JPH1052322A - バ フ - Google Patents

バ フ

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JPH1052322A
JPH1052322A JP8231362A JP23136296A JPH1052322A JP H1052322 A JPH1052322 A JP H1052322A JP 8231362 A JP8231362 A JP 8231362A JP 23136296 A JP23136296 A JP 23136296A JP H1052322 A JPH1052322 A JP H1052322A
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厚 宮岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨効率および洗浄効率を高めるとともに凹
凸面についても緻密な研磨や洗浄を可能にするととも
に、研磨面や被洗浄面などの被作業物の表面に線条傷を
付けない。 【解決手段】 中心に回転軸への取付孔2を有する円板
状の柔軟なバフ部材1からなるバフにおいて、前記バフ
部材1の少なくとも外周端部を袋状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研磨や洗浄の際に用
いられるバフ、殊に、中心に回転軸への取付部を有する
円板状の柔軟なバフ部材からなる、いわゆる垂直バフに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に示すように中心に洗浄機
または研磨機などの回転軸1aへの取付孔2aを有する
フランジ3aに円板状の柔軟な例えばバイヤス綿により
形成された1枚或いは複数枚のバフ部材4aが挟持され
てなるバフ5aが知られている。
【0003】このようなバフ5aは、通常、1枚或いは
複数枚を取付けた回転軸を回転させて、外周端をそのま
ま、或いは洗浄剤や研磨剤を保持させた状態でその外周
端である作用部を被洗浄材或いは被研磨材などの被作業
物の表面(図示せず)の表面に押し当てて使用される。
【0004】ところが、前記従来のバフは各バフ部材4
aが一枚の布により形成されているのでいわゆる腰が弱
く、充分な研磨効果或いは洗浄効果を発揮することが困
難であるとともに、外周端面に裁断縁が露出しているこ
とから被研磨面或いは被洗浄面などの被作業物の表面に
線条傷が付きやすく、更に使用に伴って外周端縁から織
糸が解けるなどの問題があった。
【0005】また、従来、柔軟性の付与や研磨剤の保持
性能を向上させる目的で例えば図13に示したようにプ
リーツ状としたバフが用いられているが、例えば大きな
凹凸面を有する研磨面や洗浄面などの被作業物の表面に
追随した作業が行えないなどの点で充分な効果を挙げる
に至っていない。
【0006】一方、従来、図14に示したように中心に
洗浄機への回転軸1aへの取付孔2aを有するフランジ
3aの外周面にブラシ部材6aを植設させた洗浄ブラシ
7aが知られており、例えば車両などの外部を洗浄する
際などに用いられている。
【0007】ところが、このような洗浄ブラシ7aは先
の尖ったブラシ部材6aの先端を被洗浄材に当てて洗浄
するものであり、洗浄効率が低いばかりか被洗浄面に線
条傷が付くという問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は斯かる実状に
鑑みてなされたものであり、研磨効率および洗浄効率が
高いばかりか凹凸面についても緻密な研磨や洗浄が可能
であるとともに、研磨面や被洗浄面などの被作業物の表
面に線条傷が付く心配のないバフを提供することを解決
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、中心に回転軸への取付孔を有する円板状の柔
軟なバフ部材からなるバフにおいて、前記バフ部材は少
なくとも外周端部が袋状に形成されていることを特徴と
する。
【0010】また、前記の解決手段において、バフ部材
がループ状に編繊したパイル編み状の布地、ビロード状
の布地または毛先を起毛したモケット状布地により形成
し、更には、バフ部材を超極細繊維により編繊すると更
に好ましい。
【0011】被研磨面や被洗浄面などの被作業物の表面
に当たる外周端部が袋状に形成されているため、被作業
物の表面に面接触する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。
【0013】図1乃至図3は本発明の好ましい実施の形
態の一つを示すものであり、中心に洗浄機または研磨機
などの回転軸(図示せず)への取付孔21を有する円板
