JP2003132207A - 家計簿管理サーバ、プログラム、及び情報端末 - Google Patents

家計簿管理サーバ、プログラム、及び情報端末

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JP2003132207A
JP2003132207A JP2001327799A JP2001327799A JP2003132207A JP 2003132207 A JP2003132207 A JP 2003132207A JP 2001327799 A JP2001327799 A JP 2001327799A JP 2001327799 A JP2001327799 A JP 2001327799A JP 2003132207 A JP2003132207 A JP 2003132207A
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JP2001327799A
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Yoshihiro Tejima
義裕 手島
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に個人の家計簿データを各人の所望の支出
分類で管理できる電子的な家計簿を提供すること。 【解決手段】売上データ処理装置3から個人別のレシー
ト情報が送られてきたとき、家計簿管理サーバ1は、そ
のレシート情報中の各購入商品について、当該購入商品
の分類名を、品名に対応付けられた分類名を予め記憶し
ている品名→分類テーブル15B等を参照して決定し、
各購入商品について、その決定された分類名を当該商品
の金額情報に対応付けて設定することで個人別の家計簿
データを生成して、登録しておく。そして、携帯情報端
末2からの要求に応じて、上記登録された当該携帯情報
端末2に対応する個人の家計簿データから、各分類につ
いて金額情報を集計して、その集計結果を、上記要求元
の携帯情報端末2に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、売上データ管理装
置から送信されてきた個人別の売上データから分類集計
した個人の家計簿データを管理する家計簿管理サーバ、
及び、コンピュータにそのような家計簿管理サーバの機
能を実現させるためのプログラム、並びに、上記家計簿
データを受信して出力する情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家計の収支を記録した家計簿
が広く使用されており、特に日本人は、その三分の一の
世帯が使用している世界で最も家計簿好きの国民である
と言われている。
【0003】この家計簿は、従来、帳面型のものに自筆
により収支を記録していたものであったが、近年は、P
C等の情報処理機器を利用して、電子データとして記録
保存することが多くなってきている。
【0004】一方、近年のインターネットの普及に伴
い、各種サービスが提供されるようになってきている。
【0005】そして、この家計簿データについても、店
舗で商品を購入した際に、POSシステムと連動してイ
ンターネット上のサーバに個人の購入データを管理して
おき、家計簿データを個人のPCで確認できるようにし
たサービスが提供されている。
【0006】また、自宅のPCからインターネットを介
して銀行サーバにアクセスして、自分の銀行通帳データ
を見たり、クレジットカード引き落としのデータを見る
ことができるようにしたサービスも提供されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商品の
購入の際に店舗から発行されるレシートにあっては、例
えば、ある店舗のレシートは商品名と金額が印字されて
いるのに、別の店舗のレシートは商品名に対応する数字
と金額が印字されているというように、多種多様な形式
であり、統一されていない。従って、商品名が印字され
ていれば、例えば「牛挽肉」であれば「食費」というよ
うに、その商品名により支出分類を行って家計簿に記入
することは容易であるが、商品名に対応する数字しか印
字されていない場合には、購入した商品と照らし合わせ
ながら、支出分類を決定しなければならない。
【0008】また、インターネットによる上記家計簿デ
