JPH09153621A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法と、それを用いた液晶表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびその製造方法と、それを用いた液晶表示装置

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JPH09153621A
JPH09153621A JP31441295A JP31441295A JPH09153621A JP H09153621 A JPH09153621 A JP H09153621A JP 31441295 A JP31441295 A JP 31441295A JP 31441295 A JP31441295 A JP 31441295A JP H09153621 A JPH09153621 A JP H09153621A
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JP
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source
thin film
film transistor
drain contact
contact region
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Application number
JP31441295A
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English (en)
Inventor
Yukihiko Nakada
行彦 中田
Takashi Itoga
隆志 糸賀
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Hisataka Suzuki
久貴 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソース・ドレインコンタクト領域の抵抗を小
さくする。オン電流の増加した特性のよい薄膜トランジ
スタを得る。 【解決手段】 ガラス基板1上に遮光膜2および絶縁膜
3を形成する。次に、その上にITOからなる絵素電極
4を形成し、続いてソース・ドレイン電極5a、5bと
してTaをスパッタリングし、パターニングする。次
に、プラズマCVD法により、PH3 を含む雰囲気中で
n型微結晶シリコンを成膜し、パターニングすることに
より、ソース・ドレインコンタクト領域6a、6bを形
成する。その後、i型アモルファスシリコンからなる半
導体層7を成膜しパターニングした後、ゲート絶縁膜8
を積層し、Tiからなるゲート電極9をさらにその上に
形成し、最後にSi3 4 の保護膜10を形成して薄膜
トランジスタ11を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に液晶ディスプ
レイなどに用いられる薄膜トランジスタ(Thin Film Tr
ansistor;TFT)およびその製造方法と、それを用い
た液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、アクティブ液晶表示素子とし
て薄膜トランジスタが広く用いられている。その中で
も、ソース・ドレイン電極の形成後にゲート電極が形成
される、いわゆるスタガ型の薄膜トランジスタが現在量
産されている。しかしながら、上記のスタガ型の薄膜ト
ランジスタにおいては、ソース・ドレイン電極とその上
に形成される半導体層との間にオーミック接触層を形成
しても、オーミック接触が十分とはならず、ソース・ド
レイン間の抵抗が大きくなっていた。
【0003】そこで、特公平6−22244号公報で
は、リン(P)を含むオーミック接触層を形成すること
によって、ソース・ドレイン電極とその上に形成される
半導体層とのオーミック接触を良好にするように試み
た、スタガ型の薄膜トランジスタが開示されている。上
記公報に開示された薄膜トランジスタの製造工程を図3
に示す。
【0004】まず、図3(a)に示すように、ガラスな
どの透明基板51上に、酸化インジウム(Indium Tin O
xide;ITO)の透明導電膜52を形成する。次に、図
3(b)に示すように、上記透明導電膜52をエッチン
グして島状にパターニングし、ソース電極53a、およ
びドレイン電極53bをそれぞれ形成する。
【0005】続いて、同図(b)に示すように、透明基
板51、ソース電極53a、およびドレイン電極53b
