JP2725921B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2725921B2
JP2725921B2 JP3281547A JP28154791A JP2725921B2 JP 2725921 B2 JP2725921 B2 JP 2725921B2 JP 3281547 A JP3281547 A JP 3281547A JP 28154791 A JP28154791 A JP 28154791A JP 2725921 B2 JP2725921 B2 JP 2725921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部に回動式の扉を下
部に引き出し式の扉を備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する特開平1−2107
91号公報には、冷蔵庫の内部を上中下三段に仕切り、
上中段の空間をそれぞれ回動式の扉で閉塞し、最下段の
空間を引き出し式の扉で閉塞する冷蔵庫が開示されてい
る。そして引き出し式の扉は、冷蔵庫の本体を構成する
断熱箱の左右側壁に取りつけたレールにより前後方向に
引き出し自在に支持されている。また、冷蔵庫内部を中
段と下段とに仕切る仕切板は、断熱箱の背壁及び開口を
中段と下段に仕切る仕切前部材にて支持されている。さ
らに中段の空間は左右2枚の観音開き式の扉で閉塞され
るものであり、この中段の開口は一方の扉に取りつけた
仕切体で左右に仕切られる。ただし空間内を左右に仕切
る仕切壁はない。
【0003】一方、家庭用の冷蔵庫は近年大型化の傾向
にあり、特に内容積を大きくするうえで、奥行きを広く
するよりも幅を広くする手段がとられるものが多い。こ
の例を示すものとして実開平3−48687号公報に
は、断熱箱を縦仕切りにより左右に仕切るようにしてお
り、この左右に仕切られた空間を横仕切りにより更に上
下に複数に仕切っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の公報にあって
中段と下段を仕切る仕切板を仕切前部材と断熱箱の背壁
とで支持しているため、この仕切板に食品を載置する
と、食品の重量で仕切板は特に中央が下方へ撓む現象即
ち反りを生じやすい。このため、仕切板の厚さを増した
り補強リブを設けたり、仕切板の反りを規制する規制手
段を設けたり、仕切板を左右2枚に分けてそれぞれを仕
切前部材と背壁とで支持させるなどの工夫が必要であっ
た。この場合、部品点数が増えるためコスト高になる不
具合いがあった。特に、冷蔵庫内容積を増加するために
断熱箱の幅を広くする場合、上述の不具合いは顕著なも
のとなる。また、幅を広くする場合最下段の引き出し扉
を断熱箱の側壁のレールだけで支持すると、この引き出
し扉に設けられた容器及び容器に収納される食品の重量
で引き出し扉のローラに過荷重がかかって扉の出し入れ
が行ないにくくなったり、レール或るいは側壁またはロ
ーラ支軸が変形したりする不具合いがあった。このた
め、引き出し扉を左右に2コ配置することが考えられる
が、この場合レールを固定するための部材が必要となり
部品点数が増えてしまう。
【0005】一方前記の公報にあっては、縦仕切り及
び横仕切りを設けているため上述の反りの問題や変形の
問題はないものの、断熱箱全体の容積増加から生じる各
貯蔵室の幅広感覚を期待できないとともに、縦横各仕切
りの厚さ分の断熱材により冷蔵庫単体の重量が増加しや
すい不具合いがあった。
【0006】そこで本発明では、幅を広くした冷蔵庫に
あって、できる限り縦仕切り壁を少なくして重量増加を
抑制するとともに、引き出し扉上方の貯蔵室の幅広感覚
を維持し部品点数削減を図った冷蔵庫を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面開口の断
熱箱と、この断熱箱の開口を上下に仕切る仕切部材と、
この仕切部材及び前記断熱箱の側壁に支持され断熱箱内
を上下に仕切り上方に冷蔵室を、下方に選択室をそれぞ
れ形成する仕切板とを備えた冷蔵庫において、前記選択
室を左右に仕切る縦仕切壁と、前記仕切板の下面に形成
されるリブとを備え、前記仕切板の中央の縦仕切壁に対
向するリブの高さを周囲より高くしたものである。
【0008】
【作用】仕切部材及び断熱箱の側壁に加えて選択室を左
右に仕切る縦仕切壁にて仕切板を受けるようにしたた
め、特別な受け部材を追加することなく仕切板を安定状
態に維持できるとともに、仕切板で冷蔵室と選択室とを
仕切ることができ、部品点数増加を抑制できる。また選
択室に引き出し扉を配置する場合に、縦仕切壁を利用し
てこの引き出し扉を案内するレールを固定することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0010】1は家庭用冷蔵庫であり、この冷蔵庫1は
その本体を構成する前面開口の断熱箱2と、この開口を
閉塞する扉3,4,5,6,7,8とで構成されてい
る。
【0011】11は断熱箱2の内部を上下に仕切る横仕
切壁であり、本実施例ではこの横仕切壁11の上方を凍
結温度に冷却される冷凍室12、下方を食品が凍結しな
い温度の冷却される貯蔵室とするものである。尚、貯蔵
室は仕切前部材13及び仕切板14により更に上下に仕
切られ、仕切板14の上方を3℃程度の温度に冷却され
る冷蔵室15、下方を3℃〜9℃程度の温度帯で温度設
定可能な選択室16としている。
【0012】扉3及び4は、冷凍室12に対応する回動
式の扉であり、扉4には冷凍室の開口を左右に仕切る仕
切体17を設けている。扉5及び6は冷蔵室15に対応
する回動式の扉であり、扉6には冷蔵室の開口を左右に
仕切る仕切体18を設けている。
【0013】扉7及び8は、後述する縦仕切壁30によ
って左右に仕切られるボトル室19及び野菜室20に対
応する引き出し式扉であり、両扉にはそれぞれ主として
ボトル及び野菜を収納するための上面開口の容器21,
