JPH1063559A - 送出データ処理方法および処理装置 - Google Patents

送出データ処理方法および処理装置

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JPH1063559A
JPH1063559A JP8223697A JP22369796A JPH1063559A JP H1063559 A JPH1063559 A JP H1063559A JP 8223697 A JP8223697 A JP 8223697A JP 22369796 A JP22369796 A JP 22369796A JP H1063559 A JPH1063559 A JP H1063559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量の送出データの受け取りと保管が可能
で、無人による長期の自動番組放映を可能にする送出デ
ータ処理方法および処理装置を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ(送出マスター)5
0によって準備された送出データが送出システム4を経
て送出される際に適用される送出データ処理方法であっ
て、ホストコンピュータ50から送られる送出データを
取り込み、ファイルに編成し保存するとともに、保存さ
れたファイルの内容を、送出データとして送出システム
4に付与し、かつ送出システム4に付与される送出デー
タの量は、送出システム4の処理速度に応じて予め決め
られたデータ量を超えない構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送出データ処理方
法および処理装置に関し、とりわけ放送局での放映番組
にかかる大量の送出データの処理方法および処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】放送局での放映番組の送出については、
ワークステーションやパソコンで構成された送出システ
ムが、ホストコンピュータから送出データを事前に受け
取り、受け取った送出データに基づいて送出システムが
放映番組を送出するという自動運用が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで放送局におけ
るCM等の従来の送出システムは、送出データをホスト
コンピュータから直接受け取っていたが、送出システム
のデータ処理能力に限界があるゆえ、例えば数週間分に
及ぶ大量の送出データを一度に受け取って処理するには
困難があった。すなわち、送出システムとして適用され
る通常のコンピュータによって保管できる送出データの
量は、処理速度が実用に耐える範囲でなければならない
故に限界があり、例えば2〜3日分の送出データ量をこ
える大量の送出データの保管処理には適さなかった。
【0004】また、送出システムにファイルの作成処理
をはじめ、ファイルの管理運用を実行させる際には、送
出の作業と平行してこのようなファイル処理作業を行う
状態となり、このためデータの送出処理自体に支障をき
たすというおそれがあった。加えて、送出システムがコ
ンピュータから直接、大量の送出データを受け取る場
合、データ取り込みに相当な時間がかかるゆえに、これ
もデータの送出処理作業に支障を生じるという不都合が
あった。
【0005】これらの問題をホストコンピュータ側で解
決する方法も考えられるが、ホストコンピュータ側は複
雑な送出全体を制御するマスターの役割を果たしている
ために、対応は大掛かりなものとならざるを得ず、しか
も操作が煩雑な上に、コスト的にも不利になるという問
題があった。一方、ホストコンピュータが存在しない小
規模システムについては、大量の送出データを一度に与
え、あるいは大量の送出データを保管する手立てが存在
しないため、操作者が常駐して操作しなければならず、
よって労務管理上の問題や、担当者が長期間送出システ
ムを離れることができないといった不便があった。
【0006】本発明は、前記のような従来技術における
問題点を解決するためなされたもので、大量の送出デー
タの受け取りと保管が可能で、無人による自動番組放映
を可能にする送出データ処理方法および処理装置の提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係る送出データの処理方法は、ホストコンピュ
ータ(送出マスター)によって準備された送出データが
送出システムを経て送出される際に適用される送出デー
タ処理方法であって、前記ホストコンピュータから送ら
れる送出データを取り込み、ファイルに編成し保存する
とともに、前記保存されたファイルの内容を、送出デー
タとして前記送出システムに付与し、かつ前記送出シス
テムに付与される前記送出データの量は、前記送出シス
テムの処理速度に応じて予め決められたデータ量を超え
ない構成としたことを特徴とする。
【0008】前記の構成を有する本発明にかかる送出デ
ータの処理方法によれば、前記送出システムの動作とは
