JPH1067955A - オフセットインキの製造方法 - Google Patents

オフセットインキの製造方法

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JPH1067955A
JPH1067955A JP9195289A JP19528997A JPH1067955A JP H1067955 A JPH1067955 A JP H1067955A JP 9195289 A JP9195289 A JP 9195289A JP 19528997 A JP19528997 A JP 19528997A JP H1067955 A JPH1067955 A JP H1067955A
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等 巣鴨
Hiroki Nishina
博喜 仁科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少量のロジン処理でも、ビヒクルへの濡れが向
上することから、フラッシング時間が短縮され、排水の
着色も小さく、流動性、鮮明性、光沢、ブロンズに優
れ、且つオフセット印刷適性に優れたオフセットインキ
を提供する。 【解決手段】スルホン酸基を有する芳香族アミンのジア
ゾウム塩と、β−オキシナフトエ酸、β−ナフトール、
アセトアセトアニライドおよびこれらの誘導体から選ば
れる少なくとも一種のカップラー成分とをカップリング
させたモノアゾ染料のレーキ顔料、該モノアゾ染料に対
して3〜15重量%のロジン、該モノアゾ染料に対して
1〜20重量%のオフセットインキ用ビヒクル、および
全組成物に対して60〜90重量%の水からなる顔料水
ペーストをオフセットインキ用ビヒクルでフラッシング
するオフセットインキの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセットインキの製
造方法に関する。さらに詳しくは、フラッシング適性、
流動性、鮮明性、光沢、ブロンズを向上せしめたオフセ
ットインキの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】可溶性基を有する芳香族アミンをジアゾ
成分とし、β−オキシナフトエ酸、β−ナフトール等を
カップラー成分としてカップリングして得られたモノア
ゾレーキ顔料は、印刷インキ、塗料、プラスチックの着
色等の各種用途に広く使用されている。これらのモノア
ゾレーキ顔料は、その色調を透明、鮮明にするため、ま
た分散性を向上させるためにロジン処理がなされてき
た。このロジン処理は、通常カップラー成分中または染
料中にロジンのアルカリ塩溶液(いわゆるロジンソー
プ)を添加し、ついで塩化カルシウム等のレーキ用金属
塩を添加してロジンを不溶性のロジンレーキ金属塩とし
て顔料の表面に析出させる方法である。
【0003】上記のロジン処理は、顔料の粒子形状を微
細に制御し、透明性、鮮明性を向上させるとともに、顔
料の被覆物質として凝集を抑え、分散性を向上させると
いう優れた効果を有する。しかし従来の処理方法では十
分にその効果を発揮しているとは言えない。特にオフセ
ットインキ用顔料は分散性を向上させるために顔料に対
し、多量のロジンを使用している。しかし、多量にロジ
ンを使用することは、流動性の低下、あるいは耐水性不
良に起因する印刷適性の低下等の多くの弊害を伴い、ま
た、ロジンの少量使用は、透明性、鮮明性の低下、ブロ
ンズの増大、フラッシング性の低下等を伴った。そこ
で、少量のロジンでも顔料を効率良く被覆する表面処理
技術が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、少量のロジ
ン処理でも、ビヒクルへの濡れが向上することから、フ
ラッシング時間が短縮され、排水の着色も小さく、流動
性、鮮明性、光沢、ブロンズに優れ、且つオフセット印
刷適性に優れたオフセットインキを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、スルホン酸基
