JPH10508403A - 表示的グラフの操作によるデータ変更用の方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 表示ダイナミックグラフの操作によりデータを変更するための方法および装置が提供されている。特に、ダイナミックグラフを使用するための方法および装置が与えられ、ここでコンピュータ使用者は直接グラフ形状を操作することができ、これはグラフを変更するだけでなく、コンピュータ使用者に与えられるデータの関連する数字表示ならびに、対応し基礎となる作表されたデータを変更する。方法および装置は処理ユニットと、システムメモリと、使用者操作装置と、ビデオディスプレイとを有するコンピュータシステムで使用されるために提供され、ここで焦点を結ばれているか結ばれていないかのいずれかの少なくとも１つのデータ表示素子を有するダイナミックグラフが生成される。ダイナミックグラフの生成は、ダイナミックグラフのグラフィックおよび統計的特性を生成し保存する。使用者操作装置によるデータ表示素子の操作は、操作に所望される焦点を結んだデータ表示素子を選択するためダイナミックグラフを再構成するステップを含んでもよい。使用者操作にしたがったダイナミックグラフの変更はグラフィックディスプレイだけでなくダイナミックグラフに対応する基礎となるグラフデータの変更を含んでいる。それによって、この方法および装置は、表示ダイナミックグラフの直観的操作により使用者がデータを変更し、関連するデータ間の相互関係を変更する簡単で容易な方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 表示的グラフの操作によるデータ変更用の方法および装置 ［発明の技術的背景］ １．技術分野 本発明は、文字およびグラフィック形態でデータを入力、記憶、表示するため のシステム、特に、表示グラフの操作によるデータの変更方法および装置に関す る。 ２．関連技術の説明 コンピュータシステムでグラフィック表示により情報を表示し伝送することは 一般的である。これらの表示は、ディスプレイビデオディスプレイまたはプリン タなどの種々のコンピュータ出力装置で行われる物理的対象目標の画像ならびに 、数字文字、種々の種類のグラフ等、多様な形態を取っている。歴史的に、人間 は個々の指令をキーボードで入力してコンピュータシステムを制御し、データを キーボードデータ入力によって入力している。このような指令またはデータは典 型的に、文字、数字、符号からなる。しかしながら、コンピュータ化されたシス テムの使用における容易さは通常、人間である使用者の論理的思考がどの程度シ ステムモデルに近いかという作用であることが発見されている。同じ情報が数字 文字テキストによってのみ表示されるならば、人間は視覚またはグラフィック内 容に置かれた情報をより速く吸収し操作することができる。結果として、近年、 人間の使用者により予測されたモデルにより近いコンピュータシステム用のイン ターフェイスが開発されており、このようなシステムの学習と使用をより容易に するための情報の可視またはグラフィック表示に関係する利点が得られている。 これらはしばしばＷＹＳＩＷＹＧ（What-You-See-Is-What-You-Get）またはＧＵ Ｉ（Graphical-User-Interface）として知られている。マウス、操作棒、トラッ クボールまたは光ペンなどのキーボード入力以外の種々の手段によるコンピュー タ制御およびデータ入力を行うため、これらのインターフェイスはコンピュータ データおよびその操作への使用者アクセスを容易にするのに長い年月を経てきた 。 しかしながら、単にコンピュータを制御し、データを入力するだけでなく、し ばしば入力されたデータをグラフィックに観察し、特にこのデータの相互関係を 観察することが所望される。これを達成する１方法は、コンピュータシステムで 使用するための拡散シートプログラムの開発であり、これは入力コンピュータシ ステムに入力され、続いてグラフィック形態で表示される符号等のデータを与え る。入力された数字は最初にビデオディスプレイ上の行および列アドレスにより 識別される多数のセルに記憶され数字文字により表示される。これらの拡散シー トプログラムに配置されたデータの次の操作は典型的に使用者がコンピュータキ ーボード上に番号をタイプすることによりデータをセルに入力することを必要と する。グラフィック形態でこれらの数字の相互関係を観察するため、数字はグラ フとして出力される。グラフの形状がコンピュータシステムの使用者の好みに合 わないならば、または使用者がグラフにより表示される数字間の相互関係を変化 することを所望しているならば、新しい数字が拡散シートのセルにタイプされな ければならず、その時、グラフ形状は数字に変化を起こすために変化してもよい 。データは数字文字およびグラフの両者と同一のコンピュータビデオディスプレ イで同時に表示されることができるが、使用者がデータをキーボードに入力する 必要性により拡散シートの動作をより困難にし、使用者が最終結果を検索する速 度、即ち所望のグラフ形状を達成するためにデータ間の相互関係の操作を遅くす る。 ［発明の要約］ 本発明にしたがって、使用者入力に基づくデータアレイに記憶されている基礎 データと共に、コンピュータ拡散シートプログラムで見られるデータなどのデー タのダイナミックグラフィック表示を生成し、使用者によるグラフの操作にした がってグラフィック表示を再構成し、グラフィック表示を変更するための方法お よび装置が提供される。このような方法および装置はデータのコンピュータキー ボード入力に関する制限を克服し、使用者が表示グラフの直観的な操作によりデ ータを変更して関連するデータ間の相互関係を変更する簡単で容易な方法を与え る。 特に、プロセスユニット、システムメモリ、使用者操作装置、ビデオディスプ レイを有するコンピュータシステムで使用するための方法および装置が与えられ 、（コンピュータシステム部品を通って直接または間接的に使用者により選択さ れ るとき）焦点が結ばれるか、或いは（コンピュータシステム部品を通って直接ま たは間接的に使用者により選択されないとき）焦点を結ばれない少なくとも１つ のデータ表示素子を有するダイナミックグラフが生成される。焦点を結ばれるか 結ばれないかによるデータ表示素子の状態は、使用者の操作装置により操作され る能力に関連する。ダイナミックなグラフの生成には、グラフィックハードウェ アおよびソフトウェア制限を含むグラフパラメータと共にデータ表示素子として 表示されるためのグラフデータの決定が含まれている。スケーリング係数はグラ フパラメータ内で表示されることができるようにデータ表示素子のスケーリング に使用されるために決定される。グラフデータおよびスケーリング係数はデータ 表示素子のディスプレイ特性を生成するために使用され、これはデータ表示素子 の可視特性と同様に数字を示す。これらの特性はシステムメモリに保存される。 ダイナミックなグラフおよびその対応するデータ表示素子はビデオディスプレイ 上に表示される。 本発明は、使用者入力用のコンピュータシステムを監視し、コンピュータ使用 者が焦点の結ばれていないデータ表示素子を操作することを求めるか否かを入力 に基づいて決定する。使用者が焦点の結ばれていないデータ表示素子を操作する ことを求めるならば、コンピュータ使用者が操作のために選択しているデータ表 示素子を示した焦点情報が決定される。ダイナミックなグラフは焦点を焦点情報 により示されたデータ表示素子にシフトすることにより再構成される。 コンピュータ使用者が既に焦点が結ばれたデータ表示素子を操作することを求 めていることを使用者入力が示したならば、データ表示素子により表示された基 礎グラフデータをコンピュータ使用者がどのように変更することを要求している かを示した変更情報が決定される。この変更情報に基づいて、ダイナミックグラ フが変更される。システムメモリに記憶されている基礎となるグラフデータは変 更情報にしたがって変更される。グラフデータの変更は関連されたシステム要素 に報告される。このようにして、使用者は使用者操作装置の使用によってダイナ ミックグラフの変化を命令することのみを必要とし、例えばビデオディスプレイ および関連する拡散シートは自動的に再構成される。 本発明の他の観点にしたがって、データ表示素子は保護され、または保護され ず、使用者が保護されたデータの表示素子を操作することが阻止されるようにし てもよい。 本発明の他の観点にしたがって、関連するシステム要素から得られた変更情報 に基づいて、ダイナミック出力グラフが生成され、操作される。 本発明のさらに別の観点にしたがって、関連されたシステム要素はダイナミッ クデータ表示素子の操作に属する情報を通知される。 本発明の他の観点にしたがって、ダイナミックグラフの境界を越えるデータ表 示素子の操作を試みると、その操作に直接先行する位置にデータ表示素子を復帰 させる。 本発明のさらに別の観点にしたがって、使用者の操作装置は操作することがで きるポインタおよびボタンを含んでおり、ポインタの位置は監視され、ボタン状 態はダイナミックグラフ内のポインタの所望位置を決定するために監視される。 本発明のさらに別の観点にしたがって、ダイナミックグラフは棒素子を有する 棒グラフである。使用者操作装置は高さまたは幅等の棒の特性の変化を導くため に使用され、ビデオディスプレイおよび関連するデータ表は棒の変化に対応する ように再構成される。 本発明のさらに別の観点にしたがって、ダイナミックグラフは少なくとも２つ の線データ点を含んだ線データセットを有する線グラフである。使用者操作装置 は線データ点の位置の変化を指令するために使用される。 本発明のさらに別の観点にしたがって、ダイナミックグラフは少なくとも１つ のパイくさびを含んだパイグラフを含んでいる。操作装置は隣接するパイくさび の大きさの変化を導くために使用される。 本発明の他の観点にしたがって、データ表示素子用の多数の基礎データ値は単 一のデータ表示素子の操作により変更されることができる。 本発明のさらに別の観点にしたがって、使用者操作装置はポインタおよびポイ ンタ指示装置を含んでおり、ポインタ指示装置は焦点を結んだおよび焦点が結ば れていないデータ表示素子と、他のダイナミックデータ表示素子に対する近接度 に基づいて形態を変化する。 前述の要約により理解されたように、本発明はデータのキーボード入力に関す る制限を克服する表示グラフの操作によりデータ変更するための方法および装置 を提供する。本発明は表示グラフの直観的操作によりコンピュータ使用者がデー タを変更し関連するデータ間の相互関係を変更する簡単で容易な方法を提供する 。 ［図面の簡単な説明］ 前述の観点と本発明の多数の付随する利点は、添付図面を伴った以下の詳細な 説明を参照してより容易に認識されより良好に理解されよう。 図１は本発明で有用な使用者操作装置（マウス）、キーボード、拡散シートプ ログラムを示したビデオディスプレイとを有するコンピュータシステムの概略図 である。 図２は本発明のダイナミックグラフプログラムの実行を必要とするコンピュー タシステムの重要部分の概略ブロック図である。 図３は本発明のダイナミックグラフプログラムにより行われるステップを示し たフローチャートである。 図４はダイナミック入力グラフの変更を行うための図３のダイナミックグラフ プログラムに関連するダイナミック入力グラフプログラムにより実行されるステ ップのフローチャートである。 図４Ａは図４のダイナミック入力グラフプログラムにしたがってダイナミック 入力グラフを生成するために実行されるステップのフローチャートである。 図５は図４のダイナミック入力グラフプログラムにしたがってダイナミック入 力グラフを生成するために実行されるステップの別のフローチャートである。 図６はダイナミック出力グラフの変更を行うための図３のダイナミックグラフ プログラムに関連するダイナミック出力グラフプログラムにより行われるステッ プのフローチヤートである。 図７Ａは本発明にしたがって形成された目盛りを有するダイナミック棒グラフ 背景の図である。 図７Ｂは焦点を結ばれていない棒データセットをさらに含んでいる図７Ａの図 である。 図７Ｃは面取りされたエッジを有する焦点を結んだ棒素子の図である。 図７Ｄは焦点を結んだ棒データセットをさらに含んでいる図７Ｂの図である。 図７Ｅは、図７Ｃの焦点を結んだ棒素子は焦点を結んだ棒データセットの棒素 子の１つを置き換えている図７Ｄの図である。 図８はダイナミック入力棒グラフを生成するための図４のダイナミック入力グ ラフプログラムにより行われるステップのフローチャートである。 図９はダイナミック入力棒グラフを再構成するための図４のダイナミック入力 グラフプログラムにより行われるステップのフローチャートである。 図１０はダイナミック入力棒グラフを変更するための図４のダイナミック入力 グラフプログラムにより行われるステップのフローチャートである。 図１１Ａは本発明にしたがって形成された目盛りを有するダイナミック線グラ フの背景の図である。 図１１Ｂは焦点を結ばれていない線データセットをさらに含んでいる図１１Ａ の図である。 図１１Ｃはダイナミック線グラフのクロスバー背景の図である。 図１１Ｄはクロスバーをさらに含んでいる図１１Ｂの図である。 図１１Ｅは焦点を結んだ線データセットをさらに含んでいる図１１Ｂの図であ る。 図１１Ｆは図１１Ｄのクロスバーをさらに含んでいる図１１Ｅの図である。 図１２はダイナミック入力線グラフを生成するための図４のダイナミック入力 グラフプログラムにより実行されるステップのフローチャートである。 図１３はダイナミック入力線グラフを再構成するための図４のダイナミック入 力グラフプログラムにより実行されるステップのフローチャートである。 図１４はダイナミック入力線グラフを変更するための図４のダイナミック入力 グラフプログラムにより実行されるステップのフローチャートである。 図１５Ａは本発明にしたがって形成されたダイナミックパイグラフの背景図で ある。 図１５Ｂはパイ素子、即ち完全なパイグラフを形成するパイくさびをさらに含 んでいる図１５Ａの図である。 図１５Ｃはビデオディスプレイで表示された図１５Ｂの図である。 図１５Ｄはパイ焦点指示子符号の図である。 図１５Ｅはダイナミックパイグラフのパイくさびの対向する外部エッジに位置 する図１５Ｄの２つのパイ焦点指示符号をさらに含んでいる図１５Ｃの図である 。 図１６はダイナミック入力パイグラフを生成するための図４のダイナミック入 力グラフプログラムにより実行されるステップのフローチャートである。 図１７はダイナミック入力パイグラフを再構成するための図４のダイナミック 入力グラフプログラムにより実行されるステップのフローチャートである。 図１８はダイナミック入力パイグラフを変更するための図４のダイナミック入 力グラフプログラムにより実行されるステップのフローチャートである。 図１９Ａはデータおよびダイナミック入力棒グラフを有する拡散シートのセル の図であり、ここでダイナミック入力棒グラフは拡散シートのデータに対応し、 焦点の結ばれていない棒データセットと焦点を結んだ棒データセットと焦点を結 んだ棒素子とを含んでいる。 図１９Ｂはデータおよびダイナミック入力線グラフを有する拡散シートのセル の図であり、ここでダイナミック入力線グラフは拡散シートのデータに対応し、 焦点の結ばれていない線データセットと焦点を結んだ線データセットとクロスバ ーとを含んでいる。 図２０Ａはデータおよびダイナミック入力線グラフを有する拡散シートのセル の図であり、ここでダイナミック入力線グラフは拡散シートのデータに対応し、 焦点を結んだ線データセットと、クロスバーと、焦点を結んだ線データセットを 操作するように位置されたカーソルとを含んでいる。 図２０Ｂは図２０Ａの図であり、ダイナミック入力線グラフにはクロスバーが なく、カーソルは焦点を結んだ線データセットを操作するように配置されていな い。 図２１Ａはデータおよびダイナミック入力線グラフを有する拡散シートのセル の図であり、ここでダイナミック入力線グラフは拡散シートのデータに対応し、 焦点を結んだ線データセットと、線データ点で静止しているクロスバーを含んで いる。 図２１Ｂは図２１Ａのクロスバー位置とは異なったクロスバー位置の変化を示 している図２１Ａの図であり、焦点を結んだ線データ点の変化を示している。 図２１Ｃは、ダイナミック入力線グラフがさらに新しく焦点を結んだ線データ 点を選択するように位置されたカーソルを含んでいる図２１Ａの図である。 図２１Ｄは図２１Ｃのクロスバー位置とは異なったクロスバー位置の変化を示 している図２１Ａの図であり、焦点を結んだ線データ点の変化を示している。 図２１Ｅは、ダイナミック入力線グラフの焦点を、保護された線データ点にシ フトする試みを示したダイナミック入力線グラフ上に際立たせて表示された警告 メッセージをさらに含んでいる図２１Ａの図である。 図２１Ｆは８個の異なった線データ点上の８個のカーソル画像位置をさらに含 んでいる図２１Ａの図であり、その線データ点のうちの４個はそれらが保護領域 であるため操作可能ではない線データ点を示しており、他の４個は操作可能な線 データ点を示している。 図２２Ａはデータおよびダイナミック入力線グラフを有する拡散シートのセル の図であり、ここでダイナミック入力線グラフは拡散シートのデータに対応し、 焦点を結んだ線データセットと、クロスバーと、線データ点を操作するために位 置されているカーソルとを含んでいる。 図２２Ｂは、線データ点が上方向に操作され、焦点を結んだ線データセットの 隣接線セグメントの位置と、拡散シートのセル中の表示され基礎となるたグラフ データの位置を変更する図２２Ａの図である。 図２２Ｃは、線データ点がさらに上方向に操作され、焦点を結んだ線データセ ットの隣接線セグメントの位置と、拡散シートのセル上に表示され基礎となるグ ラフデータを再度変更する図２２Ａの図である。 図２２Ｄは、焦点を結んだ線データセットの線データ点を前もって操作するカ ーソルが操作領域から移動され、焦点を結んだ線データセットを操作前の位置に 復帰させる図２２Ａの図である。 図２２Ｅは、各線データ点に対応する操作領域が示されており、取り消し動作 を行わずにカーソルがダイナミック入力線グラフの境界を僅かに越えて動作する ことを可能にするグラフの上部および下部の許容領域を含んでいる図２１Ａの図 である。 図２３Ａはデータおよびダイナミック線入力グラフを有する拡散シートのセル の図であり、ここでダイナミック入力線グラフは拡散シートのデータに対応し、 焦点を結んだ線データセットを含んでおり、焦点はダイナミック入力線グラフ上 に焦点を結んだクロスバーが存在しないように拡散シートに位置している。 図２３Ｂは、ダイナミック入力線グラフがクロスバーを含むように拡散シート セルからダイナミック入力線グラフに焦点がシフトされている図２３Ａの図であ る。 図２３Ｃは、焦点を結んだ線データ点が、基礎となるグラフデータと、線デー タ点に対応する拡散シートのセルのグラフデータの表示を変更するようにさらに 操作されている図２３Ａの図である。 