ータを個人のPCで確認できるようにしたサービスで
は、サーバで管理される家計簿データは、特定の形式に
統一されたものしか提供されず、ユーザ所望の支出分類
で集計することはできなかった。よって、必要に応じ
て、ユーザが家計簿データを一旦ダウンロードして、編
集作業を行わなければならなかった。
【0009】また、銀行サーバより銀行通帳データを見
ることができるようにしたサービスにおいても、家計簿
等の支出各分類別に分類されてはいない。
【0010】更に、近年、現金やクレジットカードでの
決済に加えて、電子財布と称されるような電子決済が利
用され始めており、更に支出管理を複雑にしている。
【0011】よって、簡単に所望の支出分類で管理でき
る電子的な家計簿が広く望まれている。
【0012】本発明の課題は、簡単に個人の家計簿デー
タを各人の所望の支出分類で管理できる電子的な家計簿
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による家計簿管理サーバは、商店等に配置
された売上データ処理装置から送信されてきた、購入商
品の金額情報と付加情報とを含む個人別の売上データを
受信する受信手段と、予め付加情報に基づいた分類を記
憶する分類記憶手段と、上記受信手段で受信した売上デ
ータ中の各購入商品について、当該購入商品の上記付加
情報に対応付けられた分類を、上記分類記憶手段を参照
して決定する分類決定手段と、上記受信手段で受信した
売上データ中の各購入商品について、上記分類決定手段
で決定された分類を当該商品の金額情報に対応付けて設
定することで個人別の家計簿データを生成し、登録する
家計簿データ生成登録手段と、情報端末からの要求に応
じて、上記家計簿データ生成登録手段に登録された当該
情報端末に対応する個人の家計簿データから、各分類に
ついて金額情報を集計する集計手段と、上記集計手段に
よる集計結果を、上記要求元の情報端末に送信する送信
手段と、を具備することを特徴とする。
【0014】また、本発明によるプログラムは、コンピ
ュータに、商店等に配置された売上データ処理装置から
送信されてきた、購入商品の金額情報と付加情報とを含
む個人別の売上データを受信する機能と、予め付加情報
に基づいた分類を記憶する機能と、上記受信した売上デ
ータ中の各購入商品について、当該購入商品の上記付加
情報に対応付けられた分類を、上記予め記憶している付
加情報に基づいた分類を参照して、決定する機能と、上
記受信した売上データ中の各購入商品について、上記決
定された分類を当該商品の金額情報に対応付けて設定す
ることで個人別の家計簿データを生成し、登録する機能
と、情報端末からの要求に応じて、上記登録された当該
情報端末に対応する個人の家計簿データから、各分類に
ついて金額情報を集計する機能と、その集計結果を、上
記要求元の情報端末に送信する機能と、を実現させるた
めのものであることを特徴とする。
【0015】即ち、本発明の家計簿管理サーバ及びプロ
グラムによれば、売上データ処理装置から個人別の売上
データが送られてきたとき、その売上データ中の各購入
商品について、当該購入商品の上記付加情報に対応付け
られた分類を、予め記憶している付加情報に基づいた分
類を参照して決定し、上記売上データ中の各購入商品に
ついて、上記決定された分類を当該商品の金額情報に対
応付けて設定することで個人別の家計簿データを生成し
て、登録しておく。そして、情報端末からの要求に応じ
て、上記登録された当該情報端末に対応する個人の家計
簿データから、各分類について金額情報を集計して、そ
の集計結果を、上記要求元の情報端末に送信する。
【0016】従って、簡単に個人の家計簿データを各人
の所望の支出分類で管理できる電子的な家計簿を提供で
きるようになる。
【0017】また、本発明による情報端末は、商店等に
配置された売上データ処理装置から受信した購入商品の
金額情報と付加情報とを含む個人別の売上データから、
各購入商品についてその金額情報に当該購入商品の上記
付加情報に基づく分類を設定付加してなる個人別の家計
簿データを生成登録する家計簿管理サーバに対して、集
計結果の送信要求を送信する集計結果送信要求手段と、
上記送信要求に応じて上記家計簿管理サーバにおいて上
記登録された当該情報端末に対応する個人の家計簿デー
タから、各分類について金額情報を集計した集計結果を
受信する受信手段と、上記受信手段で受信した集計結果
を出力する出力手段と、上記出力手段によって出力され
