JP3016415B2 - データ転送方法及びそのデータ転送システム - Google Patents

データ転送方法及びそのデータ転送システム

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JP3016415B2
JP3016415B2 JP7172799A JP17279995A JP3016415B2 JP 3016415 B2 JP3016415 B2 JP 3016415B2 JP 7172799 A JP7172799 A JP 7172799A JP 17279995 A JP17279995 A JP 17279995A JP 3016415 B2 JP3016415 B2 JP 3016415B2
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    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4221Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being an input/output bus, e.g. ISA bus, EISA bus, PCI bus, SCSI bus
    • G06F13/4226Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being an input/output bus, e.g. ISA bus, EISA bus, PCI bus, SCSI bus with asynchronous protocol

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ転送方法及びそ
のデータ転送システムに関し、特にホストコンピュータ
から、接続用コードを介して接続された電子機器に送信
指令信号を送信する毎に、電子機器から送信されるデー
タを、送信指令信号の送信タイミングから読込み待機時
間経過後にホストコンピュータで正確に読込む場合に、
電子機器から送信されるテストデータを予め受信するこ
とで、その読込み待機時間を最小に設定して、ホストコ
ンピュータへ送信するデータ転送速度を高速化するよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器としてのイメージスキャ
ナは、原稿に描かれた画像情報を読取り機構により光学
的に読み込んで画像データを作成し、パーソナルコンピ
ュータなどのホストコンピュータにパラレルの画像デー
タを送信するものであり、通常、ホストコンピュータに
接続用コードを介して送信し得るように、セントロニク
ス用コネクタとセントロニクス通信用ポートとを備えて
いる。一方、ホストコンピュータは、接続用コードを介
してイメージスキャナから送信されたパラレルの画像デ
ータを受信し得るように、セントロニクス用コネクタと
セントロニクス通信用ポートとを備えており、更に作成
した画像データや、イメージスキャナから送信された画
像データを、例えば、レーザプリンタなどに送信可能に
構成されている。
【0003】最近、アメリカ電気電子学会の通信技術で
ある、IEEE1284のパラレルインターフェースを
用いたセントロニクス通信方式が実用化されている。即
ち、例えば、ホストコンピュータとイメージスキャナと
を接続用コードで接続したデータ転送システムにおい
て、イメージスキャナで読取った原稿の画像データを、
そのIEEE1284のパラレルインターフェースを用
いて、1バイト毎にホストコンピュータに送信する場
合、先ずホストコンピュータからのホストビジィー信号
が立下がると、イメージスキャナは、そのホストビジィ
ー信号の立下がりに応答して1バイトの画像データを準
備して送信回路に出力するとともに、プリンタクロック
信号を立下げる。そして、ホストコンピュータはそのプ
リンタクロック信号の立下がりのタイミングにおいて、
イメージスキャナから送信されている1バイトの画像デ
ータを読込むことにより、1バイト毎の画像データを正
確に読込むことができる。
【0004】ところで、ホストコンピュータとイメージ
スキャナとを接続用コードで接続したデータ転送システ
ムにおいて、所謂ハンドシェイク方式であるIEEE1
284のセントロニクス通信方式を用いて、ホストビジ
ィー信号の立下がりに応答してプリンタクロック信号を
立下げ、またプリンタクロック信号の立下がりに応答し
てホストビジィー信号を立下げるようにして、イメージ
スキャナからホストコンピュータに、画像データを1バ
イト毎に送信するいわゆるハンドシェイク方式のデータ
転送を行うときには、ハンドシェイクに要する時間の影
響で、1バイトの画像データの転送に約30〜35μs
を要することになり、画像データの転送速度が非常に遅
いという問題がある。
【0005】そこで、本願の発明者は、図12に示すよ
うに、ホストコンピュータから送信されるホストビジィ
ー信号H.Busyの立下がりのタイミングだけでなく、立上
がりのタイミングをも、データ送信を指令する送信指令
信号とし、各送信指令信号のタイミングにおいて、イメ
ージスキャナから画像データ(第1ビットに相当するD
1だけを図示)を送信するように、つまりプリンタクロ
ック信号を用いないようにして、IEEE1284のセ
ントロニクス通信方式を改良し、画像データの転送速度
を高速化することに着想した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明者が着想し
たように、図12に示すように、ホストコンピュータか
ら送信されるホストビジィー信号の立下がり及び立上が
りとして表される各送信指令信号のタイミングで、1バ
イト毎の画像データをホストコンピュータに送信する場
合、これらホストコンピュータとイメージスキャナとを
接続した接続用コードが有する特有の浮遊静電容量Cや
抵抗RやインダクタンスLは、その接続用コードの長さ
や通信線の太さに応じて、或いはリボン型や同軸型など
の接続用コードの種類に応じて、更に接続用コードの設
置条件によっても微妙に異なることから、各接続用コー
ドに応じて時定数が異なり、イメージスキャナで受信す
るホストビジィー信号の立下がりや立上がりの波形、或
いはホストコンピュータで受信する画像データD1の立
下がりや立上がりの波形は、指数関数応答における応答
遅れが生じて、波形が鈍ることになる。
【0007】即ち、図12において、タイミングT10の
ときにホストコンピュータからのホストビジィー信号H.
Busyが立下がり、その立下がったホストビジィー信号H.
Busyが送信指令信号として接続用コードを介してイメー
ジスキャナで受信されたときには、上述したような応答
遅れが生じることから、タイミングT11において所定の
しきい値p1に基づいて「L」レベルと判定される。そ
して、イメージスキャナは、そのタイミングT11におい
て、準備した「H」レベルの画像データD1を送信した
とき、ホストコンピュータは、その送信された画像デー
タD1が所定のしきい値p2に基づいて「H」レベルで
あることを、応答遅れが生じたタイミングT12において
判定される。
【0008】しかし、それら応答遅れ時間が、使用され
る接続用コードの種類や設置条件などに応じて異なるこ
とから、タイミングT10からタイミングT11までの応答
遅れ時間t10と、タイミングT11からタイミングT12ま
での応答遅れ時間t11とを加算した上、更に応答遅れを
十分に解消できるまでの待機時間t12を加算したタイミ
ングT13のときに、画像データD1を読込むようにし、
その後データ処理時間t13が経過したタイミングT14の
ときに、次のデータ転送を指令する為の送信指令信号を
出力するためにホストビジィー信号を立ち上げるように
しているので、特に待機時間t12を設ける必要上、デー
タ転送の転送速度を速くできないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、ホストコンピュータと電
子機器とを接続した接続用コードに有する特有の応答遅
れに対処すべく、電子機器からホストコンピュータへの
データ転送を、信頼性と高速性とを兼ね備えた最良の転
送条件で行えるようにしたデータ転送方法及びそのデー
タ転送システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るデータ転
送方法は、電子機器からホストコンピュータに対して転
送対象のデータを転送するデータ転送方法において、デ
ータ転送の開始時所定条件下に設定されるテストモード
において、電子機器に予め設定した所定のテスト用デー
タを、ホストコンピュータからの送信指令信号に同期し
てホストコンピュータに所定量ずつ送信する第1ステッ
プと、ホストコンピュータにおいて、送信指令信号の送
信タイミングから読込み待機時間経過後に、送信されて
