JPH1068257A - 車両バックドアのロック装置 - Google Patents

車両バックドアのロック装置

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JPH1068257A
JPH1068257A JP24425096A JP24425096A JPH1068257A JP H1068257 A JPH1068257 A JP H1068257A JP 24425096 A JP24425096 A JP 24425096A JP 24425096 A JP24425096 A JP 24425096A JP H1068257 A JPH1068257 A JP H1068257A
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latch
wall
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storage case
notch
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JP24425096A
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Yuji Yoda
勇二 依田
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両バックドアのロック装置の強度アップ。 【解決手段】 車体1に取付けたストライカ2と、バッ
クドア3に取付けたロック装置4とからなり、前記ロッ
ク装置4のケースは、略箱状を呈し上面開放の収納ケー
ス7と該開放部を覆う金属蓋材8とから形成され、前記
ケースの内部にラッチ9を軸18によりラチェット10
を軸20により夫々軸止し、前記収納ケース7は、起立
前壁11と底壁12と起立後壁13と左右側壁23、2
5から形成し、前記起立前壁11と前記底壁12の中央
部分には、前記ストライカ2が進入する進入切欠き14
を形成し、前記起立後壁13は、反開扉方向に膨出する
円弧壁に形成した車両バックドアのロック装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両バックドアのロッ
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特公平6−63394号公報に
は、車体に取付けたストライカと、バックドアに取付け
たロック装置とからなり、前記ロック装置のケースは、
略箱状を呈し上面開放の収納ケースと該開放部を覆う金
属蓋材とから形成され、前記ケースの内部にラッチを軸
によりラチェットを軸により夫々軸止し、前記収納ケー
スは、起立前壁と底壁と起立後壁と左右側壁から形成
し、前記起立前壁と前記底壁の中央部分には、前記スト
ライカが進入する進入切欠きを形成し、前記起立後壁
は、略直線壁に形成した車両バックドアのロック装置に
ついて記載されている。なお、前記収納ケースと金属蓋
材とは、略同一厚みの金属板の板金加工で形成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ロック装
置は強度試験装置により、開扉方向の強大な負荷を与え
ると、図9のように、バックドア3は無理に開扉しよう
とし、当初仮線のように直線壁であった起立後壁13は
開扉方向に湾曲し、進入切欠き14は開き、ラッチ9は
ロック装置4内より引抜かれてしまう課題があった。
【0004】
【発明の目的】開扉方向の強大な負荷が与えられても、
進入切欠きのは開きを防止し、バックドアの開きを防止
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
1に取付けたストライカ2と、バックドア3に取付けた
ロック装置4とからなり、前記ロック装置4のケース
は、略箱状を呈し上面開放の収納ケース7と該開放部を
覆う金属蓋材8とから形成され、前記ケースの内部にラ
ッチ9を軸18によりラチェット10を軸20により夫
々軸止し、前記収納ケース7は、起立前壁11と底壁1
2と起立後壁13と左右側壁23、25から形成し、前
記起立前壁11と前記底壁12の中央部分には、前記ス
トライカ2が進入する進入切欠き14を形成し、前記起
立後壁13は、反開扉方向に膨出する円弧壁に形成した
車両バックドアのロック装置としたものである。また、
前記収納ケース7の板厚は前記金属蓋材8より大にした
車両バックドアのロック装置としたものである。また、
前記金属蓋材8の前側には左右方向のスリット31を設
け、前記収納ケース7の起立前壁11の上縁32は、前