を有する芳香族アミンのジアゾウム塩と、β−オキシナ
フトエ酸、β−ナフトール、アセトアセトアニライドお
よびこれらの誘導体から選ばれる少なくとも一種のカッ
プラー成分とをカップリングさせたモノアゾ染料のレー
キ顔料、該モノアゾ染料に対して3〜15重量%のロジ
ン、該モノアゾ染料に対して1〜20重量%のオフセッ
トインキ用ビヒクル、および全組成物に対して60〜9
0重量%の水からなる顔料水ペーストをオフセットイン
キ用ビヒクルでフラッシングするオフセットインキの製
造方法に関する。
【0006】更に本発明は、スルホン酸基を有する芳香
族アミンのジアゾウム塩と、β−オキシナフトエ酸、β
−ナフトール、アセトアセトアニライドおよびこれらの
誘導体から選ばれる少なくとも一種のカップラー成分と
をカップリングさせたモノアゾ染料をロジンの存在下に
レーキ化してなるモノアゾレーキ顔料水スラリー中に、
オフセットインキ用ビヒクルを添加し、顔料分を濃縮し
てなる顔料水ペーストをオフセットインキ用ビヒクルで
フラッシングするオフセットインキの製造方法の製造方
法に関する。更に本発明は、オフセットインキ用ビヒク
ルが、樹脂20〜50重量%、植物油0〜30重量%、
および溶剤10〜60重量%からなる上記オフセットイ
ンキの製造方法に関する。
【0007】本発明のモノアゾレーキ顔料とは、可溶性
基を有する芳香族アミンをジアゾ化したジアゾ成分とカ
ップラー成分とをカップリングした染料をレーキ化した
ものである。本発明において、可溶性基を有する芳香族
アミンとしては、例えば1─アミノ─4メチルベンゼン
─2─スルホン酸(p−トルイジン─m−スルホン
酸)、1─アミノ─4─メチル─5─クロロベンゼン─
2─スルホン酸、1─アミノ─4─クロロ─5─メチル
ベンゼン─2─スルホン酸、1─アミノ─4─メチルベ
ンゼン─3─スルホン酸、2─アミノナフタレン─1─
スルホン酸、1─アミノ─3─メチルベンゼン─4─ス
ルホン酸等が例示される。カップラー成分は、β─オキ
シナフトエ酸が代表的であるが、β─ナフトール、アセ
トアセトアニライドであっても良い。また上記カップラ
ー成分の誘導体、例えば、低級アルキル基、アルコキシ
基またはハロゲン原子で置換された化合物であっても良
い。
【0008】本発明のモノアゾレーキ顔料の製造は、従
来公知のモノアゾレーキ顔料の製造方法に準じて実施で
きる。すなわち、可溶性基を有する芳香族アミンを常法
に従ってジアゾ化し、一方上述のカップラー成分を常法
に従って調製し、両者を常法に従ってカップリングし、
得られた染料を顔料レーキ化用金属によりレーキ化す
る。また、ジアゾ成分中に予め顔料レーキ化用金属を加
えておきカップリングさせてもよい。顔料レーキ化用金
属としては、カルシウム、バリウム、ストロンチウム、
マンガン等が例示される。ロジンは、ナトリウム塩、カ
リウム塩、アンモニウム塩等の可溶性塩として染料中、
あるいはカップラー中等に添加してレーキ化の際存在さ
せるようにする。
【0009】本発明の顔料の水ペーストは、レーキ化し
た顔料スラリー中にオフセットインキ用ビヒクルが配合
されていることを特徴とする。好ましくは、インキ用樹
脂と溶剤等からなるオフセットインキ用ビヒクルをさら
に溶剤で希釈したものを添加する。インキ用樹脂として
は、ロジン変性フェノール樹脂、アルキド樹脂等がある
が、ロジン変性フェノール樹脂が好ましい。オフセット
インキ用ビヒクルとしては、ロジン変性フェノール樹脂
等の樹脂20〜50重量%、アマニ油、桐油、大豆油等
の植物油0〜30重量%、n−パラフィン、イソパラフ
ィン、アロマチック、ナフテン、α−オレフィン等の溶
剤10〜60重量%からなるものが使用できる。
【0010】ロジン変性フェノール樹脂としては次のよ
うなものがある。例えば、P−オクチルフェノール、P
−ノニルフェノールのようなP−アルキルフェノールと
パラホルムアルデヒド、及びロジンをトルエンに溶解さ
せ、酸、或いはアルカリ触媒下反応後、グリセリン、ペ
ンタエリスリトールのようなポリオールでエステル化し
たロジン変性フェノール樹脂、あるいは、ロジンを20
0℃で溶融し、レゾール樹脂を加えて反応後、グリセリ