た集計結果の中から所望の購入商品について分類を変更
指示する変更指示手段と、上記変更指示手段によって指
示された変更内容を上記家計簿管理サーバに送信して、
家計簿データの登録内容を変更させる手段と、を具備す
ることを特徴とする。
【0018】即ち、本発明の情報端末によれば、家計簿
管理サーバで分類登録された個人別の家計簿データの集
計結果を受信して例えば表示出力したとき、或る購入商
品について分類がなされていなかったり、分類が間違っ
ている時に、その変更を指示することで、上記家計簿管
理サーバの家計簿データの登録内容を変更させる。
【0019】また、本発明による情報端末は、商店等に
配置された売上データ処理装置から受信した購入商品の
金額情報と付加情報とを含む個人別の売上データから、
予め記憶した対応付けテーブルを用いて、各購入商品に
ついて、その金額情報に当該購入商品の上記付加情報に
基づく分類を設定付加してなる個人別の家計簿データを
生成登録する家計簿管理サーバに対して、集計結果の送
信要求を送信する集計結果送信要求手段と、上記送信要
求に応じて上記家計簿管理サーバにおいて上記登録され
た当該情報端末に対応する個人の家計簿データから、各
分類について金額情報を集計した集計結果を受信する受
信手段と、上記受信手段で受信した集計結果を出力する
出力手段と、上記出力手段によって出力された集計結果
の中から所望の購入商品について分類を学習させること
を指示する学習指示手段と、上記学習指示手段によって
指示された学習内容を上記家計簿管理サーバに送信し
て、上記家計簿管理サーバの対応付けテーブルに学習さ
せる手段と、を具備することを特徴とする。
【0020】即ち、本発明の情報端末によれば、家計簿
管理サーバで分類登録された個人別の家計簿データの集
計結果を受信して例えば表示出力したとき、或る購入商
品について分類がなされていなかったり、分類が間違っ
ている時に、当該商品についての分類の学習を指示する
ことで、その商品と分類との対応付けを上記家計簿管理
サーバの対応付けテーブルに学習させる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1の(A)乃至図14の(B)を参照して説明する。
【0022】まず、本発明の一実施の形態の適用される
システムの構成を示す図1の(A)を参照して、一実施
の形態の概要を説明する。
【0023】即ち、このシステムは、ユーザがサービス
提供の契約を結んでいるインターネット上に構成された
家計簿管理サーバ1と、該ユーザが所持するPDA等の
携帯情報端末2と、スーパーや商店に置かれたPOS端
末やレジスタ等の売上データ処理装置3とからなる。な
お、同図では、携帯情報端末2及び売上データ処理装置
3は代表してそれぞれ一つ示しているものであり、実際
には、それぞれ多数存在する。
【0024】かかる構成において、売上データ処理装置
3では、商品販売時に、上記携帯情報端末2を携帯した
ユーザ(購入者)が購入しようとしている商品のバーコ
ードを読み取って、商品データベース35Bによりその
バーコード番号に対応した商品名及び価格を取得するこ
とを繰り返し、合計金額を集計する。そして、その合計
金額を上記購入者に提示する。またこのとき、携帯情報
端末2と売上データ処理装置3との間で電子的な認証を
行う。
【0025】そして、購入者は、自身の携帯情報端末2
を操作して支払方法(現金/電子財布/クレジットカー
ド)を指定し、その支払方法の情報と、上記家計簿管理
サーバ1への何を購入したかを示すレシート情報の送信
依頼とを、売上データ処理装置3に送る。
【0026】これにより、売上データ処理装置3は、既
知の売上データ処理を行ってレシートを発行し、また、
金額情報と商品名等の付加情報とを含む個人別の売上デ
ータであるレシート情報を、上記依頼先の家計簿管理サ
ーバ1に送信する。
【0027】家計簿管理サーバ1は、このレシート情報
を、予め決められた支出分類及び当該ユーザが指定した
支出分類方法で分類して家計簿データを作成し、各ユー
ザ別に登録する。
【0028】そして、携帯情報端末2からの要求に応じ
て、家計簿管理サーバ1は、上記登録された家計簿デー
タを、こづかい帳や家計簿等の予め登録されている複数
の出力フォーマットの中からユーザ所望のフォーマット
に合うように集計して、上記要求のあった携帯情報端末
2に送信して表示させる。
