JPH09272626A - 包装袋の空トレイへの自動供給配列装置 - Google Patents

包装袋の空トレイへの自動供給配列装置

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JPH09272626A
JPH09272626A JP10627096A JP10627096A JPH09272626A JP H09272626 A JPH09272626 A JP H09272626A JP 10627096 A JP10627096 A JP 10627096A JP 10627096 A JP10627096 A JP 10627096A JP H09272626 A JPH09272626 A JP H09272626A
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JP
Japan
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conveyor
tray
slide
packaging bag
empty
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JP10627096A
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Shoji Tsutsui
昭二 筒井
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Toyo Jidoki Co Ltd
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Toyo Jidoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドコンベアにより包装袋を空トレイへ
自動的に供給配列する際の整列不良、包装袋の傷つきを
防止する。 【解決手段】 空トレイ1aを一定の送りで間欠的に水
平移動させるトレイコンベア16と、該トレイコンベア
16の移動方向に直交する方向に包装袋Wを搬送すると
ともに同方向にスライドし、空トレイ1a内に包装袋W
を一列に配列するスライドコンベア18からなる供給配
列装置において、該スライドコンベア18の搬送終端部
を傾斜面に形成する。包装機から送り出された包装袋W
は、搬送コンベア20、包装袋Wを連続的に縦列に整列
させる整列コンベア19を経てスライドコンベア18に
送られる。該スライドコンベア18の搬送終端部におい
て包装袋Wの搬送方向が傾斜しているので、スライドコ
ンベア18から離れる包装袋の落下距離が減少し、かつ
水平速度成分の減少によりトレイ内に接地したときのず
れや衝撃が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動袋詰包装機によ
り袋詰めされた包装袋、特にレトルト包装品をコンベア
上の空トレイに自動的に供給し配列するための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−124615号には(図7参
照)、空トレイ1aをトレイコンベア2に供給する空ト
レイスタッカー3と、実トレイ1bをトレイコンベア2
から受け取り上方へ搬送するローディングユニット4
と、その両装置を連結するとともに制御装置5に設定さ
れた情報に基づいて空トレイ1aを一定の送りで間欠的
に水平移動させる上記トレイコンベア2と、包装袋W
(レトルト包装品)を該トレイコンベア2の移動方向に
直交する方向に一列状態で搬送するとともに同方向にス
ライドし、制御装置5に設定された情報に基づいて該ト
レイコンベア2上の空トレイ1a内に包装袋Wを一袋づ
つ投入し配列を行うスライドコンベア6を備えた、オー
トローダーシステムが記載されている。
【0003】上記スライドコンベア6は、図4にも示す
ように、搬送面が全て平坦面からなるとともに終端に包
装袋Wの先端を検出するセンサー7を備え、該センサー
7により一列状態で次々と送られる包装袋Wの先端を検
出し、あらかじめ設定された移動量L(包装袋Wの1袋
分の長さ+α1)づつ前記スライドコンベア6の終端を
後退させて、空トレイ1a内に定数の包装袋Wを投入し
て配列を行うものであり、一列分の配列が終了すると、
トレイコンベア2が空トレイ1aを予め設定された移動
量(包装袋の1袋分の幅+α2)前方に水平移動して次
の列の投入に備えるとともに、スライドコンベア6が前
進端所定位置まで一気に伸張し、上記のような配列操作
を繰り返す。
【0004】また、上記オートローダーシステムにおい
ては、スライドコンベア6上での包装袋Wの横方向の位
置ずれや向きの乱れは、そのままトレイ1上での包装袋
Wの整列不良となるため、スライドコンベア6の手前で