きたテスト用データを読込み、その読込んだテスト用デ
ータと、テスト用データと同一の予め設定された照合用
データとを照合する第2ステップと、照合の結果、両デ
ータが一致しないときには、読込み待機時間を所定微小
時間だけ延長する第3ステップと、照合の結果、両デー
タが一致するまで、第1,第2,第3ステップを繰り返
えして最小の読込み待機時間を設定するとともにテスト
モードを解除する第4ステップと、テストモード解除状
態において、ホストコンピュータにおいて送信指令信号
の送信タイミングから最小の読込み待機時間経過する毎
に、電子機器からの転送対象のデータを読込む第5ステ
ップとを備えたものである。
【0011】請求項2に係るデータ転送システムは、送
信指令信号を送信し、この信号に応答して送信されてく
るデータを受信可能なホストコンピュータと、このホス
トコンピュータに接続され、送信指令信号に応答して転
送対象のデータを所定量ずつホストコンピュータに送信
する電子機器とを備えたデータ転送システムにおいて、
電子機器は、データ転送の開始時所定条件下に設定され
るテストモードにおいて、送信指令信号の受信毎に予め
設定されたテスト用データを所定量ずつホストコンピュ
ータに送信するテストデータ送信手段を備え、ホストコ
ンピュータは、送信指令信号の送信タイミングから、送
信されてきたデータを読込むまでの読込み待機時間を、
テストモードにおいて変更可能に設定する待機時間設定
手段と、テストモードにおいて、送信指令信号の送信タ
イミングから待機時間設定手段で設定された読込み待機
時間だけ経過したときにテスト用データを読込み、この
テスト用データと、テスト用データと同一の予め設定さ
れた照合用データとを照合する照合手段と、照合手段の
照合結果を受け、両データが一致しないときには、待機
時間設定手段に読込み待機時間を所定微小時間だけ延長
させる転送速度設定手段と、照合手段の照合結果を受け
て、両データが一致したときにテストモードを解除する
モード解除手段と、テストモード解除状態において、送
信指令信号の送信タイミングから待機時間設定手段で設
定された読込み待機時間だけ経過後に送信されてきた転
送対象のデータを読込む読込み制御手段とを備えたもの
である。
【0012】請求項3に係るデータ転送システムは、請
求項2の発明において、前記送信指令信号は、ホストコ
ンピュータから送信されるホストビジィー信号の立上が
り信号及び立下がり信号である。請求項4に係るデータ
転送システムは、請求項2又は請求項3の発明におい
て、ホストコンピュータは、更に、電子機器をホストコ
ンピュータに接続する接続用コードが一時的に取り外さ
れたことを検知するコード取り外し検知手段と、コード
取り外し検知手段が接続用コードが取り外されたことを
検知したときには、テストモードを設定し、テストデー
タ送信手段と待機時間設定手段と照合手段と転送速度設
定手段とを作動させる転送速度更新手段とを備えたもの
である。
【0013】請求項5に係るデータ転送システムは、送
信指令信号を送信し、この信号に応答して送信されてく
るデータを受信可能なホストコンピュータと、送信指令
信号に応答して転送対象のデータをホストコンピュータ
に送信する電子機器とを備えたデータ転送システムにお
いて、電子機器は、ホストコンピュータからの送信指令
信号を受け、この送信指令信号に応答する応答信号を介
してハンドシェイク方式でデータ送信する第1送信モー
ドと、送信指令信号に応答して且つ応答信号を介さずに
データ送信する第2送信モードとを択一的に設定する送
信モード設定手段と、データ転送の開始時所定条件下に
設定されるテストモードにおいて、送信モード設定手段
に対して第2送信モードに設定させるとともに、送信指
令信号の受信毎に、予め設定されたテスト用データを所
定量ずつホストコンピュータに送信するテストデータ送
信手段とを備え、ホストコンピュータは、第1送信モー
ドに対応する第1読込みモードと、第2送信モードに対
応する第2読込みモードとに択一的に設定する読込みモ
ード設定手段と、第2読込みモードにおいて送信指令信
号のタイミングから、送信されてきたデータを読込むま
での読込み待機時間を、テストモードにおいて変更可能
に設定する待機時間設定手段と、テストモードにおい
て、送信指令信号のタイミングから待機時間設定手段で
設定された読込み待機時間だけ経過したときに、電子機
器からのテスト用データを読込み、このテスト用データ
と、このテスト用データと同一の予め設定された照合用
データとを照合する照合手段と、照合手段の照合結果を
受け、両データが一致しないときに待機時間設定手段に
読込み待機時間を所定微小時間だけ延長させる転送速度
設定手段と、照合手段の照合結果を受け、両データが一
致したときにテストモードを解除するモード解除手段
と、テストモード解除状態において、電子機器から送信
されるデータのデータ量が所定量以上のときには、電子
機器の送信モード設定手段に第2送信モードに切換える
ように指令するとともに、読込みモード設定手段に第2
読込みモードに切換えさせ、送信指令信号のタイミング
から待機時間設定手段で設定された読込み待機時間だけ
経過後に送信されてきたデータを読込む読込み制御手段
とを備えたものである。
【0014】請求項6に係るデータ転送システムは、送
信指令信号を送信し、この信号に応答して送信されてく
るデータを受信可能なホストコンピュータと、送信指令
信号に応答して転送対象のデータをホストコンピュータ
に送信する電子機器とを備えたデータ転送システムにお
いて、電子機器は、ホストコンピュータからの送信指令
信号を受け、この送信指令信号に応答する応答信号を介
してハンドシェイク方式でデータ送信する第1送信モー
ドと、送信指令信号に応答して且つ応答信号を介さずに
データ送信する第2送信モードとを択一的に設定する送
信モード設定手段と、データ転送の開始時所定条件下に
設定されるテストモードにおいて、送信モード設定手段
に対して第2送信モードに設定させるとともに、送信指
令信号の受信毎に、予め設定されたテスト用データを所
定量ずつホストコンピュータに送信するテストデータ送
信手段とを備え、ホストコンピュータは、第1送信モー
ドに対応する第1読込みモードと、第2送信モードに対
応する第2読込みモードとに択一的に設定する読込みモ
ード設定手段と、第2読込みモードにおいて送信指令信
号のタイミングから、送信されてきたデータを読込むま
での読込み待機時間を、テストモードにおいて変更可能
に設定する待機時間設定手段と、テストモードにおい
て、送信指令信号のタイミングから待機時間設定手段で
設定された読込み待機時間だけ経過したときに、電子機
器からのテスト用データを読込み、このテスト用データ
と、このテスト用データと同一の予め設定された照合用
データとを照合する照合手段と、照合手段の照合結果を
受け、両データが一致しないときに待機時間設定手段に
読込み待機時間を所定微小時間だけ延長させる転送速度
設定制御手段と、照合手段の照合結果を受け、両データ
が一致したときにテストモードを解除するモード解除手
段と、テストモードの解除時に読込み待機時間が所定時
間未満のときは、電子機器のモード設定手段に第2送信
モードに切換えるように指令するとともに、読込みモー
ド設定手段に第2読込みモードに切換えさせ、送信指令
信号のタイミングから待機時間設定手段で設定された読
込み待機時間だけ経過後に送信されてきたデータを読込
む読込み制御手段と、テストモードの解除時に読込み待
機時間が所定時間以上のときには、電子機器の送信モー
ド設定手段に第1送信モードに切換えるように指令する
とともに、読込みモード設定手段に第1読込みモードに
切換えさせる切換え手段とを備えたものである。
【0015】
【作用】請求項1に係るデータ転送方法においては、先
ず第1ステップで、データ転送の開始時所定条件下に設
定されるテストモードにおいて、電子機器に予め設定し
た所定のテスト用データを、ホストコンピュータからの
送信指令信号に同期してホストコンピュータに所定量ず
つ送信する。次の第2ステップで、ホストコンピュータ
において、送信指令信号の送信タイミングから読込み待
機時間経過後に、送信されてきたテスト用データを読込
み、その読込んだテスト用データと、テスト用データと
同一の予め設定された照合用データとを照合する。この
とき、ホストコンピュータと電子機器とを接続した接続
用コードに有する特有の浮遊静電容量Cや抵抗Rやイン
ダクタンスLにより、電子機器で受信した送信指令信号
の波形や、ホストコンピュータで受信したテスト用デー
タの波形は、指数関数応答における応答遅れが生じるこ
とになる。
【0016】次の第3ステップでは、これら両データの
照合の結果、両データが一致しないとき、つまり送信指
令信号の応答遅れ時間とテスト用データの応答遅れ時間
とを加算した総合的な応答遅れ時間が読込み待機時間よ
りも長いときには、読込み待機時間を所定微小時間だけ
延長する。更に、次の第4ステップでは、その照合の結
