JPH1060182A - ポリオレフィン組成物 - Google Patents
ポリオレフィン組成物Info
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- JPH1060182A JPH1060182A JP8224127A JP22412796A JPH1060182A JP H1060182 A JPH1060182 A JP H1060182A JP 8224127 A JP8224127 A JP 8224127A JP 22412796 A JP22412796 A JP 22412796A JP H1060182 A JPH1060182 A JP H1060182A
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- olefin
- wax
- olefin polymer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 色分れが発生せず、外観均一性に優れた外観
良好な成形品を得ることができ、しかも複合材料として
の物性が低下しないポリオレフィン組成物を提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン(A)、フィラー
(B)、顔料(C)およびオレフィン系重合体ワックス
(D)を含む組成物であって、オレフィン系重合体ワッ
クス(D)の酸価が10〜60または水酸基価が10〜
60であり、オレフィン系重合体ワックス(D)の配合
量が(A)、(B)および(C)成分の合計100重量
部に対して0.05〜1.5重量部であるポリオレフィ
ン組成物。
良好な成形品を得ることができ、しかも複合材料として
の物性が低下しないポリオレフィン組成物を提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン(A)、フィラー
(B)、顔料(C)およびオレフィン系重合体ワックス
(D)を含む組成物であって、オレフィン系重合体ワッ
クス(D)の酸価が10〜60または水酸基価が10〜
60であり、オレフィン系重合体ワックス(D)の配合
量が(A)、(B)および(C)成分の合計100重量
部に対して0.05〜1.5重量部であるポリオレフィ
ン組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン組
成物に関し、さらに詳しくは自動車部品または家電部品
用材料として好適に利用できるポリオレフィン組成物に
関する。
成物に関し、さらに詳しくは自動車部品または家電部品
用材料として好適に利用できるポリオレフィン組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィンたとえばポリプロピレン
組成物の成形品からなる自動車部品はボディーとの一体
感、高級感、高意匠性などが要求され、また家電部品も
高級感が要求される。このため、ポリプロピレンにオレ
フィン系エラストマー、タルク、顔料などを配合して着
色したポリオレフィン組成物が利用されている。
組成物の成形品からなる自動車部品はボディーとの一体
感、高級感、高意匠性などが要求され、また家電部品も
高級感が要求される。このため、ポリプロピレンにオレ
フィン系エラストマー、タルク、顔料などを配合して着
色したポリオレフィン組成物が利用されている。
【0003】しかし上記のようなポリオレフィン組成物
を射出成形すると、成形品にはゲート延長線に沿って、
他の部分よりも彩度が低くて白っぽく見える部分が生じ
る場合があり、この現象は「色分れ」と呼ばれる。これ
は射出成形時の過程において、各成分の分離、凝集が発
生し、成形品の表層の一部に顔料濃度またはフィラー濃
度に違いが発生する結果、この部分が他の部分に比べて
色が異なって見える現象であり、これにより外観不良が
生じ、外観良好な成形品が得られない。
を射出成形すると、成形品にはゲート延長線に沿って、
他の部分よりも彩度が低くて白っぽく見える部分が生じ
る場合があり、この現象は「色分れ」と呼ばれる。これ
は射出成形時の過程において、各成分の分離、凝集が発
生し、成形品の表層の一部に顔料濃度またはフィラー濃
度に違いが発生する結果、この部分が他の部分に比べて
色が異なって見える現象であり、これにより外観不良が
生じ、外観良好な成形品が得られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、色分
れが発生せず、外観均一性に優れた外観良好な成形品を
得ることができ、しかも複合材料としての物性が低下し
ないポリオレフィン組成物を提供することである。
れが発生せず、外観均一性に優れた外観良好な成形品を
得ることができ、しかも複合材料としての物性が低下し
ないポリオレフィン組成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次のポリオレフ