別個に、ホストコンピュータから送られる送出データの
取り込みとファイル編成と保存作業がなされ、よって大
量の送出データの受信と保持が可能になる。また、決め
られたデータ量を超えない量の送出データが少しづつ送
出システムに送られるので、送出データを取り込む負担
が分散される。
【0009】あるいは、前記送出データ処理方法で、前
記保存されたファイルの内容に編集を施す構成とされ
る。あるいは、前記送出データ処理方法で、前記ホスト
コンピュータから送られる送出データの取り込みを停止
して、既に保存されているファイルの内容を送出データ
として前記送出システムに付与する、ローカルモードを
備える構成とされる。
【0010】また、前記送出データ処理方法で、前記保
存されたファイルの内容に基づいてデータ送出のリハー
サルを実行する、リハーサルモードを備える構成とされ
る。
【0011】あるいは、前記送出データ処理方法で、前
記ホストコンピュータから前記送出データに加えて制御
指示信号が送られる際に、前記送出データと前記制御指
示信号とを分配して処理する構成とされる。
【0012】本発明に係る送出データ処理装置は、ホス
トコンピュータ(送出マスター)によって準備された送
出データを送出システムを経て送出する構成の送出デー
タ処理装置であって、前記ホストコンピュータから送ら
れる送出データを取り込み、あるいは読出す送出データ
保存・読出手段と、前記取り込んだ送出データをファイ
ルに編成し保存するファイル管理手段と、前記保存され
たファイルの内容を、送出データとして前記送出システ
ムに付与し、かつ前記送出システムに付与する前記送出
データの量を、前記送出システムの処理速度に応じて予
め決められたデータ量を超えない量とする送出データ付
与手段とを有する送出データ処理機構を備えて構成され
たことを特徴とする。
【0013】前記の構成を有する本発明にかかる送出デ
ータ処理装置によれば、送出データ処理機構が大量の送
出データの受信と保持を可能にする。しかも、送出シス
テムの動作に影響を与えることなく、大量の送出データ
の受信と保持がなされる。また、送出データ付与手段に
よって、決められたデータ量を超えない量の送出データ
が少しづつ送出システムに送られるので、送出データを
取り込む負担が分散される。
【0014】あるいは、前記送出データ処理装置で、前
記保存されたファイルの内容に編集を施す編集手段を備
えて構成される。あるいは前記送出データ処理装置で、
前記ホストコンピュータから送られる送出データの取り
込みを停止して、既に保存されているファイルの内容を
送出データとして前記送出システムに付与する、ローカ
ル処理手段を備えて構成されたことを特徴とする。
【0015】さらに、前記送出データ処理装置で、前記
保存されたファイルの内容に基づいてデータ送出のリハ
ーサルを実行する、リハーサル手段を備えた構成として
もよい。
【0016】また、前記送出データ処理装置で、前記ホ
ストコンピュータから前記送出データに加えて制御指示
信号が送られる際に、前記送出データと前記制御指示信
号とを分配して処理するディスパッチ手段を備えた構成
としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。図1は、本発明に係る送出データ処理装置の一
実施形態のブロック構成図である。
【0018】図1に示されるように、本発明に係る送出
データ処理装置1は、ホストコンピュータ(送出マスタ
ー)50によって準備された送出データを受け取り、処
理保管ののち送出システム4に送る送出データ処理機構
3と、送出データ処理機構3から送られた送出データを
放映データとして送出する送出システム4から構成され
る。
【0019】送出データ処理装置1は、ワークステーシ
ョンあるいはパソコンによって構成される。送出システ
ム4は、ワークステーションあるいはパソコンのCPU
によって実行可能なプログラム形式で構成されている。
【0020】送出データ処理機構3は、いずれもCPU
によって実行可能なプログラム形式の、送出データ保存
・読出手段31と、ファイル管理手段32と、送出デー
タ付与手段33を備えて構成される。さらに、いずれも
CPUによって実行可能なプログラム形式の、編集手段
34、ローカルモード処理手段35、リハーサル手段3
6を備えた構成とすることもできる。
【0021】送出データ保存・読出手段31は、ホスト
コンピュータ50から送られる、とりわけ大量の送出デ
ータを取り込んでファイル管理手段32に渡し、あるい
はファイル管理手段32からファイル内容である送出デ
ータを読出して送出データ付与手段33に与える。
【0022】ファイル管理手段32は、取り込んだ大量
の送出データをファイルに編成してHDD等の記憶装置
に一時退避させ、保存する。その単位は、処理および取
り扱いが容易なように、例えば同じ送出日等のグループ
単位とすることが好ましい。ファイル管理手段32はさ
らに、ファイルの更新(置換・追加・削除)、ファイル
の階層化をはじめ、ファイルルックアップテーブルの作
成を実行する。
