JPH1067419A - 長物農産物の向き揃え装置 - Google Patents

長物農産物の向き揃え装置

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JPH1067419A
JPH1067419A JP24420596A JP24420596A JPH1067419A JP H1067419 A JPH1067419 A JP H1067419A JP 24420596 A JP24420596 A JP 24420596A JP 24420596 A JP24420596 A JP 24420596A JP H1067419 A JPH1067419 A JP H1067419A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長物農産物を搬送方向に対して横方向に向ける
だけでなく、例えばへたを基準にする等してその向きも
一定の方向に向けることができ、かつその際に、長物農
産物を傷めることのない長物農産物の向き揃え装置の提
供をその目的とする。 【解決手段】この発明は、長物農産物を縦一列に搬送す
る供給コンベアの下流側に、長物農産物を、その長手方
向を搬送方向に対して横に向けて載置できる凹状の載せ
部が連設された整列コンベアを配設し、上記供給コンベ
アから移送されてくる長物農産物を、載せ部の上側で縦
方向に向けたまま整列コンベアで搬送できるようにして
いる。そして、整列コンベアを搬送される長物農産物の
前後の向き(へたの向き)を判定する向き判定手段を設
けるとともに、その判定手段の判定結果に応じて長物農
産物を左方向または右方向に1/4回転させる姿勢変更
手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、なすや人参のよ
うな長物農産物の向きを揃える長物農産物の向き揃え装
置に関するもので、長物農産物の選別包装施設におい
て、選別装置の前段または箱詰装置の前段に併設するこ
とが好ましいものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、農産物を選別して箱詰め包装
出荷する選別包装施設において、なすや人参等の長物農
産物の箱詰め作業は、選別装置によって、等級(色や傷
等外観上のグレードで区分)別,階級(大きさ,重さで
区分)別に区分けされた長物農産物を、段ボール箱内
に、長物農産物の向きを一定の方向に向けて無駄なスペ
ースが生じないようにし詰めて行われている。
【0003】また、外観上の見栄えをよくするために、
長物農産物のへたを一方向に揃える等して長物農産物を
一定の向きに整列させている。
【0004】このような目的で、箱詰め装置までの搬送
工程において、長物農産物の向きを一定の方向に揃える
装置として、特公平7−76016号公報や実公平7−
41689号公報に開示されている装置がある。
【0005】上記特公平7−76016号公報に開示さ
れている装置は、搬送面における搬送方向に沿った中央
側が高く両縁部側が低くなった略山形状のコンベアの上
に、搬送方向に直交する桟を一定間隔(長物農産物が間
に収まる幅)で設けている。そして、そのコンベアの両
縁部側に、傾斜面を有する変向板を、桟間に収まって搬
送される長物農産物には接触せず、桟の上側で搬送され
る長物農産物には当接するような高さでコンベアの中央
側に向けて突設している。
【0006】したがって、長物農産物が上記コンベアに
載せられると、長手方向が搬送方向に直交(以下、横向
きとする)する向きになった一部の長物農産物は桟の間
に収まり、長手方向が搬送方向に沿う(以下、縦向きと
する)向きになった他の長物農産物はコンベアの両縁部
側に移動して桟の上側に位置した状態で搬送される。そ
して、変向板が突設された位置で変向板の傾斜面に当接
して、その向きを横方向に矯正され桟の間に落ち込むと
いうものである。
【0007】また、実公平7−41689号公報に開示
されている装置は、コンベアがローラコンベアで構成さ
れており、搬送面を構成するローラ全体が上流側から下
流側に搬送しながら、その個々のローラが交互に逆方向
に回転するようになっている。したがって、搬送される
間に、長物農産物は自然に横方向を向くようになるとい
うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
装置はともに、長物農産物を単に横に向けるというだけ
で、へた側を一定の方向に向ける等して、その向きを揃
えることまではできない。このため、後の工程で、人手
