JPH1051923A - 同軸ケーブルの端末処理工具 - Google Patents

同軸ケーブルの端末処理工具

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Publication number
JPH1051923A
JPH1051923A JP8201915A JP20191596A JPH1051923A JP H1051923 A JPH1051923 A JP H1051923A JP 8201915 A JP8201915 A JP 8201915A JP 20191596 A JP20191596 A JP 20191596A JP H1051923 A JPH1051923 A JP H1051923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial cable
rollers
tool
support
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP8201915A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Goto
後藤欣哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanefuji Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kanefuji Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanefuji Industrial Co Ltd filed Critical Kanefuji Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1051923A publication Critical patent/JPH1051923A/ja
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外径の異なる種々の同軸ケーブルに適用で
き、また、外部導体の露出長さを自由に決められる工具
を提供する。 【解決手段】 同軸ケーブルのCの周面に接して自在に
回動する挾持ローラ24を工具本体1に装置し、また、
前記挾持ローラ24とで前記同軸ケーブルCを挾持して
回動する一対の支持ローラ21、21´を、前記工具本
体1に移動自在に組付けた移動材5に、その軸線方向に
互いに近接自在にして軸支させる。一方の支持ローラ2
1の周面には、前記同軸ケーブルCの外被Cbと外部導
体Caを切断するカッター刃22を、他の一方の支持ロ
ーラ21´の周面には、前記外被Cbを切断するカッタ
ー刃22´をそれぞれ突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクターを取付ける
ために、同軸ケーブルの端末を処理するために用いる、
同軸ケーブルの接続端末処理工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、実公平7−39294号公報所
載の構造のものがある。
【0003】この従来構造のものは、総じていえば、基
板の中間部に第一窓口、後端部寄りに第二窓口をそれぞ
れ設け、第一窓口と基板の先端との間に、同軸ケーブル
の外径とほぼ一致する内径を備えた第一導通孔を設け、
該第一導通孔の前記第一窓口側の端部にカッターを第一
導通孔の接線方向にして前記基板に固着して、刃先を前
記同軸ケーブルの外被の肉厚相当分前記第一導通孔内に
のぞかせると共に、第一導通孔の軸線の延長線上には前
記同軸ケーブルの外部導体の内径と一致する外径を有し
たドリル状の固定刃を配し、該固定刃の基部を前記基板
に固着し、その先端側を前記カッター刃先の近傍に位置
させ、該固定刃に前記軸線の延長上にして同軸ケーブル
の中心導体の外径とほぼ一致する内径を有する第二導通
孔を設け、該第二導通孔によって第一、第二の窓口を連
通させた構成にしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、カッタ
ーによって同軸ケーブルの外被を削り取り、また、固定
刃によって内部絶縁体をかき取ることのできる構造にな
っているが、外部導体の長さが一定にしか加工処理がで
きないため、外部導体の長さとの関係で接続するように
した種々の同軸ケーブル用コネクターに適用できない欠
点がある。また、構成上、径の異なる種々の同軸ケーブ
ルに対応できない。
【0005】本発明は斯様な従来例の欠点に着目して創
案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】同軸ケーブルの周面に接
して自在に回動する挾持ローラを工具本体に装置し、ま
た、前記挾持ローラとで前記同軸ケーブルを挾持して回
動する一対の支持ローラを、前記工具本体に移動自在に
組付けた移動材に、その軸線方向に互いに近接自在にし
て軸支させると共に、一方の支持ローラの周面には、前
記同軸ケーブルの外被と外部導体を切断するカッター刃
を、他の一方の支持ローラの周面には、前記外被を切断
するカッター刃をそれぞれ突設した構成とする。
【0007】
【実施例】図面は本発明に係る同軸ケーブルの接続端末
