JPH1060187A - ポリオレフィン組成物 - Google Patents

ポリオレフィン組成物

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JPH1060187A
JPH1060187A JP8224126A JP22412696A JPH1060187A JP H1060187 A JPH1060187 A JP H1060187A JP 8224126 A JP8224126 A JP 8224126A JP 22412696 A JP22412696 A JP 22412696A JP H1060187 A JPH1060187 A JP H1060187A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐光性に優れ、しかも添加剤が昇華しにくい
成形品を成形することができるポリオレフィン組成物を
得る。 【解決手段】 (A)ポリオレフィン100重量部に対
して、(B)分子量800以上のヒンダードアミン系光
安定剤0.01〜1重量部、および(C)融点150℃
以上の脂肪酸金属塩0.01〜1重量部を含むポリオレ
フィン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリオレフィン組成
物、さらに詳しくは自動車内装用材料として好適に利用
できるポリオレフィン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン、例えばポリプロピレン
は日用雑貨、台所用品、包装用フィルム、自動車部品、
機械部品、電気部品など、種々の分野で利用されてお
り、要求される性能に応じて添加剤が配合されている。
例えば、自動車内装部品などの耐光性、耐熱性が要求さ
れる分野においては、光安定剤、酸化防止剤、分散剤な
どの添加剤が配合されたポリプロピレン組成物が利用さ
れている。
【0003】しかし、上記のような添加剤を配合したポ
リプロピレン組成物からなる成形品では、使用条件によ
り成形品から添加剤が昇華するという問題点がある。例
えば、窓を閉めた自動車の室内は80〜120℃程度の
高温になる場合があるが、このような高温の車内では、
内装部品から昇華した光安定剤、分散剤、酸化防止剤な
どの添加剤が窓ガラスに付着して曇らせ、視界を悪化さ
せるという不具合を生じる虞がある。
【0004】また、上記のような添加剤を配合したポリ
プロピレン組成物から射出成形により連続的に成形品を
成形する場合、添加剤が金型表面に析出付着して金型が
汚染されるため、全型面の転写性が妨げられる。例えば
シボ加工された金型で射出成形された成形品は、表面の
シボ付けが不十分なものとなるため、光沢度が高くなる
という問題点がある。近年、自動車内装部品は落着いた
雰囲気を醸し出すために低光沢が求められており、低光
沢の成形品を長時間連続して成形することができるポリ
オレフィン組成物が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐光
性に優れ、しかも添加剤が昇華しにくい成形品を成形す
ることができるポリオレフィン組成物を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は次のポリオレフ
ィン組成物である。 (1)(A)ポリオレフィン100重量部に対して、
(B)分子量800以上のヒンダードアミン系光安定剤
0.01〜1重量部、および(C)融点150℃以上の
脂肪酸金属塩0.01〜1重量部を含むことを特徴とす
るポリオレフィン組成物。 (2)分子量300以上の脂肪酸アミド(D)0.01
〜1重量部を含むことを特徴とする請求項1記載のポリ
オレフィン組成物。 (3) ポリオレフィン(A)がポリプロピレンである
ことを特徴とする上記(1)または(2)記載のポリオ
レフィン組成物。
【0007】本発明で用いるポリオレフィン(A)とし
ては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、3−メ
チル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メ
チル−1−ペンテン等のα−オレフィンの単独重合体、
または2種以上のα−オレフィンからなる共重合体すな
わちブロック共重合体、ランダム共重合体、グラフト共
重合体、さらには上記のα−オレフィンと、α−オレフ
ィン以外の共重合可能な他のモノマー例えばスチレン、
アクリロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、ビニルノルボルネン等との共重合体などがあ
げられる。
【0008】これらのポリオレフィン(A)は、結晶性
であっても非晶性であってもよく、用途に応じて結晶
性、非晶性、あるいは結晶性の中でも高結晶性や低結晶
