JP2980568B2 - ケーブルストリッパ - Google Patents

ケーブルストリッパ

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JP2980568B2
JP2980568B2 JP9111462A JP11146297A JP2980568B2 JP 2980568 B2 JP2980568 B2 JP 2980568B2 JP 9111462 A JP9111462 A JP 9111462A JP 11146297 A JP11146297 A JP 11146297A JP 2980568 B2 JP2980568 B2 JP 2980568B2
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
  • Knives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外被、外部導体
(編組)、絶縁体および中心導線から成る同軸ケーブル
等の様なケーブルの各被覆部分および絶縁体部分を剥離
するために、ケーブルの被覆部分に周方向に沿う切込み
をケーブルの軸線方向に間隔を置いて段違い状に形成す
るための円形ブレードを有し、径の異なる数種類のケー
ブルの被覆部分および絶縁部分を切込むようできるケー
ブルストリッパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のケーブルストリッパとしては、
例えば、特開昭62−173908号公報に記載された
ものが知られている。
【0003】同公報記載のケーブルストリッパは、対に
成ったレバー状の可動部から成る中空本体と、中空本体
に対して回転可能に装着された位置決めチューブと、中
空本体のカバー部に装着された円形カッターカセットと
を有し、ケーブルを位置決めチューブで所定位置に位置
決めしてトグルレバーで固定し、中空本体両部が閉鎖位
置にある間に、中空本体とケーブルの端部がケーブルの
縦軸線を中心にして相対回転するのに応答して、ケーブ
ル端部の周囲に円周切取部を形成するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来のケーブルストリッパにおいては、決まった径の
ケーブルのみに適用できて、径の異なるケーブルに切込
みを設ける場合には、所要のケーブル径に適ったケーブ
ルストリッパをその都度取り換えなければならず、さら
に、ケーブルの所定位置への位置決めやトグルレバーに
よる固定等に手間が掛かって作業性が悪いという問題等
があった。
【0005】本発明の目的は、簡単な操作によって、ケ
ーブルの被覆部にその円周方向に沿った切込みを形成す
ることができ、且つ径の異なる数種類のケーブルの端部
の段階的な切断に適用できるケーブルストリッパを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
ために、本発明のケーブルストリッパは、ストリッパ本
体と、該ストリッパ本体の一端に枢動可能に取付けられ
た操作レバーと、前記ストリッパ本体に対して略直角な
方向に回転自在に設けられたケーブルの端部をガイドす
るガイド部と、前記ストリッパ本体内に前記操作レバー
と同軸に枢支された複数個の作動レバーと、前記ガイド
部内のケーブルの軸線に直交する方向に前記各作動レバ
ーに着脱自在に装着された円形ブレード装置と、前記ス
トリッパ本体内に回転自在に設けられ前記作動レバーの
作動量を規制するよう前記円形ブレード装置の使用ブレ
ードに対応してブレードの切込み深さを決める制限装置
とを有し、前記制限装置が、前記作動レバーが回動され
る時に前記円形ブレード装置の刃先を所定量だけ切り込
むべく規制するストッパと、前記ストリッパ本体に回転
可能に設けられたカム軸に取付けられた回転カム本体
と、前記ストリッパ本体に対して係脱自在にカム軸の端
部に設けられた係止機構を有する操作ノブとを有するこ
とを特徴としている。
【0007】また、本発明のケーブルストリッパは、回
転カム本体が、複数個のアームを有する多角形状に形成
され各アームに作動レバーの作動量を制限する調節ねじ
が設けられたことを特徴としている。
【0008】従って、本発明のケーブルストリッパは、
ケーブルの被覆部に周方向の切込みを形成するための複
数個の円形ブレード装置が作動レバーに設けられて、こ
れら円形ブレード装置を有する作動レバーによって作動
操作する構成としたことにより、ケーブルをガイド部に
ガイドさせたまま操作レバーを操作することによって、
