JP2002259238A - ネットワーク機器管理装置および方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ネットワーク機器管理装置および方法およびプログラムおよび記録媒体

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JP2002259238A
JP2002259238A JP2001060444A JP2001060444A JP2002259238A JP 2002259238 A JP2002259238 A JP 2002259238A JP 2001060444 A JP2001060444 A JP 2001060444A JP 2001060444 A JP2001060444 A JP 2001060444A JP 2002259238 A JP2002259238 A JP 2002259238A
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JP
Japan
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network
network device
network devices
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data
Prior art date
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JP2001060444A
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English (en)
Inventor
Takehisa Ichijo
武久 一條
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々なネットワーク機器が混在する大規模な
ネットワークであってもネットワーク機器の新規追加は
簡単に対応可能であり、複数のサービスオーダ情報が同
時に要求された場合でも投入順序を保証する。 【解決手段】 複数のネットワーク機器の設定情報をこ
の設定情報が蓄積された共通データベースから取り出し
て複数の前記ネットワーク機器からのアクセスに対する
応答データとして当該ネットワーク機器に適応したデー
タ形式にそれぞれ変換して一時蓄積しておき、前記ネッ
トワーク機器からのアクセスに対してこの一時蓄積して
おいたデータを応答データとして配信する。前記設定情
報は一つの前記ネットワーク機器について時系列的に複
数作成され、前記共通データベースには複数の前記設定
情報を時系列的に蓄積しておき、複数の前記ネットワー
ク機器の設定情報を前記応答データとして前記共通デー
タベースから取り出すときには最も過去の設定情報から
順番に取り出して前記応答データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
ク機器が接続されるネットワークに利用する。これらの
ネットワーク機器は、それぞれ異なる機器であったり、
同一の機器であったりする。特に、ネットワーク上の構
成変更を実行する際に、個々の機器の設定変更を集中的
に管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のネットワーク機器を備えたネット
ワーク構成を図9に示す。図9に示すように、ネットワ
ーク(NWと図示)1には、複数のネットワーク機器
(NEと図示)A、B、Cが接続され、各ネットワーク
機器A、B、Cには、その設定情報であるサービスオー
ダ情報(SO情報と図示)が書き込まれる。さらに、こ
れらのネットワーク機器A、B、Cを集中管理するネッ
トワーク管理システム(NW−OSSと図示)4が設け
られる。
【0003】このような従来のネットワーク機器管理技
術では、複数のネットワーク機器A、B、Cを管理する
際にこれらのネットワーク機器A、B、Cを制御するた
めの個別の制御プログラムをネットワーク管理システム
上に配置し、これらの制御プログラムがサービスオーダ
情報を発行して各ネットワーク機器A、B、Cの制御を
実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のネッ
トワーク機器管理技術では、ネットワークの機能または
規模を拡張する都度、ネットワーク管理システム上の機
能変更が必要となり、網機能全体としてのサービス拡張
または機能追加に時間を要する要因となっている。
【0005】また、一部のネットワーク機器ではネット
ワーク上に集中管理された情報を参照してデータを設定
する方式も見られるが、一貫性保証機能は無く、かつ、