【0023】また、ファイルは、後述する編集手段によ
って編集された最新のデータと、ホストコンピュータ5
0から送られてきた最新のデータの両方を保持するもの
とし、設定によっていずれかが、後述する送出データ付
与手段33によって送出システム4に送られるよう、送
出データ付与手段33に指示する。
【0024】さらにファイルの更新は、まだ送出システ
ム4に送られていない部分の更新だけでなく、後述する
ディスパッチ手段2を経て届くホストコンピュータ50
からの指示があった場合は、すでに送出済みのファイル
も更新する。
【0025】さらに、障害発生時の復旧対応のため、フ
ァイル管理手段32は、送出システムに与えた送出デー
タを直ちに消去等することなく、同じファイル単位で保
存するものとする。とりわけ、最新の一定量のファイル
のみを保存する構成が好ましい。保存の期間はHDのス
ペースサイズで決まる。また、手動操作により任意のフ
ァイルの送出データを、再度与えることが可能な構成が
好ましい。
【0026】送出データ付与手段33は、送出システム
4が現在保持している送出データの量を絶えずチェック
して、空きがあれば、ファイル管理手段32によって管
理されているファイルの内容を、送出データとして送出
システム4に付与する。すなわちデータを追加する。こ
こで、送出システム4に付与する送出データの量を、送
出システム4の処理速度に応じて予め決められたデータ
量を超えない量とする。
【0027】すなわち、追加量は例え、空き領域が大き
くても一度に大量には与えず、送出システムの処理能力
を超えないように少量ずつ与えるものとする。この付与
は、具体的には例えばファイルルックアップテーブルを
更新することにより実行される。すなわち、追加するデ
ータのポインタアドレスのリストを更新すると、この追
加データの情報が送出システム4によって参照され、リ
ストにしたがい追加データが転写される。
【0028】なお、送出システムの送出データが減少す
るのは、送出してしまう場合(海外)、あるいは日替わ
り(国内)指示をホストから受け取った場合などがあ
る。例を示すと、CM1日分1500個を1グループと
して、送出システムは当日と翌日の2日分のみを保持す
る。一方、送出データ処理機構は全ての送出データを日
単位でファイルとして保持している。
【0029】日替わり直後は送出システムは1日分のみ
保持して余裕(空き)ができる。それで新しく翌日分を
例えば50個単位(設定による)で与える。このように
構成することによって、送出システムへの負荷を分散さ
せて一時的に送出処理が忙しくなるのが避けられる。
【0030】さらに送出データは、前記のように編集さ
れた最新のデータと、ホストから送られてきた最新のデ
ータの両方のうち、ファイル管理手段32からの指示に
基づき、設定されているいずれかを送出システムに送る
ようにする。
【0031】一方、編集手段34は、ファイルから送出
データを読み込んで編集できるユーティリティであり、
全送出データの編集を可能にしている。
【0032】また、リハーサル手段は、プリビュー(リ
ハーサル送出)を実行するユーティリティである。リハ
ーサル送出を行うことによって、将来放映される送出デ
ータをファイル単位で読みだすことにより、何日か先ま
での送出データの全てをリハーサル送出して確認するこ
とができる。
【0033】ローカルモード処理手段は、ホストコンピ
ュータとの通信をせず、送出システムに送出データを与
える機能のみを実行する。
【0034】ところでホストコンピュータ50から届く
信号として、前記の送出データの他に、制御指示信号を
加えて構成される場合がある。これに対応して、本発明
の装置にはさらに、ホストコンピュータ50から届く送
出データと制御指示信号を弁別して分配する機能のディ
スパッチ手段2を備えて構成することも可能である。
【0035】ディスパッチ手段2は、CPUが実行可能
なプログラム形式で、例えばROM中に格納される。C
PUがディスパッチ手段2を実行すると、ホストコンピ
ュータ50から届く信号のうち、送出データは送出デー
タ処理機構3に届けられ、一方、制御指示信号はその内
容にしたがい、送出システム4のみに、あるいは送出シ
ステム4と送出データ処理機構3の両方に届けられる。
【0036】例えば、制御指示信号が送出データ編集を
含むファイルの更新を指示するものであった場合は、送
出システム4と送出データ処理機構3の両方に届けら
れ、既に送出システム4に送られた送出データは、送出
システム4において編集される。一方、送出データ処理
機構3では、既送出か否かを問わずファイル更新を実行
する。
【0037】本発明に係る送出データ処理装置の一実施
形態の動作を、添付したフローチャートに基づいて説明
する。図2は、送出データ処理装置のフォアグラウンド
ジョブの流れ図であり、送出システム4の動作に対応し
ている。
【0038】同図で、フォアグラウンドジョブの開始と
ともに、システムはインタラプト待機状態となる。予め
定められている時刻に、運行時計(あるいは内蔵するク
ロック)から割込信号が入力されると(ステップS