図２４Ａはデータおよびダイナミック線入力グラフを有する拡散シートのセル の図であり、ここでダイナミック入力線グラフは拡散シートのデータに対応し、 ２つの焦点の結ばれていない線データセットと、焦点を結んだ線データセットと 、クロスバーとを含んでおり、中心線のデータセットは焦点を結んだ線データセ ットである。 図２４Ｂは、下部線のデータセットが焦点を結んだ線データセットである図２ ４Ａの図である。 図２５Ａはデータおよびダイナミック線入力グラフの拡散シートのセルの図で あり、ここでダイナミック入力線グラフは拡散シートのデータに対応し、２個の 焦点の結ばれていない線データセットと、焦点を結んだ線データセットと、クロ スバーとを含んでおり、さらに各線データセットに対応するボタンおよび対応す る拡散シートデータとを有するメッセージボックスを含んでおり、ここで上部線 データセットは焦点を結んだ線データセットである。 図２５Ｂは、下部線データセットがメッセージボックスの対応するボタンの操 作によって焦点を結んだ線データセットとして選択されている図２５Ａの図であ る。 図２５Ｃは、中間線データセットがメッセージボックスの対応するボタンの操 作によって焦点を結んだ線データセットとして選択される図２５Ａの図である。 図２５Ｄは図２５Ｃのダイナミック入力線グラフに関連するダイナミック線グ ラフ背景の図である。 図２５Ｅはさらに図２５Ｃの２個の焦点の結ばれていない線データセットを含 んでいる図２５Ｄの図である。 図２５Ｆはさらに図２５Ａからの焦点を結んだ線データセットとクロスバーと を含んでいる図２５Ｅの図である。 図２６Ａは拡散シートのデータに対応し、３つのパイくさびを有するデータお よびダイナミック入力パイグラフと、最左端のパイくさびに位置し１焦点指示子 が操作可能である２個のパイ焦点指示子符号と、カーソルを含んでいる拡散シー トセルの図である。 図２６Ｂは、焦点指示子は最右端のパイくさびに位置している図２６Ａの図で ある。 図２６Ｃは、カーソルが操作可能な焦点指示子符号上の最右端のパイくさびを 操作するように位置されている図２６Ａの図である。 図２６Ｄは、パイくさびがカーソルの移動により操作され、それによって基礎 となるグラフデータと拡散シート上のセルのグラフデータの表示を変更する図２ ６Ａの図である。 図２６Ｅは、パイくさびが基礎となるグラフデータと拡散シートのセルのグラ フデータの表示を変更するようにさらに操作される図２６Ａの図である。 図２６Ｆは、カーソルがダイナミック入力パイグラフに関連する操作領域を越 えて移動され、ダイナミックパイグラフと、対応する基礎となるグラフデータを その操作前の状態に復帰させる図２６Ａの図である。 表記および専門用語 以下、データの動作についての説明と、コンピュータ内およびコンピュータビ デオディスプレイ上のグラフィック画像等のデータの符号表示について詳細な説 明を行う。これらの説明は、データ処理技術、特にグラフィック使用者インター フェイスに関する当業者が他の業者へ仕事をより効率的に伝送するために使用さ れる手段である。 環境：コンピュータに関するハードウェア装置および／またはソフトウェア素 子の集合。 カーソル制御キー：上、下、右、左等の方向を示す矢印により典型的に示され るキーボード上のキー。これらのキーはビデオディスプレイ上に表示されるカー ソルまたはその他の対象目標を移動するためにしばしば使用される。 使用者操作装置：マウス、ペン、トラックボール、光ペン、タッチまたは位置 感知性パネル上の指または触針、カーソル制御キーその他のコンピュータの入力 装置として直接または間接的に動作する指示装置、サブシステムまたはシステム であり、或いは同一の効果を達成する他の装置、サブシステムまたはシステムも 指示装置と呼ぶ。 透明窓：使用者操作装置と相互作用することができるビデオディスプレイ上の 透明な領域。 ポインタ：使用者操作装置の入力に基づいて、他のシステム要素とコンピュー タプログラムへの位置を示す内部ポインタを指す。 ポインタ指示子：関連する操作装置の動作に結合されたビデオディスプレイ上 のコンピュータにより表示される可視指示子であり、“カーソル”とも呼ぶ。カ ーソルはしばしば矢印画像である。 活性画像：カーソルがグラフィック対象目標を操作することができる領域にあ ることを通信するためにプログラムにより使用される画像。 不活性画像：カーソルがグラフィック対象目標を操作することができる領域に ないことをプログラムにより通信するために使用される画像。 活性領域：グラフィック対象目標の操作が行われることができる領域。 ホットスポット：コンピュータが使用者により制御される指向動作で使用する カーソル上の正確なスポット。この点は通常カーソルとしてシステムにより使用 された矢印の先端にある。 クリック：他の方法でマウスまたはポインタを移動せずに、またはポインタを 使用する類似の制御または選択動作なしにマウスまたはその他の使用者操作装置 上のボタンを押したり離すことである。 ダブルクリック：他の方法でマウスまたはポインタを移動せずに、またはポイ ンタを使用する類似の制御または選択動作なしに急速に連続して２度クリックす ることである。 選択：マウスの移動可能なカーソルがビデオディスプレイ画像または選択され たアイテム上に位置された後、マウスをクリックまたはダブルクリックする場合 のように、コンピュータへ選択を明確に通信することである。 焦点：入力装置を通ってアイテムが使用者入力により影響されることを可能に する状態であるとき、それは焦点を結ばれていると言う。 焦点を結ばれる：入力装置を通ってアイテムまたはデータセットが使用者入力 により影響される状態にあることを言う。 焦点を結ばれない：焦点を結んでいないアイテムまたはデータセット。 焦点を結んだデータセット：数字、データまたはデータのグラフィック表示の グループまたはデータセットが入力装置を通って使用者入力により影響されるこ とを可能にする状態を言う。 焦点の結ばれていないデータセット：焦点にないデータセット。 焦点を結んだデータ素子：特定のデータアイテム、数字または焦点を結んだデ ータセットのグラフィック表示素子が入力装置を通って使用者入力により影響さ れることを可能にする状態を言う。 焦点を結ばれていないデータ素子：（焦点を結んだデータセット内であっても なくても）焦点を結んだ素子ではない素子。 焦点指示子：特定の瞬間に焦点を有するビデオディスプレイ上のアイテムを使 用者に示すもの。焦点指示子は、線グラフ上のクロスバーのようなグラフィック 素子、焦点の結ばれていないデータセットを与えている破線処理と比較して焦点 を結んだ線データセットを与えている棒または実線処理を与えている面取りされ た形状等の対象目標のグラフィック処理、またはパイくさびのエッジを識別する 白色或いは明瞭なボックス等の符号。 ドラッグ：対象目標、即ちアイテムまたはアイテムの集合をビデオディスプレ イ上の１つの場所から他方の場所へ移動する、または移動されるか或いはその他 の方法で操作することである。マウスの使用により達成される対象目標のドラッ ギング（ドラッグ動作）の動作ステップは、（１）マウスで移動可能なカーソル を移動の対象となる対象目標上に置きながら、マウスボタンを押し、（２）マウ ス、したがってカーソルを所望の位置に移動し、（３）マウスボタンを離すこと を含んでいる。コンピュータは、マウスが移動されているとき（前述のステップ ２参照）連続的に、またはマウスボタンが離される時（前述のステップ３参照） 動作を終了して特定位置に対象目標の画像を移動する。 ビットマップ：システムメモリまたはビデオディスプレイにあるか、またはビ デオディスプレイに表示されることができるか、或いはプリンタにより表面上で 行われることができる画像のコンピュータに対する内部の表示。 ビットブロック伝送：システムメモリ内またはビデオディスプレイ等の出力装 置上の一部または全てのビットマップを移動し、コピーし、結合し、変換するコ ンピュータにより内部で行われる動作。多数のコンピュータ、コンピュータ成分 、コンピュータ動作システム、グラフィック環境は特別に設計されるか、この動 作を非常に急速に行うように最適にされる。ビットブリットとも呼ばれる。 ちらつき：ビデオディスプレイ上の画像またはその一部が突然、短時間に全体 が暗くなり、明るくなり、または消滅することである。ちらつきは、画像が全体 的に影響を受ける古い映画のように見えるか、劣化した動画のように見え、一定 で変化のない画像の素子が代りに短時間であるが注目すべき期間に除去されてい る。この効果は観察者を困惑させ、長時間、この現象を観察した人を非常に疲れ させストレスを与える。 “ジャーク”または“ジャーキー”：ビデオディスプレイ上で運動するように 見える画像は通常、一連の静止画像を表示することにより生成され、それぞれ先 の位置から僅かに動かされている。このような技術は映画、動画、テレビジョン で使用される。画像が規則的に距離および時間間隔で変位され、これらが十分に 連続して素早く表示されるとき、観察者には滑らかで連続的な画像運動の錯覚が 生じる。典型的に、１秒当り１５〜３０画像程度の表示速度がこのような錯覚を 起こすのに必要とされる。ドラッグされるグラフ成分の錯覚をコンピュータ使用 者に与えるには同様の条件が必要である。十分に連続して迅速に表示されないと き、または不規則性が高く、予測不可能な間隔で表示されたならば、画像“ジャ ーク”または“ジャーキー”が現れる。低速度のシステムは非常に長い間隔を必 然的に必要とするが、プログラムが予測不可能な間隔で与えられ、その幾つかが 非常に長いとき“ジャーキー”効果はより乱雑である。 マスクされたコピー：マスクされたコピーはややステンシルのように行われる 。 形状（マスク）が構成され、コピーが１位置から別の位置へ行われるが、形状の 外部にフィットする要素のみをコピーするかまたは形状の内部にフィットする要 素のみをコピーする。このようにして、コピーのソースまたは目的領域は複雑な 形状を与えられることができる。 関連するシステム要素：関連コンピュータアプリケーションのコンピュータシ ステムハードウェアまたはソフトウェアは本発明の好ましい実施形態の構成で使 用される。関連するシステム要素は、ダイナミックグラフの操作を容易にするた めのグラフィック方向付けされた動作シェル、または本発明で使用される基礎と なるデータを参照するための拡散アプリケーションのような本発明と無縁の素子 と同様に本発明の他の素子を含んでいる。 ダイナミックグラフィック表示：グラフまたはチャートであり、ここでは表示 されたグラフィック素子により表されている基礎となるデータが表示グラフィッ ク素子の操作により変更されることができる。ダイナミックグラフとして構成さ れることができるグラフのタイプには以下のものがあるが、それに限定されない 。 パイグラフ：円内に描かれる通常のグラフであり、ここでは領域がくさび形 に分けられ、その先端が円の中心で交わる。各くさび形は全体の一部分を示して おり、くさび形の相対的な大きさは観察者が割合を見るグラフィック方法である 。パイチャートとも呼ばれている。 線グラフ：Ｘ軸とＹ軸を有する通常のグラフである。データ点はグラフ上に 描かれ、線セグメントで接続される。線セグメントは、データ点を接続する線セ グメントにより一直線または曲線であってもよい。線グラフは軸を中心に反転ま たは裏返りされ（flip）てもよい。線グラフは種々の３Ｄ斜視図で示されてもよ く、第３の軸、即ち“Ｚ”軸を有することができる。線チャートとも呼ばれる。 棒グラフ：大部分の観点で線グラフと類似した通常のグラフである。主な違 いは、線により接続されるデータ点を有するのではなく、共通のベースラインか ら各データ点へ棒が描かれることである。示されるグラフは軸を中心に反転また は裏返りされてもよい。これらのグラフは種々の３Ｄ斜視図で示されてもよく、 第３の軸、即ち“Ｚ”軸を有することができる。棒チャートとも呼ばれる。 積層された棒グラフ：外観は線グラフにやや類似するが機能的にはパイグラ フにより緊密に関連する通常のグラフである。各棒で、色が塗られている領域は グラフ化された量を表している。積層棒チャートとも呼ばれる。 範囲グラフ：外観は線グラフにやや類似するが、機能的にはパイグラフまた は積層棒グラフにより緊密に関連する通常のグラフである。このタイプのグラフ の最も顕著な特性は、示された量が色が塗られた範囲に比例することである。範 囲チャートとも呼ばれる。 極座標グラフ：極座標グラフは２つのスケールを有し、一方はグラフ周辺の ものであり、他方はグラフの中心から外方向に延在するものである。データは線 、点または範囲またはその組合せで表示されることができる。 ダイナミックグラフィック表示形式の識別子：ダイナミックグラフの形式を使 用者に示すためのものであり、ダイナミック入力グラフまたはダイナミック出力 グラフの何れかを、そこに位置するデータ表示素子の操作能力に関して使用者に 通知するために区別は重要である。ダイナミックグラフィック表示タイプ識別子 はグラフィック素子、グラフエッジに対する面取り形状等のダイナミックグラフ のグラフ処理、またはグラフのどこかに付された符号であってもよい。 コード化の詳細 ここで説明されている種々のプロセスを実行するために示されている特定のプ ログラミング言語、動作システムまたはグラフィック環境はない。これは一部に は前述した全ての言語、動作システム、グラフィック環境が一般的に利用できる ものではない事実によるものである。特定のコンピュータまたはソフトウェアシ ステムの各使用者は当面の目的に最も適切である言語、動作システム、グラフィ ック環境を認知している。 実際に、Microsoft（商標名）ＭＳ／ＤＯＳ（商標名5.0）の名称のＣ++プログ ラミング言語（ＡＮＳＩ標準バージョン2.0）を使用して本発明にMicrosoft（商 標名）ウィンドウズ（商標名）（バージョン3.1）ソフトウェアを構成すること が望ましいことが証明された。種々の他のプログラミング言語とコンピュータシ ステムが同様に適切であることが容易に認識されよう。速度、コードスペース、 スタックサイズ、データスペース、または他のシステムリソースに最適化された プログラムは、特定の環境により与えられるソフトウェアルーチンの存在または 省略により構成の詳細において異なってもよいことが留意されよう。本発明の特 別な使用で実施上最初に削除されるのは、テキスト、方形、円形、パイくさび、 多角形用の描写ルーチンならびにマウスポインタ形状の操作に有効なルーチンで ある。 本発明の構成に使用されるコンピュータシステムは、コンピュータハードウェ ア、動作システム、グラフィック環境、拡散シートまたは他のプログラムの種々 の組合わせからなるので、詳細なプログラムコードリストは与えられない。ここ で説明し添付図面で図示した動作および他のプロセスを当業者が本発明を実施す ることを許容するように十分に開示した。 ［好ましい実施形態の詳細な説明］ 以下の詳細な説明を幾つかの部分に分割した。第１の部分はここに示されたダ イナミックグラフを描写することにより本発明の主要な面を要約している。次の 部分はコンピュータシステムの構成に関する。その次の部分は本発明の動作とこ の構成で使用される使用者インターフェイスに関する。さらに、次の説明では、 本発明を徹底的に理解するために本発明の好ましい実施形態の種々の見地および 構成を説明している。しかしながら、本発明は特別な詳細なしに実施されてもよ いことが当業者に明白である。他の例では、既知の回路、構造、ソフトウェアル ーチンは十分な理解を不必要に妨げられずに本発明を示すため詳細には説明しな い。 本発明の特別な実施形態は与えられた図面を参照して説明されているが、この ような実施形態は単なる例示によるものであり、本発明の原理の応用を表すこと ができる多数の特別な実施形態のうちの少数のものを図示したにすぎない。本発 明が属する当業者に明白である種々の変形および変更は請求の範囲に記載されて いる本発明の技術的範囲内に含まれる。 ダイナミックグラフ 本発明に先立って、表中の数字等のデータが伝統的な出力グラフ上のグラフィ ックデータ表示としても表示されることもできる。このような伝統的な出力グラ フでは、数字およびその対応するグラフはコンピュータシステムキーボード上で 新しい数値をタイプすることにより操作される。コンピュータシステムは新しい 数字を表示し、表示されたグラフが変更される。しかしながら、数字自体は表示 出力グラフの直接操作により変更することができない。 このような伝統的な出力グラフに関する限界を克服し、表示グラフの操作によ り基礎となるデータの使用者による変更を可能にするために、本発明はダイナミ ック入力および出力グラフを提供する。本発明はダイナミック入力グラフを提供 し、それにおいてはコンピュータ使用者は直接的にグラフ形状を操作することが でき、これは結果的にグラフを変更するだけでなく、コンピュータ使用者に与え られたデータについての関連する数字表示と共に、対応する基礎となる作表デー タを変更する。特に、本発明はコンピュータ拡散シートプログラムで見られるデ ータのようなダイナミックグラフ表示データを生成し、ダイナミックグラフの形 状についての使用者操作にしたがってグラフを再構成し、使用者入力に基づいて データアレイに記憶されている基礎となるデータと共にグラフィック表示を変更 する。本発明はそれ故、表示グラフの直観的操作により、使用者がデータを変更 し、関連するデータ間の相互関係を変更するための簡単で容易な方法を提供する 。本発明は伝統的な出力グラフと同一の情報をコンピュータ使用者に通信し、関 連 する基礎となるデータのグラフィック操作を可能にすることにより次元を付加す る。本発明はまたダイナミック出力グラフを提供し、これはコンピュータ使用者 により操作されず、ダイナミック入力グラフの操作にしたがってグラフィックデ ータ表示の実効的変形を可能にする。 コンピュータシステム構造 本発明の方法および装置は特別に構成されたコンピュータシステムまたは通常 目的のコンピュータシステムで構成されることができる。ここに示されている本 発明の方法は特別のコンピュータシステム、他の装置またはソフトウェアシステ ムに本質的には関連されない。特に、種々の通常目的のコンピュータシステムお よびソフトウェアシステムはここで示された構成で使用されてもよく、或いは発 明された方法を行うために、より特殊化されたコンピュータシステムまたはソフ トウェアシステムを構成するためにはより便利であることが証明された。種々の これらのコンピュータシステムおよびソフトウェアシステムで必要な構成は以下 の説明から明白であろう。 図１は本発明で有用であるタイプのコンピュータシステム20を示している。本 発明の動作を説明する目的で、キーボード22、マウス24、ビデオディスプレイ26 を具備し、拡散シートアプリケーションプログラム28を行うパーソナルコンピュ ータシステム20を想定するが、本発明の応用はこのようなシステムに限定されず 、使用者操作装置および、グラフ表示データを表示することができるビデオディ スプレイを備えたコンピュータ化されたシステムで使用することを含んでいるこ とを当業者が理解すべきである。使用者操作装置としてマウスの使用を実際には 初めに省略しているが、多数の可能な使用者操作装置の１つのみを例示したもの であることは、当業者に容易に明白であろう。