JP2002350044A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2002350044A
JP2002350044A JP2001163916A JP2001163916A JP2002350044A JP 2002350044 A JP2002350044 A JP 2002350044A JP 2001163916 A JP2001163916 A JP 2001163916A JP 2001163916 A JP2001163916 A JP 2001163916A JP 2002350044 A JP2002350044 A JP 2002350044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
door
refrigerator
bank
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001163916A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Kato
睦 加藤
Teruki Tobisawa
輝樹 飛沢
Shuichi Sotooka
秀一 外岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001163916A priority Critical patent/JP2002350044A/ja
Publication of JP2002350044A publication Critical patent/JP2002350044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫扉に設け食品などを収納する扉ポケッ
トは高さが固定されていると収納するものに制限される
し、かつ背の低いポケットに高い品物を入れると扉開閉
により落下して破損したり庫内を汚したりするなどの問
題があった。 【解決手段】 ポケットの両端を挾むようにして上下方
向に伸びる土手を扉内板に有し、土手の内側壁に係止突
起を設け、外ポケットは内板の係止突起に上方より嵌合
する溝構造を有し、内ポケットは外ポケット上方開口部
より挿入する構造で、前後反転可能かつ前後フランジ高
さを異ならせることにより、扉ポケットの取付け高さ位
置およびフランジ高さを容易に調整することができ、ユ
ーザが収納する品物の高さに応じて好みの扉ポケット高
さを選択でき、扉ポケット内の収納スペースを有効かつ
安全に活用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の扉ポケット
の取付け高さ位置、間隔を変更できる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷蔵庫の構造を図8、図
9を用いて説明する。図8は従来の構造を備えた扉ポケ
ットを示す要部の斜視図、図9は図8のB−B断面図で扉
ポケット断面説明図である。図において1は冷蔵庫の扉
本体、2は内板で、3は土手で、左右両側に縦方向の土
手先端3aが形成されている。4は扉ポケットで、ボト
ルや小物食品等を収納するものである。この種の構造に
関連するものは、特開平8-303939号公報の技術
が知られている。
【0003】次に扉ポケット4の内板2への取付け構造
を説明する。内板2の土手3にはその内側壁に係止突起
6を設けてあり、また、扉ポケット4の左右両外側面に
は係止溝が上下4a、4bに複数段設けてあり、最上段
係止溝から最下段係止溝のうちどれか一つの係止溝を選
択し、それを扉ライナの係止突起に嵌合することによっ
て、扉ポケットの取付け高さ位置を変更することができ
る。さらに扉ポケット4の左右両端にはつば部が形成さ
れ、扉ポケット4の係止溝4aまたは4bを扉の土手3
の係止突起5に嵌合させたとき、扉ポケットのつば部が
土手先端3aと当接するように構成されている。このつ
ば部が土手先端3aに当接していることにより、扉ポケ
ット4の前部に比較的重い物を収納しても、扉ポケット
4が扉土手3から脱落するのを防止することができる。
この構造で、扉ポケット4を扉土手3に取付けるには、
図9に示す位置より扉ポケット4を上方に置いて、扉ポ
ケット4のつば部を扉土手3の土手先端3aに当接させ
た状態のまま下方に移動して扉ポケット4を図9に示す
位置まで下げて、扉ポケット4の係止溝4aまたは4b
