JPH10509688A - アルミノ−シリケート誘導体 - Google Patents

アルミノ−シリケート誘導体

Info

Publication number
JPH10509688A
JPH10509688A JP8517912A JP51791296A JPH10509688A JP H10509688 A JPH10509688 A JP H10509688A JP 8517912 A JP8517912 A JP 8517912A JP 51791296 A JP51791296 A JP 51791296A JP H10509688 A JPH10509688 A JP H10509688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clay mineral
asd
exchange
clay
mineral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8517912A
Other languages
English (en)
Inventor
サイン、バルビア
マッキンノン、アイアン・ドンルド・リチャード
ペイジ、デイビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Queensland UQ
Original Assignee
University of Queensland UQ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Queensland UQ filed Critical University of Queensland UQ
Publication of JPH10509688A publication Critical patent/JPH10509688A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • C01B33/36Silicates having base-exchange properties but not having molecular sieve properties
    • C01B33/46Amorphous silicates, e.g. so-called "amorphous zeolites"

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 式MX(ここで、Mはアンモニウムもしくはアルカリ金属イオン、Xはハライド)を有する塩との反応による2:1層状粘土鉱物の化学的修飾によって得られる、2:1層状粘土鉱物からのアルミノ−シリケート誘導体の形態にある新規物質の生成。この新規物質は、次の特性:(a)CuKα線を用いた22°および32°2θ間のX線粉末回折を用いたブロードなこぶとしての非晶質X線回折信号の出現、および(b)主として四面体型配位アルミニウムの存在を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 名 称 アルミノ−シリケート誘導体 発明の分野 この発明は、以下述べる2:1粘土鉱物からのアルミノ−シリケート誘導体の 形態にある新規物質の製造、および2:1粘土鉱物の化学的修飾により得られる これら新規物質を製造するための方法に関する。 これらの層状鉱物の誘導体は、親鉱物中の八面体型配位Al+3の化学的修飾に より得られる四面体型配位Al+3の支配/優勢(predominance)により特徴付け られる。この原子規模構造の変態により、元の粘土構造において通常利用し得る よりもより多くの交換可能な部位を利用できるようになる。 発明の背景 これらの2:1粘土鉱物の修飾により得ることができる上記新規物質の2つの 特徴は、初めの出発鉱物の性質と比べたとき、溶液からカチオンを交換する能力 (すなわち、カチオン交換能)の増大、および/または利用できる表面積の増加 である。これら2つの特徴は、カチオン交換のため(例えば、水溶液および非水 溶液からの毒性金属イオンの除去のため、水溶液および非水溶液からのNH4 +の 除去のため、洗浄剤ビルダーとして、および水軟化剤として)、吸収のため(例え ば、環境からのガスの除去のため、溶液からのカチオンの吸収のため)、環境中 への所望カチオンの制御された放出のための剤として、および炭化水素その他の 化学物質の修飾における触媒反応の基質としての広範な用途におけるこれら誘導 体物質のコスト効率的な使用にかなり重要である。 粘土鉱物は、フィロケイ酸塩または「層状」ケイ酸塩と呼ばれるより大きな鉱 物の族の一部である。これらの粘土鉱物は、典型的に、それぞれが鉱物群を規定 する特定の元素組成および結晶学的関係を有する四面体シートと八面体シートの 二次元配置により特徴付けられる。かくして、四面体シートは組成T25(ここ で、四面体カチオンであるTは、Si、Alおよび/またはFeである)を有し 得、八面体シートは、Mg、AlおよびFeのようなカチオンを共通に有するが 、Li、Ti、V、Cr、Mn、Co、Ni、CuおよびZnのような他の元 素も含有し得る(ブリンドリー(Brindley)およびブラウン(Brown)、粘土鉱物の結 晶構造とそのX線同定、編者G.W.ブランドリーおよびG.ブラウン、鉱物学 学会、ロンドン、1980)。これら粘土鉱物群のそれぞれは、それぞれのシー ト配置における八面体の占有率に依存して、トリオクタヘドラル変種(variety )およびジオクタヘドラル変種にさらに分類される。いくつかの特定の鉱物種( species)は、これら2つの種の中間であるカチオン占有率を示し得る。それに もかかわらず、これら四面体シートおよび八面体シートの相対的配置は、1つの 四面体シートを1の八面体シートと結合させる集団が1:1層型鉱物として知ら れているという点で基本鉱物群をも規定する。2つの四面体シートを1つの八面 体シートと結合させる集団は、2:1鉱物として知られている。特定のサブユニ ットの結晶学的関係に基づくこの鉱物種の基本的な分類は、粘土鉱物学の分野の 当業者によく知られており、本発明を記述する基礎となる。 1:1アルミノ−シリケートであるカオリン粘土からの、「カオリン非晶質誘 導体」(KAD)と呼ばれる非晶質誘導体は、先の公開(WO95/00441 )に記載されている。この明細書には、カオリン粘土をアルカリ金属ハライドM X(ここで、Mはアルカリ金属、Xはハライド)と反応させることによりカオリ ン粘土出発物質からKADを製造することが記載されている。我々は、驚くべき ことに、非晶質誘導体が、モンモリロナイトおよびスメクタイト類の他のメンバ ーを含む2:1粘土からも製造できることを見い出した。これら2:1粘土から の非晶質誘導体の製造は、これら鉱物の構造および化学が1:1カオリン類鉱物 のそれと顕著に異なるということから、驚くべきことである。カオリン類におけ る粘土の単位層は、1つの八面体シートと1つの四面体シートとからなり、両シ ートは層間スペース、すなわち反応する種に接近しやすい領域に露出している。 しかしながら、2:1粘土鉱物は、1つの八面体シートと2つの四面体シートか らなる。八面体型配位アルミニウムを含有する八面体シートは、四面体シートの 間に挟まれている。