JP2020129254A - プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】予算の使用進捗を簡単に確認することのできる情報処理方法、情報処理装置、およびプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】情報処理装置に、決済金額を含む決済情報を受信する他の情報処理装置に対して、予め設定された予算に対する使用可能残高の表示要求を送信するステップと、前記表示要求に応じて、前記他の情報処理装置から、前記予算と、前記決済情報に基づき分類された費目ごとの決済合計金額とを受信するステップと、前記予算及び前記費目ごとの決済合計金額に基づいて、前記予算に対する前記費目ごとの支出状況の表示領域と、前記予算に対する使用可能残高の表示領域とを含む第1オブジェクトを表示するステップと、を実行させるプログラム。【選択図】図8

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末やPC上で個人が利用することができる家計簿アプリケーションとして、数々のものが提供されている。近年の家計簿アプリケーションでは、家計や資産に係る情報を、ネットワークを介して金融機関のWebサイト等から自動的に取得する機能を有したり、レシートを読み込んで買い物に係る収支の入力を支援する機能を有したり、または家計の目安となる情報を表示したりする等、ユーザにとって利便性が向上している。例えば、特許文献1には、ユーザ自身が、家計環境が類似する他のユーザの家計簿をモデルとして選定することを可能とし、当該家計簿との対比に基づいてユーザの家計行動を誘導する技術が開示されている。
特開2018-063536号公報
一般に、家計簿アプリケーションでは、管理する情報が多く、それら情報をユーザに理解しやすいように表示することが要求される。一例として、食費、光熱費、交通費、書籍、娯楽など、その月で決済済みの項目をカテゴリごとにまとめて表示することで、カテゴリごとの消費動向を把握しやすくするような表示が利用されることがある。
しかし、このような表示では、毎月の予算に対して、現在どの程度の残高が残っているのかの確認や、予算に対して各カテゴリでいくら使用したか、またそのカテゴリの予算に対する使用割合の確認が容易ではないという問題がある。
そこで、本開示は、一側面では、かかる事情に鑑みてなされたものであり、予算の使用進捗を簡単に確認することのできる情報処理方法、情報処理装置、およびプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、情報処理装置に、決済金額を含む決済情報を受信する他の情報処理装置に対して、予め設定された予算に対する使用可能残高の表示要求を送信するステップと、前記表示要求に応じて、前記他の情報処理装置から、前記予算と、前記決済情報に基づき分類された費目ごとの決済合計金額とを受信するステップと、前記予算及び前記費目ごとの決済合計金額に基づいて、前記予算に対する前記費目ごとの支出状況の表示領域と、前記予算に対する使用可能残高の表示領域とを含む第1オブジェクトを表示するステップと、を実行させる。
図1は、実施形態の一態様に係る予算管理システムの構成を示す。 図2は、本開示に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す。 図3は、第1実施形態に係る予算管理システムの構成を模式的に示す。 図4は、第1実施形態に係る情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す。 図5は、第1実施形態に係るユーザ管理DBの一例を示す。 図6は、第1実施形態に係る取引管理DBの一例を示す。 図7は、第1実施形態に係る端末120の機能構成の一例を示す図である。 図8は、第1実施形態に係る予算管理システム1が行う処理手順のシーケンスの一例を示す。 図9は、第1実施形態に係る端末に表示される予算設定画面から残高確認画面へ画面遷移の一例を示す。 図10は、第1実施形態に係る決済合計金額の表示領域に対するユーザからの操作とそれにより表示される第2オブジェクトの画面遷移の一例を示す。 図11は、第1実施形態に係る端末に表示される第1オブジェクトの一例を示す。 図12は、第2実施形態に係る予算管理システム1が行う処理手順のシーケンスの一例を示す。 図13は、第2実施形態に係る端末に表示される決済履歴情報の表示画面と、第3オブジェクトの表示画面の一例を示す。 図14は、第2実施形態に係る端末に表示される決済履歴情報の表示画面の一例を示す。 図15は、第2実施形態に係る端末に表示されるスクロール表示の一例と、第1決済情報が表示画面に含まれる場合の画面の一例を示す。 図16は、第2実施形態に係る端末に表示される第1オブジェクトの表示内容をスクロールに連動させた表示画面の一例を示す。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本開示に係るプログラム、情報処理装置、及び情報処理方法を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理方法を有効に実施するための予算管理システム1の構成を示す。図1に開示されるように、予算管理システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cとが接続される。
本開示において、サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。
本開示において、端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120と表現されてもよい。
本開示において、サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末120に所定のサービスを提供することができる。
本開示において、決済サービスとは1以上のユーザが金銭または金銭相当物の授受ができるサービスを意味する。限定でなく例として、一次元コード(バーコードなど)、二次元コード(QRコード(登録商標)など)(以下で、一次元コードおよび二次元コードをまとめて「二次元コード等」と総称する。)、近距離無線通信(NFC (Near Field Communication)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)、超音波通信、赤外線通信など)を利用して決済を行うサービスを含む。また、代金の支払いを行うユーザ(支払者)の端末120が二次元コード等を読み取ることで決済を行うことを「ユーザ読取型コード決済」または「MPM(Merchant Presented Mode)」と表現し、支払いを行うユーザの端末120が二次元コード等を表示し、表示された二次元コード等を、代金を請求する店舗側等のユーザ(販売者、請求者)の端末120が読み取ることで決済を行うことを「店舗読取型コード決済」または「CPM(Consumer Presented Mode)」と表現する。なお、MPMおよびCPMは、動的であってもよいし、静的であってもよい。
