JP2009106549A - ケーブル皮剥用工具 - Google Patents

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雄一 佐藤
Shinichiro Akiyoshi
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Abstract

【課題】工具を持ち変えることなく安全に、ケーブルの外皮の皮剥ぎ作業が行える工具を提供する。
【解決手段】プライヤー型のケーブル皮剥工具で、一対のアームの先端側にケーブルを挟み込み、一方のアームに配した刃をアーム長さ方向にセットして、アームをケーブル周りに回すことにより外皮に周方向の切れ目を入れる。アームは握ったまま、例えばレバー操作により刃を直交方向に向け、工具をケーブルの軸方向に動かすことで、外皮に軸方向の所望長さの切れ目をいれる。さらに、再度がレバー操作により刃の向きをケーブル軸と直交方向として一周の輪切りを行うことで、周方向の切れ目を入れる。そして、アーム先端の剥ぎ取り突起により外皮の一部をつかんで芯線から外皮を剥ぎ取る。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ、電線、ケーブル等の絶縁被覆を有するケーブルの外皮を剥ぎ取るためのケーブル皮剥用工具に関する。
光ファイバ、電線、ケーブル等は、芯線の周囲を合成樹脂等の絶縁材料製外皮によって被覆した構造を有している。これらのケーブル等は、外皮を剥ぎ取り、その芯線を所定長さ分だけ露出させて端子等に接続させるなどして使用される。
具体的に説明すると、まず、ケーブルにおいて外皮の剥ぎ取る部分をはさんだ2箇所に、ケーブルの外皮を輪切りにした周方向の切れ目を形成する。次に、外皮を剥ぎ取ろうとする長さの部分だけ(切れ目と切れ目との間の部分に)その軸方向に向かって外皮を切りさき、軸方向の切れ目を形成する。そして、この切れ目を入れた部分の外皮をはぎ取る。
上記ケーブルの外皮の剥ぎ取り作業を行う場合の工具としては、特許文献1や特許文献2に記載のものが提案されている。
特許文献1に記載の外皮剥ぎ取り工具は、ペンチ式の工具であって、一方のアームのあご部にコの字形の刃が設けられていることを特徴としている。
特許文献2に記載の外皮剥ぎ取り工具は、棒状の工具であって、その一端にはケーブルの円周方向に切れ目を入れるカッタが、他端にはケーブルの長さ方向に切れ目をいれるカッタがそれぞれ配設されていることを特徴としている。
特開平4−334916号公報 登録実用新案第3029116号公報
特許文献1に記載の外皮剥ぎ取り工具を用いて皮剥ぎを行う作業手順は次の通りである。まず、工具のあご部を開いてケーブルの外皮を挟み込み、あご部を閉じて刃を外皮に食い込ませる。ついで、この工具を強制的に引っ張ることで外皮を芯線から引き剥がすこととなる。
上記の作業手順でケーブルの皮剥ぎ作業を行うとき、この工具によれば、その刃のわずかな幅でケーブルの一部分の外皮が皮剥ぎされるに過ぎない。そのため、ケーブルの芯線を所定長さにわたって皮剥して露出させるためには、その刃幅単位での皮剥作業を繰り返す必要があり、作業そのものが煩雑でかつ長時間を要すという問題があった。
一方、特許文献2に記載の外皮剥ぎ取り工具を用いて皮剥ぎを行う場合の作業手順は次の通りである。まず、この外皮剥ぎ取り工具の一端のカッタにケーブルを挟み込む。つぎに、この挟み込んだ状態でこの外皮剥ぎ取り工具をケーブルの軸回りに回転させ、ケーブルに周方向の切れ目を入れる。この作業を、芯線を露出させる部分の両端の2箇所について行う。その後、外皮剥ぎ取り工具の他端の別のカッタにより、このケーブルに長さ方向の切れ目を入れる。最後に、この切れ目を入れた外皮部分を別の工具を用いて剥ぎ取る。
しかしながら、この工具にあっては、以下の不具合が発生していた。すなわち、上記作業手順でケーブルの外皮剥ぎ取りを行う際、ケーブルに周方向の切れ目と縦方向の切れ目を入れるために、この工具を持ち替える必要がある。また、別の工具を使用する必要がある。そのため、持ち替えなどで工具を落下させる危険性がある。したがって、高所作業で外皮の剥ぎ取り作業を行う場合、安全性の問題が発生する。また、内部の芯線に傷を付ける恐れがある。