この八面体シートの変態は、層間スペースが四面体シートに より取り囲まれていることから、金属ハライドを用いては容易に予期し得るもの ではない。また、2:1粘土鉱物における八面体シートは、金属ハライドにとっ て容易には接近し得ないものであることを指摘することも関連のあることである 。 2:1粘土鉱物と反応する種は、このような理由により、WO95/00441 に記載された反応生成物とは異なる生成物を提供するということが当業者に考え られるであろう。 発明の概要 従って、本発明の目的は、上記2つの特徴を有する上記修飾2:1粘土鉱物を 提供することである。 1つの側面において、本発明は、2:1粘土鉱物または2:1粘土鉱物の組み 合わせと反応して上記2つの特徴を含む修飾2:1粘土鉱物を提供し得る金属ハ ライドを用いる方法により修飾2:1粘土鉱物を提供する。 本発明の方法により修飾され得る2:1粘土鉱物の例を挙げると、モンモリロ ナイト、イライト、パリゴルスカイトおよびサポー石である。本発明の2:1層 状粘土鉱物は、支配的な四面体Al3+により特徴付けられ、都合のため、これを 「アルミノ−シリケート」または「ASD」と命名する。例えばモンモリロナイ ト粘土の場合には、親(すなわち、粘土)内の八面体Alが、四面体型配位に変 態している。以下、M−ASD(ここで、Mは、それぞれの生成プロセスにより 得られた交感されたカチオン)と表示するこのASDのさらなる説明は、以下の 性質を証明する通常の鉱物特性決定により得ることができる: (1)「非晶質」性質(X−線回折に対して)、すなわち明白な長距離オー ダーの繰返し単位が全くないこと; (2)溶液からカチオンを交換する増大した能力(元の出発鉱物と比べて) ; (3)通常のBET等温式により測定した、物質の利用し得る表面積の増加 (元の出発鉱物に比べて); (4)元の出発鉱物と比べて溶液からアニオン種または複合ポリアニオンを 吸着する増大した能力;および/または (5)元の出発鉱物に比べて、油および/または有機分子を吸収する増大し た能力。 性質(2)に関して、これは、水溶液からのアンモニウムまたは金属カチオン の交換により測定して100gにつき20〜900ミリ等量のカチオン交換能を 有する本発明のASDにより例示することができる。最も好ましくは、アンモニ ウムの交換により測定して、カチオン交換能は、100gにつき約300〜45 0ミリ等量である。 性質(3)に関して、これは、BET等温式により測定して、2:1粘土鉱物 出発材料よりも高い400m2/g未満の表面積を有する本発明のASDによっ て例示することができる。最も好ましくは、BET表面積は、25m2/g〜2 00m2/gである。 性質(4)および(5)は、本出願と同じ出願日を有する国際出願PCT/A U95/00699に説明されている。 本発明のASDの1つの形態は、化学組成: MpAlqSi2r(OH)st・uH2O (ここで、Mは、交換可能なアルカリ金属カチオン、Xは、ハライド、0.5≦ p≦2.0、1.0≦q≦2.2、4.5≦r≦8.0、1.0≦s≦3.0、 0.0≦t≦1.0、0.0≦u≦3.0)を有する。1つの特定の形態におい て、該ASDは、M−Kであるように元素カリウムを含有してもよい。 上で言及したASDにおいて、少なくとも部分的に、アルカリ金属カチオンを 水溶液中で安定ないかなるカチオンとも交換させることが可能である。そのよう な交換カチオンには、他のアルカリ金属、アルカリ土類カチオン、遷移金属カチ オン、ランタニドおよびアクチニドカチオン、重金属カチオンおよびアンモニウ ムが含まれる。交換は全てのカチオンに対して完結まで進行するものではないが 、完結まで進行する多くの遷移金属(例えば、Mn2+、Cr3+、Co2+、Ni2+ 、Cu2+、Zn2+、Ag+)、ランタニドカチオン(例えば、La3+、Nd3+) および重金属カチオン(例えば、Pb2+、Cd2+、Hg2+)およびアクチニド( UO2 2+)がある。いくつかのカチオンについて、交換は、室温で3時間後に完 結するが(例えば、Pb2+、Cu2+)、他のカチオン(例えば、Zn2+)は、よ り長い時間およびより高い温度を必要とする。 好ましくは、カチオンNH4 +、Na+、K+、Li+、Rb+またはCs+はPb2 + 、Cu2+、Cd2+、Ni2+、Co2+、Cr3+、Sr2+、Zn2+、Nd3+または Uo2 2+によって交換される。 このようなカチオン交換は、本質的に、ASDのXRD−非晶質特性を保持す る。しかしながら、交換された物質の比表面は、出発の2:1鉱物よりもなお高 いものであるが、交換カチオンに依存して、増加または減少する。 例えば、水溶液からのCu+2の交換の場合において、Cu−ASDと呼ばれる 新しい物質が生成し、これは、例えば、通常のBET等温式により測定して高い 表面積を示す。包括的な式において、2:1粘土鉱物の変態により直接生成した (以下の例1および2におけるように)新しいASD物質と直接誘導されたAS Dのカチオン交換により生成したASD物質とを差別化するために、本明細書に おいて、以下の用語が使用されている。 ・M−ASDは、例1および2に記載された一般的な方法により直接生成し た物質を表す。 ・Mc−ASDは、M−ASDとのカチオン交換により後に生成した物質を 表す。このタイプの物質およびこれを得るために使用した方法の記述は、例3お よび4に与えられている。 明らかに、2のカチオンが部位を閉めているか、または多カチオンが一連の部 分反応により交換された、部分的に生成したASDは、この新しい物質の可能な 形態である。 ASD物質を規定するための主要な結晶学的方法の1つは、粉末X線回折(X RD)法である。粉末XRDの場合には、反応の主成分としてのM−ASDの生 成は、元の出発鉱物(例えば、Ca−モンモリロナイト)に対応するシャープな 回折ピークの損失、およびCuKα線を用いた22°と32°2θとの間のブロ ードな「こぶ(hump)」の強度の対応する増加により表される(例えば、図1b 、2b参照)。出発のモンモリロナイト(STx−1)についてのおよび例1の 方法により生成したそれぞれのM−ASD物質についての典型的なXRDパター ンの例は、それぞれ、図1aおよび1bに与えられている。 当業者に知られているように、STx−1およびSWy−1のようなモンモリ ロナイトは、八面体型配位アルミニウムイオンを含有する。この結晶学的特徴は 、鉱物式としての化学分析の再計算およびアルミニウム原子のモンモリロナイト 構造中の四面体部位への割当てを含むいくつかの方法により証明することができ る。 八面体Alの四面体型配位Alの変態により四面体枠における正電荷欠損が生 じることが鉱物学の当業者によく知られている。しかしながら、アニオン性枠に おけるこの電荷欠損は、利用し得るボイドに着座した固定もしくは交換性カチオ ン(Na、K、Ca、Mg等)によりバランスされ得る。この機構は、四面体型配位 Alの異なる性質を含む、長石、準長石類およびゼオライトのような天然の相に より正確に例示される(クライン(Klein)およびハールバット(Hurlbutt) 、Jr.、鉱物学便覧、続J.D.ダナ(Dana)、ジョン・ウィリー&サンズ 、ニューヨーク、pp446)。