JPH10511215A - フィールドエミッションディスプレイにおけるカソード電流制限用の高抵抗値抵抗の形成方法 - Google Patents

フィールドエミッションディスプレイにおけるカソード電流制限用の高抵抗値抵抗の形成方法

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JPH10511215A JP9506764A JP50676497A JPH10511215A JP H10511215 A JPH10511215 A JP H10511215A JP 9506764 A JP9506764 A JP 9506764A JP 50676497 A JP50676497 A JP 50676497A JP H10511215 A JPH10511215 A JP H10511215A
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Abstract

(57)【要約】 フィールドエミッションディスプレイ(10)の電流を規制するための抵抗形成方法は、高抵抗値抵抗(32)をフィールドエミッションディスプレイ用回路に一体化してなる。抵抗(32)は、フィールドエミッションディスプレイ(10)のエミッタサイト(14)およびグラウンドのような他の回路コンポーネントと電気的に接続している。高抵抗値抵抗(32)は、真性多結晶シリコン、導電性を低下させるドーパントをドープした多結晶シリコン、少量ドープしたポリシリコン、酸窒化チタン、酸窒化タンタルおよびガラスタイプ材料のような高抵抗率材料をフィールドエミッションディスプレイ(10)のベースプレート(12)上に堆積した層として形成することができる。接触部(38、39)は高抵抗率材料中に形成されて、抵抗(32)とエミッタサイト(14)との間、および抵抗(32)と他の回路コンポーネントとの間を電気的に連絡する。接触部(38、39)は、低抵抗値接触部(例えば、オーミックコンタクト)または高抵抗値接触部(例えば、ショットキーコンタクト)として形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 フィールドエミッションディスプレイにおけるカソード電流制限用の高抵抗値抵 抗の形成方法 本願発明はAdvanced Research Projects Agency(ARPA)により与えられた契約 番号DABT63-93-C-0025に基づき、米国政府の援助を受けてなされたものである。 政府は本願発明についてある程度の権利を有する。 発明の属する技術分野 本発明は、フラットパネルディスプレイに関し、より詳細に言えば、フィール ドエミッションディスプレイ(FED)におけるカソード電流制限用抵抗の形成方 法に関する。 発明の背景 フラットパネルディスプレイは、コンピュータや他の電子機器が生成する情報 を視覚的に表示するものとして近年開発が進んでいる。通常、こうしたディスプ レイは、従来の陰極線管(CRT)ディスプレイに比べて軽量であり消費電力が小さ い。フラットパネルディスプレイの一つのタイプとして、冷陰極フィールドエミ ッションディスプレイ(cold cathode field emission display)が知られている 。 フィールドエミッションディスプレイは、視覚像を形成するために電子放出を 用いる。フィールドエミッションディスプレイはベースプレートとフェイスプレ ートを含む。ベースプレートは、フェイスプレート上の対応 するピクセルサイトに応じたエミッタサイトアレイを有する。各エミッタサイト は、典型的には、尖った頂点や鋭い縁を持つブレードのような尖鋭な突起である 。ベースプレートは真空ギャップによってフェイスプレートと隔てられている。 ゲート電極構造、すなわちグリッドは、エミッタサイトに対応して、エミッタサ イトからの電子放出を発生するのに必要な強い電場をもたらす機能を果たしてい る。エミッタサイトとグリッドの間に十分な電位差が生じると、ファウラー−ノ ルドハイム(Fowler-Nordheim)電子放出が始まる。放出電子は、フェイスプレー ト上に含まれる陰極線ルミネセンス蛍光体を叩いてこれを励起する。この結果、 光子が放出されて、これによって観察者が目で見ることのできる光像が生じる。 なお、ベースプレートからエミッタサイトへの電子流は「カソード電流」と呼ば れ、エミッタサイトからフェイスプレートへの電子流は「放出電流」と呼ばれる 。 フィールドエミッションディスプレイのベースプレートは、エミッタサイトア レイ、および、アレイのアドレシングを行いエミッタサイトからの電子放出を活 性化する回路を含む。