ィン組成物である。 (1) ポリオレフィン(A)、フィラー(B)、顔料
(C)およびオレフィン系重合体ワックス(D)を含む
組成物であって、オレフィン系重合体ワックス(D)が
酸価10〜60のオレフィン系重合体ワックス(D−
1)および/または水酸基価10〜60のオレフィン系
重合体ワックス(D−2)であり、オレフィン系重合体
ワックス(D)の配合量が(A)、(B)および(C)
成分の合計100重量部に対して0.05〜1.5重量
部であることを特徴とするポリオレフィン組成物。 (2) ポリオレフィン(A)が結晶性ポリオレフィン
(A−1)およびオレフィン系エラストマー(A−2)
からなることを特徴とする上記(1)記載のポリオレフ
ィン組成物。 (3) 結晶性ポリオレフィン(A−1)がポリプロピ
レンであり、オレフィン系エラストマー(A−2)がエ
チレン・α−オレフィン共重合体および/またはプロピ
レン・α−オレフィン共重合体であることを特徴とする
上記(2)記載のポリオレフィン組成物。
ィン組成物である。 (1) ポリオレフィン(A)、フィラー(B)、顔料
(C)およびオレフィン系重合体ワックス(D)を含む
組成物であって、オレフィン系重合体ワックス(D)が
酸価10〜60のオレフィン系重合体ワックス(D−
1)および/または水酸基価10〜60のオレフィン系
重合体ワックス(D−2)であり、オレフィン系重合体
ワックス(D)の配合量が(A)、(B)および(C)
成分の合計100重量部に対して0.05〜1.5重量
部であることを特徴とするポリオレフィン組成物。 (2) ポリオレフィン(A)が結晶性ポリオレフィン
(A−1)およびオレフィン系エラストマー(A−2)
からなることを特徴とする上記(1)記載のポリオレフ
ィン組成物。 (3) 結晶性ポリオレフィン(A−1)がポリプロピ
レンであり、オレフィン系エラストマー(A−2)がエ
チレン・α−オレフィン共重合体および/またはプロピ
レン・α−オレフィン共重合体であることを特徴とする
上記(2)記載のポリオレフィン組成物。
【0006】本発明で用いるポリオレフィン(A)とし
ては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、3−メ
チル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メ
チル−1−ペンテン等のα−オレフィンの単独重合体、
または2種以上のα−オレフィンからなる共重合体すな
わちブロック共重合体、ランダム共重合体、グラフト共
重合体、さらには上記のα−オレフィンと、α−オレフ
ィン以外の共重合可能な他のモノマー例えばスチレン、
アクリロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、ビニルノルボルネン等との共重合体などがあ
げられる。
ては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、3−メ
チル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メ
チル−1−ペンテン等のα−オレフィンの単独重合体、
または2種以上のα−オレフィンからなる共重合体すな
わちブロック共重合体、ランダム共重合体、グラフト共
重合体、さらには上記のα−オレフィンと、α−オレフ
ィン以外の共重合可能な他のモノマー例えばスチレン、
アクリロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、ビニルノルボルネン等との共重合体などがあ
げられる。
【0007】これらのポリオレフィン(A)は、結晶性
であっても非晶性であってもよく、用途に応じて結晶
性、非晶性、あるいは結晶性の中でも高結晶性や低結晶
性を適宜選択組合せて用いることができる。
であっても非晶性であってもよく、用途に応じて結晶
性、非晶性、あるいは結晶性の中でも高結晶性や低結晶
性を適宜選択組合せて用いることができる。
【0008】例えば自動車材料用ならば、剛性、耐衝撃
性等の機械物性バランス、耐薬品性、成形性、リサイク
ル性等の総合バランスの観点から結晶性ポリオレフィン
(A−1)、特に結晶性ポリプロピレンが好ましく使用
される。上記ポリプロピレンとしては、ASTM D1
238(温度230℃、荷重2.16kg)で測定した
メルトフローレート(MFR)が0.1〜150g/1
0分、好ましくは3〜80g/10分、さらに好ましく
は5〜50g/10分のものが好適である。
性等の機械物性バランス、耐薬品性、成形性、リサイク
ル性等の総合バランスの観点から結晶性ポリオレフィン
(A−1)、特に結晶性ポリプロピレンが好ましく使用
される。上記ポリプロピレンとしては、ASTM D1
238(温度230℃、荷重2.16kg)で測定した
メルトフローレート(MFR)が0.1〜150g/1
0分、好ましくは3〜80g/10分、さらに好ましく
は5〜50g/10分のものが好適である。