本明細書において、四面体型配位Alの存在を 確認するためにこれらの基本的な鉱物学的原理が採用されている。以下述べる化 学的組成から、ASD中のAlは四面体型配位され、その結果の電荷欠損が反応 物質から構造中に含められたKまたはNaによりバランスされていることが明ら かである。この含められたカチオンは、ここに開示された物質におけるAlの四 面体型配位性質をさらに立証する以下述べるカチオン交換データに示されている ように、大きく交換性のものである。 以下述べる具体的なCECデータから、M−ASDには多数の交換性部位が利 用できることが明らかである。このことは、八面体型配位アルミニウムが四面体 アルミニウムへ転化したことの明らかな証拠である。 上記主要な結晶学的および化学的手法は、この新規物質における重要な元素の 原子配置を規定し、2:1粘土鉱物の化学反応により得られた鉱物誘導体の族の 基礎を形成する。本質的な結晶学的特徴は、 ・CuKα線を用いて22°と32°2θの間でブロードなX線回折「こぶ 」もしくはピークを示す「非晶質」構造への長距離オーダーの変態;および ・主として四面体型配位アルミニウムの存在 である。 化学分析は多くの手段により行うことができるが、本明細書においては、11 以上の原子番号を有する元素(すなわち、Naまたはそれ以上)の量を定量する ために電子マイクロプローブを用いることが好ましい。酸素の存在は、当業者に 知られた鉱物の微分析のための一般的原理に従って決定される。反応物質(すな わち、金属ハライド)の性質に依存して、NaまたはKのような交換可能なカチ オンがアルミノ−シリケート誘導体中に存在するであろう。 BET表面積、カチオン交換能(CEC)、油吸収、塩基性度等のこれらアル ミノ−シリケートの総体的な(bulk)物性は、ASDを生成するために用いた処理 の性質により影響される。本発明の他の側面において、この関係は、特定のAS Dは1の用途(例えば、痕跡量の2価カチオン)には他の用途(例えば、ガスま たは油の吸収)よりも適しているということを示すが、ASDを生成するために 用いられる粘土鉱物に対する相対的比較において、各ASDは粘土よりも当該用 途により適した性質を有する。 例えばKFとの反応により生成したままのASDは、この新規物質の交換性部 位に高い割合でK+を含有するであろう。例3および4に示すように、Cu+2、 LiまたはNH4のようなカチオンは、M−ASD中のこれらの交換性部位のK+ またはNa+と容易に交換して、それぞれ、Cuリッチ、Li+もしくはNH4 +リ ッチの誘導体を生成する。この場合において、Cu−ASDは、利用し得る表面 積についての高い値を示し、これにより、好適な予備処理を行うことによって、 この物質は例えば有機化合物の脱水素化反応用の触媒として使用できるようにな る。同様に、アンモニウム交換ASDすなわちNH4 +−ASDは、農業、園芸お よび飼料(feedstock)産業における肥料または栄養供給物として使用するため の有意の潜在性を有する。あるいは、M−ASD(ここで、M=KまたはNa) は、後の容易な除去または後の使用のため、農業または園芸産業において、安定 な基質へとアンモニウムイオンを交換するために(例えば、NH4 +−ASDを生 成するために)使用することもできる。 産業流出液または廃棄物からのアンモニウムイオンの抽出のようなASDのア ンモニウム交換能の他の用途は、当業者により容易に予想されるものである。 理論により拘束されることを望むものではないが、上に述べた長距離オーダー の短距離配列構造へのこの化学的変態もしくは転化は、以下の例、すなわちモン モリロナイト構造においてAlおよびSiを八面体および四面体部位に有するカ オリナイトを水溶液中のカチオンがK+またはアンモニウムイオンであるアルカ リハライドと過剰のハライド(例えば、X~)がモンモリロナイト構造中の利用 し得るヒドロキシル基(OH~)と容易に交換し得るように反応させるという例 によ り代表させることができる。この交換により、水素が結合した酸素原子に対する 該OH~の作用により八面体型配位アルミニウムの再配置を生じさせ得る水素イ オンよりも高い濃度のOH~イオンをもつ高塩基性溶液が生成する。アルミニウ ム配位のこの再配置により、この結果する安定な物質中に主として四面体型配位 アルミニウムが生成する。 望ましい性質を有するこれらアルミノ−シリケートの反応速度および好ましい 形態は、所定の時間に関する正確な反応温度に依存する。一般に、200℃未満 の温度を利用することができ、より好ましくは、50〜200℃の温度が利用さ れる。好適な反応時間は1分ないし100時間未満であり、より好ましくは24 時間未満である。る。アルミニウム原子の配位のこの再配置と協調して、付加的 なカチオン(試薬からの)は、この再配置により生成した交換部位への当該カチ オンの「付着」(attachment)により無秩序構造を安定化させる。総体的な化学 的変態中に、アルミノ−シリケート構造から高塩基性溶液へのアルミニウム(お よび少量のケイ素)の損失が生じ得る。好ましいASDを生成する反応はpH> 7の溶液についても生じ得るが、反応中および反応終了間際でのこの高塩基性溶 液の好ましいpHは、一般に、>12である。 上に述べたように、M−ASDは、親鉱物構造に対する以下の一般的な修飾を 含む数多くの類似の方法により製造することができる。 ・鉱物構造内のある割合のAl−Oおよび/またはSi−O結合が弱化また は解裂するような反応物質アニオン(例えば、F~、Cl~)またはカチオン(例 えば、K+、Na+またはLi+)による攻撃、 ・誘導体物質がサブユニット(例えば、SiO4四面体、AlO4四面体、お よびカチオンを含むか含まない新たに生成した「交換」部位)の無秩序(短距離 配列)アレーとしてのみ初期構造に近似するような、鉱物構造における長距離周 期性(「結晶性」と呼ばれることがある)の消失、 ・初期親鉱物からのある割合のアルミニウム原子(および/またはより少量 のケイ素原子)の消失、 ・誘導体物質構造への反応物質カチオン(例えば、Na+またはK+)および より少割合の反応物質アニオン(例えば、F~、Cl~)の添加。 M−ASDの生成のためのこれらのプロセスが進行するにつれ、総体的な物性 に対する以下の一般的な修飾も生じる。 ・初期反応物質の相対的割合および性質により決定されるある最大レベルま での反応混合物の粘土の上昇を伴って反応が進行する、 ・反応プロセス中に生成する個々の粒子の「分散性」の、初期出発鉱物の分 散性および/またはサイズと比べての増加、 ・初期出発鉱物(例えば、粘土またはゼオライト)により占められるバルク 体積に比べての、乾燥粉末(すなわち、「ふわふわした(fluffy)」またはより 緻密でない粉末)により占められるバルク体積の増加。 反応物質濃度の種々の組合わせをいくつかの生成物の性質とともに表1に示す 。これらの全ての組み合わせにおいて、水は、種々の量で反応混合物に加えられ る。表1において、STx−1およびSWy−1の誘導体の、例4の方法を用い たアンモニウム交換についてのCEC、相対的Cu+2交換(例3)およびBET 表面積が与えられている。出発2:1粘土鉱物についての比較データも表1に示 されている。STx−1およびSWy−1の誘導体の化学組成は、表2に示され ている。 