ベースプレートは、シリコン(ケイ素)あるいは、ガラス −シリコンのような複合(ハイブリッド)材料からなる基体を含んでもよい。こ のような技術分野では、アレイのアドレッシングを行いエミッタサイトからの電 子放出を活性化するため種々の方法が開発されてきた。さらに、エミッタサイト が活性化されたときにディスプレイの輝度を種々変化させる方法も必要となる。 そうした方法の一つは、所定のフレームにおいて1つの放出アレイが発する電荷 量を変える方法である。別の方法は、カソード電流を変化させることにより活性 化の際に生成される放出電流を変える方法である。 しかし、いずれの方法においても、ジオメトリや表面モルホロジーが少し変わ るだけで、アレイのエミッタサイトから発生する放出電流が大きく変わってしま うという問題がある。放出電流のこのような変化は、像の品 質低下を招くことが多い。このような像の変化の中には、エミッタサイトを高度 の均一性をもって製造したり、ディスプレイ面の1つ1つのピクセルサイトに対 して多数のエミッタサイトを形成することにより制御し得る場合もある。また、 所望の電子放出電流よりも大きな電流を発生することができるエミッタサイトを グリッドにより操作し、エミッタサイトに供給されるカソード電流を制限ないし 規制することにより、像品質をさらに改善することも電気的に実現可能である。 従来技術において、極めて多様な、受動的あるいは能動的な電流制限手法が知ら れている。 こうした手法の1つは、個々のエミッタサイトとエミッタサイトのアレイと直 列に電気抵抗を形成することである。この方法は、Leesに付与された「フィール ドエミッション電流を制限する方法および装置」("Methodand Apparatus Limiti ng Field mission Current")と題する米国特許第3,671,798号に記載されている 。Kochanskiに付与された米国特許第5,283,500号にはこの手法の別の例が記載さ れており、そこでは、パターニングされた抵抗材料を電気経路中に形成すること によりエミッタサイトへのカソード電流を制限している。さらに別の方法は、ベ ースプレート上、エミッタサイトの下にシリコン抵抗層を堆積してエミッタサイ トへのカソード電流を制限している。この手法は、「フィールドエミッタアレイ カソードの電流制限」("Current Limiting of Field Emitter Array Cathodes" と題するKon Jiun Lee の博士論文(1986)に記載されている。また、Ghis 等によ る「封止された真空素子蛍光マイクロチップディスプレイ」("Sealed Vacuum De vices Fluorescent Microtip Displays")と題する論文(IEEE,vo138,no.10(19 91年10月))にもカソード電流を制限するための直列抵抗が開示されている。 本発明は、フィールドエミッションディスプレイのエミッタサイトへのカソー ド電流を制限するための高抵抗値抵抗形成方法の改良を課題とする。 したがって、本発明は、フィールドエミッションディスプレイその他のフラット パネルディスプレイにおけるカソード電流を規制するための高抵抗値抵抗を形成 する改良法を提供することを目的とする。 さらに、本発明は、フィールドエミッションディスプレイのベースプレート内 に設けた高抵抗値抵抗を用いる、フィールドエミッションディスプレイの電流を 規制するための改良法を提供することを目的とする。 さらにまた、本発明は、簡単で、大量生産に適しており、必要に応じて低い抵 抗値のオーミックコンタクト(ohmic contacts)とともに形成することができる、 フィールドエミッションディスプレイ用の改良された抵抗を提供することを目的 とする。 本発明の他の目的、特長および効果は、以下の記載によりさらに明らかになる であろう。 発明の骨子 本発明によれば、フィールドエミッションディスプレイ(FED)においてカソ ード電流を制御する高抵抗値抵抗の改良された製造方法が提供される。本発明の 方法は、FEDのベースプレート上に堆積され、フィールドエミッションディス プレイのフィールドエミッタサイトに電気的に直列に接続した高抵抗材料から抵 抗を形成する。この抵抗の全抵抗値は、抵抗材料の抵抗率と抵抗のジオメトリー の関数である。また、これに加えて、抵抗の全抵抗値は、抵抗をエミッタサイト および他の回路コンポーネント(例えばグラウンド)と電気的に直列に接続する ための接触部(コンタクト)における接触抵抗の関数である。抵抗の接触部は、 低い抵抗値(例えば、オーミックコンタクト)に形成することもできるし、高い 抵抗値(例えばショットキーコンタクト)に形成することもできる。