WO2019208456A1

WO2019208456A1 - 冷蔵庫

Info

Publication number: WO2019208456A1
Application number: PCT/JP2019/016912
Authority: WO
Inventors: 智之小柳; 愼一堀井
Original assignee: パナソニックＩｐマネジメント株式会社
Priority date: 2018-04-26
Filing date: 2019-04-22
Publication date: 2019-10-31

Abstract

冷蔵庫の扉（７）は、貯蔵物を収納する収納ケース（７０）と、扉（７）の内板から庫内側に向けて突出し、収納ケース（７０）を支持するスロート（５０，５１）と、を有する。収納ケース（７０）は、収納ケース（７０）の側面部（７２，７３）に配置され、スロート（５０，５１）の庫内側の部分と接触する補強部（７６，７７）を有する。

Description

冷蔵庫

　本開示は、冷蔵庫に関し、特にその扉に関するものである。

　一般に、冷蔵庫の扉は、貯蔵室を有する本体の隙間からの熱リークを抑制すること、及び、収納ケースを保持することを目的として、スロート部を有する。そして、スロート部を補強する手段として、スロート部の内部に補強部材を有する（例えば、特許文献１参照）。

　特許文献１には、スロート部の変形を防止するために、スロート内部に金属製の補強部材を備えた冷蔵庫の扉の構成が記載されている。

　しかし、スロート部があることで、庫内の圧迫感が増す。従って、スロート部の高さを低くすることで庫内の圧迫感を解消することが考えられる。しかしながら、スロート部の高さを低くすると、収納ケースにかかる負荷が増加して、収納ケースが収納ケースの脆弱部から破壊する虞がある。

特開２０１４－２３１９７３号公報

　本開示は、剛性を高めた収納ケースを有する冷蔵庫扉を備えた冷蔵庫を提供する。

　本開示の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫本体の前面開口部を開閉する扉と、を有する。扉は、貯蔵物を収納する収納ケースと、扉の内板から庫内側に向けて突出し、収納ケースを支持するスロートと、を有し、収納ケースは、収納ケースの側面部に配置され、スロートの庫内側の部分と接触する補強部を有する。

図１は、本開示の実施の形態における冷蔵庫の斜視図である。図２は、実施の形態における冷蔵庫の断面図である。図３は、実施の形態における冷蔵庫の扉の基本構成を示す分解斜視図である。図４は、実施の形態における冷蔵庫の扉の内面側を示す断面図である。図５は、実施の形態における冷蔵庫の扉の内面側を示す斜視図である。図６は、実施の形態における冷蔵庫の収納ケースを上方から見た斜視図である。図７は、実施の形態における冷蔵庫の収納ケースを下方から見た斜視図である。図８は、図４に示す扉をＡ－Ａ線で切断した断面図である。図９は、図４に示す扉をＢ－Ｂ線で切断した断面図である。

　本開示の一態様に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫本体の前面開口部を開閉する扉と、を有する。扉は、貯蔵物を収納する収納ケースと、扉の内板から庫内側に向けて突出し、収納ケースを支持するスロートと、を有し、収納ケースは、収納ケースの側面部に配置され、スロートの庫内側の部分と接触する補強部を有する。

　このような構成により、補強部は、収納ケースが荷重を受けた際に収納ケースの脆弱部において生じる応力集中を緩和することができる。従って、スロートを低くすることで収納ケースにかかるモーメントが増大する場合であっても、収納ケースの容量を大きく削減することなく収納ケースを補強することが可能となる。

　本開示の他の一態様に係る冷蔵庫は、収納ケースの側面部が、左側面部及び右側面部を含み、収納ケースは、前面部と、左側面部及び右側面部と、後面部と、底面部と、を有する。左側面部及び右側面部の各々は、補強部を有し、補強部は、対応する左側面部又は右側面部の最も外側に位置する部分よりも内側に配置されてもよい。

　このような構成により、補強部は、収納ケースの前面部と連続的に構成されて前面部と結合する。従って、補強部が収納ケースの側面から突出して外観上の品位を損なうことを防ぐことができる。また、補強部によって収納ケースの収納容積が大きく削減されることを回避することができる。従って、収納ケースの食品収納性が損なわれるのを防ぐことができる。

