JP3527287B2 - 菓子などの移乗配列装置 - Google Patents
菓子などの移乗配列装置Info
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Description
置に関するもので、無端ベルトをそなえるコンベヤによ
って、そのベルトの上面に一列に並べられた菓子など
を、下流側の配列面上の互いに横方向に分散した位置に
一個づつ移乗させることにより、配列面上に互いに平行
な複数本の菓子などの配列を形成するための移乗配列装
置に関するものである。
の移乗配列装置の一例を図面によって説明する。図5は
これを示し、送り込み用の旋回コンベヤAは、移乗の対
象としての菓子P,P…を一列縦隊で搬送し、受取面で
ある配列コンベヤB上の3本の縦隊列(a列,b列,c
列)に相当する位置に対して一個づつの菓子Pを順次に
移乗する。これが一通り(すなわち3個の移乗が)終わ
れば、その間停止していた配列コンベヤBを1ピッチだ
け下流側に移動し、そこでふたたび停止して旋回コンベ
ヤAによる菓子のa,b,c各列に対する送り込みを行
う。この作業を繰り返すことによってa,b,c各列の
菓子の整列が規則正しく行われる。Cは旋回コンベヤA
を旋回して、いわゆる首振り運動を行わせるための鉛直
軸である。Dはセンサーで、菓子Pの通過をカウントし
て旋回コンベヤAの稼働、配列コンベヤBの稼働、なら
びに旋回コンベヤAの旋回運動を発動する。
受取面上に対する菓子などの移乗配列を実施する場合、
つぎのような問題点がある。
ベヤB上に降ろす操作は、コンベヤ間の落差に大小の差
はあるにしろ、明らかに落下の操作である。このような
操作を経て菓子Pを下流側のコンベヤ上に降ろす場合、
移乗の際にそのショックで整列を乱したり、あるいは転
倒を生じるケースが多く、特に菓子Pの形状が背の高い
形状の場合等には、正常な姿勢のままでの移乗は殆ど望
み得ない。
て、変形の危険性がないものの場合はよいが、菓子Pが
例えば生菓子などのように、非常に変形しやすくて、か
つ変形によって製品の価値が駄目になるようなものの場
合は、前記の移乗方法は適用することができない。
回の停止期間中に配られる3個の菓子は、横方向の一線
上に整然と並んでいることが望ましいが、図に明らかな
ように、3個の菓子は弓形に湾曲した横線上に並んでお
り、以後の下流側における菓子処理に支障を来すことが
多い。
向性のない形状、たとえば円形とか多角形とかの場合は
問題ないが、図示のように、長円形などのいわゆる方向
性のある菓子の場合には、図のような旋回コンベヤ方式
で配列コンベヤB上に複数列の配列を行うと、中央列
(b列)以外の両側の各列(a列,c列)に並べられた
菓子Pは、いずれも真っすぐに並ばないで傾いた方向に
並べられ、爾後の処理過程に多大の差し支えが生じる場
合が多い。この弊害は、配列数が増えることによって益
々顕著になる性質のものである。
んがみてなされたもので、比較的簡単な装置と容易な操
作のもとに、上流側から搬送されてきた菓子などを、旋
回コンベヤおよび分配コンベヤを用いて下流側の配列面
上に複数本の縦列として移乗配列するに際し、取り扱わ
れる菓子などが移乗のショックなどで整列線上の外に転
がり出たり、あるいは転倒するなどのことが防止され、
また、比較的軟らかくて形の崩れ易い菓子の場合にも、
無理のない操作を通じてきわめて丁重な取り扱いが実現
されて、菓子の外形を損じたり、変形を与えるなどのこ
とがなく、好適に対処できて、配列面上に対し互いに平
行な複数本の菓子などの配列を形成することのできる移
乗配列装置を提供することを目的としている。
配列を配列面上に形成するに際し、横方向の整列態様を
ほぼ直線状に並べることができる菓子などの移乗配列装
置を提供することにある。
菓子が長円形などのいわゆる方向性のある菓子の場合に
も、簡単な操作を通じて個々の菓子の向きを正常な方向
に修正し、整然とした複数列の配列を実現することにあ
る。
めの手段として、本発明の菓子などの移乗配列装置にお
いては、 下流側の配列面上に菓子などの複数本の縦列を
形成するために、循環駆動する無端ベルトの上面に一列
に並べられた搬送中の菓子などを、前記縦列の各位置に
相当する配列面上に一個づつ移乗するための横方向の平
行移動を動力によって行うようにされた分配コンベヤ
と、循環駆動する無端ベルトによってその上面に一列に
並んだ菓子などを下流側の前記分配コンベヤに移乗する
ために前記分配コンベヤの上流側に設けられ、鉛直軸に
よって一端部の旋回中心が拘束されてそのまわりの旋回
を自在に構成され、他端部が前記分配コンベヤ側に拘束