高抵抗接触 の場 合、接触抵抗は、抵抗の全抵抗値に大きく寄与する。 抵抗を製造するための好ましい材料は、カソード電流レベル(これは、多くの 場合ナノアンペア域である。)を制限する高い抵抗率を有する材料である。好適 な材料の例としては、真性の(intrinsic)多結晶シリコン(例えば、ポリシリコ ンあるいは少量ドープされたポリシリコン);窒素や酸素等の導電率低下性不純 物を有する半絶縁性多結晶シリコン(SIPOS:Semi-Insulating Polycrystalline S ilicon);酸窒化チタン(titaniumoxynitride)や酸窒化タンタル(tantalum oxyni tride)等の他の高抵抗材料;および酸化クロムや酸化チタン等のガラスタイプの 材料が挙げられる。高抵抗値抵抗に望まれる抵抗率は107〜109Ω/□以上で あるが、この範囲は、フィールドエミッションディスプレイのピクセル当たりの カソード電流条件に応じて変わる。 本発明のフィールドエミッションディスプレイに用いるベースプレートは、単 結晶シリコンの層として形成することもできる。あるいは、ベースプレートは、 ガラスその他の絶縁性物質から形成される基板上に堆積したアモルファスまたは 微結晶シリコンの島(islands)として形成される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に従い高抵抗値抵抗を堆積層として有するフィールドエミッシ ョンディスプレイ(FED)の一部の模式的断面図。 図1Aは、低抵抗接触部を有する図1に示す高抵抗値抵抗の形成を図示した図 1の部分的模式図。 図2は、N-拡散導電領域に接続された堆積層として本発明に従い製造された 高抵抗値抵抗を有するフィールドエミッションディスプレイ(FED)の一部の模 式的断面図。 図2Aは、低抵抗接触部を有する図2に示す高抵抗値抵抗の形成を示した図2 の一部の模式的断面図。 図3は、ベースプレート上に形成され、ガラス基体上に絶縁されたシリコン含 有島部を含む本発明の別の態様の高抵抗値抵抗の形成を図示した図2の部分的模 式図。 図4Aは、ベースプレート上に形成され、ガラス基体上に絶縁されたシリコン 含有島部を含む図1に示す抵抗と同様な高抵抗値抵抗の模式図。 図4Bは、ベースプレート上に形成され、ガラス基体上に絶縁されたシリコン含 有島部を含む図2に示す抵抗と同様な高抵抗値抵抗の模式図。 図5は、高抵抗 値抵抗がFED制御回路と一体化されている本発明の別の態様の電気的模式図。 好適態様の詳細な説明 図1は、フィールドエミッションディスプレイ(FED)のピクセル10の一部 を模式的に示したものである。FEDピクセル10は単結晶P型シリコン層とし て形成されたベースプレート12を含む。エミッタサイト14は当業者において 既知の手法により形成し尖鋭化すればよい。ベースプレート12の表面は、パタ ーニングおよびエッチングされてエミッタサイト14を形成する。各エミッタサ イト14(またはエミッタサイト14のアレイ)は、ベースプレート12のN- タンク(N-tank)導電性領域16上に形成される。Nタンク導電性領域16とP型 シリコンベースプレート12は半導体P/N接合を形成する。 エミッタサイト14のまわりに、ゲート電極構造すなわちグリッド18が設け られる。グリッド18は、ドープされたポリシリコン、シリサイド化ポリシリコ ン(silicided polysilicon)、すなわちシリサイド層を有す るポリシリコン、あるいはクロムやモリブデンのような金属等の導電性材料から 形成される。グリッド18はベースプレート12からはマルチレベル酸化層36 によって隔てられている。マルチレベル酸化層36は、二酸化ケイ素、窒化ケイ 素または酸窒化ケイ素等の材料からなる多重層(multiple layers)として形成し てもよい。マルチレベル酸化層36はエミッタサイト14を設けるためのエッチ ングされたキャビティ(空洞)20を含む。 フェイスプレート22は、エミッタサイト14と位置合わせされており、エミ ッタサイト14から放出された電子28の経路上に蛍光体コーティング24を有 する。電源26は、カソードとして機能するエミッタサイト14に電気的に接続 されている。電源26はまた、ゲート要素として機能するグリッド18にも電気 的に接続している。さらに、電源26はアノードとして機能するフェイスプレー ト22にも電気的に接続している。 電源26によりエミッタサイト14とグリッド18間に電位差が発生すると、 電子28がエミッタサイト14から放出される。これらの電子28は、フェイス プレート22上の蛍光体コーティング24を叩く。