【0009】このようなポリプロピレンとしては、プロ
ピレンの単独重合体の他、プロピレンと他のα−オレフ
ィン例えばエチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、3−メチル−1
−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1
−ペンテン等とのブロック共重合体、ランダム共重合体
などが例示できる。
ピレンの単独重合体の他、プロピレンと他のα−オレフ
ィン例えばエチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、3−メチル−1
−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1
−ペンテン等とのブロック共重合体、ランダム共重合体
などが例示できる。
【0010】さらには、種々の機械物性を付与するため
に、上記のポリプロピレンに代表される結晶性ポリオレ
フィン(A−1)に、本発明のポリオレフィン(A)の
一種である他の低結晶性または非晶性のオレフィン系エ
ラストマー(A−2)をブレンドしても構わない。
に、上記のポリプロピレンに代表される結晶性ポリオレ
フィン(A−1)に、本発明のポリオレフィン(A)の
一種である他の低結晶性または非晶性のオレフィン系エ
ラストマー(A−2)をブレンドしても構わない。
【0011】オレフィン系エラストマー(A−2)とし
ては、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテ
ン共重合体、エチレン・ヘキセン共重合体、エチレン・
オクテン共重合体等のエチレン・α−オレフィン共重合
体、プロピレン・ブテン共重合体等のプロピレン・α−
オレフィン共重合体、スチレン・ブタジエンブロック共
重合体およびその水素添加物等が例示でき、特にエチレ
ン・α−オレフィン共重合体および/またはプロピレン
・α−オレフィン共重合体が好ましく用いられる。オレ
フィン系エラストマー(A−2)の配合量は結晶性ポリ
オレフィン(A−1)100重量部に対して1〜100
重量部とするのが好ましい。配合量が100重量部を超
えると外観不良になり易く、またコスト高となる。
ては、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテ
ン共重合体、エチレン・ヘキセン共重合体、エチレン・
オクテン共重合体等のエチレン・α−オレフィン共重合
体、プロピレン・ブテン共重合体等のプロピレン・α−
オレフィン共重合体、スチレン・ブタジエンブロック共
重合体およびその水素添加物等が例示でき、特にエチレ
ン・α−オレフィン共重合体および/またはプロピレン
・α−オレフィン共重合体が好ましく用いられる。オレ
フィン系エラストマー(A−2)の配合量は結晶性ポリ
オレフィン(A−1)100重量部に対して1〜100
重量部とするのが好ましい。配合量が100重量部を超
えると外観不良になり易く、またコスト高となる。
【0012】本発明で用いるフィラー(B)としては、
タルク、クレー、けい酸塩類、炭酸塩類、ガラス繊維粉
末等の無機フィラーなどがあげられる。これらの中では
タルクが好ましく、特に平均粒子径が5μm以下のもの
が好ましい。
タルク、クレー、けい酸塩類、炭酸塩類、ガラス繊維粉
末等の無機フィラーなどがあげられる。これらの中では
タルクが好ましく、特に平均粒子径が5μm以下のもの
が好ましい。
【0013】フィラー(B)の配合量は、ポリオレフィ
ン(A)、フィラー(B)および顔料(C)の合計に占
める割合として1〜40重量%、好ましくは5〜30重
量%とするのが望ましい。
ン(A)、フィラー(B)および顔料(C)の合計に占
める割合として1〜40重量%、好ましくは5〜30重
量%とするのが望ましい。
【0014】本発明で用いる顔料(C)としては公知の
ものが制限なく使用でき、例えば金属の酸化物、水酸化
物、硫化物、クロム酸塩、炭酸塩、硫酸塩、ケイ酸塩、
カーボンブラック等の無機顔料;アゾ系、ジフェニルメ
タン系、トリフェニルメタン系、フタロシアニン系、ニ
トロ系、ニトロソ系、アントラキノン系、キナクリドン
系、ベンジジン系、縮合多環系等の有機顔料などがあげ
られる。色も制限がなく、黒、黄、青、赤、緑、白など
いずれのものでも使用することができる。
ものが制限なく使用でき、例えば金属の酸化物、水酸化
物、硫化物、クロム酸塩、炭酸塩、硫酸塩、ケイ酸塩、
カーボンブラック等の無機顔料;アゾ系、ジフェニルメ
タン系、トリフェニルメタン系、フタロシアニン系、ニ
トロ系、ニトロソ系、アントラキノン系、キナクリドン
系、ベンジジン系、縮合多環系等の有機顔料などがあげ
られる。色も制限がなく、黒、黄、青、赤、緑、白など
いずれのものでも使用することができる。
【0015】顔料(C)の配合量は、ポリオレフィン
(A)およびフィラー(B)の合計100重量部に対し