コンピュータシステムの機能は本 発明の構成を実行するため必要なシステム要素と共に、本発明で続いて使用され るための基礎となるデータを生成することである。 本発明の動作を説明する目的で、図２はコンピュータシステム20の主な要素の ブロック図を示している。コンピュータシステム20は、アドレス／データバス32 を通じてシステムメモリ34とＩ／Ｏ制御装置36に結合された処理ユニット30を含 んでいる。処理ユニット30はＩ／Ｏ制御装置36を介して、読取り専用メモリ（Ｒ ＯＭ）、ハードディスク駆動装置、ＣＤ ＲＯＭまたはフロッピーディスク駆動 装置等の永久記憶装置38に結合されている。Ｉ／Ｏ制御装置36は処理ユニット30 を入力装置40と、ビデオディスプレイシステム42に結合し、ビデオディスプレイ システム42はビデオチップ44、ビデオメモリ46、ビデオディスプレイ48などの装 置を含んでいる。 コンピュータシステム20の処理ユニット30は永久記憶装置38に記憶されたプロ グラム指令に応答し、システムメモリ34に一時的に値を維持する。コンピュータ システムの動作に関連し、プログラムされた指令により動作されるデータは既知 の入力方法により処理ユニットに導かれることができる。このようなデータはＩ ／Ｏ制御装置36を介しておよびアドレス／データバス32に沿って処理ユニット30 に導かれる。プログラムされた指令に応答するとき処理ユニット30により利用さ れるこのデータおよび他のデータはシステムメモリ34中に一時的に維持されるか 、または記憶装置38でより永久的に維持される。ビデオディスプレイ装置42のビ デオチップ44は、ビデオメモリ46とＩ／Ｏ制御装置36との間でデータを伝送する 。ビデオチップ44は当業者によく知られているビットブロック伝送（ビットブリ ット）エンジンを有し、これはビデオディスプレイデータをビデオメモリ46とシ ステムメモリ34との間で効率的に伝送するために使用される。特に、本発明の好 ましい実施形態の処理ユニット動作を制御するプログラムされた指令はダイナミ ックグラフを生成し、ここで表示されたグラフィック素子により表示された基礎 となるデータは表示グラフィック素子の操作により変更されることができる。 構成技術の詳細 ダイナミックグラフを生成するため、種々の方法および技術が使用されること ができ、これはグラフィック使用者インターフェイス用のプログラミング、特に 対象目標およびメッセージを使用するMicrosoft（商標名）ウィンドウズ（商標 名）のようなプログラミングシステムに関する当業者により最良に理解されよう 。明瞭でない点についての理解を妨げないように、この技術はMicrosoft（商標 名）ウィンドウズ（商標名）等のＧＵＩ用のプログラミングの基礎およびメッセ ージ処理の基本素子を扱うものではない。この技術は、（１）３つの指令的例示 （棒、線、パイグラフ）を特に参照して、ダイナミック入力および出力グラフを 生成、 再構成、変更するために使用される方法および装置と、（２）ダイナミックグラ フの構成におけるビットブリット動作を伴ったシステムメモリの中間グラフビッ トマップの使用と、（３）マウスまたはキーボード等の使用者操作装置を使用す るダイナミックグラフの操作を説明している。 通常のプログラムの概論 図３は本発明にしたがって、永久記憶装置に記憶されたコンピュータシステム の処理ユニットによる使用に適しているダイナミックグラフプログラム52のフロ ーチャートである。プログラム52はブロック54で開始し、ここで使用者操作装置 によるダイナミックグラフィック表示の操作を示す操作情報が決定される。ブロ ック56で、ダイナミックグラフが使用者操作装置により操作されるか否かの決定 が行われる。ダイナミックグラフが使用者操作装置により操作されるならば、ダ イナミックグラフプログラム52の論理動作はダイナミック入力グラフプログラム 58の変更を行うように進行される。ダイナミックグラフが使用者操作装置により 操作されるべきでないならば、ダイナミックグラフプログラム52の論理動作はダ イナミック出力グラフプログラム60の変更を行うように進行される。 ダイナミック入力グラフの変更 図４、４Ａ、５を参照すると、ダイナミック入力グラフプログラム58の全体的 なフロー図が説明されている。出口、キーボード処理、焦点の損失等のプログラ ムに関する明白な観点は明瞭にする目的で省略されている。図４は本発明にした がって構成され、コンピュータシステムの処理ユニットによる使用に適したダイ ナミック入力グラフプログラム58のフローチャートであり、これは前述の永久記 憶装置に記憶されている。プログラム58はブロック62で開始し、ここでグラフデ ータおよびグラフパラメータが決定される。グラフデータはそれに続いてグラフ ィック形態で表示される情報の数値である。グラフデータはコンピュータシステ ムに入力され、通常、永久記憶装置に記憶されるか、または頻繁に使用されるか 或いはアプリケーションで現在使用中であるならば、システムメモリに記憶され る。ダイナミック入力グラフプログラム58が拡散シートアプリケーションのよう な関連するシステム要素と関連して使用されるとき、このようなグラフデータは 、ビデオディスプレイ上の行および列アドレスにより識別された多数のセルで数 字 文字として付加的な位置に記憶されてもよい。グラフパラメータはビデオディス プレイのハードウェアと、関連するシステム要素によるダイナミックグラフプロ グラムに課された制限または限定と共に、グラフデータの表示に使用されるタイ プのグラフに関連するビデオディスプレイパラメータを含んでいる。グラフパラ メータは特にグラフのキーの特質、即ちグラフの位置、色、大きさ、方向として このような事項を特定する。 プログラムの論理動作はブロック64に続いており、ここでダイナミック入力グ ラフプログラム58はグラフデータおよびグラフパラメータを使用してダイナミッ クグラフを生成する。ダイナミックグラフで生成される可能な素子の中には、最 小でも、データ表示素子があり、この素子は焦点が結ばれていても焦点が結ばれ ていなくてもよい。この文脈で使用されるとき、データ表示素子はグラフデータ のグラフィック表示である。データ表示素子が焦点を結ぶか焦点を結ばないこと ができる事実は、操作することができるダイナミック入力グラフの生成において 重要である。特に、焦点を結ぶか否かの状態は、マウスまたはキーボードのカー ソル制御キーなどの使用者操作装置を通じてデータ表示素子がコンピュータ使用 者からの入力によって影響される能力を意味している。このような入力はダイナ ミックグラフ上に表示される多数のデータ表示素子に影響するが、使用者入力が 特定の瞬間に単一のデータ表示素子に限定されることが通常所望される。この限 定はコンピュータ使用者が、対応するデータ表示素子により表示される別々の量 のグラフデータを操作することを可能にする。 ダイナミックグラフの生成は特に図４Ａを参照することによって理解されよう 。ダイナミック入力グラフプログラム58の生成ステップであるブロック66で、グ ラフパラメータ内でデータ表示素子を表示することが必要なスケーリング係数の 決定が行われる。特に、ブロック66で、データ表示素子を表示するために有効な グラフィック範囲の大きさ、形状を含むグラフパラメータの限定内でグラフデー タを表示するための必要な比率を決定する計算が行われる。 ブロック68で、プログラム58はブロック62、66でそれぞれ決定されるグラフデ ータと、スケーリング係数を使用してデータ表示素子のディスプレイ特性を生成 する。データ表示素子のディスプレイ特性は対応する可視記述およびデータ表示 素子の数字記述の両者を含んでいる。換言すると、データ表示素子の数字表示に 加えて、ブロック68で、ビデオディスプレイ上の表示におけるデータ表示素子の 形態を記述する画像が生成される。ブロック70で、データ表示素子のディスプレ イ特性はシステムメモリ中に保存される。このステップはダイナミック入力グラ フの生成で重要であり、ダイナミック入力グラフプログラム58のダイナミック入 力グラフ生成ステップの別の方法は、伝統的な出力グラフ生成方法と区別される 。伝統的な出力グラフは単一時間でデータ表示素子を表示するために使用され、 その後、新しいデータ表示素子が生成され、新しいグラフデータのキーボード入 力に対応して表示されるが、本発明はデータ表示素子のコンピュータ使用者によ る同時的操作に対応してデータ表示素子のダイナミック動作を行うことができる グラフを生成する。データ表示素子特性を保存することにより、本発明はデータ 表示素子ディスプレイ特性の瞬時的な検索を行うことによりデータ表示素子の瞬 時の再構成および変更を可能にする。 ブロック72で、対応するデータ表示素子を含んだダイナミック入力グラフがビ デオディスプレイ上に表示される。特に、図２を参照すると、これはビデオディ スプレイシステム42のビデオチップ44を通じてビデオメモリ46へデータ表示素子 のディスプレイ特性を伝送することによって生じ、ビデオメモリ46では、これら は次に予測された方法でビデオチップ44を通じてビデオディスプレイ48に伝送さ れる。 図４を再度参照すると、ダイナミック入力グラフプログラム58の論理動作がブ ロック74で続いており、ここでは、プログラムは使用者入力に対してコンピュー タシステムを監視する。使用者入力は例えばマウスなどの使用者操作装置を介し て行われる。使用者操作装置を介して、コンピュータ使用者はダイナミックグラ フに表示されたデータ表示素子を操作することができる。 決定ブロック76で使用者入力が焦点を結ばれていないデータ表示素子を操作す ることを要求しているか否かの決定が行われる。前述したように、本発明の好ま しい実施形態では、使用者は、ダイナミック入力グラフ上に個のグラフデータを 表示する単一のデータ表示素子を操作する。ダイナミックグラフの生成に応じて 、使用者入力により示されるデータ表示素子は焦点を結び、焦点の結ばれていな い データ表示素子であってもよく、この場合、ダイナミック入力グラフプログラム 58が構成されなければならず、それによって焦点を結ばれ操作可能な素子として 指示されたデータ表示素子をコンピュータ使用者に指示する。それ故、決定ブロ ック76で、コンピュータ使用者が焦点の結ばれていないデータ表示素子を選択し ていることを決定したならば、プログラム58の論理動作はブロック78に進み、こ こでコンピュータ使用者により選択されたデータ表示素子に関する焦点情報が決 定される。 ブロック80で、ダイナミックグラフは焦点情報により指示されたデータ表示素 子へ焦点をシフトすることにより再構成される。特に、データ表示素子のディス プレイ特性はそれぞれブロック66，70で前もって生成され、保存され、それによ って焦点情報により指示されるデータ表示素子が予測された方法でダイナミック グラフを変化するために使用される。焦点がコンピュータ使用者により選択され たデータ表示素子に一度シフトされると、ダイナミック入力グラフプログラム58 の流れはブロック74における使用者入力のためにコンピュータシステムを監視す るように帰還する。 しかしながら、決定ブロック76で、使用者入力が焦点を結んだデータ表示素子 の操作を求める決定を行うと仮定すると、プログラム58の論理動作はブロック82 に続き、使用者入力特性についての変更情報が決定される。特に、このような情 報は、ダイナミックグラフのコンピュータ使用者の操作が、基礎となるグラフデ ータのどのような変化を要求するかに関するものである。ブロック84で、ダイナ ミックグラフがブロック82で決定された変更情報にしたがって変更される。再び 、ブロック68，70でそれぞれ生成され保存されたデータ表示素子のディスプレイ 特性は予期された方法で全ての影響されたデータ表示素子を含むダイナミックグ ラフを変化するために使用される。 ブロック86で、ブロック84で変更されたデータ表示素子に対応してシステムメ モリに記憶されたグラフデータが変更情報にしたがって変更される。最終的にブ ロック88で、グラフデータの変更は関連するシステム要素、即ち拡散シートアプ リケーションを伴って使用される本発明の好ましい実施形態では拡散シートアプ リケーションへ報告される。システムメモリに記憶されるときの基礎となるグラ フデータは関連するシステム要素により変更情報にしたがって最終的に変更され る。 ダイナミックグラフを生成する方法についての別の表示が図５で示されている 。図５で示されているように、ダイナミック入力グラフプログラム58はブロック 62に関して前述した方法と同様にブロック90でグラフデータおよびグラフパラメ ータを決定する。ブロック92で、グラフパラメータはダイナミックグラフ背景を 生成するために使用される。グラフパラメータ中に存在する情報に応じて、ダイ ナミックグラフ背景は、凡例、符号、目盛りおよびその他等のテキストおよびグ ラフィック素子の範囲を含んでもよい。 ブロック94で、ダイナミックグラフ背景は第１のシステムメモリ位置に保存さ れる。データ表示素子のディスプレイ特性を保存するステップを説明した図４Ａ のブロック70に関して前述したように、ダイナミックグラフプログラム58のステ ップは、ダイナミックグラフのグラフィック素子がビデオディスプレイ上で表示 されるときのちらつきまたはジャークを防止するようにコンピュータ使用者によ り操作できるダイナミック入力グラフの生成において使用される。本発明では、 各ダイナミック入力グラフのダイナミックグラフ背景は表示される最終的なダイ ナミックグラフを完成するために使用されるシステムメモリ位置とは別のシステ ムメモリ位置に維持され、データ表示素子を含んでいる。これはデータ表示素子 の使用者操作と同時に行われるダイナミックグラフの再構成および変更を容易に し、典型的に伝統的な出力グラフの変更に関連するちらつきおよびジャークを減 少する。 ブロック96で、第１のシステムメモリ位置におけるダイナミックグラフ背景は 第２のシステムメモリ位置にコピーされる。ブロック98で、データ表示素子は第 ２のシステムメモリ位置のダイナミックグラフ背景上で生成される。データ表示 素子の生成を説明するブロック98により表されるステップは図４Ａに関連して前 述したブロック66乃至70のステップと同一である。 ブロック100で、第２のシステムメモリ位置から生じたダイナミックグラフが ビデオディスプレイ48上に表示される。特に、図２を参照すると、これはデータ 表示素子のディスプレイ特性をビデオディスプレイシステム42のビデオチップ44 を通ってビデオメモリ46へ伝送することにより生じ、ビデオチップ46で、それに 続いてこれらは予測された方法でビデオチップ44を通ってビデオディスプレイ48 へ伝送される。 最も基本的レベルでは、ダイナミック入力グラフプログラムは３部分を有する 。図４を参照して最良に理解されるように、第１の部分64はビデオディスプレイ 上にダイナミック入力グラフとシステムメモリにその関連する構造を生成する。 第２および第３の部分はコンピュータ使用者入力に対する基本的応答である。第 ２の部分のブロック78−80ではダイナミック入力グラフは例えば操作するための 他のデータ表示素子を選択するように焦点をシフトすることにより再構成される 。第３の部分のブロック82−88では、使用者はデータ表示素子に対応するグラフ データを変化するためにダイナミック入力グラフを変更している。 プログラム的に、ダイナミック入力グラフは表示のときに静止している伝統的 な出力グラフとはかなり異なっている。このような静止出力グラフを生成すると き、コンピュータプログラマは主にビデオディスプレイ上に描かれるグラフの態 様に関与する。第２に関与することは実行可能なプログラム対象目標コードに対 して有効なシステムメモリの量またはプログラムスタック上で有効なスペース量 等のシステム制限である。 ダイナミック入力グラフの生成では、プログラマは使用者のためにダイナミッ クグラフを急速に再構成および変更するための設備を設ける必要がある。したが って、プログラマは使用者がダイナミックグラフのデータ表示素子を操作すると きに行われる急速な変化のための計画と準備をする必要がある。データ表示素子 を操作する使用者に対して、データ表示素子の動作の幻影が非常に適格であり、 好ましいものにする必要があるため特別な限定が生じる。これに関する２つの重 要な制限は、（１）ダイナミックグラフが目立ったちらつきでなく、（２）操作 されるデータ表示素子ができる限り滑らかに動くように見えなければならず、予 測なしにジャークであってはならない。 ダイナミック入力グラフを生成64、再構成80、または変更84する部分で使用さ れるステップは２つの概念の動作に基本的に減少され、即ち、（１）グラフの画 像を作成するために種々の形態を描き、（２）描く形態とその位置を決定する。 ダイナミック入力グラフプログラムは、最少量の描写と計算が行われてデータ表 示素子が操作されるように設計される。操作中の描写および計算を最小にするこ とによって、データ表示素子に対する連続的変化は急速に連続してビデオディス プレイ上に表示されることができる。これはダイナミックグラフを所望の形態に “ドラッグ”する使用者に対して、好ましい幻影を生成するために基本的なこと である。 計算時間は操作期間中、後に再使用するための生成処理期間に得られた多数の 中間結果を保存するために保存されることができる。同様に、描写時間は後に再 度使用するためシステムメモリ中にビットマップとして中間描写を保存し、必要 な時に他の画像とすぐに結合されることができるシステムメモリ中に画像を準備 することによって記録されることができる。これらの結合プロセスはシステムメ モリまたはビデオディスプレイ上で行われることができる。 従って、生成部分、ブロック64の目的は、例えば焦点がシフトされるとき、ダ イナミックグラフのブロック80で急速なちらつきのない再構成を準備することで あり、それによってブロック84で、ダイナミックグラフの実効的な変形を達成す る。３つの部分は棒グラフ、線グラフ、パイグラフに関する後の例を参照して最 良に理解されるであろう。 ダイナミック出力グラフの変更 再度図３を参照すると、決定ブロック56で、ダイナミックグラフが使用者操作 装置により操作されない決定が行われたならば、ダイナミックグラフプログラム 52の論理動作はダイナミック出力グラフプログラム60の変更を行うように進行す る。図６で示されたように、ダイナミック出力グラフプログラム60はブロック62 に関して前述した方法と同様にブロック 110でグラフデータおよびグラフパラメ ータを決定する。ブロック112 で、グラフパラメータはダイナミックグラフ背景 を生成するように使用される。グラフパラメータで示される情報に応じて、ダイ ナミックグラフ背景は凡例、符号、目盛り、その他等のテキストおよびグラフィ ック素子の範囲を含んでもよい。 ブロック 114で、ダイナミックグラフ背景は第１のシステムメモリ位置に保存 される。データ表示素子のディスプレイ特性を保存するステップを記述した図４ Ａのブロック70に関して前述されたように、ダイナミックグラフ背景を保存する ダイナミック出力グラフプログラム60のステップはコンピュータ使用者による操 作が可能であるダイナミックグラフの生成を可能にし、それによってダイナミッ クグラフのグラフィック素子がビデオディスプレイ上で表示されるときに、ちら つきまたはジャークを防止する。