の各表面に、リン(P)含有層54を形成する。このリ
ン含有層54は、プラズマCVD法(プラズマ化学的気
相成長法)により行う。すなわち、透明基板51を20
0℃ないし300℃の基板温度とし、PH3 ガスをアル
ゴンガス5000ppmに稀釈し、10cc/分の速度
で供給し、圧力10 2Torrの雰囲気で20Wの高周
波電力によりプラズマドーピングを数分間行い、透明基
板51、ソース電極53a、およびドレイン電極53b
の各表面にリンを拡散させてリン含有層54を形成す
る。
【0006】上記のようにしてリン含有層54を形成し
た後、次に図3(c)に示すように、例えばアモルファ
スシリコンからなる半導体層55を、プラズマCVD法
により形成する。このとき、リン含有層54中のリンが
上記半導体層55に拡散し、半導体層55とソース電極
53a、およびドレイン電極53bとの全接触面にわた
って、リンを含むオーミック接触層56、57がソース
・ドレインコンタクト領域としてそれぞれ形成される。
【0007】さらに、上記半導体層55の上に、窒化シ
リコンからなるゲート絶縁膜58を、プラズマCVD装
置の真空を破ることなく連続して形成する。さらにま
た、上記ゲート絶縁膜58上にゲート電極59を形成
し、エッチングによって所定のパターンとする。
【0008】その後、図3(d)に示すように、例えば
窒化シリコンからなる保護膜60を形成し、薄膜トラン
ジスタ61を完成させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報の
構成では、ソース・ドレインコンタクト領域であるオー
ミック接触層56、57における導電率がそれほど高く
なく、その結果オーミック接触層56、57における抵
抗が高くなる。また、ソース電極53aおよびドレイン
電極53bの間の部分にもわずかにリンが残るため、リ
ーク電流が大きいという問題が生ずる。
【0010】また、従来では、一般的にソース・ドレイ
ンコンタクト領域に非晶質半導体を成膜していたので、
やはり、ソース・ドレインコンタクト領域における導電
率が低く、電圧降下によってオン電流が減少するという
問題が生ずる。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、導電率の高いソース・ド
レインコンタクト領域を形成することによって、ソース
・ドレイン電極間のリーク電流を減少させ、特性の優れ
た薄膜トランジスタおよびその製造方法を提供すると共
に、特性の優れた薄膜トランジスタを用いた液晶表示装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る薄
膜トランジスタは、上記の課題を解決するために、絶縁
基板上に、低抵抗半導体からなるソース・ドレインコン
タクト領域と、これと電気的に接続されたソース・ドレ
イン電極と、上記のソース・ドレインコンタクト領域上
に形成された半導体層、ゲート絶縁膜と、その上に形成
されたゲート電極とからなる薄膜トランジスタにおい
て、上記のソース・ドレインコンタクト領域が、不純物
が添加された微結晶半導体からなることを特徴としてい
る。
【0013】上記の構成によれば、絶縁基板上にソース
・ドレインコンタクト領域が形成されている。このソー
ス・ドレインコンタクト領域は、例えばリン等の不純物
を含む低抵抗なn+ 型の微結晶半導体からなっている。
ソース・ドレイン電極は、上記ソース・ドレインコンタ
クト領域と電気的に接続されている。
【0014】上記ソース・ドレインコンタクト領域上に
は、半導体層、ゲート絶縁膜が形成されている。このゲ
ート絶縁膜上にゲート電極が形成されて薄膜トランジス
タが完成されている。
【0015】よって、上記構成により、ソース・ドレイ
ンコンタクト領域は低抵抗な微結晶半導体からなってい
るので、ソース・ドレインコンタクト領域の導電率は、
非晶質半導体からなる従来の場合と比べて高くなる。し
たがって、ソース・ドレインコンタクト領域の抵抗を低
くすることができ、ソース・ドレイン電極間のリーク電
流を減少させることができる。また、リーク電流の減少
によって薄膜トランジスタのオン電流を増加させること
ができ、特性のよい薄膜トランジスタを得ることができ
る。
【0016】請求項2の発明に係る薄膜トランジスタ
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、ソース・ドレインコンタクト領域が、シリコンゲ
ルマニウムSiGex (0≦x≦1)、シリコンカーボ
ンSiCx (0≦x≦1)、窒化シリコンSi3
x (0≦x≦4)、または酸化シリコンSiOx (0≦