そこで、本発明は、ケーブルの外皮を剥ぎ取る一連の作業を単一の工具でかつその工具を持ち替えることなく安全に行えるケーブル外皮はぎ取り用の工具を提供することを、その目的としている。すなわち、使い勝手の良いケーブル皮剥用工具を提供することをその目的としている。
請求項1に記載の発明は、一対のアームが共通の支点を中心としてそれぞれ揺動することにより、これらのアームの先端部同士が協働してケーブルを挟み込むケーブル皮剥用工具において、上記各先端部のいずれか一方の内側にケーブルの外皮に切れ目を入れるための刃が設けられるとともに、この刃は、上記アームの長手方向と同一方向に向いた第1の位置と、その長手方向と略直交する方向に向いた第2の位置とをとることができるケーブル皮剥用工具である。
ケーブルの皮剥作業は、まず、アーム先端部間にケーブルを挟み込み、アームを閉じることでケーブルの外皮に刃を食い込ませ、アームをケーブルの軸回りに1周だけ(360°)回すことで、その外皮に周方向の切れ目を形成する。この場合、アーム先端部の刃は第1の位置をとっている。次に、この刃の向きを変えて第2の位置とし、これらのアームを握ったままケーブルの軸方向に所定長さ分だけ動かす。この結果、この外皮にケーブルの軸方向に沿った所定長さの切れ目が入れられる。次に、アームを把持したまま、最初の切れ目の位置とは軸線方向において所定長さだけ離間した位置において、アームをケーブルの軸回りに1周だけ回すことで最初の切れ目と同じく周方向の切れ目を入れる。この結果、所定長さ分の外皮は芯線から剥離可能となり、この部分について、例えば剥ぎ取り部材を用いてまたは作業者がその手でこれらの切れ目から外皮のみを剥ぎ取る。ケーブルではこの部分の芯線が剥きだし状態となる。
このように、このケーブル皮剥用工具は、皮剥ぎ作業を行う場合、刃の向きを異なる2つの位置に切り換えることができる。このため、ケーブルの外皮の輪切りやケーブルの軸方向に切れ目を入れる作業は、この工具を持ち変えることなく行うことができる。その結果、高所作業でケーブルの皮剥ぎ作業を行う際に、工具を落下させる危険性がなく、安全に作業を行うことができる。また、短時間にその作業を終えることができる。
また、請求項2に記載の発明は、上記一対のアームの少なくともいずれかの先端部に上記ケーブルの外皮に食い込み、外皮を剥ぐための剥取部材が設けられた請求項1に記載のケーブル皮剥用工具である。
アームの先端部の剥取部材を用いることで、上記一連の外皮剥ぎ取り作業をアームを持ち替えることなく、行うことができる。
また、請求項3に記載の発明は、上記刃は支持部に固定され、この支持部が上記一方のアームの先端部に回動自在に支持され、この支持部にレバーが取り付けられ、このレバーを操作することで刃が上記第1の位置と上記第2の位置とをとることができる請求項1または請求項2に記載のケーブル皮剥用工具である。
上記一連の作業において、ケーブルの周方向に切れ目を入れ、その後ケーブルの軸方向に切れ目を入れるためには、刃の向きを変更する必要がある。このケーブル皮剥用工具は、レバーで迅速にこの刃の向きを変えることができる。したがって、安全で確実に刃の方向を変えることができる。
請求項4に記載の発明は、上記刃は支持部に固定され、この支持部が上記一方のアームの先端部に回動自在に支持されるとともに、これらの先端部間にケーブルを挟んで一対のアームをケーブルの長手方向に沿って動かすとき、この支持部とアームとの間の摩擦力により刃が回動する請求項1または請求項2に記載のケーブル皮剥用工具である。
ケーブルの皮剥作業は、まず、ケーブルの外皮に刃を食い込ませ、周方向にケーブル皮剥用工具を回転させ、周方向の切れ目を入れる。このままの状態から、アームを握ってケーブルの軸方向にケーブル皮剥用工具を移動させ、軸方向の切れ目を入れる。そして、再度ケーブル皮剥用工具を周方向に回転させ、切れ目を入れる。この場合において、刃の向きは第1の位置と第2の位置とをとることができる。これは工具の動く向きにより自動的に(レバーなどを用いずに)刃の向きが変わることで対応する。最後に、剥取部材を用いてまたは手作業でこれらの切れ目から外皮を剥ぎ取る。