アルミノ−シリケート誘導体の生成の具体的な例を以下に示す。 例1 : Ca−モンモリロナイト粘上と金属ハライドとの反応によるM−ASD の生成 ビーカー中で、10gのテキサスからの原料粘土モンモリロナイト(試料No .STx−1;バン・オルフェンおよびフリピアット、1979、粘土鉱物およ び他の非金属鉱物のデータハンドブック、パーガモン・プレス、オックスフォー ド、342pp.)を50gのフッ化カリウム(KF)および20mlの蒸留水 とともに十分に混合し、80℃で5時間熱する。得られたスラリーを過剰のフッ 化カリウムが除去されるまで水で洗浄する。ついで、この粉末を乾燥し、粉末X 線回折(図3)、NH4 +/Cu+2交換およびBET表面積測定を含む一連の特性 決定試験に供する。これらの特性決定手法からのデータは、物質が上に規定した 原子配置(すなわち、結晶学的特徴)を有することを示している。例2 : Na−モンモリロナイト粘土からのM−ASDの生成 ビーカー中で、20gのワイオミングからの原料粘土モンモリロナイト(試料 No.SWy−1;バン・オルフェンおよびフリピアット、1979、粘土鉱物 および他の非金属鉱物のデータハンドブック、パーガモン・プレス、オックスフ ォード、342pp.)を60gのフッ化カリウム(KF)および50mlの蒸 留水とともに十分に混合し、80℃で5時間熱する。得られたスラリーを過剰の フッ化カリウムが除去されるまで水で洗浄する。ついで、この粉末を乾燥し、粉 末X線回折(図4)、カチオン交換(以下の例3および4に従いCu2+およびN H4 +について)およびBET表面積測定を含む一連の特性決定試験に供する。こ れらの特性決定手法からのデータは、物質が上に規定した原子配置(すなわち、 結晶学的特徴)を有することを示している。この方法により生成したM−ASD についてのBET表面積およびCEC(NH4 +)の値は、それぞれ、97m2/ gおよび108meq/100gである。Cu+2の吸収に関し、この方法により 生成したM−ASDは、室温で16時間後、例3の方法により調製した200p pm溶液から106ppmのCuを吸収する。例3 :M−ASDを用いた水溶液からのCu+2の吸収およびM−ASDの生成 例1および2に示した一般的プロセスにより得たM−ASD75mgを200 ppmのCu+2を含有するpH〜5.6の0.1M NaNO3溶液中に置き、 約16時間の時間一晩振盪し、この期間中室温(〜25℃)に保持する。この試 料を遠心し、上澄み溶液のアリコートを残存するCu+2について分析した。この 実験において、水溶液中に残存するCu+2の濃度は、52.8μg/ml(すな わち、52.8ppm)である。この結果は、この特定のケースでは、例1およ び2に記載されたプロセスにより製造されたM−ASDは、約16時間で200 ppmCu+2溶液中のCu+2カチオンの74%を除去することを示している。こ の例は、これら新規物質のCu+2カチオンの相対的な交換能を評価するために用 いる1つの方法を提供している。 表1は、これらの反応に使用した種々のクラスの処理条件について、上記標準 的な条件の下で所定量のM−ASDにより標準的な溶液から除去されたCu+2の 割合を掲げるものである。反応条件を示していないこの表のエントリー、Cu+2 交換データは、Cu+2イオンについて元の出発物質(例えば、モンモリロナイ トSTx−1)の交換能を示している。100μg/ml未満である残存Cu2+ の値は、2価カチオンの交換用の商業的に成立し得る物質であると正当にみなさ れる。一般に、Cu2+交換能の表作成は、Al+3、Mg+2、Ca+2、Fe+2、C r+3、Mn+2、Ni+2、Co+2、Ag+、Zn+2、Sr+2、Nd+3、Hg+2、C d+2、Pb+2およびUO2 +2等の広範なカチオンに関する各M−ASDについて の相対的な交換能にたいするガイドであると考えられる。 Cu−ASDと表示される、Cu+2との交換により生成した物質は、それ自体 新規物質であって、交換部位におけるK(および/またはNa)のCuによる置 換を除いて、総括的に表示されたM−ASDと類似の構造特性を有するものであ る。この物質は、高い表面積値を、いくつかの場合にはCu2+交換前の元のM− ASD物質について記録された値よりもかなり高い表面積を有する。例4 :M−ASDを用いた水溶液からのNH4 +の交換、およびM−ASDの生 成。種々のカチオン(例えば、Na+およびLi+)についてのCECの 決定 上記各方法を用いた粘土鉱物の修飾により生成したM−ASD0.5gを遠心 ボトルに置き、30mlの1M NH4Clを加え、一晩平衡化させる。この試 料を遠心し、上澄みを除去する。新たに30mlの1M NH4Clを加え、試 料を2時間振盪する。この遠心、上澄みの除去および30mlの1M NH4C lの添加手順を3回繰返す。同伴するいかなるNH4Clをもエタノールでの洗 浄により除去する。この時点で、残存する物質は、NH4ASDのような交換さ れたASDである。この特定のM−ASD物質についてのCEC値を決定するた めに、洗浄した試料に30mlの1M NH4Clをさらに加え、一晩平衡化し た。ついで、遠心後上澄みを集め、さらに30mlの1M KCl溶液を加え、 2時間振盪する。この遠心、上澄みの除去および30mlのKCl溶液の添加を 3回繰返す。最後に、蒸留水を加えて溶液を100mlとし、存在するNH4 +の 量をイオン選択性電極により測定する。この手法は、カチオン交換能の決定につ いてのミラーら、1975,Soil Sci. Amer. Proc. 39 372-373により与えられた手 法に従い、類似の手法をNa+およびLi+のような他のカチオンについてのCE C決定について使用する。ある範囲のM−ASDについて作表した全てのCEC 値は、この基本的な手法により決定された。これらの実験の結果は、1g当たり の交換されたNH4のミリ当量で表示され、表1に示されている。 凡例 表 * 初期値200ppmから溶液に残存するCu濃度(ppm)。例3参照。 図1 (a)反応前の出発物質テキサスモンモリロナイト(STx−1)および(b) KFを用いた反応後に生成した生成物(例1)についての粉末XRDパターン。 図1に関し、20°および35°2θ間の領域の拡大は図2に示されている。 図2 20°および35°2θ間の領域を示す、図1に示した粉末XRD追跡のより大 規摸拡大図。表1における試料番号STx−5に対応する図2dに関し、20° および35°2θ間のブロードな「こぶ」がすぐに観察される。 図3 Ca−モンモリロナイトのKFとの反応により得られた生成物(表1における試 料No.STx−6)についての粉末XRD追跡。 図4 Na−モンモリロナイトのKFとの反応により得られた生成物(表1における試 料No.SWy−4)についての粉末XRD追跡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,V N (72)発明者 マッキンノン、アイアン・ドンルド・リチ ャード オーストラリア国、クイーンズランド 4077、エレングローブ、レンワール・スト リート 37 (72)発明者 ペイジ、デイビッド オーストラリア国、クイーンズランド 4075、コリンダ、コンソート・ストリート 33

