JPH10510661A - 電池、コンデンサまたはエレクトロクロミック装置に使用する非水性電解質系およびその製造方法 - Google Patents

電池、コンデンサまたはエレクトロクロミック装置に使用する非水性電解質系およびその製造方法

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JPH10510661A JP8517269A JP51726996A JPH10510661A JP H10510661 A JPH10510661 A JP H10510661A JP 8517269 A JP8517269 A JP 8517269A JP 51726996 A JP51726996 A JP 51726996A JP H10510661 A JPH10510661 A JP H10510661A
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Abstract

(57)【要約】 電池、コンデンサまたはエレクトロクロミック表示装置(electrochromic devices)に使用する新規の非水性電水解質系であり、本質的にアルカリまたはアンモニウム塩、溶媒混合物および場合によりポリマーから成る前記の系が開示される。この新しい電解質系は、溶媒混合物が炭酸エチレン(EC)およびγ−バレロラクトン(γ−VL)の混合物から成り、そして場合によりその他の有機炭酸エステル、その他のラクトン、エステルおよびグライムより選択される一種または数種の追加の溶媒を含み、また前記の系は場合によりセパレータ内に閉じ込められていることを特徴とする。この電解質系は広い電圧領域に適用されることができ、そして室温で10-3S/cmより高い伝導率を有し、かつ還元に対して高い安定度を示すものである。その還元に対する改良された安定度は、既知の非水性電解質系のサイクリング効率よりまさるサイクリング効率において反映されている。

Description

【発明の詳細な説明】電池、コンデンサまたはエレクトロクロミック装置に使用する非水性電解質系お よびその製造方法 本発明は電池、コンデンサまたはエレクトロクロミック装置(electrochromic devices)に使用する非水性電解質系に関するものであり、前記の系は本質的にア ルカリまたはアンモニウム塩、溶媒混合物および場合によりポリマーから成る。 液体、固体および固定化された非水性電解質はリチウム電池、スーパーコンデ ンサおよびその他の電気化学装置に使用するためかなり重要である。 最近、リチウム二次電池が陰極および陽極両方のためにリチウム挿入材料に基 づいて開発された。そのような電気化学電池は充電状態で4V過剰の電池電圧お よび100Wh/kg 以上のエネルギー密度を有する。同様に最近開発されたスーパ ーコンデンサ電池にとって、3Vより高い電圧はエネルギー貯蔵容量に関してか なりの改良となる。しかし、これらの装置に使用される電解質組成物は低いイオ ン導電率および低い電気化学的安定性のために伝統的に装置の性能を制限してい る。電池およびスーパーコンデンサ内の電解質に対する要求は僅かな有機炭酸エ ステルまたは特にそれらの混合物によってのみ十分に満たされていた。 Bell Communication Research Inc.の米国特許第 5 192 629号明細書は炭酸ジ メチルおよび炭酸エチレンの混合物中のLiPF6溶液を含む電解質系を記載してい る。 Sanyo Electric Co.の欧州特許第 541 889号明細書はリチウム−イオン黒鉛を 基材とする電池のために一種または数種の溶媒炭酸エチレン、炭酸プロピレン、 ラクトンおよびスルホランから成る液体電解質とセパレータの組み合わせを記載 している。 Alliant Techsystem Inc.の米国特許第 5 240 790号明細書はポリアクリロニ トリルを基材とするゲル化ポリマー系の使用を記載しているが、前記の系はリチ ウムを基材とする電極の電池内に炭酸エチレン、γ−ブチロラクトンおよびポリ エチレングリコールジメチルエーテルの三元可塑剤混合物を固定化液相として含 む。 Nippon Oil Co.の米国特許第 5 326 657号明細書は良好な機械的性質を有する 高分子固体イオン性電解質を記載している。