JP3208112U - 電線など線状体の被覆剥離器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的にかつ簡単容易に被覆の剥離を可能とする電線など線状体の被覆剥離器具を提供する。【解決手段】線状体Wを載置するV形の位置決め溝2を受け台1に設け、この受け台に対して開閉操作可能に押え操作体3を取り付け、この押え操作体に刃体4を取り付け、受け台1にこれに交差するように測定板5を取り付け、押え操作体3はその基端側が受け台1に軸62を回転中心として取り付け、線状体Wを位置決め溝2の底に向けて押込み可能であり、刃体4は位置決め溝2に接近及び離反可能であって、線状体Wの被覆W1を切り込み可能であり、測定板5は刃体4が線状体Wの被覆W1に切り込む位置を測定可能である。【選択図】図1

Description

この考案は、電線や配線ケーブルなどの線状体の外周面を覆っている被覆を切り取るための線状体の被覆剥離器具に関するものである。
電線、配線ケーブルや同軸ケーブル、ワイヤロープなど所謂線状体は、多数の基準相当寸法の線状体を用意しておいてから配線工事や電気機器同士の接続工事などに使用されている。当然ながら、使用するに際して、線状体の被覆を剥離する必要がある。この被覆を剥ぎ取る被覆の剥離手段として、例えば、実開平4−10511号公報(考案の名称:シースカッタ)及び実開平6−60232号公報(考案の名称:電線外被のカッタ工具)にそれぞれ開示されている。前者の公知技術は、プレートの上に刃が所定の高さ出るように調整しておき、プレートの刃の上にケーブルを設置してから、このケーブルを前方に回転させながら押していくと、ナイフガードがそれにつれて前方に移動すると共にシースである被覆が刃によって切られていき、1回転した時に上記シースが上記刃によって切断されるものである。
そして、後者の公知技術において、手持ち用の握り部から突出した軸棒の先端には、間隙を有する刃受け台が固着され、この刃受け台の間隙には市販のカッター刃が挿入されている。軸棒の先端の下面からは板状の差込み舌片がカッター刃よりも所定量だけ突出し、この差込み舌片を電線ケーブルの内部導線と外被との間に挿入して押すことによって、カッター刃が電線ケーブルの外被のみを切断するものである。
実開平4−10511号公報 実開平6−60232号公報
前者の公知技術によると、ケーブルを回転させながら前方に押す必要があるために、被覆の剥離に2度手間がかかることが推察され、作業の効率化の点で改善の余地があると思われる。
後者の公知技術によると、外被の切断時に、差込み舌片を電線ケーブルの内部導線と外被との間のわずかな隙間に挿入しなくてはならないので、上記内部導線の損傷防止の観点から作業に熟練を要し、剥離作業が容易ではない。
この考案の目的は、効率的にかつ簡単容易に被覆の剥離を可能とする電線など線状体の被覆剥離器具を提供することにある。
この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具は、線状体の受け台と、この受け台に設けてあるV形の位置決め溝と、上記受け台に対して開閉操作可能に取り付けてある押え操作体と、この押え操作体に取り付けてある刃体と、上記受け台に取り付けてある測定板とを備えている。上記位置決め溝は上記受け台を横断する上記線状体を設置し保持するものであり、上記押え操作体はその基端側が上記受け台に軸を介して取り付けられ、かつこの軸を回転中心としており、上記線状体を上記位置決め溝の底に向けて押込み可能であり、上記刃体は上記受け台の位置決め溝に接近及び離反可能であって、上記線状体の被覆に切り込みを入れることができ、上記測定板は上記受け台に対して交差する方向に配置され、上記刃体が上記線状体の被覆に切り込む位置を測定可能であり、上記押え操作体は、上記受け台と協働して上記受け台を横断する上記線状体を挟持しながら上記位置決め溝の底部側に押込むことにより上記被覆を切り込み可能である。
上記刃体で上記被覆に切り込みを入れたまま、上記線状体を1回転することにより、上記刃体により被覆が切断される。
上記測定板に関しては、これを受け台に固定的に取り付けても良いが、その扱いを容易にするために、基端部を上記受け台の底部に軸を中心として回転可能に取り付け、しかも上記受け台の底面に重合可能にするのが良い。