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (a)CuKα線を用いた22°および32°2θ間のX線粉末回折を用 いたブロードなこぶとしての非晶質X線回折信号の出現、および (b)主として四面体型配位アルミニウムの存在 を包含する2:1粘土鉱物誘導体。 2.一般式MpAlqSi2r(OH)st・uH2O(ここで、Mはアンモニウム イオンまたはアルカリ金属カチオン、およびXはハライドであり、0.2≦p≦ 2.0、0.5≦q≦2.5、4.0≦r≦12、0.5≦s≦4.0、0.0 ≦t≦1.0および0.0≦u≦6.0)と一致する組成を有する請求項1記載 の2:1粘土鉱物誘導体。 3.水溶液からのアンモニウムもしくは金属カチオンの交換によって測定して、 100g当たり20〜900ミリ当量のカチオン交換能を有する請求項1記載の 2:1粘土鉱物誘導体。 4.アンモニウムの交換によって測定して、100g当たり約300ミリ当量の カチオン交換能を有する請求項3記載の2:1粘土鉱物誘導体。 5.BET等温式によって測定して、400m2/g-1未満の表面積を有する請 求項1記載の2:1粘土鉱物誘導体。 6.BET表面積が、25〜200m2/g-1である請求項5記載の2:1粘土 鉱物誘導体。 7.NH4 +、Na+、K、Li+、Rb+またはCs+としてのMが、以下のアルカ リ土類Mg2+、Ca2+、Sr2+およびBa2+、遷移金属Cr3+、Mn2+、Co2+ 、Ni2+、Cu2+、Zn2+、Ag+、重金属Pb2+、Cd2+、Hg2+;ランタニ ドLa3+およびNd3+、またはアクチニドUO2 2+の1つにより交換されている 請求項2記載の2:1粘土鉱物誘導体。 8.NH4 +、Na+、K+、Li+、Rb+またはCsが、Pb2+、Cu2+、Cd2+ 、Ni2+、Co2+、Cr3+、Sr2+、Zn2+、Nd3+またはUO2 2+により交換 されている請求項7記載の方法。 9.2:1層状粘土鉱物を化合物MX(ここで、Mはアルカリ金属もしくはアン モニウムイオン、Xはハライド)と反応させる工程を備える2:1層状粘土鉱物 の製造方法。 10.粘土鉱物が、モンモリロナイト、イライト、パリゴルスカイトまたはサポ ー石から選ばれる請求項9記載の方法。 11.200℃以下の反応温度を使用する請求項9記載の方法。 12.50〜200℃の反応温度を使用する請求項11記載の方法。 13.1分ないし100時間の反応時間を使用する請求項9記載の方法。 14.24時間未満の反応時間を使用する請求項12記載の方法。
JP8517912A 1994-12-16 1995-10-23 アルミノ−シリケート誘導体 Ceased JPH10509688A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU0121 1994-12-16
AUPN0121A AUPN012194A0 (en) 1994-12-16 1994-12-16 Alumino-silicate derivatives
PCT/AU1995/000698 WO1996018576A1 (en) 1994-12-16 1995-10-23 Alumino-silicate derivatives

