JPH1067756A - 3−アルコキシ−5−アルキルピラジン−2−アミン類の製造方法 - Google Patents

3−アルコキシ−5−アルキルピラジン−2−アミン類の製造方法

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JPH1067756A
JPH1067756A JP9180097A JP18009797A JPH1067756A JP H1067756 A JPH1067756 A JP H1067756A JP 9180097 A JP9180097 A JP 9180097A JP 18009797 A JP18009797 A JP 18009797A JP H1067756 A JPH1067756 A JP H1067756A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D241/00Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings
    • C07D241/02Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D241/10Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D241/14Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D241/24Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般式 【化27】 (式中、R1はC1-4アルキル基またはアリール基であ
り、R2はC1-4アルコキシ基またはアリーロキシ基であ
る。)の3−アルコキシ−5−アルキルピラジン−2−
アミン類の新規な製造方法を提供する。 【解決手段】 アミノマロニトリルまたはアミノアセト
ニトリルから出発し、オキシピラジンカルボニトリルへ
の変換、加水分解によるオキシピラジンカルボン酸の生
成、ハロゲン化によるハロオキシピラジナミンの生成、
不飽和アミンの水素化還元を順次行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3−アルコキシ−
5−アルキルピラジン−2−アミン類の新規な製造方法
であって、アミノマロニトリルまたはアミノアセトニト
リルのどちらかとグリオキサルオキシム誘導体とから出
発する製造方法に関する。
【0002】3−アルコキシ−5−アルキルピラジン−
2−アミン類は、プテリン−6−カルボキシアルデヒド
製造の重要な中間体である(E.C.Taylor お
よびD.G.Dumas,J.Org.Chem.198
0, p.2485)。
【0003】GB−A922725には、2−アミノ−
3−クロロ−5−メチルピラジンから出発し、ナトリウ
ムメトキシドと130℃で反応させることにより、3−
メトキシ−5−メチルピラジン−2−アミンを製造する
方法が記載されている。 この方法の欠点は、反応時間
が比較的長くかかることである。
【0004】本発明の目的は、3−アルコキシ−5−ア
ルキルピラジン−2−アミン類を好収率で製造する、経
済的な方法を提供することにある。
【0005】この目的は、請求項1に記載した本発明の
新規な方法により達成される。
【0006】本発明によれば、製造方法の第一段階は、
【0007】
【化17】
【0008】のアミノマロニトリルまたはその塩を、一
般式
【0009】
【化18】
【0010】のグリオキサルオキシム誘導体で、それ自
体は Taylor ら(J.Am.Chem.So
c.,95 (10), 1973, 6413-6418)により既知の方法に
よって、一般式
【0011】
【化19】
【0012】のオキシピラジンカルボニトリル誘導体に
変換することからなる。
【0013】上記2種の反応剤すなわちアミノマロニト
リルおよびグリオキサルオキシム誘導体は、市場で入手
可能な化合物である。
【0014】基R1 はC1-4 アルキルまたはアリルをあ
らわす。 適当なC1-4 アルキル基は、たとえば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チルまたはtert−ブチルを含む。 適当なアリール基
は、置換基を有するかまたは有しないフェニルおよびベ
ンジルである。
【0015】第一段階の反応は、極性溶媒中で実施する
のが有利である。 適当な極性溶媒は、水、低級カルボ
ン酸、低級アルコール、アセトニトリルのようなニトリ
ル、ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトアミドお
よびジメチルスルフォキシドを包含する。 適当な低級