処理工具の一実施例を示し、図1は一部欠截正面図、図
2は側面図、図3は使用状態の一部拡大正面図、図4は
図3の3A−3A線断面図、図5は同軸ケーブルとカッ
ター刃の関係を示す断面図、図6は端末処理後の同軸ケ
ーブルの一部欠截正面図である。
【0008】図中、1は、円筒部1aと該円筒部1aの
先端に連設したコの字形の支持部1bとで成り、円筒部
1aと支持部1bとで取り囲んだ空間域を同軸ケーブル
C挿通用の窓口2とした工具本体で、この工具本体1の
円筒部1aの後端側に、操作材3の先端側を挿入し、該
操作材3の先端側に設けた雄螺子部4を、工具本体1の
前記円筒部1aの先端側に挿入した移動材5の後端側に
設けた螺子穴6に螺合し、工具本体1と操作材3および
移動材5の3部材を互いに組付けてある。
【0009】操作材3は、工具本体1の前記円筒部1a
に隣接するように配した摘み部3b側の周側部に、摘み
部3bの回動方向に沿う組付け溝7を備え、該組付け溝
7に、前記円筒部1aの半径方向に螺合した連結螺子8
の先端側の突子8aを係合して、前記工具本体1と相対
的に回動自在に組付け、また、移動材5とは前記の通
り、雄螺子部4を螺子穴6に螺合して組付けたものであ
る。
【0010】移動材5は、周側に前記螺子穴6の奥行方
向に沿わせて設けた案内溝9を備え、該案内溝9に前記
連結螺子8と同様に、前記円筒部1aの半径方向に螺合
して埋込んだ案内螺子10の先端に設けた突子10aを
係合して本体1と相対的に進退自在に組付けてある。
【0011】すなわち、突子10aと案内溝9の係合関
係によって、摘み部3bによる操作材3すなわち雄螺子
部4の回動に伴う移動材5の回動は規制され、移動材5
は操作材3の操作によって工具本体1に対して進退可能
に組付けてある。
【0012】工具本体1の前記窓口2内を進退する移動
材5の先端には支持孔11を窓口2の開口方向に沿わせ
て設け、この支持孔11に支持筒12を貫通させ、該支
持筒12の中間部を固定螺子13によって前記移動材5
に固定してある。
【0013】支持筒12は、互いに螺合して組付けた一
対の部材12a、12bで構成し、両端にその長手方向
に沿わせて案内切込み14、14´を設けると共に、両
端に互いに逆回りの螺子部15,15´を備えた螺杆1
6を貫通させて回動自在に支持させてある。
【0014】螺杆16の各螺子部15、15´に一端側
に形成した螺子孔17、17´を螺合して支持ナット1
8、18´を組付け、該支持ナット18、18´には、
前記連結螺子8或いは案内螺子10と同様に第二案内螺
子19、19´を支持ナット18、18´の半径方向に
螺合して埋込み、該第二案内螺子19、19´の先端に
設けた突子19a、19´aを前記案内切込み14、1
4´に係合してある。
【0015】支持ナット18、18´には該支持ナット
18、18´の軸線方向に沿わせて組付けナット20、
20´を螺合し、この組付けナット20、20´と支持
ナット18、18´に設けたフランジ部18a、18´
aとの間には支持ローラ21、21´を回動自在に配し
て支持ナット18、18´に支持されてある。
【0016】支持ローラ21、21´は、互いに係合し
て組付けた一対の部材21a、21b、21´a、21
´bから成り、一対の部材21a、21b、21´a、
21´b間にリング状のカッター刃22、22´を介在
させて挾持したもので、図3で示すように、一方のカッ
ター刃22は同軸ケーブルCの外部導体Caと外被Cb
を、他の一方のカッター刃22´は外被Cbを切断でき
る突出量にして支持ローラ21、21´の周面より突出
させてある。
【0017】なお、一方のカッター刃22の支持ローラ
21からの突出量は、同軸ケーブルCの外被Cbと外部
導体Caとの肉厚の総和と同等以下にして、カッター刃
22が外部導体Caの周面に切込溝を形成せしめ、該切
込溝によって外部導体Caを折って分断できる程度のも
のが望ましい(図5)。外被Cbを含んで外部導体Ca
を分断できる突出量にしても良いが、その場合、切口が
多少変形して整形しなければならない場合がある。
【0018】また、他の一方のカッター刃22´の支持
ローラ21´からの突出量は、同軸ケーブルCの外被C
bの肉厚と同等以下にし、カッター刃22´が外被Cb
の周面に切込溝を形成せしめ、該切込溝の存在によって
ナイフなどで分断し易くなっていれば良い。もとより、
外被Cbを分断できる突出量になっていても良いが、必
要以上に突出していると外被Cbの内側の外部導体Ca
に損傷を与えるから、外被Cbを切断するものとして
も、外被Cbの肉厚よりやや少量の突出量にするのが望
ましい(図5)。
【0019】図示23、23は、前記工具本体1の支持
部1bの自由端部に貫通させて組付けた一対の支軸で、
各支軸23の前記支持部1bを介する両側には、それぞ
れ挟持ローラ24を回動自在に取付けてある。
【0020】挟持ローラ24は前記支持ローラ21、2
1´に対応させて一対一組配され、しかも、前記窓口2
に部分的に重なり合うように配したもので、支軸23の
端部に設けた螺子部23aに螺合したナット25によっ
て支軸23より外れないように、支軸23に回動自在に
支持されている。
【0021】しかして、螺杆16の一方の螺子部15側
に形成した溝26に工具(ドライバー)先端を係合させ
て螺杆16を回動させると、互いに逆螺子にした螺子部