上記受け台については、組み立てをし易くし、部品点数を少なくするために、対向間でスリットを形成している対の受け部材を有し、上記スリット内であって上記受け台の基端側に押え操作体の基端部側を配置し、上記対の受け部材は上記押え操作体の基端部を挟んで取付けねじにより結合されかつこの取付けねじが上記押え操作体の回転中心となる軸であるようにするのが望ましい。また、同様な効果を得るために、上記受け台は対向間でスリットを形成している対の受け部材を有し、上記スリット内であって上記受け台の先端側にスペーサ部材を、基端側に押え操作体の基端部側をそれぞれ配置してあり、上記対の受け部材は挟持する上記スペーサ部材を介して取付けねじにより結合されていると共に、上記押え操作体の基端部を挟んで取付けねじにより結合されかつこの取付けねじが押え操作体の回転中心となる軸とする。
押え操作体に関しては、組み立てをし易くするために、この押え操作体を主操作部材、補助操作部材及び両操作部材を重ねた状態で結合する取付けねじにより構成し、上記主操作部材には位置決め溝と共に上記線状体を囲むことができる囲い溝部を底面から切り込み、上記主操作部材に刃体を収納するための刃体収納部を形成し、上記刃体収納部内に収納されている上記刃体は上記主操作部材と上記補助操作部材とにより挟持され、刃先が上記囲い溝部の内底部から露出されていることを特徴とする。上記刃体による線状体の被覆の切り込みの精度を高めるために、上記押え操作体の上端面には上記囲い溝部の内底部に向けて調整操作用溝を設け、この調整操作用溝から差込み可能である調整操作具を介して上記刃体の刃先の露出長が調整可能である。
この考案の電線など線状体の被覆剥離器具によれば、線状体を位置決め溝に設置して押え操作体と受け台で上記線状体を挟みながら上記押え操作体で押し込んで被覆に切り込みを入れるので、効率的にかつ簡単容易に被覆を剥離することができる。そして、この考案の電線など線状体の被覆剥離器具によれば、測定板により切り込む被覆の位置を測定することができるので、上記被覆を切り込む位置を目測と比較して正確に求めることができる。
この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具を示す斜視図であって、押え操作体を開いている状態の図である。 この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具を示す正面図であって、押え操作体を開いている状態の図である。 図2の平面図である。 図2の底面図である。 図2の背面図である。 図2の右側面図であって、部分的に拡大している図である。 この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具の分解斜視図である。 この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具における押え操作体の一部切欠背面図である。 図8のIX−IX線拡大断面図である。 この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具を折り畳んだ状態を示す図であって、(イ)は正面図、(ロ)は右側面図、(ハ)は左側面図、(二)は底面図である。 この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具における押え操作体の閉操作の過程を段階的に示す正面図であって、(イ)は刃体が線状体の被覆に向けて接近した状態を示す図、(ロ)は刃体が線状体の被覆に接した状態を示す図、(ハ)は刃体が線状体の被覆に切り込んだ状態と共にこの被覆の切断面を示す図である。
この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具について図面を参照して説明する。
図1及び図2において、この考案の一実施形態を示す電線など線状体の被覆剥離器具は、線状体Wの受け台1と、この受け台に設けてあって上記線状体を載置するV形の位置決め溝2と、上記受け台に対して開閉操作可能に取り付けてある押え操作体3と、この押え操作体に取り付けてあって上記位置決め溝に接近及び離反可能である刃体4と、上記受け台に取り付けてある測定板5とを備えている。
図1〜図7に示す例によれば、受け台1は対の受け部材11,12とスペーサ部材13とを組み合わせたものである。
