JP2003005878A - オブジェクトの選択制御方法 - Google Patents

オブジェクトの選択制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択しようとしているオブジェクトの形状が
小さいなどの環境であっても、煩雑な前準備をすること
なく容易に選択することができるようにすること。 【解決手段】 所定の操作を契機に、選択操作に対する
オブジェクトの反応領域またはポインティングカーソル
のセンス範囲を変更するステップを備える。また、オブ
ジェクトの反応領域またはポインティングカーソルのセ
ンス範囲を画面上に告知するステップをさらに備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータプロ
グラムによって表示装置画面上に表示されたオブジェク
トのマウスのクリック操作などのユーザ操作イベントに
対する操作対象オブジェクトの選択操作を支援する選択
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】形状オブジェクトを操作するコンピュー
タグラフックスのアプリケーションにおいては、通常、
マウス操作によって操作対象のオブジェクトを指定す
る。従来、このようなアプリケーションにおいては、選
択対象としたいオブジェクトをユーザが指定するための
インタフェースの多くは、マウスカーソル(ポインティ
ングカーソル)が交叉するか、接点を持つオブジェクト
を選択対象オブジェクトとして決定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2次元、3次
元いずれの場合であっても、形状オブジェクトを操作す
るコンピュータグラフックスのアプリケーションにおい
て、あるオブジェクトを選択対象とするためには、マウ
スカーソルの先端が、目的とするオブジェクトの形状領
域と交点を持つ必要があり、画面上で多数のオブジェク
トが密集している場合、形状の小さなオブジェクトや直
線の様な細長いオブジェクト、すなわちマウスカーソル
との交点を持ちにくいオブジェクトは選択するのが困難
であった。
【0004】また、これらオブジェクトに隣接して面積
の大きなオブジェクトが存在していた場合、その大きな
オブジェクトが選択操作の障害になり、さらに選択操作
が困難になってしまうという問題があった。この場合、
隣接する選択されやすいオブジェクトを一時的に移動
し、非表示等にして、目的とするオブジェクトを選択し
やすい環境を、一時的に作り出すなどの準備操作が必要
となり、目的とするオブジェクトを決定するまでに極め
て煩雑な操作が必要になるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、選択しようとしているオ
ブジェクトの形状が小さいなどの環境であっても、煩雑
な前準備をすることなく容易に選択することができるよ
うにするオブジェクトの選択制御方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所定の操作を契機に、選択操作に対する
オブジェクトの反応領域またはポインティングカーソル
のセンス範囲を変更するステップを備えることを特徴と
する。また、オブジェクトの反応領域またはポインティ
ングカーソルのセンス範囲を画面上に告知するステップ
をさらに備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明を適
用したシステムの一実施形態を示す全体構成図である。
この実施形態は、3次元オブジェクトを表示するシステ
ムに対し、本発明を適用したものであり、2次元オブジ
ェクトについても同様に適用することができる。図1に
おいて、100は、本発明に係るオブジェクトの選択制
御方法を実現する処理を行う計算機である。この計算機
100は、キーボード101とディスプレイ102、C
PU103、マウス104、プログラムメモリ105、
データメモリ106とから構成される。計算機100の
プログラムメモリ105には、計算機全体を制御するオ
ペレーティングシステム105aと、ユーザによるマウ
ス操作などのイベントを各3次元オブジェクトに配送
し、その応答によって選択対象となる3次元オブジェク
トを予め定義された被選択基準によって選択し、さらに
選択対象の3次元オブジェクトが複数個存在する場合に
は、その中から特定の1つまたは複数のオブジェクトを
自動的に選択するイベントディスパッチャ105b、デ
ータメモリ106に格納された各種3次元オブジェクト
106a〜106cに対応する3次元オブジェクト
(1)プログラム105c〜(n)105eが格納され
ている。
【0008】3次元オブジェクトi(i=1〜n)プロ