本発明では、各ダイナミックグラフのダイナミ ックグラフ背景は表示される最終的なダイナミックグラフを完成するために使用 されるシステムメモリ位置とは別のシステムメモリ位置で維持され、データ表示 素子を含んでいる。これはデータ表示素子の使用者操作と同時に行われるダイナ ミックグラフの再構成と変更を容易にし、典型的に伝統的な出力グラフの変更に 関係するちらつきおよびジャークを減少する。 ブロック 116で、第１のシステムメモリ位置のダイナミックグラフ背景が第２ のシステムメモリ位置にコピーされる。ブロック 118で、データ表示素子は第２ のシステムメモリ位置のダイナミックグラフ背景上に生成される。データ表示素 子の生成を説明するブロック 118により表示されたステップは図４Ａと関連して 前述したブロック66−70で見られるステップと同一である。 ブロック 120で、第２のシステムメモリ位置からの結果的なダイナミックグラ フがビデオディスプレイ48上に表示される。特に、図２を参照すると、これはデ ータ表示素子のディスプレイ特性をビデオディスプレイシステム42のビデオチッ プ44を通ってビデオメモリ46へ伝送することにより生じ、それに続いてビデオチ ップ44を介して予測された方法でビデオディスプレイ48へ伝送される。 図６に戻ると、プログラムの論理動作はブロック122 に進み、ここでプログラ ムは情報の関連するシステム要素を監視する。関連するシステム要素情報は、本 発明の他の素子、または本発明と無縁の素子により報告されるダイナミック出力 グラフのデータ表示素子に影響を与える情報を含んでおり、例えばグラフィック 方向動作シェルにより報告される操作情報またはキーボード入力を介して拡散シ ートまたは関連するアプリケーションに直接行われる基礎となるグラフデータの 変更等である。本発明の他の素子を参照すると、関連するシステム要素情報はダ イナミック出力グラフに連結するダイナミック入力グラフ上におけるデータ表示 素子の使用者操作に基づいて報告されてもよい。そうすることにより、出力グラ フの多数のデータ表示素子はダイナミック入力グラフの使用者操作にしたがって 変更されることができることが認められる。 ブロック124 で、ダイナミックグラフ背景は再度第１のシステムメモリ位置か ら第２のシステムメモリ位置へコピーされる。ブロック126 で、新しいデータ表 示素子がブロック122 で決定される関連するシステム要素情報にしたがって第２ のシステムメモリ位置でダイナミックグラフ背景上に生成される。プログラムの 論理動作はブロック120 へ戻り、ここで、第２のシステムメモリ位置からの結果 的なダイナミックグラフがビデオディスプレイ48上に表示される。特に、図２を 参照すると、これはデータ表示素子のディスプレイ特性をビデオディスプレイシ ステム42のビデオチップ44を介してビデオメモリ46へ伝送することにより生じ、 ビデオチップ46で、それに続いてこれらは予測された方法でビデオチップ44を介 してビデオディスプレイ48へ伝送される。 特別のグラフタイプに対するダイナミック入力グラフプログラムの応用 前述の本発明は、本発明の動作および構成を最良に理解するために任意のタイ プのダイナミックグラフに対する応用を説明するものであり、ダイナミック入力 グラフプログラムの応用を特別のグラフタイプ、即ち棒グラフ、線グラフ、パイ グラフへ応用することを試験することが所望される。 ダイナミック入力の棒グラフの生成 入力の棒グラフに関して、図４のブロック64における生成ステップは図７、８ を参照することにより最良に理解されよう。図８を参照すると、ブロック150 で ダイナミック棒グラフ背景が第１のシステムメモリ位置で生成される。ダイナミ ック棒グラフ背景の図が図７Ａとして示されている。このようなダイナミック棒 グラフ背景は棒グラフの完成した静止背景を含みさらに、例えば濃淡または経緯 線、符号または対象目標の画像、またはラベルおよび凡例等のテキストを含んで いる。図７Ａは目盛りのみのダイナミック棒グラフ背景の簡単な例を示している 。背景の図７Ａはダイナミックな棒グラフ再構成および変更期間に効率的に改良 されることに使用される。 図８を参照すると、ブロック152 で、ダイナミック棒グラフ背景は第１のシス テムメモリ位置から第２のシステムメモリヘコピーされ、これは図７Ａのそれぞ れに関して同一である。棒素子からなる焦点の結ばれていない棒のデータセット は第２のシステムメモリ位置のダイナミック棒グラフ背景のコピーで生成され、 図７Ｂのように示されているシステムメモリに画像を生成する。 図８を参照すると、ブロック154 で、図７Ｃで示されている面取りされた形状 を有する棒素子の全長がシステムメモリ中で生成される。特別な面取り形状は焦 点を結んだ棒素子を示すために使用される。このステップの目的は、複雑な対象 目標、即ち焦点を結んだ棒素子の予め描写されたコピーを常に有することである 。これは１ビットづつ低速度で描くのではなく、必要な時に高速度のコピー動作 によりビデオディスプレイに置かれることを可能にする。この例における棒素子 は使用者が操作する対象目標であるので、ビデオディスプレイ上に直ちに表示す るために容易で有効な画像等を備えることによって操作動作期間中に、より長い 時間を節約する。 図８を参照すると、ブロック 156−162 は実際にビデオディスプレイ上にダイ ナミック入力の棒グラフの画像を構成する。ブロック156 で、図７Ｂで示された 背景がビデオディスプレイ上に表示される。ブロック158 で、付加的な棒素子が 必要な時にビデオディスプレイ上に表示され、図７Ｄで示されているように焦点 を結んだ棒データセットを含んでいる。決定ブロック160 で、焦点を結ばれるべ き棒グラフ上に棒素子があるべきか否かの決定が行われる。焦点を結ぶべき棒素 子が存在するならば、その棒素子は図７Ｅで示されているようにシステムメモリ に描かれ保存された焦点を結んだ棒素子の適切な部分をコピーすることによりビ デオディスプレイ上に表示される。この例では、焦点の結ばれていない棒は迅速 に表示される簡単な長方形対象目標である。面取り形状の焦点を結んだ棒のよう なさらに複雑な棒表示が所望されるならば、丁度この例の焦点を結んだ棒素子の ようにシステムメモリで生成され保存され、必要な時に必要な場所でビデオディ スプレイにコピーされる。 このようにプログラミングの複雑性はビデオディスプレイ上の棒グラフ画像の 初期的な生成を速めるように設計されているわけでも、システムメモリ使用を最 小するように設計されているわけでもないことが留意されよう。システムメモリ 中のそれぞれの過剰な画像の目的は、グラフの再構成中の時間を、節約すること であり、とりわけ使用者操作による棒素子の変形期間に時間を節約することであ る。ダイナミック入力棒グラフの再構成 図４のブロック80における再構成ステップは図７および９を参照して最良に理 解されよう。この例では、使用者は焦点を結んだデータセットであるべき異なっ た棒データセットを選択するか、焦点を結んだ棒素子であるべき焦点を結んだデ ータセット内の焦点の結ばれていない棒素子を選択する。このおよび他の関連す る状態での選択は、マウスまたは他の使用者操作装置により所望のデータ表示素 子上にカーソルを位置付け、マウスまたはキーボード上のボタンなどの制御装置 を付勢することにより達成されることができる。決定ブロック170 で、棒データ セットに変化があるという決定が行なわれるならば、プログラムの論理動作はブ ロック172 に進む。ブロック172 で、図７Ｃに示されているような焦点を結んだ 棒素子が先の焦点を結んだ棒素子と異なった形状を有するとき、新しい焦点を結 んだ棒素子がシステムメモリ内で生成される。新しい焦点を結んだ棒が先の焦点 を結んだ棒素子と同一外観を有するとき、このステップは必要とされない。 ブロック174 で開始し、ダイナミック棒グラフ背景で始まるダイナミック棒グ ラフが再度作成される。この場合、ダイナミック棒グラフ背景の目盛りは変化し ないが焦点の結ばれていない棒は変化する。この理由で、図７Ａのように示され ているダイナミック棒グラフ背景が生成される第１のシステムメモリ位置は再度 生成される必要はない。ブロック174 で、ダイナミック棒グラフ背景が第１のシ ステムメモリ位置から第２のシステムメモリへコピーされ、これは図７のそれぞ れと同一である。ブロック176 で、焦点の結ばれていない棒素子は第２のシステ ムメモリ位置のダイナミック棒グラフ背景のコピー上に生成される。図７Ｂとし て示されている１組の棒素子はそれによってブロック174，176で、新しい焦点の 結ばれていない棒素子のデータセットと置換される。最終的に再構成された棒グ ラフはブロック 178−184 でビデオディスプレイ上で表示され、図８のブロック 156−162 に関して前述した方法と同じ方法が続いて行われる。 この例では、決定ブロック186 で、焦点を結んだ棒素子に変化が存在するか否 かの決定が行われることもできる。異なった棒素子がコンピュータ使用者により 焦点を結んだ棒素子になるように選択されるならば、ブロック188 で、図７Ｂで 示されているダイナミック棒グラフ背景の一部分をビデオディスプレイにコピー することによって、現在焦点を結ばれた棒素子はビデオディスプレイから消去さ れる。焦点を結んだ棒素子の古い領域のみがコピーされることを必要とし、元の ダイナミック棒グラフ背景を再設定する。ブロック190 で、簡単な方形、即ち焦 点の結ばれていない棒素子がビデオディスプレイ上に表示される。ブロック192 で、新しい焦点を結んだ棒素子が、システムメモリからこれをコピーすることに よりビデオディスプレイ上に表示され、その後に図８のブロック162 に関して前 述した方法と同一方法が続けて行われる。 グラフの再構成は第１の段階で生成され表示されるよりも簡単であり高速であ ることに留意すべきである。これはコンピュータ使用者を棒グラフの表示に対し て長く待たせることになるが、彼等は僅かに変化された棒グラフ画像の再表示に よる遅延に対しては待つことが少ないので意図的にこのようにするのである。デ ータ素子の変形による遅延は使用者にも容認できることに留意すべきである。こ の理由でデータ素子の変形を再構成よりも速くし、グラフの再構成を生成よりも 速くする努力がプログラマによりなされなければならないことに留意するべきで ある。 ダイナミック入力棒グラフの変形 図４のブロック84の変形ステップは図７および１０を参照してより良好に理解 されよう。画像はビデオディスプレイ上で再度構成されず、むしろこれらはシス テムメモリに前もって保存された現存の棒素子画像からコピーされるので、棒グ ラフの変形は非常に素早く行われることに留意するべきである。 図１０の決定ブロック200 で、棒素子が使用者により操作される方向に関して 決定が行われる。棒素子がその上部エッジを下方向にドラッグすることにより短 くされるならば、ダイナミック棒グラフ背景はカバーされず、プログラムの論理 動作はブロック202 に進行する。ブロック202 で、図７Ｅで示されているビデオ ディスプレイ上の棒素子の運動によりカバーされていないダイナミック棒グラフ 背景は図７Ｂで示されているシステムメモリの背景から対応する部分をコピーす ることにより置換される。必要とされる小部分のみがシステムメモリからビデオ ディスプレイに転送される。ブロック204 で、図７Ｅで示されているビデオディ スプレイ上の焦点を結んだ棒素子は図７Ｃで示されているシステムメモリから焦 点を結んだ棒素子の関連部分をコピーすることにより更新される。 上部エッジを上方向にドラッグすることにより棒素子が長くされることの決定 が決定ブロック200 で行われるならば、ダイナミック棒グラフ背景はカバーされ ず、プログラムの論理動作はブロック204 へ進行し、ここで焦点を結んだ棒素子 は図７Ｃで示されているシステムメモリから図７Ｅで示されている表示用のビデ オディスプレイへコピーされ、ビデオディスプレイ画像のその部分を古い棒素子 でカバーする。 どの程度棒素子の画像が複雑であっても、本発明はビデオディスプレイ上の操 作された棒素子の位置に速くてちらつきのない変化をもたらす。これはグラフ生 成期間に行われる複雑な準備によるものである。 ダイナミック入力線グラフの生成 入力線グラフに関して、図４のブロック64における生成ステップは図１１、１ ２を参照して最良に理解されよう。図１２を参照すると、ブロック210 で、ダイ ナミック線グラフ背景が第１のシステムメモリ位置で生成される。ダイナミック 線グラフ背景の１例が図１１Ａで示されている。このようなダイナミック線グラ フ背景は棒グラフの完全な静止背景を含み、さらに例えば濃淡または目盛り、符 号または対象目標の画像、またはラベルおよび凡例等を含んでいる。図１１Ａは 目盛りのみを有するダイナミック線グラフ背景の簡単な例を示している。図１１ Ａのダイナミック線グラフ背景は棒グラフ再構成および変更期間中の効率を改良 するために使用される。 図１２で参照されるブロック212 で、ダイナミック線グラフ背景は第１のシス テムメモリ位置から第２のシステムメモリヘコピーされ、これは図１１Ａと全て の点で一致している。焦点の結ばれていない線データセットはその後第２のシス テムメモリ位置のダイナミック線グラフ背景のコピー上で生成され、図１１Ｂで 示されているような画像をシステムメモリ中に生成する。 ブロック214 で、図１１Ｃで示されたシステムメモリ中で、焦点指示クロスバ ーと同一の大きさおよび形状の領域が別に設定されている。焦点クロスバーが図 １１Ｂで示されている背景に後に描写され、焦点の結ばれていない線データセッ トの上部上に図１１Ｂのように示されている。 決定ブロック216 で、焦点が結ばれるべき線グラフ上の線データ点が存在する か否かの決定が行われる。焦点を結ぶべき線データ点が存在するならば、プログ ラムの論理動作はブロック218 に進行され、ここで図１１Ｄで示されている焦点 クロスバーにより妨害されるダイナミック線グラフ背景部分はまず保存され、そ れから焦点を結んだクロスバーが生成される。ブロック218 で、図１１Ｂで示さ れているクロスバー領域に対応するダイナミック線グラフ背景部分は図１１Ｃで 示されている保存領域にコピーされる。ブロック218 ではまた、結果的なクロス バーが図１１Ｂで示されているダイナミック線グラフ背景上に生成され、図１１ Ｄで示されている画像を生成する。 この点で、図１１Ｄで示されている線グラフは使用者により観察、使用される それぞれの観点で完成されるが、（１）ビデオディスプレイ上ではなく、（２） 表示される焦点を結んだデータセットをまだ有していない点を除く。ブロック22 0 と222 で、線グラフ生成のこれらの観点がそれぞれ達成され、線グラフが焦点 をもたない場合である図１１Ｅで示されたビデオディスプレイ画像、またはグラ フが焦点を有する場合である図１１Ｆで示されたビデオディスプレイ画像を生成 する。 このような方法のプログラミングの複雑性はビデオディスプレイ上の棒グラフ の初期的な生成を速めるように設計されているわけでもなく、システムメモリ使 用を最小するように設計されているわけでもないことに留意するべきである。シ ステムメモリの各過剰な画像の目的は、グラフの再構成期間の時間を節約するこ とであり、とりわけ使用者操作による棒素子の変形期間の時間を節約することで ある。 ダイナミック入力ライングラフの再構成 図４のブロック80の再構成ステップは図１１および１３を参照して最良に理解 される。プログラムは決定ブロック230 で開始し、ここで線データセットに変化 が存在するか否かの決定が行われる。線データセットに変化が存在するならば、 プログラムの論理動作はブロック232 に進行する。ブロック232 で、図１１Ｆで 示されているシステムメモリ内のダイナミック線グラフ背景とデータ線は図１１ Ａで示されているシステムメモリ中の線背景に重ねてコピーされる。またブロッ ク232 で、焦点の結ばれていないデータセット線の新しいグループが生成され、 図１１Ｂで示されている結果を生じる。 ブロック234 で、焦点クロスバー用に使用されるクロスバー背景は図１１Ｃで 示されているようにシステムメモリに存在する保存領域へ保存される。ブロック 236 で、クロスバーは図１１Ｄのように焦点の結ばれていない線データセットを 有するダイナミック線グラフ背景上に描かれる。これらのステップは生成プロセ スを表した図１２のブロック218 のステップに類似している。図１２のブロック 220，222について前述した方法と同じ方法が続いて行われ、ブロック243，244で 、ビデオデスプレイ上にグラフを示すプロセスが完了する。この点で、グラフの 再構成は変化する焦点を結んだ線データセットに関して完了される。 この例で、決定ブロック242 で、焦点を結んだ線データ点に変化が存在するか 否かの決定が行われることもできる。異なった線データ点がコンピュータ使用者 によって焦点を結んだ線データ点になるように選択されるならば、ブロック 244 −245 が行われる。ブロック244 で、図１１Ｃで示されているクロスバー背景が 図１１Ｄで示されているダイナミック線グラフ背景にコピーされ、図１１Ｂで示 される状態にこれを回復する。ブロック246 で、クロスバーの新しい位置が図１ １Ｂで示されているシステムメモリから図１１Ｃで示されているシステムメモリ 中に存在する保存領域にコピーされる。ブロック248 で、クロスバーは図１１Ｄ で示されているようにシステムメモリ中で、新しいシステムメモリ位置に生成さ れる。この点で、システムは使用者用のビデオディスプレイ上に画像を更新する 準備をされている。ブロック250 で、新しいクロスバー領域と古いクロスバー領 域との両者は図１１Ｆで示されているように、図１１Ｄで示されている丁度準備 されたシステムメモリからビデオディスプレイにコピーされる。ブロック252 お よび254 で、ブロック250 のコピー動作により妨害されるので、ビデオディスプ レイ上の古いクロスバー領域と新しいクロスバー領域の焦点を結んだ線データセ ット部分は再度描かれる。 グラフの再構成は第１の段階で生成され表示されるよりもより簡単で高速であ ることに留意すべきである。これはコンピュータ使用者が線グラフの表示に対し て長く待たせることになるが、彼等は僅かに変化された線グラフ画像の再表示に よる遅延に対しては待つことが少ないので意図的にこのようにするのである。デ ータ素子の変形による遅延は使用者にも容認できることに留意すべきである。こ の理由でデータ素子の変形を再構成よりも速くし、グラフの再構成を生成よりも 速くする努力がプログラマによりなされなければならない。 ダイナミック入力線グラフの変形 図４のブロック84の変形ステップは図１１、１３を参照して最良に理解される 。線グラフはビデオディスプレイ上の走り書きから構成されるのではなく、可視 的に完成された線部分がシステムメモリからビデオディスプレイへ迅速にコピー されるので、線の変形は非常に速く行われることを留意する必要がある。 