このケーブル皮剥用工具は、上記レバーを用いず、刃の向きを自在に変えることができる。したがって、刃は、手動で操作する必要がなく、片手で皮剥ぎ作業を行うことができる。また、刃の向きを変えるためのケーブル皮剥用工具の操作手順を減らすことができ、作業効率を上げることが可能である。
さらに、請求項5に記載の発明は、上記アームの先端部に、これらの先端部の間にケーブルを挟み込んだ状態でこれらのアームがケーブルの長手方向に沿って動きやすくするためのローラを取り付けた請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケーブル皮剥用工具である。
ケーブルを一対のアームに挟み込むと、ケーブルはアームと直交した状態となる。そして、このケーブルに軸方向の切れ目を入れる場合、ケーブルを挟み込んで、ケーブルに沿って軸方向に所望の長さだけ動かすこととする。この場合、ローラは外皮に摺接しているので、軽く力を加えるだけで滑らかに工具を動かすことができる。よって、迅速に軸方向の切れ目を入れることができる。
請求項1〜5に記載の発明によれば、皮剥ぎ作業を行う場合、アームに配設した単一の刃の向きを変えることができる。このため、ケーブルの外皮の輪切りやケーブルの軸方向に切れ目を入れる作業は、アームによる挟み込みを二度行う必要がない。したがって、工具を持ち変えることなくこの作業を行うことができる。その結果、高所作業でケーブルの皮剥ぎ作業を行う際に、工具を落下させる危険性がない。すなわち、迅速にかつ安全に作業を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、作業者がレバーで迅速に刃の向きを変えることができる。したがって、安全で確実に刃の方向を変えることができる。工具の使い勝手を高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、工具のアームを把持した状態でその動く向きを変えることで刃の向きも自動的に変更することができる。したがって、片手で皮剥ぎ作業を行うことができる。また、刃の向きを変更するという操作を減らすことができ、作業効率を上げることが可能である。
請求項5に記載の発明によれば、ケーブルに軸線方向の切れ目を入れる場合、工具を軸線方向に沿って動かすが、このときローラがケーブル外皮に摺接して回転するため、ローラがない場合に比較してきわめて小さな力でケーブル皮剥用工具は滑らかにその軸線方向に沿って移動させることができる。
以下、図に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は本発明の実施例1に係るケーブル皮剥用工具を示す側面図である。図2はその平面図である。図3はその正面図である。図4は図1のケーブル皮剥用工具でケーブルを挟み込む前の状態を示す側面図である。図5は実施例1に係る挟み込み部での刃の取付部を示すその断面図である。図6は本発明の実施例2に係る刃の取付部を示すその断面図である。図7は実施例2に係る刃の取付部を示すその底面図である。図8は本発明の実施例1,2に係るケーブル皮剥用工具を用いて皮剥ぎ処理されたケーブルを示すその斜視図である。
図1〜図5において、本発明が適用されたケーブル皮剥用工具1は、いわゆるペンチ式(プライヤー式)の工具である。すなわち、このケーブル皮剥用工具1は、2本のアーム100,200と、剥取部材140と、ケーブル150の外皮151に切れ目を入れる刃131とにより構成されている。なお、ケーブル150は、所定太さの1本または複数本の芯線152を例えば所定厚さの絶縁素材の外皮151で被覆してある。
上記一対のアーム100,200は、ほぼ同じ長さ、ほぼ同じ幅、ほぼ同じ厚みを有している2本のステンレス製の棒材で構成される。これらの2本のアーム100,200は大略線対称の形状に加工されている。