を扉土手3の係止突起5に嵌合させればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、扉ポ
ケットの扉ライナへの上下取付け位置はユーザの好みに
より変更でき、高さ寸法による収納可能食品は拡大する
が、フランジ高さは固定のため、収納食品によってはフ
ランジ高さが不足し、扉開放時に食品落下などの危険性
が発生する問題があった。また清掃などでポケットを外
そうとする場合勘合部がきつくポケットを破損するおそ
れがあった。すなわち食品を収納する場合有効でなくス
ペースの利用が不完全で使いにくい冷蔵庫となってい
た。
【0005】本発明の目的は、扉ポケット内の収納スペ
ースを有効かつ安全に活用するために、扉ポケット間隔
およびフランジ高さを容易に変更できる冷蔵庫を提供す
ることにある。更に本発明は清掃など取り扱い易いポケ
ット構造や何時でも見栄えの良いアクセントの有る冷蔵
庫を提供することに有る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、扉ポ
ケットの外ポケット両側を挾むようにして扉内板に設け
られ上下方向に伸びる土手と、土手の内側壁に外ポケッ
トを係止可能に設けられた係止手段と、外ポケットに設
けられ係止手段に係合し外ポケットを扉内板に位置決め
して固定する係合手段と、外ポケットの内側に上方開口
部より挿入し接触させて配置し、外ポケットと共に扉ポ
ケットを形成し収納物を収納する内ポケットと、を備
え、係止手段の係止する位置により外ポケット高さ位置
を選択可能とすると共に、内ポケットは外ポケットに対
し前後反転配置可能としたものである。
【0007】本発明の冷蔵庫は、内ポケットの前後フラ
ンジ高さを異ならせたものである。
【0008】本発明の冷蔵庫は、内ポケットおよび外ポ
ケットを収納物が透視できる部材で構成する。
【0009】本発明の冷蔵庫は、内ポケットまたは外ポ
ケットの前と後のフランジは異なる形状もしくは模様も
しくは着色を有する。
【0010】本発明の冷蔵庫は、内ポケットの左右外壁
の奥行き中央部、および外ポケット内壁のこの中央部と
相対する位置に、内ポケットの前後反転に支障ない内ポ
ケットと外ポケットを嵌合する嵌合手段を設けた。
【0011】本発明の冷蔵庫は、内ポケットと外ポケッ
トの接触面が内ポケット内側もしくは外ポケット外側に
開放される開放部を内ポケットもしくは外ポケットに設
けた。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態の例を図1ないし図7により説明する。まず図
1は冷蔵庫の扉ポケット構造説明図で、1は冷蔵庫の扉
本体、2は内板で、3は内板土手である。内板土手3は
ABS樹脂等のプラスチック板を真空成形加工し内部に
断熱材が充填されたもので、左右両側に縦方向の土手先
端3aが形成されている。6および7は扉ポケットで、
外ポケット6の内部の内ポケット7にボトルや小物食品
等を収納するものである。
【0013】扉ポケット6は土手3へ取り付けられる。
この取付け構造を図1にて説明する。図において5a、
5bは係止上突起と係止下突起で、内板2の左右の土手
3にはその内側壁に、例えばわかりやすくするため2段
の係止突起5が設けてある。係止突起5は、真空成形加
工等により容易に成形できる。また、6a、6b、6c
は外ポケット嵌合溝、外ポケットつば、外ポケットのう
ちポケット嵌合溝である。7a、7b、7cは内ポケッ
ト高フランジ、内ポケット低フランジ、内ポケットリブ
である。外ポケット6にはその左右両外側面に係止可能
な溝6aが設けてある。この係止溝6aは、射出成形加
工により扉ポケット6と一体成形したものであり、係止
突起5に嵌合する形状を有している。さらに外ポケット
つば6bは外ポケット6の左右両端に外側に形成された
つば部で、扉外ポケット6の係止溝6aを扉内板2の土
手3に設けた係止突起5に嵌合させたとき、つば部6b
が扉土手3の内側壁に設けられた土手先端3aと当接す
るように構成されている。つば部6bが土手先端3aに
当接していることにより、扉ポケット6の前部に比較的
重い物を収納しても、扉ポケット6が扉土手3から脱落
するのを防止することができる。
【0014】以上の説明では土手3と外ポケット6との
固定は土手3の係止突起5aまたは5bである係止手段
と外ポケットの嵌合溝6aである嵌合手段とを嵌め合わ
せることと、土手先端3aに外ポケットつば6bを当接