包装袋Wの整列を行っている。すなわち、自動包装機1
3から送り出された包装袋Wは、搬送コンベア8により
スライドコンベア6に向け搬送されるが、搬送コンベア
8の出側近傍に包装袋Wを検知するセンサーとガイド板
9a、9bを有する整列装置9が設置され、該センサー
で包装袋Wを検知し、その信号により搬送中の包装袋W
に向け両側からガイド板9a、9bを離合させ、搬送コ
ンベア8上において包装袋Wの整列を行うようにしてい
る。この動作は間欠動作で行われている。
【0005】なお、このオートローダーシステムにおい
て、上記ローディングユニット4は、実トレイ1bをト
レイコンベア2から受け取り上方へ搬送するとともに段
重ね状に貯留する垂直コンベア装置4aと、その最上段
位置にある実トレイ1bを隣接する台装置10上に順次
転送する水平転送装置4bからなる。該台装置10は、
上面が実トレイ1bを支持しかつ転送されてきた実トレ
イ1bを常に同じ高さで受け止めるべく上面の高さを適
宜変えるように制御され、所定数の実トレイ1bが段積
みされたとき、該段積みされた実トレイ1bを下方に設
置した運搬台車11に受け渡すようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記オートローダーシ
ステムにより運搬台車11に受け渡された実トレイ1b
は、段積みされた状態でレトルト釜12に挿入され加圧
熱水殺菌される。トレイ1の側壁及び底壁には無数の孔
が開けられ、これを熱水が通過してトレイ1内の包装袋
Wを万遍なく加熱するようになっているが、トレイ1内
の包装袋Wの整列の乱れや重なりがあると、熱水の循環
が悪くなって、製品の殺菌不良や加熱むらによる味覚む
らが生ずることになる。従って、整列不良がある場合は
手作業で修正しており、これが甚だ厄介な作業であっ
た。
【0007】一方、従来のスライドコンベヤ6により包
装袋Wをトレイ1内に投入する際には次の問題がある。 スライドコンベア6から包装袋Wをトレイ1内に投入
する際、図4に示すように、包装袋Wは大きい水平方向
速度Vをもつため接地後トレイ1上で滑り、また、自由
落下距離(飛距離)が長く飛翔状態が不安定となること
から、トレイ1内での包装袋Wの位置決めが安定せず、
整列不良の原因となっている。
【0008】包装袋Wがスライドコンベア6を離脱し
てトレイ1内に停止、整列するまでの時間が長く、その
ため包装袋の搬送ピッチを詰められず、ローディング能
力が上がらない。 スライドコンベア6を離脱してからの飛距離が長いこ
とから空中で姿勢が安定せず投入時のショックが大き
く、包装袋Wにピンホールや傷がつく場合がある。 整列装置9のガイド板9a、9bの動作がエアシリン
ダ又はカム駆動による間欠動作であるため、動作速度に
限界があり、そのため包装袋の搬送ピッチを詰められ
ず、ローディング能力が上がらない。
【0009】本発明は、上記従来の包装袋の空トレイへ
の自動供給配列装置の問題点に鑑みてなされたもので、
スライドコンベアから空トレイ内へ包装袋を整列する際
の整列不良を防止すること、装置のローディング能力を
向上すること、さらに包装袋にピンホールや傷がつくの
を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる包装袋の
空トレイへの自動供給配列装置は、空トレイを一定の送
りで間欠的に水平移動させるトレイコンベアと、包装袋
を順次受け取り該トレイコンベアの移動方向に直交する
方向に搬送するとともに同方向にスライドし、制御装置
に設定された情報に基づいて該トレイコンベア上の空ト
レイ内に包装袋を配列するスライドコンベアを備える包
装袋の空トレイへの自動供給配列装置において、前記ス
ライドコンベアの搬送終端部が傾斜面に形成されている
ことを特徴とする。
【0011】上記包装袋の空トレイへの自動供給装置
は、好適な実施の形態として、包装機等から送り出され
た包装袋を搬送する搬送コンベアと、その出側に配置さ
れ包装袋を停止することなく連続的に縦列に整列させる
整列コンベアと、その出側に配置された前記スライドコ
ンベアを備え、その場合、前記整列コンベアは、例え
ば、略水平な搬送面を有するコンベアと、同コンベアの
両側部において搬送面が内側に向くように立設張架され
た一対のコンベアからなり、該一対のコンベアは出側が
ほぼ袋幅に合わせた幅の平行部を有し、入側が八字状に
拡げられている。このとき、水平な搬送面を有するコン
ベアは、比較的(他のコンベアに比べて)低摩擦材を使
用した搬送面を有するのが好ましい。
【0012】また、上記包装袋の空トレイへの自動供給
装置は、好適な実施の形態として、包装機から送り出さ
れた包装袋を搬送する搬送コンベアと、その出側に配置
された前記スライドコンベアを備え、該スライドコンベ
アの入り側両側部において搬送面が内側に向くように立
設張架された一対のコンベアからなり、該一対のコンベ