されていて、そのため分配コンベヤの前記動力による横
方向の移動に応じて旋回させられるように配置された旋
回コンベヤとの組み合わせによって構成される菓子など
の移乗配列装置において、下流側の先端が上面を走行す
るベルトの折り返し点を構成するベルトの受け板を前記
旋回コンベヤに設けて該受け板をベルトの走行方向に沿
う部分的移動が可能な浮動式に構成し、前記の移動によ
って生じるベルトの弛みを吸収するための吸収装置を付
設し、前記受け板の下流側先端の高さと等しい高さに前
記分配コンベヤの上流側端面が延長平面として位置する
ように両端面が互いに対向して配置され、前記受け板の
他端部が前記分配コンベヤ側に拘束される態様を、前記
分配コンベヤが横方向に移動するとき、旋回コンベヤの
前記受け板が旋回と同時に前記分配コンベヤの横方向の
直線移動に追随して移動してその先端が旋回による円運
動の範囲の外に引き出されることによって、旋回コンベ
ヤの受け板の端面とこれに対向する分配コンベヤの端面
との間の隙間が自動的に縮小される態様とされている。
に下流側の先端が上面を走行するベルトの折り返し点を
構成する受け板を設けて、該受け板をベルトの走行方向
に沿う部分的移動が可能な浮動式に構成し、前記移動に
よってベルトに生じるベルトの弛みを吸収するための吸
収装置を付設し、前記受け板の下流側先端近傍にベルト
に載って搬送される菓子などの近接を検知するセンサー
を設け、該センサーからの信号によって前記受け板を菓
子などの搬送方向とは逆の方向に後退移動する移動手段
を設け、前記受け板の設置高さを、該受け板の後退移動
によって受け板上の菓子などが前記下流側の配列面上に
引き降ろされるに適した最小段差を前記配列面との間に
保持する高さとしてもよい。
の上流側に位置する旋回コンベヤの上面に並んだ菓子な
どを下流側の分配コンベヤ上に移乗し、これをさらに下
流側の配列面上に移乗して、それによって互いに平行な
複数本の菓子などの配列を前記下流側の配列面上に形成
する作用について説明する。
の移乗について説明すると、旋回コンベヤの循環駆動に
よって、該コンベヤ上の菓子などが該コンベヤの受け板
の下流側端面に到達し、該端面の高さと等しい高さに位
置する分配コンベヤの上流側端面に対して、菓子などが
両端面間の隙間を渡って分配コンベヤ側に移乗され、循
環駆動される分配コンベヤ上のベルトによって下流側に
向かって運ばれた後、分配コンベヤからさらに下流側の
配列面上に移乗される。
る配列に属する菓子などを移乗するには、まず分配コン
ベヤを横方向に移動するための動力によって配列の1ピ
ッチ分だけ分配コンベヤを横方向に移動する。それに伴
い、分配コンベヤと旋回コンベヤとの間に介在する拘束
によって、旋回コンベヤの受け板の他端部が分配コンベ
ヤの横方向の直線移動に追随して移動して、受け板の他
端部が旋回による円運動の範囲の外に引き出されること
により、受け板の端面とこれに対向する分配コンベヤの
端面との間の隙間が自動的に縮小された状態となり、両
端面が隙間の少ない延長平面として形成されるので、菓
子などの移乗がきわめて容易に且つ円滑に行われる。こ
のようにして旋回コンベヤから分配コンベヤに移乗され
たのち、前記の中央配列線の場合と同じ要領によって、
下流側の配列面上における所定の位置に対する第1個目
の菓子などの移乗が達成される。
上に平行状態に並ぶ複数の配列位置に対し、上流側から
送り込まれた菓子などを順次に一個づつ移乗させる。一
個づつの移乗が終わると、ここで配列面を菓子などの1
ピッチ分だけ搬送させた後、配列面の搬送を停止し、そ
の状態で第2個目の菓子などの移乗を行う。これを繰り
返すことにより、配列面上に複数本の菓子などの配列を
形成させることができる。しかも移乗の操作が、旋回コ
ンベヤの上面と分配コンベヤの上面とによって連続的に
形成される共通の平滑面を経て、両面の突き合わせ部の
縮小された隙間を渡って分配コンベヤへの移乗が行われ
るので、操作が円滑で、菓子などに対して無理な外力が
作用する恐れがなく、したがって移乗される菓子などに
変形を与えたり、外面を傷つけて製品の価値を損じるな
どのことがない。
える分配コンベヤに対して、請求項2に記載のように、
ベルトの走行方向に沿う部分的移動が可能な受け板を設
け、菓子などの近接を検知して該受け板を搬送方向とは
逆方向の後退移動を行わせることにより、受け板の後退
とともに受け板に沿って循環駆動しているベルトが取り
去られた状態となるので、該ベルト上からその下に位置
する配列面上に降ろされる引き降ろしの操作がきわめて
丁寧で円滑に行われ、しかもその両面間の落差を前記の