その高分子固体イオン性電解質は多 官能性アクリレート化合物を基材とする放射線架橋網目状物質であり、そして非 水性有機溶媒およびアリカリ金属および/またはアンモニウム塩を含む。 Mats ushita Electric Industrial Co.,Ltd.の欧州特許第 651 455号明細書はリチウ ム二次電池を短絡から防ぐためにポリエチレンおよび/またはポリプロピレンを 基材とするセパレータの使用を記載している。 高い伝導率を示しかつ酸化に対して安定である電解質系は知られているが、な お前記の高い伝導率および高い酸化安定度に加えて還元に対して高い安定度を示 す電解質系に対する要求が存在する。 従って、本発明の目的は広い電圧領域に適用されることができる電池、コンデ ンサまたはエレクトロクロミック装置(いわゆるスマートウインドウズ“smart windows”を含む)に使用するための非水性電解質系を提供することであり、そ して前記電解質は室温で10-3S/cmより高い伝導率を有し、かつ還元に対して高 い安定度を示すものである。 さていまこの目的は、本質的にアルカリまたはアンモニウム塩、溶媒混合物お よび場合によりポリマーから成る電解質系により達成され、その系において前記 の溶媒混合物は炭酸エチレンおよびγ−バレロラクトンの混合物から成り、そし て場合によりその他の有機炭酸エステル、その他のラクトン、エステルおよびグ ライムより選択される一種または数種の追加の溶媒を含み、また前記の系は場合 によりセパレータ内に閉じ込められているものである。 純粋なγ−バレロラクトンはコークスおよび黒鉛に対して電気化学的に安定で あるが、リチウムを含む陰極構造物との反応において形成される不動態化層は貧 弱であり、リチウム伝導度は貧弱であり、その反応生成物は熱力学的にも動力学 的にも安定でなく、そして多量の活性物質が不動態化反応において消耗されるの で電池の平衡は甚だしくゆがめられる。 対照的に、炭酸エチレンは形成される不動態化層の良好な特性、高い伝導度、 安定性および低い物質消費を示す。しかし、純粋な炭酸エチレンは周囲温度にお いて固体である。γ−バレロラクトンおよび炭酸エチルの両材料ともリチウム遷 移金属酸化物型の陰極材料に対する良好な電気化学的安定性を示す。 しかし驚くべきことに、γ−バレロラクトンと炭酸エチレンの混合物は二つの 個々の成分の好ましい特徴を組み合わせ、そしてさらに陰極に対する高い電気化 学的安定性および高い性能の不動態化層の形成を結果としてもたらすことが発見 された。 その上、本発明の高い伝導度の電解質系は約4Vのセル電圧を有する再充電可 能なリチウム電池および約3Vのセル電圧を有するスーパーコンデンサの働きを 可能にする。 米国特許第 5 240 790号により知られているγ−ブチロラクトンと炭酸エチレ ンの混合物に比較して、前記の炭酸エチレンとγ−バレロラクトンの混合物は高 性能電解質の適用のために優秀な溶媒混合物である。何故ならば、両混合物は前 記の電気化学系におけるそれらの適用に制限されない酸化安定性及び伝導度を示 すけれども、前記の既知のそして構造上近似の混合物は電気化学系の陰極に対し てより劣った電気化学的安定性を示すからである。 還元に対する改良された安定性は炭酸エチレン/γ−バレロラクトン混合物の サイクリング効率に反映されるが、それは炭酸エチレン/γ−ブチロラクトン混 合物のサイクリング効率よりまさっている。特に、活性物質のより低い不可逆的 損失が前者の混合物について観察され、そして電気化学電池の容量は高いサイク ル数を通して維持される。 炭酸エチレンとγ−バレロラクトンは20:80〜80:20の相対モル比で 溶媒混合物中に存在することが好ましい。 前記溶媒混合物は好ましくは少なくとも50%、さらに好ましくは少なくとも 90%の炭酸エチレンとγ−バレロラクトンから成る。 本発明のさらに一層好ましい実施態様において電解質の溶媒混合物は本質的に 炭酸エチレンとγ−バレロラクトンのみから成る。 本発明の他の一つの実施態様において前記溶媒混合物は、炭酸エチレンとγ− バレロラクトンに加えて、次の溶媒の一種または数種を含む。 (a)次の一般式、 〔式中R1,R2,R3,R4,R5およびR6のそれぞれは独立に水素または C1−C2アルキル基を表し、そしてmは0または1に等しい整数であるが、但 しmが0に等しいとき、R1,R2,R5およびR6の少なくとも一つは水素と異な る〕 により表される脂環式炭酸エステル、好ましくは炭酸プロピレン。 (b)一般式R7[OC(O)]pOR8、 〔式中R7とR8は独立にC1−C4アルキル基を表し、そしてpは1または2に等 しい整数である〕 により表される脂肪族炭酸エステル、好ましくは炭酸ジメチルおよび/または炭 酸ジエチル。 (c)一般式、 〔式中R9,R10,R11,R12,R13,R14,R15およびR16のそれぞれは独立 に水素またはC1-2アルキル基を表し、そしてrは0または1に等しい整数であ るが、但しrの値および置換基の種類は定義よりγ−バレロラクトンを除くよう に選択される〕 により表される環状エステルの形をしたラクトン、好ましくはγ−ブチロラクト ン。 (d)式R17[C(O)]OR18[OR19t、 〔式中R17,R18およびR19のそれぞれは独立に水素またはC1−C2アルキル基 を表し、そしてtは0より2までの整数である〕 により表されるエステル、好ましくはアセテート、より好ましくは(2−メトキ シエチル)−アセテートおよび/またはエチルアセテート。 (e)一般式R20O(R21O)n22、 〔式中R20とR22は独立にC1-2アルキル基を表し、R21は−(CR2324CR2 526)−であり、前式中R23,R24,R25およびR26は独立にそれぞれ水素ま たはC1−C4アルキル基を表し、そしてnは2より6までの整数、好ましくは3 であり、R20とR22は好ましくはメチル基であり、R23,R24,R25およびR26 は好ましくは水素またはC1−C2アルキル基であり、より好ましくは水素である 〕 により表されるグライム。 電池またはコンデンサの中にイオン伝導性塩として一般に使用されている塩は いずれも本発明による電解質系において使用されてよい。しかし好ましくは、そ の塩はC104 -,CF3SO3 -,AsF6 -,PF6 -またはBF4 -のアルカリ塩ま たは第四級アンモニウム塩、あるいはそのようなアルカリ塩またはアンモニウム 塩のいずれかの混合物であるが、さらに好ましくはLiAsF6,LiPF6,N (Et)4PF6またはN(Bu)4PF6またはこれらのいずれかの混合物である 。 電解質の機械的一体性を与えるために、電解質系は好ましくは、一つ以上の重 合性官能基を含むモノマーまたはオリゴマーの紫外線または熱誘導重合により製 造された架橋または非架橋ポリマー(非架橋が有利だが)を含むものであり、前 記ポリマーはより好ましくは非架橋性ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテ ルまたはポリアクリレートである。 そのポリマーは好ましくは電解質塩、溶媒混合物および前記モノマーまたはオ リゴマーを含む電解質前駆体に行われる、70℃より低い温度における熱誘導重 合により製造される。 本発明による電解質系は、ポリマー、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレ ン、ポリカーボネートまたはセルロースから作られた多孔質構造から成るセパレ ータの中に組み込まれることが好ましい。そのセパレータは電解質系の物理的大 きさを制限するマトリックスとして働き、それにより薄い、自立するおよび均一 な電解質膜の製造を可能にする。前記セパレータは、10×10nm〜1×1mmの 範囲内の細孔径および10〜100μm 、好ましくは10〜25μm の厚さを有 する織布構造または不織布構造であることが好ましい。さらに具体的には、細孔 の大きさは微孔質フィルム(例えば、Celgard セパレータ)におけるようなもの であるか、またはこの大きさのメッシュを有する織り網におけるように1×1mm 以下であることができる。 アルカリまたはアンモニウム塩は電解質系の中に好ましくは0.01M〜2. 5Mの、さらに好ましくは0.1M〜1.5Mの濃度に存在する。ポリマーは電 解質系の全重量に対して重量で3%〜95%、好ましくは重量で5%〜70%、 より好ましくは重量で5%〜40%、さらに一層好ましくは重量で15%〜40 %に相当する量が存在する。 本発明はさらに本発明の電解質系を製造するための簡単なかつ経済的に有利な 方法に関するものであり、前記の方法は溶媒を混合すること、その溶媒混合物の 中にアルカリまたはアンモニウム塩を溶解すること、場合によりその溶液に増粘 剤を添加すること、および場合により一つ以上の重合性官能基を含むモノマーま たはオリゴマーを添加すること、紫外線光開始剤または熱開始剤を添加すること 、場合によりセパレータ中にその得られた混合物を組み入れることおよびモノマ ーまたはオリゴマーを紫外線または熱で硬化することから成る。 