グラム105c〜105eは、そのプログラムに対応す
る3次元オブジェクトのそれぞれに定義された関数を実
行するプログラムである。なお、視線方向を変えた場合
における3次元オブジェクト(1)〜(3)の挙動や見
え方を制御するプログラムは、3次元オブジェクトi
(i=1〜n)プログラムとは別のプログラムとして実
装されるが、本発明には直接関係しないので図示を省略
している。
【0009】データメモリ106には、3次元オブジェ
クト(1)106a、3次元オブジェクト(2)106
b、3次元オブジェクト(n)106cといった各種3
次元オブジェクト群が格納されている。
【0010】これらの3次元オブジェクト群は、図2
(a)に示すように、共通の属性項目201として、
色、透明度、座標変換行列、形状の各データを備え、さ
らに、図2(b)に示すように、各オブジェクトの色デ
ータを取得するためのgetColor等のその他の関数を各オ
ブジェクト毎に保持している。このうち、色データは
R,G,B値で構成され、透明度データは0(透明)〜2
55(不透明)の段階値で構成されている。また、座標
変換行列は、ローカル座標系で表現された座標データを
ワールド座標系の座標データに変換する行列式のデータ
で構成されている。また、形状データは、3次元オブジ
ェクトの各頂点の座標データ(ローカル座標系またはワ
ールド座標系)で構成されている。なお、円筒などの曲
面部分を持つ3次元オブジェクトについては、多角形近
似によって生成する場合、その各頂点座標データで構成
される。
【0011】ローカル座標系とは、図3の説明図に示す
ように3次元オブジェクト301の形状を単独で表現す
る座標系であり、ワールド座標系とは3次元オブジェク
ト301を配置する3次元空間を定義する座標系であ
る。ワールド座標系で定義された3次元空間に配置され
た3次元オブジェクト301は投影によって2次元図形
に変換されて表示装置画面に表示される。ワールド座標
系に配置された3次元オブジェクト301を投影する投
影面を定義するのが投影面座標系であり、投影面に投影
される3次元オブジェクト(2次元投影像)は注視点を
原点とし、Z軸を支軸方向とする視点座標系での支軸方
向に応じて変化する。
【0012】3次元オブジェクト301を表示装置画面
に表示する際には、視点から見える視野を設定するが、
視点から見て投影面の手前側で見える範囲を前平面の位
置で設定し、奥行き方向に見える範囲を後平面の位置で
設定する。前平面と後平面の間の四角錘形状の3次元空
間が3次元オブジェクトのビューボリュームである。本
発明に係る実施形態では、図3に示すように、視点位置
を基準として、投影面と後平面の位置D1,D2を設定
し、ローカル座標系で定義された3次元オブジェクト3
01をワールド座標系上の投影面座標系の2次元投影像
に透視変換を行って投影面に表示する。
【0013】なお、本実施形態で扱う3次元オブジェク
トの生成方法と、生成された3次元オブジェクトに対し
マウスイベントが発生した場合に、いずれのオブジェク
トを選択候補として抽出するかについては、本願出願人
が先に出願した特願2001−172416号に詳しく
記載しているので、生成方法、オブジェクトの構造、選
択候補の抽出処理についての説明は省略する。
【0014】図4は、本発明のオブジェクトの選択制御
方法を実現する上で主要な処理を行うイベントディスパ
ッチャ105bが実行する各種の選択操作支援用の関数
の例を示す図であり、これらの関数はシステムのグロー
バルメモリ領域401の各保持領域402〜405に保
持されている。図4において、保持領域402には、選
択候補オブジェクト群取得関数が保持され、また保持領
域403にはカーソル範囲設定関数が保持され、保持領
域404にはオブジェクト反応領域設定関数が保持さ
れ、保持領域405にはオブジェクト選択関数が保持さ
れている。選択候補オブジェクト群取得関数は、マウス
イベントに対し選択候補となるオブジェクト群を取得す
る関数であり、この関数によって取得された選択候補オ
ブジェクト群は選択候補オブジェクト群保持領域406
に格納される。また、カーソル範囲設定関数は、所定の
キーボード操作等がなされたのを契機にして、マウスカ
ーソルのセンス範囲を変更する関数であり、変更された
センス範囲の値はマウス反応領域保持領域407に保持
される。また、オブジェクト反応領域設定関数は、所定
のキーボード操作等がなされたのを契機にして、オブジ
ェクトの反応領域を変更する関数であり、変更された反
応領域の値はオブジェクト反応領域保持領域408に保
持される。オブジェクト選択関数は、複数の選択候補オ
ブジェクトの1つ(または複数)を選択オブジェクトと
して決定するための関数である。本実施形態では、各オ