この結果、光子が作り出され て目に見える像が形成される。 ここまでに述べてきた回路要素については、いずれも当業者には既知の製造方 法を利用することができ、これによりFEDピクセル10を形成することができ る。例えば、米国特許第5,151,061号、米国特許第5,186,670号および米国特許第 5,210,472号(これらはいずれも本明細書に参考のために組み入れられている。 )は、フィールドエミッションディスプレイ用の上記のコンポーネント(例えば 、ベースプレート12、エミッタサイト14、グリッド18、フェイスプレート 22)を製造するための方法を開示している。 図1に示すように、ベースプレート12上には、高抵抗率材料を堆積す ることにより高抵抗値抵抗32が形成される。抵抗32は、ベースプレート12 から薄い絶縁層40により絶縁されている。絶縁層40はSiO2のような材料 で形成される。抵抗32は、第1接触部38により、エミッタサイト14のN型 導電性領域16に電気的に接続する。また、抵抗32は第2接触部39によりイ ンターコネクト34と電気的に接続する。インターコネクト34は、アルミニウ ム、タングステン、チタン等の導電性金属から形成される導電性のトレースまた はドープされたポリシリコンもしくはシリサイド化ポリシリコン等の導電性の膜 である。インターコネクト34は、FEDピクセル10の他の回路コンポーネン ト(例えば、グラウンドバスや電気的に活性化されたバイアスレベル)と電気的 に接続する。ビア50は、マルチレベル酸化層36内に形成されて、インターコ ネクト34を高抵抗値抵抗32に接続する。 抵抗32は、高い抵抗率を有する材料から形成される。抵抗32の抵抗率は、 材料の抵抗率とともにその寸法(dimensions)の関数である。半導体構造において は、薄層の抵抗は、シート抵抗RSとして定義され四探針法(four point probe m ethod)を用いて測定される。シート抵抗RSの単位はΩ/□である。シート抵抗 (RS)はおおよそ4.53V/Iに等しい。ここで、4.53は、プローブ間隔によっ て決まる定数である。 高抵抗値抵抗32のシート抵抗RSの値として望まれる範囲は、107〜109 Ω/□である。シート抵抗RSの好ましい値は、108Ω/□オーダーである。 ポリシリコンは抵抗性であるが、導電性のシリサイド(金属ケイ化物)層を形 成しリンのようなドーパントをドープしたときには抵抗が小さくなる。本発明の 目標は、高い抵抗性を有する層である。したがって、ドープしていないあるいは 真性のポリシリコンで抵抗を形成することができる。ドープしていないあるいは 真性のポリシリコン抵抗は、約0.5μmの厚さ の約109Ω/□以上のシート抵抗RSを有する。このような高抵抗値抵抗32で は電流の限界は、中程度までの電圧(例えば、100V未満)で使用する場合、 ナノアンペア(nA)のオーダーになる。また、設計上考慮するべき点として、絶 縁されたN-タンクの導電性領域16のベースプレート12への逆バイアス漏電( reverse biased leakage)は、電流限界範囲よりもずっと低く、典型的には数ピ コアンペア未満である必要がある。 真性あるいはドープしたポリシリコンに加え、その他の高抵抗率材料も抵抗3 2を形成するのに用いることができる。例を挙げれば、導電性を低下させるドー パント(例えば、酸素、窒素およびこれらの化合物を)含有した半絶縁性多結晶 シリコン(すなわち、SIPOS)によって抵抗32を形成してもよい。一般的には、 これらの元素でドープされたポリシリコンは抵抗率が高いままである。抵抗32 は少量ドープしたシリコンから形成することもできる。 他の適当な材料としては、酸窒化タンタル(TaNxOy)および酸窒化チタン(TiNxOy )が挙げられる。これらの化合物は、窒素の酸素に対する比率が約1:2から2 :1(すなわち、x=1〜2、y=1〜2)である。一般的には、このような材 料は、所望の抵抗率を与えるような元素比で堆積することができる。抵抗32は 、また、高抵抗ガラス材料、例えば、酸化クロムや酸化マンガンあるいは酸化チ タンで形成することもできる。 抵抗32の全抵抗値(RT)は、シート抵抗(RS)に依存するだけでなく、抵抗 32を導電性領域16に電気的に接続する接触部38の接触抵抗(RC1)および 抵抗32をインターコネクト34に電気的に接続する接触部39の接触抵抗(RC2 )に依存する。数式で表せば、抵抗32の全抵抗値RTは、RS+RC1+RC2に 等しい。 接触部38および39は、非整流的な低抵抗接触部あるいはノンオーミック(n on-ohmic)な整流的接触部として形成することができる。