【0029】図2は、本発明の一実施の形態に係る家計
簿管理サーバ1としてのコンピュータの構成を示す図で
ある。
【0030】このコンピュータは、同図に示すように、
CPU10、入力部11、表示部12、時計部13、記
録媒体読取部14、メモリ15、伝送制御部16、等よ
りなる。
【0031】ここで、上記CPU10は、当該コンピュ
ータ全体を制御する制御部であり、上記入力部11乃至
伝送制御部16とバス17を介して接続されている。
【0032】また、上記入力部11は、キーボードやタ
ッチパネルであり、更に、これは、マウス等のポインテ
ィングデバイスを含むことができる。上記表示部12
は、CRTや液晶ディスプレィ等であり、上記時計部1
3は、現在時刻を計時するものである。
【0033】上記記録媒体読取部14は、プログラム、
データ等が記憶された磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリなどの可搬型の記録媒体14Aから、上
記プログラムやデータを読み取ったり、上記記録媒体1
4Aにデータを書き込んだりするものである。
【0034】上記メモリ15は、ROM及びRAM、ハ
ードディスク等の固定的な媒体からなり、各種のプログ
ラム、データ等が記憶されるものである。
【0035】即ち、このメモリ15は、該コンピュータ
を家計簿管理サーバとして機能させるための管理プログ
ラム15Aを記憶している。この管理プログラム15A
は、ROMに予め固定記憶されていても良いし、その全
部又は一部が上記記録媒体読取部14によって上記記録
媒体14Aから読み取られて、或いは上記伝送制御部1
6によってネットワーク4上に構築された図示しないサ
ーバやクライアントから受信されて、RAMに記憶され
たものであっても良い。
【0036】また、このメモリ15には、上記売上デー
タ処理装置3から送られてきたレシート情報を分類する
際に利用される対応付けテーブルとして、品名→分類名
テーブル15B、店情報→分類名テーブル15C、及び
支払方法→分類名テーブル15Dを記憶している。
【0037】即ち、品名→分類名テーブル15Bは、図
1の(B)に示すように、各商品がどのような支出分類
に相当するかを示すテーブルである。この品名→分類名
テーブル15Bは、サービス提供者側で予め用意した標
準データに加えて、各ユーザが任意に設定した学習デー
タを、各ユーザ別に登録できるようになっている。即
ち、ユーザが、標準データに存在しないデータを追加す
ることや、予め決められた以外の支出分類に変更するこ
とが可能となっている。
【0038】また、店情報→分類名テーブル15Cは、
図1の(C)に示すように、各店がどのような支出分類
に相当するかを示すテーブルである。この店情報→分類
名テーブル15Cにおいても、サービス提供者側で予め
用意した標準データに加えて、各ユーザが任意に設定し
た学習データを、各ユーザ別に登録できるようになって
いる。即ち、ユーザが、標準データに存在しないデータ
を追加することや、予め決められた以外の支出分類に変
更することが可能となっている。
【0039】そして、支払方法→分類名テーブル15D
は、図1の(D)に示すように、各支払方法がどのよう
な支出分類に相当するかを示すテーブルである。この支
払方法→分類名テーブル15Dも、サービス提供者側で
予め用意した標準データに加えて、各ユーザが任意に設
定した学習データを、各ユーザ別に登録できるようにな
っている。即ち、ユーザが、標準データに存在しないデ
ータを追加することや、予め決められた以外の支出分類
に変更することが可能となっている。但し、この支払方
法→分類名テーブル15Dにおいては、単に支払方法の
みからだけでなく、該支払方法と品名及び/又は店情報
とのAND条件により、どのような支出分類に相当する
かを示すことも可能となっている。
【0040】また、上記家計簿管理サーバ1のメモリ1
5は更に、上記売上データ処理装置3から送られてきた
各ユーザ別(個人別)のレシート情報である個人別レシ
ート情報15Eと、上記管理プログラムにより上記対応
付けテーブルを用いて各ユーザ別に分類集計された結果
である個人別家計簿データベース15Fとを記憶してい
る。
【0041】更に、このメモリ15は、こづかい帳や家
計簿といった複数の出力フォーマット(フォーマット
1、フォーマット2、…)15G、各売上データ処理装
置3の装置ID、認証データ、店情報(店名)等を含む