や他の方法により並べ変えを行わなければならず、作業
が煩雑であるという問題がある。
【0009】また、特公平7−76016号公報の装置
では、変向板によって擦られた状態で向きを変えられる
ため、長物農産物の表皮が傷みやすいという問題があ
り、同様に、実公平7−41689号公報の装置では、
回転するローラとの接触摩擦によって長物農産物の表皮
が傷みやすいという問題がある。特に、なすのように表
皮がやわらかい長物農産物の場合には、この問題が大き
くなる。
【0010】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、長物農産物を横方向に向けるだけでなく、例
えばへたを基準にする等して、その向きを一定の方向に
向けることができ、かつその際に、長物農産物を傷める
ことのない長物農産物の向き揃え装置の提供をその目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明で
は、長物農産物をその長手方向を搬送方向に向くよう規
制しつつ搬送する供給コンベアの下流側に、長物農産物
を、その長手方向を搬送方向に対して横に向けて載置で
きる凹状の載せ部が連設された整列コンベアを配設し、
供給コンベアから移送されてくる長物農産物を、載せ部
の上側で縦方向に向けたまま整列コンベアで搬送できる
ようにしている。
【0012】そして、供給コンベアの上方または整列コ
ンベアの始端部側上方に向き判定手段を設けて、搬送さ
れる長物農産物の前後の向きを判定することができるよ
うにするとともに、その下流側に向き判定手段の判定結
果に応じて長物農産物を左方向または右方向に1/4回
転させる姿勢変更手段を設けている。
【0013】したがって、たとえば、整列コンベア上
で、へたが前側になった長物農産物とへたが後側になっ
た長物農産物とが交互に搬送されてきた場合、姿勢変更
手段でその長物農産物を交互に左方向または右方向に回
転させればそのへたの位置は全て同じ方向を向いた状態
で載せ部内に収まるようになる。その結果、後の箱詰め
作業の前に、人手によって向きを変えるといった作業が
省けるようになる。
【0014】また、上記整列コンベアは、搬送面に、搬
送方向に直交する複数の桟が一定間隔で設けられた桟付
きコンベアで構成し、その桟の間を載せ部にしたり、ロ
ーラコンベアで構成し、各ローラ間に形成される谷部を
載せ部にしたりすることができる。
【0015】さらに、姿勢変更手段は、搬送される長物
農産物の前端部側および後端部側に、それぞれ整列コン
ベアの両側から圧縮流体を噴出できる4個の噴出装置で
構成し、一側前側と他側後側の噴出装置を一対とし、一
側後側と他側前側の噴出装置を他の一対として、それぞ
れ異なる一対の噴出装置を作動させることにより、搬送
される長物農産物を左方向または右方向に回転できるよ
うにすることができる。
【0016】また、上記姿勢変更手段は、トンネル状の
凹部を有する回転体で構成し、搬送される長物農産物が
この凹部内を通過しようとする際、この回転体を左回り
または右回りに1/4回転させるようにすることもでき
る。さらに、この発明にかかる装置は長物農産物のへた
の向き揃えに使用することがより効果的である。
【0017】なお、供給コンベアにおける略V形は、厳
密なV形だけでなく、U形等搬送方向に延びる溝状のも
のや、平らな搬送面の両側にガイドレールを設けて長物
農産物を縦一列に搬送するようにしたものでもよく、要
は、長物農産物が縦方向に規制されて搬送できるもので
あればよい。また、圧縮流体としては、エア等の気体や
水等の液体が使用できる。つぎに、図を用いて、この発
明を詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1および図2は、この発明にか
かる長物農産物の向き揃え装置を示している。 図にお
いて、1は、この装置の最も上流側に配設された幅広コ
ンベアであり、ダンパー(図示せず)から供給されたな
す2をランダムな状態で搬送するようになっている。そ
して、この幅広コンベア1の終端部には、先端側が幅広
コンベア1の上流側に延び、その先端側が左右(幅広コ
ンベア1の幅方向)に揺動自在になったスクレーパ3が
一定間隔を保って3個設けられている。
【0019】4は、幅広コンベア1の下流側に設けられ
た4個のV形ベルトコンベアであり、それぞれの始端部
が、幅広コンベア1の終端部の下部側における幅広コン
ベア1の縁部とスクレーパ3の間、または隣合った2個
のスクレーパ3の間に位置決めされている。そして、そ
れらの終端部側は互いの間隔を徐々に広げて扇型に延び
ている。
【0020】上記V形ベルトコンベア4は、2個の平面