果、両データが一致するまで、第1,第2,第3ステッ
プを繰り返えして、その総合的な応答遅れ時間よりも長
くなった最小の読込み待機時間を設定するとともに、テ
ストモードを解除する。そして、次の第5ステップにお
いて、テストモード解除状態において、ホストコンピュ
ータにおいて送信指令信号の送信タイミングから最小の
読込み待機時間経過する毎に、電子機器からの転送対象
のデータを読込む。
【0017】このように、ホストコンピュータにおい
て、送信した送信指令信号の送信タイミングから、この
送信指令信号に応答して電子機器から送信されるテスト
用データを読込む読込み待機時間を、送信されるテスト
用データと照合用データとが一致するまで、つまり電子
機器で受信した送信指令信号の応答遅れ時間とホストコ
ンピュータで受信したテスト用データの応答遅れ時間と
を加算した総合的な応答遅れ時間に略相当するまで延長
し、これら両データが一致して設定した最小の読込み待
機時間だけ待機して、電子機器から送信された実際の転
送対象データを読込むので、電子機器から送信された転
送対象のデータを正確に読込むことができ、しかも必要
以上の余分な待機時間を設けないことから、データ転送
速度を接続用コードに応じて高速化することができる。
【0018】請求項2に係るデータ転送システムにおい
ては、電子機器のテストデータ送信手段は、データ転送
の開始時所定条件下に設定されるテストモードにおい
て、送信指令信号の受信毎に予め設定されたテスト用デ
ータを所定量ずつホストコンピュータに送信する。一
方、ホストコンピュータにおいては、待機時間設定手段
は、送信指令信号の送信タイミングから、送信されてき
たデータを読込むまでの読込み待機時間を、テストモー
ドにおいて変更可能に設定し、照合手段は、そのテスト
モードにおいて、送信指令信号の送信タイミングから待
機時間設定手段で設定された読込み待機時間だけ経過し
たときにテスト用データを読込み、このテスト用データ
と、テスト用データと同一の予め設定された照合用デー
タとを照合する。
【0019】このとき、ホストコンピュータと電子機器
とを接続した接続用コードに有する特有の浮遊静電容量
Cや抵抗RやインダクタンスLにより、電子機器で受信
した送信指令信号の波形や、ホストコンピュータで受信
したテスト用データの波形は、指数関数応答における応
答遅れが生じることになる。そして、転送速度設定手段
は、照合手段の照合結果を受け、両データが一致しない
とき、つまり送信指令信号の応答遅れ時間とテスト用デ
ータの応答遅れ時間とを加算した総合的な応答遅れ時間
が読込み待機時間よりも長いときには、待機時間設定手
段に読込み待機時間を所定微小時間だけ延長させる一
方、モード解除手段は、照合手段の照合結果を受けて、
その総合的な応答遅れ時間よりも長くなって、両データ
が一致したときにテストモードを解除する。その後、読
込み制御手段は、テストモード解除状態において、送信
指令信号の送信タイミングから待機時間設定手段で設定
された読込み待機時間だけ経過後に、送信されてきた転
送対象のデータを読込む。
【0020】このように、ホストコンピュータにおい
て、送信した送信指令信号の送信タイミングから、この
送信指令信号に応答して電子機器から送信されるテスト
用データを読込む読込み待機時間を、送信されるテスト
用データと照合用データとが一致するまで、つまり電子
機器で受信した送信指令信号の応答遅れ時間とホストコ
ンピュータで受信したテスト用データの応答遅れ時間と
を加算した総合的な応答遅れ時間に略相当するまで延長
し、これら両データが一致して設定した最小の読込み待
機時間だけ待機して、電子機器から送信された実際の転
送対象データを読込むので、その送信されたデータを正
確に読込むことができ、しかも必要以上の余分な待機時
間を設けないことから、データ転送速度を接続用コード
に応じて高速化することができる。
【0021】請求項3に係るデータ転送システムにおい
ては、請求項2と同様の作用を奏するが、前記送信指令
信号は、ホストコンピュータから送信されるホストビジ
ィー信号の立上がり信号及び立下がり信号なので、通常
のセントロニクス通信方式によるパラレルデータ通信す
る場合に、ホストビジィー信号の立上がりのタイミング
だけでなく、立下がりのタイミングにおいてもホストコ
ンピュータにデータ送信でき、データ転送の転送速度を
向上することができる。
【0022】請求項4に係るデータ転送システムにおい
ては、請求項2又は請求項3と同様の作用を奏するが、
前記ホストコンピュータにおいては、コード取り外し検
知手段は、電子機器をホストコンピュータに接続する接
続用コードが一時的に取り外されたことを検知し、転送
速度更新手段は、コード取り外し検知手段が接続用コー
ドが取り外されたことを検知したときには、テストモー
ドを設定し、テストデータ送信手段と待機時間設定手段
と照合手段と転送速度設定手段とを作動させるので、新
規に装着された接続用コードに応じた最適な読込み待機
時間を再設定することができる。
【0023】請求項5に係るデータ転送システムにおい
ては、電子機器の送信モード設定手段は、ホストコンピ
ュータからの送信指令信号を受け、この送信指令信号に
応答する応答信号を介してハンドシェイク方式でデータ
送信する第1送信モードと、送信指令信号に応答して且
つ前記応答信号を介さずにデータ送信する第2送信モー
ドとを択一的に設定し、テストデータ送信手段は、デー
タ転送の開始時所定条件下に設定されるテストモードに
おいて、送信モード設定手段に対して第2送信モードに
設定させるとともに、送信指令信号の受信毎に、予め設
定されたテスト用データを所定量ずつホストコンピュー
タに送信する。
【0024】一方、ホストコンピュータにおいては、読
込みモード設定手段は、第1送信モードに対応する第1
読込みモードと、第2送信モードに対応する第2読込み
モードとに択一的に設定し、待機時間設定手段は、第2
読込みモードにおいて送信指令信号のタイミングから送
信されてきたデータを読込むまでの読込み待機時間を、
テストモードにおいて変更可能に設定する。そして、照
合手段は、テストモードにおいて、送信指令信号のタイ
ミングから待機時間設定手段で設定された読込み待機時
間だけ経過したときに、電子機器からのテスト用データ
を読込み、このテスト用データと、このテスト用データ
と同一の予め設定された照合用データとを照合する。
【0025】このとき、ホストコンピュータと電子機器
とを接続した接続用コードに有する特有の浮遊静電容量
Cや抵抗RやインダクタンスLにより、電子機器で受信
した送信指令信号の波形や、ホストコンピュータで受信
したテスト用データの波形は、指数関数応答における応
答遅れが生じることになる。そして、転送速度設定手段
は、照合手段の照合結果を受け、両データが一致しない
とき、つまり送信指令信号の応答遅れ時間とテスト用デ
ータの応答遅れ時間とを加算した総合的な応答遅れ時間
が読込み待機時間よりも長いときには、待機時間設定手
段に読込み待機時間を所定微小時間だけ延長させる一
方、モード解除手段は、照合手段の照合結果を受けて、
その総合的な応答遅れ時間よりも長くなって、両データ
が一致したときにテストモードを解除する。
【0026】ところで、読込み制御手段は、そのテスト
モード解除状態において、電子機器から送信されるデー
タのデータ量が所定量以上のときには、電子機器の送信
モード設定手段に第2送信モードに切換えるように指令
するとともに、読込みモード設定手段に第2読込みモー
ドに切換えさせ、送信指令信号のタイミングから待機時
間設定手段で設定された読込み待機時間だけ経過後に送
信されてきたデータを読込む。
【0027】このように、ホストコンピュータにおい
て、送信した送信指令信号の送信タイミングから、この
送信指令信号に応答して電子機器から送信されるテスト
用データを読込む読込み待機時間を、送信されるテスト
用データと照合用データとが一致するまで、つまり電子
機器で受信した送信指令信号の応答遅れ時間とホストコ
ンピュータで受信したテスト用データの応答遅れ時間と
を加算した総合的な応答遅れ時間に略相当するまで延長
し、これら両データが一致して設定した最小の読込み待
機時間だけ待機して、電子機器から送信された所定量以
上のデータ量を有する実際の転送対象データを読込むの
で、その送信されたデータが、例えば、数メガバイト程
度の大容量データからなるグレースケールデータ(階調
データ)などの画像データであっても、そのデータを正
確に読込むことができ、しかもデータ転送速度を、接続
用コードの種類やデータ量に応じて高速化することがで
きる。
【0028】請求項6に係るデータ転送システムにおい
ては、前記電子機器に備えた送信モード設定手段と、テ
ストデータ送信手段とは、前記請求項5と同様に作用
し、またホストコンピュータに備えた読込みモード設定
手段と、待機時間設定手段と、照合手段と、モード解除
手段とは前記請求項5と略同様に作用するが、次の点で
異なる。