この2本のアーム100,200でその長さ方向の先端から略1/3の位置に略半円形の凹部が、これらアーム100,200を組み付けたときに外方に向かって凸となるように、それぞれ形成されている。これらの凹部が、支点であるピボット(軸)112にその外側から嵌合されている。この嵌合の結果として、これらのアーム100,200はこのピボット112で交差して、全体として略X字形状をなしている。これらの一対のアーム100,200は、ピボット112を中心としてそれぞれ回動自在に支持されており、このピボット112より先端部側(短い部分)に開閉自在のあご部120,220が、その反対側(長い部分)に開閉自在のグリップ110,210がそれぞれ形成されていることとなる。
上記両グリップ110,210はほぼ線対称に湾曲した形状を有している。すなわち、これらのグリップ110,210はそれぞれ外側に向かって凸となる形状で緩やかに湾曲している。作業者が握りやすくなっている。
上記グリップ110でピボット112に近い位置には、孔300がその厚み方向(開閉方向)に貫通して形成されており、この孔300の内壁にはめねじが形成されている。この孔300に、角度調整ねじ111がその先端部が孔300から内側に突出するようにねじ込まれ、突出した角度調整ねじ111の先端が対向するグリップ210の内側の面に当接される。この角度調整ねじ111のねじ込み量により一対のグリップ110,210の開閉角度、すなわちあご部120,220の開閉角度が調節される。角度調整ねじ111の軸部にはその突出量を示す目印を表示してもよい。例えば挟み込むケーブル150の太さに合わせてその突出量を示す目印線である。
上記1対のあご部120,220は、それぞれ、上記ケーブル150を挟み込むための挟み込み部130A、130Bを有している。
また、あご部120,220には、その挟み込み部130Aより先端側に、切れ目を入れた後の外皮151を芯線152から剥ぐための剥取部材140が設けられている。
上記挟み込み部130A、130Bは、上記あご部120,220の上記ピボット112に近い位置でその内方に向かって開口する略半円形の凹部としてそれぞれ形成されている。これらの略半円形の凹部である挟み込み部130A,130B同士は、閉じたとき、ピボット112に近い位置で対向して協働して略円形の開口を形成することができる。
そして、作業者がグリップ110,210を片手に把持して、ピボット112を中心としてグリップ110,210を開閉させることによって、その開閉にともなってこれらの挟み込み部130A,130Bも開閉することとなる。よって、これらの挟み込み部130A,130B(凹部)間にケーブル150を挟み込むことができる。
また、上記剥取部材140は、剥ぎ取り突起141と、剥ぎ取り溝部142とから構成されている。
すなわち、上記1組のあご部120,220のうちの一方のあご部120の先端部の内面(他方のあご部220のそれと対向する面)には、ケーブル150の外皮151を剥ぎ取るための剥ぎ取り突起141が設けられている。この剥ぎ取り突起141は、先端部の内面から内側に向かって所定高さだけ突出した断面三角形の突起であって、そのあご部120の先端部の全幅にわたって1条だけ形成されている。
この剥ぎ取り突起141と対向して、他方のあご部220の先端部に剥ぎ取り溝部142が設けられている。この剥ぎ取り溝部142は先端部の内面にあって、剥ぎ取り突起141と同じくその幅方向に延びる断面略三角形の複数条の溝で構成されている。
これらの剥ぎ取り突起141と剥ぎ取り溝部142との間にケーブル150の外皮151を挟み込み、外皮151に形成した切れ目に剥ぎ取り突起141を食い込ませて放射外方に向かって引っ張ることにより、外皮151を剥ぎ取ることができる構成である。
そして、上記挟み込み部130A,130Bのうちの一方の挟み込み部130Aには、内側に向かって突出した刃131が配設されている。薄い板材からなる刃131の刃先部分は側面視して台形状に形成されている(図5参照)。この刃131の基端部は円柱体である支持部132の底面に垂直に固定されている。この支持部132は、その軸線方向の一端に所定径のフランジ139を有し、このフランジ139とは反対側である軸線方向の他端に刃131が軸線方向に向かって所定長さだけ突出して固定されている。刃131の基端部は円柱体の支持部132の他端部に埋設されている。