引き降ろしに適した最小の段差とされるので、菓子など
の整列が乱されたり、あるいは転倒したりすることが防
止される。
トの引き降ろし操作によって、前端部が配列面に接触し
た状態の菓子などの後端部を、後方に引っ張りながら降
ろす操作によって、とくに方向性をそなえた菓子などに
対し、方向の乱れた状態の個々の菓子の向きを正常な方
向に修正することができ、整然とした複数列の配列を実
現することができる。
図面によって説明する。図1〜図4において、1は旋回
コンベヤ、2は分配コンベヤで、旋回コンベヤ1と分配
コンベヤ2とで菓子の移乗配列装置を構成し、旋回コン
ベヤ1の上流側(図示しない)から送り込まれる菓子P
を、最終的に下流側の配列面としての配列コンベヤB上
に複数本の縦列として送り出すことができる。
軸3によってその回りの旋回を可能に支持される架構4
をそなえ、架構4上にあってその上面を走行するベルト
5とともにベルト5の走行方向に沿う移動を可能に架構
4に対して浮動式に設けられたベルトの受け板6をそな
える。受け板6は、下流側の先端が上面を走行するベル
トの折り返し点を構成するように、下流側に向かって突
き出た状態にある。吸収装置7は受け板6の下面に固着
され、受け板6の移動とともに移動して架構4と受け板
6との間の相対移動によって生じるベルト5の循環経路
の長さの変動を調節する。8は前記架構4と受け板6と
の間の相対移動のために介設されたリニア・ベアリング
である。9は、プーリ10を介してベルト5を循環駆動
するためのモータである。
て横方向の平行移動を行う架構12をそなえ、架構12
上にあってその上面を走行するベルト13とともにベル
ト13の走行方向に沿う部分的移動を可能に架構12に
対して浮動式に設けられたベルトの受け板14をそなえ
る。受け板14は、下流側の先端が上面を走行するベル
トの折り返し点を構成するように、下流側に向かって突
き出た状態にある。吸収装置15は受け板14の下面に
固着され、受け板14の移動とともに移動して架構12
と受け板14との間の相対移動によって生じるベルト1
3の循環経路の長さの変動を調節する。16は、プーリ
17を介してベルト13を循環駆動するためのモータで
ある。棚板11の上面にはレール18が設けられてお
り、分配コンベヤ2は下面に設けたリニア・ベアリング
19を介してレール18上を動力によって横方向に移動
させられる。移動のための動力は駆動軸20により、チ
ェン21を介して架構12に伝えられる。
2が設けられる。センサー22は、ベルト13に載って
搬送される菓子Pの近接を検知し、信号を発する。エア
・シリンダ23は、センサー22からの信号を受けて受
け板14を菓子Pの搬送方向とは逆の方向に後退移動さ
せる。すなわちエア・シリンダ23は、分配コンベヤ2
上の菓子P2がコンベヤの下流側端に到達したことを感
知して、菓子P2を配列コンベヤB上に無理のない状態
で移乗させるために、該下流側端を上流側に向かって後
退移動させる手段として機能するものである。分配コン
ベヤ2の下流側端と、該下流側端から移乗される菓子を
受け取る配列コンベヤBの上面とは、落差をもって上下
に重なる関係に配置され、その両面間の落差を、前記下
流側端の後退移動によって菓子を配列コンベヤB上に引
き降ろすに適した最小の段差とされる。
側先端の高さと、分配コンベヤ2の上流側端面の高さと
は、両端面が共通の延長平面として位置するように、両
端面の高さが一致させられている。また、両端面間の隙
間は、循環駆動している各べルト5および13が互いに
接触しない最小の隙間とされる。受け板6の裏面には腕
24が旋回自在に取り付けられ、腕24の先端のエンド
ボール25は分配コンベヤ2の架構12に設けられたボ
ール受け26に挿嵌されている。そのため、分配コンベ
ヤ2がレール18に沿って横方向に移動すると、旋回コ
ンベヤ1の受け板6が旋回と同時に分配コンベヤ2の横
方向の直線移動に追随して移動して、その先端が旋回に
よる円運動の範囲の外に引き出されることによって、旋
回コンベヤ1の受け板6の端面とこれに対向する分配コ
ンベヤ2の端面との間の隙間が自動的に縮小される。
移乗配列装置によって、1列状態で送り込まれた菓子
を、下流側の配列面上の互いに横方向に隔離した位置に
一個づつ移乗させることによって、配列面上に互いに平
行な複数本の菓子などの配列を形成する作用態様につい
て説明する。まず最初に、中央列の移乗について説明す
ると、旋回コンベヤ1によって、菓子P1が受け板6の
下流側端面に到達し、該端面の高さと等しい高さに位置
する分配コンベヤ2の上流側端面に対し、両端面間の隙
間を渡って分配コンベヤ2に移乗され、循環駆動される