必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末120Xと表現し、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ネットワーク130は、2以上の情報処理装置200を接続する役割を担う。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク130のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
情報処理装置200は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
情報処理装置200は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。
<ハードウェア構成>
図2を用いて、予算管理システム1に含まれる情報処理装置200のハードウェア構成について説明する。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。情報処理装置200のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能および方法を実行する。プロセッサ201は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F205は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理装置200に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift、Kotlin、Java(登録商標)などを用いて実装される。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、明記されていない限り、または文脈によって示されない限り、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の1以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の1以上の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
以下、本開示の一例に係る実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図ではない。すなわち、本開示の一例は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付しており、図面は模式的なものであって、必ずしも実際の寸法や比率などとは一致しない。さらに、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
<第1実施形態>
第1実施形態は、予算管理システム1において、ユーザからの要求に応じて、費目ごとの決済合計額と使用可能残高を表示するためのUI(User Interface)部品を、端末120の表示装置に表示する実施形態である。
図3は、本開示の第1実施形態に係る予算管理システムの構成を説明するための図である。当該構成においては、複数の情報処理装置200、例えば、ユーザの端末120A、予算管理システムを運営、管理する者により利用されるサーバ110Aによって、予算管理システム1が構築される。なお、サーバ110Aは、必要に応じて、決済情報を取得するために外部システム、例えば、金融機関のサーバ110Bと連携していてもよい。
図3に示す例では、A.予算等の設定、B.決済情報の取得、C.使用可能残高の表示要求、D.所定のUI部品の表示処理の流れで電子商取引と融資を関連付けたサービスが行われる。以下、サービスの流れについて説明する。
(A.予算等の設定)
ユーザは、端末120Aを用いて、予算を予算管理システム1のサーバ110Aに登録する。予算の設定は、例えば、月毎に行うことができる。また、この際、ユーザのクレジットカードや、ポイントカード、口座情報など、サーバ110Aが外部システムのサーバ110Bと連携するために必要な情報を合わせて登録してもよい。
(B.決済情報の取得)
サーバ110Aは、ユーザの端末120Aや、外部のサーバ110Bから決済情報を受け付けてもよい。この際、受け付ける決済情報は、テキストデータであってもレシートなどの画像データであってもよい。この場合、サーバ110Aは、OCR(Optical Character Recognition)を用いて画像データを解析することで、決済情報を読み取ることができる。これにより、サーバ110Aは、様々な手法で、決済情報を取得することができる。
(C.使用可能残高の表示要求)
ユーザは、端末120Aを用いて、使用可能残高の表示要求をサーバ110Aに対して行うことができる。使用可能残高の表示要求に応じて、サーバ110Aは費目ごとの決済合計額と使用可能残高を表示するためのUI部品を表示するために必要な情報を端末120Aに送信する。
(D.所定のUI部品の表示処理)
端末120Aは、サーバから受信した情報に基づいて、費目ごとの決済合計額と使用可能残高を表示するためのUI部品を表示させる。
<第1実施形態の効果>
第1実施形態によれば、費目ごとの決済合計額と使用可能残高を表示するためのUI部品により、ユーザは、予算の使用進捗を簡単に確認することができる。
<第1実施形態の機能構成>
図4を用いてサーバ110Aの機能構成を説明し、図5及び図6を用いて各管理DBを説明し、図7を用いて端末120の機能構成を説明する。図4及び図7に開示の各機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバ110Aの機能構成
図4は、第1実施形態に係るサーバ110Aの機能的な構成を示すブロック図の一例を示す。サーバ110Aは、家計簿サービスなどの予算管理サービスに関するサーバとして機能する。当該サーバ110Aは、例えば、入出力部411と、送受信部412と、表示制御部413と、予算管理部414と、記憶部420とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
入出力部411は、例えば、入出力I/F204を介してプロセッサ201により実現されうる。また、送受信部412は、例えば、通信I/F205を介してプロセッサ201により実現されうる。表示制御部413と、予算管理部414とは、プロセッサ201が、記憶部420に格納されているプログラムを読み出して実行することで実現されうる。記憶部420は、メモリ202および/またはストレージ203を用いて実現されうる。