状のコンベアを近接状態で並列させ、その向き合う縁部
側がそれぞれ下側になるように傾斜させて構成されてい
る。したがって、このV形ベルトコンベア4上をなす2
が搬送される際、なす2はその姿勢を縦方向に向けた状
態になる。
【0021】5は、それぞれのV形ベルトコンベア4の
下流側に設けられたV形ベルトコンベア4と同様の構成
(長さは短い)からなるV形ベルトコンベアであり、扇
型に広がった4個のV形ベルトコンベア4の搬送方向を
互いに平行になるように軌道修正する。そして、このV
形ベルトコンベア5の下流側に桟付コンベア6がそれぞ
れ設けられている。
【0022】この桟付コンベア6の搬送面には、図3お
よび図4に示すように、複数の桟7がなす2が収まる程
度の間隔を保って搬送方向に直交した方向に突設されて
いる。8は桟付コンベア6の始端部側の上方に設けられ
た向き判定カメラであり、その判定カメラの情報に基づ
て画像処理して、なす2のへた2a側がどちらを向いて
いるかを判定するようになっている。
【0023】この判定は、図5に示すように、写し出さ
れたなす2の外郭接線で囲われる画面を小さく区分し、
その前部側と後部側における同面積の一定領域A,B内
において、なす2が含まれる区分a,bの数がどちらが
多いかでなす2の向きを判定する。すなわち、上記一定
領域A,B内における小さな区分a,bにおいて、なす
2の部分が含まれる区分の数が少ない方がへた2a側
で、多い方がへた2aと反対側であると判定する。
【0024】9a,9b,10a,10bは、それぞれ
向き判定カメラ8の下流側に配設された4個のエアノズ
ルであり、桟付コンベア6の一側と他側に対向して設け
られ、かつその前側のエアノズル9a,9bの位置と後
側のエアノズル10a,10bの位置の間隔が、なす2
の長さよりもやや短い程度の距離を保った状態になって
いる。
【0025】上記エアノズル9a,9b,10a,10
bのうち、エアノズル9a,10bは一組となって同時
に作動し、エアノズル9b,10aは他の一組となって
同時に作動するようになっている。また、このエアノズ
ル9a,9b,10a,10bの吐出面は、図6に示す
ように、縦方向に複数の孔が穿設され、その複数の孔か
ら吐出されるエアが、桟付コンベア6の上面に搬送面を
遮るような薄い壁を作るような状態で吐出されるように
なっている。
【0026】11はエアノズル9a,9b,10a,1
0bの上流側に設けられた光電センサ、12は桟付コン
ベア6の側部に設けられたクロック発生装置であり、桟
付コンベア6上を搬送されるなす2を光電センサ11が
検知し、その検知した信号からなす2がエアノズル9
a,9b,10a,10bの位置に達するまでの時間
を、クロック発生装置12が信号としてエアノズル9
a,9b,10a,10bに発信し、その信号によって
エアノズル9a,9b,10a,10bが作動するよう
になっている。
【0027】また、その際、エアノズル9a,9b,1
0a,10bは、向き判定カメラ8の判定結果によっ
て、エアノズル9a,10bが作動したり、エアノズル
9b,10aが作動したりする。すなわち、なす2のへ
た2aが前側に向いていれば、エアノズル9a,10b
が作動し、なす2のへた2aが後側に向いていればエア
ノズル9b,10aが作動する等する。これによって、
搬送されるなす2はすべて、桟7の間で横向きになり、
かつそのへた2a側を同一方向に向けた状態になる。
【0028】図1および図2において、13は、桟付コ
ンベア6と同様の構成で長さがやや短くなった速度調整
コンベアである。この速度調整コンベア13は、桟付コ
ンベア6よりも搬送速度が遅くなるように設定されてお
り、桟付コンベア6でその向きを縦向きから横向きに方
向を変えたため各桟7間にとびとびの状態で載置された
なす2を、各桟7間に1個づつつまった状態で載置され
るようにする。
【0029】そして、上記速度調整コンベア13の下流
側には、合流コンベア14が配設されている。この合流
コンベア14は、横方向に移動可能な複数のスライダ1
4aを連結して構成されており、その各スライダ14a
に1個づつなす2を載置できるようになっている。
【0030】上記合流コンベア14は2組で構成され、
その始端部側がそれぞれ2つの搬送路に分岐して4個の
速度調整コンベア13の終端部に連結され、それぞれの
終端部側が1つに合流して2つの搬送路を形成してい
る。したがって、この合流コンベア14の搬送速度は、
速度調整コンベア13の搬送速度の略2倍の速さになっ
ている。
【0031】そして、合流コンベア14で搬送されたな
す2は、合流コンベア14の下流側に設けられた、桟付