アルコールは、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノールお
よびtert−ブタノールを包含する。 適当な低級カルボ
ン酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸およびらく酸を包含
する。
【0016】第一段階の反応は、不活性ガス雰囲気下
に、温度0〜180℃、好ましくは10〜30℃におい
て行なうのが有利である。
【0017】第二段階において、オキシピラジンカルボ
ニトリル誘導体(式IV)を加水分解して、一般式
【0018】
【化20】
【0019】のオキシピラジンカルボン酸塩とする。
【0020】上記のオキシピラジンカルボン酸塩におい
て、Mは、たとえばアルカリ金属原子、アルカリ土類金
属原子のような金属原子またはアンモニウムをあらわ
す。加水分解は、水性媒体中、塩基または酸の存在下に
実施することが有利である。適当な塩基は、アルカリ金
属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物またはアン
モニウム塩を包含する。 適当なアルカリ金属水酸化物
は、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムである。
適当なアルカリ土類金属水酸化物は、水酸化カルシウム
および水酸化マグネシウムである。 適当な酸は、硫酸
およびHCl,HBrまたはHIのようなハロゲン化水
素酸である。 加水分解は、塩基の存在下に実施するこ
とが好ましい。
【0021】上記の加水分解は、不活性ガス雰囲気下、
0〜100℃の温度において実施することが好ましい。
50〜80℃の温度で実施することが、より好まし
い。
【0022】第三段階では、オキシピラジンカルボン酸
塩(式V)をハロゲン化して、一般式
【0023】
【化21】
【0024】のハロオキシピラジンとする。
【0025】置換基Xは、フッ素、塩素、臭素およびヨ
ウ素のようなハロゲン原子をあらわす。 ハロゲン化
は、ハロゲンまたはハロオキシ酸もしくはその塩を使用
して実施することができる。
【0026】適当なハロゲンは、Cl2,Br2およびI
2であり、これらの中ではBr2が最適である。 適当な
ハロオキシ酸は、つぎの酸を包含する:HClO,HB
rO,HIO,HClO3,HBrO3およびHIO3。 こ
れらのアルカリ金属塩たとえばKOBrやNaBrO3
なども含まれる。
【0027】第三段階のハロゲン化は、−30〜100
℃、好ましくは0〜30℃の温度で実施するのが有利で
ある。
【0028】ハロゲン化に適当な溶媒は、水、低級アル
コールまたは水性低級アルコールのような極性溶媒であ
る。 適当な低級アルコールは、メタノール、エタノー
ル、プロパノールおよびブタノールを包含する。
【0029】第四段階において、ハロオキシピラジナミ
ン(式VI)を、一般式
【0030】
【化22】
【0031】(式中、R1 は前記したとおりであり、R
2 はC1-4 アルコキシ基またはアリロキシ基である。)
の3−アルコキシ−5−アルキル−1−オキシピラジン
−2−イルアミンに変換する。
【0032】適当なC1-4 アルコキシ基は、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イ
ソブトキシおよびtert−ブトキシを包含する。 適当な
アリロキシ基は、置換された、または置換されていな
い、フェノキシおよびベンジロキシ基を包含する。
【0033】対応するアルカリ金属C1-4 アルコキシド
またはアルカリ金属アリールアルコキシドが、アルコキ
シドとして有利に使用できる。 適当なアルカリ金属C
1-4アルコキシドは、ナトリウムメトキシドおよびカリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシドおよびカリウム
エトキシド、ナトリウムプロポキシドおよびカリウムプ
ロポキシド、ならびにナトリウムブトキシドおよびカリ
ウムブトキシドを包含する。 適当なアルカリ金属アリ
ールアルコキシドは、ナトリウムフェノキシドおよびカ
リウムフェノキシド、ならびにナトリウムベンジルアル
コキシドおよびカリウムベンジルアルコキシドを包含す
る。 対応するC1-4 アルコールまたはアリールアルコ
ール、たとえばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタノー
ル、イソブタノール、フェノールまたはベンジルアルコ
ールが、アルコールとして有利に使用できる。 適当な
塩基には、第二段階に関して述べた塩基と同じものが包
含される。
【0034】第四段階においては、通常、対応するアル
コールまたは対応する水性アルコールが、溶媒として使
用される。
【0035】第四段階の反応は、不活性ガス雰囲気下
に、0〜180℃、好ましくは20〜80℃の温度にお