記スリット31内に巾一杯に係合させた車両バックドア
のロック装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明する。図
7において、1は車体、2は車体1に取付けたストライ
カ、3はバックドア、4はバックドア3に取付けたロッ
ク装置である。
【0007】前記ストライカ2は、図6、図7のよう
に、側面L型の金属台座5にコ型係合杆6を取付けたも
のである。前記ロック装置4は下方から見ると図1の如
くであり、上方からみると図2の如くであり、略箱状を
呈する上面開放の収納ケース7と金属蓋材8とから形成
され、内部にラッチ9とラチェット10がそれぞれ軸装
されている。
【0008】収納ケース7は、起立前壁11と底壁12
と起立後壁13と左右側壁から絞り加工で形成され、起
立前壁11と底壁12の左右中央には、閉扉のとき、前
記ストライカ2が進入する進入切欠き14を形成する。
前記ラッチ9はその外周面に、ストライカ2が係合する
ストライカ係合溝15とハーフラッチ係合段部16とフ
ルフラッチ係合段部17が設けられ、軸18で、底壁1
2と金属蓋材8とに軸止される。
【0009】ラチェット10は、閉扉のとき爪19がハ
ーフラッチ係合段部16またはフルラッチ係合段部17
に係合するように軸20により底壁12と金属蓋材8と
に軸止される。21はラッチ9を開扉状態に回転させる
バネ、22はラチェット10をラッチ9に弾着させるバ
ネである。前記収納ケース7には、これをバックドア3
に取付けるために、起立左壁23の上部を外側に直角に
屈曲させて屈曲左取付部24を形成し、また起立右壁2
5の上部も外側に直角に屈曲させて屈曲右取付部26を
形成し、これに取付孔27を形成する。前記金属蓋材8
の左右両側にも左右取付部28、29を形成し、取付孔
30を形成する。
【0010】しかして、本願は、前記起立後壁13を、
後方に膨出する円弧壁に形成した点が特徴で、そのた
め、強大な開扉方向の力が加わっても、前記起立後壁1
3はせいぜい直線壁までしか変化せず、前記進入切欠き
14の開きを防止して、ラッチ9の引抜けを防止する。
【0011】また、本願は、図3のように、前記金属蓋
材8の前側には左右方向のスリット31を設け、前記収
納ケース7の起立前壁11の上縁32は、前記スリット
31に巾一杯に係合させる。このことにより、一層前記
進入切欠き14の開きを防止し、ラッチ9の引抜けを防
止する。
【0012】
【作用】バックドア3を閉扉すると、ロック装置4の収
納ケース7の起立前壁11と底壁12に形成した進入切
欠き14に、車体1に固定されているストライカ2のコ
型係合杆6は進入して、収納ケース7内に軸止したラッ
チ9のストライカ係合溝15に係合して該ラッチ9を回
転させ、該ラッチ9のフルラッチ係合段部17にラチェ
ット10は係合してラッチ9の逆転を防止し、フルラッ
チにし、閉扉は完了する。
【0013】閉扉後、衝突等の強大な衝撃が加わり開扉
方向の荷重が与えられると、バックドア3は無理に開扉
しようとし、従来のものは、図9のように起立後壁13
は、開扉方向に湾曲して進入切欠き14は開き、ラッチ
9をロック装置4内より引抜いて、開扉してしまう課題
があったが、本願は、起立後壁13を予め反開扉方向に
湾曲した円弧壁に形成してあるので、衝突等の強大な衝
撃が開扉方向に加っても、起立後壁13はせいぜい直線
壁になるだけで、図9のようには湾曲せず、進入切欠き
14は開かないのでラッチ9の引抜きを防止し、開扉を
完全に防止することができる。
【0014】また、本願は、図3のように、前記金属蓋
材8の前側には左右方向のスリット31を設け、前記収
納ケース7の起立前壁11の上縁32は、前記スリット
31に巾一杯に係合させてあるので、進入切欠き14の
左右開きを防止し、ラッチ9の引抜けを防止する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、車体1に取付けたストライカ
2と、バックドア3に取付けたロック装置4とからな
り、前記ロック装置4のケースは、略箱状を呈し上面開
放の収納ケース7と該開放部を覆う金属蓋材8とから形
成され、前記ケースの内部にラッチ9を軸18によりラ
チェット10を軸20により夫々軸止し、前記収納ケー
ス7は、起立前壁11と底壁12と起立後壁13と左右
側壁23、25から形成し、前記起立前壁11と前記底
壁12の中央部分には、前記ストライカ2が進入する進
入切欠き14を形成し、前記起立後壁13は、反開扉方
向に膨出する円弧壁に形成した車両バックドアのロック
装置としたものであるから、衝突等の強大な開扉方向の
荷重が加っても、起立後壁13はせいぜい直線壁になる
