなわち、孔部69bと係止部材81との間には、補強部材82が介在する。
具体的には、固定レール80aと移動レール80bとは、金属製レールである。上部収納ケース69は、樹脂製の透明ケースであり、より具体的には、透明分野で広く使用されているGPタイプのポリスチレン(GP−PS)で成形されている。また、係止部材81も金属製部材である。このため、上部収納ケース69と同材料で成形された孔部69bに、係止部材81を直接挿通して固定すると、上部収納ケース69の引出し動作によって、フランジ部69aの孔部69b周辺が破損する虞がある。
このため、孔部69bを構成する材料よりも軟らかい樹脂製材料、例えば、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等で形成された補強部材82を、孔部69bと係止部材81との間に挟んで、係止部材81が孔部69bの周縁部(孔部69bを形成する壁面)に直接接触しないようにしている。
具体的には、補強部材82は、孔部69bに挿入可能な凸部82aと、移動レール80bの上面に保持される保持部82bとを一体に形成してなる。より具体的には、凸部82aは、保持部82bの上面から上方に突出している。また、凸部82aには、上下方向に貫通する開口部82cが形成されている。さらに、保持部82bは、凸部82aの投影面積(上下方向から見た時の投影面積)よりも大きい略矩形状で構成されている。
そして、凸部82aは、孔部69bに挿入される。このとき、凸部82aの上端部は孔部69bの上端部よりも上方に配置され、孔部69bの周縁部全体が凸部82aに覆われるように構成されている。そして、凸部82aに設けられた開口部82cには、係止部材81が挿入される。
したがって、係止部材81を開口部82cに挿通しても、係止部材81は、孔部69bの周縁部には直接接触せず、補強部材82に接触する構成となっている。このため、PP樹脂材料で成形された補強部材82に金属製の係止部材81が接触するため、上部収納ケース69を前後方向に引き出したときに、上部収納ケース69の孔部69bの周縁部が破損するのを防止できる。
係止部材81は、移動レール80bの自由端側(前方位置)と反自由端側(後方位置)との少なくとも2箇所(孔部69bに対応する位置)に形成される。この係止部材81は、移動レール80bの上面から上方に立上った固定部81aと、固定部81aからさらに上方に立上り、固定部81aよりも長手方向(前後方向)の奥行き寸法が小さい立上り部81bと、立上り部81bの上部で立上り部81bに対して、移動レール80bの長手方向となる前後方向の一方(この例では、前方方向)に張り出す張出部81cとを一体に成形してなる。そして、固定部81aの奥行き寸法は、開口部82cの長手方向の開口寸法と略同一に構成されている。
以上のように構成された冷蔵庫30について、以下にその動作及び作用を説明する。
まず、内箱33に固定されたレール部材80の固定レール80aに対して、左右の移動レール80bを全開位置となるように前方に引出す。そして、移動レール80bに固着された金属製の係止部材81に対して、上方から上部収納ケース69を係合させる。
このとき、上部収納ケース69のフランジ部69aに形成された孔部69bには、下方から補強部材82の凸部82aが嵌め込まれて、フランジ部69aに補強部材82が固定される構造となっている。なお、すべての孔部69bに対して補強部材82を固定している。
そして、係止部材81を補強部材82の開口部82cに下方から挿通すると、係止部材81の張出部81cが開口部82cを通過して、次に立上り部81bが開口部82cに達し、さらに上部収納ケース69を下げると、開口部82cの下端部が固定部81aの上端部に到達する。この時、上部収納ケース69を後方へ移動させながらさらに下方へ下げると、固定部81aが開口部82cにはめ込まれる。ここで、固定部81aの奥行き寸法と開口部82cの奥行き寸法とはほぼ同一なので、両者をガタツキなく固定することができる。
これによって、図7Aのように、上部収納ケース69の後方側を上に持上げただけでは、後方側の係止部材81の張出部81cが補強部材82の開口部82cの上端部(孔部69bの上端部)に係止され、上部収納ケース69が簡単に外れないように構成されている。また同様に、図7Bのように、上部収納ケース69の前方側を持上げただけでは、前方側の係止部材81の張出部81cが補強部材82の開口部82cの上端部(孔部69bの上端部)に係止され、上部収納ケース69が簡単には外れないように構成されている。
したがって、上部収納ケース69が移動レール80bから不意に脱落するのを防止することができる。
また、上部収納ケース69を移動レール80bから外すときは、上部収納ケース69を全開にした状態で、上部収納ケース69の前後部分を同時に(すなわち、水平状態を維持した状態で)持上げ、開口部82cが立上り部81bに対応する位置に有るときに、上部収納ケース69を前方に移動させて、さらに上方に移動させることで、上部収納ケース69を移動レール80bから外すことができる。これにより、上部収納ケース69を清掃することができる。
また、レール部材80と係止部材81とを金属製としたことで剛性を確保できる。さらに、上部収納ケース69を透明性の高いPS樹脂材料で形成したので、引き出したときに上部収納ケース69内の収納物の視認性を高めることができる。
また、上部収納ケース69を構成する材料よりも軟らかい樹脂製材料の補強部材82を間に介して、上部収納ケース69を係止部材81に固定し、移動レール80bとともに引出し可能にしたことで、金属材料との接触による上部収納ケース69の割れや破損等を防止できる。これにより、樹脂製材料で構成された上部収納ケース69の強度および金属製材料で構成されたレール部材80との固定による樹脂製の上部収納ケース69の割れなどを防止し、信頼性を確保することができる。
また、係止部材81が補強部材82を介して孔部69bに固定されることで、上部収納ケース69と移動レール80bとが連結される。このとき、透明樹脂であり硬度の高い上部収納ケース69と、金属製の係止部材81とが、硬度の低い樹脂材料で形成された補強部材82を介して固定されるので、透明の上部収納ケース69の割れや破損するのを防止することができる。その結果、引出し操作による信頼性を確保することができる。
孔部69bの強度をより確保するために、隣接するフランジ補強部リブ69cの間に孔部69bを配置することで、孔部69bの周囲を補強することができる。
上記は上部収納ケース69について説明したが、下部収納ケース70も同様である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
本発明にかかる冷蔵庫は、家庭用又は業務用の冷蔵庫に対しても適用できる。
1,30 冷蔵庫
7 収納ケース
31 断熱箱体
32 外箱
33 内箱
34 発泡断熱材
35 冷蔵室
35b 冷蔵室戻り口
36 切替室
36a 上部吐出口
36b 下部吐出口
36c 切替室戻り口
37 冷凍室
38 冷蔵室ドア
39 切替室ドア
40 冷凍室ドア
41 第1区画壁
42 第2区画壁
43 冷却室
44 冷却器
45 カバーコイル
46 ファン
47 除霜ヒータ
48 送風ダクト
48a 冷蔵室送風ダクト
48b 切替室送風ダクト
49 ダクト装置
50 ダンパ装置
51a 冷蔵室帰還ダクト
51b 切替室帰還ダクト
69 上部収納ケース
69a フランジ部
69b 孔部
69c フランジ補強部リブ
70 下部収納ケース
80 レール部材
80a 固定レール
80b 移動レール
81 係止部材
81a 固定部
81b 立上り部
81c 張出部
82 補強部材
82a 凸部
82b 保持部
82c 開口部