【0029】即ち、ホストコンピュータから送信した送
信指令信号に応答してテスト用データがホストコンピュ
ータに送信されるときに、ホストコンピュータと電子機
器とを接続する接続用コードの種類によっては、特に転
送速度が高速の場合に、テスト用データと送信指令信号
との相互間で何らかの干渉作用(クロストーク)が発生
する場合があり、その干渉作用が発生したときには、送
信指令信号が乱れて、送信指令信号でないタイミングで
データ送信が実行されたり、或いは乱れたデータが誤っ
て読込まれたりする可能性がある。
【0030】そこで、ホストコンピュータにおいて、読
込み制御手段は、テストモードの解除時に読込み待機時
間が所定時間未満のとき、つまりテスト用データと送信
指令信号との相互間で干渉作用が殆ど発生しないときに
は、電子機器のモード設定手段に第2送信モードに切換
えるように指令するとともに、読込みモード設定手段に
第2読込みモードに切換えさせ、送信指令信号のタイミ
ングから、待機時間設定手段で設定された読込み待機時
間だけ経過後に送信されてきたデータを読込む。一方、
切換え手段は、テストモードの解除時に読込み待機時間
が所定時間以上のとき、つまりテスト用データと送信指
令信号との相互間で何らかの干渉作用が発生して送信指
令信号やデータに乱れが生じるときには、電子機器の送
信モード設定手段に第1送信モードに切換えるように指
令するとともに、読込みモード設定手段に第1読込みモ
ードに切換えさせる。
【0031】このように、ホストコンピュータにおい
て、送信した送信指令信号の送信タイミングから、この
送信指令信号に応答して電子機器から送信されるテスト
用データを読込む読込み待機時間を、送信されるテスト
用データと照合用データとが一致するまで、つまり電子
機器で受信した送信指令信号の応答遅れ時間とホストコ
ンピュータで受信したテスト用データの応答遅れ時間と
を加算した総合的な応答遅れ時間に略相当するまで延長
し、これら両データが一致して設定した最小の読込み待
機時間が、所定時間未満のときで、テスト用データと送
信指令信号との相互間で干渉作用が殆ど発生しないとき
には、電子機器から送信された転送対象のデータを正確
に読込むことができ、しかもデータ転送速度を、接続用
コードの種類に応じて高速化することができるととも
に、これら両データが一致して設定した最小の読込み待
機時間が、所定時間以上のときで、テスト用データと送
信指令信号との相互間で干渉作用が発生するときには、
十分な読込み待機時間を設けることで転送速度が遅くな
るが、転送データの信頼性を高めることができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。本実施例は、図1に示すように、ホスト
コンピュータ10と、原稿の画像を読取る電子機器とし
てのイメージスキャナ30とを接続用コード2で接続し
た画像データ転送システム1に本発明を適用した場合の
ものである。
【0033】先ず、ホストコンピュータ10の制御系
は、基本的には図3のブロック図に示すように構成され
ている。制御装置17の入出力インターフェース22に
は、CRT方式のディスプレイ(CRTD)12に文字
や記号のデータを出力するCRTコントローラ(CRT
C)13と、フロッピィーディスクドライブ装置(FD
D)14を駆動制御する為のフロッピィーディスクコン
トローラ(FDC)15と、キーボード16などが接続
されている。
【0034】制御装置17は、基本的にCPU18と、
このCPU18に8bit のデータバスなどの制御バス2
3を介して接続された入出力インターフェース22と、
各種のデータ処理制御や、IEEE1284の通信用イ
ンターフェースに基づいて画像データをパラレル転送方
式で送受信処理する、本願特有の後述のメイン処理制御
の制御プログラムなどが格納されたROM19と、デー
タ処理に必要な各種のメモリを設けたRAM20と、デ
ータ転送をCPU18の介在なしに高速に行う為のDM
A(ダイレクト・メモリ・アクセス)コントローラ21
とから構成されている。また、その制御バス23には、
イメージスキャナ30との相互間において、IEEE1
284の通信用インターフェースに基づいて画像データ
をパラレル転送方式で送受信可能なセントロニクス通信
用ポートを有する送受信回路24が接続されている。そ
して、この送受信回路24には、セントロニクス用コネ
クタ11が接続され、このコネクタ11には、接続用コ
ード2を介してイメージスキャナ30が接続されてい
る。
【0035】一方、イメージスキャナ30は、図2に示
すように、複数枚の原稿を積載して載置可能な原稿台3
2が設けられ、本体フレーム31の内部には、その原稿
台32に積載された複数枚の原稿のうち、下側の原稿か
ら1枚ずつ取り出して、所定の搬送経路を経て排紙する
為の原稿搬送機構(図示略)が設けられ、その搬送経路
の途中部には、原稿の画像を読取る為に、多数のセンサ
を列設したCCD(電荷結合素子)からなる読取りセン
サ40(図4参照)が設けられている。更に、本体フレ
ーム31には、電源スイッチ34が設けられ、本体フレ
ーム31の上面には、操作パネル33が設けられ、その
操作パネル33には、複写指令スイッチなどの操作スイ
ッチが設けられている。
【0036】次に、イメージスキャナ30の制御系は、
図4のブロック図に示すように構成されている。制御装
置50の入出力インターフェース55には、操作パネル
33の各スイッチと、読取りセンサ40から出力され、
2値化回路41で2値化(デジタルデータ)されたシリ
アルの画像データをパラレルの画像データに変換するS
/P変換器42、原稿搬送機構を駆動する原稿送りモー
タ43の為の駆動回路44、その他には図示しないが、
原稿を読取る為の光源、カバーオープン検出用スイッチ
などが接続されている。
【0037】制御装置50は、基本的に、CPU51
と、このCPU51にデータバスなどの制御バス56を
介して接続された入出力インターフェース55と、RO
M52と、RAM53と、データ転送をCPU51の介
在なしに高速に行う為のDMAコントローラ54とから
構成されている。また、その制御バス56には、ホスト
コンピュータ10との相互間において、IEEE128
4の通信用インターフェースに基づいて画像データをパ
ラレル転送方式で送受信可能なセントロニクス通信用ポ
ートを有する送受信回路57が接続されている。そし
て、この送受信回路57には、セントロニクス用コネク
タ35が接続され、このコネクタ35には、接続用コー
ド2を介してホストコンピュータ10が接続されてい
る。
【0038】前記ROM52には、原稿搬送機構を駆動
する駆動制御プログラムや、IEEE1284の通信用
インターフェースに基づいて画像データをパラレル転送
方式で送信する、本願特有の後述の画像データ送信制御
の制御プログラムなどが格納されるとともに、そのテス
トデータメモリ52aには、図5に示すように、「255
」、「0」、「254 」、「1」、「253 」、「2」、
・・・・「1」、「254」、「0」、「255 」、「255
」、「0」、「255 」、「0」、・・・・「255」、
「0」からなる複数のテスト数字を組み合わせたテスト
用データが格納されている。
【0039】ここで、これらテスト数字の配列により、
データバスに入力される8bit データの各ビットデータ
D0〜D7が、1バイト毎に「1」と「0」とに極力変
化するように構成されており、転送速度が高速の場合
に、接続用コード2において、テスト用データとホスト
ビジィー信号H.Busyとの相互間で発生する干渉作用(ク
ロストーク)を検査しえるようにっている。前記RAM
53には、画像データメモリなど、画像データの読取り
に必要な各種のメモリが割り当てられている。
【0040】ここで、前述したIEEE1284の通信
用インターフェースに基づいて、パラレルの1バイト毎
の画像データを接続用コード2を介して、イメージスキ
ャナ30からホストコンピュータ10に送信するときに
用いられる制御信号について簡単に説明する。ホストコ
ンピュータ10からイメージスキャナ30へ出力される
制御信号として、アクティブ信号ACT 、ホストクロック
信号H.CLK 、ホストビジィー信号H.Busyなどが用いら
れ、アクティブ信号ACT は、IEEE1284の通信用
インターフェースを作動させ且つデータバスによるデー
タの転送方向を設定し、ホストクロック信号H.CLK は、
コマンドデータ転送のタイミングを指示し、またホスト
ビジィー信号H.Busyは、データ転送のタイミングを指示
するものである。
【0041】一方、イメージスキャナ30からホストコ
ンピュータ10へ出力される制御信号として、プリンタ
クロック信号P.CLK 、プリンタビジィー信号P.Busy、デ
ータアベイル信号DAV 、セレクト(Xフラグ)信号XFLG
などが用いられ、プリンタクロック信号P.CLK は、デー
タ転送のタイミングを指示し、プリンタビジィー信号P.