　本開示のさらに他の一態様に係る冷蔵庫は、補強部が、側面部と前面部とが交わる部分において、側面部及び前面部に接続して配置されてもよい。

　収納ケースに収納された食品の荷重が収納ケースに作用する際には、収納ケースにおいて反モーメントが発生し、この反モーメントによって収納ケースの側面部と前面部との間に引張応力が発生する。しかしながら、収納ケースに補強部が構成されていることにより、収納ケースにかかる引張応力を分散することができる。

　また、収納ケースが射出成型によって成型される場合、収納ケースの側面は、側面部と前面部とが交差する箇所を基点として、異なる二つの面として分割して成型することができる。これにより、金型構成及び成形性等の要因による収納ケースの側面部の外観上の品位を損なうことを防ぐことができる。

　本開示のさらに他の一態様に係る冷蔵庫は、補強部が、底面側に開口部を有し、上面側は閉塞された構成であってもよい。

　このような構成により、反モーメントによって応力集中が生じる収納ケースの側面部と前面部との間の機械的剛性を上げることができる。また、補強部の上面側が開口していないため、補強部に汚れが蓄積することを回避して、収納ケースを清潔に保つことができる。

　以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本開示が限定されるものではない。

　（実施の形態）
　［１．冷蔵庫の全体構成］
　図１は、本実施の形態における冷蔵庫の斜視図である。図２は、本実施の形態における冷蔵庫の断面図である。

　図１に示すように、本実施の形態に係る冷蔵庫２００は、冷蔵庫本体１を有する。冷蔵庫本体１は、前方に開口を有する。また、冷蔵庫本体１は、正面（図１に示す前側）から見て、上面部３０、左側の側面部３１、右側の側面部３２、背面部３３、及び底面部３４有する。

　また、図２に示すように、冷蔵庫本体１は、金属製の外箱２及び樹脂製の内箱３を有する。そして、外箱２と内箱３との間には、例えば発泡断熱材等により構成された断熱材４が配置されている。冷蔵庫本体１の内部空間は、仕切り板５，６等によって仕切られており、これによって複数の貯蔵室が構成されている。

　また、図１及び図２に示すように、冷蔵庫本体１の各貯蔵室は、冷蔵庫本体１と同様の断熱構成が採用された、回転式の扉７，８及び引き出し式の扉９，１０，１１，１２によって、開閉可能に構成されている。

　図１に示すように、扉７は、冷蔵庫２００の上面部３０の前側の左端部に配置されたヒンジ部３５と、後述する冷蔵室１４の前側下部の左端部に配置されたヒンジ部３７とによって、冷蔵庫本体１に取り付けられていている。また、同様に、扉８は、冷蔵庫２００の上面部３０の前側の右端部に配置されたヒンジ部３６と、冷蔵室１４の前側下部の右端部に配置されたヒンジ部３８とによって、冷蔵庫本体１に取り付けられていている。扉７は、ヒンジ部３５及びヒンジ部３７によって構成される回転軸Ａ１を中心として開閉可能である。また、扉８は、ヒンジ部３６及びヒンジ部３８によって構成される回転軸Ａ２を中心として開閉可能である。

　図１及び図２に示すように、冷蔵庫本体１の内部の貯蔵室は、最上部の冷蔵室１４、冷蔵室１４の下に互いに隣接して設けられた切替室１５及び製氷室１６、最下部の野菜室１７、切替室１５及び製氷室１６と野菜室１７との間に設けられた冷凍室１８によって構成されている。

　また、図２に示すように、冷蔵庫本体１の冷凍室１８の背面（図２に示す後側）には、冷却室２３が配置されている。冷却室２３には、冷気を生成する冷却器２４、及び、冷気を各貯蔵室に供給する冷却ファン２５が配置されている。

　本実施の形態では、冷却器２４は、圧縮機２７と、コンデンサと、放熱用の放熱パイプと、キャピラリーチューブと、が環状に接続された、冷凍サイクル回路によって構成されている。そして、圧縮機２７によって圧縮された冷媒が、冷凍サイクル中を循環することによって、冷却が行われる。