1)、時刻確認して(ステップS2)その時刻に対応し
た送出データを送出する(ステップS3)。送出データ
の送出が終了したら、インタラプト待機状態に入る(ス
テップS4)。
【0039】一方、ステップS1において割込信号入力
がなく、送出データ処理機構3からの送信要求もなけれ
ば(ステップS5)、ステップS1に戻りループを形成
する。
【0040】送出データ処理機構3からの送信要求があ
れば(ステップS5)、送出データ処理機構3から送出
データを受信して(ステップS6)、しかるべき位置に
格納し(ステップS7)、リストを更新し(ステップS
8)、ステップS4に進む。
【0041】図3は、送出データ処理装置のバックグラ
ウンドジョブの流れ図であり、送出データ処理機構3の
動作に対応している。バックグラウンドジョブの開始と
ともに、ホストからの信号入力の有無が確認され(ステ
ップS11)、ホストからの信号入力があり、それが送
出データであれば受信取り込みし(ステップS12)、
一連のファイル処理がなされる(ステップS13)。
【0042】ステップS11においてホストからの信号
入力がない際に、送出データ付与手段33によって送出
システム4に空き発生が検出されない場合は(ステップ
S14)、ステップS11に戻るループが形成される。
【0043】ステップS14で送出システム4に空き発
生が検出されると、その時点において送出システム4が
ノンビジーか否かが確認され(ステップS15)、送出
システム4がビジーであれば、ステップS11に戻る。
一方、ステップS15で送出システム4がノンビジーで
あれば、送出データ付与手段33によって送出システム
4に送出データが送信される(ステップS16)。送信
終了とともに、ステップS11に戻る。
【0044】以上の動作から明らかなように、本発明に
係る送出データ処理装置はフォアグラウンドジョブとし
て放映データの送出をリアルタイムで実行し、その間を
利用して、バックグラウンドジョブとして大量の送出デ
ータの受信と保存を効果的に実行するものである。さら
にバックグラウンドジョブとして、ファイル管理、デー
タ編集、リハーサル等が実行される。
【0045】なお前記の構成では、ディスパッチ手段2
は送出データ処理機構3に属さない単独の構成であった
が、ディスパッチ手段2を送出データ処理機構3に含め
た構成とすることも可能である。
【0046】さらに、前記の構成では、送出データ処理
機構3と送出システム4、あるいはディスパッチ手段2
と送出データ処理機構3と送出システム4とは、マルチ
処理が可能な同一のコンピュータ内に別プロセスとして
設けていたが、本発明はこれに限ることなく、例えば複
数基のコンピュータに分散させて構成することも可能で
ある。このような分散構成の場合は、各コンピュータ間
をLANや適切なネットワークで接続する構成が望まし
い。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
に係る送出データの処理方法は、ホストコンピュータか
ら送られる送出データを取り込み、ファイルに編成し保
存するとともに、保存されたファイルの内容を、送出デ
ータとして送出システムに付与するが、その際の送出シ
ステムに付与される送出データの量を、送出システムの
処理速度に応じて予め決められたデータ量を超えない量
とするものである。
【0048】この結果、送出システムの動作とは別個
に、ホストコンピュータから送られる送出データの取り
込みとファイル編成と保存作業を実行でき、よって送出
システムの動作を妨げることなく、大量の送出データの
受信と保持が可能になる。しかも、決められたデータ量
を超えない量の送出データを少しづつ送出システムに送
るので、送出データを取り込む負担を分散できるという
効果がある。
【0049】本発明の請求項2に係る送出データの処理
方法は、前記の送出データ処理方法で、保存されたファ
イルの内容に編集を施す構成とするものであるから、送
出システムにない送出データでも編集が可能になり、よ
って大量の送出データの編集が可能となって使い勝手が
向上する。
【0050】本発明の請求項3に係る送出データの処理
方法は、前記の送出データ処理方法で、ホストコンピュ
ータから送られる送出データの取り込みを停止して、既
に保存されているファイルの内容を送出データとして送
出システムに付与する、ローカルモードを備える構成と
したものであるから、ホストコンピュータ側に支障が生
じた際であっても、単独で放映動作を続行できるという
効果がある。さらにまた、ホストコンピュータが存在し
ないシステムでも事前にファイルを作成することで、長
期間分の送出データを扱うことが可能になる。
【0051】本発明の請求項4に係る送出データの処理
方法は、前記の送出データ処理方法で、保存されたファ
イルの内容に基づいてデータ送出のリハーサルを実行す
る、リハーサルモードを備える構成としたものであるか
ら、ファイルに蓄積されている送出データを用いて、大
量の送出データすべてのリハーサル送出が可能になる。