この刃131は、垂直方向に延びる刃先131Bを有し、所定幅、所定厚さのダイス鋼で形成されている。この刃131の幅は支持部132の他端面(円形)の半径と同等で、その半径に相当する部分に垂直に所定長さだけ突出しており、その半径方向の内端(支持部132の中心軸と一致している)は高く、外端が低く、垂直面として視た場合、下端は、円柱である支持部132の中心側の刃先部分が高くなるよう所定角度で傾斜している。
一方、上記挟み込み部130Aを構成する凹部の略中央位置には挟み込み部130Aの外側から内側に向かって孔310が貫通している。この孔310は途中に段差面311を有している。すなわち、挟み込み部130Aの外方側ではその孔310の孔径が大きく、挟み込み部130Aの内方側ではその孔径が外方側よりも小さく形成されている。
この貫通した孔310に上記支持部132が嵌入されるとともに、上記フランジ139は段差面311に当接されている。この結果、支持部132は全体として、孔310内でその軸線回りに回動自在に支持されている。
この支持部132は、孔開きボルト133で軸方向に押圧されて、そのフランジ139が挟み込み部130Aの貫通した孔310の段差面311に当接することにより、挟み込み部130Aに取り付けられている。孔開きボルト133は、その軸心部にその頭部から軸部先端付近まで貫通孔133Aが軸方向に延びて穿設されている。この貫通孔133Aを介して支持部132のフランジ139にビス138をねじ込むことで、レバー134がこの孔開きボルト133と直交する方向に延びて固定されている。すなわち、所定長さの板材で形成されたレバー134は、その長さ方向の一端が上記支持部132に同軸的にねじ込まれたビス138により、支持部132に固着されており、このレバー134により支持部132は孔310内で回動することができる。
すなわち、上記帯板状のレバー134の基端部には、レバー134の長さ方向に対して垂直に延びるビス138が、孔開きボルト133の貫通孔133Aに遊挿され、その先端が支持部132のフランジ面からねじ込まれて固定されている。レバー134の先端部は所定長さだけ水平に突出してレバー操作部となっている。なお、ビス138の頭部とレバー134とは、これらレバー134とビス138とが一体となってビス138の軸回りに回動するように、例えばピンなどで一体化してもよい。さらに、レバー134の基端部と孔開きボルト133との当接係合面には、レバー134を孔開きボルト133に対して容易に摺動できるようにスペーサなどを配設してもよい。
このレバー134はビス138により支持部132と一体に固定されているため、レバー134を把持して支持部132の軸回りに回動させると、刃131の向きを変えることができる。具体的には、レバー134をケーブル皮剥用工具1のアーム210の長さ方向と同一方向に向けたときには、刃131はその向き(刃先131Bを含む刃131で構成される垂直面)がこのアーム210の長さ方向と同一方向を向く第1の位置をとることとなる。また、レバー134をアーム210の長さ方向と直交する向きに向けたときには、刃131はその向きがこのアーム210の長さ方向と直交する方向を向く第2の位置をとることとなる。
ここで、図1,2に示すように、上記各アーム210,110の上記挟み込み部130A,130Bの外側面には、挟み込み部130A,130Bの上下左右に合計4個のローラ136を取り付けるための一対の取付板250,260がそれぞれ固定されている。
これらの取付板250,260はほぼ同一構造を有しており、取付板250について以下詳細に説明する。なお、取付板260については煩雑さを避けるため、その説明は簡略な記載に留める。
取付板250は、一対のネジによりアーム210の挟み込み部130Aの上面に固着された略矩形の上板251と、この上板の両側方に向かってそれぞれ突設された一対の前板252および一対の後板253とを有している。これらの前板252、後板253は、上板251に対して直交する方向に突出し、かつ、上板251が含まれる平面(水平面)に対して垂直な平面に含まれる構成である。さらに、これらの一対の前板252と一対の後板253とは所定間隔(後述するローラ長さ分)だけ前後方向に離れて配置されている。