ネットワーク管理機能とネットワーク間とのインタフェ
ースが固定化されていることから、接続可能なネットワ
ークも限定される。
【0006】これらの問題点を図10および図11を参
照してさらに詳細に説明する。図10は従来のサービス
オーダ情報の配信を示す図である。図11は従来の共通
アクセスインタフェースを用いた共通データベースの例
を示す図である。図10に示すように、従来、ネットワ
ーク機能追加に際して、ネットワーク機器に対して情報
を一貫して設定するには、ネットワーク管理システム4
上に機能を実現する必要があり、その実現手段は、特定
のネットワーク機器毎にプロトコルおよび設定論理を実
装する方式であるため、対象となるネットワーク機器種
別が増加する毎に、それに対応するプログラムを追加す
る必要がある。結果的に、これらのプログラム開発には
膨大な時間とコストが必要であり、ネットワークの機能
追加を柔軟に実行することを阻害する要因となる。
【0007】また、図11に示すように、共通データベ
ース2上に集中管理されたデータを利用して設定する方
式を有するものもあるが、設定するデータの一貫性保証
を行う機構が無く、データ設定内容についての信頼度が
低く、かつ、ネットワーク機器との接続インタフェース
が固定化されていることから、様々なネットワーク機器
に応じて接続性を拡張することが困難であるため、大規
模なネットワークに対しての適用性が無い。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、様々なネットワーク機器が混在する大規模な
ネットワークであってもネットワーク機器の新規追加
は、ネットワーク管理システム上のアクセス変換ファイ
ルの入れ替えのみで簡単に対応可能であり、複数のサー
ビスオーダ情報の重複受付けによる順序保存性および投
入保証機構を具備し、複数の設定オーダが同時に要求さ
れた場合でも投入順序を保証することができるネットワ
ーク機器管理装置および方法およびプログラムおよび記
録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
ネットワーク機器管理装置であって、本発明の特徴とす
るところは、複数のネットワーク機器が接続されたネッ
トワークに設けられ、複数の前記ネットワーク機器の設
定情報が蓄積される共通データベースと、複数の前記ネ
ットワーク機器対応に前記共通データベースに対する前
記ネットワーク機器からのアクセスに対する応答データ
を当該ネットワーク機器に適応したデータ形式に変換し
て一時蓄積するアクセス変換ファイルとを備えたところ
にある。
【0010】これにより、ネットワーク機器の新規追加
は、ネットワーク管理システム上のアクセス変換ファイ
ルの入れ替えのみで簡単に対応可能であり、様々なネッ
トワーク機器が混在する大規模なネットワークであって
も対応することができる。
【0011】前記設定情報は一つの前記ネットワーク機
器について時系列的に複数作成され、前記共通データベ
ースは、複数の前記設定情報を時系列的に蓄積する手段
を備え、この時系列的に蓄積する手段は、前記アクセス
変換ファイルに一時蓄積される応答データとして最も過
去の設定情報から順番に前記アクセス変換ファイルに蓄
積する手段を備えることが望ましい。
【0012】これにより、複数オーダの重複受付けによ
る順序保存性および投入保証機構を具備し、複数のサー
ビスオーダ情報が同時に要求された場合でも投入順序を
保証することができる。
【0013】本発明の第二の観点は、ネットワーク機器
管理方法であって、本発明の特徴とするところは、複数
のネットワーク機器が接続されたネットワークに適用さ
れ、複数のネットワーク機器の設定情報をこの設定情報
が蓄積された共通データベースから取り出して複数の前
記ネットワーク機器からのアクセスに対する応答データ
として当該ネットワーク機器に適応したデータ形式にそ
れぞれ変換して一時蓄積しておき、前記ネットワーク機
器からのアクセスに対してこの一時蓄積しておいたデー
タを応答データとして配信するところにある。
【0014】前記設定情報は一つの前記ネットワーク機
器について時系列的に複数作成され、前記共通データベ
ースには複数の前記設定情報を時系列的に蓄積してお
き、複数の前記ネットワーク機器の設定情報を前記応答
データとして前記共通データベースから取り出すときに
は最も過去の設定情報から順番に取り出して前記応答デ
ータとすることが望ましい。
【0015】本発明の第三の観点は、プログラムであっ
て、本発明の特徴とするところは、複数のネットワーク
機器が接続されたネットワークに設けられた情報処理装
置にインストールすることにより、その情報処理装置
に、複数の前記ネットワーク機器の設定情報が蓄積され
る共通データベースの機能と、複数の前記ネットワーク
機器対応に前記共通データベースに対する前記ネットワ