Busyは、イメージスキャナ30のビジィー状態を指示
し、データアベイル信号DAV は、転送データが存在する
ことを指示するものである。
【0042】ここで、通常、イメージスキャナ30とホ
ストコンピュータ10との間でデータ転送が行われてい
ないときには、これらプリンタビジィー信号P.Busyとセ
レクト信号XFLGとが共に「H」レベルになることはない
が、接続用コード2が、イメージスキャナ30側におい
て、或いはホストコンピュータ10側において取り外さ
れたときには、これら両制御信号が共に「H」レベルに
なる。
【0043】ところで、本実施例のデータ転送システム
1においては、イメージスキャナ30で読込んだ原稿の
画像データが、ホストコンピュータ30から出力される
ホストビジィー信号H.Busyの立下がり信号(これが送信
指令信号に相当する)のタイミング毎に、この立下がり
信号に応答するプリンタクロック信号P.CLK を介してハ
ンドシェイク方式で、1バイト単位でホストコンピュー
タ30に送信されるときには、従来と同様の転送速度が
遅い通常転送モードNTが設定され、またイメージスキ
ャナ30で読込んだ画像データが、ホストコンピュータ
30から出力されるホストビジィー信号H.Busyの立下が
り信号及び立上がり信号(これも送信指令信号に相当す
る)のタイミング毎に、プリンタクロック信号P.CLK を
介さずに、1バイト単位でホストコンピュータ30に送
信されるときには、高速転送モードHTが設定される。
【0044】そして、イメージスキャナ30において、
その通常転送モードNTが設定されたときには、送信速
度が遅い通常送信モードNS(第1送信モードに相当す
る)が設定され、また高速転送モードHTが設定された
ときには、高速送信モードHS(第2送信モードに相当
する)が設定され。一方、ホストコンピュータ10にお
いて、その通常転送モードNTが設定されたときには、
読込み速度が遅い通常読込みモードNY(第1送信モー
ドに対応する第1読込みモードに相当する)が設定さ
れ、また高速転送モードHTが設定されたときには、高
速読込みモードHY(第2送信モードに対応する第2読
込みモードに相当する)が設定される。
【0045】次に、ホストコンピュータ10の制御装置
17で行われるメイン処理制御のルーチン(図6〜図
9)と、イメージスキャナ30の制御装置50で行われ
る画像データ転送制御のルーチン(図10)について、
データ転送方法を含めて説明する。尚、図中符号Si
(i=10、11、12・・・)は各ステップである。
【0046】ホストコンピュータ10に電源が投入され
ると、図6に示すメイン処理制御が開始され、テスト用
データを受信する為にテストモードフラグTFに「1」
がセットされてテストモードが設定され、更に転送モー
ドTMとして高速転送モードHTがセットされる(S1
0)。次に、読込み待機時間設定処理制御(図7参照)
が実行される(S11)。この制御が開始されると、先ず
待機時間カウンタWTに初期値「0」がセットされ(S
30)、イメージスキャナ30に、高速の転送モードデー
タHTと、テスト用データ送信コマンドとが送信される
(S31)。そして、高速データ受信処理制御(図8参
照)が実行される(S32)。
【0047】この制御が開始されると、先ず「H」レベ
ルのアクティブ信号ACT が出力され(S60)、更にイメ
ージスキャナ30からのデータアベイル信号DAV が読込
まれ(S61)、データアベイル信号DAV が「L」レベル
であって送信データが存在するときには(S62:Yes
)、S63以降が実行されて、イメージスキャナ30か
ら送信されてくるテスト用データが受信される。ところ
で、イメージスキャナ30においては、図10に示すよ
うに、電源が投入されて画像データ送信制御が開始さ
れ、先ずアイドル状態において、転送モードデータTM
を受信したか否か(S100 )、テスト用データ送信コマ
ンドを受信したか否か(S101 )、画像データ送信コマ
ンドを受信したか否か(S102 )、を順次繰り返して判
定されている。
【0048】そして、そのアイドル状態において、転送
モードデータTMを受信したときに(S100 :Yes )、
高速転送モードHTのデータのときには(S109 :Yes
)、送信モードSMとして高速送信モードHSが設定
される(S110 )。また、通常転送モードNTのデータ
のときには(S109 :No)、送信モードSMとして通常
送信モードNSが設定される(S111 )。次に、テスト
用データ送信コマンドを受信したときには(S101 :Ye
s )、DMAコントローラ54に、テストデータメモリ
52aに格納されているテスト用データの先頭アドレス
がセットされ(S112 )、データアベイル信号DAV を
「L」レベルに切換えて、先ずテスト用データのヘッダ
ー情報が送信され(S113 )、次にDMAコントローラ
54に対して、データ送信を指令しておき(S114 )、
送信データが終了したときには、S100 に戻る。
【0049】一方、図8の高速データ受信処理制御にお
いて、データ送信が開始されると(S62:Yes )、先ず
送信されてくるヘッダー情報が受信され(S63)、その
ヘッダー情報に基づいてデータ量が演算で求められる
(S64)。次に、プリンタビジィー信号P.Busyが「H」
レベルに切換えられて、イメージスキャナ30において
テスト用データ送信準備が完了したときには(S65:Ye
s )、先ず「H」レベルであったホストビジィー信号H.
Busyを「L」レベルに切換えることによりイメージスキ
ャナ30に対してデータ送信を指令する(S66)。そし
て、その「L」レベルへの立下げのタイミングから待機
時間カウント値WTに対応する読込み待機時間tだけ待
機され(S67)、その読込み待機時間tが経過した後に
送信されてくるデータが読込まれてRAM20内のデー
タメモリに格納され(S68)、受信データがまだ存在す
るときには(S69:Yes )、S66〜S69が繰り返して実
行される
【0050】ここで、前記接続用コード2に有する特有
の浮遊静電容量Cや抵抗RやインダクタンスLは、その
接続用コード2の長さや通信線の太さに応じて、或いは
リボン型や同軸型などの接続コードの種類に応じて、更
に接続用コード2の設置条件によっても微妙に異なるこ
とから時定数が異なって、イメージスキャナ30で受信
するホストビジィー信号H.Busyの立下がりや立上がりで
示される各送信指令信号の波形、或いはホストコンピュ
ータ10で受信する画像データの立下がり時や立上がり
時の波形は、指数関数応答における応答遅れが生じて、
波形が鈍ることになる。
【0051】即ち、図11に示すように、タイミングT
0のときにホストコンピュータ10からのホストビジィ
ー信号H.Busyが立下がり、その立下がったホストビジィ
ー信号H.Busyが接続用コード2を介して送信指令信号と
してイメージスキャナ30で受信されたときには、上述
したような応答遅れが生じることから、タイミングT1
の時点で所定のしきい値p1に基づいて「L」レベルと
判定される。そして、イメージスキャナ30がそのタイ
ミングT1において、準備した「H」レベルの画像デー
タD1を送信したとき、ホストコンピュータ10は、接
続コード2を通じて送信された上記画像データD1が所
定のしきい値p2に基づいて「H」レベルであること
を、上述した応答遅れが生じたタイミングT2において
判定することができる。
【0052】換言すれば、ホストコンピュータ10がホ
ストビジィー信号H.Busyを切換えたタイミングT0か
ら、送信されてくるデータのレベルを確実に判定し得る
タイミングT2までの読込み待機時間tだけ待機して読
込んだデータは正確であるが、その読込み待機時間t以
内に読込んだデータは不正確になっている。そして、全
てのデータの受信完了時には(S69:No)、アクティブ
信号ACT を「L」レベルに切換えたり、データの転送方
向を切換えるなどの各種の受信終了処理が実行され(S
70)、この制御を終了して、待機時間設定処理制御のS
33にリターンする。
【0053】次に、その読込み待機時間設定処理制御に
おいて、回数カウンタの回数カウント値CTに初期値
「256」がセットされ(S33)、データメモリに格納
されたテスト用データのうち、先頭の数値データTDが
読出され(S34)、数値データTDに「1」を加算した
値が回数カウント値CTに等しくないとき、つまり読込
み待機時間t以内に読込んだデータが不正確になってい
るとききには(S35:No)、待機時間カウント値WTが
「1」だけインクリメントされ(S48)、その待機時間
カウント値WTが最大値MAX よりも小さいときには(S
49:No)、S31以降が繰り返して実行される。
【0054】更に、数値データTDに「1」を加算した