アは出側がほぼ袋幅に合わせた幅の平行部を有し、入側
が八字状に拡げられている。
【0013】また、上記包装袋の空トレイの自動供給配
列装置は、好適な実施の形態として、空トレイをトレイ
コンベアに供給する空トレイ供給装置と、実トレイをト
レイコンベアから受け取り上方へ搬送するローディング
装置を備え、その両装置を連結する該トレイコンベアの
中間位置において上記スライドコンベアが該トレイコン
ベア上にある空トレイ内に包装袋を配列することを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明に関わる包装袋の空トレイへの自動供給配列装置をよ
り具体的に説明する。この自動供給配列装置は、図7に
示したオートローダーシステムの中核をなし、空トレイ
供給装置15(従来の空トレイスタッカー3に同じ)
と、該空トレイ供給装置15から空トレイ1aを受け取
り、制御装置に設定された情報に基づいて空トレイ1a
を一定の送りで間欠的に水平移動させるトレイコンベア
16と、実トレイ1bをトレイコンベア16から受け取
り上方へ搬送する実トレイローディング装置17(従来
の実トレイローディングユニット4に同じ)と、包装袋
Wをトレイコンベア16の移動方向に直交する方向に一
列状態で搬送し、該トレイコンベア16上の空トレイ1
a内に包装袋Wを一袋ずつ投入するスライドコンベア1
8と、スライドコンベア18の入り側に設置され、包装
袋Wを整列状態として該スライドコンベア18に送り出
す整列コンベア19と、整列コンベア19の入り側に設
置され、包装機から送り出された包装袋Wを受け取り整
列コンベア19に送り出す搬送コンベア20からなる。
なお、21はバイパスシュートである。
【0015】スライドコンベア18は、終端近傍に傾斜
屈曲部を備えるスライドフレーム23と、スライドフレ
ーム23の終端と傾斜屈曲部及び後端にそれぞれ回転自
在に取り付けられた終端ローラ24、ガイドローラ2
5、26及び後端ローラ27と、機台28に回転自在に
取り付けられたガイドローラ29〜32と、駆動ローラ
33と、該駆動ローラ33を一定速度で回転駆動する駆
動モータ34と、上記ローラに張架(33→32→29
→30→25→24→26→27→31→33)された
搬送ベルト35と、固定部材36を介してスライドフレ
ーム23に連結した一対のタイミングベルト37と、該
タイミングベルト37を張架するタイミングプーリー3
8、39と、制御装置に設定された情報に基づいてタイ
ミングプーリー38を正逆回転するサーボモータ40
と、スライドフレーム23の終端部に取り付けられた袋
検出センサー41等からなる。このスライドコンベア1
8においては、サーボモータ40が制御装置に設定され
た情報に基づいてタイミングプーリー38を正逆回転
し、これにより設定量だけスライドコンベア18の終端
が伸縮するようになっている。なお、このスライドコン
ベア18は、終端部の構造を除いて従来のスライドコン
ベア6(図7)と本質的な差異はない。
【0016】整列コンベア19は、水平な搬送面を有す
る水平コンベア43と、水平コンベア43の両側部出側
近傍において搬送面が内側に向くように立設張架された
一対の垂直コンベア44からなり、スライドコンベア1
8の入り側に設置される。水平コンベア43は、機台に
取り付けられた駆動ローラ45と、従動ローラ46と、
それらに張架された搬送ベルト47と、駆動モータ48
から構成され、垂直コンベア44は、出側に垂直に立設
する駆動ローラ49と、入り側に垂直に立設する従動ロ
ーラ50と、それらに一部曲面状に張架された搬送ベル
ト51と、駆動モータ52から構成され、出側が包装袋
Wの袋幅にほぼ合わせた幅の平行部を有し、入側が八字
状に拡げられている。なお、搬送ベルト47の搬送面
は、他のコンベア(18、20)の搬送面に比べ低摩擦
材が使用され、滑りやすくなっている。
【0017】搬送コンベア20は、水平な搬送面を有す
るコンベアであり、整列コンベア19の入り側に設置さ
れ、包装機から送り出された包装袋Wを整列コンベアに
受け渡す。なお、スライドコンベア18、整列コンベア
19及び搬送コンベア20の搬送速度はほぼ同一となる
ように設定されている。なお、図5及び図6に示すの
は、整列コンベアの他の例であり、図示するように、一
対の垂直コンベア44がスライドコンベア18の入側両
側部に配置され、これらにより整列コンベア19’が構
成され、前記水平コンベア43は不要となる。作用効果
は前記整列コンベア19と変わりがない。
【0018】次に、上記自動供給配列装置の作動につい
て説明する。包装機から送り出された包装袋Wは搬送コ
ンベア20により搬送され、整列コンベア19に送り出
される。搬送コンベア20上における包装袋Wの縦列の
乱れ(左右の位置ずれ、向きの乱れ)は、そのまま整列