性を適宜選択組合せて用いることができる。
【0009】例えば自動車材料用ならば、剛性、耐衝撃
性等の機械物性バランス、耐薬品性、成形性、リサイク
ル性等の総合バランスの観点からポリプロピレンが好ま
しく使用される。上記ポリプロピレンとしては、AST
M D1238(温度230℃、荷重2.16kg)で
測定したメルトフローレート(MFR)が1〜150g
/10分、好ましくは3〜80g/10分、さらに好ま
しくは5〜50g/10分のものが好適である。
【0010】このようなポリプロピレンとしては、プロ
ピレンの単独重合体の他、プロピレンと他のα−オレフ
ィン例えばエチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、3−メチル−1
−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1
−ペンテン等とのブロック共重合体、ランダム共重合体
などが例示できる。
【0011】さらには、種々の機械物性を付与するため
に、上記のポリプロピレンに代表される結晶性ポリオレ
フィンに、本発明のポリオレフィン(A)の一種である
他の低結晶性または非晶性のオレフィン系エラストマー
をブレンドしても構わない。
【0012】低結晶性または非晶性のオレフィン系エラ
ストマーとしては、エチレン・プロピレン共重合体、エ
チレン・ブテン共重合体、エチレン・ヘキセン共重合
体、エチレン・オクテン共重合体、プロピレン・ブテン
共重合体、スチレン・ブタジエンブロック共重合体およ
びその水素添加物等が例示できる。オレフィン系エラス
トマーの配合量は結晶性ポリオレフィン100重量部に
対して1〜100重量部とするのが好ましい。配合量が
100重量部を超えると外観不良になり易く、またコス
ト高となる。
【0013】本発明の組成物には分子量800以上、好
ましくは80〜80000のヒンダードアミン系光安定
剤(HALS)(B)を配合する。分子量が800以上
のヒンダードアミン系光安定剤(B)は成形品中から昇
華しにくく、例えば高温の自動車内においても窓ガラス
は曇らない。
【0014】分子量800以上のヒンダードアミン系光
安定剤(B)の具体的なものとしては、テトラキス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ン)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート
(分子量=847)、アデカスタブLA−52〔分子量
=847、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジン)−1,2,3,4−ブタンテト
ラカルボキシレート〕、アデカスタブLA−62(分子
量=約900)、アデカスタブLA−67(分子量=約
900)、アデカスタブLA−63(分子量=約200
0)、アデカスタブLA−68LD(分子量=約190
0、いずれも旭電化社製、商標)、CHIMASSOR
B944(分子量=72500、チバガイギー社製、商
標)などがあげられる。
【0015】ヒンダードアミン系光安定剤(B)の配合
量は、ポリオレフィン(A)100重量部に対して0.
01〜1重量部、好ましくは0.1〜0.5重量部であ
る。ヒンダードアミン系光安定剤(B)の配合量が上記
範囲にある場合、耐光性に優れ、例えば自動車内装部品
に要求される耐光性を満足させることができ、しかも低
光沢の成形品を得ることができる。
【0016】本発明の組成物には融点150℃以上、好
ましくは150〜250℃の脂肪酸金属塩(C)を配合
する。融点が150℃以上の脂肪酸金属塩(C)は成形
品中から昇華しにくく、例えば高温の自動車内において
も昇華した物質が他の部材に付着して不都合を生じる虞
がない。
【0017】脂肪酸金属塩(C)はポリオレフィン
(A)中に含まれている触媒の中和剤、および組成物中
に配合されたフィラー、顔料などの分散剤として機能
し、優れた物性、例えば自動車内装部品として要求され
る強度などを備えた成形品が得られる。
【0018】融点が150℃以上の脂肪酸金属塩(C)
としては、ステアリン酸カルシウム(融点=158
℃)、ステアリン酸リチウム(融点=220℃)などが
あげられる。
【0019】脂肪酸金属塩(C)の配合量は、ポリオレ
フィン(A)100重量部に対して0.01〜1重量
部、好ましくは0.05〜0.5重量部である。脂肪酸
金属塩(C)の配合量が上記範囲にある場合、中和剤お
よび分散剤としての機能を十分に発揮させることがで
き、しかも成形品からの昇華量も少なくすることができ
る。
【0020】本発明の組成物には前記(A)〜(C)成
分に加えて、さらに分子量300以上、好ましくは33
0〜700の脂肪酸アミド(D)を配合することもでき
る。脂肪酸アミド(D)を配合することにより、ヒンダ