値が回数カウント値CTに等しいときであっても(S3
5:Yes )、次に読出した数値データTDが、数値「2
56」から回数カウント値CTを減算した値に等しくな
いときには(S37:No)、同様にS48,S49を経てS31
以降が実行される。そして、読出した数値データTD
が、数値「256」から回数カウント値CTを減算した
値に等しいときには(S37:Yes )、回数カウント値C
Tが「1」だけデクリメントされ(S38)、その回数カ
ウント値CTが「0」でないときには(S39:No)、S
34〜S39が繰り返して実行される。
【0055】そして、回数カウント値CTが「0」にな
ったときには(S39:Yes )、回数カウント値CTとし
て、再度「256」がセットされ(S40)、以下同様に
して、「255」と「0」とを繰り返して送信されたテ
スト数字について、その読出した数値データTDに基づ
いて信頼性が検査される(S41〜S46)。そして、読出
した数値データTDが数値「255」に等しくないとき
(S42:No)、また読出した数値データTDが数値
「0」に等しくないときには(S44:No)、同様にS4
8,S49を経てS31以降が実行される。即ち、これらS3
3〜S46が照合手段に相当する。
【0056】そして、最終的に、回数カウント値CTが
「0」になったときには(S46:Yes )、待機時間カウ
ント値WTが「1」だけインクリメントされて(S4
7)、この制御を終了して、メイン処理制御のS13にリ
ターンする。即ち、この制御を終了するときには、ホス
トビジィー信号H.Busyを切換えた送信指令タイミングT
0から、送信されてくるデータのレベルを確実に判定し
得るタイミングT2までの最小の読込み待機時間tだけ
待機して読込めるように、待機時間カウント値WTがセ
ットされている。
【0057】ところで、待機時間カウント値WTをイン
クリメントしたときに(S48)、その待機時間カウント
値WTが最大値MAX 以上のときには(S49:Yes )、接
続用コード2において、テスト用データとホストビジィ
ー信号H.Busyとの相互間で、何らかの干渉作用(クロス
トーク)が発生していることになり、待機時間カウント
値WTに対応する読込み待機時間tが、約40μs以上
となる。即ち、この場合、高速転送モードHTで画像を
転送すると画像データの信頼性が劣る。よって、通常転
送モードNTに変更して送信することで、画像データの
信頼性を高めることができるので、転送モードTMとし
て通常転送モードNTがセットされ(S50)、前記S13
にリターンする。
【0058】次に、メイン処理制御において、テストモ
ードフラグTFに「1」がセットされてテストモードが
解除され(S12)、所定の制御信号、例えば、プリンタ
ビジィー信号P.Busyとセレクト信号XFLGとのレベルが夫
々読込まれる(S13)。そして、これら両制御信号が共
に「H」レベルでないとき、つまり接続用コード2が、
ホストコンピュータ10側、或いはイメージスキャナ3
0側で取り外されていないときには(S14:Yes )、S
20に移行する。しかし、これら両制御信号が共に「H」
レベルになっていて、接続用コード2が取り外されてい
るときには(S14:No)、その取り外された接続用コー
ド2が取り付けられるまで、S15,S16が繰り返して実
行される。そして、接続用コード2が取り付けられたと
きにはS16:Yes )、テストモードフラグTFがセット
され(S17)、前述した読込み待機時間設定処理制御が
図7に示すフローチャートに基づいて再度実行されて、
新規の読込み待機時間tが設定され(S18)、その後テ
ストモードフラグTFがリセットされる(S19)。
【0059】ところで、キーボード16上のキーが操作
されたときに(S20:Yes )、読込み待機時間設定キー
が操作されたときには(S21)、前述したように、テス
トモードフラグTFがセットされ(S22)、前述した読
込み待機時間設定処理制御が図7に示すフローチャート
に基づいて再度実行されて、新規の読込み待機時間tが
設定され(S23)、その後テストモードフラグTFがリ
セットされ(S24)、S13に戻る。一方、画像読取りキ
ーが操作されたときには(S21)、転送モードによるデ
ータ受信処理制御(図9参照)が実行される(S25)。
【0060】この制御が開始されたときに、転送モード
TMとして通常転送モードNTが設定されているとき
(S80:No)、また高速転送モードHTが設定されてい
るときであっても(S80:Yes )、ホストコンピュータ
10で設定した、読取り用紙サイズが所定サイズ、例え
ば、B6版よりも小さいときであって(S81:No)、更
に画像データの種類がグレースケールモード(階調モー
ド)でないときには(S82:No)、画像データのデータ
量が多くないことから、夫々S92以降により、よりデー
タの信頼性が高い通常転送モードNTで画像データの転
送処理が実行される。しかし、転送モードTMとして高
速転送モードHTが設定されており(S80:Yes )、且
つ所定の用紙サイズ以上であるとき(S81:Yes )、或
いはグレースケールモードのときには(S82:Yes )、
画像データのデータ量が多いことから、夫々S83以降に
より、高速転送モードHTで画像データの転送処理が実
行される。
【0061】次に、S83以降の高速転送モードHTによ
る画像データの転送について説明すると、先ずイメージ
スキャナ30に、高速転送モードデータHTと、画像デ
ータ送信コマンドとが送信され(S83)、読込みモード
YMとして、高速読込みモードHYが設定され(S8
4)、前述した高速データ受信処理制御が実行される
(S85)。一方、図10に示すイメージスキャナ30に
おける画像データ送信制御では、S83にてホストコンピ
ュータ10より送信される高速転送モードデータHTの
受信により(S100 )、高速送信モードHSがセットさ
れ(S109 :Yes 、S110)、更に画像データ送信コマ
ンドを受信して(S102 :Yes )、S103 以降の画像デ
ータ送信が実行される。
【0062】即ち、読取りセンサ40からの1ライン分
の画像データにヘッダー情報を付加した画像転送データ
が作成され(S103 )、送信モードSMとして高速送信
モードHSのときには(S104 :Yes )、DMAコント
ローラ54に、画像データが格納されている先頭アドレ
スがセットされ(S105 )、データアベイル信号DAVを
「L」レベルに切換えて、先ずヘッダー情報が送信され
(S106 )、次にDMAコントローラ54に対して、デ
ータ送信を指令しておき(S107 )、1頁分の画像デー
タの送信が終了しないときには(S108 :No)、S103
〜S108 が繰り返されて、複数行分の画像データ送信が
実行され、1頁分の画像データの送信が終了したときに
は(S108 :Yes )、S100 に戻る。
【0063】そして、データ受信処理制御において、高
速データ受信処理制御により1ライン分の画像データ受
信が実行されたときに(S85)、受信したヘッダー情報
が正常なときに(S86:Yes )、1頁分の画像データ受
信が終了していないときには(S87:No)、S85〜S87
が繰り返され、1頁分の画像データ受信が終了したとき
には(S87:Yes )、この制御を終了してメイン処理制
御のS13にリターンする。ところで、受信したヘッダー
情報が正常でないときには(S86:No)、受信した画像
データの全てがクリアされ(S88)、S89〜S91により
再度読込み待機時間設定処理制御が実行され、新規の読
込み待機時間tが設定され、S80以降により再度画像デ
ータの送信処理が実行される。
【0064】次に、S92以降の通常転送モードNTによ
る画像データの転送について説明すると、先ずイメージ
スキャナ30に、通常転送モードデータNTと、画像デ
ータ送信コマンドとが送信され(S92)、読込みモード
YMとして、通常読込みモードNYが設定され(S9
3)、ホストコンピュータ30から出力するホストビジ
ィー信号H.Busyの立下がり信号のタイミング毎に、この
立下がり信号に応答するプリンタクロック信号P.CLK を
介してハンドシェイク方式で、1バイト単位で送信され
てくる画像データを受信するデータ受信処理制御が実行
される(S94)。
【0065】このとき、図10に示すイメージスキャナ
30における画像データ送信制御では、上記S92にてホ
ストコンピュータ10より送信される通常転送モードデ
ータNTの受信により(S100 )、通常送信モードNS
がセットされ(S109 :No、S111 )、更に画像データ
送信コマンドを受信して(S102 :Yes )、S103 を実
行後、S104 でNoと判定されて、ホストビジィー信号H.