Claims (4)

  1. 冷蔵庫であって、
    内箱、外箱、及び前記内箱と前記外箱との間に充填した発泡断熱材で構成され、前面に開口部を有する断熱箱体と、
    上面を開口した収納ケースと、
    前記収納ケースを前記内箱に対して前後に移動可能とするレール部材とを備え、
    前記レール部材は、固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと前記移動レールとが互いに摺動可能に取り付けられた状態で、前記固定レールが前記断熱箱体の前記内箱に固定され、
    前記移動レールは、前記収納ケースを係止する係止部材を有し、
    前記収納ケースは、前記移動レールの前記係止部材を受け入れる係合部を有し、
    該冷蔵庫は、さらに、前記係止部材と前記係合部との間に、前記収納ケースと前記移動レールとの係合状態を維持する補強部材を備える
    冷蔵庫。
  2. 前記係止部材は、金属製材料で形成され、
    前記係合部は、樹脂製材料で形成され、
    前記補強部材は、前記係合部よりも軟らかい樹脂製材料で形成される
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記係合部は、前記収納ケースの側部に一体形成されて、上下方向に開口した孔部を有し、
    前記係止部材は、前記移動レールよりも上方に突出した突出形状を有し、
    前記補強部材は、前記係止部材を前記孔部に下から挿通する際に、前記係止部材と前記孔部とが直接接触する部分に配置され、前記補強部材と前記係止部材とが直接接触する
    請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記係止部材は、前記移動レールの前方位置と後方位置との少なくとも2箇所に設けられ、
    前記係止部材は、上方に立上る立上り部と、前記立上り部から前後方向の一方に張り出す張出部とを有し、
    前記張出部は、前記係合部の孔部の上端に係止される
    請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
JP2012526329A 2010-07-30 2011-07-28 冷蔵庫 Withdrawn JPWO2012014476A1 (ja)

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