させることで外ポケット6を扉内板2の所定の位置に位
置決めして固定する構造を説明した。但し係止突起と溝
が逆の関係、例えば土手に溝を設け外ポケットに突起で
も良い。また突起の代わりに突出した板状のものでも良
いが、その場合は位置決め用の引っかかり部をいた表面
に複数箇所に設ける必要がある。いずれにしろ土手の庫
内内側に向いた面と外ポケット外側の面の相互に対抗す
る面に位置を設定可能に係止して固定する構造とすれば
良く、しかも突起により上下と前後方向を位置決めし下
向き荷重をさえると共に内板のポケット後側の壁面と土
手先端で前後への倒れも防止しており確実にポケットを
内板に固定することができる。
【0015】次に、内ポケット7は外ポケット6の上方
開口部より挿入する構造で、外ポケットに対し内ポケッ
トは前後に反転可能に挿入できる。図2は外ポケット6
に内ポケット7を挿入した状態で土手3に固定している
状態を説明する冷蔵庫の扉ポケット取り付け説明図であ
る。前後のフランジ高さは、たとえば、低いほうは35
0ml缶を考慮した65mm以下例えば30−50mm
とし、高いほうは500mL缶あるいは500mLペッ
トボトルを考慮した65mm程度以上を選択することが
出来る。図1及び図2では内ポケットと外ポケットの前
後のフランジの高さをほぼ合わせた寸法関係の構造を説
明している。また冷蔵庫内部に向けたほうのフランジは
低く、扉内板の奥に向けたほうのフランジは高い状態で
取り付けた構成を示している。
【0016】また、内ポケット7の両外側の面奥行き中
央の位置に上下方向に伸びるリブ形状7cを設け、外ポ
ケット6の両内側のリブ7cと相対する位置に、外リブ
7cを嵌合する溝6cを設ける。内ポケット7のリブ7
c及び外ポケット6の溝6cはポケット6と7に一体で
成形する。外ポケット6は箱型形状であるが手前側であ
って庫内に向いたほうのフランジの高さは内ポケット低
フランジ7bと同程度の高さとしたがそれより低い高さ
であっても良い。この説明では内ポケットにリブ7c
を、外ポケットに溝6cを設けたがこれは外ポケットの
厚みを5mm程度、内ポケットの厚みをそれより薄い形
状とするとともに、土手先端3aに突き当てるつば6b
と外ポケットの両側面上部に溝6aを形成する別のつば
を設け収納物を支える強度を一層増加させる構造として
いるためである。もし内ポケットと外ポケットを一体に
した係合手段等により扉ポケットを土手に強固に固定す
る構造を採用するならリブ7cと溝6cの位置を逆にし
ても良いことは当然である。このリブと溝で内と外のポ
ケットが位置決めされ確実に挿入され安定した構成が得
られる。
【0017】また、外ポケット6と内ポケット7を透明
材(PS−GP、AS、ABS等)で成形する。ただ
し、いずれかもしくは両ポケットを、内部が透視できる
範囲で着色しても良い。これにより食品の状態が見える
だけでなく美観の有るポケット部が得られる。また、外
内ポケットで摩擦が生じるため、異種材料として摩擦粉
の発生を防止することも可能である。この場合外ポケッ
ト6をプラスチックのままとし、内ポケット7にたとえ
一部でもプラスチックより薄いステンレスなどを用いれ
ば内部の透視は出来ないがポケット収納物に対し強固な
支えと冷却効果を増やすことが出来る。
【0018】図3は内ポケット7と外ポケット6との間
の接触部を外部に開放する構造(a)と接触面に隙間を
設ける構造(b)を説明する扉ポケット説明図である。
7eは内ポケット7にも受けられた内ポケットエア抜き
穴、7dは内ポケットの外ポケット側に凸に設けられた
内ポケットエア抜き凸である。内ポケット7と外ポケッ
ト6間を面で接触させると間の空気が閉じ込められた形
で両者を分離するときに困難になることがある。これを
防ぐエア抜き構造として、内ポケット下部に冷蔵庫内部
につながる開放部である穴を設けたり、内ポケット下面
に3ケ所以上の若干寸法、例えば1−2mmの凸形状を
設けたり、穴と凸を一緒に設ける。あるいは、外ポケッ
トの底部に穴を設けたり、外ポケット内面に凸の形状を
設けたり、この内と外の両者に同時に設けても良い。こ
れにより内と外のポケットの分離が容易になりポケット
を清掃する際や収納物をいれかえるときに内ポケットの
前後を取り替える場合に役に立つ。
【0019】このように、内外ポケットのいずれかもし
くは双方の床面に穴を設けても良い。あるいは単なる穴
でなく、底部を成形などにより棒状や網状で形成すると