　また、冷却ファン２５は、冷却器２４の上方に配置されている。冷却ファン２５の下流側には、冷蔵室ダクト２８及び冷凍室ダクト２９が接続されている。冷却器２４からの冷気は、冷蔵室ダクト２８又は冷凍室ダクト２９を介して、冷蔵室１４、冷凍室１８及び野菜室１７等に供給される。これによって、各貯蔵室内が冷却される。

　［２．冷蔵室扉の構成］
　次に、扉７を例として、冷蔵庫扉の構成について図３を用いて説明する。

　図３は、本実施の形態における冷蔵庫の扉の基本構成を示す分解斜視図である。

　図３に示すように、扉７は、冷蔵庫２００の外側（図３に示す前側）に配置された板材の外面部４０と、冷蔵庫内面側（図３に示す後側）に配置された冷蔵室扉内面部（内面部）４５を有する。また、扉７は、上側の扉キャップ部４１、下側の扉キャップ部４２、左右の扉キャップ部４３，４４を有する。そして、扉７の外面部４０、扉キャップ部４１，４２，４３，４４及び内面部４５によって構成される空間内には、断熱材４６として、ガラスウールによって構成された真空断熱材が配置されている。なお、断熱材４６は、本実施の形態ではガラスウールとしたが、これに限られない。例えば、ウレタン発泡で形成された断熱材、又は、ウレタン発泡体を真空にして構成された断熱材であってもよい。

　図４は、本実施の形態における冷蔵庫の扉の内面側を示す断面図である。図５は、本実施の形態における冷蔵庫の扉の内面側を示す斜視図である。

　図４及び図５は、扉７に収納ケース７０が取り付けられている状態を表している。なお、図４及び図５は、扉７を閉じた状態における位置関係を示している。

　図４及び図５に示すように、内面部４５は、スロート部５０，５１、ケース固定部５２，５３、補強リブ５４、及び接触用リブ５５を有する。冷蔵庫扉内面部（内面部）４５は、成型しやすいプラスチック材等（例えば、ＡＢＳ樹脂）により、スロート部５０，５１等が一体に成型されて構成されている。

　スロート部５０，５１は、内面部４５において鉛直方向（図５の上下方向）に沿って延設されており、縦長に構成された内部空間を有する。スロート部５０，５１は、冷蔵庫２００の庫内方向（図４に示す後方）に突出して構成されている。

　ケース固定部５２，５３は、内面部４５から突出しており、凸形状を有する。ケース固定部５２，５３は、収納ケース７０を着脱可能に固定できるように構成されている。具体的には、スロート部５０，５１及びケース固定部５２，５３が収納ケース７０と接触することで、収納ケース７０が内面部４５に対して着脱可能に固定される。

　補強リブ５４は、扉７の左右の端部に向けて突出するように配置されている。また、補強リブ５４は、ケース固定部５２，５３と連続するように構成されている。

　また、接触用リブ５５（図４参照）は、スロート部５０、５１の断熱材４６が存在する方向（スロート部５０，５１の延設方向）に延設されており、収納ケース７０とスロート部５０、５１とが接触する位置に配置されている。また、凸型のケース固定部５２，５３と収納ケースに設けられた凸形状の固定部８０，８１（図６参照）とが接する。従って、収納ケース７０は、収納ケース７０の側面部において、ケース固定部５２，５３及びスロート部５０，５１の先端側の平面部のそれぞれ二点で扉７の内面部４５と接触するため、回転することなく支持される。これにより、収納ケース７０は、扉７から庫内側に突き出た状態で、着脱自由に固定される。

　このように冷蔵庫２００の扉７が構成されることで、扉７が開けられたときに、使用者は冷蔵庫２００の庫内に貯蔵された食品及び収納ケースに収納された食品を同時に確認できる。また、収納された食品等を簡単に取り出すことができるようになる。従って、冷蔵庫２００に貯蔵された食品等の検索性及び取り出し性が向上する。