いて実施する。
【0036】第五段階においては、3−アルコキシ−5
−アルキル−1−オキシピラジン−2−イルアミン(式
VII)を還元して、一般式Iの目的生成物とする。
【0037】この第五段階の還元は、水素、PCl3
たはNa2SO24を使用して接触的に行なうのが有利
であって、水素を使用して接触的に行なうことが好まし
い。
【0038】適当な水素化触媒は、適切に担体に担持さ
れた貴金属酸化物およびラネーニッケル触媒を包含す
る。 水素化触媒の例は、ラネーニッケル、カーボン担
持白金またはアルミナ担持白金を包含する。 カーボン
担持白金を使用するのが有利であって、とくに1〜10
重量%の白金をカーボンに担持したものを水素化触媒と
して使用することが望ましい。 水素化触媒は、3−ア
ルコキシ−5−アルキル−1−オキシピラジン−2−イ
ルアミン基準で、0.1〜40重量%の量を使用するこ
とができ、5〜20重量%を使用することが好ましい。
水素化はH2 加圧下に行なうのが有利であり、好まし
くは1〜10気圧の圧力の下に行なう。
【0039】第五段階の反応は、極性溶媒中で実施する
ことが有利である。 適当な極性溶媒は、たとえば、低
級アルコール、水、ジメチルフォルムアミドおよびカル
ボン酸類を包含する。 適当な低級アルコールは、第四
段階に関して述べたものと同じである。 適当なカルボ
ン酸塩は、たとえばギ酸および酢酸を包含する。
【0040】反応は、不活性ガス雰囲気下に、温度0〜
250℃において実施するのが有利であり、好ましくは
120〜180℃で実施する。
【0041】好ましい態様においては、全プロセスをオ
キシピラジンカルボン酸塩(式V)を単離することなく
実施する。
【0042】本発明の別の態様においては、第一段階
を、式
【0043】
【化23】
【0044】のアミノアセトニトリルまたはその塩を、
一般式
【0045】
【化24】
【0046】(式中、R1 は前記したとおり)のグリオ
キサルオキシム誘導体を用いて、塩基の存在下に、それ
自体はJ.Heterocycl.Chem.,1985,
1145-1146により知られている方法に従って、一般式
【0047】
【化25】
【0048】(式中、R1 は前記したとおり。)のオキ
シピラジナミンに変換することによって実施する。
【0049】反応剤アミノアセトニトリルは市場で入手
できる。 適当なアミノアセトニトリル塩は、その塩酸
塩および臭酸塩を包含する。
【0050】適当な塩基は、メチルモルフォリン、トリ
エチルアミン、ピリジン、アルカリ金属水酸化物、アル
コキシドまたはアルカリ金属炭酸塩を包含する。 適当
なアルコキシドは、第四段階で使用されるものと同じで
ある。 適当なアルカリ金属水酸化物は、第二段階で使
用されるものと同じである。 適当なアルカリ金属炭酸
塩は、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムを包含する。
【0051】この変更態様に従う方法においては、第一
段階の反応を極性溶媒中で実施することが有利である。
適当な極性溶媒は、ジクロロメタン、クロロフォル
ム、四塩化炭素、トリクロロエタン、テトラクロロエタ
ン、塩化エチレンおよび(ハイドロ)クロロフルオロカ
ーボンのようなハロゲン化炭化水素、前記した低級アル
コール、前記した低級カルボン酸、水、ジメチルフォル
ムアミドおよびジメチルアセトアミドを包含する。
【0052】第一段階の反応は、不活性ガス雰囲気下
に、温度−30〜100℃において実施するのが有利で
ある。 好ましい温度は、0〜40℃である。
【0053】本発明の変更態様利の第二段階において
は、オキシピラジナミン(式IX)をハロゲン化して、一
般式
【0054】
【化26】
【0055】(式中、R1 およびXはそれぞれ前記した
とおり。)のハロオキシピラジナミンとする。
【0056】ハロゲン化に適当なハロゲン化剤と適当な
溶媒は、上記した変更態様において使用するものを包含
する。
【0057】この変更態様に従うとき、ハロゲン化は、
−30〜100℃の温度、好ましくは0〜30℃の温度
において実施するのが有利である。
【0058】この方法の変更態様のそのほかの反応段階
は、上記した変更態様と同様に実施する。 すなわち、
この変更態様の第三段階は、上記した変更態様の第四段
階と同様に行ない、この変更態様の第四段階は、上記し
た変更態様の第五段階と同様に行なう。
【0059】この方法の変更態様は、式VIの中間体を単
離することなく実施するのが有利である。
【0060】オキシピラジンカルボン酸塩(式V)、ハロ
オキシピラジナミン(式VI)および3−アルコキシ−5
−アルキル−1−オキシピラジン−2−イルアミン(式
VII)は文献未記載であり、それゆえ、3−アルコキ
シ−5−アルキルピラジン−2−アミン類製造の新規な
中間体として、本発明の主題の一部をなす。