ードアミン系光安定剤(B)、その他の添加剤が金型へ
付着するのを防止することができ、低光沢の成形品を長
時間連続して成形することができる。分子量が300以
上の脂肪酸アミド(D)は成形品中から昇華しにくく、
例えば高温の自動車内においても昇華した物質が他の部
材に付着して不都合を生じる虞がない。
【0021】分子量300以上の脂肪酸アミド(D)の
具体的なものとしては、エルカ酸アミド(エルシン酸ア
ミド、分子量=338)、ベヘン酸アミド(分子量=3
40)、エチレンビスステアリン酸アミド(分子量=5
92)などがあげられる。
【0022】脂肪酸アミド(D)の配合量は、ポリオレ
フィン(A)100重量部に対して0.01〜1重量
部、好ましくは0.05〜0.5重量部である。脂肪酸
アミド(D)の配合量が上記範囲にある場合、添加剤の
金型への付着が防止されて、低光沢の成形品を長時間連
続的に成形することができる。
【0023】本発明のポリオレフィン組成物には前記
(A)〜(D)成分の他に、フィラー、顔料、酸化防止
剤など、従来からポリオレフィン組成物に配合されてい
る他の添加剤を配合することができる。
【0024】上記フィラーとしては公知のものが使用で
き、例えばタルク、クレー、けい酸塩類、炭酸塩類、ガ
ラス繊維粉末等の無機フィラーなどがあげられる。これ
らの中ではタルクが好ましく、特に平均粒子径5μm以
下の板状のタルクが好ましい。
【0025】フィラーの配合量はポリオレフィン(A)
100重量部に対して1〜60重量部、好ましくは10
〜30重量部とするのが望ましい。配合量が60重量部
を超えると成形性が低下し、外観不良の原因となる。
【0026】前記顔料としては公知のものが使用でき、
例えば金属の酸化物、硫化物、硫酸塩等の無機顔料;フ
タロシアニン系、キナクリドン系、ベンジジン系等の有
機顔料などがあげられる。顔料の配合量はポリオレフィ
ン(A)100重量部に対して0.01〜10重量部、
好ましくは0.05〜2重量部とするのが望ましい。
【0027】本発明のポリオレフィン組成物にフィラー
および/または顔料を配合することにより、強度、外観
などを改善することができる。この場合脂肪酸金属塩
(C)が配合されているので、脂肪酸金属塩(C)がフ
ィラーおよび/または顔料の分散剤として作用し、これ
らの添加剤は組成物中に十分に分散される。
【0028】前記酸化防止剤としてはフェノール系、イ
オウ系またはリン系のいずれの酸化防止剤でも配合する
ことができる。酸化防止剤の配合量はポリオレフィン
(A)100重量部に対して0.01〜1重量部、好ま
しくは0.05〜0.3重量部とするのが望ましい。
【0029】本発明で配合する(A)〜(D)成分、な
らびに必要により配合する他の添加剤の物性および配合
量は、全ての成分が前記好ましい範囲にある場合が最も
好ましいが、特定の成分が好ましい範囲にあり、かつ他
の成分が一般的な範囲にある場合も好ましい。
【0030】本発明のポリオレフィン組成物は耐光性が
要求される分野に使用することができ、特に自動車内装
部品の原料として好ましく使用できる。本発明のポリオ
レフィン組成物から自動車内装部品を射出成形などの成
形法により成形した場合、自動車内装部品として十分な
耐光性を有し、しかも高温の自動車室内においても窓ガ
ラスを曇らせることのない成形品を得ることができ、な
おかつ長時間連続的に射出成形しても添加剤の金型への
付着がなく、安定した光沢度の成形品が得られる。自動
車内装部品の具体的なものとしては、インスツルメント
パネル、グローボックス、コンソールボックス、ドアト
リム、ピラートリム、ステアリングコラムカバーなどが
あげられる。
【0031】
【発明の効果】本発明のポリオレフィン組成物は、特定
のヒンダードアミン系光安定剤と脂肪酸金属塩とを特定
量配合しているので、耐光性に優れ、しかも添加剤が昇
華せず、かつ長時間連続的に射出成形しても金型の微細
なシボ加工が良好に転写された成形品を得ることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。 実施例1〜7 表1または表2に示す原料をタンブラー型混合機にて混
合した後、二軸混練抽出機で溶融混練してペレット化し
た。このようにして得たポリプロピレン組成物から成形
品を成形し、ガラス霞性、耐光性、顔料・フィラーの分
散性、金型汚染性を測定した。結果を表1および表2に
示す。
【0033】比較例1〜17 表1または表2に示す原料を用いて実施例1〜7と同様
に行った。結果を表1および表2に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表1、表2の注 *1 ポリプロピレン:結晶性エチレン・プロピレンブ
ロック共重合体、エチレン含量=3重量%、メルトフロ
ーレート(230℃、2.16kg)=30g/10分 *2 エラストマー:オレフィン系エラストマー、エチ