て0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量
部とするのが望ましい。
(A)およびフィラー(B)の合計100重量部に対し
て0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量
部とするのが望ましい。
【0016】本発明で用いられるオレフィン系重合体ワ
ックス(D)は、少なくとも1種の炭素数2〜10のα
−オレフィンから導かれる構造単位を主成分として含有
している。上記炭素数2〜10のα−オレフィンとして
は、具体的にはエチレン、プロピレン、1−ブテン、1
−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセンなどがあ
げられる。
ックス(D)は、少なくとも1種の炭素数2〜10のα
−オレフィンから導かれる構造単位を主成分として含有
している。上記炭素数2〜10のα−オレフィンとして
は、具体的にはエチレン、プロピレン、1−ブテン、1
−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセンなどがあ
げられる。
【0017】オレフィン系重合体ワックス(D)は、こ
れらの中でもエチレン、プロピレン、1−ブテン、4−
メチル−1−ペンテンから導かれる構造単位を主成分と
して含有していると、ポリオレフィン(A)がポリエチ
レンまたはポリプロピレンの場合に相溶性に優れる。
れらの中でもエチレン、プロピレン、1−ブテン、4−
メチル−1−ペンテンから導かれる構造単位を主成分と
して含有していると、ポリオレフィン(A)がポリエチ
レンまたはポリプロピレンの場合に相溶性に優れる。
【0018】また他の共重合可能なモノマー、例えばマ
レイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カ
ルボン酸やその誘導体(エステル、アミド等)で代表さ
れる極性基含有モノマーを共重合したり、酸化により極
性基を導入してオレフィン系重合体ワックス(D)を変
性したものでも構わない。このような変性オレフィン系
重合体ワックスは、無機化合物などとの親和性が良好
で、ポリオレフィン(A)中へのフィラー(B)、顔料
(C)などの分散性が特に優れている。
レイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カ
ルボン酸やその誘導体(エステル、アミド等)で代表さ
れる極性基含有モノマーを共重合したり、酸化により極
性基を導入してオレフィン系重合体ワックス(D)を変
性したものでも構わない。このような変性オレフィン系
重合体ワックスは、無機化合物などとの親和性が良好
で、ポリオレフィン(A)中へのフィラー(B)、顔料
(C)などの分散性が特に優れている。
【0019】本発明で使用するオレフィン系重合体ワッ
クス(D)は、酸価が10〜60、好ましくは15〜6
0、さらに好ましくは20〜55のオレフィン系重合体
ワックス(D−1)、および/または水酸基価が10〜
60、好ましくは15〜60、さらに好ましくは20〜
55のオレフィン系重合体ワックス(D−2)である。
酸価または水酸基価が上記範囲外のオレフィン系重合体
ワックスの場合、射出成形して得られる成形品に色分れ
が発生し易くなる。
クス(D)は、酸価が10〜60、好ましくは15〜6
0、さらに好ましくは20〜55のオレフィン系重合体
ワックス(D−1)、および/または水酸基価が10〜
60、好ましくは15〜60、さらに好ましくは20〜
55のオレフィン系重合体ワックス(D−2)である。
酸価または水酸基価が上記範囲外のオレフィン系重合体
ワックスの場合、射出成形して得られる成形品に色分れ
が発生し易くなる。
【0020】オレフィン系重合体ワックス(D)の分子
量は、数平均分子量で500〜100000、好ましく
は1000〜50000のものが好ましい。
量は、数平均分子量で500〜100000、好ましく
は1000〜50000のものが好ましい。
【0021】ここで酸価はワックス(D−1)1gを中
和するのに要する水酸化カリウムのmg数であり、中和
滴定曲線から求められる値である。また水酸基価はワッ
クス(D−2)1g中の水酸基をアセチル化して、アセ
チル化に要した酢酸を中和するのに要する水酸化カリウ
ムのmg数であり、中和滴定曲線から求められる値であ
る。
和するのに要する水酸化カリウムのmg数であり、中和
滴定曲線から求められる値である。また水酸基価はワッ
クス(D−2)1g中の水酸基をアセチル化して、アセ
チル化に要した酢酸を中和するのに要する水酸化カリウ
ムのmg数であり、中和滴定曲線から求められる値であ
る。
【0022】オレフィン系重合体ワックス(D)として
は市販品を使用することもできる。例えば、ハイワック
ス4052E(三井石油化学工業(株)製、商標、酸価
=20.0、ポリエチレン系ワックス)、ユーメックス
1010(三洋化成工業(株)製、商標、酸価=52.