ンでエステル化したロジン変性フェノール樹脂、あるい
は、ロジンのグリセリンエステルにレゾール樹脂を加え
て反応させたロジン変性フェノール樹脂、あるいはロジ
ン変性アルキド樹脂とフェノール樹脂を反応させたロジ
ン変性フェノール樹脂等。オフセットインキ用ビヒクル
を希釈する溶剤としては0号ソルベント、5号ソルベン
ト、7号ソルベント等(日本石油株式会社製)がある。
【0011】顔料水ペースト中のオフセットインキ用ビ
ヒクルの配合量は、上記で調製した染料に対し1〜20
重量%、好ましくは5〜15重量%である。上記数値の
下限は、顔料水ペーストのフラッシング適性、及びそれ
に伴うオフセットインキの流動性および鮮明性の発現に
より制限を受け、上記数値の上限は、得られる顔料水ペ
ーストの取扱い性により制限を受ける。オフセットイン
キ用ビヒクルを希釈する溶剤の使用量は、色素に対し0
〜20重量%、好ましくは5〜15重量%であり、オフ
セットインキ用ビヒクルに対しては1〜300重量%、
好ましくは50〜200重量%である。又、ロジンの配
合量は、染料に対し3〜15重量%、好ましくは6〜1
2重量%である。
【0012】本発明の顔料の処理方法は、例えば、オフ
セットインキ用ビヒクルをオフセットインキ用溶剤に1
0〜50℃の温度範囲で攪拌して溶解もしくは分散さ
せ、この溶液あるいはサスペンジョンをレーキ化後の顔
料スラリー中へ10〜90℃の温度範囲で加えることで
製造する方法が好ましい。この際、ロジンの可溶性塩を
少量併用することが好ましい。より具体的には、タマノ
ール361(荒川化学工業株式会社製:ロジン変性フェ
ノール樹脂)50重量部に対し、アマニ油20重量部、
5号ソルベント(日本石油株式会社:オフセットインキ
用溶剤)30重量部を加え、200℃にて加熱溶解した
ビヒクルをオフセットインキ用溶剤である5号ソルベン
ト(日本石油株式会社製)に懸濁させ、レーキ化後の顔
料スラリー中に添加し、顔料をロ過等の手段により濃縮
する。組成物中の含水率は60〜90重量%が好まし
い。
【0013】本発明は上記により調製された顔料の水ペ
ーストをオフセットインキ用ビヒクルに配合してフラッ
シングを行う。オフセットインキ用ビヒクルは例えば、
上記に例示したようなロジン変性フェノール樹脂、石油
樹脂、アルキド樹脂、またはこれらの乾性油変性樹脂等
の樹脂20〜50重量%、アマニ油、桐油、大豆油等の
植物油0〜30重量%、n−パラフィン、イソパラフィ
ン、アロマテイック、ナフテン、α─オレフィン等の溶
剤10〜60重量%からなるものである。さらに、その
他のインキ溶剤、ドライヤー、レベリング改良剤等、各
種の公知のインキ用添加剤を配合して印刷インキ組成物
とされる。
【0014】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明をより詳細に説
明する。例中、特に断りの無い限り、部は重量部、%は
重量%を意味する。 製造例1 1─アミノ─4─メチルベンゼン─2─スルホン酸9
0.6部、1─アミノ─4─メチルベンゼン─3─スル
ホン酸2.9部、2─アミノナフタレン─1─スルホン
酸1.8部を水1500部と水酸化ナトリウム20部か
らなる溶液に溶解する。これに35%塩酸124部を加
え酸析後、氷1000部を加え0℃に冷却する。水10
0部と亜硝酸ナトリウム35部からなる溶液を加え、3
℃以下で30分間攪拌してジアゾ成分を得た。
【0015】β−オキシナフトエ酸95部を水3000
部と水酸化ナトリウム51部とからなる溶液に溶解し、
15℃に冷却したものをカップラー成分とする。カップ
ラー成分にジアゾ成分を20分間で滴下し、カップリン
グ反応を進め、30分間攪拌して染料を得た。次に25
%ロジンソープ84.8部(染料に対し樹脂固形分10
%)を添加し、1%水酸化ナトリウムでpH11.5に
調整した。これに、35%塩化カルシウム水溶液300
部を加え、1時間攪拌を続けてレーキ化反応を完結し
た。このレーキ化後の顔料スラリー中にタマノール36
1を50部、アマニ油20部、5号ソルベント30部を
200℃で合成したオフセットインキ用ビヒクル21.