x≦2)の微結晶半導体からなることを特徴としてい
る。
【0017】上記の構成によれば、請求項1の構成によ
る作用に加えて、ソース・ドレインコンタクト領域が、
上記のようなSiCx 、Si3 x 、SiOx の微結晶
半導体、その中でも特に、半導体層に用いる半導体とほ
ぼ同じバンドギャップを持つ微結晶半導体からなれば、
半導体層とソース・ドレインコンタクト領域との界面、
つまり、i/n+ 間がヘテロ接合とならず、オーミック
コンタクトを取りやすくすることができる。
【0018】また、ソース・ドレインコンタクト領域に
SiGex を用いた場合、バンドギャップを狭くする
と、絶縁基板側から光が入っても、SiGex に光が吸
収されてチャネル部にとどきにくくなるため、光に対す
るオフ電流の増加を抑制することができる。
【0019】請求項3の発明に係る薄膜トランジスタ
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、半導体層が、シリコンゲルマニウムSiGe
x (0≦x≦1)、シリコンカーボンSiCx (0≦x
≦1)、窒化シリコンSi3 x (0≦x≦4)、若し
くは酸化シリコンSiOx (0≦x≦2)からなる、非
晶質半導体または微結晶半導体であることを特徴として
いる。
【0020】上記の構成によれば、請求項1の構成によ
る作用に加えて、シリコンに別の元素を加えた上記のよ
うなSiCx 、Si3 x 、SiOx では、バンドギャ
ップを約1.7eVから2.1eVまで制御することが
できる。バンドギャップが大きければ、薄膜トランジス
タに光が照射されても、電子が価電子帯から伝導帯へ励
起されず、オフ電流が増加しにくくなる。したがって、
上記のような合金は、強い強度の光を用いるプロジェク
ション用液晶モジュールなどに好適に用いることができ
る。
【0021】また、SiGex の場合は、バンドギャッ
プを約1.7eVから1.4eVまで制御することがで
きる。このようにバンドギャップを狭くすると光には弱
いが薄膜トランジスタを低電圧で駆動することができ
る。
【0022】このように、シリコンに別の元素を加えた
上記のような微結晶半導体を半導体層に用い、バンドギ
ャップを制御することで、液晶モジュールの用途に適合
した薄膜トランジスタを製作することができる。
【0023】請求項4の発明に係る薄膜トランジスタの
製造方法は、上記の課題を解決するために、絶縁基板上
に不純物が添加された微結晶半導体膜を形成し該微結晶
半導体膜をパターニングすることによりソース・ドレイ
ン電極に電気的に接続するソース・ドレインコンタクト
領域を形成する工程と、その上に半導体層を形成、パタ
ーニングする工程と、その上にゲート絶縁膜を形成する
工程と、その上に金属膜を形成、パターニングすること
によりゲート電極を形成する工程とを含むことを特徴と
している。
【0024】上記の構成によれば、絶縁基板上に、ソー
ス・ドレインコンタクト領域が形成される。このソース
・ドレインコンタクト領域は、不純物を含む微結晶半導
体膜をパターニングして形成される。また、上記のソー
ス・ドレインコンタクト領域は、ソース・ドレイン電極
と電気的に接続される。
【0025】上記の微結晶半導体膜は、例えばプラズマ
CVD法によって形成され、リン等の不純物を含むn+
型の微結晶半導体膜として形成される。上記微結晶半導
体膜は非晶質半導体膜よりも導電率は高い。
【0026】上記のソース・ドレインコンタクト領域上
には半導体層が形成されパターニングされる。ゲート絶
縁膜は、この半導体層上に形成されている。また、ゲー
ト絶縁膜上には金属膜が形成され、それをパターニング
することによってゲート電極が形成される。
【0027】したがって、上記構成により、ソース・ド
レインコンタクト領域として微結晶半導体を形成するの
で、ソース・ドレインコンタクト領域の導電率を、非晶
質半導体を形成していた従来の場合よりも高くできる。
つまり、ソース・ドレインコンタクト領域の抵抗を低く
することができ、ソース・ドレイン電極間のリーク電流
を減少させることができる。また、リーク電流の減少に
よって薄膜トランジスタのオン電流を増加させることが
でき、特性のよい薄膜トランジスタを得ることができ
る。
【0028】請求項5の発明に係る液晶表示装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1に記載の薄膜トラ
ンジスタを用いることを特徴としている。
【0029】上記の構成によれば、請求項1に記載の薄
膜トランジスタは、ソース・ドレインコンタクト領域が
不純物を含む微結晶半導体からなっているので、非晶質