ーク機器からのアクセスに対する応答データを当該ネッ
トワーク機器に適応したデータ形式に変換して一時蓄積
するアクセス変換ファイルの機能とを実現させるところ
にある。
【0016】前記設定情報は一つの前記ネットワーク機
器について時系列的に複数作成され、前記共通データベ
ースの機能は、複数の前記設定情報を時系列的に蓄積す
る機能を備え、この時系列的に蓄積する機能は、前記ア
クセス変換ファイルに一時蓄積される応答データとして
最も過去の設定情報から順番に前記アクセス変換ファイ
ルに蓄積する機能を備えることが望ましい。
【0017】あるいは、複数のネットワーク機器が接続
されたネットワークに設けられた情報処理装置にインス
トールすることにより、その情報処理装置に、複数のネ
ットワーク機器の設定情報をこの設定情報が蓄積された
共通データベースから取り出して複数の前記ネットワー
ク機器からのアクセスに対する応答データとして当該ネ
ットワーク機器に適応したデータ形式にそれぞれ変換し
て一時蓄積しておき、前記ネットワーク機器からのアク
セスに対してこの一時蓄積しておいたデータを応答デー
タとして配信するネットワーク機器管理処理を実行させ
るプログラムである。
【0018】前記設定情報は一つの前記ネットワーク機
器について時系列的に複数作成され、前記共通データベ
ースには複数の前記設定情報を時系列的に蓄積され、前
記情報処理装置に、複数の前記ネットワーク機器の設定
情報を前記応答データとして前記共通データベースから
取り出すときには最も過去の設定情報から順番に取り出
して前記応答データとするネットワーク機器管理処理を
実行させることが望ましい。
【0019】本発明の第四の観点は、本発明のプログラ
ムが記録された記録媒体である。この記録媒体を用いて
情報処理装置に本発明のプログラムをインストールする
ことができる。なお、情報処理装置への本発明のプログ
ラムのインストールは、本発明の記録媒介を用いずと
も、サーバからのデータのダウンロード等によって実現
することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明実施例のネットワーク機器
管理装置を図1および図2を参照して説明する。図1は
本発明実施例のネットワーク機器管理装置の全体構成図
である。図2は設定情報の更新処理とこれに用いる予備
のデータ格納領域(以下、面と呼ぶ)を説明するための
図である。
【0021】本発明の第一の観点は、ネットワーク機器
管理装置であって、本発明の特徴とするところは、図1
に示すように、複数のネットワーク機器A、B、Cが接
続されたネットワーク1に設けられ、ネットワーク機器
A、B、Cの設定情報であるサービスオーダ情報が蓄積
される共通データベース2と、ネットワーク機器A、
B、C対応に共通データベース2に対するネットワーク
機器A、B、Cからのアクセスに対する応答データを当
該ネットワーク機器A、B、Cに適応したデータ形式に
変換して一時蓄積するアクセス変換ファイル3とを備え
たところにある。
【0022】前記サービスオーダ情報は、図2に示すよ
うに、一つのネットワーク機器A、B、Cについて時系
列的に複数作成され、共通データベース2は、予備面#
1、#2、#3に複数の前記サービスオーダ情報を時系
列的に蓄積し、ネットワーク管理システム4は、アクセ
ス変換ファイル3に一時蓄積される応答データとして最
も過去のサービスオーダ情報から順番にアクセス変換フ
ァイル3に蓄積する。
【0023】本発明の第二の観点は、ネットワーク機器
管理方法であって、本発明の特徴とするところは、図1
に示すように、複数のネットワーク機器A、B、Cが接
続されたネットワーク1に適用され、ネットワーク機器
A、B、Cのサービスオーダ情報をこのサービスオーダ
情報が蓄積された共通データベース2から取り出してネ
ットワーク機器A、B、Cからのアクセスに対する応答
データとして当該ネットワーク機器A、B、Cに適応し
たデータ形式にそれぞれ変換して一時蓄積しておき、ネ
ットワーク機器A、B、Cからのアクセスに対してこの
一時蓄積しておいたデータを応答データとして配信する
ところにある。
【0024】前記サービスオーダ情報は、図2に示すよ
うに、一つのネットワーク機器A、B、Cについて時系
列的に複数作成され、共通データベース2には複数の前
記サービスオーダ情報を時系列的に蓄積しておき、ネッ
トワーク機器A、B、Cのサービスオーダ情報を前記応
答データとして共通データベース2から取り出すときに
は最も過去のサービスオーダ情報から順番に取り出して
前記応答データとする。
【0025】本発明の第三の観点は、ネットワーク機器
管理装置を実現するためのプログラムであって、本発明
の特徴とするところは、図1に示すように、複数のネッ