各売上データ処理装置別データ15H、各携帯情報端末
1の認証データである各端末用認証データ15I、等を
記憶する。
【0042】また、上記伝送制御部16は、インターネ
ット等のネットワーク4を介して接続された他の機器と
の間でデータの送受信を行うものである。
【0043】一方、図3は、本発明の一実施の形態に係
る携帯情報端末2としてのコンピュータの構成を示す図
である。
【0044】このコンピュータは、同図に示すように、
CPU20、入力部21、表示部22、時計部23、記
録媒体読取部24、メモリ25、伝送制御部26、近距
離通信部27、等よりなる。
【0045】ここで、上記CPU20は、当該コンピュ
ータ全体を制御する制御部であり、上記入力部21乃至
近距離通信部27とバス28を介して接続されている。
【0046】また、上記入力部21は、キーボードやタ
ッチパネルであり、上記表示部22は、液晶ディスプレ
ィ等である。上記時計部23は、現在時刻を計時するも
のである。
【0047】上記記録媒体読取部24は、プログラム、
データ等が記憶された磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリなどの記録媒体24Aから、上記プログ
ラムやデータを読み取ったり、上記記録媒体24Aにデ
ータを書き込んだりするものである。この記録媒体24
AはCD−ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハ
ードディスク等の固定的な媒体を含む。
【0048】上記メモリ25は、ROM及びRAMから
なり、各種のプログラム、データ等が記憶されるもので
ある。
【0049】即ち、このメモリ25は、該コンピュータ
を携帯情報端末2として機能させるための管理プログラ
ム25Aを記憶している。この管理プログラム25A
は、その全部又は一部が上記記録媒体読取部24によっ
て上記記録媒体24Aから読み出されて、或いは上記伝
送制御部26によってネットワーク4上に構築された図
示しないサーバやクライアントから受信されて、更には
上記近距離通信部27を介して近距離無線通信によって
他の電子機器から受信されて、RAMに記憶されたもの
であっても良い。
【0050】また、このメモリ25は、上記家計簿管理
サーバ1の認証データであるサーバ用認証データ25B
及び上記売上データ処理装置3の認証データである売上
データ処理装置用認証データ25Cを記憶し、更にワー
クエリアに、ユーザによって指示された支払方法25D
及び上記家計簿管理サーバ1から送られてきた家計簿デ
ータ25Eを一時記憶する。
【0051】また、上記伝送制御部26は、上記ネット
ワーク4を介して接続された他の機器との間でデータの
送受信を行うものである。そして、上記近距離通信部2
7は、同じ通信規格(例えばBluetooth(T
M))に対応する機器との間でデータを無線により送受
信するものである。
【0052】なお、上記売上データ処理装置3は、図4
に示すようなコンピュータによって構成されている。
【0053】即ち、このコンピュータは、同図に示すよ
うに、CPU30、入力部31、表示部32、時計部3
3、記録媒体読取部34、メモリ35、伝送制御部3
6、近距離通信部37、商品コード読取部38、等より
なる。
【0054】ここで、上記CPU30は、当該コンピュ
ータ全体を制御する制御部であり、上記入力部31乃至
商品コード読取部38とバス39を介して接続されてい
る。
【0055】また、上記入力部31は、キーボードやタ
ッチパネルであり、上記表示部32は、CRTや液晶デ
ィスプレィ等である。上記時計部33は、現在時刻を計
時するものである。
【0056】上記記録媒体読取部34は、プログラム、
データ等が記憶された磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリなどの記録媒体34Aから、上記プログ
ラムやデータを読み取ったり、上記記録媒体34Aにデ
ータを書き込んだりするものである。この記録媒体34
AはCD−ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハ
ードディスク等の固定的な媒体を含む。
【0057】上記メモリ35は、ROM及びRAMから
なり、各種のプログラム、データ等が記憶されるもので
ある。
【0058】即ち、このメモリ35は、該コンピュータ