半導体からなる従来の薄膜トランジスタに比べて、オン
電流を向上させることができる。したがって、請求項1
に記載の薄膜トランジスタを液晶ディスプレイに採用し
た場合、10.4インチVGA(Video Graphics Arra
y)の開口率を改善することができると共に、液晶ディ
スプレイを明るくすることができる。また、オン電流の
増加により、従来は困難であった17インチの1280
×3×1024の絵素を持つエンジニアリングワークス
テーション用の液晶ディスプレイを作製することができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕本発明の実施の一形態であって、スタ
ガ型の薄膜トランジスタの製造工程を示す断面図を図1
に示し、以下、図1に基づいてその製造工程を説明す
る。
【0031】まず、図1(a)に示すように、絶縁基板
であるガラス基板1上に、スパッタリングにてタンタル
(Ta)を約150nm成膜し、それを島状にパターニ
ングして遮光膜2を形成する。次に、パターニングした
上記遮光膜2を覆うように、スパッタリングにて酸化シ
リコン(SiO2 )を約250nm形成し、絶縁膜3を
形成する。
【0032】続いて、図1(b)に示すように、上記絶
縁膜3上に、スパッタリングにて酸化インジウム(Indi
um Tin Oxide;ITO)の透明導電膜を約100nm成
膜し、それをパターニングして絵素電極4を形成する。
その後、上記絶縁膜3および絵素電極4上に、スパッタ
リングにてタンタル(Ta)を約200nm成膜し、そ
れをパターニングしてソース・ドレイン電極5a、5b
を形成する。
【0033】次に、同図(b)において、プラズマCV
D(Chemical Vapor Deposition )装置で、圧力110
Pa、RFパワー400W、基板温度350℃の条件
で、PH3 を0.5%含むシラン(SiH4 )15sc
cmと、水素(H2 )を2000sccmとを用い、不
純物が添加された微結晶半導体として、n+ 型微結晶シ
リコンを70nm成膜する。その後、上記n+ 型微結晶
シリコンをドライエッチングして島状にパターニング
し、ソース・ドレインコンタクト領域6a、6bを形成
する。
【0034】なお、微結晶半導体を成膜するためには、
水素希釈率(H2 /SiH4 )が重要なパラメータとな
る。上記の水素希釈率が40以上であれば、良質の微結
晶半導体を成膜できることが、過去の実験から明らかと
なっている。ここで、本実施の形態の場合、水素希釈率
は、2000sccm/15sccmで約130とな
り、良質の微結晶半導体を成膜するための好適な条件と
なっている。
【0035】次に、図1(c)に示すように、半導体層
としてi型アモルファスシリコンを約50nm成膜す
る。このときの成膜条件は、圧力80Pa、RFパワー
150W、基板温度350℃で、シラン(SiH4 )2
00sccmと、水素(H2 )2000sccmとを用
い、プラズマCVD法(プラズマ化学的気相成長法)に
より成膜する。その後、上記i型アモルファスシリコン
を、ソース電極5aからドレイン電極5bにわたって島
状にパターニングし、半導体層7を形成する。
【0036】さらにその上に、窒化シリコン(Si3
4 )を約250nm成膜し、ゲート絶縁膜8を形成す
る。成膜条件は、圧力130Pa、RFパワー1000
W、基板温度350℃で、シラン(SiH4 )150s
ccmと、アンモニア(NH3)200sccmと、窒
素(N2 )2000sccmとを用い、プラズマCVD
法により成膜する。
【0037】続いて、図1(d)に示すように、上記ゲ
ート絶縁膜8上に、スパッタリングにてチタン(Ti)
を200nm成膜し、それをパターニングしてゲート電
極9を形成する。
【0038】その後、図1(e)に示すように、上記ゲ
ート電極9を覆うように窒化シリコン(Si3 4 )を
約250nm成膜し、保護膜10を形成する。このとき
の成膜条件は、圧力130Pa、RFパワー1000
W、基板温度250℃で、シラン(SiH4 )150s
ccmと、アンモニア(NH3 )200sccmと、窒
素(N2 )2000sccmとを用い、プラズマCVD
法により成膜する。こうして、スタガ型の薄膜トランジ
スタ11が完成する。
【0039】また、図示はしないが、上記薄膜トランジ
スタ11に、カラーフィルタおよびブラックマトリック
スを設けた対向側基板を貼り合わせ、その間の隙間に液
晶を注入して、分断することにより液晶パネルが得られ
る。この液晶パネルにドライバ用の集積回路等を取り付
けることにより、液晶モジュールが完成する。
【0040】上記の構成により、チャネル長5μm、チ