対の受け部材11,12は角形スティック状のものであり、これらを組み合わせて受け台1の本体を形成している。また、対の受け部材11,12には、やや先端部寄りに上面から底面に向けて溝部21,22が切り込まれ、各溝部は受け部材11,12の正面から背面に至る長さを有している。そして、これらの溝部21,22は、隣接状態に重なり合さって線状体Wを設置可能な位置決め溝2を形成し、この位置決め溝2が対向する傾斜面で受け台1を横断(交差)する線状体Wを受け止め可能である。繰り返すように、位置決め溝2には受け台1に対して横断するように線状体Wが設置されるが、位置決め溝の対向する傾斜面が下方に向けて閉じる方向に傾いているので、換言すればV形の溝であるから、この線状体の径の値が連続して変化することがあっても、対応可能となり、安定的な保持が可能となる。
スペーサ部材13は図7に示す例では三角板状のものであるが、その形状は四角形でも丸形などでも良くその形状は問わない。スペーサ部材13は受け部材11,12の先端寄りに配置されている。そして、スペーサ部材13は図1及び図3に示すように受け部材11,12の間に挟まれて、両受け部材間にスリット1aを形成している。スリット1aは上下端が開口されている。
図1〜図3に示すように受け部材11,12は先端側でスペーサ部材13と共に、各部材の幅方向(線状体Wが受け台1を横断する方向)にねじ込まれている取付けねじ61により一体的に結合されている。また受け部材11,12は、基端側で後述する押え操作体3の主操作部材31を挟んで取付けねじ62により結合されている。主操作部材31とスペーサ部材13とは同じ厚みを備えているから、スリット1aの幅が全長に渡って同一幅が維持されている。
図1〜図7において、押え操作体3はその基端側(図2左側)が受け台1の基端側に軸となる取付けねじ62を介して取り付けられ、かつこの軸を回転中心としている。
押え操作体3において、取付けねじ62を中心とする押え操作体の図2時計方向の回転操作は、先端側が受け台1の先端側(図2右側)に接近して行くから、受け台に対して閉操作となり、接近する閉状態から反時計方向の回転操作は先端側が受け台の先端側から離反して行き、受け台に対して開操作となる。このように押え操作体3は、その回転操作(開閉操作)により受け台1に対して起伏可能、すなわち起立したり、伏せたりすることができる。
また、押え操作体3は受け台1の位置決め溝2に設置される線状体Wを位置決め溝の底に向けて押込み可能である。
押え操作体3は、図7に示す例によれば、互いに隣接する板状の主操作部材31と、この部材より高さが低い角形スティック状の補助操作部材32とを上辺部側を重ね合わせて組み立てたものである。また、主操作部材31と補助操作部材32とは、重ね合わされている上辺部側を取付けねじ63,64,65により相互に結合されている。
押え操作体3には、受け台1の位置決め溝2に対向可能であるV形の調整操作用溝3aを設けてある。調整操作用溝3aの底部から下方に向けてスリット状の差込み溝部3a1を伸ばし、調整操作用溝の正面形状をY形にしている。
押え操作体3の一方の主操作部材31には、差込み溝部3a1の下部に山形状の囲い溝部31aを底面から上辺に向けて切り込んである。囲い溝部31aは、押え操作体3の開閉操作を通じて、受け台1の位置決め溝2に対向可能である。そして、囲い溝部31aは受け台1の位置決め溝2と共にこの位置決め溝と交差するように設置される線状体Wの外面を囲むことができる。
図6〜図9に示す板状の主操作部材31の背面(補助操作部材32の正面に対向する面)には刃体収納部31bを設けてある。刃体収納部31bは、刃体4として用いる例えば市販のカッター刃を収納可能な浅い凹部となっている。刃体4は刃体収納部31bの上端開口から差し入れ、主操作部材31と補助操作部材32とで挟まれ、両側が取付けねじ63,64で固定的に保持されている。刃体4の刃先は、図2及び図8に示すように囲い溝部31aの内底部から所定長露出(突出)されている。露出長d(図2)は、被覆W1の厚みに応じて、刃体4を囲い溝部31aに対して出し入れ操作を通じて、刃先を囲い溝部の内底部から突出又は後退させて調整する。調整操作は、調整操作具(図示せず。)を調整操作用溝3a及び差込み溝部3a1を通じて行うが、被覆W1の厚みに相当する露出長d又はこの厚みよりもわずかに短くなるようにする。
図5において、符号「32a」は補助操作部材32の基端部に形成したカット面であって、この補助操作部材の回転を円滑にする役割を有する。