そして、前後一対の前板252、後板253に軸孔254をそれぞれ形成し、これらの軸孔254に鼓形のローラ136の回転軸255の両端が抜け止めされて取り付けられている。そして、これらのローラ136は例えばブッシュなどを介してその回転軸255に対して回転自在に支持されている。なお、上板251の上記ネジ間には開口が設けられ、この開口より上記ボルト133およびレバー134が突出している。
すなわち、上板251の左右に一対のローラ136がそれぞれ回転自在に支持されている。
一方、取付板260は、ネジで挟み込み部下面に固着された略矩形の下板261と、この下板261の両側に突出するそれぞれ一対の前板262、一対の後板263とを有している。これらの前板262、後板263は、垂直面に含まれており、軸孔264を介して鼓形のローラ136をそれぞれ回転自在に支持している。
これらの結果、取付板250,260により、挟み込み部130A,130Bの両側には上下一対のローラ136同士が(合わせて4個のローラ136が)上下方向に所定間隔を有してその両側にそれぞれ配設されている。各ローラ136は鼓形でその軸方向の中間部が小径でかつ両端部が大径であってまた上下のローラ136により所定の空間を形成してある。この空間に挟み込み部130A,130Bに挟まれたケーブル150が挿入されることとなる。
なお、このケーブル皮剥用工具1(特にアーム100,200)は全体としてステンレス鋼製である。ただし、刃131は上述したようにダイス鋼製である。また、グリップ110は絶縁ゴムでカバーされている。このため、仮に通電しているケーブル150の芯線152に触れても感電しないようになっている。
次にこのような構成を有するケーブル皮剥用工具1において、ケーブルの皮剥作業を行う場合に手順について説明する。
まず、挟み込み部130A,130Bの開閉角度が小さくなり過ぎないように角度調整ねじ111の突出量を調節する。
そして、レバー134を用いて、刃131をケーブル皮剥用工具1の長手方向(アーム210の延びる方向)と平行方向となるようにセットする。
この状態で、あご部120,220同士を開いてケーブル150を挟み込み部130A,130B間に挟み込む。このとき、刃131は挟み込み部130Aにあってケーブル150の長さ方向とは直交する方向に配置されており、刃131は外皮151に円周方向に所定長さの切れ目を入れられる状態となる。
その後、ケーブル皮剥用工具1のグリップ110を握り、ケーブル150の芯線152を中心にケーブル皮剥用工具1を回転させる。この際、ケーブル150の外皮151に刃131が食い込んでおり、ケーブル150の全周にわたって外皮151には刃先131Bの突出長に応じた所定深さの切れ目が入ることとなる。すなわち、ケーブル150の外皮151は、芯線152に達する直前までの均一な深さで輪切りされる。刃131の外皮151への食い込み量は上記角度調整ねじ111の突出量の調整によることができる。
次に、ケーブル150を挟み込んだまま、刃131をレバー134を用いてケーブル皮剥工具1の長手方向と同一方向にセットする。レバー134を略90度回転させるのである。
そして、ケーブル皮剥用工具1のグリップ110を握って、ケーブル150の軸線方向に沿ってケーブル皮剥用工具1をアーム110,210に対して横に移動させる。このとき、ローラ136が回転し、ケーブル皮剥用工具1がケーブル150の軸線方向に移動しやすくなっている。この結果、ケーブル150の外皮151は、均一な深さで芯線152を露出させたい部分だけその軸方向に切れ目が入れられることとなる。
ここで、またレバー134を操作して刃131の向きをケーブル150の軸線と直交方向に向ける。そして、上述と同じ手順でグリップ110を握ったまま工具1をケーブル軸回りに回転させ外皮151に全周にわたって周方向の切れ目を入れる。
この結果、所望長さ部分の外皮151に周方向の切れ目と軸方向の2つの切れ目とが形成されたこととなる。