記憶部420は、第1実施形態に係るサーバ110Aが実行するプログラムと、予算管理サービスの会員であるユーザを管理するユーザ管理DBと、ユーザごとの予算や決済情報を管理する予算管理DBを格納する。図5及び図6は、各管理DBの一例を示す図である。
図5は、第1実施形態に係るユーザ管理DBの一例を示す。ユーザ管理DBには、予算管理システムを運営、管理する者により作成された各会員ユーザに関する情報が管理される。「ユーザID」には、サーバ110Aがユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報が含められる。「ユーザ情報」には、ユーザのパーソナルな情報である「氏名」、「住所」、「電話番号」などが含められる。また、「ユーザ情報」には、外部機関との連携等のために用いられる「カード」に関する情報や「口座」に関する情報が含められてもよい。カードや口座に関する情報は複数含められてもよい。
図6は、第1実施形態に係る予算管理DBの一例を示す。図6には、ユーザ及び所定の期間(月)毎に、決済情報をまとめたテーブルを示すが、決済情報の管理形式はこれに限定されない。「決済ID」には、サーバ110Aが決済情報を一意に識別するための識別情報が含められる。決済情報には、決済に関する情報である「決済額」、「費目」、「決済日時」、「場所/店舗ID」、「決済方法」などが含められる。
また、記憶部420には、商品又は店舗IDと費目との関係を示す費目管理DBが含まれる(不図示)。費目管理DBには、商品を識別する商品識別情報ごとに、この商品が含まれる費目が関連付けられる。例えば、商品が「おにぎり」であれば、費目「食費」に関連付けられ、商品が本の題名であれば、費目「書籍」に関連付けられ、店舗IDがレストランを示せば、費目「食費」に関連付けられる。
図4に戻り、入出力部411は、入出力I/F204を介して各種データの入力を受け付ける処理、及び、入出力I/F204を介して各種のデータを出力する処理を行う機能を有する。
送受信部412は、通信I/F205を介して各端末120から各種データを受信する受信部、及び、通信I/F205を用いて各種データを各端末120に送信する送信部としての機能を有する。
受信される各種データは、例えば、ユーザからの予算の設定要求、ユーザや外部システムからの決済情報、ユーザからの使用可能残高の表示要求、及び予算の更新要求などの各リクエスト情報を含む。
また、送信される各種データは、例えば、ユーザに対する予算と費目ごとの決済合計金額に関する情報などを含む。
表示制御部413は、予算管理システムに関する画面の画面情報、又は、端末120側で画面を生成するための情報を、送受信部412を介して端末120に送信するよう制御する。例えば、表示制御部413は、ユーザに対する予算などの登録画面、ユーザに対する決済情報の登録画面、ユーザに対する使用可能残高の表示画面、及びユーザに対する予算管理に関する各種画面などの画面情報を、送受信部412を介して端末120に送信するよう制御する。また、表示制御部413は、使用可能残高の表示画面に代えて、画面を生成するための情報として予算及び費目ごとの決済合計額を、送受信部412を介して端末120に送信するよう制御してもよい。
予算管理部414は、予算の設定要求に基づきユーザが送信した予算を、取引管理DBに格納する。また、予算管理部414は、端末120及び/又はサーバ110Aから受信した決済情報に基づき、決済情報を取引管理DBに格納する。この際に、予算管理部414は、決済金額や決算日時、商品情報などのテキストデータや、レシートの画像データを解析して、決済に関する情報を取引管理DBに格納することができる。
予算管理部414は、レシートから特定した商品識別情報(例えばJANコード等)から決済された商品を特定し、その商品の費目を特定する。費目の特定はこれに限られず、決済情報の一部を用いて特定されてもよい。より具体的には、店舗IDによって特定されてもよい。なお費目の特定は、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。また、予算管理部414は、費目ごとの決済合計金額を算出したり、各決済合計金額の総決済合計や、使用可能残高(=予算−総決済合計)を算出したりする。
以上の処理により、使用可能残高の確認要求に応じて、費目ごとの決済合計額と使用可能残高を表示するためのUI(User Interface)部品が表示されるため、ユーザは、使用可能残高をように確認することができる。
(2)端末の機能構成
図7は、第1実施形態に係る端末120の機能構成の一例を示す図である。図7に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
図7に示すように、端末120は、例えば、入出力部711と、送受信部712と、表示処理部713と、記憶部720とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
入出力部711は、例えば、入出力I/F204を介してプロセッサ201により実現されうる。また、送受信部712は、例えば、通信I/F205を介してプロセッサ201により実現されうる。表示処理部713は、プロセッサ201が、記憶部720に格納されているプログラムを読み出して実行することで実現されうる。記憶部720は、メモリ202および/またはストレージ203を用いて実現されうる。
記憶部720は、第1実施形態に係る端末120が実行するプログラムを記憶しており、例えば、ユーザが利用する予算管理に関する処理を実行するためのプログラムなどを記憶する。
入出力部711は、入出力I/F204を介して各種データの入力を受け付ける処理、及び、入出力I/F204を介して各種データを出力する処理を行う機能を有する。例えば、入出力部711は、タッチパネル等に対するユーザ操作を受け付ける。
送受信部712は、通信I/F205を介してサーバ110Aから各種データを受信する受信部、及び、通信I/F205を用いて各種データをサーバ110Aに送信する送信部としての機能を有する。
送信される各種データは、例えば、予算の設定要求、決済情報、使用可能残高の表示要求、及び予算の更新要求が挙げられる。
受信される各種データは、例えば、ユーザに対する予算と費目ごとの決済合計金額に関する情報など予算管理に関する画面情報が挙げられる。
表示処理部713は、受信された画面情報に基づいて、表示装置(例えばタッチパネル)に、予算に対する費目ごとの支出状況の表示領域と、予算に対する使用可能残高の表示領域とを含む第1オブジェクトを表示制御する。第1オブジェクトは、例えば、支出状況と使用可能残高を一つのオブジェクトで表示することができる。
また、端末120の表示処理部713は、表示装置(例えばタッチパネル)あるいはその他入力装置に対するユーザの操作を検知し、検知した操作に応じて、後述する表示態様に関する処理を実行することができる。
<第1実施形態の動作処理>