15、15´にそれぞれ螺合した支持ナット18、18
´は、突子19a、19´aの案内切込み14、14´
との係合関係によってその回動が規制され、案内切込み
14、14´に沿って、すなわち、軸線に沿って互いに
進退して近接或いは離開し、この結果、該支持ナット1
8、18´に螺合して組付けた組付ナット20、20´
とフランジ部18a、18´a間に介在して支持ナット
18、18´に組付けた前記支持ローラ21、21´は
支持ナット18、18´に伴われて移動、すなわち、軸
線に沿って互いに近接或いは離開し、支持ローラ21、
21´に組付けたカッター刃22、22´の間隔幅の調
節が行われる。
【0022】カッター刃22、22´間の間隔幅の調節
を行った後(螺杆16は支持ナット18、18´内に納
まっているため、該螺杆16に接触することがないの
で、調節幅が変わることがない)、窓口2に同軸ケーブ
ルCを貫通させるようにして、同軸ケーブルCと組合
せ、摘み部3bを摘んで操作材3を回動させると、操作
材3の雄螺子部4を螺子穴6において螺合した移動材5
は、案内溝9と突子10aの係合関係により窓口2内を
前進し、同軸ケーブルCをカッター刃22、22´と挾
持ローラ24とが挾持する位置に至り、この時点で、同
軸ケーブルCを中心にして工具A全体を回動させると、
一方のカッター刃22が外被Cbおよび外部導体Ca
を、他の一方のカッター刃22´が外被Cbを切断し
(前記の通り、切込溝を形成する程度でも良い)、工具
Aによる処理作業を終える。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
挾持ローラに対して支持ローラを近接或いは離開して配
するものであるから、外径の異なる種々の同軸ケーブル
をこれらローラで挾持して当該ケーブルの処理作業を行
うことができ、また、カッター刃は互いに近接し或いは
離開させて配するものであるから、外部導体の露出長さ
を自由に決めて当該ケーブルの処理を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部欠截正面図。
【図2】側面図。
【図3】使用状態の一部拡大正面図。
【図4】図3の3A−3A線断面図。
【図5】同軸ケーブルとカッター刃の関係を示す断面
図。
【図6】端末処理後の同軸ケーブルの一部欠截正面図。
【符号の説明】
1 工具本体 5 移動材 21、21´ 支持ローラ 22、22´ カッター刃 24 挾持ローラ C 同軸ケーブル Ca 外部導体 Cb 外被

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブルの周面に接して自在に回動
    する挾持ローラを工具本体に装置し、また、前記挾持ロ
    ーラとで前記同軸ケーブルを挾持して回動する一対の支
    持ローラを、前記工具本体に移動自在に組付けた移動材
    に、その軸線方向に互いに近接自在にして軸支させると
    共に、一方の支持ローラの周面には、前記同軸ケーブル
    の外被と外部導体を切断するカッター刃を、他の一方の
    支持ローラの周面には、前記外被を切断するカッター刃
    をそれぞれ突設した、同軸ケーブルの端末処理工具。
JP8201915A 1996-07-31 1996-07-31 同軸ケーブルの端末処理工具 Pending JPH1051923A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8201915A JPH1051923A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 同軸ケーブルの端末処理工具

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JP8201915A JPH1051923A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 同軸ケーブルの端末処理工具

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JPH1051923A true JPH1051923A (ja) 1998-02-20

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JP8201915A Pending JPH1051923A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 同軸ケーブルの端末処理工具

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JP (1) JPH1051923A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067467A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Jefcom Kk ケーブル端末処理具
KR20160066246A (ko) 2014-12-02 2016-06-10 현대자동차주식회사 차량의 사이드 슬라이딩 시트용 슬라이딩 유닛

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