ケーブル軸心と切断中心を一致させて、ケーブルの被覆
部に、円周方向の切込みを極めて容易に形成することが
でき、且つ径の異なる数種類のケーブルに適用すること
が出来る。
【0009】本発明の他の目的と特徴および利点は以下
の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のケーブルストリ
ッパの一実施例に就いて図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0011】図面の図1乃至図8に示されるように、本
発明のケーブルストリッパ1は細長いストリッパ本体2
と、ストリッパ本体2の一側に回転自在に取付けられた
ケーブルホルダ3と、ストリッパ本体2の一端に枢支さ
れた操作レバー4と、刃物としての円盤状のブレード7
を有するブレード装置6が夫々装着された複数個の作動
レバー5と、作動レバー5に装着されたブレード装置6
の使用ブレード7に対応して切り込み深さを規定すべく
作動レバー5の動きを制限する制限装置8とから主に構
成されている。
【0012】この様な本発明のケーブルストリッパ1に
おいて、ストリッパ本体2には、図4中の矢印D方向か
ら同軸ケーブルの様なケーブルC(図8および図9参
照)を差し込むことができるガイド孔12を形成する一
対のガイド部材11から構成されたケーブルホルダ3が
回転自在に取付けられており、作業者の指が差し込まれ
る操作孔13が設けられている。すなわち、ケーブルホ
ルダ3は一対の半円筒状のガイド部材11から成り、ガ
イド部材11のガイド孔12にはケーブルCの端部が差
し込まれてケーブルCの所要部分の切断が行われるよう
に成っている。また、本発明のケーブルストリッパ1の
ストリッパ本体2、ケーブルホルダ3、操作レバー4、
作動レバー5、制限装置8の回転カム本体10等は硬質
のプラスチック材料または適宜な金属材料から好適に作
られている。
【0013】ガイド部材11のガイド孔12の一方の側
の開口端部、すなわちストリッパ本体2側の開口端部に
はケーブルホルダ3を回転自在に取付けるためのフラン
ジ14が形成されており、このフランジ14にケーブル
ホルダ3の半円筒状の2つのガイド部材11、11のガ
イド孔12の内側に形成された半円形の溝部15が嵌込
まれて突き合せた状態に装着されて、各ガイド部材1
1、11の突き合わせ面16が当接され、グリップ部材
17のダボ18がケーブル握持部材20に嵌め込まれて
係合され、これによって1つのケーブルホルダ3として
結合された構成となっている。
【0014】また、ケーブルホルダ3のガイド部材1
1、11のガイド孔12には圧縮ばね19、19によっ
て内方に押圧された一対の対向するケーブル握持部材2
0、20が設けられている。ケーブルホルダ3のガイド
部材11、11は互いに突き合わせ面16において対向
している。従って、ケーブルホルダ3は、これらガイド
部材11、11を作業者が握り締めることによって、ケ
ーブルホルダ3のガイド部材11、11の内部に設けら
れた一対の対向するケーブル握持部材20がケーブルC
を両側から握持してケーブルCをしっかりと挾持できる
ようになっている。
【0015】ケーブル握持部材20はケーブルホルダ3
のガイド部材11、11のガイド孔12内に設けられ、
図2中に示されるケーブル位置決めおよび保持用のV字
形の溝21が形成されており、圧縮ばね19によってケ
ーブルCの中心軸線方向に径方向内方に向かって押圧さ
れていて、ケーブルCを弾性的押圧力をもって握持する
ようになっている。また、ケーブルホルダ3の外周面に
は作業者の握時を確実にするよう滑り止め用のセレーシ
ョンが形成されたグリップ部材17が取付けられてい
る。
【0016】図示されるように、操作レバー4は、ケー
ブルホルダ3に近接してストリッパ本体2の一端に枢軸
22によって枢支されている。また、この操作レバー4
と同軸に、且つストリッパ本体2内に複数個の、図示実
施例では3個の、作動レバー5が並列して枢支されてい
る。これら複数個の作動レバー5は、ストリッパ本体2
の内側に、ガイド孔12と直交する方向に、ストリッパ
本体2の長手方向に沿って並んで設けられ、作動レバー
5に覆い被さるよう重合して設けられた操作レバー4に
よって全作動レバー5が同時に押圧作動されるように成
っており、各作動レバー5のほぼ中間部に円形刃物の様
なブレード7を有するブレード装置6が装着されてい
る。更に、操作レバー4と作動レバー5の間にコイルば
ねを設けることによって、作動押圧力を増大することが