0、ポリプロピレン系ワックス)、ユーメックス120
1H(三洋化成工業(株)製、商標、水酸基価=28.
0、ポリプロピレン系ワックス)などがあげられる。
は市販品を使用することもできる。例えば、ハイワック
ス4052E(三井石油化学工業(株)製、商標、酸価
=20.0、ポリエチレン系ワックス)、ユーメックス
1010(三洋化成工業(株)製、商標、酸価=52.
0、ポリプロピレン系ワックス)、ユーメックス120
1H(三洋化成工業(株)製、商標、水酸基価=28.
0、ポリプロピレン系ワックス)などがあげられる。
【0023】オレフィン系重合体ワックス(D)の配合
量は、ポリオレフィン(A)、フィラー(B)および顔
料(C)の合計100重量部に対して0.05〜1.5
重量部、好ましくは0.1〜1重量部である。オレフィ
ン系重合体ワックス(D)の配合量が上記範囲にある場
合、色分れが発生せず、外観均一性に優れた成形品を得
ることができ、しかも複合材料としての物性が低下しな
い。
量は、ポリオレフィン(A)、フィラー(B)および顔
料(C)の合計100重量部に対して0.05〜1.5
重量部、好ましくは0.1〜1重量部である。オレフィ
ン系重合体ワックス(D)の配合量が上記範囲にある場
合、色分れが発生せず、外観均一性に優れた成形品を得
ることができ、しかも複合材料としての物性が低下しな
い。
【0024】本発明のポリオレフィン組成物には前記
(A)〜(D)成分の他に、(D)成分以外の分散剤、
酸化防止剤、光安定剤など、従来からポリオレフィン組
成物に配合されている他の添加剤を配合することができ
る。
(A)〜(D)成分の他に、(D)成分以外の分散剤、
酸化防止剤、光安定剤など、従来からポリオレフィン組
成物に配合されている他の添加剤を配合することができ
る。
【0025】具体的なものとしては、ステアリン酸マグ
ネシウム等の分散剤;Irganox 1010(チバ
ガイギー社製、商標)、Irgafos 168(チバ
ガイギー社製、商標)等の酸化防止剤;サノールLS−
770(ヒンダードアミン系光安定剤、三共(株)製、
商標)等の光安定剤などがあげられる。酸化防止剤はフ
ェノール系、イオウ系またはリン系のいずれのものでも
配合することができる。
ネシウム等の分散剤;Irganox 1010(チバ
ガイギー社製、商標)、Irgafos 168(チバ
ガイギー社製、商標)等の酸化防止剤;サノールLS−
770(ヒンダードアミン系光安定剤、三共(株)製、
商標)等の光安定剤などがあげられる。酸化防止剤はフ
ェノール系、イオウ系またはリン系のいずれのものでも
配合することができる。
【0026】本発明で配合する(A)〜(D)成分の物
性および配合量は、全ての成分が前記好ましい範囲にあ
る場合が最も好ましいが、特定の成分が好ましい範囲に
あり、かつ他の成分が一般的な範囲にある場合も好まし
い。
性および配合量は、全ての成分が前記好ましい範囲にあ
る場合が最も好ましいが、特定の成分が好ましい範囲に
あり、かつ他の成分が一般的な範囲にある場合も好まし
い。
【0027】本発明のポリオレフィン組成物は良好な外
観が要求される分野に使用することができ、特に自動車
内外装部品または家電部品の原料として好ましく使用す
ることができる。本発明のポリオレフィン組成物から自
動車内外装部品または家電部品を射出成形などの成形法
により成形した場合、色分れがなくて外観均一性に優
れ、外観良好な射出成形品などの成形品が得られる。こ
の場合、複合材料としての物性が低下することはない。
観が要求される分野に使用することができ、特に自動車
内外装部品または家電部品の原料として好ましく使用す
ることができる。本発明のポリオレフィン組成物から自
動車内外装部品または家電部品を射出成形などの成形法
により成形した場合、色分れがなくて外観均一性に優
れ、外観良好な射出成形品などの成形品が得られる。こ
の場合、複合材料としての物性が低下することはない。
【0028】自動車部品の具体的なものとしては、イン
スツルメントパネル、グローボックス、コンソールボッ
クス、ドアトリム、ピラートリム、ステアリングコラム
カバー、バンパー、サイドモールなどがあげられる。
スツルメントパネル、グローボックス、コンソールボッ
クス、ドアトリム、ピラートリム、ステアリングコラム
カバー、バンパー、サイドモールなどがあげられる。
【0029】
【発明の効果】本発明のポリオレフィン組成物は、特定
のオレフィン系重合体ワックスを特定量含有しているの
で、色分れが発生せず、外観均一性に優れた外観良好な
成形品を得ることができ、しかも複合材料としての物性
は低下しない。
のオレフィン系重合体ワックスを特定量含有しているの
で、色分れが発生せず、外観均一性に優れた外観良好な
成形品を得ることができ、しかも複合材料としての物性
は低下しない。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。 実施例1〜6 表1に示す原料をタンブラー型ミキサーにて10分間ド
ライブレンドした後、高速2軸混練機((株)神戸製鋼
所NCMタイプ)により混練してペレット化した。この
ようにして得たポリオレフィン組成物から成形品を成形
し、色分れ、アイゾット衝撃強度を測定した。結果を表
1に示す。