【0061】オキシピラジンカルボン酸塩のMは、ナト
リウムまたはカリウムのようなアルカリ金属原子をあら
わす場合が有利である。
【0062】ハロオキシピラジナミン(式VI)の置換
基Xは前記したとおりであり、有利には臭素である。
【0063】ハロオキシピラジナミン(式VI)中および
3−アルコキシ−5−アルキル−1−オキシピラジン−
2−イルアミン(式VII)中の基R1 は、上に定義したと
おりであって、有利には、C1-4 アルキル、好ましくは
メチルである。 3−アルコキシ−5−アルキル−1−
オキシピラジン−2−イルアミン(式VII)において、R
2 は上に定義したとおりであって、有利には、C1-4
ルコキシ、好ましくはメトキシである。
【0064】このようなわけで、最も好ましい化合物は
3−ブロモ−5−メチル−1−オキシピラジン−2−イ
ルアミン(式VI)および3−メトキシ−5−メチル−1
−オキシピラジン−2−イルアミン(式VII)である。
【0065】〔実施例1〕 3−アミノ−6−メチル−4−オキシピラジン−2−カ
ルボニトリルの製造 34.80gのアンチ型メチルグリオキサル−1−オキ
シム(391.6mmol)および98.15gのアミノマロ
ニトリル−トルエン−4−スルフォネート(379mmo
l)を、まず600mlのイソプロパノールとともに、容
量1000mlのフラスコ中に、アルゴン雰囲気下に装入
し、20℃において4時間撹拌した。 5℃まで冷却し
たのち、生成物を濾過し、40mlの冷水および40mlの
冷エタノールで洗淨した。 乾燥して、粗生成物(5
5.28g)を得た。 この粗生成物を、150mlのエ
タノール中(スラリー状で)30分間,85℃において
撹拌した。 生成物を14℃で濾過し、乾燥した。 5
3.35gの3−アミノ−6−メチル−4−オキシピラ
ジン−2−カルボニトリルが得られた。
【0066】収率:91.3%1 H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ:2.29
(s,3H);7.70(s,2H);8.45(s,
1H). 融点:187〜188℃。
【0067】〔実施例2〕 3−アミノ−6−フェニル−4−オキシピラジン−2−
カルボニトリルの製造 25.1gのイソニトロソアセトフェノン(167.4m
mol)および41.9gのアミノマロニトリル−トルエン
−4−スルフォネート(162.1mmol)を、まず25
0mlのイソプロパノールとともに、容量500mlのフラ
スコ中に、アルゴン雰囲気下に装入し、20℃において
4時間撹拌した。 5℃まで冷却したのち、生成物を4
0mlの冷水と40mlの冷エタノールで洗淨した。 乾燥
後、粗生成物(33.12g)を得た。 この粗生成物
を3回、20℃において、100mlの水中にスラリー分
散させ、それから濾過した。 11gの3−アミノ−6
−フェニル−4−オキシピラジン−2−カルボニトリル
が得られた。
【0068】収率:32%1 H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ:7.45
(m,3H);7.97(m,2H);8.05(s,
2H);9.18(s,1H).13 C NMR(DMSO−d6,400MHz)δ:149.519 142.298 134.147 131.306 129.286 128.797 125.609 115.106 11.184。
【0069】〔実施例3〕 3−ブロモ−5−メチル−1−オキシピラジン−2−イ
ルアミン(式V)の、中間体の単離を行なわない製造 3−アミノ−6−メチル−4−オキシピラジン−2−カ
ルボニトリル(10.04g,66.8mmol)、KOH
(5.23g,純度85%,86.3mmol)および水(6
6g)を、まず250mlのフラスコ中に、アルゴン雰囲
気下に装入し、45℃に3時間加熱した。 ついで、1
0.6gの臭素(66.3mmol)を、18℃において30
分間にわたって滴下して加えた(発熱反応であって、ガ
スの発生をみた)。 温度は28℃に上昇した。 混合
物を20℃において1時間撹拌し、40mlのn−ブタノ
ールを添加して抽出を行なった。 二相を分離したの
ち、混合物を2回、各回30mlのn−ブタノールで抽出
した。 有機相を完全に濃縮した。 乾燥後、9.4g
の3−ブロモ−5−メチル−1−オキシピラジン−2−
イルアミンが得られた。
【0070】収率:68%1 H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ:2.15
(s,3H);6.90(s,2H);8.18(s,
1H)。
【0071】〔実施例4〕 3−メトキシ−5−メチル−1−オキソピラジン−2−
イルアミンの製造 a)アルゴン雰囲気下、3−ブロモ−5−メチル−1−
オキシピラジン−2−イルアミン(3.57g,16.