22が着脱自在に設けてある。冷凍室12の背方に区画
形成された冷却器室23に配置される冷却器24で冷却
された冷気を送風機25で冷凍室12、冷蔵室15、ボ
トル室19及び野菜室20に送風するものであるが、特
にこの冷気を案内するダクト26を冷蔵室15の背部左
右両隅に配置してある。
【0014】30は選択室16内を左右に仕切る縦仕切
壁であり、この縦仕切壁30の左側をボトル室19、右
側を野菜室20としている。この縦仕切壁30は、断熱
箱2の背壁に一体成形される後壁部31と、仕切部材1
3と断熱箱2の底壁に固定される前壁部32とからな
る。尚、後壁部31は、断熱箱2を構成する内箱の背板
と底板部分から選択室側へ突出形成した張り出し部に発
泡断熱材を充填することで形成される。
【0015】断熱箱2の左側壁と縦仕切壁30の左側面
には、引き出し式扉7を前後方向に案内するレール(図
示せず)が固定されており、引き出し扉7に設けたロー
ラをこのレールで支持しつつ前後方向への出し入れが可
能となる。また断熱箱の右側壁と縦仕切壁30の右側面
には、引き出し式扉8を前後方向に案内するレール33
が固定されている。さらに縦仕切壁30の後壁部31上
端にて、後述する仕切板14のリブ34を支持する。
【0016】仕切板14の下面には、補強のために奥行
方向及び幅方向にそれぞれ複数のリブ34が形成してあ
る。特に縦仕切壁の直上に位置する部分のリブ35の高
さHを残りの部分のリブ36の高さhよりも若干高く形
成してある。リブ35は奥行方向の縦リブ35Aと、幅
方向の横リブ35B及び35Cとからなるものであり、
横リブ35Bは横リブ35Cよりも若干高さを高くして
おり、この高さの違いに合わせて縦リブ35Aの中央が
高く前後が低くなるようにしている。また、仕切板14
はその周縁を断熱箱の内壁及び仕切部材13にて支持し
ているが、物品を仕切板上に載せて食品の荷重で仕切板
の中央付近が下方へ撓むと、前述のリブ35が後壁部3
1の上端に接し、縦仕切壁により支持され仕切板14の
それ以上の撓みは阻止される。尚、食品を載せない状態
において、縦仕切壁30と仕切板14とで若干の隙間を
形成するようにしてある。
【0017】尚、仕切板と縦仕切壁とによって、図2及
び図3に略三角形をなす左右方向の通路37が形成され
ており、また、前壁部には連通口38が形成してあり、
この通路37と連通口38によってボトル室19と野菜
室20との間で若干の冷気流通が可能となる。
【0018】以上の構成によれば、仕切板14の下面に
形成したリブ34は、仕切板14の強度を向上すること
に合わせ、特にリブ35は縦仕切壁30に支持される脚
材として作用するため、冷蔵室を幅広とした場合でも一
枚の仕切板で冷蔵室15と選択室16とを仕切ることが
できる。しかも、仕切板の撓みは縦仕切壁30にて規制
されるので、規制部材を不要となせる。また、この縦仕
切壁30は、左右関係の引き出し扉7及び8を前後に案
内するレールを固定する部材としても利用でき、しかも
この縦仕切壁を前壁部32と後壁部31との前後2部品
としたため、レールをこの2部品を連結する連結部材と
して利用できる。さらに、冷蔵室の縦仕切りを廃止し冷
蔵室の幅広感覚を得ることができ、部品点数の削減及び
冷蔵庫全体重量の増加を抑制しつつ大型化を図ることが
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、仕切部材と断熱箱の側
壁とで支持される仕切板の下面に形成したリブは仕切板
の強度を向上するだけでなく縦仕切壁に支持される脚材
として作用するため、部品点数を増加させることなく1
枚の仕切板で冷蔵室と選択室とを仕切ることができる。
特に冷蔵室には縦仕切壁がないので冷蔵室の幅広感がえ
られることに加え、断熱箱の重量増加を抑えて冷蔵庫の
大型化が図れる。また、縦仕切壁は選択室を左右に仕切
る仕切部材として作用するだけでなく、選択室に引き出
し扉を配置する場合に、引き出し扉を支持するレールを
固定する固定壁として利用することもできる。また、縦
仕切壁で仕切板の支持部材を兼用でき、部品点数を削減
しつつ、仕切板の変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の各扉を開放した状態の外観斜
視図である。
【図2】断熱箱を右側からみた縦断面図である。
【図3】野菜室を右側からみた拡大縦断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】仕切板を下方からみた斜視図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2 断熱箱 13 仕切部材 14 仕切板 15 冷蔵室 16 選択室 30 縦仕切壁 35 リブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口の断熱箱と、この断熱箱の開口
    を上下に仕切る仕切部材と、この仕切部材及び前記断熱
    箱の側壁に支持され断熱箱内を上下に仕切り上方に冷蔵
    室を、下方に選択室をそれぞれ形成する仕切板とを備え
    た冷蔵庫において、前記選択室を左右に仕切る縦仕切壁
    と、前記仕切板の下面に形成されるリブとを備え、前記
    仕切板の中央の縦仕切壁に対向するリブの高さを周囲よ
    り高くしたことを特徴とする冷蔵庫。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682475U (ja) * 1979-11-29 1981-07-03
JPS58133793U (ja) * 1982-03-04 1983-09-08 シャープ株式会社 収納庫の樹脂棚
JPH0352442Y2 (ja) * 1987-09-16 1991-11-13
JPH0220087U (ja) * 1988-07-25 1990-02-09

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