形のフランジ2に表面をループ状に編繊したパイル編状
(図3参照)の布地により形成した円板状のバフ部材1
が挟持されている。
【0014】そして、前記バフ部材1は、外周端11が
袋状に形成されている。
【0015】このような構成を有する本実施の形態は、
前記従来例と同様に通常、1枚或いは複数枚を洗浄機ま
たは研磨機などの回転軸に取付けて回転させ、そのま
ま、或いは洗浄剤や研磨剤を保持させた状態でその外周
端部11を被洗浄材或いは被研磨材の被作業物の表面に
押し当てて使用される。
【0016】このとき、図4に示すように、被作業物3
の表面に接触する外周端部11が袋状に形成されてい
る。
【0017】そのため、外周端部11が被作業物3の表
面に沿って変形した状態で面接触することになり、外周
端面に裁断縁が露出している従来のバフのように被作業
物3の表面に線条傷が形成される心配がない。
【0018】また、本実施の形態では 従来のバフの
ように一枚の布により形成されているものと異なり、被
作業物3の表面に接触する外周端部11が袋状に形成さ
れていることから被作業物3の表面に当接して三次元的
に変形し、被作業物3の表面に追随した作業が行えるこ
とから充分な効果を挙げることができ、更に、一枚の布
により形成されている場合に比べていわゆる腰が強くな
り、充分な研磨効果或いは洗浄効果を発揮させることが
できる。
【0019】更に、外周端面が折り返して袋状に形成さ
れているため従来のバフのように裁断縁が露出していな
いため、被作業物3の表面に線条傷が付いたり、外周端
縁から織糸が解けるなどの心配がない。
【0020】図5は、前記実施の形態に示したバフ1の
製造工程の一例を示すものであり、最初に鎖線で示した
ように筒状に形成したバフ部材1を両端から押し潰すよ
うにして両開口部を縮め、この縮めた両開口部に両側か
ら止め爪の付いたフランジ部材22,23を組み付けて
完成させる。
【0021】また、図6は本発明における他の実施の形
態についての製造工程の一例を示すものであり、適宜長
尺で少なくとも外周端部11を袋状態としてほぼ筒状に
丸めたバフ部材1を中心にフランジ部材22,23より
も小径の中空部を形成しながら渦巻き状に巻回させ、そ
の両端側をフランジ部材22,23により挟持、締め付
けて図7に示すようなバフ1を形成するものである。
尚、最後にバフ部材1の両端部分を縫着しておくとよ
い。
【0022】図8は本発明における更に異なる実施の形
態についての製造工程の一例を示すものであり、最初に
図8(a)に示すように回転軸4の一部に形成した環状
凹部41に例えば筒状で適宜長尺のバフ部材1を巻き付
け、次いで図8(b)に示すように針金などの緊縛線5
により締め付け固定して図9に示すようなバフ1を形成
するものである。
【0023】本実施の形態によれば、バフ部材1を直接
回転軸4に固定するものであり、前記実施の形態のよう
にフランジを要さないため製作が容易であるとともに軽
量で且つ経済的にも優れている。
【0024】尚、前記実施の形態においては、バフ部材
1をループ状に編繊したパイル編み状の布地により形成
したため柔らかい接触性を発揮するので被作業物の表面
が比較的柔らかい材料により形成されていても傷が付く
などの心配がない。
【0025】また、図10に示したように表面をループ
状に編繊したパイル編状(図3参照)の布地をシャーリ
ング加工によりカッティングして形成したビロード状の
布地により形成することにより更に強力な洗浄ならびに
研磨効果を発揮させることができ、更に図11に示した
ように毛先を起毛したモケット状布地によりバフ部材を
形成した場合には前記実施の形態に示したパイル編み状
の布地により形成した場合に比べて、いわゆる腰が強く
なり、より強力な洗浄効果や研摩効果を発揮することが
できる。従って、例えば金属材料により形成される被研
磨面や比較的汚れの激しい洗浄面に対して有効である。
【0026】更にまた、バフ部材1として超極細繊維に
より編繊されているものを用いると洗浄面あるいは研磨
面などの被作業物の表面に密に接触するとともに、空隙
率が高いことから洗浄液や研磨剤の含浸性が高められる
ばかりか、汚れや研磨かすなどの取り込みにも優れた効
果を発揮し、一旦取り込んだ汚れが被作業物の表面に再
付着するという心配もない。
【0027】このバフ部材1として用いられる超極細繊
維としては、例えばアクリル繊維、ポリエステル繊維、
ポリアミド繊維の一つまたはこれらの混紡で且つ1デニ
ール(直径10ミクロン)以下の極めて細い糸により編
まれた繊維が好ましい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、中心に回転軸へ
の取付孔を有する円板状の柔軟なバフ部材からなるバフ