図１４のブロック260 で、コンピュータ使用者により操作される線の変化され る場所の決定が行われる。本発明のこの実施形態では線セグメントは直線であり 、対応するグラフのデータ点を接続する。ブロック262 で、変化されるべき線セ グメントは最初に図１１Ｂで示されている背景システムメモリの一部分をビデオ ディスプレイにコピーすることにより消去される。システムメモリからビデオデ ィスプレイへできるだけ少量をコピーすることはコピー処理の時間を節約する。 ブロック260 はそれ故、コピーされることができる最小の領域の決定に関する。 大きい領域の丁度１回のコピーまたは小さい領域のいくつかのコピーを行うこと が所望であることが証明されていることに留意すべきである。実際、システムの 特性はどちらがより効率的であるかを決定する。データ点はこの例では直線の線 セグメントにより接続されるが、種々の曲線による平滑技術で線を生成すること ができることは明白であり、これらの方法も本発明の範囲内である。変化後、線 セグメントはビデオディスプレイから消去され、ブロック264 で、新しい線セグ メントが図１１Ｆで示されているようにビデオディスプレイ上に描写されること ができる。 本発明の別の実施形態では、図１１Ａで示されるシステムメモリから、新しい データ線が描かれるシステムメモリの別の領域へダイナミック線グラフ背景をコ ピーすることも可能である。システムメモリのその新しい領域は図１１Ｆで示さ れているようなビデオディスプレイにコピーされてもよい。 ダイナミック入力パイグラフの生成 入力パイグラフに関して、図４のブロック64の生成ステップは図１５、１６を 参照して最良に理解されよう。図１６を参照すると、ブロック270 で、図１５Ａ で示されているシステムメモリの領域は、図１５Ｃで示されているビデオディス プレイ上で最終的に表示されるパイグラフに対応するように割当てられている。 ブロック272 で、図１５Ａで示されるシステムメモリはその上にパイグラフの完 全なダイナミックパイグラフ背景を生成し、潜在的にたとえば符号または対象目 標、またはラベルおよび凡例等のテキストの画像を含んでいる。図１５Ａは一様 な単色で構成されるグラフ背景の簡単な例を示している。図１５Ａで示されてい るダイナミックパイグラフ背景はパイグラフの再構成および変更期間に効率的に 改良するために使用される。 ブロック274 で、図１５Ｂで示されている第２の領域はシステムメモリ中に設 定され、これは図１５Ａと全ての観点で一致しており、図１５Ａのシステムメモ リ内容は図１５Ｂで示されている新しい領域にコピーされる。ブロック278 で、 パイくさびは第２のダイナミックパイグラフ背景上に生成され、図１５Ｃで示さ れているパイグラフを生成する。ブロック280 で、図１５Ｄで示されているよう に焦点を結んだパイ素子の描写用の焦点指示子符号が生成されメモリ中に保存さ れる。ブロック282 で、図１５Ｂで示されているパイグラフは図１５Ｃで示され ている画像を生成するようにシステムメモリからビデオディスプレイへコピーさ れる。決定ブロック284 で、パイグラフのパイくさびが焦点を結ぶか否かの決定 が行われる。パイグラフが焦点を結ぶならば、プログラムの論理動作はブロック 286 へ進行し、ここで焦点指示子は図１５Ｄで示されているようにシステムメモ リからビデオディスプレイへコピーされ、図１５Ｅで示されている焦点を結んだ パイグラフを生成する。 システムメモリの種々の画像、即ち、図１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｄで示されてい る画像が再構成および変形についてのその後のプロセスを速め続ける。例えば、 図１５Ａよりも複雑な背景表示が所望される場合にも、これは再構成または変形 の速度に影響しない。図１５Ｂで示されているパイグラフ画像の保存はさらにパ イグラフ変形期間に極めて高速度の取消し／やり直し動作のために与えられてい る。取消し／やり直し選択については後述する。 ダイナミック入力パイグラフの再構成 図４のステップ80の再構成は図１５および１７を参照して最良に理解される。 プログラムは決定ブロック290で開始し、ダイナミックパイグラフ背景中に変化 があるか否かの決定が行われる。ダイナミックパイグラフ背景に変化が存在する ならば、プログラムの論理動作はブロック292 に進行する。ブロック292 で、ダ イナミックパイグラフ背景は図１５Ａで示されているようにシステムメモリ中で 生成される。次に、ダイナミックパイグラフ背景とパイグラフは図１５Ｂで示さ れているように第２のシステムメモリで再設定される。ブロック294 で、図１５ Ａで示されたダイナミックパイグラフ背景は図１５Ｂで示されている第２のメモ リ位置にコピーされる。ブロック296 で、パイグラフは第２のシステムメモリ位 置で生成される。これらのステップは図１５Ｂで示されているような画像を生成 する。図１５Ｂで示されているパイグラフが一度システムメモリで準備されると 、ブロック298 でビデオディスプレイにコピーされ、必要ならば図１５Ｄで示さ れている焦点指示子が表示される。 本発明の別の構造では、幾つかのシステムがマスクされたコピーを通じて１ス テップで２つの画像を素早く直接的に結合する能力を有する。このような場合、 図１５Ａで示されている新しいダイナミックパイグラフ背景はブロック294 と29 6 とを置換する１つの“マスクされたコピー”で図１５Ｂで示されているような 複雑なパイグラフ画像と結合されることができる。この強力なマスクおよびコピ ー技術は、ビットマップまたはビデオディスプレイから種々の符号または他のア イテムを消去するか、或いはビットマップをビデオディスプレイに結合する等の 他の応用を発見するであろう。 決定ブロック300 で、パイくさびが焦点を得られたかまたは失われたかの決定 が行われる。焦点が１つのパイくさびから別のものへシフトされるならば、プロ グラムの論理動作はブロック302 に進行し、ここで古い焦点指示子は、ビデオデ ィスプレイ上の対応する焦点指示子に重ねて、図１５Ｂで示されているようなシ ステムメモリのダイナミックパイグラフ背景から必要な領域をコピーすることに よってまずビデオディスプレイから除去される。ブロック304 で、新しい焦点指 示子は図１５Ｄで示されているシステムメモリからコピーすることによって、ま たは描写によって、あるいは直接ビデオディスプレイを操作することによりビデ オディスプレイ上に位置される。 グラフの再構成は第１の段階で生成され、表示するよりも簡単で高速であるこ とに留意すべきである。これはコンピュータ使用者がパイグラフの表示に対して 長く待たせることになるが、彼等は僅かに変化されたパイグラフ画像の再表示に よる遅延に対しては待つことが少ないので意図的にこのようにするのである。 ダイナミックパイグラフの変形 図４のブロック84の変更ステップは図１５、１８を参照して最良に理解されよ う。拡大または縮小するくさびのみが変形されるので、変形は素早く行われるこ とに注意する必要がある。さらに、焦点指示の付加または除去が迅速に行われる 。 例えば、焦点指示子は、先にこれが描写され保存されている図１５Ｄで示され ているシステムメモリから図１５Ｃで示されているようにビデオデスプレイへコ ピーすることにより付加されることができる。焦点指示子は、図１５Ｂで示され ているシステムメモリの対応領域を図１５Ｃで示されたビデオデスプレイ上に重 ねてコピーすることによって図１５Ｅで示されているビデオデスプレイから除去 されることはできない。それ故ブロック310 で、焦点指示子はビデオデスプレイ から除去される。 決定ブロック312 で、使用者操作によって焦点を結んだパイくさびを拡大また は縮小させるか否かの決定が行われる。焦点を結んだパイくさびが拡大している ならば、焦点を有するパイくさびはブロック314 で単に再度描写され、操作され るエッジの位置まで隣接くさび部分を重ねる。一方、決定ブロック312 で、焦点 を結んだパイくさびが焦点を結んだパイエッジの操作を通じて使用者により大き さを減少されるか否かの決定が行われるならば、プログラムの論理動作は決定ブ ロック316 へ進行する。決定ブロック316 で、示されている焦点を結んだパイく さびが操作開始時よりも大きさが大きいか否かの決定が行われる。この例では、 使用者が最初に焦点を結んだパイくさびの大きさを増加し、ドラッグされたエッ ジを戻すように動作し、くさびを縮小するならば、パイの先の形状はブロック32 0 で回復される。従って、使用者に対しては、焦点を結んだパイくさびは最初に 隣接するパイくさびをカバーし、それからカバーを取るように見える。他の可能 性は、焦点を結んだパイくさびは開始から使用者操作により小さく作成されるこ とである。この場合では、隣接部分が拡大される。即ち、焦点を結んだパイエッ ジに隣接する他の焦点の結ばれていないパイくさびはブロック318 で拡大される 。 ブロック314，318，320 のいずれによるものかにかかわらず、プログラムの論 理動作がブロック322 へ進行し、ここで焦点指示子がビデオディスプレイ上で置 換される。焦点指示のこの置換は前述したようにコピーまたは表示によって達成 されることができる。 この例の方法の詳細な部分についての説明は、本発明の広い概念の特徴または 原理を制限または限定することを目的とするものではない。例えば焦点を結んだ パイくさびの大きさを大きくするとき均等に焦点の結ばれていないパイくさびを 縮小する等のパイグラフに関する動作の他のモードが設計できることが明白であ る。多数の変更および変形が本発明の技術的範囲を逸脱せずに行われることが考 察される。 システムメモリの中間グラフィックビットマップの使用 グラフィックは使用者とコンピュータ間のインターフェイス手段として非常に 望ましいものであるが、コンピュータグラフィックプログラムは１つの重大な欠 点を有する。これらはシステムメモリ、記憶装置、（特に）高速度処理ユニット などの多量のリソースを必要とする。アニメーションは、１秒当り１０以上の回 数の迅速なグラフィック画像の再描写を含むので、これはアニメーションに対し ては問題の余地がない。今日一般的に使用されているハードウェア、動作システ ム、グラフィック環境は丁度、観察速度の点から信頼できるアニメーションを支 持することがかろうじて可能であるので、速度のためにグラフィックアニメーシ ョンルーチンを最適にすることが必要である。 ダイナミックグラフ操作に関係するアニメーションルーチンの速度を上げるた め、反復して行われる計算の中間結果が保存される。これは実際には位置の計算 に使用される変換係数等の数ならびに、ビデオデスプレイ上に表示される各重要 点の位置（ｘ，ｙ）をシステムメモリに記憶することを含む。さらに、グラフィ ックの中間ビットマップは最終的なグラフのビットマップと共に、システムメモ リに維持される。 高速度のビットブリット動作は、使用者が観察するためにシステムメモリに存 在するグラフィック画像の必要な部分をビデオディスプレイにコピーするために 使用される。表示用の最終的なグラフィック画像を作成するプロセスでは、ビッ トブリット動作は、システムメモリ中の１中間画像から別の中間画像へコピーす るためにしばしば使用される。例えば、図２５Ｃは図２５Ｄ−２５Ｆで示されて いるようなシステムメモリ中に保存された３ビットマップから生成されるクロス バー470 を有する線グラフ448 を示している。図２５Ｄは線グラフ448 に対する 背景、この場合は簡単な経緯線を示している。フレーム472 はビットマップ部分 ではなく、これはシステムメモリのビットマップ画像の限定を表すものである。 図２５Ｅは図２５Ｄのビットマップをコピーし、焦点の結ばれていないデータセ ットを表示する線464，468を描くことにより生成される。図２５Ｆはシステムメ モリ中で作成される第３のビットマップを示している。このビットマップは図２ ５Ｅのピットマップをコピーし、クロスバー470 と焦点の結ばれた線データ点46 6 を描写することにより生成される。 使用者が操作して使用者操作装置を動かされるとき、移動に応答するプログラ ム部分は、反復して使用者操作装置の通路に沿った多数の点で急速に連続的に呼 び出される。プログラム部分の第１のステップは、図２５Ｅから対応する領域で 重ねてコピーすることにより変化する図２５Ｆの焦点を結んだ線データ点380 の 線セグメントを消去することである。新しい線セグメントは図２５Ｆのビットマ ップ上に描かれる。最終的に図２５Ｆのビットマップはビデオディスプレイにコ ピーされる。明らかに、グラフ全体をコピーするよりも変化する小部分をコピー する方が高速である。コピーに使用される座標が一度計算され、操作を継続する ときにその部分が呼出されたされたことに応答してそれに続いて使用されるよう に記憶されるべきである。 前述のことから、クロスバー470 などの余分の特性が存在するならば、対象目 標の別々のビットマップ画像を描写することが好ましいことも明白である。画像 が複雑であるならば、このような方法は全体としてプログラム速度を非常に増加 させることができる。棒線により描写される高速度グラフ描写方法とパイグラフ 描写方法は本発明で詳細に説明された。 マイクロソフト（商標名）ウィンドウズ（商標名）などのソフトウェアを実行 する低速システムにおいて、より有用なビデオディスプレイ描写プログラム部分 よりも、ポインタ動作に応答するプログラム部分内から、システムメモリおよび ビデオディスプレイ上のビットマップを塗ることが非常に重要である。今日与え られた典型的なプロセッサ速度は、全体として通常のビデオデスプレイ描写プロ グラム部分の遅延の待ち時間がプロセスを遅延する。これは操作期間中にビデオ ディスプレイ上の動き全体を容認できない程度に遅くする。 マウスによるダイナミックグラフの操作 ダイナミックグラフはマウスまたは他の使用者操作装置により変化されること ができる。データ値を表示するデータ表示素子は操作されることができる。使用 されるグラフィック環境用の通常のグラフィック操作技術が用いられる。例えば 本発明の実施に対する最初の省略は、前述の表記および学術用語で説明したマウ ス“ドラッグ”技術の使用である。 カーソル形状の変化はドラッグが開始されることができる位置を示すことがで きる。使用者は、図２１Ｆで示されている標準的なカーソルである矢印406 をビ デオディスプレイ上のダイナミックグラフを横切って掃引するためにマウスを使 用する。グラフを横切って掃引するとき、グラフィック素子がドラッグされるこ とができる領域上を通過するときに“人差し指を伸ばした手”398 に変形される 。線グラフ領域は例えば図２２Ｅの 418ａ−418ｈで示されている。カーソルの “ホットスポットが”これらの領域の１つにあるとき、カーソルが変形され、使 用者にグラフィック素子が操作可能であることを通知する。 別のタイプの指示子はグラフィック素子が操作されることができることを使用 者に合図する。符号等の焦点指示子が表示されることができ、これはマウスドラ ッグが開始されることができる位置を使用者に示す。たとえば、図２６Ａ−２６ Ｆで示されているダイナミックパイグラフを参照すると、白色符号480 とその反 対の色彩の符号482 がダイナミックパイグラフ内容で使用されている。図２６Ｃ で示されているように、カーソル 484bの“ホットスポット”が指示子の１つに あるとき、操作で使用される“人差し指を伸ばした手”に変化される。パイくさ びのエッジは図２６Ｃ−２６Ｅで連続して示されているように指示された点から パイ周辺でドラッグされることができる。１つのパイくさびの大きさの変化は隣 接するパイくさびの大きさも変化し、操作終了のときに全てのパイくさびに対応 する基礎となるグラフデータを変更する。本発明はそれ故、ダイナミック入力グ ラフのそれぞれのくさびを変化することにより拡散シートアプリケーションの多 重グラフデータを変化することができる。 パイグラフの他の種々の変形も考慮され、その中には（１）焦点を結んだパイ くさびが増加するとき、他のくさびにより表示される絶対量は変化せず、従って 表示されたグラフの総量は変化するもの、（２）焦点を結んだパイくさびが増加 するとき、総量は変化しないが、それぞれの他の量は各残りのゼロではないくさ びと同量だけ減少するもの、（３）焦点を結んだパイくさびが減少するとき、全 ての他の量は総量が変化しない程度まで増加するものが含まれる。 マージンへのドラッギング しばしば、使用者はグラフのマージンへ、即ちグラフ上の範囲の限界までデー タ素子を操作することを求める。使用者に対する便宜さの問題として、インター フェイスは使用者がマージンを僅かにオバーシュートし、オバーシュートが生じ ていないかのように動作することを可能にし、基本的に許容範囲を生成する。図 ２２Ｅを参照すると、オバーシュートの許容範囲は、透明窓を使用し、ダイナミ ックグラフの面よりも僅かに大きい操作領域 418ａ− 418ｈを表す透明窓を生成 することにより達成される。これは使用者がデータ素子を操作することを可能に しながら、マウス位置にそれがグラフ面のマージンを僅かに通過していることを 報告させる。 所望のオバーシュート許容量はプログラマの好みの問題である。それ故、許容 範囲は透明窓がグラフ面を越えてのびている量にしたがって調節される。好まし い実施形態では、オバーシュート許容係数はプログラム編集前のダイナミックグ ラフパラメータにより調節されるが、作動時間中の変更に対しても使用者制御に より変化可能なものにすることもできる。 ダイナミックグラフ操作期間中のマウス動作における取消し／やり直し ダイナミックグラフの操作はそれ自体ダイナミック動作であり、コンピュータ 使用者はしばしばダイナミックグラフの操作でミスをおかし、また時にはコンピ ュータ使用者はどのようにして進行したいかについてはっきりしない。多数のコ ンピュータプログラムは“取消し／やり直し”機構によって両者のこれらの状況 の使用者を助ける。コンピュータは単にシステム状態の経歴を維持し、使用者に よりリクエストされたとき、前の状態の再設定をバックアップする。コンピュー タ使用者によるリクエストは通常“取消し”ボタンをクリックするか“取消し” メニュー選択を選択することを含んでいる。１以上の動作のバックアップ後、典 型的に“やり直し”ボタンをクリックするかまたは“やり直し”メニューアイテ ムを選択することにより“取消した”ステップを繰り返すことが可能である。取 消したまたはやり直し動作は通常キー打ち、マウスを使用する選択またはマウス によるドラッグである。 本発明はコンピュータ使用者がマウスのような使用者操作装置によりダイナミ ックグラフの操作期間中に付勢することができる取消し／やり直し能力を有する 。この取消し／やり直し能力を使用して、コンピュータ使用者は操作が実際に行 われながら、操作に先立ってグラフとその関連する数字を再度表示することがで きる。２つのグラフ状態間で迅速に切換えることができるこの能力は所望のグラ フ形状と、関連するグラフデータを評価するのに有効であり、さらにコンピュー タ使用者が比類のない速度と容易さで可能なグラフおよび数字を評価することを 可能にする。 例示により、線グラフ 410に適用される取消し／やり直し動作の図解表示であ る図２２を参照する。