ャネル幅15μmである本発明のスタガ型の薄膜トラン
ジスタ11では、オン電流1.5μA、オフ電流0.5
pA以下の値が得られている。また、ソース・ドレイン
コンタクト領域6a、6bの導電率は、約1.0(Ω・
cm)-1が得られている。
【0041】このような特性は、ソース・ドレインコン
タクト領域6a、6bに、n型アモルファスシリコンを
用いた従来の場合(導電率約1.0×10-3(Ω・c
m)-1、オン電流約1.0μA)よりも良好な特性とな
っている。したがって、ソース・ドレインコンタクト領
域6a、6bにn+ 型微結晶シリコンを成膜すること
で、導電率が良く、抵抗の十分小さいソース・ドレイン
コンタクト領域6a、6bを得ることができると共に、
オン電流がより増加した特性のよい薄膜トランジスタ1
1を得ることができる。
【0042】〔実施の形態2〕本発明の実施の他の一形
態であって、改良型コプラナ構造の薄膜トランジスタの
製造工程を示す断面図を図2に示し、以下、図2に基づ
いてその製造工程を説明する。
【0043】まず、図2(a)に示すように、絶縁基板
であるガラス基板21上に、スパッタリングにてタンタ
ル(Ta)を約150nm成膜し、それを島状にパター
ニングして遮光膜22を形成する。次に、パターニング
した上記遮光膜22を覆うように、スパッタリングにて
酸化シリコン(SiO2 )を約250nm形成し、絶縁
膜23を形成する。
【0044】続いて、図2(b)に示すように、上記絶
縁膜23上に、先述の実施の形態1と同様の条件で、不
純物が添加された微結晶半導体として、導電率約1.0
(Ω・cm)-1のn+ 型微結晶シリコンを70nm成膜
する。その後、上記n+ 型微結晶シリコンをドライエッ
チングして島状にパターニングし、ソース・ドレインコ
ンタクト領域24a、24bを形成する。
【0045】次に、図2(c)に示すように、先述の実
施の形態1と同様の条件で、半導体層としてi型アモル
ファスシリコンを約50nm成膜する。その後、上記i
型アモルファスシリコンを、ソースコンタクト領域24
aからドレインコンタクト領域24bにわたって島状に
パターニングし、半導体層25を形成する。さらにその
上に、先述の実施の形態1と同様の条件で、窒化シリコ
ン(Si3 4 )を約250nm成膜し、ゲート絶縁膜
26を形成する。
【0046】続いて、図2(d)に示すように、上記ゲ
ート絶縁膜26上に、スパッタリングにてチタン(T
i)を200nm成膜し、それをパターニングしてゲー
ト電極27を形成する。
【0047】上記ゲート電極27を形成した後、図2
(e)に示すように、プラズマCVD法によりテトラエ
トキシシラン(TEOS)から形成した酸化シリコン
(SiO2 )を、ゲート電極27を覆うように形成し、
層間絶縁膜28とする。次に、上記層間絶縁膜28上
に、スパッタリングにて酸化インジウム(ITO)の透
明導電膜を成膜し、それをパターニングして絵素電極2
9を形成する。続いて、半導体層25、ゲート絶縁膜2
6、および層間絶縁膜28を貫通するコンタクトホール
をパターニングおよびエッチング工程により形成する。
【0048】その後、上記コンタクトホールに、シリコ
ン(Si)を5at%含むアルミニウム合金をスパッタ
リングにより約250nm成膜してパターニングし、ソ
ース・ドレインコンタクト領域24a、24bと電気的
に接続されたソース・ドレイン電極30a、30bを形
成する。さらにその後、得られる薄膜トランジスタの信
頼性および良品率向上のため、この上に保護膜31を形
成し、改良型コプラナ構造の薄膜トランジスタ32を完
成させる。
【0049】上記の構成により、得られた薄膜トランジ
スタ32のオン電流およびオフ電流などの電気特性は、
同じ改良型のコプラナ構造で、ソース・ドレインコンタ
クト領域24a、24bにアモルファスシリコンを用い
た場合と比べて、特性のよいものが得られた。これによ
り、ソース・ドレインコンタクト領域24a、24bを
導電率の良いn+ 型微結晶シリコンで形成することで、
ソース・ドレインコンタクト領域24a、24bの抵抗
を十分小さくすることができると共に、リーク電流の少
なく特性のよい薄膜トランジスタ32を得ることができ
る。
【0050】また、上記の改良型コプラナ構造の薄膜ト
ランジスタ32では、ゲート電極27、およびソース・
ドレイン電極30a、30bを製造工程上、最後の方で
形成する。そのため、ヒロック現象などの影響が少な
く、上記薄膜トランジスタ32は、ゲート電極27、お
よびソース・ドレイン電極30a、30bにアルミニウ
ム合金を使用しやすいという長所を有している。