図8を参照し、第1実施形態に係る予算管理システム1の処理について説明する。図8は、第1実施形態に係る予算管理システム1の処理のシーケンスの一例を示す。図8に示すシーケンスの例では、端末120は、ユーザが予算管理等に用いる端末であり、サーバ110Aは、予算管理システムを運営、管理する者により利用されるサーバであり、サーバ110Bは、決済情報をサーバ110Aに送信するための外部システムのサーバである。
ステップS801で、端末120の送受信部712は、ユーザの操作に応じて、予算の設定要求をサーバ110Aに送信する。予算の設定要求は、例えば、ユーザが指定する一月の全体の予算や、その月の費目ごとの予算を含んでもよい。
ステップS802で、サーバ110Aの予算管理部414は、予算の設定要求に応じて、そのユーザの予算を設定する処理を実行する。例えば、サーバ110Aの送受信部412が予算の設定要求を受信し、予算管理部414は、ユーザが指定する予算を予算管理DBに格納する。また、これに代えて、サーバ110Aの予算管理部414は、ユーザの過去の予算組みや過去の決済履歴等に基づいて格納する予算の値を自動で設定してもよい。
ステップS803で、端末120の送信部は、ユーザの操作に応じて、サーバ110Aに対して、決済に関する情報を送信する。決済に関する情報としては、例えば、ユーザが端末120に入力した決済金額や決算日時、商品情報などのテキストデータの他、ユーザが、端末120が備えるカメラ等で撮影したレシートの画像データが挙げられる。
また、図8には図示していないが、サーバ110Aは、店舗から送信される決済情報を受信してもよい。この場合の具体的態様としては、例えば、店舗読取型コード決済が挙げられる。
ステップS804で、サーバ110Bは、サーバ110Aに対して、決済に関する情報を送信する。サーバ110Bが銀行などの金融機関である場合、決済に関する情報としては、例えば、口座の引き落とし情報が挙げられる。また、そほのか、口座への入出金に関する情報をさらに受信してもよい。また、サーバ110Bがクレジットカード会社などの決済機関である場合、決済に関する情報としては、例えば、クレジットカードの利用履歴に関する情報が挙げられる。
ステップS805で、サーバ110Aの予算管理部414は、端末120、店舗、及び/又はサーバ110Bから受信した決済に関する情報を予算管理DBに格納する。この際、予算管理部414は、決済に関する情報を解析し、費目を自動的に仕分けて予算管理DBに格納するようにしてもよい。また、予算管理部414は、画像データから決済に関する情報を抽出し、予算管理DBに格納するようにしてもよい。
ステップS806で、端末120の送信部は、ユーザの操作に応じて、使用可能残高の表示要求を、サーバ110Aに対して送信する。
ステップS807で、サーバ110Aの表示制御部413は、使用可能残高の表示要求に応じて、ユーザの予算と費目ごとの決済合計金額を端末120に送信するよう送信部に指示する。この際、端末120に送信する情報には、予算と費目ごとの決済合計金額に基づいて算出した使用可能残高が含まれてもよい。
ステップS808で、端末120の表示処理部713は、予算及び決済合計金額に基づいて、予算に対する費目ごとの支出状況の表示領域と、予算に対する使用可能残高の表示領域とを含む第1オブジェクトを、表示するよう入出力部711に指示する。この際、端末120が受信する情報が使用可能残高を含まない場合には、表示処理部713は、予算及び決済合計金額に基づいて使用可能残高を算出することができる。
また、サーバ110Aの表示制御部413が第1オブジェクトの画像情報を作成し、端末120に送信する場合には、端末120の表示処理部713はその画像情報を表示するよう入出力部711に指示してもよい。
ステップS809で、端末120の表示処理部713は、第1オブジェクトに対するユーザの操作を検知するとともに、検知した操作に応じて、所定の処理を実行することができる。操作に応じて実行する処理としては、例えば、予算の更新や、費目ごとの決済情報を表示させることなどが挙げられる。
ステップS810で、端末120の表示処理部713は、ユーザの操作に応じて、予算の更新要求をサーバ110Aに送信するよう指示する。
ステップS811で、サーバ110Aの予算管理部414は、予算の更新要求に応じて、予算管理DBを更新する。
<<第1実施形態の表示態様>>
図9〜図11を参照し、第1実施形態に係る端末120の表示画面における表示態様について説明する。図9〜図11は、第1実施形態に係る端末120に表示される画面の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における一部の処理の一例を示す図でもある。
図9のD1に示す画面は、例えば、ステップS801においてユーザの端末120Aに表示される予算設定画面であり、予算の入力欄が表示される。図9のD1に示す例では、ユーザは入力欄に対し予算を入力し、確定ボタンをタップする。このタップ操作の検知に基づいて、端末120からサーバ110Aに、予算に関する情報とともに、予算の設定要求が送信される。なお、予算はカテゴリごとに入力されてもよい。
図9のD2〜D3に示す画面は、例えば、ステップS808においてユーザの端末120Aに表示される残高確認画面であり、表示処理部713は第1オブジェクトを表示する。図9のD2は、予算の設定後(ステップS802)、決済に関する情報が送信される前に(ステップS803及びS804)、使用可能残高の表示要求(ステップS806)がされたときに表示される第1オブジェクトの例を示す。また、図9のD3は、決済に関する情報が送信された後に(ステップS803及びS804)、使用可能残高の表示要求(ステップS806)がされたときに表示される第1オブジェクトの例を示す。なお、第1オブジェクトは、費目ごとの決済合計金額と、使用可能残高とを含む1つのオブジェクトである。
図9のD2〜D3の例では、第1オブジェクトは、費目ごとの決済合計金額と、使用可能残高と、をそれぞれの表示領域の面積で表示する円グラフOB1を有する。使用可能残高及び予算を示すテキストTX1は、第1オブジェクトに関連する位置に表示されてもよい。円グラフOB1には、それら領域に、費目ごとの決済合計金額と使用可能残高の値、あるいは予算に対する割合をテキストで表示してもよい。図9のD2〜D3におけるテキストTX1及び円グラフOB1は、例えば、図6に示す形式の予算管理DBにおける費目ごとの決済額を加算した決済合計金額と、予算、及び予算から費目ごとの決済合計金額を除算した値、すなわち使用可能残高に対応する。
図9のD4〜D5に示す画面は、図9のD3に示す第1オブジェクトの状態において、さらにサーバ110Aが娯楽に関する決済情報を受信したときに、ステップS808においてユーザの端末120Aに表示される残高確認画面の例である。ステップS807において、送受信部712が娯楽に関する追加の決済情報が反映された予算と費目ごとの決済合計金額を受信すると、表示処理部713は第1オブジェクトをD3からD4及びD5へと遷移させる。