コンベア6および速度調整コンベア13と同様の2個の
乗り継ぎコンベア15に移送され、その乗り継ぎコンベ
ア15からさらにその下流に設けられた2個の選別コン
ベア16に移送される。
【0032】この選別コンベア16は、向き揃え装置に
よってへた2aの向きが揃えられて供給されたなす2
を、等級別階級別に区分けしたのち、所定の排出位置か
ら図示しない引出コンベア上へ仕分けするものである
が、排出の際に、バケット(図示せず)を除々に傾動さ
せてなす2のへた2aの向きが変わらないようにしてい
る。こうすることにより、引出コンベア(図示しない)
上に排出されたなす2は、へた2aの向きが揃えられた
まま排出されてそのまま図示しない箱詰装置まで搬送さ
れることになる。
【0033】また、この実施例のように、向き揃え装置
を選別コンベア16の前段(上流側)に設けることによ
り、人手によりなす2の向きを揃えて供給する作業を省
力化できるとともに、箱詰装置(図示しない)に対して
もへた2aの向きを揃えて供給することができるという
利点が生じる。
【0034】なお、図1において、14b,15a,1
6aは、それぞれブラシまたはスポンジからなる乗り継
ぎ用の渡りローラであり、移送されるなす2の上部側に
当接しその移送がスムーズに行われるように補助する。
【0035】このように、この発明にかかる装置による
と、搬送されるすべてのなす2をへた2aを同一方向に
揃えた状態で横向きにすることができる。その結果、箱
詰めの前に、人手によって向きを変える必要がなくな
る。また、そのなす2を横向きにすることがエアを吹き
付けることによってなされるため、なす2の表皮を傷つ
けることがない。
【0036】なお、上記の例において、桟付コンベア6
の桟7を薄い板状のもので構成すると、その上で搬送さ
れるなす2に傷が付きやすいため、桟7をある程度厚み
のあるもので構成したり、桟7の上端角部にはアールを
つける等することが好ましい。
【0037】また、図7および図8は、この発明の他の
例を示している。すなわち、この例においては、前記例
におけるエアノズル9a,9b,10a,10bに変え
て、回転平ブラシ17を備えた姿勢変更手段18を設け
ている。
【0038】この姿勢変更手段18は、桟付コンベア6
aの搬送面を跨ぐようにして設けられた門形支持枠19
の中央上部に、サーボモータ20を取付けその回転軸2
0aを回転自在の状態で支持枠19を貫通させ、その下
端部にナイロン製の回転平ブラシ17を連結している。
【0039】上記回転平ブラシ17には、トンネル状の
凹部17aが設けられ、この凹部17a内を、縦向きの
なす2が挿通できるようになっている。したがって、な
す2が回転平ブラシ17の凹部17a内を通過しようと
するとき、サーボモータ20を作動させて回転平ブラシ
17を1/2回転させることにより、その回転途中(1
/4回転時)になす2が横向きになって、桟7a間に落
下させることができる。
【0040】21は、上記支持枠19内における桟付コ
ンベア6aの両側に対応する部分に固定されたガイド部
であり、回転平ブラシ17の回転によって、なす2が向
きを変える際、回転力の勢いによって、なす2が搬送面
の中央側から大きくそれることを防止する。
【0041】それ以外の部分の構成については、前記の
例と同様である。したがって、同一部分に同一符号を記
している。また、作用効果については、回転平ブラシ1
7が柔らかいナイロン製であるため、なす2を回転する
際、前記例と同様、なす2を傷つけることがない。
【0042】また、桟付コンベア6,6aに変えて、ロ
ーラコンベアを用いることもできる。この場合、ローラ
コンベアの搬送面を構成する各ローラの周面を滑らかな
面に形成して、なす2の表皮が傷つかないようにすると
ともに、各ローラは回転しないようにして(自然に回転
することは除く)、なす2に余分な力が加わらないよう
にしておくことが好ましい。
【0043】なお、上記の例においては、長物農産物を
なす2としているが、これに限定するものではなく、人
参,大根等、長い農産物で、その両端部に差(へたの有
無,太い細い等)のあるものであればなんにでも利用す
ることができる。また、エアを噴出するエアノズル9
a,9b,10a,10bに変えて、水等の液体を吐出
するノズルを用いることもできる。さらに、桟付コンベ
ア6,6aの搬送面は、断面形状がV字状の複数の溝を
搬送方向に直交するように連設して構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る長物農産
物の向き揃え装置は構成されているため、搬送される長