【0051】また、本実施の形態1、2で作製した薄膜
トランジスタ11、32では、ソース・ドレインコンタ
クト領域が微結晶半導体からなり、非晶質半導体からな
る従来に比べてオン電流が向上するので、上記薄膜トラ
ンジスタ11、32を液晶ディスプレイに採用した場
合、10.4インチVGA(Video Graphics Array)の
開口率を改善することができると共に、液晶ディスプレ
イを明るくすることができる。また、オン電流の増加に
より、従来は困難であった17インチの1280×3×
1024の絵素を持つエンジニアリングワークステーシ
ョン用の液晶ディスプレイを作製することができる。
【0052】なお、本実施の形態1では、ガラス基板1
上に、遮光膜2および絶縁膜3を形成し、薄膜トランジ
スタ11を完成させているが、上記の遮光膜2および絶
縁膜3を形成せずに薄膜トランジスタ11を完成させて
も、本発明と同様の効果は得られる。
【0053】また、本実施の形態2においても、ガラス
基板21上に、遮光膜22および絶縁膜23を形成し、
薄膜トランジスタ32を完成させているが、上記の遮光
膜22および絶縁膜23を形成せずに薄膜トランジスタ
32を完成させても、本発明と同様の効果は得られる。
【0054】なお、本実施の形態1、2では、ソース・
ドレインコンタクト領域6a、6b、24a、24bの
微結晶半導体として微結晶シリコンを用いているが、必
ずしもこれに限定するわけではない。上記の微結晶半導
体が、シリコンゲルマニウムSiGex (0≦x≦
1)、シリコンカーボンSiCx (0≦x≦1)、窒化
シリコンSi3 x (0≦x≦4)、または酸化シリコ
ンSiOx (0≦x≦2)などであっても、本発明と同
様の効果が得られる。
【0055】ソース・ドレインコンタクト領域が、上記
のようなSiCx 、Si3 x 、SiOx の微結晶半導
体、その中でも特に、半導体層に用いる半導体とほぼ同
じバンドギャップを持つ微結晶半導体からなれば、半導
体層とソース・ドレインコンタクト領域との界面、つま
り、i/n+ 間がヘテロ接合とならず、オーミックコン
タクトを取りやすくすることができる。
【0056】また、ソース・ドレインコンタクト領域に
SiGex を用いた場合、バンドギャップを狭くする
と、遮光膜側から光が入っても、SiGex に光が吸収
されてチャネル部にとどきにくくなるため、光に対する
オフ電流の増加を抑制することができる。
【0057】また、本実施の形態1、2では、半導体層
7、25にアモルファスシリコンを用いているが、必ず
しもこれに限定するわけではない。上記の半導体層7、
25が、シリコンゲルマニウムSiGex (0≦x≦
1)、シリコンカーボンSiCx (0≦x≦1)、窒化
シリコンSi3 x (0≦x≦4)、若しくは酸化シリ
コンSiOx (0≦x≦2)からなる、非晶質半導体ま
たは微結晶半導体であっても、本発明と同様の効果が得
られ、液晶モジュールの用途に適合した薄膜トランジス
タを製作することができる。
【0058】従来のように、バンドギャップが約1.7
eVであるアモルファスシリコンをソース・ドレインコ
ンタクト領域に用いた場合、光が照射されると電子が価
電子帯から伝導帯へ励起されるため、薄膜トランジスタ
のオフ電流が増加していた。
【0059】シリコンに別の元素を加えた上記のような
SiCx 、Si3 x 、SiOx では、バンドギャップ
を約1.7eVから2.1eVまで制御することができ
る。バンドギャップが大きければ、薄膜トランジスタに
光が照射されても電子が価電子帯から伝導帯へ励起され
ず、オフ電流が増加しにくくなる。したがって、強い強
度の光を用いるプロジェクション用液晶モジュールのよ
うに絵素が小さく、オン電流が少し低下してもオフ電流
を抑制したい場合には、シリコンに適度の不純物を注入
して、上記のような合金を用いると一層好適となる。
【0060】また、SiGex の場合は、バンドギャッ
プを約1.7eVから1.4eVまで制御することがで
きる。このようにバンドギャップを狭くすると光には弱
いが薄膜トランジスタを低電圧で駆動できるメリットが
ある。
【0061】したがって、以上のような理由で、シリコ
ンに別の元素を加えた微結晶半導体を使用し、バンドギ
ャップを制御することで、液晶モジュールの用途に適合
した薄膜トランジスタを製作することができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明に係る薄膜トランジスタ
は、以上のように、ソース・ドレインコンタクト領域
が、不純物が添加された微結晶半導体からなる構成であ
る。
【0063】それゆえ、ソース・ドレインコンタクト領