する。 実施例1〜6 表1に示す原料をタンブラー型ミキサーにて10分間ド
ライブレンドした後、高速2軸混練機((株)神戸製鋼
所NCMタイプ)により混練してペレット化した。この
ようにして得たポリオレフィン組成物から成形品を成形
し、色分れ、アイゾット衝撃強度を測定した。結果を表
1に示す。
【0031】比較例1〜8 表2、表3に示す原料を用いて実施例1〜6と同様に行
った。結果を表2、表3に示す。
った。結果を表2、表3に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】表1〜表3の注 *1 PP(ホモ):結晶性プロピレン単独重合体、メ
ルトフローレート=30g/10分 *2 PP(EPBC):結晶性エチレン・プロピレン
ブロック共重合体、エチレン含量=5重量%、メルトフ
ローレート(230℃、2.16kg)=30g/10
分
ルトフローレート=30g/10分 *2 PP(EPBC):結晶性エチレン・プロピレン
ブロック共重合体、エチレン含量=5重量%、メルトフ
ローレート(230℃、2.16kg)=30g/10
分
【0036】*3 オレフィン系エラストマー:エチレ
ン・プロピレン共重合体、エチレン含量=72モル%、
ムーニー粘度〔ML1+4(100)〕=36 *4 タルク:富士タルク工業(株)製K−1(商
標)、平均粒子径=1.9μm(レーザー回折法) *5 鉄黒:戸田工業(株)製トダカラーKN−320
(商標) *6 カーボンB:カーボンブラック、三菱化学(株)
製#5B(商標) *7 酸化チタン:石原産業(株)製CR−63(商
標)
ン・プロピレン共重合体、エチレン含量=72モル%、
ムーニー粘度〔ML1+4(100)〕=36 *4 タルク:富士タルク工業(株)製K−1(商
標)、平均粒子径=1.9μm(レーザー回折法) *5 鉄黒:戸田工業(株)製トダカラーKN−320
(商標) *6 カーボンB:カーボンブラック、三菱化学(株)
製#5B(商標) *7 酸化チタン:石原産業(株)製CR−63(商
標)
【0037】*8 Wax/4052E:ポリエチレン
系ワックス、三井石油化学工業(株)製ハイワックス4
052E(商標)、酸価=20.0、数平均分子量=3
200、粘度(cps、140℃)=550 *9 Wax/1010:ポリプロピレン系ワックス、
三洋化成工業(株)製ユーメックス1010(商標)、
酸価=52.0、数平均分子量=30000、粘度(c
ps、160℃)=7000 *10 Wax/1201H:ポリプロピレン系ワック
ス、三洋化成工業(株)製ユーメックス1201H(商
標)、水酸基価=28.0、粘度(cps、180℃)
=14800 *11 Wax/330−P:ポリプロピレン系ワック
ス、三洋化成工業(株)製ビスコール330−P(商
標)、酸価=0、数平均分子量=15000、粘度(c
ps、160℃)=4000 *12 Wax/110TS:ポリプロピレン系ワック
ス、三洋化成工業(株)製ユーメックス110TS(商
標)、酸価=7.0、数平均分子量=12000、粘度
(cps、160℃)=120 *13 分散剤Mg−St:ステアリン酸マグネシウム
系ワックス、三井石油化学工業(株)製ハイワックス4
052E(商標)、酸価=20.0、数平均分子量=3
200、粘度(cps、140℃)=550 *9 Wax/1010:ポリプロピレン系ワックス、
三洋化成工業(株)製ユーメックス1010(商標)、
酸価=52.0、数平均分子量=30000、粘度(c
ps、160℃)=7000 *10 Wax/1201H:ポリプロピレン系ワック
ス、三洋化成工業(株)製ユーメックス1201H(商
標)、水酸基価=28.0、粘度(cps、180℃)
=14800 *11 Wax/330−P:ポリプロピレン系ワック
ス、三洋化成工業(株)製ビスコール330−P(商
標)、酸価=0、数平均分子量=15000、粘度(c
ps、160℃)=4000 *12 Wax/110TS:ポリプロピレン系ワック
ス、三洋化成工業(株)製ユーメックス110TS(商
標)、酸価=7.0、数平均分子量=12000、粘度
(cps、160℃)=120 *13 分散剤Mg−St:ステアリン酸マグネシウム
【0038】*14 色分れ:ポリオレフィン組成物を下
記射出成形条件で30ショット連続成形した。なお射出
成形条件は色分れが発生しやすいように条件設定がなさ
れている。 成形機;UBE−MAX D150−10(宇部興産
(株)製) SCW;STD 45φ ノーマルヘッド 成形品;MVSS 3mmt(中央1点ゲート) 設定温度(℃);200℃(200−200−190−
180−170) 射出圧力(kg/cm2G);50 (5sec) 保 圧 (kg/cm2G);40 (2sec) 射出速度(%); 40(一律) スクリュウ背圧;フリー スクリュウ回転数;70% 型 温;40℃(冷却=15sec) 計 量;132mm 保圧切り替え;20mm
記射出成形条件で30ショット連続成形した。なお射出
成形条件は色分れが発生しやすいように条件設定がなさ
れている。 成形機;UBE−MAX D150−10(宇部興産
(株)製) SCW;STD 45φ ノーマルヘッド 成形品;MVSS 3mmt(中央1点ゲート) 設定温度(℃);200℃(200−200−190−