2部(色素に対し10%)と5号ソルベント21.2部
(色素に対し10%)を20℃で攪拌、分散した溶液を
20分で添加した。この時のpHは11.0であった。
これを70℃に加熱後、濾過、水洗して顔料分254部
の水ペースト状態のモノアゾレーキ顔料(顔料分は2
7.5%)を得た。
【0016】製造例2 実施例1のレーキ化後顔料スラリーにオフセットインキ
用ビヒクル、オフセットインキ用溶剤の懸濁液を添加し
ない他は、製造例1と同様に操作して水ペースト状態の
モノアゾレーキ顔料(顔料分は27.0%)を得た。 製造例3 染料中に加える25%ロジンソープを169.6部(色
素に対し20%)を使用した他は製造例2と同様に操作
して水ペースト状態のモノアゾレーキ顔料(顔料分は2
7.0%)を得た。
【0017】製造例1、2、3で得られた顔料のオフセ
ットインキ試験を実施した。使用ビヒクルはタマノール
361(荒川化学(株)製ロジン変性フェノール樹脂)
50部に対し、アマニ油20部、5号ソルベント(日本
石油(株)製インキ溶剤)30部を加え、200℃に加
熱して溶解させた。このビヒクル98部にオクチル酸ア
ルミニウム2部を加えオフセットインキ用ビヒクルと
し、次の試験を実施した。
【0018】(フラッシング適性)オフセットインキ用
ビヒクル200gを1リットルテストフラッシャーに入
れ、60℃に調製後、顔料分106gの水ペーストを加
え攪拌した。製造例2の顔料は16分、製造例3の顔料
は14分でフラッシングが終了したが、製造例1の顔料
は11分で終了した。また、フラッシング排水の着色度
は、製造例1の顔料が最も小さく、他の着色度は大きか
った。このことは、顔料のオフセットインキ用ビヒクル
処理によりオフセットインキビヒクルへの濡れが向上し
たことを意味する。排水後、ビヒクル84gを加え、1
10℃、70mmHgで1時間減圧加熱攪拌してインキ
中の水分、及び顔料中の結晶水を除去した。冷却後、ビ
ヒクル110.5部、インキ溶剤78.5gを添加して
取り出し、3本ロールで練肉分散し、ビヒクルとインキ
溶剤の計45gを加え、タックが7.0になるようにイ
ンキの調子を調製した。
【0019】(流動性)流動性は、スプレッドメータ
ー、60秒値(半径)で数値化した。製造例2の顔料
が、19.2、製造例3の顔料が18.4に対し、製造
例1の顔料は19.8と流動性が良好であった。
【0020】(鮮明性)各濃色インキ0.2gを白イン
キ(酸化チタンを上記ビヒクルに分散して作成した)
5.0gに混ぜて淡色インキを作成した。カラーマシン
(日本電色製Σ─80)で測色し、マンセルC値で比較
すると、製造例2が12.12、製造例3が12.55
に対し、製造例1は12.32であった。製造例2、製
造例1の比較より、同一ロジン量でもビヒクル処理によ
り、鮮明性が向上したことを意味する。
【0021】(オフセット印刷適性試験)インキを水に
乳化して得られた水可溶分を含むインキ抽出水を作成
し、表面張力を測定した。比較例1の顔料は61.5d
yne/cmに対し、比較例2の顔料は56.7dyn
e/cmと表面張力が低下したのに対し、製造例1の顔
料は61.5dyne/cmと製造例2と差が無く、オ
フセットインキ用ビヒクル処理はオフセット印刷適性に
悪影響を与えないことが推定された。 (光沢度試験、及び目視ブロンズ)
【0022】アート紙にRIテスターにて展色刷した時
の光沢(スガ試験機株式会社製:60°光沢)は製造例
2が、74.5%、製造例3が72,9%に対し、実施
例1が78.3%と最も高かった。また、目視によるブ
ロンズも製造例1の顔料が最も少なかった。
【発明の効果】本発明によれば、ロジンの使用量を必要
最小限とした新規表面処理法により、オフセットインキ
ビヒクルへの濡れが向上し、フラッシング性、流動性、
鮮明性、光沢、ブロンズの良好なモノアゾレーキ顔料の
水ペースト、及びオフセットインキが提供される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルホン酸基を有する芳香族アミンのジ
    アゾウム塩と、β−オキシナフトエ酸、β−ナフトー
    ル、アセトアセトアニライドおよびこれらの誘導体から
    選ばれる少なくとも一種のカップラー成分とをカップリ
    ングさせたモノアゾ染料のレーキ顔料、該モノアゾ染料
    に対して3〜15重量%のロジン、該モノアゾ染料に対
    して1〜20重量%のオフセットインキ用ビヒクル、お
    よび全組成物に対して60〜90重量%の水からなる顔
    料水ペーストをオフセットインキ用ビヒクルでフラッシ
    ングするオフセットインキの製造方法。
  2. 【請求項2】 スルホン酸基を有する芳香族アミンのジ
    アゾウム塩と、β−オキシナフトエ酸、β−ナフトー
    ル、アセトアセトアニライドおよびこれらの誘導体から
    選ばれる少なくとも一種のカップラー成分とをカップリ
    ングさせたモノアゾ染料をロジンの存在下にレーキ化し
    てなるモノアゾレーキ顔料水スラリー中に、オフセット
    インキ用ビヒクルを添加し、顔料分を濃縮してなる顔料
    水ペーストをオフセットインキ用ビヒクルでフラッシン
    グするオフセットインキの製造方法。
  3. 【請求項3】 オフセットインキ用ビヒクルが、樹脂2
    0〜50重量%、植物油0〜30重量%、および溶剤1
    0〜60重量%からなる請求項1又は2記載のオフセッ
    トインキの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6989055B2 (en) * 2002-08-07 2006-01-24 Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. Monoazo lake pigment composition and gravure ink using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6989055B2 (en) * 2002-08-07 2006-01-24 Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. Monoazo lake pigment composition and gravure ink using the same

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