ライングラフ410 上の線データ点412 の操作は通常、カー ソル414 の“ホットスポット”が図２２Ａ−２２Ｃで示されているようにクロス バー416 上またはその近くに存在する間に行われる。図２２Ｄで示されているよ うにカーソル414 がクロスバー416 の右または左に滑動されるとき、線グラフ41 0 と、関連する線データ点412 は最初の状態に即座に戻り、取消し特性を示す。 カーソル414 がクロスバー416 上に戻されると、線グラフ410 と線データ点412 は図２２Ｃで示されているように即座に新しい状態に戻され、やり直し特性を示 す。 別の例により、パイグラフに適用される取消し／やり直し動作の図解である図 ２６で示されたダイナミックパイグラフ478 を参照する。パイくさび486 の操作 は図２６Ｃ−２６Ｅで示されているように通常、カーソル 484bの“ホットスポ ット”がパイグラフ478 のエッジの内部またはその近くである限り進行される。 図２６Ｄで示されているように、パイグラフ364 を囲む円488 の外部へカーソル 484ｂが移動されるならば、取消し特性が開始され、パイくさび486 はその初期 状態に即座に戻る。カーソル 484ｂをパイグラフの円488 に戻すと、パイと数字 を新しい状態に即座に戻し、やり直し特性を示す。 図４で示されるダイナミック入力グラフプログラム全体のフロー図を参照する と、取消し／やり直し機能がブロック82で実行される。この特徴を実行するため ブロック82で、操作中、操作されたデータ表示素子の予測された動きに基づいて 、マウスまたは他の使用者操作装置が制限された限定範囲を通り越したか否かの 決定が行われる。例えば、垂直棒はグラフのマージンへ上または下方向にドラッ グされることができるが、それを超えることはできない。使用者により垂直に調 節される棒は合理的に右または左へドラッグすることは予測されない。この特性 は長方形等の境界を設定しマウスの移動範囲を限定することにより実行される。 この場合、長方形の境界は上部グラフマージンから下部グラフマージンまで延在 し、ドラッグされる棒素子に等しい幅を有する。しかしながら、使用者による操 作期間中に、ポインタが境界を越えて移動するならば、“取消し”特性が呼出さ れる。“やり直し”特性は同一の操作期間に、ドラッグを行うポインタが予め定 められた境界内に戻るならば、呼出される。 境界は与えられた棒の例などのように絶対的であるか、パイグラフ構成等のよ うに明瞭である。このような場合、パイグラフの境界円は領域の限定である。操 作ポインタは円内にあれば、操作は正常である。操作前に観察者がグラフの態様 を観察したいならば、ポインタを円自体の明瞭に示された境界の外部に移動する ことにより操作は“取消し”されることができる。したがって明瞭な境界は一時 的な“取消し”動作するために使用者が動かすことができる場所を示すのに使用 されることができる。操作期間中、境界外にポインタを移動すると操作前の状態 にグラフを再描写する。操作動作を継続しながら境界内に戻すと、通常のグラフ 操作を“やり直す”を続ける状態に戻す。ブロック82で、プログラムは“取消し ”状態が入力されたか否かを決定する。 “取消し”グラフ画像の描写は問題にしている特定グラフの画像を描写する通 常の方法または新しい方法で行われる。多数のパイくさびはもとの画像を回復す るために描写される必要があるので、幾つかのグラフはパイグラフ等の複雑な変 化を必要とする。このような複雑な変化は、使用者の視角からビデオディスプレ イ上に構成するのに長くかかり過ぎる。 しかしながら、図４の生成ブロック64、またはシステムメモリ内のビットマッ プとして図４のブロック82の操作ステップの開始でグラフ画像またはグラフの一 部分の画像を保存することが好ましい。例えば、図１６を参照すると、図１５Ａ で示されている全体中にパイグラフは保存されている。“取消し”時間に、プロ グラムはシステムメモリから図１５Ｂで示されているビデオディスプレイへ図１ ５Ａで示されているもとの画像を単にコピーするだけである。この方法はコンピ ュータ使用者に好まれる取消しのような“スナッピー”を行う。保存されたビッ トマップの使用は“やり直し”機能の実行でも応用できる。 キーボードの焦点 コンピュータシステムの極めて重要なハードウェア素子は使用者入力装置であ る。圧倒的多数の通常目的のコンピュータは現在、入力のためにキーボードを使 用する。マウスは、近年一般的になっており広く有効であるが、広く普及してい ないので、使用を好まないコンピュータ使用者も存在する。コンピュータプログ ラムへのグラフィック使用者インターフェイスはそれ故、キーボードを通じて十 分な機能性を支持している。 グラフィックシステムに対するキーボードインターフェイスは、（１）キーボ ード焦点を有するビデオディスプレイ上の要素を使用者に示さなければならず、 （２）要素から要素へ使用者が焦点を移動することを可能にしなければならず、 （３）キーボードを通じて使用者による各要素の制御を可能にしなければならな い。 明らかに、キーボード焦点が特定のグラフ上にあるとき、グラフ内の焦点は焦 点を結んだデータセットの焦点を結んだデータ素子上にあるべきである。本発明 のインターフェイスについてのこの観点を前述した。 キーボードを使用するダイナミックグラフ操作 グラフはキーボードを使用して直接操作されることができる。データ表示素子 は例えば上および下の矢印キーで変化されることができる。これらの上および下 の矢印キーは、線グラフのデータ点の場合のように、使用者が望んでいるデータ 表示素子の指示方向の移動を示すことができる。図２３Ａは線422 と、関連する 拡散シートアプリケーション424 とを有する線グラフ420 を示している。焦点は 拡散シートのセル426 上にあり、セルの太字の境界428 により指示されている。 好ましい実施形態では、図２３Ｂで示されているように、キーボードのタブキー を押すと、焦点を拡散シート424 から線グラフ420 へシフトする。キーボードキ ーまたはキーの任意の数字の組合わせが本発明にしたがって焦点をシフトするた めに使用されることが理解されよう。太字の境界428 はそれが囲むセル426 から 移動されていることに留意すべきである。また、グラフは焦点を結んだ線データ 点の位置を示すことと共に、ダイナミック線グラフ上の焦点の存在を示すために 付加されるクロスバー428 を有することにも留意すべきである。 図２３Ｃは“下方向の矢印”カーソル制御キーを１０回押すことによって線デ ータ点422 に対応するグラフデータの値を１０ユニットだけ減少した後の線グラ フを示している。矢印キーはセル426 で示された基礎となるグラフデータが設定 量だけ増加または減少されるべきであることを示している。この場合、量は１回 のキー打ちにつき、１ユニットである。各キー打ちの変化量はコンピュータプロ グラムにより省略されるか、または使用者により設定されることができる。 ２つの素子が変化しているのでパイグラフは特別な場合を示すことに留意すべ きである。１つのパイくさびが大きさを減少するとき、別のパイくさびが増加す る。このような場合、本発明は、図２６Ｃで示されているように付加的な焦点パ イ指示子符号480，482を有する焦点を結んだパイくさびを示す。焦点指示子符号 の１つ、この場合では白色の符号480 はキーボードの焦点が焦点を結んだパイく さびにあるエッジを示すことに使用される。したがって、図２６Ｃと図２６Ｄを 対比することによって示されるように“上方向の矢印”は指示されたエッジの焦 点を結んだパイくさびを増加し、“下方向の矢印”は対応して焦点を結んだパイ くさびを減少する。 ダイナミックグラフの識別 コンピュータ使用者にとって２つのダイナミックグラフタイプ間の区別をする ことは便利である。ダイナミックグラフは異なった外見を必要とし、それ故、使 用者はダイナミック出力グラフを無益に変化しようとせず、ダイナミック入力グ ラフの操作の実行を失敗しない。 特定のグラフまたはグラフ素子が操作されることができるか否かの決定につい ての使用者の第１の可視的な合図は、現存の出力のみのグラフから新しい入力グ ラフを識別することである。グラフはこの場合、面取り形状のフレームにより操 作されることができることを使用者に示す。したがってダイナミック入力グラフ はダイナミックまたは伝統的な出力グラフであるかの識別が可能である。図２０ Ａは図２０Ｂで示されているダイナミックまたは伝統的な出力線グラフの形状と 異なったダイナミック入力線グラフの１つの可能な異なった形状を示している。 図２０Ａで示されているダイナミック入力線グラフ370 は、面取り形状であり 囲まれたディスプレイ表面から押し出されまたは突き出されたフレーム372 を有 する。変更されることができるグラフ領域はフレームに押し込められるかまたは その内部に設けられているフィールド374 であるように見える。ダイナミック入 力線グラフ370 はまた手の形状のカーソル376 により示される。対照的に、この 例では図２０Ｂで示される出力線グラフ378 にフレーム380 が与えられ、これは ディスプレイ表面に太いエッチングされた境界を有するように見え、簡単な境界 382 はグラフ自体の表面をフレーム380 から分離する。出力線グラフ378 は標準 的な矢印のカーソル384 を有する。この区別は使用者がダイナミック入力グラフ と他のタイプのグラフとの区別を行うことを可能にするため使用者に対して対比 した可視的合図を与える。 操作されるデータセットの決定 多数のデータセットを表すグラフに対して、特定のグラフまたはグラフ素子が 操作されることができるか否かの決定においての使用者に対する別の可視的合図 は焦点を結んだデータセットに関する。特に、所定の瞬間に操作されることがで きるデータセットが使用者に示される。データセットは例えばグラフデータセッ ト位置とグラフデータセットの可視的処理、またはデータセットのグラフィック カラーに一致する（線グラフ関係中の）クロスバー等の指示子の着色により指示 される。 グラフ素子の位置は図１９Ａの棒グラフ350 で示されているようにオバーラッ プするように作成され、ここでは各棒データセット354 の集合の棒素子がオバー ラップしている。各集合の左端の棒素子はそれによって最も前方にあるように見 えるようにされており、焦点を結んだ棒素子358 を有する焦点を結んだ棒データ セット356 を示しており、一方右端のものは最も後方に見える。この場合、前方 の棒素子は焦点を結んだデータセットに属す。グラフデータセットの可視的処理 は現在焦点を結ばれているセットも示している。例えば、図１９Ｂの線グラフ36 0 では、焦点を結んだデータセット362 は実線で表され、焦点の結ばれていない データセット 364，366 は破線または点線で示されている。焦点指示子はまた図 １９Ｂのようにクロスバー368 等を線グラフに付加されることができる。 所望のデータセットの選択 多数のデータセットを表すグラフでは、焦点を結んだデータセットは使用者に より選択されることができる。使用者はキーボードからまたはマウスにより選択 することができる。データセットは例えば“ページアップ”または“ページダウ ン”キーを使用してキーボードから変化させることができる。いくつかのシステ ムでは、これらのキーは“次”、“前”または“先”として知られている。デー タセットはまた拡散シート上のデータ素子をクリックし、例えばタブキーによっ てグラフ上に再度焦点を結ぶことによりマウスで選択されることができる。他の 機構としてはデータセットの名称またはある幾つかの他の指示子を有する選択 （無線）ボタンをクリックするか、またはダイナミックグラフ自身の上のデータ セットのグラフィック素子をクリックすることが含まれている。 キーボードの場合、図２４は焦点を結んだデータセットが変化されるときのダ イナミック線グラフ430 の外見が変化する態様の１例を示している。“ページダ ウン”キーが使用されるとき、図２４Ａの実線 432aが図２４Ｂの破線 432bに変 化する。対応して、破線 434ａが図２４Ｂの実線 434ｂに変化され、新しく焦点 を結んだデータセットを表す。“ページダウン”キーが再度押される時、図２４ Ｂで示されている状態から、焦点を結んだデータセットは再度変化し、それによ って線は実線であり、それが焦点を結んだデータセットを表していることを示し ている。それぞれの場合、好ましい実施形態では、クロスバー436 はまた色を新 しい焦点を結んだデータセットを表す新しい実線の色に一致するように変化させ る。 無線ボタンの使用が図２５Ａ、２５Ｂのダイナミック線グラフ448 で示されて いる。この場合、無線ボタンボックス456 の無線ボタン450，452，454 は、対応 するグラフ線464，466，466 をそれぞれ表しており、また行３、４、５の対応す る拡散シート線458，460，462 をそれぞれ表している。本発明の好ましい実施形 態では、図２５Ａのボタン454 がクリックされるとき、幾つかのことが生じる。 即ち（１）焦点が無線ボタンボックス456 にシフトされ、（２）グラフがその焦 点が失われたことを通知され、（３）選択されたボタン（この場合454）を関連 するシステム要素が教えられる。関連するシステム要素は典型的に新しい焦点を 結んだデータセットが存在することをその時にダイナミックグラフに通知する。 ダイナミックグラフはそれに焦点が失われたことを通知されるとき、（クロスバ ー470 等の）焦点の指示子を移動する。 新しい焦点を結んだデータセットが存在することを発明された要素が通知され るとき、図２５Ａ、２５Ｂのような新しい焦点を結んだデータセットを表示する ことにより応答し、図２５Ａの破線 468ａは図２５Ｂで実線 468ｂになり、図２ ５Ａの実線 464ａは図２５Ｂで破線 464ｂになる。 操作されるデータ素子の決定 特定のグラフまたはグラフ素子が操作されることができるか否かを決定するこ とについての使用者に対する別の可視的合図は焦点を結んだデータ素子と、変化 するように設定されたデータ素子に関する。コンピュータ使用者にとって、操作 されることができるグラフデータ素子を知ることは有効である。焦点を結んだデ ータ素子は前述したように例えば、それを面取り形状にし、クロスバーを付加し 、または白色の方形等の小さい指示子を表示することにより指示される。 図１９Ａ、１９Ｂ、２６Ａを参照すると、焦点指示子の例が示されている。面 取り形状の例は図１９Ａに示されており、そこでは１つの棒素子358 が面取り形 状を与えられ、これは焦点を結んだ素子であることを示している。図１９Ｂでは 、クロスバー368 が焦点を結んだ線データ点を示している。図２６Ａでは焦点素 子である白色の方形480 が焦点を結んだパイくさびに関して変化が生じる箇所を 示している。 所望なデータ素子の選択 焦点が結ばれたデータ素子はまた使用者により選択または切り換えられること もできる。焦点を結んだデータセットのように、焦点を結んだデータ素子の選択 または切換えはキーボードまたはマウスから行われることができる。図２１は本 発明のダイナミック線グラフを示しており、これは“過去の４部分の１／未来の ４分の１”の拡散シートアプリケーション392 で示されているグラフデータを表 示したダイナミック線グラフ390 を表示しており、ここで過去の４分の１の図形 は歴史的事実の問題であり、それ故変化不可能であり“保護”される。未来の４ 分の１の図形は対照的に計画に使用され、使用者操作により変化されることがで きる。 新しい焦点を結んだデータ素子は右または左指向の“矢印キー”などによりキ ーボードから選択されることができる。“矢印キー”は現在焦点を結んだデータ 素子に関して所望の新しい焦点の結ばれたデータ素子の方向を示している。図２ １Ａと２１Ｂは“左方向の矢印”カーソル制御キーを使用した結果を示している 。図２１Ａでは、ダイナミック線グラフ390 はクロスバー396 により示されてい るグラフ上の２Ｑの未来の年の時点に焦点を結んだデータ素子 394ａを有する。 “左方向の矢印”キーが押される時、クロスバー396 が移動される。新しい状況 が図２１Ｂで示されており、新しい焦点を結んだデータ素子は、１Ｑの未来年で クロスバー396 の新しい位置 394ｂにより示されている。 データ素子はマウスまたはデータ素子上のクリックにより選択されることもで きる。図２１Ｃは焦点を結んだ線データ点 394ｂが２Ｑの未来年にある状況を示 しており、カーソル398 は３Ｑの未来年の線データ点 394Ｃ上でクリックするよ うに位置される。図２１Ｄは後続する操作状態を示しており、焦点を結んだデー タ素子 394Ｃはマウスのクリックにより３Ｑの未来年の位置へ変化されている。 拡散シート中で保護されまたは変化不可能である数字のグラフィック素子が存 在してもよいので、使用者がこれらの保護されたグラフィック素子を区別するこ とが所望される。前述したように、保護されたデータ点は変化されてはならない ので、焦点を結んだデータ素子として使用者によって選択されることはできない 。例えば使用者がクロスバー396 を保護フィールドに移動しようと試みた時に、 データ素子が保護され操作されることができないことを使用者に通知するメッセ ージを示す等により、この保護は明瞭に使用者に注意を促す。図２１Ｅは使用者 が焦点を結んだデータ素子を１Ｑの未来年から４Ｑの過去の年の保護された線デ ータ点404 の位置に移動するために“左方向の矢印”のカーソル制御キーを使用 しようと試みた場合、発明された要素が使用者に表示することができる警告メッ セージ402 を示している。 操作されることができる素子上を掃引するとき、カーソルの形状を変化するこ とによってカーソル398 を変形する等によって、この保護は盲目的に使用者に注 意を促すことができる。データの保護特性を示した使用者への明瞭なメッセージ の１例を前述した。図２１Ｆを参照すると、使用者に通知する確実な方法の１例 は、使用者が変化可能であるデータ素子上をカーソルが掃引したときに、標準的 な“矢印”形状406 から“人差し指を伸ばした手”の形状にカーソル形状を変化 することによる例である。現在の例では、カーソルは線グラフ上の過去４分の１ の点に隣接する矢印406 として存在する。カーソルは変化可能な未来の４分の１ のグラフ線データ点上の領域で“人差し指を伸ばした手”398 に変化する。ただ １つのカーソルが実際には一時的に表示されるが、８個のカーソル406，398が種 々の線データ点位置で使用者が観察するカーソルを示すように図２１Ｆで示され ている。“手”のカーソル398 はこれらの線データ点でダイナミックグラフが変 形されることができることを使用者に通知し、一方、一般的で変化されない“矢 印”のカーソル406 は保護された線データ点が操作されることができないことを 使用者に通知する。 構成の要約 本発明はここで前述して示し説明した本発明の技術的範囲を逸脱することなく 種々の特別例または関連で変形されてもよく、その方法および装置は有効な実施 形態の例示および説明のみを目的とするもので本発明が実施または動作される全 ての種々の変形形態を示すものではなく、本発明はここで説明した特定の実施形 態または特別な使用法に限定されることを意図するものではない。