低抵抗接 触部とした場合には、全抵抗値(RT)の実質的にすべては、高抵抗値抵抗32そ れ自体によりもたらされる。 低抵抗接触部は、インターコネクト34の形成に先立ち、抵抗32の接触部領 域をドーパントで処理することにより形成することができる。これは図1Aに模 式的に表されている。抵抗32がシリコンベースの材料(例えば、真性ポリシリ コン、少量ドープされたポリシリコン、アモルファスシリコン)で形成される場 合は、ベースプレート12のN-タンク導電性領域16から、N+ドーパント(例 えば、リン)が低抵抗接触部に拡散する。抵抗32を形成するシリコンベースの 材料は、次いで、抵抗32の抵抗に求められる条件に適い、接触部39を形成す るようにN-型、P-型いずれのドーパントでドープしてもよい。シリコンベース の材料がN-型ドーパントでドープされるときは、シート抵抗(RS)はN-層の シート抵抗によって決定される。シリコンベースの材料がP-型ドーパントでド ープされるときは、シート抵抗(RS)は逆N+/P-接合漏電(reverse N+/P-jun ction leakage)機構によって決定される。接触部38と39はまた、高抵抗接触 部として形成することもできる。例えば、少量ドープされた半導体材料(例えば 、真性ポリシリコンまたは少量ドープされたポリシリコン)を用いてショットキ ーコンタクトを形成することができる。さらに、抵抗32は、高抵抗ガラスタイ プ材料(例えば、酸化クロム、酸化マンガンあるいは酸化チタン)で形成して高 抵抗接触部38および39を形成することができる。いずれの場合も、接触部3 8と39の高い接触抵抗は、抵抗の全抵抗値(RT)に大きく寄与する。 高抵抗値抵抗32を備えたFEDピクセル10を形成する代表的な方法は以下 の通りである: (1)単結晶シリコンベースプレート12のパターニングとドーピングによりエ ミッタサイト14を設けるためのN-タンク導電性領域16を形成 する。 (2)シリコンベースプレート12にマスキングおよびエッチング処理を施して 電子放出サイト(エミッタサイト)14を形成する。 (3)適当な酸化プロセスを用いてエミッタサイト14を酸化的に尖鋭化する。 (4)高抵抗値抵抗32のための薄い絶縁層40を形成する。薄い絶縁層40と しては、シリコンベースプレート12を酸化して形成される二酸化ケイ素層を用 いることができる。 (5)後−接触清浄化調製(post-contanct clean preparation)およびN-タンク 導電性領域16への接触部38の形成。 (6)適当な堆積法(例えば、CVDやスパッタリング)を用いて、高抵抗材料 (真性多結晶シリコン、酸素や窒素をドープしたポリシリコン、酸窒化タンタル (TaNxOy)、酸窒化チタン(TiNxOy)、ガラスタイプ材料)層を接触部38上に堆積 して高抵抗値抵抗32を形成する。 (7)絶縁性物質(例えば、二酸化ケイ素、窒化ケイ素あるいは酸窒化ケイ素) をコンフォーマル堆積させてマルチレベル酸化層36の一つのレベルを形成する 。 (8)導電性ドーパント(例えば、リン)をドープしたポリシリコンを堆積する ことによりグリッド18を形成する。他の導電性材料(例えば、クロム、モリブ デンその他の金属)も用いることができる。 (9)グリッドを化学的機械的平坦化(CMP)して自己位置合わせ性を形成する(米 国特許第5,186,670号参照) (10)グリッド18にフォトパターニングおよびドライエッチングを施す。 (11)グリッド18上にマルチレベル酸化層36の別のレベルを形成し、ビア5 0のフォトパターニングとエッチングを行う。 (12)前−接触清浄化調製(post-contanct clean preparation)および高 抵抗値抵抗32とインターコネクト34の間に接触部39を形成する。 (13)適当な導電性材料(例えば、アルミニウム)を堆積させることによりグラ ウンドへのインターコネクト34を形成する。 (14)エミッタサイト14を設けるため、グリッド18を通る開口部を形成する 。グリッド材料によっては、フォトパターニングやウェットエッチングを用いて 行ってもよい。ポリシリコングリッド18および二酸化ケイ素層を有するシリコ ンエミッタサイト14では、適当なウェットエッチング剤は希HF酸である。 (15)ウェットエッチング法を用いてマルチレベル酸化層36をエッチングして エミッタサイト14のための空洞20を開ける。二酸化ケイ素で形成されたマル チレベル酸化層36では、空洞20のエッチングのためにHFの緩衝溶液を用い ることができる。 図2には、本発明の別の態様に従ってつくられたFEDピクセル10Aが示さ れている。この別の態様では、高抵抗値抵抗32Aは、インターコネクト34に 接続するのではなく、基体12A内に形成された、絶縁されたN-拡散導電性領 域17Aに接続されている。