を売上データ記憶装置3として機能させるための管理プ
ログラム35Aを記憶している。この管理プログラム3
5Aは、その全部又は一部が上記記録媒体読取部34に
よって上記記録媒体34Aから読み出されて、或いは上
記伝送制御部36によってネットワーク4上に構築され
た図示しないサーバやクライアントから受信されて、更
には上記近距離通信部37を介して近距離無線通信によ
って他の電子機器から受信されて、RAMに記憶された
ものであっても良い。例えば、上記管理プログラム35
Aは、一般的な売上データ処理のための通常プログラム
を予め含み、上記家計簿管理サーバ1との通信プログラ
ム、上記携帯情報端末2との認証プログラム、等を追加
プログラムとして外部からダウンロードして、該管理プ
ログラム35Aに追加されることができる。
【0059】また、このメモリ35には、バーコード番
号に対応した商品名及び価格を登録した商品データベー
ス35Bと、自売上データ処理装置を示す売上データ処
理装置ID35Cとを記憶している。この売上データ処
理装置ID35Cは、何という店舗の何階の何番目の売
上データ処理装置3であるかが特定できるような情報で
ある。
【0060】更に、このメモリ35は、上記家計簿管理
サーバ1の認証データであるサーバ用認証データ35D
及び各携帯情報端末2の認証データである各端末用認証
データ35Eを記憶し、更にワークエリアに、購入者の
携帯情報端末2から送られてきた支払方法35F及び集
計したレシート情報35Gを一時記憶する。
【0061】また、上記伝送制御部36は、上記ネット
ワーク4を介して接続された他の機器との間でデータの
送受信を行うものであり、上記近距離通信部37は、同
じ通信規格(例えばBluetooth(TM))に対
応する機器との間でデータを無線により送受信するもの
である。
【0062】そして、上記商品コード読取部38は、各
商品に貼付又は添付された、当該商品の商品コードがバ
ーコード化されて印刷された商品コードタグ38Aか
ら、バーコードを読み取るものである。
【0063】次に、このような構成における動作を説明
する。図5乃至図7は、本発明の一実施の形態における
家計簿データの登録動作を説明する一連のフローチャー
トを示す図である。
【0064】この一連のフローチャートは、上記家計簿
管理サーバ1、携帯情報端末2、及び売上データ処理装
置3をそれぞれ構成する各コンピュータに各機能を実現
させるためのプログラムを説明するためのものである。
これらのプログラムは、上記CPU10,20,30が
読み取り可能なプログラムコードの形態で管理プログラ
ム15A,25A,35Aとして各メモリ15,25,
35に格納されている。勿論、全ての機能をそれらメモ
リ15,25,35に格納する必要は無く、必要に応じ
て、その一部若しくは全部を記録媒体読取部14,2
4,34によって記録媒体14A,24A,34Aから
読み出して実現する様にしても良い。
【0065】即ち、売上データ処理装置3では、商品販
売時に、上記携帯情報端末2を携帯したユーザ(購入
者)が購入しようとしている商品の商品コードタグ38
Aから商品コード読取部38によりバーコードを読み取
って、商品データベース35Bによりそのバーコード番
号に対応した商品名及び価格を取得することで売上デー
タを入力し、メモリ35のワークエリア上にレシート情
報35Gを作成する(ステップS301)。そしてその
後、近距離通信部37により携帯情報端末2に購入金額
確認依頼を送信する(ステップS302)。
【0066】携帯情報端末2においては、近距離通信部
27でこの購入金額確認依頼を受信して、表示部22に
その購入金額を表示する(ステップS201)。そして、
ユーザがその購入金額を確認した後、OKであれば、入
力部21より認証データ入力操作を行い、これに応じ
て、CPU20は、認証データを近距離通信部27によ
り売上データ処理装置3に送信する(ステップS20
2)。ここで、上記認証データ入力操作とは、ユーザが
認証データをキー入力する操作であるが、予めメモリ2
5に売上データ処理装置用認証データ25Cを記憶して
ある場合には、単なる『OK』ボタン操作であっても良
い。
【0067】売上データ処理装置3では、近距離通信部
37によりこのユーザ認証データを受信したならば、C
PU30は、その受信した認証データとメモリ35に記
憶された各端末用認証データ35Eとを比較し(ステッ