180−170) 射出圧力(kg/cm2G);50 (5sec) 保 圧 (kg/cm2G);40 (2sec) 射出速度(%); 40(一律) スクリュウ背圧;フリー スクリュウ回転数;70% 型 温;40℃(冷却=15sec) 計 量;132mm 保圧切り替え;20mm
【0039】得られた30枚の成形品表面の色分れを下
記5段階の基準で目視判定(カラーマッチャー)し、平
均値を求めた。なお判定は晴天下の太陽光の下で行っ
た。 5 色抜けなし 4 色抜けの目立ち少ない 3 色抜けあり 2 色抜けが目立つ 1 色抜けが非常に目立つ なお色分れは平板のゲート延長線上に発生した。この部
分は周囲の正常部より彩度が低下し、白っぽく見えた。
色分れが激しい材料は面積も広く、さらに青っぽくまた
は赤っぽく見え、非常に目立ち易い。一方、良好な材料
は領域も狭く、屋内観察では非常に目立ち難くく、太陽
光の下で肉眼に映る程度であった。
記5段階の基準で目視判定(カラーマッチャー)し、平
均値を求めた。なお判定は晴天下の太陽光の下で行っ
た。 5 色抜けなし 4 色抜けの目立ち少ない 3 色抜けあり 2 色抜けが目立つ 1 色抜けが非常に目立つ なお色分れは平板のゲート延長線上に発生した。この部
分は周囲の正常部より彩度が低下し、白っぽく見えた。
色分れが激しい材料は面積も広く、さらに青っぽくまた
は赤っぽく見え、非常に目立ち易い。一方、良好な材料
は領域も狭く、屋内観察では非常に目立ち難くく、太陽
光の下で肉眼に映る程度であった。
【0040】*15 IZOD(アイゾット)衝撃強度:
ポリオレフィン組成物から成形した1/4インチ厚の試
験片について、ASTM D−256に準拠して23℃
で試験した(ノッチ付)。
ポリオレフィン組成物から成形した1/4インチ厚の試
験片について、ASTM D−256に準拠して23℃
で試験した(ノッチ付)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日根野谷 三郎 大阪府堺市築港新町三丁1番地 株式会社 グランドポリマー内
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリオレフィン(A)、フィラー
(B)、顔料(C)およびオレフィン系重合体ワックス
(D)を含む組成物であって、 オレフィン系重合体ワックス(D)が酸価10〜60の
オレフィン系重合体ワックス(D−1)および/または
水酸基価10〜60のオレフィン系重合体ワックス(D
−2)であり、 オレフィン系重合体ワックス(D)の配合量が(A)、
(B)および(C)成分の合計100重量部に対して
0.05〜1.5重量部であることを特徴とするポリオ
レフィン組成物。 - 【請求項2】 ポリオレフィン(A)が結晶性ポリオレ
フィン(A−1)およびオレフィン系エラストマー(A
−2)からなることを特徴とする請求項1記載のポリオ
レフィン組成物。 - 【請求項3】 結晶性ポリオレフィン(A−1)がポリ
プロピレンであり、オレフィン系エラストマー(A−
2)がエチレン・α−オレフィン共重合体および/また
はプロピレン・α−オレフィン共重合体であることを特
徴とする請求項2記載のポリオレフィン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224127A JPH1060182A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ポリオレフィン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224127A JPH1060182A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ポリオレフィン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1060182A true JPH1060182A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16808972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8224127A Pending JPH1060182A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ポリオレフィン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1060182A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10310705A (ja) * | 1997-05-12 | 1998-11-24 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 耐塩素含有水性着色樹脂組成物及びその成形品 |
JPH11279341A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-10-12 | Montell North America Inc | ポリエチレンワックスを含有する直接塗装可能な熱可塑性オレフィン組成物 |