更に内ポケット7と外ポケット6の分解が簡単になり清
掃がしやすくなる。また冷蔵庫の扉の内側のポケット部
には冷蔵庫の庫内を循環する冷気の一部がポケット収納
物を冷却するために吹出されて回される。通風可能な穴
を両者を通して設ければ扉内側部分のこの冷気の循環に
役に立つ。図1の構成で、扉外ポケット6は係止上突起
5aと係止下突起5bの2通りの位置を選択して扉ライ
ナである土手3へ取付けることができる。更に加えて、
内ポケット7のフランジの高さを内ポケット7の前後を
入れ替えた選択により2通りの配置が可能であり、内と
外ポケット1組で全4通りの組み合わせで調整が可能と
なる。
【0020】図4及び図5に冷蔵庫扉内側のポケットを
取り付けた状態の扉ポケットパターン説明図を示す。図
4は外ポケット前面フランジをRカットした斜視図であ
る。図5は外ポケット前面フランジ上部に肉厚部を設け
た斜視図であり、図において8、9は上部に設けられた
1組の扉ポケットと同一の構成を有する外ポケットと内
ポケット、6fは外ポケット前フランジ肉厚部である。
図4の上の組の扉ポケット6、7では庫内を向いた前側
のフランジの高さを低くしているが、下の組の扉ポケッ
ト8、9では内ポケットの配置を前後で入れ替えて庫内
向きの前フランジを高くしている。この様に配置を自由
に選択でき、先に述べた様にこの発明の実施の扉ポケッ
トは1組で4通りの組合せが存在するので図のような2
組ではポケット6、7とポケット8、9の組合せの絶対
及び相対関係は16通りとなる。また2組を超えるポケ
ットの組合せでは変化パターンは更に増えることにな
る。
【0021】図4、図5ではこれらの一部の配置につい
て説明している。図4では上側の組の扉ポケットは内ポ
ケット前フランジを低い状態に配置しており背の低い収
納物をいれやすくしている。更に外ポケットの前フラン
ジは上部をRカット6fし、外当地のポケットの前フラ
ンジの形態によりほぼ同一高さにもかかわらず模様の効
果を出している。図4の下の組のポケットは内ポケット
の配置を逆にして前フランジの高さを高いほうを採用し
ており、これにより下のポケットでは背の高い収納物を
安定して保持することが出来る。この場合上の組のポケ
ットは外ポケット6を係止上突起5aに、下の組のポケ
ットは外ポケット8を係止下突起5bに位置決めして固
定させる係合とすることにより上下2組のポケット間の
距離を広げて下の組のポケットへの収納を便利にしてい
る。一方図5では外ポケットの前フランジ上部に肉厚部
を設け外ポケットの強度を増やすと共に内と外のポケッ
トの組合せを目立たない形にしている。図5の上と下の
組のポケットは両者とも前フランジを低くしているので
土手3にも受けた係止突起の位置は特に制限されること
無く何処を使用しても良いことになる。
【0022】以上の説明をわかりやすくするため、図6
で説明する。図6は冷蔵庫扉の横断面説明図で、まず、
上の組のポケット6、7を下段の係止突起5bに合わせ
た場合、上の組のポケット6、7の収納可能高さはH1
となり、500mLペットボトルが収納可能となる。こ
の際には内ポケット7の高いフランジを前面側に設置す
ることで、扉開閉時の慣性によるボトルの落下を防止で
きる。その際、上の組のポケット6、7と下の組のポケ
ット8、9の間隔はH2で、350mL缶に適した間隔
となる。ここで、ポケット8、9の内ポケットの低いフ
ランジを前面側に配置することで、缶の出し入れが容易
に行え、かつ扉開閉時の缶落下も防止できる。なお図6
では下の組のポケット8、9は係止上突起5aに固定し
ているが、もしこの係止位置を下の突起5bに代えるこ
とにすると寸法H2は更に広がることになる。
【0023】次に、図7は別のパターンを説明する横断
面説明図で、ポケット6、7を上段突起5aに合わせた
場合、上の組のポケット6、7と下の組のポケット8、
9はその収納可能高さがそれぞれH2,H1となり、図
6の場合と逆の関係となる。勿論、内ポケットのフラン
ジは適した高さを設定することで、収納物の落下を抑制
する。これにより、また、外ポケットを設置する手順
が、下段係止突起に嵌合させるには、各図に示す配置後
の位置より扉ポケットを突起の上方に置いて、扉外ポケ
ットのつば部6bを扉ライナ3の土手先端3aに当接さ
せた状態のまま下方に移動して扉ポケットを各図に示す
配置後の位置まで下げて、下段係止突起に嵌合溝を嵌合
させればよい。したがって、顧客は自分の収納したいボ
トルや食品の高さに応じて好みの扉ポケット間隔をいつ