でき、硬い被覆のケーブルの切断の場合に好適である。
【0017】ブレード装置6は刃物としての金属製の円
形のブレード7が薄い扁平な箱形のプラスチックのライ
ナー23と共にケース25に入れられてピン24によっ
てライナー23内に回転可能に装着されて形成されたカ
セットとから成るもので、ライナー23の一辺に切り欠
き23aが設けられていてブレード7の円周部の一部が
突出するよう露出している。従って、ブレード装置6の
切れ味が低下したならば新しいブレード7とカセット毎
に交換することが出来るように成っている。各作動レバ
ー5に装着されるこのような円形のブレード7は各カセ
ット毎にピン24によって回転自在に取付けられてお
り、これらブレード7は、対応する作動レバー5の回動
に応じて作動されるようになっていて、図示されるよう
に、ブレード7の各カセットが装着される3つの作動レ
バー5全体の厚みに相当する幅の収納空間が操作レバー
4に形成されており、その収納空間内にてブレード7が
各作動レバー5に回転自在に保持されている。従って、
これらブレード7は、側圧を受けることなく円滑に回転
することができる。
【0018】各作動レバー5には、図1および図8中の
時計方向に付勢するばね26が個別的に設けられてお
り、これらばね26の付勢力によって、各作動レバー5
の先端部5Aが操作レバー4に対して離れる方向、すな
わち開放方向にそれぞれ押圧されている。従って、これ
ら3つの作動レバー5の上に1つの操作レバー4が覆っ
ていて重合しており、3つの作動レバー5をこの1つの
操作レバー4によって同時に作動するように成ってい
る。
【0019】ケーブルCへのブレード7の切り込み量を
規定するための制限装置8は、図示されるように、スト
リッパ本体2に回転自在に支持されたカム軸27に取付
けられた多角形状の回転カム本体10と、回転カム本体
10を回転すべくストリッパ本体2の外側にてカム軸2
7の端部に設けられた回転ノブ28とから成り、回転カ
ム本体10に設けられた調節可能な調節ねじ29a,2
9b,29cによって作動レバー5の回動量を規定する
ように成っている。そして、星形に形成された回転カム
本体10の各突部にはケーブルCの径に合わせてブレー
ド7の切り込み量を規定するために調節ねじの組が設け
られている。なお、図示の回転カム本体10は星形を成
しているが、これに限定されるものではなく、3角形や
4角形、6角形または8角形等、他の任意の多角形状に
することが勿論できるものである。また、回転ノブ28
は、所定の位置に回転カム本体10を回転して当該位置
に固定するようカム軸27に軸方向に移動可能に設けら
れ、且つ回転ノブ28を軸方向に弾性的に押圧するよう
内部にばね30を有しており、所定位置に回転ノブ28
を固定するように、一方向の回転は許すが反対方向への
回転は阻止する、例えばラチェット機構のような係止機
構31や、突起等の様な適宜な手段が内側に設けられて
いて、これら係止機構31の係止爪による係止や、或い
は突起がストリッパ本体2の側壁に設けられた小孔に嵌
められること等によって、回転ノブ28を所定の位置に
固持することができる。
【0020】更に、ストリッパ本体2には、従動レバー
33が制限装置8のカム軸27に回動自在に軸支されて
いる。この従動レバー33は、下方に突出する突出部3
4が下側のブレード35のアーム36に当接されてい
て、従動レバー33の押圧によって突出部34を介して
アーム36を作動してブレード35を上方に押し上げて
ケーブルCに切り込ませて、ケーブルCを引張って引き
抜く時に、ケーブルCに軸線方向の切り込みを形成する
ように作用する。また、この従動レバー33には逆V字
形のケーブル抑え37が設けられていて、ケーブル受け
38のV字溝と協同してケーブルCを、ケーブル軸線と
切断中心とを一致させた状態で押圧保持するように成っ
ている。ケーブル受け38はケーブルCが載置されるV
字溝を有しており、ピン44によって保持部材39の窪
み内で滑動可能に調整できるように枢支されていて、保
持部材39のアーム部40が回転カム本体10の調節ね
じ29dに当接して移動量を調節できるように成ってい
る。従って、回転カム本体10の調節ねじ29dの高さ
を変えることによって保持部材39のアーム部40の係
合高さが調整され、適用ケーブルCの径に応じてケーブ
ル受け38の位置を調整することができる。また、ケー
ブル受け38には、下側のブレード35が上方に突出す
る作動の邪魔に成らないように逃げが設けられている。
【0021】ここで、ケーブルCは同軸ケーブルであ
り、図9に示すように、外側から中心に向って外側被覆