トワーク機器A、B、Cが接続されたネットワークに設
けられた情報処理装置にインストールすることにより、
その情報処理装置に、ネットワーク機器A、B、Cのサ
ービスオーダ情報が蓄積される共通データベース2の機
能と、ネットワーク機器A、B、C対応に共通データベ
ース2に対するネットワーク機器A、B、Cからのアク
セスに対する応答データを当該ネットワーク機器A、
B、Cに適応したデータ形式に変換して一時蓄積するア
クセス変換ファイル3の機能とを実現させるところにあ
る。この場合に、共通データベース2の機能を実行させ
る情報処理装置と、アクセス変換ファイル3の機能を実
行させる情報処理装置とは同一であっても異なっていて
もよい。
【0026】前記サービスオーダ情報は一つのネットワ
ーク機器A、B、Cについて時系列的に複数作成され、
共通データベース2の機能は、複数の前記サービスオー
ダ情報を時系列的に蓄積する機能を備え、この時系列的
に蓄積する機能は、アクセス変換ファイル3に一時蓄積
される応答データとして最も過去のサービスオーダ情報
から順番にアクセス変換ファイル3に蓄積する機能を備
える。
【0027】あるいは、本発明は、ネットワーク機器管
理処理を実行するためのプログラムであって、図1に示
すように、複数のネットワーク機器A、B、Cが接続さ
れたネットワーク1に設けられた情報処理装置にインス
トールすることにより、その情報処理装置に、ネットワ
ーク機器A、B、Cのサービスオーダ情報をこのサービ
スオーダ情報が蓄積された共通データベース2から取り
出してネットワーク機器A、B、Cからのアクセスに対
する応答データとして当該ネットワーク機器A、B、C
に適応したデータ形式にそれぞれ変換して一時蓄積して
おき、ネットワーク機器A、B、Cからのアクセスに対
してこの一時蓄積しておいたデータを応答データとして
配信するネットワーク機器管理処理を実行させるプログ
ラムである。
【0028】前記サービスオーダ情報は一つのネットワ
ーク機器A、B、Cについて時系列的に複数作成され、
共通データベース2には複数の前記サービスオーダ情報
を時系列的に蓄積され、前記情報処理装置に、ネットワ
ーク機器A、B、Cのサービスオーダ情報を前記応答デ
ータとして共通データベース2から取り出すときには最
も過去のサービスオーダ情報から順番に取り出して前記
応答データとするネットワーク機器管理処理を実行させ
る。
【0029】本発明の第四の観点は、本発明のプログラ
ムが記録された記録媒体である。この記録媒体を用いて
情報処理装置であるパーソナル・コンピュータ装置に、
本発明のプログラムをインストールすることにより、そ
のパーソナル・コンピュータ装置を本発明のネットワー
ク機器管理装置とし、本発明のネットワーク機器管理方
法を実行させることができる。なお、パーソナル・コン
ピュータ装置への本発明のプログラムのインストール
は、サーバからのデータのダウンロードによって行うこ
ともできる。
【0030】以下では、本発明実施例をさらに詳細に説
明する。
【0031】本発明を実施するにあたって、前提となる
ネットワーク構成を図9を参照して説明する。ネットワ
ーク1には、これを利用するユーザの接続機能および情
報転送機能を担うための装置としてネットワーク機器
A、B、Cが存在する。ネットワーク機器A、B、C
は、ネットワーク1上で負荷分散の観点から地理的に分
散して配置され、かつこれらネットワーク機器A、B、
Cはネットワーク1に必要とされる機能を具備するため
必要となる機能毎に複数種のものが存在する。ネットワ
ーク機器A、B、Cは、自身が自律的にネットワーク1
上の機能を実行するにあたって、その動作を規定するた
めの固有の動作規定条件を不揮発性のデータとして保持
する。これをサービスオーダ情報と呼ぶ。
【0032】また、このサービスオーダ情報は外部から
何らかの手段によって設定される。ネットワーク1は、
ネットワーク機器A、B、Cに設定すべきサービスオー
ダ情報を管理、配信、設定するための管理装置として、
ネットワーク管理システム4を具備する。
【0033】次に、ネットワーク管理システム4の構成
を図3を参照して説明する。図3はネットワーク管理シ
ステムのブロック構成図である。ネットワーク管理シス
テム4は、サービスオーダ情報を管理するために、ネッ
トワーク上の各種必要情報を論理的にモデル化し、モデ
ルに応じて規格化したデータ形式を定義し、これを格納
するための共通データベース2を有する。
【0034】ネットワーク管理システム4は、共通デー
タベース2の設定内容をネットワーク機器A、B、Cの
機種毎に固有のデータ形式に変換し、これをネットワー
クのサービスを開設するためのサービスオーダ設定情報
として変換するためのフォーマット変換フィルタとして
のアクセス変換ファイル3を具備する。
【0035】次に、共通データベース2の構造を図4を