域の導電率は、非晶質半導体からなる従来の場合に比べ
て高くなるので、ソース・ドレインコンタクト領域の抵
抗を低くすることができると共に、ソース・ドレイン電
極間のリーク電流を減少させることができる。また、リ
ーク電流の減少によって薄膜トランジスタのオン電流を
増加させることができ、特性のよい薄膜トランジスタを
得ることができるという効果を併せて奏する。
【0064】請求項2の発明に係る薄膜トランジスタ
は、以上のように、請求項1の構成において、ソース・
ドレインコンタクト領域が、シリコンゲルマニウムSi
Gex(0≦x≦1)、シリコンカーボンSiCx (0
≦x≦1)、窒化シリコンSi3 x (0≦x≦4)、
または酸化シリコンSiOx (0≦x≦2)の微結晶半
導体からなる構成である。
【0065】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、ソース・ドレインコンタクト領域が、上記のよう
なSiCx 、Si3 x 、SiOx の微結晶半導体、そ
の中でも特に、半導体層に用いる半導体とほぼ同じバン
ドギャップを持つ微結晶半導体からなれば、半導体層と
ソース・ドレインコンタクト領域との界面、つまり、i
/n+ 間がヘテロ接合とならず、オーミックコンタクト
を取りやすくすることができる。
【0066】また、ソース・ドレインコンタクト領域に
SiGex を用いた場合、バンドギャップを狭くする
と、絶縁基板側から光が入っても、SiGex に光が吸
収されてチャネル部にとどきにくくなるため、光に対す
るオフ電流の増加を抑制することができるという効果を
併せて奏する。
【0067】請求項3の発明に係る薄膜トランジスタ
は、以上のように、請求項1の構成において、半導体層
が、シリコンゲルマニウムSiGex (0≦x≦1)、
シリコンカーボンSiCx (0≦x≦1)、窒化シリコ
ンSi3 x (0≦x≦4)、若しくは酸化シリコンS
iOx (0≦x≦2)からなる、非晶質半導体または微
結晶半導体である構成である。
【0068】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、上記のようにシリコンに別の元素を加えた非晶質
半導体または微結晶半導体を使用することで、バンドギ
ャップを制御することができるので、液晶モジュールの
用途に適合した薄膜トランジスタを製作することができ
るという効果を奏する。
【0069】請求項4の発明に係る薄膜トランジスタの
製造方法は、以上のように、絶縁基板上に不純物が添加
された微結晶半導体膜を形成し該微結晶半導体膜をパタ
ーニングすることによりソース・ドレイン電極に電気的
に接続するソース・ドレインコンタクト領域を形成する
工程と、その上に半導体層を形成、パターニングする工
程と、その上にゲート絶縁膜を形成する工程と、その上
に金属膜を形成、パターニングすることによりゲート電
極を形成する工程とを含む構成である。
【0070】それゆえ、ソース・ドレインコンタクト領
域として不純物を含む微結晶半導体を形成することによ
り、ソース・ドレインコンタクト領域の導電率が、非晶
質半導体を形成していた従来の場合よりも高くなるの
で、ソース・ドレインコンタクト領域の抵抗を低くする
ことができると共に、ソース・ドレイン電極間のリーク
電流を減少させることができる。また、リーク電流の減
少によって薄膜トランジスタのオン電流を増加させるこ
とができ、特性のよい薄膜トランジスタを得ることがで
きるという効果を併せて奏する。
【0071】請求項5の発明に係る液晶表示装置は、以
上のように、請求項1に記載の薄膜トランジスタを用い
る構成である。
【0072】それゆえ、請求項1に記載の薄膜トランジ
スタは、ソース・ドレインコンタクト領域が微結晶半導
体からなっているので、非晶質半導体からなる従来に比
べて、薄膜トランジスタのオン電流を向上させることが
できる。したがって、請求項1に記載の薄膜トランジス
タを液晶ディスプレイに採用した場合、10.4インチ
VGA(Video Graphics Array)の開口率を改善するこ
とができると共に、液晶ディスプレイを明るくすること
ができる。また、オン電流の増加により、従来は困難で
あった17インチの1280×3×1024の絵素を持
つエンジニアリングワークステーション用の液晶ディス
プレイを作製することができるという効果を併せて奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタガ型の薄膜トランジスタの製
造工程を示す断面図である。
【図2】本発明に係る改良型のコプラナ構造の薄膜トラ