また、追加の決済情報が反映されることにより、第1オブジェクトに表示される使用可能残高が所定金額以下になった場合や、使用可能残高の表示領域が所定面積以下になった場合には、使用可能残高の表示領域は強調表示OB11される。ここで、強調表示とは、強調色を付したりすることにより、費目ごとの表示領域と異なる態様で表示することをいう。また、テキストTX1の文字の色を変更してもよい。これにより、ユーザは残高の減少を知ることができ、予算の増加、例えば電子バリューのチャージをする。
また、これに加えて又は代えて、第1オブジェクトに表示される使用可能残高が所定金額以下になった場合や、使用可能残高の表示領域が所定面積以下になった場合には、表示処理部713は貸し付けサービスへの遷移情報に関連付けられる第3オブジェクトOB3を表示させてもよい。この場合、図9のD5に示す例では、ユーザは第3オブジェクトOB3をタップする。このタップ操作の検知に基づいて、端末120は遷移情報に基づいて貸し付けサービスへの遷移処理を実行し、画面も貸し付けサービスを表示する画面へと遷移する。
また、第3オブジェクトを表示することに加えて又は代えて、第1オブジェクトに表示される使用可能残高が所定金額以下になった場合や、使用可能残高の表示領域が所定面積以下になった場合には、表示処理部713は予算更新ボタンOB4を表示させてもよい。この場合、図9のD5に示す例では、ユーザは予算更新ボタンOB4をタップする。このタップ操作の検知に基づいて、ステップS809において、端末120は追加予算を入力するための画面を表示させ、追加予算を受け付ける。追加予算が確定すると、ステップS810において、端末120は、サーバ110Aに対して、予算の更新が行われた旨の通知を送信することができる。
端末120の表示処理部713は、第1オブジェクト使用可能残高の表示領域の面積を変更するユーザからの操作を検知し、検知した操作に応じて、使用可能残高を増減させる処理を実行することができる。図9のD6に、第1オブジェクトに対するユーザからの操作の一例を示す。
図9のD6に示す一つの操作例として、ユーザが、使用可能残高分と書籍分とを仕切る線分L1(破線)をタップした状態で図示下方にスワイプ(操作OP1)して線分L2(実践)位置でタップを解除すると、使用可能残高を8万円から12万円へ変更することができる。この際、予算も20万から24万に変更されるとともに、予算に対する費目の割合も変更される。そして、食事等の費目を仕切る線分も、予算に対する費目の割合に応じて変更される(OP2、OP3)。つまり、使用可能残高分に対応付けられた表示領域の面積を増加させる操作により、予算を増やすことができ、連動して各費目に対応付けられた表示領域の面積が減少する。また、L1(破線)をタップした状態で図示上方にスワイプしてタップを解除すると、使用可能残高を減少させることができる。
図9のD6に示す他の操作例として、ユーザが、円グラフOB1を全体的にピンチアウト(操作OP4)することにより、円グラフOB1の大きさを、拡大することができる。このとき、円グラフOB1の全体面積に応じて、使用可能残高分を増加させることができ、操作後には、変更後の第1オブジェクトが表示される。例えば、当該操作により、使用可能残高を8万円から12万円へ変更すると、予算も20万から24万に変更されるとともに、予算に対する費目の割合も変更される。そして、食事等の費目を仕切る線分も、予算に対する費目の割合に応じて変更される。また、円グラフOB1を全体的にピンチイン(操作OP5)することにより、円グラフOB1の大きさを、縮小することができる。このとき、円グラフOB1の全体面積に応じて、使用可能残高分を減少させることができ、操作後には、変更後の第1オブジェクトが表示される。
端末120の表示処理部713は、第1オブジェクトの費目ごとの決済合計金額の表示領域に対するユーザからの所定の操作を検知し、検知した操作に応じて、費目の決算内訳情報を表示する第2オブジェクトを表示する処理を実行することができる。図10のD7に、決済合計金額の表示領域に対するユーザからの操作の一例を示し、図10のD8に、表示される第2オブジェクトを表す図を示す。
図10のD7に示す一つの操作例として、ユーザが、決済合計金額の表示領域をタップ(操作OP6)すると、第1オブジェクトに代えて第2オブジェクトを表示することができる。図10のD8の例では、第2オブジェクトは、各決算をそれぞれの表示領域の面積で表示する円グラフOB2を有する。費目(例えば、食費)の決済合計金額を示すテキストTX2は、第1オブジェクトに関連する位置に表示されてもよい。円グラフOB2には、それぞれの表示領域に、各決済の金額あるいは決済合計金額に対する決済額の割合をテキストで表示してもよい。図10のD8におけるテキストTX2及び円グラフOB2は、例えば、図6に示す形式の予算管理DBにおける費目ごとの決済額と、それら決済額を加算した決済合計金額に対応する。なお、費目ごとの予算が設定されている場合は、費目ごとの使用可能残高の表示領域が第2オブジェクトに含まれてもよい。
図10のD7に示す他の操作例として、決済合計金額の表示領域をピンチアウト(操作OP7)すると、第1オブジェクトに代えて第2オブジェクトを表示することができるようにしてもよい。また、第2オブジェクトが表示されている状態から第1オブジェクトを表示したい場合には、逆に、第2オブジェクトを全体的にピンチイン(操作OP8)するようにしてもよい。
なお、第1オブジェクトは、円グラフである必要はなく、図11のD8のように棒グラフやその他グラフであってもよい。また、表示される第2オブジェクトは、図11のD7のように、円グラフである必要はなく、費目の決算内訳情報を表示するリストであってもよいし、棒グラフなどのその他のグラフであってもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、予算管理システム1において、ユーザからの要求に応じて、決済履歴情報を表示するためのUI(User Interface)部品であって、異常決済に対して視認性の高いUI部品を端末120の表示装置に表示する実施形態である。第2実施形態に係る予算管理システムの構成は図3と同様である。
<第2実施形態の効果>
第2実施形態によれば、異常決済に対して視認性の高いUI部品により、ユーザは、複数ある決済情報の中から異常な決済情報を簡単に確認することができる。
<第2実施形態の機能構成>>
図4及び図7を用いてサーバ110Aおよび端末120の機能構成を説明する。図4及び図7に開示の各機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
以下の説明において、第1実施形態と同様の機能構成については同一の符号を付すと共に、説明を省略する。また、第1実施形態と同様の作用および効果についても、説明を省略する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
(1)サーバ110A
サーバ110Aの受信部は、端末120からの決済履歴の表示要求を受信する処理を行い、サーバ110Aの送信部は、決済履歴の表示要求に応じて、端末120に対して、決済履歴情報を送信する処理を行う。