において、前記バフ部材は外周端部が袋状に形成されて
いるので、外周端部が被作業物の表面に沿って変形した
状態で面接触することになり、外周端面に裁断縁が露出
している従来のバフのように被作業物の表面に線条傷が
形成される心配がない。
【0029】また、一枚の布により形成されている場合
に比べていわゆる腰が強くなり、充分な研磨効果或いは
洗浄効果を発揮することができる
【0030】更に、バフ部材がループ状に編繊したパイ
ル編み状の布地またはビロード状の布地により形成され
ている場合には、柔らかい接触性を発揮するので被作業
物の表面が比較的柔らかい材料により形成されていても
傷が付くなどの心配がない。
【0031】更にまた、バフ部材が毛先を起毛したモケ
ット状布地により形成されている場合には、いわゆる腰
が強くなり、更に強力な洗浄効果や研摩効果を発揮する
ことができ、また、バフ部材が超極細繊維により編繊さ
れている場合には、洗浄面あるいは研磨面などの被作業
物の表面に密に接触するとともに、空隙率が高いことか
ら洗浄液や研磨剤の含浸性が高められるばかりか、汚れ
や研磨かすなどの取り込みにも優れた効果を発揮し、一
旦取り込んだ汚れが被作業物の表面に再付着するという
心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1の一部拡大断面図。
【図3】図1に示した実施の形態におけるバフ部材の編
繊状態を示す説明図。
【図4】図1に示した実施の形態についての使用状態に
おける一部拡大断面図。
【図5】図1に示した実施の形態についての製造工程を
示す説明図。
【図6】異なる実施の形態における製造工程を示す説明
図。
【図7】図6に示した製造工程により製造される本発明
の実施の形態を示す斜視図。
【図8】更に異なる実施の形態における製造工程を示す
説明図。
【図9】図8に示した製造工程により製造される本発明
の実施の形態を示す斜視図。
【図10】異なるバフ部材の編繊状態を示す説明図。
【図11】更に異なるバフ部材の編繊状態を示す説明
図。
【図12】従来例を示す斜視図。
【図13】異なる従来例を示す斜視図。
【図14】更に異なる従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 バフ部材 11 外周端部 21 取付孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に回転軸への取付孔を有する円板状
    の柔軟なバフ部材からなるバフにおいて、前記バフ部材
    は少なくとも外周端部が袋状に形成されていることを特
    徴とするバフ。
  2. 【請求項2】 前記バフ部材がループ状に編繊したパイ
    ル編み状の布地により形成されている請求項1記載のバ
    フ。
  3. 【請求項3】 前記バフ部材がループ状に編繊したパイ
    ル編み状の布地をシャーリング加工によりカッティング
    したビロード状の布地により形成されている請求項1記
    載のバフ。
  4. 【請求項4】 前記バフ部材が毛先を起毛したモケット
    状布地により形成されている請求項1記載のバフ。
  5. 【請求項5】 前記バフ部材が超極細繊維により編繊さ
    れている請求項1,2,3または4いずれかに記載のバ
    フ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090718A1 (ja) * 2005-02-22 2006-08-31 Sumitomo Metal Industries, Ltd. 継目無管の製造方法及び清掃設備
JP2019034375A (ja) * 2017-08-17 2019-03-07 ケヰテック株式会社 ウールバフ

Cited By (3)

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WO2006090718A1 (ja) * 2005-02-22 2006-08-31 Sumitomo Metal Industries, Ltd. 継目無管の製造方法及び清掃設備
US7469565B2 (en) 2005-02-22 2008-12-30 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Manufacturing method and cleaning equipment for seamless tube
JP2019034375A (ja) * 2017-08-17 2019-03-07 ケヰテック株式会社 ウールバフ

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