だけで、図9のようには湾曲せず、進入切欠き14は開
かないのでラッチ9の引抜きを防止し、開扉を完全に防
止することができる。また、起立後壁13を反開扉方向
に膨出する円弧壁に形成するだけだから、費用は全く必
要としない。また、前記収納ケース7の板厚は前記金属
蓋材8より大にした車両バックドアのロック装置とした
ものであるから、前記公知例のように、収納ケースも金
属蓋材も同一板厚にしたものに比し、進入切欠き14の
開きは少なく、開扉を完全に防止する。また、前記金属
蓋材8の前側には左右方向のスリット31を設け、前記
収納ケース7の起立前壁11の上縁32は、前記スリッ
ト31内に巾一杯に係合させた車両バックドアのロック
装置としたものであるから、進入切欠き14の左右開き
を防止し、ラッチ9の引抜けを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体底面図。
【図2】 全体平面図。
【図3】 A−A断面図。
【図4】 全体正面図。
【図5】 収納ケースの平面図。
【図6】 ストライカの平面図。
【図7】 ストライカとロック装置の係合前の状態図。
【図8】 ストライカとロック装置の係合状態図。
【図9】 公知例の課題を示す状態図。
【符号の説明】
1…車体、2…ストライカ、3…バックドア、4…ロッ
ク装置、5…金属台座、6…コ型係合杆、7…収納ケー
ス、8…金属蓋材、9…ラッチ、10…ラチェット、1
1…起立前壁、12…底壁、13…起立後壁、14…進
入切欠き、15…ストライカ係合溝、16…ハーフラッ
チ係合段部、17…フルラッチ係合段部、18…ラッチ
の軸、19…爪、20…ラチェットの軸、21…ラッチ
のバネ、22…ラチェットのバネ、23…起立左壁、2
4…屈曲左取付部、25…起立右壁、26…屈曲右取付
部、27…取付孔、28…左取付部、29…右取付部、
30…取付孔、31…スリット、32…上縁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1に取付けたストライカ2と、バッ
    クドア3に取付けたロック装置4とからなり、前記ロッ
    ク装置4のケースは、略箱状を呈し上面開放の収納ケー
    ス7と該開放部を覆う金属蓋材8とから形成され、前記
    ケースの内部にラッチ9を軸18によりラチェット10
    を軸20により夫々軸止し、前記収納ケース7は、起立
    前壁11と底壁12と起立後壁13と左右側壁23、2
    5から形成し、前記起立前壁11と前記底壁12の中央
    部分には、前記ストライカ2が進入する進入切欠き14
    を形成し、前記起立後壁13は、反開扉方向に膨出する
    円弧壁に形成した車両バックドアのロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記収納ケース7の
    板厚は前記金属蓋材8より大にした車両バックドアのロ
    ック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記金属蓋材8の前
    側には左右方向のスリット31を設け、前記収納ケース
    7の起立前壁11の上縁32は、前記スリット31内に
    巾一杯に係合させた車両バックドアのロック装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200218A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Aisin Kiko Co Ltd 遊技機用施錠装置
JP2004332419A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Shiroki Corp ドアロック装置
JP2015048681A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 三井金属アクト株式会社 ストライカ及びその製造方法

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JP2004332419A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Shiroki Corp ドアロック装置
JP2015048681A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 三井金属アクト株式会社 ストライカ及びその製造方法

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