JP2000344971A (ja) * | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 着色樹脂組成物 |
JP2003119326A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-23 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 難燃性組成物および電線・ケーブル |
US6767953B2 (en) | 2000-07-06 | 2004-07-27 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polypropylene resin composition and injection-molded article thereof |
JP2006028226A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 着色剤組成物 |
JP2009292910A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Mitsui Chemicals Inc | 無機強化材配合成形用樹脂組成物 |
JP2010500424A (ja) * | 2006-08-12 | 2010-01-07 | クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド | オレフィン系プラスチックならびに非オレフィン系プラスチックを着色および改質するための高充填着色剤組成物 |
JP2010254799A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物及びその成形体 |
JP2013209615A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-10-10 | Sanyo Chem Ind Ltd | 無機繊維含有ポリオレフィン樹脂組成物 |
JP2013227501A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-11-07 | Sanyo Chem Ind Ltd | 無機フィラー含有ポリオレフィン樹脂組成物 |
JP2013253229A (ja) * | 2012-05-08 | 2013-12-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリオレフィン樹脂組成物及び成形体 |
JP2018024750A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物、及びこれから得られる成形体 |
JP2018024752A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物、及びこれから得られる成形体 |
JP2021102675A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 着色樹脂組成物および成形体 |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP8224127A patent/JPH1060182A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10310705A (ja) * | 1997-05-12 | 1998-11-24 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 耐塩素含有水性着色樹脂組成物及びその成形品 |
JPH11279341A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-10-12 | Montell North America Inc | ポリエチレンワックスを含有する直接塗装可能な熱可塑性オレフィン組成物 |
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US6767953B2 (en) | 2000-07-06 | 2004-07-27 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polypropylene resin composition and injection-molded article thereof |
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JP2018024752A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物、及びこれから得られる成形体 |
JP2021102675A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 着色樹脂組成物および成形体 |
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