8mmol)およびメタノール(50ml)を、最初に装入し
た。 20℃において、ナトリウムメトキシド(3.4
7g,19.2mmol)の溶液を、15分間にわたり滴下
して加えた。 混合物を62℃において2時間撹拌し
た。 溶媒を蒸留により完全に除去した。 NMR分析
によれば、3−メトキシ−5−メチル−1−オキソピラ
ジン−2−イルアミンが得られた。
【0072】収率:90% b)アルゴン雰囲気下、まず3−ブロモ−5−メチル−
1−オキシピラジン−2−イルアミン(4.2g,20m
mol)、メタノール(22.5g)、水(21.2g)およ
びKOH(1.4g,21.2mmol)をフラスコ中に装
入した。 70℃において、混合物を3.5時間撹拌し
た。 メタノールを蒸留除去し、生成物を3回、各回2
0mlのn−ブタノールで抽出した。 3.07gの3−
メトキシ−5−メチル−1−オキシピラジン−2−イル
アミンが得られた。
【0073】収率:99%1 H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ:2.10
(s,3H);3.96(s,3H);6.50(s,
2H);7.66(s,1H)。
【0074】〔実施例5〕 3−メトキシ−5−メチルピラジン−2−アミンの製造 まず、3−メトキシ−5−メチル−1−オキソピラジン
−2−イルアミン(1g,6.44mmol)およびメタノ
ール(50ml)を、0.19gのPt/C−5%とともに
オートクレーブ中に装入した。 オートクレーブをまず
アルゴンでフラッシュし(3回)、ついで水素を圧力1
0気圧で適用した。 水素化は5時間、130℃におい
て進行した。 20℃において、オートクレーブをアル
ゴンでフラッシュした。 触媒を濾過分離し、5mlのメ
タノールで洗淨した。 0.85gの3−メトキシ−5
−メチルピラジン−2−アミンが得られた。
【0075】収率:95%1 H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ:2.20
(s,3H);3.87(s,3H);5.90(s,
2H);7.33(s,1H). 融点:75〜76.5℃。
【0076】〔実施例6〕 5−メチル−1−オキシピラジン−2−アミン まず、イソニトロソアセトン(18.7g,0.21mm
ol)およびメチルモルフォリン(22.0g,0.21
3mmol)を、クロロフォルム(200ml)とともに、アル
ゴン雰囲気下、フラスコに装入した。 65℃におい
て、アミノアセトニトリル塩酸塩(24.35g,0.
257mmol)を2時間にわたって添加し、撹拌をさらに
2時間、この温度において続けた。 20℃において、
水(80ml)およびHCl(32%濃度,12.9g)を添
加した。 粗生成物溶液をセライトで濾過し、二相を分
離した。 NaOH(30%濃度,71.0g)を用い
て、水性相のpHを11に調節した。 生成物を、40℃
において2−メチル−2−ブタノールで抽出した(4
回,各回60ml)。 有機相を蒸留により、完全に除去
した。 7.68gの収率30%に相当する生成物が得
られた。
【0077】1H NMR(DMSO−d6,400MHz)
δ:2.24(s,3H);6.70(s,2H);
8.02(s,2H)。
【0078】〔実施例7〕 3−メトキシ−5−メチル−1−オキシピラジン−2−
イルアミンの製造(3−ブロモ−5−メチル−1−オキ
シピラジン−2−イルアミンの単離を行わない) a)まず、5−メチル−1−オキシピラジン−2−アミ
ン(2.0g,15.9mmol)、KOH(85%純度,
1.21g,18.3mmol)、水(6g)およびメタノ
ール(9.5g)を、アルゴン雰囲気下、フラスコに装
入した。 ついで3℃において、臭素(4.92g,3
0.7mmol)を、30分間にわたり滴下して加えた。
温度は10℃に上昇した。 混合物を20℃において1
時間撹拌し、KOH(64mmol)およびメタノール
(7.9g)を添加した。 この混合物を、72℃にお
いて2時間撹拌した。 メタノールを蒸留除去し、生成
物を2−メチル−2−ブタノールで(3回,各回40m
l)抽出した。 有機層を完全に濃縮した。 乾燥後、
収率63%に相当する1.58gの生成物が得られた。
【0079】1H NMR(DMSO−d6,400MHz)
δ:2.10(s,3H);3.96(s,3H);
6.50(s,2H);7.66(s,1H)。
【0080】b)3−アミノ−6−メチル−4−オキソ
ピラジン−2−カルボニトリル(20g,129.8mm
ol)、KOH(純度85%,13.36g,203.9mm
ol)および水(130g)を、アルゴン雰囲気下にまず
フラスコに装入し、45℃に3時間加熱した。 9℃に
おいて、33.58g(210mmol)の臭素および25
gのメタノールを、30分間にわたって滴下して加えた
(発熱反応であって、ガスの発生をみた)。 温度は1
3℃に上昇した。 この混合物を20℃において1時間
撹拌し、19.14g(290mmol)のKOHおよび63
gのメタノールを添加した。 混合物を72℃で2時間
撹拌した。 メタノールを蒸留除去し、生成物を2−メ