レン・プロピレン共重合体、三井石油化学工業(株)製
タフマーP0480(商標)、メルトフローレート(2
30℃、2.16kg)=1.8g/10分 *3 HALS/LA−52:ヒンダードアミン系光安
定剤、分子量=847、旭電化社製アデカスタブLA−
52(商標) *4 HALS/C.944:ヒンダードアミン系光安
定剤、分子量>2500、チバガイギー社製CHIMA
SSORB944(商標) *5 HALS/LS−770:ヒンダードアミン系光
安定剤、分子量=481、ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)セバケート、三共(株)
製、商標 *6 HALS/LS−2626:ヒンダードアミン系
光安定剤、分子量=722、1−[2−〔3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ニルオキシ〕エチル]−4−〔3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ〕−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、三共
(株)製、商標
【0037】*7 ステアリン酸Ca:ステアリン酸カ
ルシウム、融点=158℃ *8 ステアリン酸Mg:ステアリン酸マグネシウム、
融点=145℃ *9 EBSA:滑剤、エチレンビスステアリン酸アミ
ド、分子量=592、丸菱油化社製デノンPB1239
(商標) *10 ベヘン酸アミド:滑剤、分子量=340、丸菱油
化社製デノンLS−8(商標) *11 オレイン酸アミド:滑剤、分子量=282、丸菱
油化社製PP−5926(商標) *12 ステアリン酸アミド:滑剤、分子量=284、日
本精化社製
【0038】*13 タルク:充填剤、富士タルク工業
(株)製K−1(商標)、平均粒子径2μm *14 Irganox 1010:酸化防止剤、チバガ
イギー社製、商標 *15 Irgafos 168:酸化防止剤、チバガイ
ギー社製、商標 *16 鉄黒:顔料、戸田工業(株)製トダカラーKN−
320(商標) *17 酸化チタン:顔料、石原産業(株)製CR−60
−2(商標)
【0039】*18 耐光性:得られたポリプロピレン組
成物を、射出成形機((株)新潟鉄工所製AN100)
を用いて平板(100×100×3mmt)を成形し、
耐光性測定用試験片とした。耐光性試験はスガ試験機
(株)製(FAL−5H−B型UVフェードメーター)
を用いてブラックパネル温度83℃で試験を行い、試験
片表面にクラック発生までの時間で評価した。
【0040】*19 ガラス霞性:得られたポリプロピレ
ン組成物を、射出成形機(宇部興産(株)製 UBE−
MAXD150−10)を用いて成形温度210℃、金
型温度40℃にて厚さ2mmの平板(360×140)
を成形した後、100×25の大きさに切出し試験片と
した。その試験片2枚をガラス容器に入れ、開口部にガ
ラスプレートを装着した後、120℃で20時間オイル
バスに浸けた。取出したガラスプレートの曇り部を、日
本電色工業(株)製NDH−300Aヘイズメーターで
曇り度を測定した。
【0041】*20 顔料・フィラーの分散性:得られた
ポリプロピレン組成物を、圧縮成形機を用いて成形温度
210℃で100μmのフィルムを成形した。目視観察
にて凝集物の確認を行った。
【0042】*21 金型汚染性:得られたポリプロピレ
ン組成物を、シボ加工した箱型金型を用いて成形温度2
30℃、金型温度30℃で5000ショット射出成形
((株)新潟鉄工所製NN220α)した後、箱形の成
形品(板厚2mm、140×100×15)のシボ加工
面の光沢を測定した。光沢は日本電色工業(株)製ND
H−300Aグロスメーターを用いて60°−60°
(照材角−受光角)で測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 宏治 大阪府堺市築港新町三丁1番地 株式会社 グランドポリマー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリオレフィン100重量部に対
    して、 (B)分子量800以上のヒンダードアミン系光安定剤
    0.01〜1重量部、および (C)融点150℃以上の脂肪酸金属塩0.01〜1重
    量部 を含むことを特徴とするポリオレフィン組成物。
  2. 【請求項2】 分子量300以上の脂肪酸アミド(D)
    0.01〜1重量部を含むことを特徴とする請求項1記
    載のポリオレフィン組成物。
  3. 【請求項3】 ポリオレフィン(A)がポリプロピレン
    であることを特徴とする請求項1または2記載のポリオ
    レフィン組成物。
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