サーバ110Aの表示制御部413は、予算管理システムに関する画面の画面情報、又は、端末120側で画面を生成するための情報を、送受信部412を介して端末120に送信するよう制御する。例えば、表示制御部413は、ユーザに対する予算などの登録画面、ユーザに対する決済情報の登録画面、ユーザに対する決済履歴情報の表示画面、及びユーザに対する予算管理に関する各種画面などの画面情報を、送受信部412を介して端末120に送信するよう制御する。
また、サーバ110Aの表示制御部413は、決済履歴情報の表示画面に代えて、決済履歴情報の表示画面を生成するための情報として各決済情報を、送受信部412を介して端末120に送信するよう制御してもよい。
サーバ110Aの表示制御部413は、異常決済を定める所定条件を満たす第1決済情報を抽出する処理を実行し、抽出した第1決済情報に関する情報を、送受信部412を介して端末120に送信するよう制御する。
これにより、端末120の表示処理部713は、第1決済情報と、異常決済を定める所定条件を満たさない他の第2決済情報とを異なる態様で表示するよう制御することができる。そのため、ユーザは、複数ある決済情報の中から異常な決済情報を簡単に確認することができる。
なお、サーバ110Aの記憶部420は、異常決済を定める条件を管理するテーブルを有していてもよい。このテーブルでは、例えば、ユーザとは関係なく異常決済を定める条件を管理してもよいし、ユーザIDに対応付けて、ユーザごとに異常決済を定める条件を管理してもよい。異常決済を定める条件は、金額に関する条件、地域に関する条件、及び/又は、時間に関する条件等のうち少なくとも1つを含む。
金額に関する条件は、例えば、一回の決済額の上限を定めることができる。また、金額に関する条件として、過去1月以内の決済額のうち金額の大きいものから、例えば10件を第1決済情報として表示することを定めることができる。または所定期間の決済履歴に含まれる金額の平均値または中央値と大きく乖離のある決済金額を第1決済情報として表示することを定めることができる。これにより、決済額の多い決済情報が異なる態様で表示されることとなる。そのため、ユーザは、複数ある決済情報の中から決済額の多い決済情報を優先的に確認することができ、実際に異常な決済であるか否かを判断しやすくなる。
地域に関する条件は、例えば、ユーザが決済を行う第1地域を定めることができる。また、地域に関する条件として、第1地域から所定の距離を定めることができる。これにより、第1地域に含まれない第2地域において行われた決済情報や、第1地域から所定の距離以上離れた第2地域において行われた決済情報については、異なる態様で表示されることとなる。そのため、ユーザは、複数ある決済情報の中から通常の生活圏とは異なる場所で決済された決済情報を優先的に確認することができ、実際に異常な決済であるか否かを判断しやすくなる。
時間に関する条件は、例えば、ユーザが決済を行う時間帯を定めることができる。これにより、当該時間帯以外で行われた決済情報については、異なる態様で表示されることとなる。そのため、ユーザは、複数ある決済情報の中から通常の生活時間とは異なる時間帯で決済された決済情報を優先的に確認することができ、実際に異常な決済であるか否かを判断しやすくなる。
さらに、上記各条件を複数組み合わせてもよい。例えば、所定の決済情報の決済地域と、時系列的にその一つ前に行われた決済情報の決済地域が、所定以上離れており、かつ、所定の決済情報の決済時間と、時系列的にその一つ前に行われた決済情報の決済時間が、所定以上近接している場合には、これら決済情報を異なる態様で表示するようにしてもよい。具体的には、2020年1月1日に東京で決済された決済情報と、その一つ前の決済情報として3時間以内にニューヨークで決済された決済情報とがある場合には、これら決済情報を異なる態様で表示するようにしてもよい。
これにより、通常考えられる移動速度を超えないと達成しえない、異なる2つの地域でされた決済情報については、異なる態様で表示されることとなる。そのため、ユーザは、複数ある決済情報の中から移動速度的に説明のできない決済情報を優先的に確認することができ、実際に異常な決済であるか否かを判断しやすくなる。
サーバ110Aの表示制御部413は、第1決済情報に異常決済を定める条件の種類に関する情報を付して、送受信部412を介して端末120に送信するよう指示してもよい。具体的には、表示制御部413は、金額に関する条件を充足する第1決済情報と、地域に関する条件を充足する第1決済情報とを、端末120側で区別可能な態様で送信することができる。
これにより、端末120の表示処理部713は、金額に関する条件を充足する第1決済情報と、地域に関する条件を充足する第1決済情報とを、さらに異なる態様で表示することができる。このように、異常決済を定める条件に応じて、第1決済情報をさらに異なる態様で表示することにより、ユーザは、決済の詳細を見なくとも異常決済とされている理由を容易に認識することができる。
(2)端末120
また、端末120の送信部は、ユーザからの操作に応じて、サーバ110Aに対して決済履歴の表示要求を送信する処理を行い、端末120の受信部は、サーバ110Aから決済履歴情報を受信する処理を行う。
端末120の表示処理部713は、受信された画面情報に基づいて、表示装置(例えばタッチパネル)に、受信した前記決済履歴情報を表示する際、異常決済を定める所定条件を満たす第1決済情報を、他の第2決済情報とは異なる態様で表示するように表示制御する。
第1決済情報を表示する態様としては、例えば、第1決済情報の表示領域の面積を大きく表示すること、第1決済情報の表示領域に強調色を付すこと、又は、第1決済情報の表示領域に決済情報の詳細を表示することが挙げられる。
また、第1決済情報に異常決済を定める条件の種類に関する情報が付されている場合には、端末120の表示処理部713は、異常決済を定める条件に応じて、第1決済情報をさらに異なる態様で表示することができる。具体的には、表示処理部713は、金額に関する条件を充足する第1決済情報の表示領域に付す強調色と、地域に関する条件を充足する第1決済情報の表示領域に付す強調色とを異なる色で表示することができる。
また、端末120の表示処理部713は、表示装置(例えばタッチパネル)あるいはその他入力装置に対するユーザの操作を検知し、検知した操作に応じて、後述する表示態様に関する処理を実行することができる。
そのほか、この第2実施形態におけるサーバ110A及び端末120の機能構成は、第1実施形態と同様とすることができる。
以上の処理により、ユーザが視認しやすい態様で第1決済情報を表示することが可能となる。これにより、ユーザは、複数ある決済情報の中から異常な決済情報を簡単に確認することができる。
<第2実施形態の動作処理>