でも容易に選択でき、扉ポケット内の収納スペースを有
効に活用することができる。 500mlペットボトルなどの
高さのある食品を収納する際には高いフランジを前面側
にセットすることで、また、背の低い食品を収納する際
には低いフランジを前面側にセットすることで、食品収
納時に扉開放時に前記食品の落下も防止でき、ユーザの
安全が確保できる。
【0024】図6と図7のように係止突起の位置をあら
かじめ収納物に応じて定めておけば何時でも寸法、H
1、H2を所望の値に確保できる。また図6の横線7g
のように内ポケットのフランジに模様となる線などを入
れておけば高いフランジを表側に出したときも違和感無
く内ポケットと外ポケットの組合せを受け入れることが
出来る。また内ポケットと外ポケットとも簡単に外して
清掃が出来るので冷蔵庫内部を常に清潔に保つことが出
来る。更に内と外のポケットのフランジの前後で形状の
みならず模様や着色などを代えられるため常に新鮮で見
栄えが良く、しかも簡単に分離して清掃するので何時で
も清潔に、且つ、アクセントの有るポケットを何時でも
維持でき、しかも、位置を代えることにより世帯に動き
があっても常に使いやすい形態に変更できる。
【0025】以上のようにこの発明は、扉ポケットの両
端を挾むようにして上下方向に伸びる土手を扉内板に有
し、この土手の内側壁に係止突起を設け、外ポケットは
内板の係止突起に上方より嵌合する溝構造を有し、内ポ
ケットは外ポケット上方開口部より挿入する構造で、前
後反転可能かつ前後フランジ高さを異ならせる。内板土
手の内側壁に設けた複数の係止突起から任意の突起を選
択し、外ポケットの溝構造を嵌合させることで、ユーザ
は自分の収納したいボトルや食品の高さに応じて好みの
扉ポケット間隔を容易に選択でき、扉ポケット内の収納
スペースを有効に活用できる。また、内ポケットは前後
反転可能でかつ前後フランジ高さが異なることで、500m
lペットボトルなどの高さのある食品を収納する際には
高いフランジを前面側にセットすることで、扉開放時に
前記食品の落下も防止でき、ユーザの安全が確保でき
る。
【0026】また扉ポケットの取付け高さ位置およびフ
ランジ高さを容易に調整することができるので、ユーザ
が収納する品物の高さに応じて好みの扉ポケット高さを
選択でき、扉ポケット内の収納スペースを有効かつ安全
に活用できる。
【0027】本発明は清掃など取り扱い易いポケット構
造やアクセントの有るポケット部を有する冷蔵庫が得ら
れる。また内ポケットのみを外すことができるので、ポ
ケットの清掃性も大幅に改善され清潔な状態を維持でき
る。内外ポケットを透明部材で構成するので、ポケット
内の収納物もポケット下側からでも目視確認が可能であ
り、食品の腐敗等の無駄な廃却等を抑制できる。また、
内ポケットと外ポケットの接触面にエア抜き構造を設け
ることで、内ポケットの出し入れ時の操作力を低減す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は、扉ポケットの外ポケ
ット両側を挾むようにして扉内板に設けられ上下方向に
伸びる土手と、土手の内側壁に外ポケットを係止可能に
設けられた係止手段と、外ポケットに設けられ係止手段
に係合し外ポケットを扉内板に位置決めして固定する係
合手段と、外ポケットの内側に上方開口部より挿入し接
触させて配置し、外ポケットと共に扉ポケットを形成し
収納物を収納する内ポケットと、を備え、係止手段の係
止する位置により外ポケット高さ位置を選択可能とする
と共に、内ポケットは外ポケットに対し前後反転配置可
能としたので、使い勝手の良い信頼性の高いものが得ら
れる。
【0029】本発明の冷蔵庫は、内ポケットの前後フラ
ンジ高さを異ならせたので、収納物を安全に収納するこ
とが出来る。
【0030】本発明の冷蔵庫は、内ポケットおよび外ポ
ケットを収納物が透視できる部材で構成するので使いや
すい冷蔵庫が得られる。
【0031】本発明の冷蔵庫は、内または外のポケット
の前と後のフランジは異なる形状もしくは模様もしくは
着色を有するので見栄えの良いものが得られる。
【0032】本発明の冷蔵庫は、内ポケットの左右外壁
の奥行き中央部、および外ポケット内壁のこの中央部と
相対する位置に、内ポケットの前後反転に支障ない内ポ
ケットと外ポケットを嵌合する嵌合手段を設けたので、
使いやすく信頼性が高くなる。
【0033】本発明の冷蔵庫は、内ポケットと外ポケッ
トの接触面が内ポケット内側もしくは外ポケット外側に