コンベア19の水平コンベア43に受け継がれるが、搬
送される包装袋Wが一対の垂直コンベア44の間を通過
することでその乱れが修正される。この際、立設させた
1対の垂直コンベア44の入り側が八字状に拡げられて
いるため包装袋Wの進入は容易であり、また、包装袋W
の個々の縦列の乱れは、八字状の搬送面で修正され、続
くほぼ包装袋の横幅に合わせた平行部分により、確実に
袋の縦列が平行に整列され、その状態でスライドコンベ
ア18に連続的に送り出される。なお、水平コンベア4
3の搬送面が滑りやすくなっているため、修正が容易に
行われる。
【0019】整列コンベア19から整列して送り出され
た包装袋Wは、スライドコンベア18上でも整列した状
態で搬送され、制御装置に設定された情報に基づいて設
定量だけスライドコンベアー18の終端が伸縮すること
で、トレイ1上に一列に順次配列される。スライドコン
ベア18のこの動作を図3を参照して説明すると、スラ
イドコンベア18の終端が前進端定位置(A位置)まで
伸張された状態のとき、最初の包装袋W1の先端が袋検
出センサー41によって確認されると、サーボモータ4
0が作動し、該スライドコンベア18の終端を縮めなが
ら包装袋W1をトレイ1に投入する。スライドコンベア
18は設定量(袋の長さ+α1)縮んだところで停止
(B位置)し、次の包装袋W2の先端が袋検出センサー
41によって確認されると、再び終端を縮めながら包装
袋W1をトレイ1に投入し、設定量縮んだところで再び
停止(C位置)する。3袋目以降もこれを繰り返し、次
々と所定数の包装袋Wをトレイ1内に投入し配列する。
【0020】トレイ1に1列分の包装袋Wの投入が終る
と、制御装置に設定された情報に基づいてトレイコンベ
ア16が該トレイ1を1列分(袋の幅+α2)水平移動
させ、次列の投入に備える。同時に制御装置に設定され
た情報に基づいてサーボモータ40が作動し、スライド
コンベア18の終端が前進端定位置(A位置)まで一気
に伸長する。この間もスライドコンベア18は停止する
ことなく、整列コンベア19から次々と包装袋Wを受け
入れ、連続し途切れなく全ての包装袋Wをトレイ1内に
投入し配列を行う。
【0021】また、スライドコンベア18から次々と送
られる包装袋Wに空トレイ1aの供給が間に合わなかっ
た場合は、スライドコンベア18の終端が前進端定位置
(A位置)からさらに伸長し(E位置;図1、図2参
照)、包装袋Wを搬送終端に設けられたバイパスシュー
ト21を介して機外に排出する。
【0022】上記スライドコンベア18によれば、図3
に示すように、その搬送終端部が傾斜(傾斜角θ)して
いるため、包装袋Wは終端から傾斜した状態で離れ、ほ
ぼその傾斜を保ったままトレイ1内に接地し、しかも、
搬送速度Vを従来のスライドコンベア6(図4)と同じ
とすれば、水平方向の速度成分V1(V・cosθ)が
Vより小さくなるので、接地後トレイ1上での包装袋W
の滑りが少なく接地が安定する。また、スライドコンベ
ア18から離れる高さを従来例と同じとすれば、自由落
下距離(飛距離)が従来例に比べて減少することから、
飛翔状態が安定して落下したときの整列状態からの乱れ
が少なく、さらに、包装袋Wに加わる落下衝撃が小さく
なる。
【0023】以上述べたように、上記自動搬送配列装置
によれば、搬送コンベア20上を次々と送られてきた包
装袋Wの縦列方向に多少の乱れがあっても、スライドコ
ンベアー18へ進入する前に整列コンベア19によって
整列処理が行われ、しかも該整列コンベア19は従来例
と異なり連続作動であるため、高速で整列処理を行うこ
とができる。そして、スライドコンベア18の搬送終端
部が傾斜面に形成されているため、従来の平行終端に比
較すると、包装袋Wのトレイ1に対する位置決め精度が
向上して整列不良を防止でき、包装袋Wに傷やピンホー
ル等が発生するのを防止できるようになる。
【0024】また、上記スライドコンベア18では、自
由落下距離が減少することから落下時間が減少し、設定
量縮んだところで停止するときの停止時間を短縮できる
ので、包装袋Wの搬送ピッチp(図1参照)を詰めるこ
とができる。その場合、スライドコンベア18のローデ
ィング能力が上がり、特にこれを上記のように整列装置
19と組み合わせることにより、装置全体のローディン
グ能力を高めることができる。従って、例えば複数の包
装機を1組の上記自動供給配列装置(スライドコンベア
等)に連動して運転することも可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、スライドコンベアの搬
送終端部を傾斜面に形成することにより、トレイに対す
る包装袋の位置決め精度が向上して整列不良を防止で
き、手作業で行う修正作業の心配もなく良好な殺菌処理
が行えるようになり、さらに、包装袋に傷やピンホール
等が発生するのを防止できる。また、このスライドコン