分配コンベヤ2のベルト13によって下流側に向かって
運ばれ、センサー22に達する。センサー22は、菓子
の近接を検知してエア・シリンダ23に対し作動指令を
発する。その結果、エア・シリンダ23が作動して、受
け板14を搬送方向とは逆方向に後退移動させ、それに
よって、それまで前端だけが配列コンベヤB上に乗った
状態にあった菓子P2(図1参照)が、受け板14の後
退とともに受け板14に沿って循環駆動しているベルト
13が取り去られた状態となるので、菓子P2の後端部
もその下に位置する配列コンベヤBの面上に降ろされる
ことになり、その引き降ろしの操作が前記の操作によっ
てきわめて丁寧でしかも円滑に行われ、そのうえ受け板
14と配列コンベヤBとの両面間の落差が前記引き降ろ
しに適した最小の段差とされているので、その間を通じ
て菓子の整列が乱されたり、あるいは転倒したりするこ
とが防止され、移乗配列の操作を安全確実に行うことが
できる。
る配列に属する菓子の移乗を行うには、まず分配コンベ
ヤ2に対し、駆動軸20の回転駆動によってレール18
に沿う横方向の移動を行い、横ならびの配列の1ピッチ
分だけ移動させる。それに伴い、分配コンベヤ2と旋回
コンベヤ1の受け板6との間に介在する腕24,エンド
ボール25,ならびにボール受け26による一連の拘束
によって、旋回コンベヤ1の受け板6の下流側端部が分
配コンベヤ2の横方向の直線移動に追随して移動させら
れ、受け板6の前記端部が旋回による円運動の範囲の外
に引き出されることにより、受け板6の端面とこれに対
向する分配コンベヤ2の上流側端面との間の隙間が自動
的に縮小されて、両端面が隙間の少ない延長平面として
形成されるので、該隙間を渡って行われる菓子の移乗が
きわめて容易に、且つ円滑に行われる。このようにして
旋回コンベヤ1から分配コンベヤ2に移乗されたのち、
前記の中央配列線の場合と同じ要領によって、下流側の
配列コンベヤBの面上における所定の位置に対する第1
個目の菓子などの移乗が達成される。
ンベヤB上に平行状態に並ぶ複数の配列位置に対し、上
流側から送り込まれた菓子を順次に1個づつ移乗させ
る。1個づつの移乗が終わると、ここで配列面を菓子な
どの縦方向の1ピッチ分だけ搬送させた後、配列面の搬
送を停止し、その状態で第2個目の菓子の移乗を行う。
その要領が図3に示される。
ンベヤBの面上に複数本の菓子の配列を形成させること
ができる。しかも移乗の操作が、旋回コンベヤ1の上面
と分配コンベヤ2の上面とによって連続的に形成される
共通の平滑面を経て、両面の突き合わせ部に形成される
縮小された隙間を渡って分配コンベヤ2への移乗が行わ
れるので、操作が円滑で、菓子に対して無理な外力が作
用する恐れがなく、したがって移乗される菓子に変形を
与えたり、外面を傷つけて製品の価値を損じるなどのこ
とがない。
コンベヤB上に移乗させる操作が、受け板14の後退に
ともなうベルト13の引き降ろし操作によって、前端部
が配列コンベヤBの上面に接触した状態の菓子P2の後
端部(図1参照)を、後方に引っ張りながら降ろす操作
によって、とくに方向性をそなえた菓子に対し、方向の
乱れた状態の個々の菓子の向きを正常な方向に修正する
ことができ、整然とした複数列の配列を実現することが
できる。
のように構成されるので、つぎのような効果が得られ
る。
易な操作のもとに、上流側から搬送されてきた菓子など
を、旋回コンベヤおよび分配コンベヤを用いて下流側の
配列面上に複数本の縦列として移乗配列するに際し、取
り扱われる菓子などが移乗のショックなどで整列線上の
外に転がり出たり、あるいは転倒するなどのことが防止
され、また、比較的軟らかくて形の崩れ易い菓子の場合
にも、無理のない操作を通じてきわめて丁重な取り扱い
が実現されて、菓子の外形を損じたり、変形を与えるな
どのことがなく、好適に対処できて、配列面上に対し互
いに平行な複数本の菓子などの配列を形成することがで
きる。
に形成するに際し、横方向の整列態様をほぼ直線状に並
べることができ、事後の菓子などの加工作業の能率増進
に寄与する。
る菓子などが長円形などのいわゆる方向性のある形状の
菓子などの場合にも、簡単な操作を通じて個々の菓子な
どの向きを正常な方向に修正することができ、整然とし
た複数列の配列を実現することが可能である。
施例の作動状態を示す側面図である。
る。
ある。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 下流側の配列面上に菓子などの複数本の
縦列を形成するために、循環駆動する無端ベルトの上面
に一列に並べられた搬送中の菓子などを、前記縦列の各