その後、ケーブル150の外皮151の切れ目に剥ぎ取り突起141を挿入した状態でケーブルを挟み込む。このとき、ケーブル150の外皮151は剥ぎ取り突起141と剥ぎ取り溝部142の間に挟まれる。なお、刃131は凹部である挟み込み部130Aに配置されているので、この剥ぎ取り作業の邪魔になることはない。
そして、ケーブル皮剥用工具1のグリップ110を手前に(すなわちケーブル150の軸回りに)引っ張ることにより、ケーブル150から外皮151のみを剥ぎ取ることができる。よって、芯線152がこの部分にて露出することとなる。図8はこのようにして一部外皮151が剥ぎ取られて芯線152がむき出された状態のケーブル150を示している。
次に、本発明の実施例2に係るケーブル皮剥用工具1について説明する。このケーブル皮剥用工具1では、刃131の回動方法がレバー134ではなく、刃131とケーブル150の外皮151との間に生じる摩擦力により刃131が回動するタイプである。なお、実施例1と同様の部材、部品については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図6,図7に詳示するように、上記挟み込み部130Aには刃131Aが配設されている。この刃131Aは断面が扇形で(図7参照)、支持部132の外周縁の一部円弧をその後背部とし、半径方向内方に向かって尖った形状に形成されている。この刃131Aの刃先は垂直に形成されている。
また、この刃131Aはその基端部が円柱体である支持部132に埋設されている。すなわち、支持部132は、軸線方向の一端にフランジ139を有し、このフランジ139とは反対側である軸線方向の他端には、側面視して矩形の刃131Aが所定長さだけ垂直に突出している。
この刃131Aは、例えばダイス鋼で形成されている。また、刃131Aの垂直な刃先線は支持部132の中心軸から少しだけ偏位して設けられている。
すなわち、この刃131Aは支持部132の軸線に対して偏心して設けられていることとなる。この偏心により刃131Aに外力が作用したとき支持部132の回動が容易となっている。
一方、凹形状の挟み込み部130Aの略中央位置には挟み込み部130Aの外側から内側に向かって孔310が貫通している。この孔310は途中に段差面311を有している。この孔310の挟み込み部130Aの外方側はその径が大きくなっている。そして、挟み込み部130Aの内方側の孔径は外方側部分よりも小さく形成されている。
この貫通した孔310の中に上記支持部132が回転自在に嵌入されており、フランジ139は孔310の段差面311に当接されている。
この支持部132は、支持ボルト135の先端がフランジ139に当接して、支持部132が孔310内で回動可能な程度に保持されている。すなわち、孔310にねじ込まれた支持ボルト135は支持部132を孔310内に回動自在に保持するものである。
なお、その他の構成については上記実施例と略同じであり、その説明を省略する。
次に実施例2のケーブル用皮剥工具1において、ケーブルの皮剥作業を行う場合に手順について説明する。
まず、挟み込み部130A,130Bが必要以上に開閉角度が小さくならないように角度調整ねじ111を調整する。ケーブル150を挟み込み部130A,130Bで挟み込む。その後、ケーブル皮剥用工具1のグリップ110,210を握り、ケーブル150の芯線152を中心にケーブル皮剥用工具1を回転させる。この際、刃131Aは、ケーブル皮剥用工具1を回転させる際に生じる刃131A(支持部132)と外皮151(被覆)との摩擦力により、ケーブル皮剥用工具1のアーム100の長手方向と同一方向に向けられる。そして、ケーブル150の外皮151に刃131が食い込み、ケーブル150の円周方向に切れ目が入る。この結果、ケーブル150の外皮151は、均一な深さで輪切りされ、周方向の切れ目が形成される。
次に、ケーブル150を挟み込んだまま、ケーブル150に沿ってケーブル皮剥用工具1を横に移動させる。このとき、刃131Aは、ケーブル150に沿って移動する際に生じる支持部132と外皮151との摩擦力などにより、ケーブル皮剥工具1のアーム100の長手方向と直交する方向に向けられる。このとき、ローラ136が回転し、ケーブル皮剥用工具1がケーブル150の軸線方向に移動しやすくなる。このため、ケーブル150の外皮151には、均一な深さで、芯線152を露出させる部分に対してその軸方向に所定長さの切れ目が入れられる。