参照して説明する。図4は共通データベース2の構造を
示す図である。共通データベース2は、ネットワークの
運用状態を規定するために、各種ネットワーク機器A、
B、Cのサービスオーダ設定状況をネットワーク機器
A、B、Cの機種には依存しない形式で格納するための
データベースである。
【0036】共通データベース2は、最新のネットワー
ク機器A、B、Cのサービスオーダ設定状況を示すデー
タを格納する更新面と、ネットワークの運用者が指定し
た順序にしたがって設定内容を更新するために運用者の
設定する順番にデータを格納する更新順序毎の複数の予
備面#1、#2、#3とを有する。
【0037】サービスオーダ設定は、ネットワーク機器
A、B、Cによって自律的に設定されることを前提とす
ることから、必ずしも保守者の設定順序に同期して更新
されるものではないため、保守者の指定した順序にネッ
トワーク機器A、B、Cの自律的データ設定を保証する
ためのネットワーク機器更新フラグを各予備面毎に具備
する。
【0038】次に、本発明実施例のネットワーク機器管
理装置の動作手順を図5、図6、図7を参照して説明す
る。図5、図6、図7は本発明実施例のネットワーク機
器管理装置の動作手順を示すフローチャートである。図
5に示すように、ネットワーク運用者からの指示によ
り、ネットワーク管理システム4上の共通データベース
2に新規のサービスオーダ情報が設定される。この際、
指定されるデータの内容は共通データベース2の設定項
目に沿ったサービスオーダ情報が設定される。サービス
オーダ情報は、ネットワーク運用者が任意に更新順序を
指定するか、あるいは、ネットワーク運用者の入力側に
ネットワーク管理システム4が設定順序を自動的に付与
し、この更新順序にしたがって、それぞれ複数の予備面
#1、#2、#3に格納される。
【0039】なお、ネットワーク管理システム4は、ネ
ットワーク機器の更新管理テーブルを用いて更新面の更
新状況を管理する。更新管理テーブルには、図4に示す
ネットワーク機器更新フラグの情報が記録されており、
ネットワーク管理システム4は、更新管理テーブルから
このネットワーク機器更新フラグの内容を読み取ること
により、更新面および予備面の状況を把握することがで
きる。
【0040】すなわち、ネットワーク機器の保守者ある
いは他システムからの新規データ更新要求をネットワー
ク管理システム4が受け付けると(S1)、ネットワー
ク管理システム4は、ネットワーク機器の更新管理テー
ブルを参照し(S2)、当該ネットワーク機器のサービ
スオーダ情報が更新済みか否かを判定する(S3)。更
新済みであれば、共通データベース2の更新面のデータ
を更新する(S4)。また、未更新であれば、現状の保
持されている予備面数を参照し(S5)、書き込みデー
タ面を現状の予備面数に“1”を加えた順番の予備面と
し(S6)、書き込み面であるその予備面に新規データ
を保持する(S7)。
【0041】図6に示すように、ネットワーク機器A、
B、Cは、ネットワーク管理システム4からの共通デー
タベース2の更新契機を受信するか、あるいは、自律的
に管理するある起動周期に沿ってネットワーク管理シス
テム4の共通データベース2へのアクセス要求をネット
ワーク管理システム4に発行する。
【0042】ネットワーク管理システム4は各種ネット
ワーク機器A、B、Cからのアクセス要求を受信する
と、共通データベース2の更新された予備面よりサービ
スオーダ情報を検索する。検索したサービスオーダ情報
をアクセス要求があったネットワーク機器対応のアクセ
ス変換ファイル3に入力する。アクセス変換ファイル3
を経ることにより、要求されたネットワーク機器A、
B、Cのサービスオーダ情報設定形式に変換されたファ
イルまたは電文が生成される。生成されたファイルまた
は電文内容を要求があったネットワーク機器A、B、C
に返却する。
【0043】すなわち、ネットワーク機器が更新起動時
刻に到達するか、あるいは、ネットワーク管理システム
4からネットワーク機器への更新通知を受信することに
よりネットワーク管理システム4からの更新要求を受け
付けると(S8、S9)、ネットワーク機器はネットワ
ーク管理システムに対してデータ(サービスオーダ情
報)参照要求を行う(S10)。ネットワーク管理シス
テム4では、当該ネットワーク機器のデータ(サービス
オーダ情報)を検索し(S11)、当該ネットワーク機
器に対応するアクセス変換ファイル3に当該サービスオ
ーダ情報を蓄積することによりフォーマット変換を行い
(S12)、当該サービスオーダ情報をネットワーク機
器に返却する(S13)。これを受けたネットワーク機
器では、応答データ(サービスオーダ情報)によるデー
タ設定を行う(S15)。また、ネットワーク管理シス
テム4では、ネットワーク機器に最新のサービスオーダ