ベアと整列コンベアを組み合わせることにより装置のロ
ーディング能力を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる自動供給配列装置の全体構成を
示す模式的な側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】本発明に関わるスライドコンベアの作動説明図
である。
【図4】本発明に関わる整列コンベアの他の例を示す側
面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】従来例に関わるスライドコンベアの作動説明図
である。
【図7】従来のレトルト包装品の空トレイへの自動供給
配列装置を組み入れたオートローダーシステムの全体図
である。
【符号の説明】
1(1a、1b) トレイ(空トレイ、実トレイ) 16 トレイコンベア 18 スライドコンベア 19、19’ 整列コンベア 20 搬送コンベア 41 袋検出センサー 43 水平コンベア 44 垂直コンベア W 包装袋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空トレイを一定の送りで間欠的に水平移
    動させるトレイコンベアと、包装袋を順次受け取り該ト
    レイコンベアの移動方向に直交する方向に搬送するとと
    もに同方向にスライドし、制御装置に設定された情報に
    基づいて該トレイコンベア上の空トレイ内に包装袋を配
    列するスライドコンベアを備える包装袋の空トレイへの
    自動供給配列装置において、前記スライドコンベアの搬
    送終端部が傾斜面に形成されていることを特徴とする包
    装袋の空トレイへの自動供給配列装置。
  2. 【請求項2】 包装袋を搬送する搬送コンベアと、その
    出側に配置され包装袋を停止することなく連続的に縦列
    に整列させる整列コンベアと、その出側に配置された前
    記スライドコンベアを備える請求項1に記載された包装
    袋の空トレイへの自動供給配列装置。
  3. 【請求項3】 前記整列コンベアは、略水平な搬送面を
    有するコンベアと、同コンベアの両側部において搬送面
    が内側に向くように立設張架された一対のコンベアから
    なり、該一対のコンベアは出側がほぼ袋幅に合わせた幅
    の平行部を有し、入側が八字状に拡げられていることを
    特徴とする請求項2に記載された包装袋の空トレイへの
    自動供給配列装置。
  4. 【請求項4】 包装袋を搬送する搬送コンベアと、その
    出側に配置された前記スライドコンベアと、該スライド
    コンベアの入り側両側部において搬送面が内側に向くよ
    うに立設張架された一対のコンベアを備え、該一対のコ
    ンベアは出側がほぼ袋幅に合わせた幅の平行部を有し、
    入側が八字状に拡げられていることを特徴とする請求項
    1に記載された包装袋の空トレイへの自動供給配列装
    置。
  5. 【請求項5】 さらに空トレイをトレイコンベアに供給
    する空トレイ供給装置と、実トレイをトレイコンベアか
    ら受け取り上方へ搬送するローディング装置を備え、そ
    の両装置を連結する該トレイコンベアの中間位置におい
    て上記スライドコンベアが該トレイコンベア上にある空
    トレイ内に包装袋を配列することを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載された包装袋の空トレイへの自動
    供給配列装置。
JP10627096A 1996-04-02 1996-04-02 包装袋の空トレイへの自動供給配列装置 Pending JPH09272626A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1637454A2 (en) 2004-09-15 2006-03-22 Toyo Jidoki Co., Ltd. Method and apparatus for supplying empty-bag group
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JP2018138463A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 ヒラヤマプロダクツ株式会社 箱詰装置
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CN114590036A (zh) * 2022-03-01 2022-06-07 遵义市兴英鹏塑料包装有限公司 一种包装袋的一袋一码喷码装置

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