部C1、外側導線C2、内側被覆部C3および中心導線
C4を備えた構成となっている。
【0022】次に、上記のように構成された本発明のケ
ーブルストリッパの操作手順について説明する。
【0023】まず、本発明のケーブルストリッパ1は使
用しない時は常時図7に示される様に、操作レバー4の
先端のフック46がストリッパ本体2に係止されてい
て、操作レバー4がストリッパ本体2に固持されてい
る。従って、使用する時には、図8に示すように、操作
レバー4の先端のラッチ45を押してフック46をスト
リッパ本体2から外して操作レバー4をストリッパ本体
2に対して自由にして、操作レバー4をばね26の力で
上方に僅かに押し上げると共に、作動レバー5を時計方
向に回動させ、図8に示すように、ブレード7をガイド
孔12内から上方へ退避させる。
【0024】そして、ケーブルCの端部を矢印D方向
(図4)からケーブルホルダ3の内部およびガイド孔1
2内に差し込む。その差し込み量は、図3に示すよう
に、ガイド孔12に対応して形成されたストリッパ本体
2内の空所内にてケーブル受け38の端面にまでケーブ
ルCの先端が達してケーブル受け38の端面に当接する
量とし、ケーブルCの先端が当接したことを目視によっ
て確認する。
【0025】次いで、操作レバー4を押圧して操作レバ
ー4の先端のフックをストリッパ本体2の孔に係止して
操作レバー4をストリッパ本体2に対して固定すると共
に(図7)、一方の手によってケーブルホルダ3をしっ
かりと握持してケーブル握持部材20の間にケーブルC
を挟持してケーブルCを固持する。こうして準備が整っ
たならば、他方の手の、例えば人差し指をストリッパ本
体2の操作孔13に差し入れて、ケーブルホルダ3を中
心として人差し指によりストリッパ本体2を円周方向に
回転させる。
【0026】これにより、ブレード7は、ケーブルCの
回りに自転しつつ公転してケーブルCに徐々に喰い込
み、ケーブルCの全周に亘って切り込みを形成する。
【0027】ここで、ブレード7の最終的な喰い込み量
は、回転カム本体10のそれぞれ調節ねじ29の位置調
整によって予め設定されており、図9(a)に示すよう
に、第1のブレード7aは最終的に最も外側の被覆部C
1に喰い込み、第2のブレード7bは最終的に外側導線
C2にまで喰い込み、また、第3のブレード7cは最終
的には最も内側の被覆部C3にまで喰い込んで各部分を
切断することができるものである。
【0028】その後、操作レバー4の先端のラッチ45
を押してフック46をストリッパー本体2から外して、
図8に示すように、操作レバー4と3つの作動レバー5
を時計方向に回動限位置まで回動させると共に、従動レ
バー33を押圧する。
【0029】これにより、図9(c)に示すように、各
ブレード7a、7b、7cがガイド孔12内から退避す
ると共に、下側のブレード35の刃先35cがガイド孔
12内に入って、ケーブルCに喰い込む。その喰い込み
量は、回転カム本体10の調節ねじ29の位置調整によ
って予め設定されており、同図9(c)に示すように、
ブレード35の刃先35cがケーブルCの外側被覆部C
1に喰い込む。
【0030】その後、従動レバー33を押したまま、ケ
ーブルCをガイド孔12内およびケーブルホルダ3内か
ら引き抜けば、これにより、下側ブレード35の刃先3
5cが、ケーブルCの端部の外側被覆部C1に、ケーブ
ルCの軸線方向に沿う切込みを形成することになる。従
って、ケーブルCの端部には、深さが異なる3つの周方
向の切込みと、軸線方向の1つの切込みが形成されるこ
とになり、後者の軸線方向の切込みによって外側被覆部
C1が簡単に剥離できると共に、前者の3つの周方向の
切込みを境として、ケーブルCの端末部が3つの階段状
の形に剥離できることになる。
【0031】なお、下側のブレード35としては、ケー
ブルCの長手方向に沿って刃先35cが所定長さ延在す
る形状のブレードを採用しても良く、この場合には、ブ
レード7a、b、cをケーブルCに喰い込ませたまま、
下側のブレード35の刃先35cをケーブルCに喰い込
ませて、その刃先に相当する長さ分だけケーブルCの被
覆部C1に軸方向の切込みを形成することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
ストリッパは、ケーブルの被覆部に同一方向の切込みを
形成するための複数個のブレードと、ケーブルの被覆部
に軸線方向の切込みを形成するための別のブレードとを
同じケーブルガイド部分に設けて、これらブレードを共
通する操作レバーによって作動操作する構成であるの