情報を返却したので更新管理テーブルの更新を行う(S
14)。
【0044】図7に示すように、ネットワーク管理シス
テム4では、生成されたファイルまたは電文の返却処理
の完了後その更新された予備面の該当ネットワーク機器
A、B、Cに対する更新フラグを更新済みに設定する。
【0045】ネットワーク管理システム4では、ある周
期で共通データベース2上のネットワーク機器更新フラ
グを監視し、該当する予備面の更新フラグが全て更新済
みとなったか否かを判断する。共通データベース2の更
新フラグが最新となっていた場合には、最若番の予備面
に設定されたサービスオーダ情報にて、更新面にデータ
を設定する。
【0046】すなわち、更新管理テーブルを参照し(S
16)、更新管理テーブルが全て更新されているか否か
を判定する(S17)。全て更新されている場合には、
最初に投入された予備面のデータを共通データベース2
に反映させ(S18)、再び、ネットワーク機器への更
新通知のステップ(S8)に移る。また、全て更新され
てはいない場合には、再び、データ検索のステップ(S
11)に移って処理を実行する。
【0047】次に、ネットワーク機能追加について図8
を参照して説明する。図8は本発明実施例のネットワー
ク機器管理装置におけるネットワーク機能追加時の様子
を説明するための図である。図8に示すように、本発明
実施例ネットワーク機器管理装置におけるネットワーク
機能追加時には、追加するネットワーク機器Dに対応す
るアクセス変換ファイル3の追加により簡単に対応する
ことができる。また、ネットワーク機器Cの機能追加を
行った場合には、ネットワーク機器Cに対応するアクセ
ス変換ファイルCをC′に交換することにより簡単に対
応することができる。
【0048】これにより、例えば、IPネットワークサ
ービスを提供するネットワーク設備をユーザのサービス
申し込み要求を契機として設定したり、IPネットワー
クを構成する機器において、ユーザからのサービス変更
要求のオンライン変更システムへの適用を実現すること
ができる。
【0049】このように、様々なネットワーク機器が混
在する大規模なネットワークであっても、ネットワーク
管理機能はこれらのネットワーク機器対応にアクセス変
換ファイル3を用意することにより簡単に対応可能であ
る。また、複数オーダの重複受付けによる順序保存性お
よび投入保証機構を具備することから、複数の設定オー
ダが同時に要求された場合でも投入順序を保証すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
様々なネットワーク機器が混在する大規模なネットワー
クであってもネットワーク機器の新規追加は、ネットワ
ーク管理システム上のフォーマットファイルの入れ替え
のみで簡単に対応可能であり、複数のサービスオーダ情
報の重複受付けによる順序保存性および投入保証機構を
具備し、複数の設定オーダが同時に要求された場合でも
投入順序を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のネットワーク機器管理装置の全
体構成図。
【図2】本発明実施例の設定情報の更新処理とこれに用
いる予備面を説明するための図。
【図3】本発明実施例のネットワーク管理システムの構
成図。
【図4】本発明実施例の共通データベースの構成図。
【図5】本発明実施例のネットワーク機器管理装置の動
作手順を示すフローチャート。
【図6】本発明実施例のネットワーク機器管理装置の動
作手順を示すフローチャート。
【図7】本発明実施例のネットワーク機器管理装置の動
作手順を示すフローチャート。
【図8】本発明実施例のネットワーク機能追加時の様子
を説明するための図。
【図9】従来例および本発明が適用されるネットワーク
の構成図。
【図10】従来のサービスオーダ情報の配信を示す図。
【図11】従来の共通アクセスインタフェースを用いた
共通データベースの例を示す図。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 共通データベース 3 アクセス変換ファイル 4 ネットワーク管理システム A、B、C ネットワーク機器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワーク機器が接続されたネ
    ットワークに設けられ、 複数の前記ネットワーク機器の設定情報が蓄積される共
    通データベースと、 複数の前記ネットワーク機器対応に前記共通データベー
    スに対する前記ネットワーク機器からのアクセスに対す
    る応答データを当該ネットワーク機器に適応したデータ
    形式に変換して一時蓄積するアクセス変換ファイルとを