Busyの立下がり信号のタイミング毎に、この立下がり信
号に応答するプリンタクロック信号P.CLK を介してハン
ドシェイク方式で、1バイト単位で画像データを送信す
る通常送信モードNSによる画像データ送信処理制御が
実行され(S115 )、1頁分の画像データの送信が終了
しないときには(S108 :No)、S103 〜S104 ,S11
5 が繰り返されて、複数行分の画像データ送信が実行さ
れ、1頁分の画像データの送信が終了したときには(S
108 :Yes )、S100 に戻る。
【0066】そして、送信された1頁分の画像データの
受信が完了したときには(S94)、この制御を終了し
て、前記S13にリターンする。更に、メイン処理制御に
おいて、読込み待機キーや画像読取りキー以外の、例え
ば、ファイルセーブキーなどのキーが操作されたときに
は、その操作されたキーに対応する処理が実行され(S
26)、S13に戻る。
【0067】次に、テスト用データを転送して読込み待
機時間を設定する制御及びデータ転送制御の作用につい
て説明する。ホストコンピュータ10において、ホスト
コンピュータ10が出力するホストビジィー信号H.Busy
の立下がり及び立上がりに対応する送信指令のタイミン
グから、このホストビジィー信号H.Busyの立下がり及び
立上がりに応答してイメージスキャナ30から送信され
るテスト用データを読込むまでの読込み待機時間tを、
送信されるテスト用データが正確なデータとして読込ま
れるまで、つまりイメージスキャナ30で受信したホス
トビジィー信号H.Busyの立下がりまたは立上がりの応答
遅れ時間とホストコンピュータ10で受信したテスト用
データの応答遅れ時間とを加算した総合的な応答遅れ時
間に略相当するまで延長し、受信したテスト用データが
正確に読込まれたときを読込み待機時間tと設定するの
である。そして、高速転送モードHTにおいては、ホス
トコンピュータ10はホストビジィー信号H.Busyを立ち
上げあるいは立ち下げてから、設定された読込み待機時
間tだけ経過した後にイメージスキャナ30から送信さ
れた実際の画像データを読込むので、イメージスキャナ
30から送信された画像データを正確に且つ高速に読込
むことができる。
【0068】このように、画像データの転送に先立っ
て、ホストビジィー信号H.Busyの立下がり信号及び立上
がり信号の送信指令のタイミングから、テスト用データ
を読込む読込み待機時間tを、送信されるテスト用デー
タが正確なデータとして読込まれるまで延長し、受信し
たテスト用データが正確に読込まれたときに設定された
最小の読込み待機時間tだけ待機して、高速転送モード
HTにおいて、イメージスキャナ30から送信された実
際の画像データを読込むので、イメージスキャナ30か
ら送信された画像データを正確に読込むことができ、し
かも、必要以上の余分な待機時間を設けないことから、
画像データの転送速度を、接続用コード2に応じて高速
化することができる。
【0069】また、プリンタビジィー信号P.Busyやセレ
クト信号XFLGなどの所定の制御信号を常に検知するよう
にし、接続用コード2が、ホストコンピュータ10側、
或いはイメージスキャナ30側で取り外されたときに
は、読込み待機時間設定処理制御が再度実行されるの
で、取り付けられた接続用コード2に相応しい読込み待
機時間tを再設定設することができる。更に、転送する
原稿の画像データが、グレースケールデータやカラーデ
ータであり、転送データ量が多いときには、高速転送モ
ードHTで画像データの転送処理が実行されるので、転
送された画像データを正確に読込むことができ、しかも
データ転送速度を、接続用コード2やデータ量に応じて
高速化することができる。
【0070】加えて、読込み待機時間設定処理制御によ
り求めた最小の読込み待機時間tが、最大値MAX 未満の
ときで、テスト用データとホストビジィー信号H.Busyの
立下がり及び立上がりとの相互間で干渉作用が殆ど発生
しないときには、イメージスキャナ30から送信された
画像データを正確に読込むことができ、しかもデータ転
送速度を、接続用コード2の種類に応じて高速化するこ
とができる。一方、最小の読込み待機時間tが、最大値
MAX 以上のときで、テスト用データとホストビジィー信
号H.Busyの立下がり及び立上がりとの相互間で何らかの
干渉作用が発生するときには、通常転送モードNTを設
定して、十分な読込み待機時間tを設けることで転送速
度が遅くなるが、転送データの信頼性を高めることがで
きる。
【0071】尚、ホストコンピュータ10のROM19
に、テスト用データと同一の照合用データを予め格納し
ておき、受信したテスト用データと照合用データとを照
合するように構成したり、接続用コード2の取り外し
を、プリンタビジィー信号P.Busyやセレクト信号XFLG以
外の各種制御信号に基づいて検出するように構成した
り、テスト用データとして、テスト数値の組み合わせだ
けに限らず、記号のデータやコマンドデータで構成する
など、前記実施例に関し、既存の技術や当業者に自明の
技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。
【0072】
【発明の効果】請求項1に係るデータ転送方法によれ
ば、第1,第2,第3,第4及び第5ステップを設け、
ホストコンピュータにおいて、送信した送信指令信号の
送信タイミングから、この送信指令信号に応答して電子
機器から送信されるテスト用データを読込む読込み待機
時間を、送信されるテスト用データと照合用データとが
一致するまで、つまり電子機器で受信した送信指令信号
の応答遅れ時間とホストコンピュータで受信したテスト
用データの応答遅れ時間とを加算した総合的な応答遅れ
時間に略相当するまで延長し、これら両データが一致し
て設定した最小の読込み待機時間だけ待機して、電子機
器から送信された転送対象データを読込むので、その送
信された転送対象のデータを正確に読込むことができ、
しかも必要以上の余分な待機時間を設けないことから、
データ転送速度を接続用コードに応じて高速化すること
ができる。
【0073】請求項2に係るデータ転送システムによれ
ば、ホストコンピュータと電子機器とを備えたデータ転
送システムにおいて、電子機器にテストデータ送信手段
を設け、ホストコンピュータに待機時間設定手段と、照
合手段と、転送速度設定手段と、モード解除手段と、読
込み制御手段とを設け、ホストコンピュータにおいて、
送信した送信指令信号の送信タイミングから、この送信
指令信号に応答して電子機器から送信されるテスト用デ
ータを読込む読込み待機時間を、送信されるテスト用デ
ータと照合用データとが一致するまで、つまり電子機器
で受信した送信指令信号の応答遅れ時間とホストコンピ
ュータで受信したテスト用データの応答遅れ時間とを加
算した総合的な応答遅れ時間に略相当するまで延長し、
これら両データが一致して設定した最小の読込み待機時
間だけ待機して、電子機器から送信された転送対象のデ
ータを読込むので、その送信されたデータを正確に読込
むことができ、しかも必要以上の余分な待機時間を設け
ないことから、データ転送速度を接続用コードに応じて
高速化することができる。
【0074】請求項3に係るデータ転送システムによれ
ば、請求項2と同様の効果を奏するが、前記送信指令信
号は、ホストコンピュータから送信されるホストビジィ
ー信号の立上がり信号及び立下がり信号なので、通常の
セントロニクス形式のインターフェースを介してパラレ
ルデータ通信する場合に、ホストビジィー信号の立上が
りのタイミングだけでなく立下がりのタイミングにおい
ても、電子機器よりホストコンピュータに対してデータ
送信できるので、データ転送の転送速度を向上すること
ができる。
【0075】請求項4に係るデータ転送システムによれ
ば、請求項2又は請求項3と同様の効果を奏するが、前
記ホストコンピュータにコード取り外し検知手段と、転
送速度更新手段とを設け、接続用コードが取り外された
ときには、テストモードを設定し、テストデータ送信手
段と待機時間設定手段と照合手段と転送速度設定手段と
を作動させるので、新規に装着された接続用コードに応
じた最適な読込み待機時間を再設定することができる。
【0076】請求項5に係るデータ転送システムによれ
ば、ホストコンピュータと電子機器とを備えたデータ転
送システムにおいて、電子機器に送信モード設定手段
と、テストデータ送信手段とを設け、ホストコンピュー
タに読込みモード設定手段と、待機時間設定手段と、照
合手段と、転送速度設定手段と、モード解除手段と、読
込み制御手段とを設け、ホストコンピュータにおいて、
送信した送信指令信号の送信タイミングから、この送信
指令信号に応答して電子機器から送信されるテスト用デ
ータを読込む読込み待機時間を、送信されるテスト用デ
ータと照合用データとが一致するまで、つまり電子機器
で受信した送信指令信号の応答遅れ時間とホストコンピ
ュータで受信したテスト用データの応答遅れ時間とを加
算した総合的な応答遅れ時間に略相当するまで延長し、
これら両データが一致して設定した最小の読込み待機時
間だけ待機して、電子機器から送信された所定量以上の
データ量を有する転送対象データを読込むので、その送
信されたデータが、例えば、数メガバイト程度の大容量
データからなるグレースケールデータ(階調データ)な
どの画像データであっても、データを正確に読込むこと
ができ、しかもデータ転送速度を、接続用コードやデー
タ量に応じて高速化することができる。
【0077】請求項6に係るデータ転送システムによれ
ば、ホストコンピュータと電子機器とを備えたデータ転
送システムにおいて、電子機器に送信モード設定手段
と、テストデータ送信手段とを設け、ホストコンピュー
タに読込みモード設定手段と、待機時間設定手段と、照
合手段と、転送速度設定手段と、モード解除手段と、読
込み制御手段と、切換え手段とを設け、ホストコンピュ
ータにおいて、送信した送信指令信号の送信タイミング
から、この送信指令信号に応答して電子機器から送信さ
れるテスト用データを読込む読込み待機時間を、送信さ
れるテスト用データと照合用データとが一致するまで、
つまり電子機器で受信した送信指令信号の応答遅れ時間
とホストコンピュータで受信したテスト用データの応答
遅れ時間とを加算した総合的な応答遅れ時間に略相当す
るまで延長し、これら両データが一致して設定した最小
の読込み待機時間が、所定時間未満のときで、テスト用
データと送信指令信号との相互間で干渉作用が殆ど発生
しないときには、電子機器から送信された転送対象のデ
ータを正確に読込むことができ、しかもデータ転送速度
を、接続用コードの種類に応じて高速化することができ
るとともに、これら両データが一致して設定した最小の
読込み待機時間が、所定時間以上のときで、テスト用デ
ータと送信指令信号との相互間で干渉作用が発生すると
きには、十分な読込み待機時間を設けることで転送速度
が遅くなるが、転送データの信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る、ホストコンピュータと
イメージスキャナとからなるデータ転送システムの構成
図である。
【図2】本発明の実施例に係るイメージスキャナの斜視
図である。
【図3】ホストコンピュータの制御系のブロック図であ