これは、従来では送出システムにある送出データのみが
リハーサル送出の対象であったのに比して、極めて効率
的な機能を提供するものとなる。
【0052】本発明の請求項5に係る送出データの処理
方法は、前記の送出データ処理方法で、ホストコンピュ
ータから送出データに加えて制御指示信号が送られる際
に、送出データと制御制御指示信号とを分配して処理す
る構成としたものであるから、ホストコンピュータから
制御指示信号を与えるシステム構築ができ、よって効果
的な機能を実現できる。
【0053】また、本発明の請求項6に係る送出データ
処理装置は、ホストコンピュータから送られる送出デー
タを取り込み、あるいは読出す送出データ保存・読出手
段と、取り込んだ送出データをファイルに編成し保存す
るファイル管理手段と、保存されたファイルの内容を、
送出データとして送出システムに付与し、かつ送出シス
テムに付与する送出データの量を、送出システムの処理
速度に応じて予め決められたデータ量を超えない量とす
る送出データ付与手段とを有する送出データ処理機構を
備えて構成するものであるから、送出システムの動作と
は別個に、ホストコンピュータから送られる送出データ
の取り込みとファイル編成と保存作業を実行でき、よっ
て送出システムの動作を妨げることなく、大量の送出デ
ータの受信と保持が可能になる。
【0054】しかも、決められたデータ量を超えない量
の送出データを少しづつ送出システムに送るので、送出
データを取り込む負担を分散できるという効果がある。
また、送出システムに与え終わった送出データも、一定
期間(HDのスペースサイズで決まる)ファイルに保持
しておくことにより、送出システムで障害が発生し送出
データが破壊された場合の復旧に使用できる。
【0055】本発明の請求項7に係る送出データ処理装
置は、前記の送出データ処理装置で、保存されたファイ
ルの内容に編集を施す編集手段を備えて構成されるか
ら、送出システムにない送出データでも編集が可能にな
り、よって大量の送出データの編集が可能となって使い
勝手が向上する。
【0056】本発明の請求項8に係る送出データ処理装
置は、前記の送出データ処理装置で、ホストコンピュー
タから送られる送出データの取り込みを停止して既に保
存されているファイルの内容を送出データとして送出シ
ステムに付与する、ローカル処理手段を備えて構成され
るから、ホストコンピュータが存在しないシステムでも
事前にファイルを作成することで、長期間分の送出デー
タを扱うことが可能になる。すなわち送出データをファ
イルとして用意することにより、ホストのない小規模放
送局でも自動運用が可能となる。これはとくに、正月や
クリスマス等でオペレーターが長期に休暇をとる際に有
効な機能である。
【0057】本発明の請求項9に係る送出データ処理装
置は、前記の送出データ処理装置で、保存されたファイ
ルの内容に基づいてデータ送出のリハーサルを実行する
リハーサル手段を備えて構成されるから、ファイルに蓄
積されている送出データを用いて、大量の送出データす
べてのリハーサル送出が可能になる。
【0058】本発明の請求項10に係る送出データ処理
装置は、前記の送出データ処理装置で、ホストコンピュ
ータから送出データに加えて制御指示信号が送られる際
に、送出データと制制御指示信号とを分配して処理する
ディスパッチ手段を備えて構成されるから、ホストコン
ピュータから制御指示信号を与えるシステム構築がで
き、よって効果的な機能を実現できる。
【0059】本発明の請求項11に係る送出データ処理
装置は、ホストコンピュータから送られる送出データを
受け取る送出データ処理機構と、送出システムとを、同
一のコンピュータで構築し、しかも送出データ処理機構
は送出システムの動作とは独立して、ホストから送られ
てくる送出データを受け取り処理するものであるから、
送出システムの動作を妨げることなく、しかも大量の送
出データの受け取りと処理が最小の機器構成で可能にな
る。
【0060】前記のように本発明に係る送出データ処理
方法および装置は、送出データを大容量ファイルに一時
的に自動的に蓄える構成とすることによって、大量の送
出データの受取りを可能にし、さらに送出システムの処
理能力の範囲内の送出データ量を送出システムに付与す
るよう制御することでシステム効率を向上させるもので
ある。とりわけ、コンピュータのスループットよりも、
ハードディスク(HDD)など外部記憶装置の容量に依
存した、大量の送出データの受信と保持が可能な構成と
することができ、その機能による効果は多大なものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送出データ処理装置の一実施形態
のブロック構成図である。
【図2】本発明に係る送出データ処理装置のフォアグラ
ウンドジョブのフローチャートである。
【図3】本発明に係る送出データ処理装置のバックグラ
ウンドジョブのフローチャートである。
【符号の説明】
1……送出データ処理装置、2……ディスパッチ手段、
3……送出データ処理機構、4……送出システム、31