ブジェクトに選択のされ易さを示すスコアを設定し、複
数の選択候補オブジェクトのうちスコアの高いオブジェ
クトを選択する論理を用いている。この場合の各オブジ
ェクトのスコアはスコアテーブル保持領域409に保持
されている。
【0015】図5は、オペレーティングシステム105
aから起動されるイベントディスパッチャ105bの処
理手順を示すフローチャートである。まず、カーソル範
囲設定関数およびオブジェクト反応領域設定関数からな
る反応領域設定関数を実行し、オブジェクトの選択操作
の前に、特定のキーボード操作が行われたかを判定し、
特定のキーボード操作が行われた場合にはマウスカーソ
ルのセンス範囲およびオブジェクトの反応領域の一方を
変更する(ステップ501)。本実施形態では、図6に
示すように、キーボードにおけるコントロールキー(C
trl)とシフトキー(Shift)が同時に押されて
いる場合にはセンス範囲を所定ドット分だけ拡大し、コ
ントロールキー(Ctrl)のみが押されている場合に
はセンス範囲を所定ドット分だけ縮小するようにしてい
る。また、キーボードにおけるオルタネイトキー(Al
t)とシフトキー(Shift)が同時に押されている
場合にはオブジェクトの反応領域を所定ドット分だけ拡
大し、オルタネイトキー(Alt)のみが押されている
場合には反応領域を所定ドット分だけ縮小するようにし
ている。
【0016】このようなセンス範囲またはオブジェクト
反応領域の変更操作が行われた後に、マウスイベントe
が発生すると、イベントディスパッチャ105bは、次
に、特願2001−172416号で説明しているよう
に、視点とマウスカーソル位置とを結ぶ直線が透過する
オブジェクト(選択候補オブジェクト)群を選択候補オ
ブジェクト群取得処理によって抽出する(ステップ50
2)。次に、オブジェクト選択関数を実行し、選択候補
オブジェクト群の中から特定の1つのオブジェクトまた
は複数のオブジェクトを決定する(ステップ503)。最
後に、選択オブジェクトを返却する(ステップ50
4)。
【0017】なお、センス範囲またはオブジェクト反応
領域の変更操作がなされずに、マウスイベントが発生し
た場合には、センス範囲またはオブジェクト反応領域の
値は保持領域407,408に保持された以前の値が使
用される。
【0018】図6は、図5におけるステップ501の反
応領域設定関数の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、入力キーとしてCtrlキーとShiftキ
ーが同時に押下されているかどうかの判定を行い(ステ
ップ601)、押下されている場合、マウスカーソルの
反応領域をkドット(例えば10ドット)拡大する(ス
テップ602)。同時押下されていない場合、Ctrl
キーのみが押下されているかどうかの判定を行い(ステ
ップ603)、押下されている場合にはマウスカーソル
の反応領域をkドット(例えば10ドット)縮小する
(ステップ604)。
【0019】次に、入力キーとしてAltキーとShi
ftキーが同時に押下されているかどうかの判定を行い
(ステップ605)、押下されている場合、オブジェク
トの反応領域をmドット(例えば10ドット)拡大し
(ステップ606)、押下されていない場合には、Al
tキーのみが押下されているかどうかの判定を行い(ス
テップ607)、押下されている場合オブジェクトの反
応領域をmドット(例えば10ドット)縮小し(ステッ
プ608)、処理を終了する(ステップ609)。セン
ス範囲および反応領域の変更操作が終了すると、保持領
域407および408の値は新たな値に更新される。
【0020】図7は、図5におけるステップ502の選
択候補オブジェクト群取得処理の詳細を示すフローチャ
ートである。まず、図4のグローバルメモリ領域401
中に設けられた選択候補オブジェクト群保持領域406
を空にする(ステップ701)。そして、ステップ70
2と706で形成される処理すなわち、画面に表示され
ている全オブジェクトに対してマウスの反応領域と自オ
ブジェクトの反応領域が重なるか否かの報告を求める。
これは、各オブジェクトに対して選択候補オブジェクト
取得関数の実行を指示することによって行われる(ステ
ップ703)。
【0021】イベントディスパッチャ105bは、自オ
ブジェクトに対して選択候補オブジェクト群取得関数を
実行した各オブジェクトからの応答をチェックし(ステ
ップ704)、マウスの反応領域と自オブジェクトの反
応領域が重なる旨の応答をしたオブジェクトを選択候補
オブジェクト群保持領域406に追加する(ステップ7
05)。そして、最終的に選択候補オブジェクト群保持
領域405に保持された選択候補群のオブジェクトを視
点に最も近いものから並べ替えた後、ワイヤフレーム表
示する(ステップ707)。