　［３．収納ケースの構成］
　次に、図６を用いて収納ケース７０の構成について説明する。

　図６は、本実施の形態における冷蔵庫の収納ケースを上方から見た斜視図である。

　収納ケース７０は、樹脂材（例えば、透明なポリスチレン）により成型された、食品等の収納のための容器である。収納ケース７０は、前面部７４、左右の側面部７２，７３、背面部７１及び底面部７５を有する。また、収納ケース７０は、収納ケース７０の左右の端部に、補強部７６，７７を有する。収納ケース７０の上方は開放されている。

　収納ケースの側面部７２，７３には、凸型の固定部８０，８１がそれぞれ設けられている。固定部８０，８１は、図４に示すように、それぞれ内面部４５に設けられた凸型のケース固定部５２，５３と接するように構成されている。

　補強部７６，７７は、前面部７４と側面部７２，７３の交わる部分に接続するようにそれぞれ設けられている。補強部７６は、背面部（補強部）９０、側面部（補強部）９１、及び上面部９２を有する。また、補強部７７は、背面部（補強部）９４、側面部（補強部）９５、及び上面部（補強部）９６を有する。補強部７６，７７の上面側は、それぞれ上面部９２，９６によって閉塞されている。背面部９０，９４は、スロート部５０，５１とそれぞれ接するスロート接触部９３，９７を有する。側面部９１，９５は、収納ケース７０の側面部７２，７２とそれぞれ連続的に接合されている。

　また、補強部７６は、補強部７６に対応する左側面部７２の最も外側に位置する部分よりも内側に配置されている。同様に、補強部７７は、補強部７７に対応する右側面部７３の最も外側に位置する部分よりも内側に配置されている。本実施の形態では、補強部７６の最も外側の部分である側面部９１が、左側面部７２の最も外側に位置する部分（収納ケース７０の外周部分）と接続されている。また、同様に、補強部７７の最も外側の部分である側面部９５が、右側面部７３の最も外側に位置する部分（収納ケース７０の外周部分）と接続されている。

　図７は、本実施の形態の冷蔵庫の収納ケースを下方から見た斜視図である。図７に示すように、補強部７６，７７の各々は、下部に開口部７８を有する。

　［４．効果等］
　次に、収納ケース７０の補強部７６，７７の作用等について、図８及び図９を用いて説明する。

　図８は、図４に示す扉をＡ－Ａ線で切断した断面図である。図９は、図４に示す扉をＢ－Ｂ線で切断した断面図である。

　なお、図８及び図９は、扉７を閉じた状態における位置関係を示している。

　収納ケース７０に食品等が収納された際、収納ケース７０には食品等の荷重による鉛直下方向への力がかかる。これにより、収納ケース７０には、図８において時計回りとなる方向のモーメントが発生する。

　これに対して、収納ケース７０の固定部８０，８１と扉７の内面部４５のケース固定部５２，５３とがそれぞれ接触し、且つ、収納ケース７０のスロート接触部９３，９７とスロート部５０，５１とがそれぞれ接触することにより、荷重に対してつりあう反力及び反モーメントが発生する。これにより、冷蔵庫２００の扉７において食品等を保持することが可能となる。

　しかし、反モーメントの影響によって、収納ケース７０の前面部７４と側面部７２，７３とがそれぞれ交わる交差部１００，１０１には、引張応力が集中する。このため、例えば庫内の圧迫感を解消するためにスロート部５０，５１の高さを低くする場合には、特に、この交差部１００，１０１に応力が集中する。従って、収納ケース７０の交差部１００，１０１は、脆弱部となる。

　そこで、本実施の形態の扉７は、補強部７６，７７を有することで、スロート部５０，５１との接触によって受ける荷重を、収納ケース７０の側面部７２，７３と補強部の側面部９１，９５とにそれぞれ分散させて受ける。これによって、荷重を分散させることができる。従って、交差部１００，１０１に応力が集中するのを緩和することができる。

　また、収納ケース７０の側面は、前面部７４と側面部７２，７３とがそれぞれ交差する箇所を基点に、異なる二つの面として、それぞれ分割して成型される。これにより、金型構成及び成形性等の要因によって、収納ケース７０の外観上の品位が損われることを防ぐことができる。