物農産物を、例えばへたを基準にしてその向きを一定の
方向に揃えた状態で、横向きにすることができるように
なる。したがって、後で人手によって、向きを変えると
いった手間が省けるようになる。
【0045】また、姿勢変更手段として、圧縮流体を噴
出できる噴出装置や長物農産物が通過できるトンネル状
の凹部を有する回転体を用いることによって、長物農産
物を横向きにする際、長物農産物に傷が付くことを防止
できるようになる。したがって、実用的効果が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる長物農産物の向き揃え装置を
示す正面図である。
【図2】図1に示した長物農産物の向き揃え装置の平面
図である。
【図3】この発明にかかる長物農産物の向き揃え装置の
要部を示す正面図である。
【図4】図3に示した長物農産物の向き揃え装置の要部
を示す平面図である。
【図5】向き判定の方法を説明する説明図である。
【図6】エアノズルがなすを回転させる状態を説明する
説明図である。
【図7】回転平ブラシがなすを回転させる状態を説明す
る説明図である。
【図8】回転平ブラシを用いた例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 幅広コンベア 2 なす 2a へた 3 スクレーパ 4,5 V形ベルトコンベア 6,6a 桟付コンベア 7,7a 桟 8 向き判定カメラ 9a,9b, 10a,10b エアノズル 11 光電センサ 12 クロック発生装置 13 速度調整コンベア 14 合流コンベア 14a スライダ 14b 渡りローラ 15 乗り継ぎコンベア 15a 渡りローラ 16 選別コンベア 16a 渡りローラ 17 回転平ブラシ 17a 凹部 18 姿勢変更手段 19 支持枠 20 サーボモータ 20a 回転軸 21 ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/28 B65G 47/28 L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長物農産物をその長手方向を搬送方向に向
    くよう規制しつつ搬送する供給コンベアと、この供給コ
    ンベアの下流側に配設され上記長物農産物を長手方向を
    搬送方向に直交するように向けて載置できる凹状の載せ
    部が搬送面に連設された整列コンベアと、上記供給コン
    ベアの上方または整列コンベアの始端部側上方に配設さ
    れその供給コンベアまたは整列コンベアで搬送される長
    物農産物の向きを判定する向き判定手段と、上記整列コ
    ンベアの所定位置に設けられ上記向き判定手段の判定結
    果に応じて整列コンベア上を長手方向を搬送方向に向け
    て搬送されてくる長物農産物を左または右に1/4回転
    させてすべて同方向に向けた状態で載せ部に載置する姿
    勢変更手段とを備えたことを特徴とする長物農産物の向
    き揃え装置。
  2. 【請求項2】整列コンベアの搬送面に、搬送方向に直交
    する複数の桟が一定間隔で設けられその桟の間で載せ部
    を構成する請求項1に記載の長物農産物の向き揃え装
    置。
  3. 【請求項3】整列コンベアがローラコンベアで構成され
    ている請求項1に記載の長物農産物の向き揃え装置。
  4. 【請求項4】姿勢変更手段が、整列コンベアの両側にお
    けるそれぞれ長物農産物の前端部と後端部に対応する間
    隔を保った位置に設けられ、整列コンベアの中央側に圧
    縮流体を噴出できる4個の噴出装置からなり、一側前側
    と他側後側の噴出装置が一対となって同時に圧縮流体を
    噴出し、一側後側と他側前側の噴出装置が他の一対とな
    って同時に圧縮流体を噴出するようになった請求項1,
    2または3に記載の長物農産物の向き揃え装置。
  5. 【請求項5】姿勢変更手段が、長手方向を搬送方向に沿
    わせて搬送される長物農産物が通過できるトンネル状の
    凹部を有する回転体で構成されている請求項1,2また
    は3に記載の長物農産物の向き揃え装置。
  6. 【請求項6】長物農産物がへたを備えており、そのへた
    を一方向に揃えるようにした請求項1,2,3,4また
    は5に記載の長物農産物の向き揃え装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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