抵抗32Aは、したがって、エミッタサイト14A のためのN-タンク導電性領域16Aとその近傍に位置するN-拡散導電性領域1 7Aとの間に位置する。N-拡散導電性領域17Aはベースプレート12Aの残 りの部分から絶縁され、グラウンドや電気的に活性なバイアスレベルのような他 の回路コンポーネントと接続していなくてはならない。 高抵抗値抵抗32Aは、本質的には前記と同様に形成される。SiO2のよう な絶縁性物質からなる薄い絶縁性層40Aが、高抵抗値抵抗32Aとベースプレ ート12との間に形成される。マルチレベル酸化層36Aはグリッド18Aをベ ースプレート12Aから絶縁する。 高抵抗値抵抗32Aは、抵抗32Aとエミッタサイト14Aを設けるた めのN-タンク導電性領域16Aとの間に形成された第1の接触部38Aを含む 。さらに、高抵抗値抵抗32Aは、抵抗32Aおよびベースプレート12A上隣 接するN-拡散導電性領域17Aとの間に形成された第2の接触部39Aを含む 。 図2Aに示すように、抵抗32Aは、シリコンベースの材料(N-またはP-)で 形成することができる。この例では、導電性領域16Aと17Aからのドーパン トは、抵抗32A中に拡散して接触部38Aと39Aを低いオーミックコンタク トとして形成する可能性がある。抵抗32AがP-ドープされているときは、電 流制限特性を有する、背中合わせにN+/P-/N+となったダイオード構造を形 成する。 図2における追加的な設計上の考慮点としては、N-タンク導電性領域16A とN-拡散導電性領域17Aとの間の間隔”X”は、大きさが小さいことにより 発生するパンチスルーおよび電流の漏れをを回避するように調整されなければな らない。この漏電流は、また、エミッタサイト14に印加される電圧の関数であ る。 図3には、高抵抗値抵抗32Cの別の態様が示されている。高抵抗値抵抗32 Cは、ガラス基体52とバリア層54(例えば、SiO2、SiN4)を含むベー スプレート12C上に形成される。ガラス基体52は、ソーダ石灰ガラス、ホウ ケイ酸ガラス、石英、適当な絶縁性と機械的特性とを有するその他のガラスで形 成することができる。バリア層54は、ガラス基体52上に、プラズマエンハン スト化学蒸着法(PECVD:Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)法等の堆 積法を用いて堆積することができる。 エミッタサイト14Cは、バリア層54上に形成された絶縁されたシリコン島 部56上に形成される。シリコン島部56は、リンのようなN+ドーパントでド ープされたアモルファスシリコン層として形成できる。絶縁されたシリコン島部 56は、アモルファスシリコンまたは微結晶シリコン を島部56間に堆積層(SiO2)を用いた堆積とエッチングを施すことにより 形成できる。 導電性材料で形成された第1のインターコネクト58が、接触部64を介して シリコン島部56に、また、接触部66を介して高抵抗値抵抗32Cに電気的に 接続している。導電性材料で形成された第2のインターコネクト60が、接触部 68と70を介して高抵抗値抵抗32Cを別の絶縁されたシリコン島部62に電 気的に接続している。絶縁されたシリコン島部62もまた、N+ドープされ、他 の回路コンポーネント(例えば、グラウンド)に電気的に接続している。 高抵抗値抵抗32Cは、前述したのと実質的に同様に、バリア層54上に高抵 抗物質を堆積することにより形成することができる。材料に求められる条件およ び用いるドーパントに応じて抵抗32Cは連続的なN-タイプ、N+/N-/N+タ イプ、N+/P-逆接合あるいは、背中合わせのN+/P-/N+ダイオードとする ことができる。いずれの場合も、全抵抗(RT)は抵抗材料と接触部66、68 の関数である。さらに、前述のようなガラスタイプの材料で形成された高抵抗値 抵抗32Cに対しては、接触部66、68は高抵抗接触部として形成することが できる。 図3に示す高抵抗値抵抗32Cの形成プロセスの流れを以下に示す。 (1)ガラス基体52を形成し、最初の清浄化を行う。 (2)バリア層54を形成する。バリア層54は、PECVD法で堆積したSi O2層等である。 (3)バリア層54上に導電層を堆積して島部56、62を形成する。導電層は シリコン含有層等であり、PECVD法により形成することができる。導電層は 他の導電物質(例えば、金属)で形成することもできる。 (4)エミッタサイト14Cを形成するための材料を堆積する。この材料は、ア モルファスシリコン、あるいはその他の導電性材料(例えば、金属 など)とすることができる。