で、ケーブルを1つのガイド部にガイドさせたまま操作
レバーを操作することによって、ケーブル軸線と切断中
心とを一致させてケーブルの被覆部に、段階的な円周方
向の複数個の切込みと軸線方向の1つの切込みとを決め
られた如く極めて容易に1回の操作で形成することがで
き、異なった径の数種類のケーブルの段階的切断に用い
るよう適用することができるものであり、また、斯様な
ケーブルの段階的切断はコネクタにケーブルを接続する
場合に必要とされるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すケーブルストリッパの正面図であ
る。
【図3】図2に示すケーブルストリッパの背面図であ
る。
【図4】図2に示すケーブルストリッパの右側面図であ
る。
【図5】図2に示すケーブルストリッパのケーブルホル
ダを断面した左側面図である。
【図6】図2に示すケーブルストリッパの平面図であ
る。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】操作レバーが開放された図7と同様な断面図で
ある。
【図9】(a)、(b)および(c)は、それぞれ図8
に示すブレードの異なる作動状態を説明するための要部
の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ケーブルストリッパ 2 ストリッパ本体 3 ケーブルホルダ 4 操作レバー 5 作動レバー 6 ブレード装置 7 ブレード 8 制限装置 10 回転カム本体 11 ガイド部材 12 ガイド孔 13 操作孔 17 グリップ部材 20 ケーブル握持部材 23 ライナー 27 カム軸 28 回転ノブ 29 調節ねじ 30 ばね 31 ラチェット機構 33 従動レバー 35 ブレード 37 フック 38 ケーブル受け 39 保持部材 C ケーブル C1 外側被覆部 C2 外側導線 C3 内側被覆部 C4 内側導線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリッパ本体と、 該ストリッパ本体の一端に枢動可能に取付けられた操作
    レバーと、 前記ストリッパ本体に対して略直角な方向に回転自在に
    設けられたケーブルの端部をガイドするガイド部と、 前記ストリッパ本体内に前記操作レバーと同軸に枢支さ
    れた複数個の作動レバーと、 前記ガイド部内のケーブルの軸線に直交する方向に前記
    各作動レバーに着脱自在に装着された円形ブレード装置
    と、 前記ストリッパ本体内に回転自在に設けられ前記作動レ
    バーの作動量を規制するよう前記円形ブレード装置の使
    用ブレードに対応してブレードの切込み深さを決める制
    限装置と、 を有し、前記制限装置は、前記作動レバーが回動される
    時に前記円形ブレード装置の刃先を所定量だけ切り込む
    べく規制するストッパと、前記ストリッパ本体に回転可
    能に設けられたカム軸に取付けられた回転カム本体と、
    前記ストリッパ本体に対して係脱自在にカム軸の端部に
    設けられた係止機構を有する操作ノブとを有することを
    特徴とするケーブルストリッパ。
  2. 【請求項2】 前記回転カム本体は、複数個のアームを
    有する多角形状に形成され各アームに作動レバーの作動
    量を制限する調節ねじが設けられたことを特徴とする請
    求項1記載のケーブルストリッパ。
JP9111462A 1997-04-28 1997-04-28 ケーブルストリッパ Expired - Lifetime JP2980568B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9111462A JP2980568B2 (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ケーブルストリッパ
US09/056,533 US6138362A (en) 1997-04-28 1998-04-08 Cable stripper

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9111462A JP2980568B2 (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ケーブルストリッパ

Publications (2)

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