ンジスタの製造工程を示す断面図である。
【図3】従来技術の薄膜トランジスタの製造工程を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板(絶縁基板) 5a ソース電極 5b ドレイン電極 6a ソースコンタクト領域 6b ドレインコンタクト領域 7 半導体層 8 ゲート絶縁膜 9 ゲート電極 21 ガラス基板(絶縁基板) 23 絶縁膜 24a ソースコンタクト領域 24b ドレインコンタクト領域 25 半導体層 26 ゲート絶縁膜 27 ゲート電極 30a ソース電極 30b ドレイン電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 久貴 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に、低抵抗半導体からなるソー
    ス・ドレインコンタクト領域と、これと電気的に接続さ
    れたソース・ドレイン電極と、上記のソース・ドレイン
    コンタクト領域上に形成された半導体層、ゲート絶縁膜
    と、その上に形成されたゲート電極とからなる薄膜トラ
    ンジスタにおいて、 上記のソース・ドレインコンタクト領域が、不純物が添
    加された微結晶半導体からなることを特徴とする薄膜ト
    ランジスタ。
  2. 【請求項2】上記のソース・ドレインコンタクト領域
    が、シリコンゲルマニウムSiGex(0≦x≦1)、
    シリコンカーボンSiCx (0≦x≦1)、窒化シリコ
    ンSi3 x (0≦x≦4)、または酸化シリコンSi
    x (0≦x≦2)の微結晶半導体からなることを特徴
    とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】上記半導体層が、シリコンゲルマニウムS
    iGex (0≦x≦1)、シリコンカーボンSiC
    x (0≦x≦1)、窒化シリコンSi3 x (0≦x≦
    4)、若しくは酸化シリコンSiOx (0≦x≦2)か
    らなる、非晶質半導体または微結晶半導体であることを
    特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ。
  4. 【請求項4】絶縁基板上に不純物が添加された微結晶半
    導体膜を形成し該微結晶半導体膜をパターニングするこ
    とによりソース・ドレイン電極に電気的に接続するソー
    ス・ドレインコンタクト領域を形成する工程と、その上
    に半導体層を形成、パターニングする工程と、その上に
    ゲート絶縁膜を形成する工程と、その上に金属膜を形
    成、パターニングすることによりゲート電極を形成する
    工程とを含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造
    方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の薄膜トランジスタを用い
    た液晶表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122881A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Nec Corp 液晶表示装置及びその製造方法
KR100336892B1 (ko) * 1998-12-17 2003-06-12 주식회사 현대 디스플레이 테크놀로지 Tft-lcd
US6677191B1 (en) 1999-11-19 2004-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of producing a top-gate thin film transistor
JP2007096118A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Seiko Epson Corp 半導体素子用電極の製造方法、トランジスタの製造方法、pinダイオードの製造方法、回路基板、電気光学装置、電子機器

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JP4761199B2 (ja) * 2005-09-29 2011-08-31 セイコーエプソン株式会社 半導体素子用電極の製造方法、トランジスタの製造方法、およびpinダイオードの製造方法

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