……送出データ保存・読出手段、32……ファイル管理
手段、33……送出データ付与手段、34……編集手
段、35……ローカルモード処理手段、36……リハー
サル手段、50……ホストコンピュータ(送出マスタ
ー)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータ(送出マスター)に
    よって準備された送出データが送出システムを経て送出
    される際に適用される送出データ処理方法であって、 前記ホストコンピュータから送られる送出データを取り
    込み、ファイルに編成し保存するとともに、前記保存さ
    れたファイルの内容を、送出データとして前記送出シス
    テムに付与し、かつ前記送出システムに付与される前記
    送出データの量は、前記送出システムの処理速度に応じ
    て予め決められたデータ量を超えない構成としたことを
    特徴とする送出データの処理方法。
  2. 【請求項2】 前記送出データ処理方法で、前記保存さ
    れたファイルの内容に編集を施す構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の送出データの処理方法。
  3. 【請求項3】 前記送出データ処理方法で、前記ホスト
    コンピュータから送られる送出データの取り込みを停止
    して、既に保存されているファイルの内容を送出データ
    として前記送出システムに付与する、ローカルモードを
    備える構成としたことを特徴とする請求項1または2記
    載の送出データの処理方法。
  4. 【請求項4】 前記送出データ処理方法で、前記保存さ
    れたファイルの内容に基づいてデータ送出のリハーサル
    を実行する、リハーサルモードを備える構成としたこと
    を特徴とする請求項1、2または3記載の送出データの
    処理方法。
  5. 【請求項5】 前記送出データ処理方法で、前記ホスト
    コンピュータから前記送出データに加えて制御指示信号
    が送られる際に、前記送出データと前記制御制御指示信
    号とを分配して処理する構成としたことを特徴とする請
    求項1、2、3または4記載の送出データの処理方法。
  6. 【請求項6】 ホストコンピュータ(送出マスター)に
    よって準備された送出データを送出システムを経て送出
    する構成の送出データ処理装置であって、 前記ホストコンピュータから送られる送出データを取り
    込み、あるいは読出す送出データ保存・読出手段と、前
    記取り込んだ送出データをファイルに編成し保存するフ
    ァイル管理手段と、前記保存されたファイルの内容を、
    送出データとして前記送出システムに付与し、かつ前記
    送出システムに付与する前記送出データの量を、前記送
    出システムの処理速度に応じて予め決められたデータ量
    を超えない量とする送出データ付与手段とを有する送出
    データ処理機構を備えて構成されたことを特徴とする送
    出データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記送出データ処理装置で、前記保存さ
    れたファイルの内容に編集を施す編集手段を備えて構成
    されたことを特徴とする請求項6記載の送出データ処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記送出データ処理装置で、前記ホスト
    コンピュータから送られる送出データの取り込みを停止
    して、既に保存されているファイルの内容を送出データ
    として前記送出システムに付与する、ローカル処理手段
    を備えて構成されたことを特徴とする請求項6または7
    記載の送出データ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記送出データ処理装置で、前記保存さ
    れたファイルの内容に基づいてデータ送出のリハーサル
    を実行する、リハーサル手段を備えて構成されたことを
    特徴とする請求項6、7または8記載の送出データ処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記送出データ処理装置で、前記ホス
    トコンピュータから前記送出データに加えて制御指示信
    号が送られる際に、前記送出データと前記制制御指示信
    号とを分配して処理するディスパッチ手段を備えて構成
    されたことを特徴とする請求項6、7、8または9記載
    の送出データ処理装置。
  11. 【請求項11】 前記送出データ処理装置で、少なくと
    も前記送出データ処理機構と前記送出システムとが同一
    のコンピュータで構築されていることを特徴とする請求
    項6、7、8、9または10記載の送出データ処理装
    置。
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