る。
【図4】イメージスキャナの制御系のブロック図であ
る。
【図5】テストデータメモリのデータ構成を説明する説
明図である。
【図6】メイン処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図7】読込み待機時間設定処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図8】高速データ受信処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図9】転送モードによるデータ受信処理制御のルーチ
ンのフローチャートである。
【図10】画像データ送信制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図11】接続用コードを介して転送される各種信号の
タイムチャートである。
【図12】従来技術に係る図11相当図である。
【符号の説明】
1 データ転送システム 2 接続用コード 10 ホストコンピュータ 17 制御装置 18 CPU 19 ROM 20 RAM 30 イメージスキャナ 50 制御装置 51 CPU 52 ROM 52a テストデータメモリ 53 RAM

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器からホストコンピュータに対し
    て転送対象のデータを転送するデータ転送方法におい
    て、 データ転送の開始時所定条件下に設定されるテストモー
    ドにおいて、電子機器に予め設定した所定のテスト用デ
    ータを、ホストコンピュータからの送信指令信号に同期
    してホストコンピュータに所定量ずつ送信する第1ステ
    ップと、 ホストコンピュータにおいて、送信指令信号の送信タイ
    ミングから読込み待機時間経過後に、送信されてきたテ
    スト用データを読込み、その読込んだテスト用データ
    と、テスト用データと同一の予め設定された照合用デー
    タとを照合する第2ステップと、 前記照合の結果、両データが一致しないときには、前記
    読込み待機時間を所定微小時間だけ延長する第3ステッ
    プと、 前記照合の結果、両データが一致するまで、第1,第
    2,第3ステップを繰り返えして最小の読込み待機時間
    を設定するとともにテストモードを解除する第4ステッ
    プと、 テストモード解除状態において、ホストコンピュータに
    おいて送信指令信号の送信タイミングから前記最小の読
    込み待機時間経過する毎に、電子機器からの転送対象の
    データを読込む第5ステップと、 を備えたことを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 送信指令信号を送信し、この信号に応答
    して送信されてくるデータを受信可能なホストコンピュ
    ータと、このホストコンピュータに接続され、送信指令
    信号に応答して転送対象のデータを所定量ずつホストコ
    ンピュータに送信する電子機器とを備えたデータ転送シ
    ステムにおいて、 前記電子機器は、データ転送の開始時所定条件下に設定
    されるテストモードにおいて、送信指令信号の受信毎に
    予め設定されたテスト用データを所定量ずつホストコン
    ピュータに送信するテストデータ送信手段を備え、 前記ホストコンピュータは、 前記送信指令信号の送信タイミングから、送信されてき
    たデータを読込むまでの読込み待機時間を、テストモー
    ドにおいて変更可能に設定する待機時間設定手段と、 前記テストモードにおいて、送信指令信号の送信タイミ
    ングから待機時間設定手段で設定された読込み待機時間
    だけ経過したときにテスト用データを読込み、このテス
    ト用データと、テスト用データと同一の予め設定された
    照合用データとを照合する照合手段と、 前記照合手段の照合結果を受け、両データが一致しない
    ときには、待機時間設定手段に読込み待機時間を所定微
    小時間だけ延長させる転送速度設定手段と、 前記照合手段の照合結果を受けて、両データが一致した
    ときにテストモードを解除するモード解除手段と、 前記テストモード解除状態において、送信指令信号の送
    信タイミングから待機時間設定手段で設定された読込み
    待機時間だけ経過後に送信されてきた転送対象のデータ
    を読込む読込み制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ転送システム。
  3. 【請求項3】 前記送信指令信号は、ホストコンピュー
    タから送信されるホストビジィー信号の立上がり信号及
    び立下がり信号であることを特徴とする請求項2に記載
    のデータ転送システム。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータは、更に、 前記電子機器をホストコンピュータに接続する接続用コ
    ードが一時的に取り外されたことを検知するコード取り
    外し検知手段と、 前記コード取り外し検知手段が接続用コードが取り外さ
    れたことを検知したときには、テストモードを設定し、
    テストデータ送信手段と待機時間設定手段と照合手段と
    転送速度設定手段とを作動させる転送速度更新手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載
    のデータ転送システム。
  5. 【請求項5】 送信指令信号を送信し、この信号に応答
    して送信されてくるデータを受信可能なホストコンピュ
    ータと、送信指令信号に応答して転送対象のデータをホ
    ストコンピュータに送信する電子機器とを備えたデータ
    転送システムにおいて、 前記電子機器は、 ホストコンピュータからの送信指令信号を受け、この送
    信指令信号に応答する応答信号を介してハンドシェイク
    方式でデータ送信する第1送信モードと、送信指令信号
    に応答して且つ前記応答信号を介さずにデータ送信する
    第2送信モードとを択一的に設定する送信モード設定手
    段と、 データ転送の開始時所定条件下に設定されるテストモー
    ドにおいて、送信モード設定手段に対して第2送信モー
    ドに設定させるとともに、送信指令信号の受信毎に、予
    め設定されたテスト用データを所定量ずつホストコンピ
    ュータに送信するテストデータ送信手段とを備え、 前記ホストコンピュータは、 前記第1送信モードに対応する第1読込みモードと、第
    2送信モードに対応する第2読込みモードとに択一的に
    設定する読込みモード設定手段と、 前記第2読込みモードにおいて送信指令信号のタイミン
    グから、送信されてきたデータを読込むまでの読込み待
    機時間を、テストモードにおいて変更可能に設定する待
    機時間設定手段と、 前記テストモードにおいて、送信指令信号のタイミング
    から待機時間設定手段で設定された読込み待機時間だけ
    経過したときに、電子機器からのテスト用データを読込
    み、このテスト用データと、このテスト用データと同一
    の予め設定された照合用データとを照合する照合手段
    と、 前記照合手段の照合結果を受け、両データが一致しない
    ときに待機時間設定手段に読込み待機時間を所定微小時
    間だけ延長させる転送速度設定手段と、 前記照合手段の照合結果を受け、両データが一致したと
    きにテストモードを解除するモード解除手段と、 前記テストモード解除状態において、電子機器から送信
    されるデータのデータ量が所定量以上のときには、電子
    機器の送信モード設定手段に第2送信モードに切換える
    ように指令するとともに、読込みモード設定手段に第2
    読込みモードに切換えさせ、送信指令信号のタイミング
    から待機時間設定手段で設定された読込み待機時間だけ
    経過後に送信されてきたデータを読込む読込み制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするデータ転送システム。
  6. 【請求項6】 送信指令信号を送信し、この信号に応答
    して送信されてくるデータを受信可能なホストコンピュ
    ータと、送信指令信号に応答して転送対象のデータをホ
    ストコンピュータに送信する電子機器とを備えたデータ
    転送システムにおいて、 前記電子機器は、 ホストコンピュータからの送信指令信号を受け、この送
    信指令信号に応答する応答信号を介してハンドシェイク
    方式でデータ送信する第1送信モードと、送信指令信号
    に応答して且つ前記応答信号を介さずにデータ送信する
    第2送信モードとを択一的に設定する送信モード設定手
    段と、 データ転送の開始時所定条件下に設定されるテストモー
    ドにおいて、送信モード設定手段に対して第2送信モー
    ドに設定させるとともに、送信指令信号の受信毎に、予
    め設定されたテスト用データを所定量ずつホストコンピ
    ュータに送信するテストデータ送信手段とを備え、 前記ホストコンピュータは、 前記第1送信モードに対応する第1読込みモードと、第
    2送信モードに対応する第2読込みモードとに択一的に
    設定する読込みモード設定手段と、 前記第2読込みモードにおいて送信指令信号のタイミン
    グから、送信されてきたデータを読込むまでの読込み待
    機時間を、テストモードにおいて変更可能に設定する待
    機時間設定手段と、 前記テストモードにおいて、送信指令信号のタイミング
    から待機時間設定手段で設定された読込み待機時間だけ
    経過したときに、電子機器からのテスト用データを読込
    み、このテスト用データと、このテスト用データと同一
    の予め設定された照合用データとを照合する照合手段
    と、 前記照合手段の照合結果を受け、両データが一致しない
    ときに待機時間設定手段に読込み待機時間を所定微小時
    間だけ延長させる転送速度設定制御手段と、 前記照合手段の照合結果を受け、両データが一致したと
    きにテストモードを解除するモード解除手段と、 前記テストモードの解除時に読込み待機時間が所定時間
    未満のときは、電子機器のモード設定手段に第2送信モ
    ードに切換えるように指令するとともに、読込みモード
    設定手段に第2読込みモードに切換えさせ、送信指令信
    号のタイミングから待機時間設定手段で設定された読込
    み待機時間だけ経過後に送信されてきたデータを読込む
    読込み制御手段と、 前記テストモードの解除時に読込み待機時間が所定時間
    以上のときには、電子機器の送信モード設定手段に第1
    送信モードに切換えるように指令するとともに、読込み
    モード設定手段に第1読込みモードに切換えさせる切換
    え手段と、を備えたことを特徴とするデータ転送システ
    ム。
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