図12を参照し、第2実施形態に係る予算管理システム1の処理について説明する。図12は、第2実施形態に係る予算管理システム1の処理のシーケンスの一例を示す。図12に示すシーケンスの例では、端末120は、ユーザが予算管理等に用いる端末であり、サーバ110Aは、予算管理システムを運営、管理する者により利用されるサーバであり、サーバ110Bは、決済情報をサーバ110Aに送信するための外部システムのサーバである。
ステップS1201で、端末120の送信部は、ユーザの操作に応じて、サーバ110Aに対して、決済に関する情報を送信する。決済に関する情報としては、例えば、ユーザが端末120に入力した決済金額や決算日時、商品情報などのテキストデータの他、ユーザが端末120が備えるカメラ等で撮影したレシートの画像データが挙げられる。
ステップS1202で、サーバ110Bは、サーバ110Aに対して、決済に関する情報を送信する。サーバ110Bが銀行などの金融機関である場合、決済に関する情報としては、例えば、口座の引き落とし情報が挙げられる。また、そほのか、口座への入出金に関する情報をさらに受信してもよい。また、サーバ110Bがクレジットカード会社などの決済機関である場合、決済に関する情報としては、例えば、クレジットカードの利用履歴に関する情報が挙げられる。
ステップS1203で、サーバ110Aの予算管理部414は、端末120及び/又はサーバ110Bから受信した決済に関する情報を予算管理DBに格納する。この際、予算管理部414は、決済に関する情報を解析し、費目を自動的に仕分けて予算管理DBに格納するようにしてもよい。また、予算管理部414は、画像データから決済に関する情報を抽出し、予算管理DBに格納するようにしてもよい。なお、サーバ110Aの表示制御部413は、異常決済を定める所定条件を満たす第1決済情報を抽出する処理を実行し、抽出した第1決済情報に関する情報を記憶してもよい。
ステップS1204で、端末120の送信部は、ユーザの操作に応じて、決算履歴情報の表示要求を、サーバ110Aに対して送信する。
ステップS1205で、サーバ110Aの表示制御部413は、使用可能残高の表示要求に応じて、決済履歴情報を端末120に送信するよう送信部に指示する。この際、端末120に送信する情報には、第1決済情報に関する情報が含まれてもよい。
ステップS1206で、端末120の表示処理部713は、決済履歴情報を表示するとともに、第1決済情報を他の第2決済情報と異なる態様で表示するよう入出力部711に指示する。
また、サーバ110Aの表示制御部413が決済履歴情報の画像情報を作成し、端末120に送信する場合には、端末120の表示処理部713はその画像情報を表示するよう入出力部711に指示してもよい。
ステップS1207で、端末120の表示処理部713は、第1オブジェクトに対するユーザの操作を検知するとともに、検知した操作に応じて、所定の処理を実行することができる。操作に応じて実行する処理としては、例えば、決済履歴情報のスクロール表示や、費目ごとの決済情報を表示させることなどが挙げられる。
<第2実施形態の表示態様>
図13〜図16を参照し、第2実施形態に係る端末120の表示画面における表示態様について説明する。図13〜図16は、第2実施形態に係る端末120に表示される画面の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における一部の処理の一例を示す図でもある。
図13に示す画面は、例えば、ステップS1206においてユーザの端末120Aに表示される決済履歴情報の表示画面である。図13の例では、決済履歴情報の表示画面は、各決済情報を示すテキストTX3を有する。図13のD10及びD11におけるテキストTX3は、例えば、図6に示す形式の予算管理DBにおける各決済情報に対応する。
テキストTX3には各決済情報が記載される。表示処理部713は、受信した決済履歴情報を表示する際に、異常決済を定める所定条件を満たす第1決済情報と、当該条件を満たさない他の第2決済情報とは異なる態様で表示する。ここで、異なる態様とは、特に制限されないが、例えば、図13のD10に示すように、第1決済情報の表示領域の面積を大きく表示すること(OB5)、第1決済情報の表示領域に強調色を付すこと(OB6)、又は、第1決済情報の表示領域に決済情報の詳細を表示すること(OB7)が挙げられる。
なお、強調表示は、強調表示をする理由及び程度ごとに、異なるようにしてもよい。例えば、金額に関する条件、地域に関する条件、及び時間に関する条件に応じて、強調色を付して強調表示をする場合、金額に関する条件は青色、地域に関する条件は赤色、及び時間に関する条件は黄色などと決めることができる。また、金額に関する条件により強調色を付して強調表示をする第1決済情報において、金額が大きいものほど濃い青色を付すようにしてもよい。これにより、強調表示の仕方で、ユーザはどのような異常決済の可能性があるのかを容易に認識することができる。
また、図14に示すように、金額に応じて第1決済情報の表示領域の面積を大きく表示することもできる(OB5)。
端末120の表示処理部713は、決済履歴情報の第1決済情報の表示領域に対するユーザからの所定の操作を検知し、検知した操作に応じて、第1決済情報の詳細を表示する第4オブジェクトOB8を表示する処理を実行することができる。図13のD11に、表示される第4オブジェクトOB8の一例を示す。
一つの操作例として、ユーザが、第1決済情報の表示領域をタップ(操作OP7)すると、決済履歴情報に代えて又は重ねて、第4オブジェクトOB8を表示することができる。図13のD11の例では、第4オブジェクトOB8は、店舗IDや決済方法などを表示するテキストTX2を有する。図13のD11におけるテキストTX4は、例えば、図6に示す形式の予算管理DBにおける各決済情報に対応する。
他の操作例として、決済合計金額の表示領域を水平方向にスワイプ(操作OP8)すると、決済履歴情報に代えて又は重ねて、表示処理部713は第4オブジェクトOB8を表示することができるようにしてもよい。また、第4オブジェクトOB8が表示されている状態から決済履歴情報を表示したい場合には、逆に、第4オブジェクトOB8を水平方向にスワイプ(操作OP9)するようにしてもよい。
端末120の表示処理部713は、決済履歴情報に対するユーザからのスクロール操作を検知し、検知した操作に応じて、所定基準に従う第1スクロールスピードで決済履歴情報をスクロール表示する処理を実行することができる。図15のD13に、スクロール表示を表す図を示す。
図15のD13の例では、上から下に決済情報が並ぶ決済履歴情報の表示領域(OB08)を上下方向にスクロール操作(操作OP10)すると、決済情報がスクロール表示される。第1スクロールスピードが従う所定基準としては、例えば、スクロール操作がされた瞬間から徐々にスクロールスピードを減衰させていき最終的にはスクロールが停止することが挙げられる。