プS303)、認証OKか否かを判別する(ステップS3
04)。そして、認証OKであれば近距離通信部37に
より上記携帯情報端末2へOK送信を行う(ステップS
305)。また、認証NGの場合には、近距離通信部3
7により上記携帯情報端末2へエラー送信を行った後
(ステップS305)、所定のエラー処理を実行すること
になる。
【0068】携帯情報端末2では、近距離通信部27で
受信した上記売上データ処理装置3からの返答により認
証がOKであったか否かを判別し(ステップS203)、
認証NGであったとき、即ち売上データ処理装置3から
エラー送信を受けた時には、所定のエラー処理を行う。
これに対して、認証OKであった場合、即ち売上データ
処理装置3からOK送信を受けた時には、ユーザの入力
部21による支払方法(現金/電子財布/クレジットカ
ード)の指定入力を受けて、メモリ25のワークエリア
に支払方法25Dとして記憶し、近距離通信部27によ
りそれを売上データ処理装置3へ送信する(ステップS
204)。またこのとき、当該ユーザが契約している家
計簿管理サーバ1への何を購入したかを示すレシート情
報の送信依頼も送信する。
【0069】売上データ処理装置3では、この支払方法
指定を近距離通信部37で受信して、メモリ35のワー
クエリアに支払方法35Fとして一時記憶する(ステッ
プS307)。そして、支払方法が現金であれば現金を
受取り、クレジットカードであればそのクレジットカー
ドを読み取った後、上記携帯情報端末2のユーザに、該
売上データ処理装置3の入力部31によりユーザ認証デ
ータを入力してもらい、伝送制御部36によりインター
ネット等のネットワーク4を介して家計簿管理サーバ1
に送信する(ステップS308)。
【0070】家計簿管理サーバ1では、伝送制御部16
によりこのユーザ認証データを受信して、ユーザを特定
する(ステップS101)。
【0071】また、売上データ処理装置3では、上記ユ
ーザ認証データの送信後、メモリ35に記憶している売
上データ処理装置ID35Cを伝送制御部36によりイ
ンターネット等のネットワーク4を介して家計簿管理サ
ーバ1に送信することで、家計簿管理サーバ1に認証デ
ータの送信依頼を行う(ステップS309)。
【0072】家計簿管理サーバ1では、それを伝送制御
部36で受信して、メモリ15の各端末用認証データ1
5Iの中から、その受信した売上データ処理装置IDに
対する認証データを読み出し、上記送信元の売上データ
処理装置3に対してそれを伝送制御部36によりネット
ワーク4を介して返信する(ステップS102)。
【0073】売上データ処理装置3では、伝送制御部3
6で受信した上記家計簿管理サーバ1からの認証データ
とメモリ35に記憶してあるサーバ用認証データ35D
とを比較することにより、認証OKか否かを判別する
(ステップS310)。ここで、認証NGの場合には所
定のエラー処理を行う。つまり、これが、電子財布やク
レジットカードの認証となる。そして、認証OKであっ
た場合には、メモリ35のワークエリアに一時記憶して
ある支払方法35F及びレシート情報35Gを、伝送制
御部36によりネットワーク4を介して家計簿管理サー
バ1に送信し、通常の紙によるレシートを発行すること
になる(ステップS311)。
【0074】家計簿管理サーバ1は、伝送制御部16に
より上記売上データ処理装置3から送られてきた上記レ
シート情報を受信して、上記ステップS101で特定し
たユーザに対応する個人別レシート情報15Eとして登
録する(ステップS103)。そして、予め決められた
支出分類及び当該ユーザが指定した支出分類方法で分類
して家計簿データを作成し、当該ユーザに対応する個人
別家計簿データベース15Fに登録することになる。
【0075】即ち、まず、上記登録した個人別レシート
情報15Eに店情報が有るか否かを判別する(ステップ
S104)。ここで、個人別レシート情報15Eに店情
報が有れば、店情報のタグ付きデータを作成する(ステ
ップS105)。また、店情報が無い場合には、上記ス
テップS102で受信した売上データ処理装置IDに対
する店情報を、メモリ15に記憶された各売上データ処
理装置別データ15Hより検索して、該当する店情報を
読み出して(ステップS106)、その店情報によりタ
グ付きデータを作成する(ステップS105)。
【0076】つまり、本実施の形態では、個人別家計簿
データベース15Fには、家計簿の各支出分類のタグを