図1〜図7において、測定板5は受け台1に対して交差する方向に配置され、刃体4が線状体Wの被覆W1に切り込む位置を測定可能とするものである。測定板5は受け台1の底面に配置され、この受け台に軸となる取付けねじ66を中心として回転可能に取り付けられている。測定板5の表面(上面)には目盛5aが付されている。目盛5aはスリット1aの長さ方向の中心線に対向する位置を基準点とする。測定板5の基端側の側辺部には係止孔5bが形成されている。使用時に、測定板5を取付けねじ66を中心として図4時計方向に回して、測定板が受け台1に対して交差する方向に至ると、係止孔5bに受け部材12に取り付けてあるストッパ7が係合されて回転が停止される。
不使用時又は保管時には、図10に示すように測定板5を受け台1の底面に重合状態に折り畳んでおく。
次に、この考案に係る電線など線状体の被覆剥離器具の使用方法について主に図1及び図11を参照して説明する。
まず、受け台1の位置決め溝2に図1鎖線に示すように線状体Wを横断状態に載置する。そして、線状体Wを位置決め溝2上で軸心方向の前後にスライドさせて、被覆W1の切り込み位置から線状体Wの被覆の先端までの剥離する被覆部分の長さを測定板5で測定し、切り込み(カット)位置を決定する。
また、取付けねじ63,64の締め付けを少し緩めておいてから、調整操作具により刃体4を把持して図8鎖線の位置から、鎖線の矢印方向から刃体収納部31b内に差し入れ、調整操作具の先で刃体を操作し、刃先を囲い溝部31aの内底面から露出させる。そして、刃体4の刃先を線状体Wの被覆W1の厚みに応じて囲い溝部31a内底面から出し入れして、露出長d(図2)を調整する。
その後、取付けねじ63,64を締め付け、刃体4を正面及び背面(図9上下両面)から主操作部材31及び補助操作部材32で固く挟持すると共に、両端面(図9左右両端面)支持する。
その後、押え操作体3の主操作部材31を図2鎖線に示すように取付けねじ62を中心として同図時計方向に回転させる。すると、図11(イ)に示すように主操作部材31は閉操作に伴って先端側が受け台1の先端側に接近して行き、やがて同図(ロ)に示すように刃体4の刃先が線状体Wの被覆W1に当接する。この当接により、主操作部材31は受け台1と共に位置決め溝2を通じて線状体Wを挟むことになる。線状体Wを挟持した状態のまま、主操作部材31で線状体を押し込みながら閉操作を継続すると、刃体4が被覆W1に食い込みながらこの被覆を切り込み、同図(ハ)に示すように被覆W1が囲い溝部31aの内底部に当接する。当接状態のまま、線状体Wを持って軸心を中心として時計又は反時計方向{図11(ハ)に示す例では時計方向すなわち矢印方向}に1回転させると、食い込んで切り込み状態のまま回すので、被覆W1は切り目の部分から切断され、その後、切断された被覆部分を線状体Wから引き離すと、必要な長さの被覆部分が剥離されて、芯線が露出される。
線状体Wは位置決め溝2によって位置保持された状態で回転するので、切り込みの起点と終点とが一致して、1回転すると、確実に切断可能となり、被覆W1の切り口がきれいになる。
線状体の被覆剥離器具の不使用時や保管時には、図10に示すように押え操作体3及び測定板5を受け台1の上面及び底面に折り畳んで重ねておけば、全体がコンパクトに納まり、扱いがし易くなるなど便利である。
図1に示す線状体の被覆剥離器具によれば、線状体Wを位置決め溝2に設置して位置決めし、押え操作体3と受け台1とで線状体Wを挟みながら上記押え操作体で押し込んで被覆W1を切り込み、切断可能とするので、効率的にかつ簡単容易に被覆を剥離することができる。また、図示する線状体の被覆剥離器具によれば、測定板5により剥離する被覆W1の長さを測ることができるので、被覆を切り込む位置を目測と比較して正確に求めることができる。
図1に示す測定板5は受け台1に回転可能に取り付け、この受け台に対して線状体Wが横断する方向と同じ受け台と交差する方向にセットすることができるので、切り込む被覆W1の位置を素早く正確に求めることができ、しかも上記測定板を受け台側に折り畳めることができるので取扱いに都合が良い。
図1に示す受け台1の本体及び押え操作体3はいずれも二部材からなり、各二部材は取付けねじ61〜66により結合離脱可能であるから、組立及び解体が簡易となる。