次の表1に、炭酸エチレンおよびγ−バレロラクトンの若干の物理的データが 列記されている。 次の例において本発明の非水性電解質系のいろいろな実施態様の調製および前 記の電解質系を含むいろいろな電気化学的装置の製造が説明される。 例1 13.5gのLiPF6を50gの炭酸エチレンと50gのγ−バレロラクト ンの混合物に溶解させることによりLiPF6の炭酸エチレン/γ−バレロラク トン(重量で1:1)中の1M溶液を調製した。その伝導度はステンレス鋼の電 極を有する実験用電池の中で65kHz で交流インピーダンス分光法により測定さ れた。その伝導度は25℃において8.2mS/cm であった。その電解質の電気化 学的安定度は、5μm の半径を有する白金マイクロ電極を使用して、1−6 V vs.Li/Li+の範囲内で200 mV/S においてサイクリックボルタメトリー (cyclic voltametry )により測定された。酸化電位は、電流が3 mA/cm2を超 えたときの電位として定義され、そして4.7V vs.Li/Li+であると判っ た。還元作用は、例3に従ってリチウム挿入炭素基材の陰極構造を有する電池内 の電極に適用して研究された。 例2 炭酸エチレンとγ−バレロラクトンの1:1混合物中のLiPF6の1M溶液 に17.3重量%のポリエチレングリコールジアクリレート(M.W.:508)および 3重量%のPEO(M.W.:600k)を添加した。それに続いて、3重量%の重合開始 剤(Darocure 1173)を添加した。その結果得られる紫外線硬化電解質は20℃に おいて2×10-3S/cmの伝導度を有していた。 例3 25μm 厚さのリチウム箔と100μm の例1の電解質および40μm 厚さの 炭素電極を重ねることにより再充電可能なリチウム/炭素電池を調製した。その 炭素電極は石油コークスと結合剤の混合物を銅箔の上にプレスすることにより調 製された。その結果得られる電池の可逆容量は200 mAh/gであり、そして不可 逆損失は50 mAh/gであった。電池の抵抗は100サイクル以上の間一定であり 、初めの電極容量の75%は100サイクルの後に利用できた。 比較例A 例3に記載のような同じ方法で再充電可能なリチウム/炭素電池を調製したが 、但しγ−バレロラクトンの代わりにγ−ブチロラクトンを使用した。その結果 得られる電池の可逆容量は170 mAh/gであり、そして不可逆損失は60 mAh/g であった。電池の抵抗は初めの10サイクルの間に著しく増加し、そして初めの 電極容量の75%は10サイクルの後に利用できた。 例4 黒鉛陰極、リチウムマンガン酸化物陽極および炭酸エチレンとγ−バレロラク トンの混合物中の1M LiPF6から成る電解質系を有するリチウムイオン電 池を調製した。その結果得られる電池は陽極容量の完全利用を示した。この電池 は3.2Vと4.2Vの間でサイクルされ、そして40サイクルの後に初めの容 量の85%を示した。 例5 27.5gのN(Et)4PF6を50gの炭酸エチレンと50gのγ−バレロ ラクトンの混合物に溶解させることによりN(Et)4PF6の炭酸エチレン/γ −バレロラクトン(重量で1:1)中の1M溶液を調製した。その伝導度は25 ℃で12.4mS/cm であった。2枚の炭素を基材とするポリマーで結合された薄 い層(その間に前記電解質系がサンドイッチされていた)からコンデンサを調製 した。その結果得られるコンデンサは一定の1.0 mA/cm2の電流で2.4Vと 3.6Vの間に5000サイクル以上のサイクルをされた。 例6 4gの炭酸エチレンと3gのγ−バレロラクトンの混合物に1.1gのLiC F3SO3、12.8gのポリエチレングリコールジアクリレート(M.W.:508)お よび4gの2−(2−エトキシエトキシ)エチルアクリレートを添加した。1. 6%の光重合開始剤(Darocure 1173)をその混合物に混入した。 この混合物をWO3ガラス電極と片方のガラス電極の間にサンドイッチにし、1m mの電解質の厚さを適用してから、その後に60秒間紫外線硬化させた。