チル−2−ブタノールで連続的に抽出した。 3−メト
キシ−5−メチル−1−オキソピラジン−2−イルアミ
ンが、2−メチル−2−ブタノール中で沈澱した。 5
℃で濾過分離して乾燥し、21.05gの3−メトキシ
−5−メチル−1−オキソピラジン−2−イルアミンが
得られた。
【0081】収率:82%

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1はC1-4アルキル基またはアリール基をあら
    わし、R2はC1-4アルコキシ基またはアリロキシ基をあ
    らわす。)の3−アルコキシ−5−アルキルピラジン−
    2−アミン類の製造方法であって、第一段階で、式 【化2】 のアミノマロニトリルまたはその塩を、一般式 【化3】 (式中、R1 は前記したとおり。)のグリオキサルオキ
    シムと、それ自体は既知の方法により反応させて、一般
    式 【化4】 (式中、R1 は前記したとおり。)のオキシピラジンカ
    ルボニトリルに変換し、これを第二段階で加水分解し
    て、一般式 【化5】 (式中、R1 は前記したとおりであり、Mは金属原子ま
    たはアンモニウム。)のオキシピラジンカルボン酸と
    し、第三段階でハロゲン化して、一般式 【化6】 (式中、R1 は前記したとおりであり、Xはハロゲン原
    子である。)のハロオキシピラジナミンとし、これを第
    四段階で、塩基の存在下のアルコールを用いて、または
    アルコキシドを用いて、一般式 【化7】 (式中、R1およびR2はそれぞれ前記したとおりであ
    る。)の3−アルコキシ−5−アルキル−1−オキシピ
    ラジン−2−イルアミンとし、これを第五段階で還元し
    て一般式Iの最終生成物とすることからなる製造方法。
  2. 【請求項2】 第二段階の加水分解を、塩基または酸の
    存在下に行なうことを特徴とする請求項1の製造方法。
  3. 【請求項3】 第二段階および第四段階で使用する塩基
    が、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物
    またはアンモニウム塩であることを特徴とする請求項1
    または2の製造方法。
  4. 【請求項4】 第四段階で使用するアルコキシドがアル
    カリ金属C1-4 アルコキシドまたはアルカリ金属アリー
    ルアルコキシドであることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかの製造方法。
  5. 【請求項5】 第五段階の還元を、水素、PCl3、ま
    たはNa224を使用して接触的に実施することを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかの製造方法。
  6. 【請求項6】 第四段階で使用する水素化触媒がカーボ
    ン担持白金であることを特徴とする請求項5の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 反応を、式Vの中間生成物を単離するこ
    となく実施することを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれかの製造方法。
  8. 【請求項8】 一般式 【化8】 (式中、R1およびR2はそれぞれ前記したとおり。)の
    3−アルコキシ−5−アルキルピラジン−2−アミン類
    の製造方法であって、第一段階で、式 【化9】 のアミノアセトリニトリルまたはその塩を、一般式 【化10】 (式中、R1 は前記したとおり。)のグリオキサルオキ
    シム誘導体とともに塩基の存在下に一般式 【化11】 (式中、R1 は前記したとおり)のオキシピラジナミン
    に変換し、これを第二段階でハロゲン化して、一般式 【化12】 (式中、R1 およびXは前記したとおり。)のハロオキ
    シピラジナミンを形成し、これを第三段階で塩基の存在
    下にアルコールを用いて、またはアルコキシドを用い
    て、一般式 【化13】 (式中、R1およびR2はそれぞれ前記したとおり。)の
    3−アルコキシ−5−アルキル−1−オキシピラジン−
    2−イルアミンに変換し、これを、第四段階で還元して
    一般式Iの目的生成物とすることを特徴とする製造方
    法。
  9. 【請求項9】 反応を中間生成物VIを単離することなく
    進めることを特徴とする請求項8の製造方法。
  10. 【請求項10】 一般式 【化14】 (式中、R1 およびMはそれぞれ前記のとおり。)のオ
    キシピラジンカルボン酸塩。
  11. 【請求項11】 一般式 【化15】 (式中、R1 およびXはそれぞれ前記のとおり。)のハ
    ロオキシピラジナミン。
  12. 【請求項12】 一般式 【化16】 (式中、R1およびR2はそれぞれ前記したとおり。)の
    3−アルコキシ−5−アルキル−1−オキシピラジン−
    2−イルアミン類。
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