この材料にフォトパターニングおよびエッチングを 施してエミッタサイト14Cを形成する。 (5)導電層(ステップ3)にフォトパターニングおよびエッチングを施して島 部56および62を形成する。シリコンを含む島部56および62に対しては、 フッ素や塩素ベースの化学物質(例えば、CF4、CHF3、C26、C38)を 用いたドライエッチングプロセスを用いることができる。この場合、レジスト層 でエミッタサイト14Cを覆う。 (6)レジストをストリップする。 (7)誘電材料を堆積して島部62を絶縁する。 (8)接触部64、70に対して島部56および62への導通用のビアを開ける 。 (9)前述の方法を用いて高抵抗値抵抗32Cを形成する。さらに金属のインタ ーコネクト58と60および接触部66、68を形成し、前述のようなマルチレ ベル酸化層で絶縁してもよい。最初に堆積されて島部56と62を形成する導電 層を抵抗32Cへのインターコネクトを形成するために用いることもできる。 図4Aに示すように、「オングラス」("on-glass")テクノロジーを用いて高抵 抗値抵抗32Dを形成することもできる。図4Aに示す態様は、図1に示す態様 と同一であるが、絶縁されたシリコン島部56D上に形成されたエミッタサイト 14Dを含んでいる。絶縁されたシリコン島部56Dは、真性バリア層72(例 えば、PECVDで堆積されたSiO2)を用いて、ガラスで形成されたベース プレート12D上に形成される。 図4Bは、図2に示す態様と同様であるが、絶縁されたシリコンの島部56E 上に形成されたエミッタサイト56Eと、ガラスにより形成され、真性バリア層 72を備えたベースプレート12Eを含む。高抵抗値抵抗32Eは、絶縁された シリコンの島部56Eと別の絶縁されたシリコンの島 部62Eに電気的に接続されている。 図5には、本発明のさらに別の態様が図示されている。図5に示す態様では、 高抵抗値抵抗32Fが、エミッタサイト14Fを制御する集積回路と一体的に形 成されている。フィールドエミッションを誘導するために、エミッタサイト14 Fは、直列に連結された1対の電界効果トランジスタQCとQRに連結されている 。トランジスタQCは、行ライン信号(column line signal)SCによりゲートされ ており、トランジスタQRは列ライン信号(row line signal)SRによりゲートさ れている。CMOS、NMOSおよびTTLに対する標準的な論理信号電圧は一 般的に5ボルト以下であるが、行信号と列信号のいずれにも用いることができる 。上記の直列接続されたFET(QCとQR)のいずれかまたは両方をオフにする ことにより、FEDのピクセルの一部をなすエミッタサイト14Fはオフにされ る。この回路の詳細は前記米国特許第5,210,472号に記載されている。 これらの固体素子コンポーネントは当業者には既知の方法で製造することがで きる。高抵抗値抵抗32Fは集積回路の一部として一体化される。高抵抗値抵抗 32Fは、エミッタサイト14Fへの電流を制限し、FEDピクセル10F内に 電流が逃げないようにする機能がある。 このように、本発明は、フラットパネルディスプレイにおいて電流を規制ない し制限するための高抵抗値抵抗を形成する方法を提供する。以上、本発明の方法 を、いくつかの実施態様について説明してきたが、当業者には理解されるように 、請求の範囲により定義される本発明の範囲を外れることなく、変更や修正を加 えることは可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケヴィン・チャデン アメリカ合衆国,83703 アイダホ,ボイ ジ,クーテナイ 2412

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の工程を含むフィールドエミッションディスプレイ用抵抗の形成方法: 導電性領域を有するベースプレートを形成する; 前記導電性領域上にエミッタサイトを形成する; ベースプレート上に抵抗層を堆積する;および 抵抗層上に前記導電性領域と電気的に接続する第1の接触部、および、別の回 路コンポーネントと電気的に接続する第2の接触部を形成する。 2.前記ベースプレートが単結晶シリコン層を含み、前記導電性領域がシリコン 層へのドーパントの注入により形成される請求項1に記載の方法。 3.前記抵抗層が、真性ポリシリコン、導電性を低下させるドーパントをドープ したポリシリコン、少量ドープされたポリシリコン、酸窒化チタン、酸窒化タン タルおよびガラスタイプ材料からなる群より選択される材料によって形成される 請求項1に記載の方法。 4.材料がシリコンベースの材料であり、接触部が低抵抗接触部として形成され る請求項1に記載の方法。 5.