    備えたことを特徴とするネットワーク機器管理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定情報は一つの前記ネットワーク
    機器について時系列的に複数作成され、 前記共通データベースは、複数の前記設定情報を時系列
    的に蓄積する手段を備え、 この時系列的に蓄積する手段は、前記アクセス変換ファ
    イルに一時蓄積される 応答データとして最も過去の設定情報から順番に前記ア
    クセス変換ファイルに蓄積する手段を備えた請求項1記
    載のネットワーク機器管理装置。
  3. 【請求項3】 複数のネットワーク機器が接続されたネ
    ットワークに適用され、 複数のネットワーク機器の設定情報をこの設定情報が蓄
    積された共通データベースから取り出して複数の前記ネ
    ットワーク機器からのアクセスに対する応答データとし
    て当該ネットワーク機器に適応したデータ形式にそれぞ
    れ変換して一時蓄積しておき、 前記ネットワーク機器からのアクセスに対してこの一時
    蓄積しておいたデータを応答データとして配信すること
    を特徴とするネットワーク機器管理方法。
  4. 【請求項4】 前記設定情報は一つの前記ネットワーク
    機器について時系列的に複数作成され、 前記共通データベースには複数の前記設定情報を時系列
    的に蓄積しておき、複数の前記ネットワーク機器の設定
    情報を前記応答データとして前記共通データベースから
    取り出すときには最も過去の設定情報から順番に取り出
    して前記応答データとする請求項3記載のネットワーク
    機器管理方法。
  5. 【請求項5】 複数のネットワーク機器が接続されたネ
    ットワークに設けられた情報処理装置にインストールす
    ることにより、 その情報処理装置に、 複数の前記ネットワーク機器の設定情報が蓄積される共
    通データベースの機能と、 複数の前記ネットワーク機器対応に前記共通データベー
    スに対する前記ネットワーク機器からのアクセスに対す
    る応答データを当該ネットワーク機器に適応したデータ
    形式に変換して一時蓄積するアクセス変換ファイルの機
    能とを実現させることを特徴とするプログラム。
  6. 【請求項6】 前記設定情報は一つの前記ネットワーク
    機器について時系列的に複数作成され、 前記共通データベースの機能は、複数の前記設定情報を
    時系列的に蓄積する機能を備え、 この時系列的に蓄積する機能は、前記アクセス変換ファ
    イルに一時蓄積される応答データとして最も過去の設定
    情報から順番に前記アクセス変換ファイルに蓄積する機
    能を備えた請求項5記載のプログラム。
  7. 【請求項7】 複数のネットワーク機器が接続されたネ
    ットワークに設けられた情報処理装置にインストールす
    ることにより、 その情報処理装置に、 複数のネットワーク機器の設定情報をこの設定情報が蓄
    積された共通データベースから取り出して複数の前記ネ
    ットワーク機器からのアクセスに対する応答データとし
    て当該ネットワーク機器に適応したデータ形式にそれぞ
    れ変換して一時蓄積しておき、 前記ネットワーク機器からのアクセスに対してこの一時
    蓄積しておいたデータを応答データとして配信するネッ
    トワーク機器管理処理を実行させるプログラム。
  8. 【請求項8】 前記設定情報は一つの前記ネットワーク
    機器について時系列的に複数作成され、 前記共通データベースには複数の前記設定情報を時系列
    的に蓄積され、 前記情報処理装置に、複数の前記ネットワーク機器の設
    定情報を前記応答データとして前記共通データベースか
    ら取り出すときには最も過去の設定情報から順番に取り
    出して前記応答データとするネットワーク機器管理処理
    を実行させる請求項7記載のプログラム。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし8のいずれかに記載のプ
    ログラムが記録された記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009271587A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Toshiba Tec Corp データ管理システム
JP2013239106A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Hitachi Solutions Ltd 端末管理システム、管理サーバ及び方法

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