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10509688A true JPH10509688A (ja) 1998-09-22

Family

ID=3784629

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8517912A Ceased JPH10509688A (ja) 1994-12-16 1995-10-23 アルミノ−シリケート誘導体
JP8517913A Expired - Lifetime JPH10510236A (ja) 1994-12-16 1995-10-23 アルミノ−シリケート誘導体の製造方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8517913A Expired - Lifetime JPH10510236A (ja) 1994-12-16 1995-10-23 アルミノ−シリケート誘導体の製造方法

Country Status (17)

Country Link
US (2) US6218329B1 (ja)
EP (2) EP0797542B1 (ja)
JP (2) JPH10509688A (ja)
KR (2) KR100388525B1 (ja)
CN (2) CN1054354C (ja)
AU (1) AUPN012194A0 (ja)
BR (2) BR9509504A (ja)
DE (2) DE69517600T2 (ja)
DK (1) DK0797542T3 (ja)
ES (2) ES2149377T3 (ja)
HK (2) HK1002762A1 (ja)
IN (2) IN185687B (ja)
MY (2) MY126329A (ja)
NZ (2) NZ294538A (ja)
RU (2) RU2161065C2 (ja)
WO (2) WO1996018577A1 (ja)
ZA (2) ZA959004B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051419A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Kri Inc 層状粘土鉱物複合体およびその製造方法並びにそれを用いた膜形成組成物および膜