位置に相当する配列面上に一個づつ移乗するための横方
向の平行移動を動力によって行うようにされた分配コン
ベヤと、循環駆動する無端ベルトによってその上面に一
列に並んだ菓子などを下流側の前記分配コンベヤに移乗
するために前記分配コンベヤの上流側に設けられ、鉛直
軸によって一端部の旋回中心が拘束されてそのまわりの
旋回を自在に構成され、他端部が前記分配コンベヤ側に
拘束されていて、そのため分配コンベヤの前記動力によ
る横方向の移動に応じて旋回させられるように配置され
た旋回コンベヤとの組み合わせによって構成される菓子
などの移乗配列装置において、 下流側の先端が上面を走行するベルトの折り返し点を構
成するベルトの受け板を前記旋回コンベヤに設けて該受
け板をベルトの走行方向に沿う部分的移動が可能な浮動
式に構成し、 前記の移動によって生じるベルトの弛みを吸収するため
の吸収装置を付設し、 前記受け板の下流側先端の高さと等しい高さに前記分配
コンベヤの上流側端面が延長平面として位置するように
両端面が互いに対向して配置され、 前記受け板の他端部が前記分配コンベヤ側に拘束される
態様を、前記分配コンベヤが横方向に移動するとき、旋
回コンベヤの前記受け板が旋回と同時に前記分配コンベ
ヤの横方向の直線移動に追随して移動してその先端が旋
回による円運動の範囲の外に引き出されることによっ
て、旋回コンベヤの受け板の端面とこれに対向する分配
コンベヤの端面との間の隙間が自動的に縮小される態様
とされていることを特徴とする菓子などの移乗配列装
置。 - 【請求項2】 前記分配コンベヤに下流側の先端が上面
を走行するベルトの折り返し点を構成する受け板を設け
て該受け板をベルトの走行方向に沿う部分的移動が可能
な浮動式に構成し、 前記移動によってベルトに生じるベルトの弛みを吸収す
るための吸収装置を付設し、 前記受け板の下流側先端近傍にベルトに載って搬送され
る菓子などの近接を検知するセンサーを設け、 該センサーからの信号によって前記受け板を菓子などの
搬送方向とは逆の方向に後退移動する移動手段を設け、 前記受け板の設置高さを、該受け板の後退移動によって
受け板上の菓子などが前記下流側の配列面上に引き降ろ
されるに適した最小段差を前記配列面との間に保持する
高さとした請求項1記載の菓子などの移乗配列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19472094A JP3527287B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 菓子などの移乗配列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19472094A JP3527287B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 菓子などの移乗配列装置 |
Publications (2)
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JPH08208032A JPH08208032A (ja) | 1996-08-13 |
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Family
ID=16329129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19472094A Expired - Lifetime JP3527287B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 菓子などの移乗配列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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CN107585543A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-01-16 | 无为县鑫品石业有限公司 | 一种分送装置 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP19472094A patent/JP3527287B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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