【0022】図8は、図5におけるステップ503のオ
ブジェクト選択関数の処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、変数pに選択候補オブジェクト群の先頭オ
ブジェクト名を代入する(ステップ801)。そして、
ステップ802と806間で形成される下記の処理を、
選択候補オブジェクト群の全オブジェクトに対して実行
する。すなわち、変数xに選択候補オブジェクト群の次
候補オブジェクトを代入し(ステップ803)、xのス
コアとpのスコアをスコアテーブル保持領域409から
取得し、xのスコアがpのスコアより大きければ、変数p
にxを代入する(ステップ805)。上記処理終了後
に、変数pを返却する(ステップ807)。これによ
り、スコアの大きいオブジェクトが選択オブジェクトと
して決定される。
【0023】図9は、画面に表示された複数のオブジェ
クト901〜905のうち、比較的小さい形状のオブジ
ェクト903を選択したい場合の例を示す図である。オ
ブジェクト903のような小型のオブジェクトはカーソ
ルを正確に合わせる事が難しく、選択しにくいため、C
trlキーとShiftキーを同時に押下することでマ
ウスカーソル906の反応領域を図9(b)に符号90
7で示す破線円形状に拡大し、小型のオブジェクト90
3の近傍に位置させる。すると、反応領域907とオブ
ジェクト903との交点を容易に作り出せるため、小型
のオブジェクト903を容易に選択することが可能にな
る。
【0024】図10は複数のオブジェクト1001〜1
004のうち、細い形状の直線型オブジェクト1003
を選択したい場合の例を示す図である。細い直線状のオ
ブジェクト1002を選択したい場合にも、前記と同様
に、CtrlキーとShiftキーを同時に押下するこ
とでマウスカーソル1006の反応領域1007を破線
円形状に拡大した後に直線型オブジェクト1002を選
択する操作を行う。これにより、細い直線状のオブジェ
クト1002であっても容易に選択することが可能にな
る。
【0025】マウスカーソルのセンス範囲を拡大する機
能を利用することにより、例えばユーザが操作中に見失
ったオブジェクトを簡単に検索することができる。図1
1は、画面に表示された複数のオブジェクト1101〜
1104のうち、ユーザが操作中に見失ったオブジェク
ト1104を検索する場合の例を示す図である。見失っ
たオブジェクトを検索する場合、ユーザは、選択したい
オブジェクト1104の近辺にカーソル1105を移動
させ、CtrlキーとShiftキーを同時に押下する
ことでカーソル1105の反応領域1106を拡大させ
る。このとき、見失ったオブジェクト1104が反応領
域1106内に存在すれば、オブジェクト1104がワ
イヤフレーム表示され、存在を知ることができる。
【0026】図12は、図9と同様に、複数のオブジェ
クト1201〜1205のうち、比較的小さい形状のオ
ブジェクト1204を選択したい場合の例を示す図であ
る。ここでは、図9の場合と異なり、AltキーとSh
iftキーを同時に押下することで全てのオブジェクト
1201〜1206の反応領域を破線で示すように拡大
し、マウスカーソル1206との交点が生じ易い環境を
作り出すことによって、小型のオブジェクト1204を
選択している。
【0027】図13は、図10と同様に、複数のオブジ
ェクト1301〜1305のうち、直線型オブジェクト
1304を選択したい場合の例を示している。ここで
は、図9の場合と異なり、AltキーとShiftキー
を同時に押下することで全てのオブジェクト1301〜
1305の反応領域を破線で示すように拡大し、マウス
カーソル1306との交点が生じ易い環境を作り出すこ
とによって、小型のオブジェクト1304を選択してい
る。
【0028】なお、図5に示したイベントディスパッチ
ャの処理では、キーボードを用いたマウスおよびオブジ
ェクトの反応領域の設定関数の実行と、オブジェクトの
選択処理を連続した処理にしているが、図14に示すよ
うに、キーボードイベントか、マウスイベントかを判定
し(ステップ1401、1402)、キーボードイベン
トであれば反応領域の設定関数のみを実行する(ステッ
プ1402)ようにし、マウスイベントであれば、図5
の処理と同様に、選択候補オブジェクト群取得関数を実
行し(ステップ1404)、次にオブジェクト選択関数
を実行するようにしてもよい。このようにすれば、反応
領域の設定操作とオブジェクトの選択操作を別々に行う
ことができる。なおまた、変更したマウスおよびオブジ
ェクトの反応領域の値は、例えばCtlキーとShif
tキーを同時に押下した状態でマウスの左クリック操作
を行うことにより、元の値に戻すことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