端末120の表示処理部713は、上記のように決済履歴情報をスクロールしていく中で、第1決済情報が表示画面に含まれる場合には、第1スクロールスピードよりも遅い第2スクロールスピードに変更して、決済履歴情報をスクロールする処理を実行してもよい。図15のD14に、第1決済情報が表示画面に含まれる場合の画面の一例を示す。図15のD14のように、第1決済情報が表示画面に含まれる場合には、第1スクロールスピードよりも減衰率の高い第2スクロールスピードに変更して、スクロール表示を行うことができる。これにより、スクロール中においても、異常決済条件を満たす第1決済情報がユーザの目に留まりやすくなる。
また、端末120の表示処理部713は、第1実施形態の第1オブジェクトOB1をさらに表示させ、かつ、第1オブジェクトが表示する費目ごとの決済合計金額及び使用可能残高をスクロールに連動させる処理を実行してもよい。例えば、端末120の表示処理部713は、決済履歴情報に対するユーザからのスクロール操作を検知し、検知した操作に応じて、所定基準に従う第1スクロールスピードで決済履歴情報をスクロール表示する処理を実行する。そして、スクロール表示により、ユーザにより閲覧済と判断された第1決済情報及び第2決済情報を用いて、表示処理部713は第1オブジェクトを更新する処理を実行する。
図16のD15に示す画面、例えば、第1オブジェクトの表示内容をスクロールに連動させた表示画面である。図16のD15の例では、ユーザにより閲覧済と判断された(画面に表示された)取引情報の取引額が、カテゴリごとに積算され、その値が費目ごとの決済合計金額として第1オブジェクトに表示される。また、表示される決済合計金額に連動して、使用可能残高の値も変化する。
なお、上述したとおり、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な変形が可能である。すなわち、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
1…予算管理システム、110、110A、110B…サーバ、120、120A、120B、120C、120X…端末、130…ネットワーク、200…情報処理装置、201…プロセッサ、202…メモリ、203…ストレージ、204…入出力インタフェース(入出力I/F)、205…通信インタフェース(通信I/F)、411…入出力部、412…送受信部、413…表示制御部、414…予算管理部、420…記憶部、711…入出力部、712…送受信部、713…表示処理部、720…記憶部

Claims (11)

  1. 情報処理装置に、
    決済金額を含む決済情報を受信する他の情報処理装置に対して、予め設定された予算に対する使用可能残高の表示要求を送信するステップと、
    前記表示要求に応じて、前記他の情報処理装置から、前記予算と、前記決済情報に基づき分類された費目ごとの決済合計金額とを受信するステップと、
    前記予算及び前記費目ごとの決済合計金額に基づいて、前記予算に対する前記費目ごとの支出状況の表示領域と、前記予算に対する使用可能残高の表示領域とを含む第1オブジェクトを表示するステップと、を実行させるプログラム。
  2. 前記前記第1オブジェクトは、前記費目ごとの前記決済合計金額と、前記使用可能残高と、をそれぞれの表示領域の面積で表現し、
    前記第1オブジェクトを表示するステップは、前記使用可能残高の表示領域が所定面積以下になった場合に、前記使用可能残高の表示領域を強調表示するステップを含む、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第1オブジェクトを表示するステップは、
    前記使用可能残高が所定金額以下になった場合に、前記使用可能残高の表示領域を強調表示するステップを含む、請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記第1オブジェクトの前記使用可能残高の表示領域の面積を変更するユーザからの操作を検知するステップと、
    前記操作に応答して、前記使用可能残高を増減させるステップと、をさらに実行させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記操作が、前記使用可能残高の表示領域の面積を大きくする操作である場合に、
    前記操作に応答して、前記使用可能残高の表示領域の面積を大きくするとともに、前記費目ごとの支出状況の表示領域を小さくする、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記費目ごとの支出状況の表示領域のそれぞれは、前記操作の前後で同一の面積割合で表示される、請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記第1オブジェクトの前記費目ごとの決済合計金額の表示領域に対するユーザからの所定の操作を検知するステップと、
    前記操作に応じて、前記費目の決算内訳情報を表示する第2オブジェクトを表示するステップと、をさらに実行させる、請求項1〜6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記前記第1オブジェクトは、前記費目ごとの前記決済合計金額と、前記使用可能残高と、をそれぞれの表示領域の面積で表現し、
    前記使用可能残高の表示領域が所定面積以下になった場合に、貸し付けサービスへの遷移情報に関連付けられる第3オブジェクトを表示するステップを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 前記第1オブジェクトを表示するステップは、
    前記使用可能残高が所定金額以下になった場合に、貸し付けサービスへの遷移情報に関連付けられる第3オブジェクトを表示するステップを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 情報処理装置が、
    決済金額を含む決済情報を受信する他の情報処理装置に対して、予め設定された予算に対する使用可能残高の表示要求を送信するステップと、
    前記表示要求に応じて、前記他の情報処理装置から、前記予算と、前記決済情報に基づき分類された費目ごとの決済合計金額とを受信するステップと、
    前記予算及び前記費目ごとの決済合計金額に基づいて、前記予算に対する前記費目ごとの支出状況の表示領域と、前記予算に対する使用可能残高の表示領域とを含む第1オブジェクトを表示するステップとを実行する情報処理方法。
  11. 決済金額を含む決済情報を受信する他の情報処理装置に対して、予め設定された予算に対する使用可能残高の表示要求を送信する送信部と、
    前記表示要求に応じて、前記他の情報処理装置から、前記予算と、前記決済情報に基づき分類された費目ごとの決済合計金額とを受信する受信部と、
    前記予算及び前記費目ごとの決済合計金額に基づいて、前記予算に対する前記費目ごとの支出状況の表示領域と、前記予算に対する使用可能残高の表示領域とを含む第1オブジェクトを表示する表示処理部とを有する情報処理装置。
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