例えば、ダイ ナミックグラフの生成および変更は前述のタイプのグラフに限定されず、面積グ ラフ、重ねられた棒グラフ、極座標グラフのようなグラフおよび、対数、指数、 その他の非線形スケールを含むより複雑なスケールを使用するグラフ、焦点を結 んだデータセットで使用するためのスケールの指示および異なったスケールを有 する異なったデータセットを有する単一グラフ上の多重スケールと、変化可能な スケールおよび／またはグラフ上の限定と、グラフ背景でドラッグ可能なスケー ル線等を含んでもよい。 多数の変化および変形が前述の本発明の技術的範囲を逸脱することなく本発明 のダイナミックグラフの形状または機能に対して行われることがさらに考慮され る。例えば、このような変化は、背景または最も目立ったデータ表示素子上で保 護されたデータ表示素子にグラフィック的に異なった形状を与えることを含んで もよく、（通貨または国旗のシンボル等の）ビットマップ画像はグラフ背景、グ ラフ棒、パイくさび、または面積グラフのデータ範囲で使用されてもよく、グラ フおよびその素子のドラッグおよびドロップ形態はプログラマの好みにしたがっ て付加されてもよく、使用者が線の太さ、色、スペース、大きさと重量等のタイ トルおよびフォント特性で使用されるフォントのような種々のグラフィック素子 の特性を制御する能力が許容され、１００％、ゼロ％等、限定またはレベルに到 達されまたはそれを横切るとき使用者が選択可能な予め設定された最小または最 大値または警告メッセージを使用者にさらに通知するため音響特性が付加されて もよく、データ表示素子は、警告を示すためまたはその他の方法で使用者にプロ グラムの顕著な状況を通知するため緑色から黄色または赤色等に色を変化するよ うに設計されてもよい。 本発明はダイナミックグラフを使用することができるビデオディスプレイおよ びコンピュータシステムに同様に適用可能であり、拡散シート応用を伴って使用 される構造に限定されないことが容易に明白であろう。例えば、本発明は特定の 目的の装置またはシステムで使用されることができ、これは照明の色彩バランス または強度レベル、容器、プロセスまたは装置の温度と、室内、プロセスまたは 装置の気体混合物の湿度、音量、反響またはトーンなどの音出力特性と、流体、 ガスまたは生産ラインまたは道路等の別々の成分の流動速度を表示し制御するグ ラフィックパネルを含むことができる。このような特別目的の装置またはシステ ムにより制御される変化可能な事項は時間の関数または、他の独立した変数の機 能として制御されることができる。例えば、自動車が高速道路で許容されている 速度は１日の時間帯の関数として制御されるだけでなく、高速道路の交通量の関 数として制御されることができる。同様に、冷却水の流動速度は冷却される対象 目標の温度の関数として制御されることができる。本発明の重要な観点はダイナ ミックグラフを生成し使用し、基礎となるデータを表示するグラフの直観的操作 により基礎となるデータを変更する能力にある。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｇ０９Ｇ 5/08 Ｇ０６Ｆ 15/72 ３６０ 5/36 ５１０ 15/22 ３１０Ｐ (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，Ｓ Ｄ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ 【要約の続き】 けでなくダイナミックグラフに対応する基礎となるグラ フデータの変更を含んでいる。それによって、この方法 および装置は、表示ダイナミックグラフの直観的操作に より使用者がデータを変更し、関連するデータ間の相互 関係を変更する簡単で容易な方法を提供する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）データのダイナミックグラフィック表示の操作によって、処理ユニット、 システムメモリ、使用者操作装置、ビデオディスプレイを有するコンピュータシ ステムで使用するためのデータを変更する方法において、 （ａ）データ表示素子を使用してダイナミックグラフィック表示を生成し、デ ータ素子は焦点を結ばれていても焦点を結ばれていなくてもよい少なくとも１つ のデータ表示素子を有するグラフィック素子を含んでおり、 （ｂ）使用者操作装置から受信された入力に基づいて焦点情報を決定し、 （ｃ）焦点情報が焦点の結ばれていないデータ表示素子を示すならば、焦点情 報により示されたデータ表示素子へ焦点をシフトするためにダイナミックグラフ ィック表示を再構成し、 （ｄ）使用者操作装置から受信された入力に基づいて、焦点を結んだデータ表 示素子に関する変更情報を決定し、 （ｅ）変更情報にしたがって焦点を結んだデータ表示素子を変更し、 （ｆ）変更情報にしたがって焦点を結んだデータ表示素子に対応してシステム メモリ中に記憶されたデータを変更することを特徴とするデータ変更有する方法 。 （２）（ａ）データ表示素子は保護されても保護されなくてもよく、 （ｂ）ダイナミックグラフィック表示を生成するステップは、初期データに基 づいたデータ表示素子保護情報の決定を含んでおり、 （ｃ）焦点情報を決定するステップが、使用者操作装置から受信した入力がデ ータ表示素子保護情報を使用して保護されたデータ表示素子を指示するか否かの 決定を含んでおり、 （ｄ）ダイナミックグラフィック表示を再構成するステップが、焦点情報が保 護されたデータ表示素子を指示するならば、ダイナミックグラフィック表示の現 在の状態を維持するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （３）（ａ）コンピュータシステムが、ダイナミックグラフィック表示の操作に より影響される関連するシステム要素をさらに含んでおり、 （ｂ）焦点情報を決定するステップが、使用者操作装置から受信された入力が 保護されたデータ表示素子を指示していることを関連するシステム要素に通知す ることを含んでいる請求項２記載の方法。 （４）ダイナミックグラフ表示を生成するステップにおいて、 （ａ）初期データを決定し、 （ｂ）初期データを使用してデータ表示素子を生成し、 （ｃ）システムメモリ中に生成されたデータ素子を保存し、 （ｄ）ビデオディスプレイ上で生成されたデータ素子を使用してダイナミック グラフィック表示を表示するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （５）（ａ）焦点情報にしたがってダイナミックグラフィック表示を再構成する ステップがシステムメモリからのデータ素子の使用を含み、 （ｂ）焦点を結んだデータ表示素子を変形するステップがシステムメモリから のデータ素子の使用を含んでいる請求項４記載の方法。 （６）（ａ）焦点情報にしたがってダイナミックグラフィック表示を再構成する ステップが、 （ｉ）初期データに基づいて新しいデータ素子を決定し、 （ii）システムメモリ中に新しいデータ素子を保存することを含み、 （ｂ）焦点を結んだデータ表示素子を変更するステップがシステムメモリから の新しいデータ素子の使用を含んでいる請求項１記載の方法。 （７）（ａ）コンピュータシステムはさらにダイナミックグラフィック表示の操 作により影響される関連するシステム要素を含み、 （ｂ）ダイナミックグラフィック表示はダイナミックグラフィック表示内に焦 点を結んだ、および焦点の結ばれていないデータ表示素子を示す焦点特性を含ん でおり、 （ｃ）焦点情報はダイナミックグラフィック表示の焦点特性の変化を示す情報 を含んでおり、 （ｄ）焦点情報がダイナミックグラフィック表示の焦点特性の変化を指示する ならば、ダイナミックグラフィック表示を再構成するステップが、 （ｉ）システムメモリにダイナミックグラフィック表示の焦点特性を保存し、 （ii）関連するシステム要素がダイナミックグラフィック表示を変更するなら ば、ダイナミックグラフィック表示の保存された焦点特性を変更し、 （iii）ビデオディスプレイ上の焦点特性にしたがってダイナミックグラフィ ック表示を表示するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （８）（ａ）使用者操作装置はダイナミックグラフィック表示内の位置を指示す るために使用された操作を行うことができるポインタおよびボタンを含んでおり 、 （ｂ）焦点情報を決定するステップは、 （ｉ）ポインタの位置の監視し、 （ii）使用者操作装置のボタンを監視し、 （iii）ボタンが操作されたならば、ダイナミックグラフィック表示内のポイ ンタの位置を決定するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （９）（ａ）ダイナミックグラフィック表示は棒グラフを含み、 （ｂ）データ表示素子は最小および最大点を有する棒素子を含み、 （ｃ）棒グラフを生成するステップは、 （ｉ）棒グラフパラメータおよび棒データを含んだ初期データを決定し、 （ii）棒グラフのパラメータ内の棒素子の最小点を表示するために必要とされ る初期データおよびスケーリング係数を使用して最小の棒値を決定し、 （iii）棒グラフのパラメータ内の棒素子の最大点を表示するために必要とさ れる初期データおよびスケーリング係数を使用して最大の棒値を決定し、 （iv）最小の棒値および最大の棒値と棒データとを使用して棒素子の棒ディス プレイ特性を生成し、 （ｖ）ビデオディスプレイ上の棒ディスプレイ特性を使用して棒グラフおよび 対応する棒素子を表示するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （１０）（ａ）使用者操作装置は、位置によって棒グラフのパラメータ内の対応 する焦点を結んだ棒素子の棒データを指示するポインタを含んでおり、 （ｂ）焦点を結んだ棒素子に関する変更情報を決定するステップは、 （ｉ）棒グラフのパラメータ内のポインタの位置を監視し、 （ii）ポインタの位置に基づいて新しい棒データを決定し、 （iii）最小の棒値と最大の棒値と新しい棒データを使用して棒素子の新しい 棒ディスプレイ特性を生成することを含んでおり、 （ｃ）変更情報にしたがって焦点を結んだ棒素子を変更するステップは棒ディ スプレイ特性にしたがって棒グラフと、対応する棒素子を変更するステップを含 んでいる請求項９記載の方法。 （１１）（ａ）ダイナミックグラフィック表示は線グラフを含み、 （ｂ）データ表示素子は最小および最大線データ点を有する線データセットを 含み、 （ｃ）線グラフを生成するステップは、 （ｉ）線グラフパラメータおよび線データを含んだ初期データを決定し、 （ii）線グラフのパラメータ内に線データセットの最小点を表示するために必 要とされる初期データおよびスケーリング係数を使用して最小の線値を決定し、 （iii）線グラフのパラメータ内に線データセットの最大点を表示するために 必要とされる初期データおよびスケーリング係数を使用して最大の線値を決定し 、 （iv）最小の線値および最大の線値と線データとを使用して線データセットの 線ディスプレイ特性を生成し、 （ｖ）ビデオディスプレイ上の線ディスプレイ特性を使用して線グラフおよび 対応する線データセットを表示するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （１２）（ａ）使用者操作装置は、その位置によって線グラフのパラメータ内の 対応する焦点を結んだ線データセットの線データを指示するポインタを含んでお り、 （ｂ）焦点を結んだ線データ点に関する変更情報を決定するステップは、 （ｉ）線グラフのパラメータ内のポインタの位置を監視し、 （ii）ポインタの位置に基づいて新しい線データを決定し、 （iii）最小の線値と最大の線値と新しい線データを使用して線素子の新しい 線ディスプレイ特性を生成するステップを含んでおり、 （ｃ）変更情報にしたがって焦点を結んだ線データ点を変更するステップは線 ディスプレイ特性にしたがって線グラフと、対応する線データセットを変更する ステップを含んでいる請求項１１記載の方法。 （１３）（ａ）ダイナミックグラフィック表示は線グラフを含み、 （ｂ）データ表示素子は、少なくとも２つの線データ点と、操作されることの できる焦点を結んだ線データ点と、焦点の結ばれていない線データ点とを含んだ 線データセットを含んでおり、線部分は２つの線データ点との間の距離に延在し 、 （ｃ）使用者操作装置は線グラフのパラメータ内の位置を示すポインタを含み 、 （ｄ）焦点を結んだ線データ点に関する変更情報を決定するステップが、 （ｉ）線グラフのパラメータ内のポインタの位置を監視し、 （ii）ポインタの位置に基づいて新しい線データを決定し、 （iii）最小の線値と最大の線値と新しい線データを使用して新しい線部分を 生成するステップを含んでおり、 （ｅ）変更情報にしたがって線グラフを変更するステップは、 （ｉ）２つの線データ表示点の間で線部分を移動し、 （ii）ビデオディスプレイ上に新しい線部分を表示するステップを含んでいる 請求項１１記載の方法。 （１４）（ａ）ダイナミックグラフィック表示は線グラフを含み、 （ｂ）少なくとも２つの線データ点と、焦点を結んだ線データ点と、焦点の結 ばれていない線データ点を含んだ線データセットを含み、 （ｃ）焦点を結んだ線データセットは焦点を結んだ線データ点にしたがった焦 点指示子を含み、 （ｄ）焦点を結んだ情報にしたがって線グラフを再構成するステップが、 （ｉ）焦点を結んだ線データ点から焦点指示子を移動し、 （ii）焦点の結ばれていない線データ点へ焦点指示子を付加するステップを含 んでいる請求項１記載の方法。 （１５）（ａ）ダイナミックグラフィック表示はパイグラフを含み、 （ｂ）データ表示素子は少なくとも１つの使用者操作可能なエッジを有する少 なくとも１つのパイ素子を含み、 （ｃ）パイグラフを生成するステップが、 （ｉ）パイグラフパラメータとパイデータを含んだ初期データを決定し、 （ii）パイグラフのパラメータ内のパイ素子を表示することを必要とする初期 データとスケーリング係数を使用して各パイ素子のパイ素子値を決定し、 （iii）パイ素子値とパイデータを使用してパイ素子のパイディスプレイ特性 を生成し、 （iv）ビデオディスプレイ上のパイディスプレイ特性を使用してパイグラフお よび対応するパイ素子を表示するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （１６）（ａ）パイグラフはさらに対応する焦点指示子を有する焦点を結んだパ イグラフを含み、 （ｂ）使用者操作装置はパイグラフのパラメータ内のパイ素子のエッジの位置 を指示するポインタを含んでおり、 （ｃ）パイグラフのパラメータ内のパイ素子の大きさは対応するパイデータ値 を表し、 （ｄ）焦点を結んだパイ素子に関する変更情報を決定するステップが、 （ｉ）パイグラフのパラメータ内のポインタの位置を監視し、 （ii）ポインタの位置に対応するパイ素子の大きさの変化に基づいて新しいパ イデータを決定し、 （iii）パイ素子値と新しいパイデータを使用してパイ素子の新しいパイディ スプレイ特性を生成するステップを含み、 （ｅ）変更情報にしたがって焦点を結んだパイ素子を変更するステップは、パ イグラフと、対応するパイ素子をパイディスプレイ特性にしたがって変更するス テップを含んでいる請求項１５記載の方法。 （１７）（ａ）パイグラフは少なくとも２つのパイ素子と、焦点が結ばれたパイ 素子と少なくとも１つの焦点の結ばれていないパイ素子を含み、 （ｂ）ポインタの位置に基づいて新しいパイデータを決定するステップは焦点 の結ばれたパイくさびの大きさの変更の決定を含み、 （ｃ）パイディスプレイ特性にしたがってパイグラフと、対応するパイ素子を 変更するステップが、 （ｉ）パイディスプレイ特性が焦点を結んだパイ素子の大きさの増加を指示し たならば、焦点が結ばれたパイ素子の大きさを増加し、 （ii）パイディスプレイ特性が焦点の結ばれたパイ素子の大きさの減少を指示 したならば、焦点の結ばれていないパイくさびの大きさを増加することにより焦 点の結ばれたパイ素子の大きさを減少するステップを含んでいる請求項１６記載 の方法。 （１８）（ａ）パイグラフは少なくとも２つのパイ素子を含み、 （ｂ）システムメモリに記憶されたデータを変更するステップが少なくとも２ つのパイ素子に対応するパイデータを変更するステップを含んでいる請求項１５ 記載の方法。 （１９）システムメモリに記憶されているデータを変更するステップは、１つの パイ素子に対応するパイデータへの変化が、異なったパイ素子に対応するパイデ ータへの変化を正確にオフセットするようにパイデータを変更するステップを含 んでいる請求項１８記載の方法。 （２０）システムメモリに記憶されているデータを変更するステップが、少なく とも２つのパイ素子に対応するパイデータの実質的な変化がゼロであるようにパ イデータを変更するステップを含んでいる請求項１８記載の方法。 （２１）（ａ）ダイナミックグラフィック表示がパイグラフを含み、 （ｂ）データ表示素子が少なくとも２つのパイ素子、即ち対応する焦点指示子 を有する焦点を結んだパイ素子および焦点の結ばれていないパイ素子とを含んで おり、 （ｃ）焦点情報にしたがってパイグラフを再構成するステップが、 （ｉ）焦点が結ばれたパイ素子から焦点指示子を移動し、 （ii）焦点指示子を焦点の結ばれていないパイ素子に付加するステップを含ん でいる請求項１記載の方法。 （２２）（ａ）パイグラフを生成するステップが、システムメモリ中の対応する 焦点指示子なしにパイグラフのパイ素子を保存するステップをさらに含んでおり 、 （ｂ）焦点を結んだパイ素子から焦点指示子を除去するステップがパイグラフ の保存されたパイ素子を使用するステップを含んでいる請求項２１記載の方法。 （２３）（ａ）使用者操作装置が、 （ｉ）ダイナミックグラフィック表示内の位置を示すポインタと、 （ii）ポインタの位置に対応してビデオディスプレイ上に表示され、少なくと も１つの活性画像と少なくとも１つの不活性画像とを有するポインタ指示子とを 具備し、 （ｂ）ダイナミックグラフィック表示が操作することができるデータ表示素子 に対応する少なくとも１つの活性領域を有し、 （ｃ）ポインタの操作が、 （ｉ）ポインタ動作の活性領域を監視し、 （ii）活性領域内にポインタ動作が存在しないならば、ビデオディスプレイ上 にポインタ指示子の不活性画像を表示し、 （iii）活性領域内にポインタ動作が存在するならば、ビデオディスプレイ上 にポインタ指示子の活性画像を表示するステップを含んでいる請求項１記載の方 法。 （２４）（ａ）ダイナミックグラフィック表示を生成するステップがダイナミッ クグラフィック表示パラメータを含んだ初期データの決定を含み、 （ｂ）変更情報にしたがって焦点の結ばれたデータ表示素子を変更するステッ プが、 （ｉ）変更情報が焦点を結んだデータ表示素子にダイナミックグラフィック表 示パラメータを越えさせるか否かを決定し、 （ii）ダイナミックグラフィック表示パラメータを超えるならば、ダイナミッ クグラフィック表示のパラメータ内の焦点を結んだデータ表示素子を表示するた めに必要とするスケーリング係数にしたがってデータ表示素子のディスプレイ特 性を生成するステップを含んでいる請求項１記載の方法。 （２５）ダイナミックグラフィック表示を生成するステップが、 （ａ）データ表示素子に対応する実際の基礎となるデータを示しているダイナ ミックグラフィック表示パラメータとデータ表示素子データとを含んでいる初期 データを決定し、 （ｂ）初期データを使用して各データ表示素子のデータ表示素子値を決定し、 ここでデータ表示素子値はダイナミックグラフィック表示のパラメータ内にデー タ表示素子を表示することを必要とされるスケーリング係数を示し、 （ｃ）データ表示素子値とデータ表示素子データを使用してデータ表示素子の データ表示素子ディスプレイ特性を生成し、 （ｄ）システムメモリ中にデータ表示素子のディスプレイ特性を保存し、 （ｅ）ビデオディスプレイ上のデータ表示素子ディスプレイ特性を使用して、 ダイナミックグラフィック表示と、対応するデータ表示素子を表示するステップ を含んでいる請求項１記載の方法。 （２６）（ａ）ダイナミックグラフィック表示内の対応する焦点の結ばれたデー タ表示素子のデータ表示素子データをその位置により指示するポインタを含んで いる使用者操作装置と、 （ｂ）焦点の結ばれたデータ表示素子に関する変更情報を決定するステップが 、 （ｉ）ダイナミックグラフィック表示のパラメータ内のポインタの位置を監視 し、 （ii）ポインタの位置に基づいて変更情報を計算するステップを含んでいる請 求項２５記載の方法。 （２７）（ａ）コンピュータシステムがダイナミックグラフィック表示の操作に より影響される関連するシステム要素をさらに含み、 （ｂ）ポインタの位置を監視するステップがダイナミックグラフィック表示の 操作の開始を関連するシステム要素に通知するステップを含んでいる請求項２６ 記載の方法。 （２８）（ａ）コンピュータシステムがダイナミックグラフィック表示の操作に より影響される関連するシステム要素をさらに含んでおり、 （ｂ）ポインタの位置を監視するステップがダイナミックグラフィック表示の 操作の終了を関連するシステム要素に通知するステップを含んでいる請求項２６ 記載の方法。 （２９）（ａ）データ表示素子が、データを変更するため焦点の結ばれたデータ 表示素子の操作がその内部で行われる境界を限定している操作領域を含み、 （ｂ）変更情報を計算するステップが、システムメモリの焦点の結ばれたデー タ表示素子の操作前に焦点の結ばれたデータ表示素子のディスプレイ特性の保存 を含み、 （ｃ）焦点の結ばれたデータ表示素子を変更するステップは、ポインタの位置 が操作領域を超えるならば、保存され焦点の結ばれたデータ表示素子のディスプ レイ特性を使用して焦点の結ばれたデータ表示素子を回復するステップを含んで いる請求項２６記載の方法。 （３０）ポインタの位置が操作領域内にあるならば、焦点の結ばれたデータ表示 素子に関する変更情報を決定するステップは、 （ａ）ダイナミックグラフィック表示のパラメータ内のポインタの位置を監視 し、 （ｂ）ポインタの位置に基づいて変更情報を計算するステップを含んでいる請 求項２９記載の方法。 （３１）（ａ）コンピュータシステムはダイナミックグラフィック表示の操作に より影響される関連するシステム要素をさらに含み、 （ｂ）焦点の結ばれたデータ表示素子を回復するステップは、予め操作され焦 点を結んだデータ表示素子のディスプレイ特性の回復を関連するシステム要素に 通知するステップを含んでいる請求項２９記載の方法。 （３２）（ａ）使用者操作装置はダイナミックグラフィック表示のパラメータ内 の焦点を結んだデータ表示素子のデータ表示素子ディスプレイ特性の位置を指示 するために使用される操作を行うことができるボタンを含み、 （ｂ）ダイナミックグラフィック表示のパラメータ内の焦点を結んだデータ表 示素子の位置は対応するデータ表示素子データの値を表し、 （ｃ）ダイナミックグラフィック表示を生成するステップはさらに、初期デー タを使用するインクレメント値の決定を含み、インクレメント値はボタンの操作 に対応してダイナミックグラフィック表示のパラメータ内の焦点を結んだデータ 表示素子のデータ表示素子ディスプレイ特性の位置のインクレメント移動を限定 し、 （ｄ）焦点の結ばれたデータ表示素子に関する変更情報を決定するステップは 、 （ｉ）ボタンを監視し、 （ii）ボタンが操作されたならば、ダイナミックグラフィック表示のパラメー タ内で、焦点の結ばれたデータ表示素子のデータ表示素子ディスプレイ特性の位 置に基づいて、インクレメント値を使用して変更情報を計算するステップを含ん でいる請求項２５記載の方法。 （３３）コンピュータシステムにより使用されるとき、請求項１で限定されてい る方法で機能するようにコンピュータシステムに指令するために使用されること ができるコンピュータ読取り可能なメモリ。 （３４）処理ユニットと、第１、第２のシステムメモリ位置を有するシステムメ モリと、ビデオディスプレイを有するコンピュータシステムで使用するための背 景および少なくとも１つのデータ表示素子を有するデータのダイナミックグラフ ィック表示を生成する方法において、 （ａ）データ表示素子に対応する基礎となる実際のデータを示しているダイナ ミックグラフィック表示パラメータとデータ表示素子データとを含んでいる初期 データを決定し、 （ｂ）ダイナミックグラフィック表示パラメータを使用してデータ表示素子な しにダイナミックグラフィック表示の背景を生成し、 （ｃ）第１のシステムメモリ位置の背景を保存し、 （ｄ）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコピ ーし、 （ｅ）第２のシステムメモリ位置の背景上にデータ表示素子を生成し、 （ｆ）背景およびデータ表示素子を有する第２のシステムメモリ位置において ビデオディスプレイ上にダイナミックグラフィック表示を表示するステップを含 んでいる方法。 （３５）（ａ）データのダイナミックグラフィック表示はさらにダイナミックグ ラフィック表示タイプの識別子を含んでおり、 （ｂ）データ表示素子の生成ステップは第２のシステムメモリ位置において背 景上にダイナミックグラフィック表示タイプの識別子を生成するステップをさら に含んでいる請求項３４記載の方法。 （３６）第２のシステムメモリ位置の背景上にデータ表示素子を生成するステッ プは、 （ａ）初期データを使用して各データ表示素子に対するデータ表示素子を決定 し、ここでデータ表示素子値はダイナミックグラフィック表示のパラメータ内で データ表示素子を表示するために必要とされるスケーリング係数を示し、 （ｂ）データ表示素子値とデータ表示素子データを使用してデータ表示素子の データ表示素子ディスプレイ特性を生成し、 （ｃ）システムメモリ中にデータ表示素子ディスプレイ特性を保存し、 （ｄ）背景上にデータ表示素子ディスプレイ特性を使用してデータ表示素子を 生成するステップを含んでいる請求項３４記載の方法。 （３７）処理ユニットと、第１、第２のシステムメモリ位置を有するシステムメ モリと、ダイナミックグラフィック表示についての情報を監視し与える関連する システム要素と、ビデオディスプレイとを有するコンピュータシステムで使用す るための背景および少なくとも１つのデータ表示素子を有するデータのダイナミ ックグラフィック表示のデータを変更する方法において、 （ａ）ダイナミックグラフィック表示を生成するために、 （ｉ）データ表示素子に対応する実際の基礎となるデータを示しているダイナ ミックグラフィック表示パラメータおよびデータ表示素子データを含んでいる初 期データを決定し、 （ii）ダイナミックグラフィック表示パラメータを使用してデータ表示素子な しにダイナミックグラフィック表示の背景を生成し、 （iii）第１のシステムメモリ位置に背景を保存し、 （iv）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコピ ーし、 （ｖ）第２のシステムメモリ位置の背景にデータ表示素子を生成し、 （vi）背景およびデータ表示素子を有する第２のシステムメモリ位置において ビデオディスプレイ上にダイナミックグラフィック表示を表示し、 （ｂ）ダイナミックグラフィック表示を変更するために、 （ｉ）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコピ ーし、 （ii）第２のシステムメモリ位置の背景上に関連するシステム要素から受信さ れた情報にしたがって新しいデータ表示素子を生成し、 （iii）背景および新しいデータ表示素子を有する第２のシステムメモリ位置 においてビデオディスプレイ上にダイナミックグラフィック表示を表示するステ ップを含んでいるデータ変更方法。 （３８）処理ユニットと、システムメモリと、使用者操作装置と、ビデオディス プレイとを有するコンピュータシステムで使用される少なくとも１つのデータ表 示素子を有するデータのダイナミックグラフィック表示を生成する方法において 、 （ａ）ダイナミックグラフィック表示パラメータと、データ表示素子に対応す る実際の基礎となるデータを示しているデータ表示素子データと、使用者操作装 置によりダイナミックグラフィック表示の操作能力を指示する操作情報を含んだ 初期データを決定し、 （ｂ）ダイナミックグラフィック表示が使用者操作装置により操作されること ができないことを操作情報が指示したならば、出力ダイナミックグラフィック表 示を生成するステップを含んでいる方法。 （３９）（ａ）データのダイナミックグラフィック表示は背景およびダイナミッ クグラフィック表示タイプの識別子をさらに含んでおり、 （ｂ）メモリは第１、第２のシステムメモリ位置を含み、 （ｃ）出力ダイナミックグラフィック表示を生成するステップは、 （ｉ）ダイナミックグラフィック表示パラメータを使用してデータ表示素子な しにダイナミックグラフィック表示の背景を生成し、 （ii）第１のシステムメモリ位置に背景を保存し、 （iii）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコ ピーし、 （iv）第２のシステムメモリ位置において背景上にデータ表示素子を生成し、 （ｖ）第２のシステムメモリ位置において背景上にダイナミックグラフィック 表示タイプの識別子を生成し、 （vi）背景とデータ表示素子とダイナミックグラフィック表示タイプの識別子 とを有する第２のシステムメモリ位置でビデオディスプレイ上にダイナミックグ ラフィック表示を表示するステップを含んでいる請求項３８記載の方法。 （４０）データのダイナミックグラフィック表示の操作によりデータを変更する ために、処理ユニットと、システムメモリと、使用者操作装置と、ビデオディス プレイとを有するコンピュータシステムで使用される装置において、 （ａ）データのダイナミックグラフィック表示を表示するビデオディスプレイ と、 （ｂ）プログラム指令、データ、ビデオディスプレイ情報を記憶するシステム メモリと、 （ｃ）ダイナミックグラフィック表示を操作する使用者操作装置と、 （ｄ）使用者操作装置にしたがってビデオディスプレイ上に表示されるダイナ ミックグラフィック表示の操作にしたがってデータを変更するために、前記ビデ オディスプレイに結合する処理ユニットと、システムメモリと、使用者操作装置 とを具備し、 （ｉ）データ素子を使用してダイナミックグラフィック表示を生成し、それに おいてデータ素子は焦点の結ばれたまたは焦点の結ばれていない少なくとも１つ のデータ表示素子を有するグラフィック素子を含んでおり、 （ii）使用者操作装置から受信された入力に基づいて焦点情報を決定し、 （iii）焦点情報が焦点の結ばれていない表示素子を指示するならば、焦点情 報により指示されたデータ表示素子へ焦点をシフトするためにダイナミックグラ フィック表示を再構成し、 （iv）使用者操作装置から受信された入力に基づいて焦点が結ばれたデータ表 示素子に関する変更情報を決定し、 （ｖ）変更情報にしたがって焦点が結ばれたデータ表示素子を変更し、 （vi）変更情報にしたがって焦点が結ばれたデータ表示素子に対応するシステ ムメモリに記憶されたデータを変更する装置。 （４１）データのダイナミックグラフィック表示を生成するために、処理ユニッ トと、第１、第２のシステムメモリ位置を有するシステムメモリと、ビデオディ スプレイとを有するコンピュータシステムで使用する装置において、 （ａ）データのダイナミックグラフィック表示を表示するビデオディスプレイ と、 （ｂ）プログラム指令、データ、ビデオディスプレイ情報を記憶するための第 １、第２のシステムメモリ位置を有するシステムメモリと、 （ｃ）ビデオディスプレイ上で表示するためにデータのダイナミックグラフィ ック表示を生成するために前記ビデオディスプレイに結合する処理ユニットとシ ステムメモリとを含み、 （ｉ）ダイナミックグラフィック表示パラメータおよびデータ表示素子に対応 する実際の基礎となるデータを示しているデータ表示素子データを含んでいる初 期データを決定し、 （ii）ダイナミックグラフィック表示パラメータを使用してデータ表示素子な しにダイナミックグラフィック表示素子の背景を生成し、 （iii）第１のシステムメモリ位置で背景を保存し、 （iv）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコピ ーし、 （ｖ）第２のシステムメモリ位置の背景にデータ表示素子を生成し、 （vi）背景およびデータ表示素子を有する第２のシステムメモリ位置において ビデオディスプレイ上にダイナミックグラフィック表示を表示することを特徴と する装置。 （４２）（ａ）データのダイナミックグラフィック表示はさらにダイナミックグ ラフィック表示タイプの識別子を含み、 （ｂ）処理ユニットは第２のシステムメモリ位置で背景上にダイナミックグラ フィック表示タイプの識別子を生成することによりデータ表示素子を生成する請 求項４１記載の方法。 （４３）処理ユニットは、第２のシステムメモリ位置の背景にデータ表示素子を 生成し、それにおいて、 （ａ）初期データを使用して各データ表示素子に対するデータ表示素子値を決 定し、それにおいてデータ表示素子値はダイナミックグラフィック表示のパラメ ータ内でデータ表示素子を表示するために必要とされるスケーリング係数を示し 、 （ｂ）データ表示素子値およびデータ表示素子データを使用してデータ表示素 子のデータ表示素子ディスプレイ特性を生成し、 （ｃ）システムメモリ中にデータ表示素子ディスプレイ特性を保存し、 （ｄ）背景上にデータ表示素子ディスプレイ特性を使用してデータ表示素子を 生成することを特徴とする請求項４１記載の装置。 （４４）背景および少なくとも１つのデータ表示素子を有するデータのダイナミ ックグラフィック表示のデータを変更するために、処理ユニットと、第１、第２ のシステムメモリ位置を有するシステムメモリと、ダイナミックグラフィック表 示についての情報を監視し提供する関連するシステム要素と、ビデオディスプレ イとを有するコンピュータシステムで使用する装置において、 （ａ）データのダイナミックグラフィック表示を表示するビデオディスプレイ と、 （ｂ）プログラム指令、データ、ビデオディスプレイ情報を記憶するための第 １、第２のシステムメモリ位置を有するシステムメモリと、 （ｃ）ダイナミックグラフィック表示についての情報を監視し提供する関連す るシステム要素と、 （ｄ）関連するシステム要素により与えられる情報にしたがってデータを変更 するために、前記ビデオディスプレイに結合する処理ユニットと、システムメモ リと、関連するシステム要素とを有し、 （ｉ）ダイナミックグラフィック表示を生成するために、 （Ａ）ダイナミックグラフィック表示パラメータとデータ表示素子に対応する 基礎となる実際のデータを示すデータ表示素子データとを含む初期データを決定 し、 （Ｂ）ダイナミックグラフィック表示パラメータを使用してデータ表示素子な しにダイナミックグラフィック表示の背景を生成し、 （Ｃ）第１のシステムメモリ位置に背景を保存し、 （Ｄ）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコピ ーし、 （Ｅ）第２のシステムメモリ位置において背景上にデータ表示素子を生成し、 （Ｆ）背景およびデータ表示素子を有する第２のシステムメモリ位置において ビデオディスプレイ上にダイナミックグラフィック表示を表示し、 （ii）ダイナミックグラフィック表示を変形するために、 （Ａ）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコピ ーし、 （Ｂ）第２のシステムメモリ位置において背景上に関連するシステム要素から 受信された情報にしたがって新しいデータ表示素子を生成し、 （Ｃ）背景および新しいデータ表示素子を有する第２のシステムメモリ位置に おいてビデオディスプレイ上にダイナミックグラフィック表示を表示することを 特徴とする装置。 （４５）少なくとも１つのデータ表示素子を有するデータのダイナミックグラフ ィック表示を生成するために、処理ユニットと、システムメモリと、使用者操作 装置と、ビデオディスプレイとを有するコンピュータシステムで使用する装置に おいて、 （ａ）データのダイナミックグラフィック表示を表示するビデオディスプレイ と、 （ｂ）プログラム指令、データ、およびビデオディスプレイ情報を記憶するた めのシステムメモリと、 （ｃ）ダイナミックグラフィック表示を操作するための使用者操作装置と、 （ｄ）ビデオディスプレイ上に表示するためのデータのダイナミックグラフィ ック表示を生成するために前記ビデオディスプレイに結合する処理ユニットと、 システムメモリと、使用者操作装置を具備し、 （ｉ）ダイナミックグラフィック表示パラメータと、データ表示素子に対応す る基礎となる実際のデータを示すデータ表示素子データと、使用者操作装置によ りダイナミックグラフィック表示の操作能力を指示する操作情報を含んだ初期デ ータを決定し、 （ii）ダイナミックグラフィック表示が使用者操作装置により操作されること ができないことを操作情報が指示する場合に、出力ダイナミックグラフィック表 示を生成することを特徴とする装置。 （４６）（ａ）データのダイナミックグラフィック表示はさらに背景とダイナミ ックグラフィック表示タイプの識別子とを含んでおり、 （ｂ）メモリは第１、第２のシステムメモリ位置を含み、 （ｃ）処理ユニットは出力ダイナミックグラフィック表示を生成するために、 （ｉ）ダイナミックグラフィック表示パラメータを使用してデータ表示素子な しにダイナミックグラフィック表示の背景を生成し、 （ii）第１のシステムメモリ位置に背景を保存し、 （iii）第１のシステムメモリ位置から第２のシステムメモリ位置へ背景をコ ピーし、 （iv）第２のシステムメモリ位置において背景上にデータ表示素子を生成し、 （ｖ）第２のシステムメモリ位置において背景上にダイナミックグラフィック 表示タイプの識別子を生成し、 （vi）背景と、データ表示素子と、ダイナミックグラフィック表示タイプの識 別子とを有する第２のシステムメモリ位置においてビデオディスプレイ上にダイ ナミックグラフィック表示を表示する請求項４５記載の方法。