選択しようとしているオブジェクトの形状が小さいなど
の環境であっても、煩雑な前準備をすることなく容易に
選択可能な操作環境を作り出すことができ、オブジェク
トの選択操作を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用したシステムの一実施の形
態を示す全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態で扱う3次元オブジェクトの
概念構成図である。
【図3】3次元オブジェクトを表示装置画面に表示する
際に設定する投影面と後平面の位置D1,D2の説明図
である。
【図4】本発明の実施形態で用いられるオブジェクト選
択支援用の関数の例を示すである。
【図5】オペレーティングシステムから起動されるイベ
ントディスパッチャの処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】図5におけるステップ501の反応領域設定関
数実行処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】図5におけるステップ502の選択候補オブジ
ェクト群取得関数実行処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図8】図5におけるステップ503のオブジェクト選
択関数の第1の定義例を示すフローチャートである。
【図9】複数のオブジェクトのうち、比較的小さい形状
のオブジェクトを選択したい場合の例を示す図である。
の説明図である。
【図10】複数のオブジェクトのうち、細い形状の直線
型オブジェクトを選択したい場合の例を示す図である。
【図11】複数のオブジェクトのうち、ユーザが操作中
に見失ったオブジェクトを検索する場合の例を示す図で
ある。
【図12】複数のオブジェクトのうち、比較的小さい形
状のオブジェクトを選択したい場合の例を示す図であ
る。説明図である。
【図13】複数のオブジェクトのうち、直線型オブジェ
クトを選択したい場合の例を示す図である。
【図14】イベントディスパッチャの他の処理例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
100…計算機、101…キーボード、102…ディス
プレイ、103…CPU、104…マウス、105…プ
ログラムメモリ、106…データメモリ、105a…オ
ペレーティングシステム、105b…イベントディスパ
ッチャ、105c…3次元オブジェクト(1)プログラ
ム、105d…3次元オブジェクト(2)プログラム、
105e…3次元オブジェクト(n)プログラム、10
6a…3次元オブジェクト(1)、106b…3次元オ
ブジェクト(2)、106c…3次元オブジェクト
(n)、201…共通の属性項目、301…3次元オブ
ジェクト、401…グローバルメモリ領域、403…カ
ーソル範囲設定関数、404…オブジェクト反応範囲設
定関数。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 泰 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 堀井 克敏 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 戸塚 裕介 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目90番地 日立ビジネスソリューション株式会社内 Fターム(参考) 5B087 AA09 AB11 DD09 DE01 DE07 5E501 AA01 BA02 BA03 CA02 CB09 EB05 FA02 FA43 FB43

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置に表示された2次元または3次
    元のオブジェクトの選択操作を支援するオブジェクトの
    選択制御方法であって、 所定の操作を契機に、選択操作に対するオブジェクトの
    反応領域またはポインティングカーソルのセンス範囲を
    変更するステップを備えることを特徴とするオブジェク
    ト選択制御方法。
  2. 【請求項2】 オブジェクトの反応領域またはポインテ
    ィングカーソルのセンス範囲を画面上に告知するステッ
    プをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のオ
    ブジェクトの選択制御方法。
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