次いで、上述と同様の操作で、ケーブル皮剥用工具1のグリップ110,210を握ったまま、ケーブル150の芯線152を中心にその軸回りにケーブル皮剥用工具1を回転させる。この際、刃131Aは、ケーブル皮剥用工具1を回転させる際に生じる支持部132(刃131A)と外皮151との摩擦力により、ケーブル皮剥用工具1の長手方向と同一方向に向けられる。そして、ケーブル150の外皮151に刃131Aが食い込み、ケーブル150の円周方向に切れ目が入る。したがって、ケーブル150の外皮151は、この位置でも均一な深さで輪切りされる。
その後、ケーブル150の外皮151の切れ目を剥ぎ取り突起141に挟み込み、グリップ110,210を握る。このとき、ケーブル150の外皮151は剥ぎ取り突起141と剥ぎ取り溝部142の間に挟まれる。その後、ケーブル皮剥用工具1のグリップ110,210を手前に(放射外方に向かって)引っ張ることにより、ケーブル150の外皮151を剥がすことができる。図8にはこのようにして皮剥ぎされたケーブル150を示す。
本発明の実施例1に係るケーブル皮剥用工具を示すその側面図である。 本発明の実施例1に係るケーブル皮剥用工具を示すその平面図である。 本発明の実施例1に係るケーブル皮剥用工具を示すその正面図である。 本発明の実施例1に係るケーブル皮剥用工具を用いてケーブルを挟み込む前の状態を示す側面図である。 本発明の実施例1に係るアームの挟み込み部での刃の取付状態を示すその断面図である。 本発明の実施例2に係るアームの挟み込み部での刃の取付状態を示すその断面図である。 本発明の実施例2に係る刃を示すその底面図である。 本発明の実施例1,2に係るケーブル皮剥用工具を用いて皮剥処理されたケーブルを示すその斜視図である。
符号の説明
1 ケーブル皮剥用工具、
100、200 アーム、
112 ピボット(アームの共通支点)、
130;130A、130B 挟み込み部(アームの先端部)、
131 刃、
132 支持部、
134 レバー、
136 ローラ、
140 剥取部材、
141 剥ぎ取り突起、
142 剥ぎ取り溝部、
150 ケーブル、
151 ケーブルの外皮、
152 ケーブルの芯線。

Claims (5)

  1. 一対のアームが共通の支点を中心としてそれぞれ揺動することにより、これらのアームの先端部同士が協働してケーブルを挟み込むケーブル皮剥用工具において、
    上記各先端部のいずれか一方の内側にケーブルの外皮に切れ目を入れるための刃が設けられるとともに、
    この刃は、上記アームの長手方向と同一方向に向いた第1の位置と、その長手方向と略直交する方向に向いた第2の位置とをとることができるケーブル皮剥用工具。
  2. 上記一対のアームの少なくともいずれかの先端部に上記ケーブルの外皮に食い込み、外皮を剥ぐための剥取部材が設けられた請求項1に記載のケーブル皮剥用工具。
  3. 上記刃は支持部に固定され、
    この支持部が上記一方のアームの先端部に回動自在に支持され、
    この支持部にレバーが取り付けられ、
    このレバーを操作することで刃が上記第1の位置と上記第2の位置とをとることができる請求項1または請求項2に記載のケーブル皮剥用工具。
  4. 上記刃は支持部に固定され、
    この支持部が上記一方のアームの先端部に回動自在に支持されるとともに、
    これらの先端部間にケーブルを挟んで一対のアームをケーブルの長手方向に沿って動かすとき、この支持部とアームとの間の摩擦力により刃が回動する請求項1または請求項2に記載のケーブル皮剥用工具。
  5. 上記アームの先端部に、これらの先端部の間にケーブルを挟み込んだ状態でこれらのアームがケーブルの長手方向に沿って動きやすくするためのローラを取り付けた請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケーブル皮剥用工具。
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