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5958354A (en) * 1994-10-25 1999-09-28 Univ Australian Aluminosilicate cation exchange compounds
AUPN614295A0 (en) * 1995-10-23 1995-11-16 University Of Queensland, The Modified kaolinites
NO302559B1 (no) * 1996-06-27 1998-03-23 Norsk Leca As Fremstilling av uorganisk kationebytter fra kuler av ekspandert leire samt anvendelse av de fremstilte kationbyttere
AUPO787797A0 (en) * 1997-07-15 1997-08-07 University Of Queensland, The Catalytic conversion of gases via cation-exchangeable alumino-silicate materials
AU724315B2 (en) * 1997-07-15 2000-09-14 University Of Queensland, The Catalytic conversion of gases via cation-exchangeable alumino-silicate materials
US6215020B1 (en) * 1998-06-30 2001-04-10 Eastman Chemical Company Basic clay catalyst for the production of pentylglycol monoesters
RU2189139C2 (ru) * 2000-04-20 2002-09-20 Тюрюков Сергей Николаевич Способ выращивания рыб, водных растений и других гидробионтов в замкнутых объемах с грунтом
RU2194572C2 (ru) * 2001-03-26 2002-12-20 Институт катализа им. Г.К.Борескова СО РАН Катализатор и способ получения синтез-газа конверсией углеводородов
US7074257B2 (en) * 2002-10-15 2006-07-11 Synlite Chemical Company, Llc Method for removing heavy metals and radionuclides
US7018542B2 (en) * 2002-10-15 2006-03-28 Eureka Technology, Llc Method for removing heavy metals and radionuclides from an aqueous solution
US6827859B2 (en) * 2002-10-15 2004-12-07 Synlite Chemical Company Llc Method for removing heavy metals and radionuclides from an aqueous solution
DE10312203A1 (de) 2003-03-19 2004-10-07 Ashland-Südchemie-Kernfest GmbH Rheologisches Additiv
AU2003901594A0 (en) * 2003-04-04 2003-05-01 Nanochem Research Pty Ltd Aluminosilicates of zeolite n structure
ES2296521B1 (es) * 2006-05-18 2009-04-01 Universidad De Cadiz Monolitos de arcilla para el tratamiento de efluentes gaseosos contaminantes.
CN100450923C (zh) * 2006-12-22 2009-01-14 湖南师范大学 热稳定有机蒙脱土的制备方法
RU2466933C1 (ru) * 2011-04-25 2012-11-20 Вера Борисовна Обухова Коллоидный алюмосиликат
KR101144090B1 (ko) * 2011-06-20 2012-05-24 재단법인 탄소순환형 차세대 바이오매스 생산전환 기술연구단 암모니아성 유기나노점토를 이용한 조류성장 억제방법
GB201305755D0 (en) 2013-03-28 2013-05-15 Quanta Fluid Solutions Ltd Re-Use of a Hemodialysis Cartridge
AU2014262860A1 (en) * 2013-05-06 2015-12-03 Massachusetts Institute Of Technology Alkali metal ion source with moderate rate of ion release and methods of forming
GB201314512D0 (en) 2013-08-14 2013-09-25 Quanta Fluid Solutions Ltd Dual Haemodialysis and Haemodiafiltration blood treatment device
CN103708483B (zh) * 2014-01-15 2015-08-19 中国科学院兰州化学物理研究所盱眙凹土应用技术研发中心 凹凸棒石原位晶型转变制备凹-蒙石的方法
GB201409796D0 (en) 2014-06-02 2014-07-16 Quanta Fluid Solutions Ltd Method of heat sanitization of a haemodialysis water circuit using a calculated dose
JP2018531208A (ja) * 2015-10-26 2018-10-25 エコラブ ユーエスエイ インク 高度に均質なゼオライトの前駆体
GB201523104D0 (en) 2015-12-30 2016-02-10 Quanta Fluid Solutions Ltd Dialysis machine
KR102000728B1 (ko) 2016-09-09 2019-07-22 주식회사 엘지화학 알루미노실리케이트 입자를 포함한 고무 보강재 및 이를 포함한 타이어용 고무 조성물
KR102060640B1 (ko) * 2016-09-09 2019-12-30 주식회사 엘지화학 알루미노실리케이트 입자를 포함한 고무 보강재 및 이를 포함한 타이어용 고무 조성물
WO2018048158A1 (ko) * 2016-09-09 2018-03-15 주식회사 엘지화학 알루미노실리케이트 입자를 포함한 고무 보강재 및 이를 포함한 타이어용 고무 조성물
KR102134856B1 (ko) * 2016-11-02 2020-07-16 주식회사 엘지화학 우수한 분산성을 갖는 알루미노실리케이트 입자의 제조 방법, 상기 알루미노실리케이트 입자를 포함한 고무 보강재 및 이를 포함한 타이어용 고무 조성물
JP7125937B2 (ja) 2016-12-02 2022-08-25 エコラブ ユーエスエイ インク ポリアルミニウム塩ならびに高純度コロイド状アルミナ-シリカ複合粒子およびゼオライトの調製におけるそれらの使用
GB201622119D0 (en) 2016-12-23 2017-02-08 Quanta Dialysis Tech Ltd Improved valve leak detection system
GB201701740D0 (en) 2017-02-02 2017-03-22 Quanta Dialysis Tech Ltd Phased convective operation
CN110980754B (zh) * 2019-12-31 2023-02-28 湖北三鼎科技有限公司 一种天然钠基膨润土的制备方法
CN115135602A (zh) * 2020-02-28 2022-09-30 杰富意矿物股份有限公司 埃洛石粉末
CN115611293B (zh) * 2021-07-16 2023-11-07 安徽泽欧新材料技术有限公司 硅酸盐材料zeo-2和硅酸盐分子筛zeo-3,其合成方法及用途