開放される開放部を内ポケットもしくは外ポケットに設
けたので、分離簡単なポケットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷蔵庫の1実施の形態の例である扉
ポケット構造説明図。
【図2】 本発明の冷蔵庫の1実施の形態の例である扉
ポケット取り付け説明図。
【図3】 本発明の冷蔵庫の1実施の形態の例である扉
ポケット説明図。
【図4】 本発明の冷蔵庫の1実施の形態の例である扉
ポケットパターン説明図。
【図5】 本発明の冷蔵庫の1実施の形態の例である扉
ポケットパターン説明図。
【図6】 本発明の冷蔵庫の1実施の形態の例である扉
ポケット断面説明図。
【図7】 本発明の冷蔵庫の1実施の形態の例である扉
ポケット断面説明図。
【図8】 従来の扉構造を備えた扉ポケットを示す要部
の斜視図。
【図9】 従来の扉構造を備えた扉ポケット断面説明
図。
【符号の説明】 1 扉本体、 2 内板、 3 内板土手、 3a 土
手先端、 5 係止突起、 6 外ポケット、 7 内
ポケット、 8 外ポケット、 9 内ポケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外岡 秀一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 KD11 KE05 KE09 LE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉ポケットの外ポケット両側を挾むよう
    にして扉内板に設けられ上下方向に伸びる土手と、前記
    土手の内側壁に前記外ポケットを係止可能に設けられた
    係止手段と、前記外ポケットに設けられ前記係止手段に
    係合し前記外ポケットを前記扉内板に位置決めして固定
    する係合手段と、前記外ポケットの内側に上方開口部よ
    り挿入し接触させて配置し、前記外ポケットと共に前記
    扉ポケットを形成し収納物を収納する内ポケットと、を
    備え、前記係止手段の係止する位置により前記外ポケッ
    ト高さ位置を選択可能とすると共に、前記内ポケットは
    前記外ポケットに対し前後反転配置可能としたことを特
    徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記内ポケットの前後フランジ高さを異
    ならせたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記内ポケットおよび前記外ポケットを
    収納物が透視できる部材で構成することを特徴とする請
    求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記内ポケットまたは外ポケットの前と
    後のフランジは異なる形状もしくは模様もしくは着色を
    有することを特徴とする請求項1または2または3記載
    の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記内ポケットの左右外壁の奥行き中央
    部、および外ポケット内壁のこの中央部と相対する位置
    に、前記内ポケットの前後反転に支障ない前記内ポケッ
    トと前記外ポケットを嵌合する嵌合手段を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至4のうちの少なくとも1記載の
    冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記内ポケットと前記外ポケットの接触
    面が前記内ポケット内側もしくは前記外ポケット外側に
    開放される開放部を前記内ポケットもしくは前記外ポケ
    ットに設けたことを特徴とする請求項1乃至5のうちの
    少なくとも1記載の冷蔵庫。
JP2001163916A 2001-05-31 2001-05-31 冷蔵庫 Pending JP2002350044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001163916A JP2002350044A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001163916A JP2002350044A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002350044A true JP2002350044A (ja) 2002-12-04