電線など線状体の被覆剥離器具において、受け台1の本体を図示するように受け部材11,12のそれぞれ独立した部材で形成する必要はなく、一体で構成しても良い。スリット1aのためにスペーサ部材13を独立して設置することなく、受け部材11,12同士を一体的に結合しても良い。同様に、押え操作体3についても、図示するように,二部材31,32で形成することを要さず、一部材で構成しても良い。
調整操作用溝3aには必ずしも差込み溝部3a1を設けなくても良く、また、調整操作用溝の形状もV形又はY形に限定されない。
また、測定板5を折り畳み可能にすることなく、図1に示す状態のまま受け台1に固定しても良い。
W 線状体
W1 被覆
d 露出長
1 受け台
1a スリット
11,12 受け部材
13 スペーサ部材
2 位置決め溝
3 押え操作体
3a 調整操作用溝
31 主操作部材
32 補助操作部材
31a 囲い溝部
31b 刃体収納部
4 刃体
5 測定板
5a 目盛
5b 係止孔
62,66 取付けねじ(軸)
61,63〜65 取付けねじ
7 ストッパ

Claims (6)

  1. 線状体の受け台と、この受け台に設けてあるV形の位置決め溝と、上記受け台に対して開閉操作可能に取り付けてある押え操作体と、この押え操作体に取り付けてある刃体と、上記受け台に取り付けてある測定板とを備えており、
    上記位置決め溝は上記受け台を横断する上記線状体を設置し保持するものであり、
    上記押え操作体はその基端側が上記受け台に軸を介して取り付けられ、かつこの軸を回転中心としており、上記線状体を上記位置決め溝の底に向けて押込み可能であり、
    上記刃体は上記受け台の位置決め溝に接近及び離反可能であって、上記線状体の被覆に切り込みを入れこの被覆を切断可能であり、
    上記測定板は上記受け台に対して交差する方向に配置され、上記刃体が上記線状体の被覆に切り込む位置を測定可能であり、
    上記押え操作体は、上記受け台と協働して上記受け台を横断する上記線状体を挟持しながら上記位置決め溝の底部側に押込むことにより上記被覆を切り込み可能である
    ことを特徴とする電線など線状体の被覆剥離器具。
  2. 測定板は、基端部が受け台の底部に軸を中心として回転可能に取り付けられており、上記受け台の底面に重合可能であることを特徴とする請求項1記載の電線など線状体の被覆剥離器具。
  3. 受け台は対向間でスリットを形成している対の受け部材を有し、上記スリット内であって上記受け台の基端側に押え操作体の基端部側を配置してあり、上記対の受け部材は上記押え操作体の基端部を挟んで取付けねじにより結合されかつこの取付けねじが上記押え操作体の回転中心となる軸であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電線など線状体の被覆剥離器具。
  4. 受け台は対向間でスリットを形成している対の受け部材を有し、上記スリット内であって上記受け台の先端側にスペーサ部材を、基端側に押え操作体の基端部側をそれぞれ配置してあり、上記対の受け部材は挟持する上記スペーサ部材を介して取付けねじにより結合されていると共に、上記押え操作体の基端部を挟んで取付けねじにより結合されかつこの取付けねじが押え操作体の回転中心となる軸であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電線など線状体の被覆剥離器具。
  5. 押え操作体は、主操作部材、補助操作部材及び両操作部材を重ねた状態で結合する取付けねじをそれぞれ備え、上記主操作部材には位置決め溝と共に上記線状体を囲むことができる囲い溝部を底面から切り込み、上記主操作部材に刃体を収納するための刃体収納部を形成し、上記刃体収納部内に収納されている上記刃体は上記主操作部材と上記補助操作部材とにより挟持され、刃先が上記囲い溝部の内底部から露出されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電線など線状体の被覆剥離器具。
  6. 押え操作体の上端面には囲い溝部の内底部に向けて調整操作用溝が設けられており、この調整操作用溝から差込み可能である調整操作具を介して刃体の刃先の露出長を調整可能であることを特徴とする請求項5記載の電線など線状体の被覆剥離器具。
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