材料がガラスタイプ材料であり、接触部が高抵抗接触部として形成される請 求項1に記載の方法。 6.材料がシリコンベースの材料であり、少なくとも1つの接触部が導電性領域 からのドーパントの拡散により形成されるオーミックコンタクトで ある請求項1に記載の方法。 7.材料が少量ドープされたポリシリコンであり、少なくとも1つの接触部がシ ョットキーコンタクトとして形成される請求項1に記載の方法。 8.ベースプレートがガラス基体を含み、導電性領域が前記基体上に形成された 絶縁されたシリコン島部を含む請求項1に記載の方法。 9.材料がシリコンベースの材料であり、接触部が低抵抗接触部として形成され る請求項8に記載の方法。 10.材料がガラスタイプ材料であり、接触部が高抵抗接触部として形成される 請求項8に記載の方法。 11.前記第2の接触部が、ベースプレート中に形成された絶縁された導電性領 域と電気的に接触するものである請求項1に記載の方法。 12.以下の工程: ベースプレートの導電性領域上にエミッタサイトを形成する; ベースプレート上に抵抗性材料を堆積して抵抗層を形成する; 前記抵抗性材料中に前記導電性領域と電気的に接続し抵抗RC1を有する第1 の接触部を形成する; 前記抵抗性材料中にフィールドエミッションディスプレイの回路コンポーネン トと電気的に接続し抵抗(RC2)を有する第2の接触部を形成する; を含み、抵抗の全抵抗値RTが、抵抗層のシート抵抗RSと第1の接触部の抵抗 RC1およびRC2の和に等しいフィールドエミッションディスプレイ 用抵抗の形成方法。 13.抵抗性材料が、真性多結晶シリコン、導電性を低下させるドーパントをド ープした多結晶シリコン、少量ドープされたポリシリコン、酸窒化チタン、酸窒 化タンタルおよびガラスタイプ材料からなる群より選択される材料によって形成 される請求項12に記載の方法。 14.材料がシリコンベースの材料であり、第1の接触部が、導電性領域から抵 抗中にドーパントを拡散して形成されるオーミックコンタクトである請求項12 に記載の方法。 15.第2の接触部が、導電性材料で形成されたインターコネクトに電気的に接 続される請求項12に記載の方法。 16.導電性領域がN+ドープされており、抵抗層がN-またはP-ドープされて いる請求項12に記載の方法。 17.第2の接触部が、ベースプレート中に形成されたインターコネクトに電気 的に接続される請求項12に記載の方法。 18.材料がガラスタイプ材料であり、接触部が高抵抗接触部として形成される 請求項12に記載の方法。 19.導電性領域が単結晶シリコン層で形成される請求項12に記載の方法。 20.導電性領域がガラス基体上に形成され絶縁されたシリコン島部として形成 される請求項12に記載の方法。 21.抵抗性層が、基体上の第2の絶縁されたシリコン島部に電気的に接続され る請求項20に記載の方法。 22.以下の工程: ガラス基体を含むベースプレートを形成する; 基体上に形成され絶縁されたシリコン含有島部を含む導電性領域を形成する; 導電性領域上にエミッタサイトを形成する; ベースプレート上に抵抗層を形成する; 前記抵抗性材料中に前記導電性領域と電気的に接続し抵抗RC1を有する第1の 接触部を形成する; 前記抵抗性材料中にフィールドエミッションディスプレイの回路コンポーネン トと電気的に接続し抵抗(RC2)を有する第2の接触部を形成する; を含み、抵抗の全抵抗値RTが、抵抗層のシート抵抗RSと第1の接触部の抵抗 RC1およびRC2の和に等しいフィールドエミッションディスプレイ用抵抗の形成 方法。 23.抵抗層がN-ドープのシリコン含有材料であり、第1および第2の接触部 がN+ドープされてN+/N-/N+抵抗構造を形成する請求項22に記載の方法。 24.抵抗層がP-ドープのシリコン含有材料であり、第1および第2の 接触部がN+ドープされてN+/P-/N+抵抗構造を形成する請求項22に記載の 方法。 25.抵抗層がN-ドープのシリコン含有材料であり、第1および第2の接触部 がN-ドープされてN-抵抗構造を形成する請求項22に記載の方法。 26.抵抗性材料がシリコンベースの材料であり、第1および第2の接触部が低 抵抗接触部として形成される請求項22に記載の方法。 27.抵抗性材料がガラスタイプの材料であり、第1および第2の接触部が高抵 抗接触部として形成される請求項26に記載の方法。 28.第2の接触部がインターコネクトに電気的に接続しており、該インターコ ネクトはベースプレート中に絶縁された島部として形成された第2の導電性領域 に電気的に接続している請求項22に記載の方法。
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