その結 果得られたスマートウインドウは1000サイクル以上の間充電され、つまり脱 色され、そして放電され、つまり着色されたりした。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月21日 【補正内容】 さていまこの目的は、本質的にアルカリまたはアンモニウム塩、溶媒混合物お よび場合によりポリマーから成る電解質系により達成され、その系において前記 の溶媒混合物は少なくとも50モル%の炭酸エチレンおよびγ−バレロラクトン の混合物から成り、そして場合によりその他の有機炭酸エステル、その他のラク トン、エステルおよびグライムより選択される一種または数種の追加の溶媒を含 み、また前記の系は場合によりセパレータ内に閉じ込められているものである。 純粋なγ−バレロラクトンはコークスおよび黒鉛に対して電気化学的に安定で あるが、リチウムを含む陰極構造物との反応において形成される不動態化層は貧 弱であり、リチウム伝導度は貧弱であり、その反応生成物は熱力学的にも動力学 的にも安定でなく、そして多量の活性物質が不動態化反応において消耗されるの で電池の平衡は甚だしくゆがめられる。 対照的に、炭酸エチレンは形成される不動態化層の良好な特性、高い伝導度、 安定性および低い物質消費を示す。しかし、純粋な炭酸エチレンは周囲温度にお いて固体である。γ−バレロラクトンおよび炭酸エチルの両材料ともリチウム遷 移金属酸化物型の陰極材料に対する良好な電気化学的安定性を示す。 しかし驚くべきことに、γ−バレロラクトンと炭酸エチレンの混合物は二つの 個々の成分の好ましい特徴を組み合わせ、そしてさらに陰極に対する高い電気化 学的安定性および高い性能の不動態化層の形成を結果としてもたらすことが発見 された。 その上、本発明の高い伝導度の電解質系は約4Vのセル電圧を有する再充電可 能なリチウム電池および約3Vのセル電圧を有するスーパーコンデンサの働きを 可能にする。 米国特許第 5 240 790号により知られているγ−ブチロラクトンと炭酸エチレ ンの混合物に比較して、前記の炭酸エチレンとγ−バレロラクトンの混合物は高 性能電解質の適用のために優秀な溶媒混合物である。何故ならば、両混合物は前 記の電気化学系におけるそれらの適用に制限されない酸化安定性及び伝導度を示 すけれども、前記の既知のそして構造上近似の混合物は電気化学系の陰極に対し てより劣った電気化学的安定性を示すからである。 還元に対する改良された安定性は炭酸エチレン/γ−バレロラクトン混合物の サイクリング効率に反映されるが、それは炭酸エチレン/γ−ブチロラクトン混 合物のサイクリング効率よりまさっている。特に、活性物質のより低い不可逆的 損失が前者の混合物について観察され、そして電気化学電池の容量は高いサイク ル数を通して維持される。 炭酸エチレンとγ−バレロラクトンは20:80〜80:20の相対モル比で 溶媒混合物中に存在することが好ましい。 前記溶媒混合物は好ましくは少なくとも90%の炭酸エチレンとγ−バレロラ クトンから成る。 本発明はさらに本発明の電解質系の製造の簡単なかつ経済的に有利な方法に関 するものであり、前記の方法は溶媒を混合すること、その溶媒混合物の中にアル カリまたはアンモニウム塩を溶解すること、場合によりその溶液に増粘剤を添加 すること、および場合により一つ以上の重合性官能基を含むモノマーまたはオリ ゴマーを添加すること、紫外線光開始剤または熱開始剤を添加すること、場合に よりセパレータ中にその得られた混合物を組み入れることおよびモノマーまたは オリゴマーを紫外線または熱で硬化することから成る。 次の表1に、炭酸エチレンおよびγ−バレロラクトンの若干の物理的データが 列記されている。 請求の範囲 1.電池、コンデンサまたはエレクトロクロミック表示装置(electrochromic displays)に使用する非水性電解質系であり、前記の系は本質的に、 −アルカリまたはアンモニウム塩 −溶媒混合物、および場合により −ポリマー、 から成るものであって、その系において前記の溶媒混合物は少なくとも50モル %の炭酸エチレンおよびγ−バレロラクトンの混合物から成り、そして場合によ りその他の有機炭酸エステル、その他のラクトン、エステルおよびグライムより 選択される一種または数種の追加の溶媒を含み、また前記の系は場合によりセパ レータ内に閉じ込められているものであることを特徴とする前記の非水性電解質 系。 2.