　さらに、内面部４５のケース固定部５２，５３は、図９に示すように、補強リブ５４によって、機械的な剛性が向上している。これにより、ケース固定部５２，５３と収納ケース７０との接触による変形を防止することができる。また、接触用リブ５５は、収納ケース７０とスロート部５０，５１とが接触する際の荷重を、断熱材４６によって剛性の高められた箇所へ選択的に伝える。これにより、スロート部５０，５１の機械的な剛性をさらに向上することができる。

　また、収納ケース７０の補強部７６，７７の上面部９２，９６によって、交差部１００，１０１の機械的な剛性が向上する。さらに、収納ケース７０の補強部７６，７７が上面部９２，９６を有することによって、箱形状の補強部７６，７７の内部に、食品の出し入れによって生じる汚れ等がたまってしまうのを防ぐことができる。

　従って、冷蔵庫２００の内面側のスロート部５０，５１の高さを低くした場合であっても、収納ケース７０が、収納された食品の荷重によって破壊することを防ぐことができる。このため、冷蔵庫２００の庫内の圧迫感を解消し、且つ、使い勝手を向上することができる。

　以上、本開示に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

　本開示は、冷蔵庫の扉の裏に着脱可能に固定された食品収納ケースの補強に関するものであり、収納ケースにかかる負荷が増大した場合であっても、収納ケースの容量を維持しつつ、収納ケースを補強することができる。従って、家庭用及び業務用の各種の冷蔵庫に適用することができる。

　１　冷蔵庫本体
　２　外箱
　３　内箱
　４　断熱材
　５，６　仕切り板
　７，８　扉
　９，１０，１１，１２　扉
　１４　冷蔵室
　１５　切替室
　１６　製氷室
　１７　野菜室
　１８　冷凍室
　２３　冷却室
　２４　冷却器
　２５　冷却ファン
　２７　圧縮機
　２８　冷蔵室ダクト
　２９　冷凍室ダクト
　３０　上面部
　３１，３２　側面部
　３３　背面部
　３４　底面部
　３５　ヒンジ部
　３６　ヒンジ部
　３７　ヒンジ部
　３８　ヒンジ部
　４０　外面部
　４１　扉キャップ部（上側）
　４２　扉キャップ部（下側）
　４３　扉キャップ部（左側）
　４４　キャップ部（右側）
　４５　冷蔵室扉内面部（内面部）
　４６　真空断熱材（断熱材）
　５０，５１　スロート部
　５２，５３　ケース固定部
　５４　補強リブ
　５５　接触用リブ
　７０　収納ケース（食品収納部）
　７１　背面部
　７２　側面部（左側面部）
　７３　側面部（右側面部）
　７４　前面部
　７５　底面部
　７６，７７　補強部
　７８　開口部
　８０，８１　固定部
　９０，９４　背面部（補強部）
　９１，９５　側面部（補強部）
　９２，９６　上面部（補強部）
　９３，９７　スロート接触部
　１００，１０１　交差部
　２００　冷蔵庫

Claims

　冷蔵庫本体と、
　前記冷蔵庫本体の前面開口部を開閉する扉と、
を備え、
　前記扉は、
　　貯蔵物を収納する収納ケースと、
　　前記扉の内板から庫内側に向けて突出し、前記収納ケースを支持するスロートと、を有し、
　前記収納ケースは、
　　前記収納ケースの側面部に配置され、前記スロートの庫内側の部分と接触する補強部を有する、
冷蔵庫。
前記収納ケースの前記側面部は、左側面部及び右側面部を含み、
前記収納ケースは、
　前面部と、
　前記左側面部及び前記右側面部と、
　後面部と、
　底面部と、を有し、
前記左側面部及び前記右側面部の各々は、前記補強部を有し、
前記補強部は、対応する前記左側面部又は前記右側面部の、最も外側に位置する部分よりも内側に配置された、
請求項１に記載の冷蔵庫。
前記補強部は、
　前記側面部と前記前面部とが交わる部分において、前記側面部及び前記前面部に接続して配置された、
請求項２に記載の冷蔵庫。
前記補強部は、
　底面側に開口部を有し、
　上面側は閉塞されている、
請求項２または３に記載の冷蔵庫。