Family

ID=19006799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001163916A Pending JP2002350044A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002350044A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100953977B1 (ko) * 2003-10-04 2010-04-21 엘지전자 주식회사 냉장고용 도어바스켓
KR20140103501A (ko) * 2013-02-18 2014-08-27 엘지전자 주식회사 냉장고
KR20140113070A (ko) * 2013-03-15 2014-09-24 엘지전자 주식회사 냉장고
WO2019208456A1 (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
CN111750602A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 青岛海尔电冰箱有限公司 冷藏冷冻装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100953977B1 (ko) * 2003-10-04 2010-04-21 엘지전자 주식회사 냉장고용 도어바스켓
KR20140103501A (ko) * 2013-02-18 2014-08-27 엘지전자 주식회사 냉장고
KR102037302B1 (ko) * 2013-02-18 2019-10-28 엘지전자 주식회사 냉장고
KR20140113070A (ko) * 2013-03-15 2014-09-24 엘지전자 주식회사 냉장고
KR102036281B1 (ko) * 2013-03-15 2019-10-24 엘지전자 주식회사 냉장고
WO2019208456A1 (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
CN111750602A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 青岛海尔电冰箱有限公司 冷藏冷冻装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3244148B1 (en) Refrigerator
US10495373B2 (en) Refrigerator
US20080000260A1 (en) Refrigerator including shelving system
JP2002350044A (ja) 冷蔵庫
JP2000146423A (ja) 冷蔵庫の食品収納装置
KR100432733B1 (ko) 냉장고의 도어바스켓
JP7012873B2 (ja) 冷蔵庫
JP2538405B2 (ja) 冷蔵庫
KR100798941B1 (ko) 냉장고용 야채박스
JP3320683B2 (ja) 冷蔵庫及び冷蔵庫扉の収納装置
JP2023095007A (ja) 貯蔵庫
JP2007032849A (ja) 冷却庫
KR100412943B1 (ko) 냉장고의 도어바스켓
JP2017197210A (ja) 収納容器
KR101351028B1 (ko) 냉장고
KR20040008042A (ko) 냉장고의 선반어셈블리
KR20030040777A (ko) 냉장고의 도어바스켓
KR200158634Y1 (ko) 냉장고
KR20170036220A (ko) 저장 용기 및 이를 갖는 냉장고
KR100512731B1 (ko) 냉장고
JPH0812032B2 (ja) 冷蔵庫
KR100412946B1 (ko) 도어바스켓을 구비하는 냉장고 도어
JP2022059856A (ja) 冷蔵庫
JPH03158691A (ja) 冷蔵庫
KR200180226Y1 (ko) 냉장고용 가드부재

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040705