請求項1に記載の電解質系において、炭酸エチレンとγ−バレロラクトン は20:80〜80:20の相対モル比で溶媒混合物中に存在する請求項1に記 載の電解質系。 3.該溶媒混合物は少なくとも90%の炭酸エチレンとγ−バレロラクトンか ら成り、好ましくは本質的に炭酸エチレンとγ−バレロラクトンのみから成る、 請求項1または2に記載の電解質系。 7.該ポリマーは70℃より低い温度における熱誘導重合により製造される請 求項6に記載の電解質系。 8.該電解質系はポリマー、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ カーボネートまたはセルロースから作られた多孔質構造から成るセパレータの中 に閉じ込められている請求項1より7までのいずれか1項に記載の電解質系。 9.該セパレータは、10×10nm〜1×1mmの範囲内の細孔径を有する織布 構造または不織布構造である請求項8に記載の電解質系。 10.該セパレータは10〜100μm 、好ましくは10〜25μm の厚さを有 する請求項8および9のいずれか1項に記載の電解質系。 11.該アルカリまたはアンモニウム塩は電解質系の中に0.01M〜2.5M の、好ましくは0.1M〜1.5Mの濃度で存在する請求項1〜10のいずれか 1項に記載の電解質系。 12.該ポリマーは電解質系の全重量に対して重量で3%〜95%、好ましくは 重量で5%〜70%、より好ましくは重量で5%〜40%、さらに一層好ましく は重量で15%〜40%に相当する量が存在する請求項1〜11のいずれか1項 に記載の電解質系。 13.それらの溶媒を混合すること、その溶媒混合物の中にアルカリまたはアン モニウム塩を溶解すること、および場合によりその溶液に増粘剤を添加すること から成る請求項1〜12の各項に記載の電解質系の製造方法。 14.さらに一つ以上の重合性官能基を含むモノマーまたはオリゴマーを添加す ること、紫外線光開始剤または熱開始剤を添加すること、場合によりセパレータ 中にその得られた混合物を組み入れることおよびモノマーまたはオリゴマーを紫 外線または熱で硬化することから成る請求項13に記載の方法。 15.電池、コンデンサおよび/またはエレクトロクロミック表示装置における 請求項1〜12に記載の電解質系の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01M 10/40 H01G 9/00 301D (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,V N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電池、コンデンサまたはエレクトロクロミック表示装置(electrochromic displays)に使用する非水性電解質系であり、前記の系は本質的に、 −アルカリまたはアンモニウム塩 −溶媒混合物、および場合により −ポリマー、 から成るものであって、その系において前記の溶媒混合物は炭酸エチレンおよび γ−バレロラクトンの混合物から成り、そして場合によりその他の有機炭酸エス テル、その他のラクトン、エステルおよびグライムより選択される一種または数 種の追加の溶媒を含み、また前記の系は場合によりセパレータ内に閉じ込められ ているものであることを特徴とする前記の非水性電解質系。 2.請求項1に記載の電解質系において、炭酸エチレンとγ−バレロラクトン は20:80〜80:20の相対モル比で溶媒混合物中に存在する請求項1に記 載の電解質系。 3.該溶媒混合物は少なくとも50%、好ましくは少なくとも90%の炭酸エ チレンとγ−バレロラクトンから成り、さらに一層好ましくは本質的に炭酸エチ レンとγ−バレロラクトンのみから成る、請求項1または2に記載の電解質系。 4.