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA917630A (en) 1972-12-26 K. Maher Philip Catalyst composition
NL132193C (ja) * 1961-12-21
US3769383A (en) * 1969-07-22 1973-10-30 V Hurst Hydrothermal transformation of kaolin
US3765825A (en) * 1969-07-22 1973-10-16 V Hurst Viscosity reduction of kaolin by hydrothermal treatment
US3784392A (en) * 1971-04-29 1974-01-08 Huber Corp J M Production of finely divided amorphous alumino-silicate pigments from kaolin
US3837877A (en) * 1971-05-07 1974-09-24 Huber Corp J M Production of rod-shaped micro-crystallites from clay
SU499887A1 (ru) * 1973-07-12 1976-01-25 Институт Коллоидной Химии И Химии Воды Ан Украинской Сср Способ получени неорганического ионнообменника
US3976598A (en) 1974-03-29 1976-08-24 Mobil Oil Corporation Zeolite synthesis
US4271043A (en) * 1979-09-04 1981-06-02 W. R. Grace & Co. Pillared interlayered clay products
GB8405531D0 (en) * 1984-03-02 1984-04-04 Nadeau P H Randomly interstratified clays
EP0235431B1 (en) * 1985-08-23 1994-06-22 Hagiwara Research Corporation Amorphous aluminosilicate & process for producing the same
CN86101990B (zh) * 1986-03-27 1988-06-01 中国石油化工总公司石油化工科学研究院 一种粘土类层柱分子筛的制备方法
US5171365A (en) * 1986-06-17 1992-12-15 J. M. Huber Corporation Synthetic alkali metal alumino-silicates compositions and their methods of preparation
SU1588437A1 (ru) 1988-10-24 1990-08-30 Институт коллоидной химии и химии воды им.А.В.Думанского Способ получени сорбента на основе палыгорскита
SU1771426A3 (ru) 1991-03-19 1992-10-23 Пehзиh Pomah Ahдpeebич Cпocoб пoлучehия heopгahичeckoгo copбehta " ceлekc - k m
US5192725A (en) * 1991-09-03 1993-03-09 Uop Gallium/germanium dioctahedral smectite clay and process for preparing the clay
JPH06340413A (ja) * 1993-05-28 1994-12-13 Nittetsu Mining Co Ltd 無機質多孔体及びその製造方法
ZA944114B (en) 1993-06-17 1995-02-07 Univ Queensland Kaolin derivatives

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051419A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Kri Inc 層状粘土鉱物複合体およびその製造方法並びにそれを用いた膜形成組成物および膜

Also Published As

Publication number Publication date
MY113408A (en) 2002-02-28
CN1054354C (zh) 2000-07-12
NZ294539A (en) 1999-07-29
EP0797541A1 (en) 1997-10-01
KR100388525B1 (ko) 2003-10-11
EP0797541B1 (en) 2000-06-21
KR970707040A (ko) 1997-12-01
EP0797541A4 (en) 1998-02-25
BR9509504A (pt) 1997-12-30
DK0797542T3 (da) 2002-05-27
DE69517600T2 (de) 2001-04-26
EP0797542A4 (en) 1998-03-11
DE69517600D1 (de) 2000-07-27
HK1002761A1 (en) 1998-09-18
RU2161065C2 (ru) 2000-12-27
DE69525373T2 (de) 2002-10-10
RU2146651C1 (ru) 2000-03-20
ZA959004B (en) 1996-05-22
EP0797542A1 (en) 1997-10-01
EP0797542B1 (en) 2002-02-06
IN188161B (ja) 2002-08-31
ES2149377T3 (es) 2000-11-01
BR9509505A (pt) 1997-12-30
NZ294538A (en) 1999-03-29
WO1996018576A1 (en) 1996-06-20
HK1002762A1 (en) 1998-09-18
CN1046120C (zh) 1999-11-03
US6218329B1 (en) 2001-04-17
ZA959003B (en) 1996-05-23
JPH10510236A (ja) 1998-10-06
KR100388524B1 (ko) 2003-10-04
MY126329A (en) 2006-09-29
US6200919B1 (en) 2001-03-13
ES2173200T3 (es) 2002-10-16
CN1161679A (zh) 1997-10-08
WO1996018577A1 (en) 1996-06-20
AUPN012194A0 (en) 1995-01-19
CN1161680A (zh) 1997-10-08
IN185687B (ja) 2001-03-31
KR970707039A (ko) 1997-12-01
DE69525373D1 (de) 2002-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10509688A (ja) アルミノ−シリケート誘導体
CA1176029B (en) Method of synthesizing zincosilicate or stannosilicate or titanosilicate material
KR101037143B1 (ko) 제올라이트 n 구조의 알루미노실리케이트
Wang et al. Synthesis of high capacity cation exchangers from a low-grade Chinese natural zeolite
US5858081A (en) Kaolin derivatives
JPS63190705A (ja) 合成スチブンサイト及びその製法
JPH06305724A (ja) 合成多孔質材料及びその製造方法
US6054106A (en) Magnesiosilicates
US5958354A (en) Aluminosilicate cation exchange compounds
JPS636486B2 (ja)
KR100301790B1 (ko) 제주 송이(스코리아)를 원료로한 제올라이트 물질 제조방법
AU685326B2 (en) Process for forming alumino-silicate derivatives
AU686895B2 (en) Alumino-silicate derivatives
CA2201925A1 (en) Process for forming alumino-silicate derivatives
Seiffarth et al. Structural characterization of (Cu2+, Na+)-and (Cu2+, NH4+)-exchanged bentonites upon thermal treatment
CA2201926A1 (en) Alumino-silicate derivatives
AU704624B2 (en) Aluminosilicate cation exchange compounds

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717