該電解質系において炭酸エチレンとγ−バレロラクトンに加えて次の溶媒 、 (a)次の一般式、 〔式中R1,R2,R3,R4,R5およびR6のそれぞれは独立に水素または C1−C2アルキル基を表し、そしてmは0または1に等しい整数であるが、但 しmが0に等しいとき、R1,R2,R5およびR6の少なくとも一つは水素と異な る〕 により表される脂環式炭酸エステル、好ましくは炭酸プロピレン、 (b)一般式R7[OC(O)]pOR8、 〔式中R7とR8は独立にC1−C4アルキル基を表し、そしてpは1または2に等 しい整数である〕 により表される脂肪族炭酸エステル、好ましくは炭酸ジメチルおよび/または炭 酸ジエチル、 (c)一般式、 〔式中R9,R10,R11,R12,R13,R14,R15およびR16のそれぞれは独立 に水素またはC1-2アルキル基を表し、そしてrは0または1に等しい整数であ るが、但しrの値および置換基の種類は定義よりγ−バレロラクトンを除くよう に選択される〕 により表される環状エステルの形をしたラクトン、好ましくはγ−ブチロラクト ン、 (d)式R17[C(O)]OR18[OR19t、 〔式中R17,R18およびR19のそれぞれは独立に水素またはC1−C2アルキル基 を表し、そしてtは0より2までの整数である〕 により表されるエステル、好ましくはアセテート、より好ましくは(2−メトキ シエチル)−アセテートおよび/またはエチルアセテート、 (e)一般式R20O(R21O)n22、 〔式中R20とR22は独立にC1-2アルキル基を表し、R21は−(CR2324CR2 526)−であり、前式中R23,R24,R25およびR26は独立にそれぞれ水素ま たはC1−C4アルキル基を表し、そしてnは2より6までの整数、好ましくは3 であり、R20とR22は好ましくはメチル基であり、R23,R24,R25およびR26 は好ましくは水素またはC1−C2アルキル基であり、より好ましくは水素である 〕 により表されるグライム、 の一種または数種を含む請求項1または3に記載の電解質系。 5.該塩がC104 -,CF3SO3 -,AsF6 -,PF6 -またはBF4 -のアルカ リ塩または第四級アンモニウム塩、あるいはそのようなアルカリ塩またはアンモ ニウム塩のいずれかの混合物であるが、さらに好ましくはLiAsF6,LiP F6,N(Et)4PF6またはN(Bu)4PF6またはこれらのいずれかの混合 物である請求項1〜4のいずれか1項に記載の電解質系。 6.該電解質系は、一つ以上の重合性官能基を含むモノマーまたはオリゴマー の紫外線または熱誘導重合により製造された架橋または非架橋、好ましくは非架 橋ポリマーを含むものであり、前記ポリマーはより好ましくは非架橋ポリエステ ル、ポリウレタン、ポリエーテルまたはポリアクリレートである請求項1〜5の いずれか1項に記載の電解質系。 7.該ポリマーは70℃より低い温度における熱誘導重合により製造される請 求項6に記載の電解質系。 8.該電解質系はポリマー、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ カーボネートまたはセルロースから作られた多孔質構造から成るセパレータの中 に閉じ込められている請求項1〜7のいずれか1項に記載の電解質系。 9.該セパレータは、10×10nm〜1×1mmの範囲内の細孔径を有する織布 構造または不織布構造である請求項8に記載の電解質系。 10.該セパレータは10〜100μm、好ましくは10〜25μmの厚さを有す る請求項8および9のいずれか1項に記載の電解質系。 11.該アルカリまたはアンモニウム塩は電解質系の中に0.01Mより2.5 Mまでの、好ましくは0.1Mより1.5Mまでの濃度に存在する請求項1より 10までのいずれか1項に記載の電解質系。 12.該ポリマーは電解質系の全重量に対して重量で3%より95%まで、好ま しくは重量で5%より70%まで、より好ましくは重量で5%より40%まで、 さらに一層好ましくは重量で15%より40%までに相当する量が存在する請求 項1より11までのいずれか1項に記載の電解質系。 13.それらの溶媒を混合すること、その溶媒混合物の中にアルカリまたはアン モニウム塩を溶解すること、および場合によりその溶液に増粘剤を添加すること から成る請求項1より12までの各項に記載の電解質系の製造方法。 14.さらに一つ以上の重合性官能基を含むモノマーまたはオリゴマーを添加す ること、紫外線光開始剤または熱開始剤を添加すること、場合によりセパレータ 中にその得られた混合物を組み入れることおよびモノマーまたはオリゴマーを紫 外線または熱で硬化することから成る請求項13に記載の方法。 15.電池、コンデンサおよび/またはエレクトロクロミック表示装置における 請求項1〜14の各項に記載の電解質系の使用。
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