金額に追加して、XML形式で、個人別に保存するよう
にしている。
【0077】例えば、売上データ処理装置3から受信し
てメモリ15に記憶した個人別レシート情報15Eが、
図8の(A)の上側に示すようなものであった場合、該
レシート情報15Eには『○○センター』という店情報
が含まれているので、図8の(A)の下側に示すよう
に、 <店情報>○○センター</店情報> というタグ付きデータが作成される。
【0078】これに対して、図8の(B)の上側に示す
ような個人別レシート情報15Eでは店情報が含まれて
いないため、送信元の売上データ処理装置IDにより店
情報を決定して、図8の(B)の下側に示すように、 <店情報>ファンシー</店情報> というタグ付きデータを作成することになる。
【0079】なお、該家計簿管理サーバ1に登録されて
いる売上データ処理装置IDでなければ上記ステップS
310で認証NGとなって、該家計簿管理サーバ1にレ
シート情報が送られてくることは決して無く、よって、
レシート情報を受信したということは、当然、売上デー
タ処理装置IDが家計簿管理サーバ1に登録されてお
り、上記ステップS106では必ず、店情報データが得
られるようになっている。
【0080】次に、個人別レシート情報15Eに日付情
報が有るか否かを判別する(ステップS107)。ここ
で、個人別レシート情報15Eに日付情報が有れば、日
付情報のタグ付きデータを作成する(ステップS10
8)。また、日付情報が無い場合には、データ受信日の
日付、つまり時計部13で計時している現在の日付を読
み出して(ステップS109)、日付情報のタグ付きデ
ータを作成する(ステップS108)。
【0081】例えば、図8の(A)の上側に示すような
個人別レシート情報15Eでは、『01年6月1日』と
いう日付情報が含まれているので、図8の(A)の下側
に示すように、 <日付>2001/06/01</日付> というタグ付きデータが作成される。
【0082】これに対して、図8の(C)の上側に示す
ような個人別レシート情報15Eでは日付情報が含まれ
ていないため、時計部13で計時している現在の日付に
より日付情報を決定して、図8の(C)の下側に示すよ
うに、 <日付>2001/06/03</日付> というタグ付きデータを作成することになる。
【0083】次に、個人別レシート情報15Eにおける
先頭の売上データを指定する(ステップS110)。そ
して、詳細は後述するような分類決定処理を実行するこ
とで、その指定された売上データの支出分類を決定し
(ステップS111)、その決定された分類情報を使用
してタグ付データを作成する(ステップS112)。そ
の後、まだ処理していない次の売上データが上記個人別
レシート情報15Eに有るか否かを判別し(ステップS
113)、まだ有れば、次の売上データを指定して(ス
テップS114)、上記ステップS111に戻り、当該
売上データの支出分類を決定することになる。
【0084】図9は、このステップS111で実行され
る分類決定処理の詳細を示すフローチャートである。
【0085】即ち、まず、当該指定された売上データに
品名データが含まれているか否かを判別する(ステップ
S111A)。ここで、品名データが有れば、その品名
データによりメモリ15の品名→分類名テーブル15B
を検索する(ステップS111B)。そして、該当品名
データに対応する品名が品名→分類名テーブル15Bに
存在したならば(ステップS111C)、その品名に対
する分類名を支出分類として決定して(ステップS11
1D)、上位のルーチンに戻る。
【0086】例えば、図8の(A)の上側に示すような
個人別レシート情報15Eの場合、先頭の売上データ
(牛挽肉,315円)には『牛挽肉』という品名データ
が有り、この品名データによりメモリ15の品名→分類
名テーブル15Bを検索すると品名『肉』が対応する品
名として有るので、その品名に対する分類名『食費』が
支出分類として決定される。従って、上位のルーチンに
戻って、ステップS112で、図8の(A)の下側に示
すように、 <購入1> <分類名>食費</分類名> <品名>牛挽肉</品名> <価格>315</価格> </購入1> というタグ付きデータが作成されることになる。
【0087】一方、上記ステップS111Aにおいて品
名データが含まれていないと判別された時、或いは、上
記ステップS111Cにおいて該当品名が無いと判別さ
れた場合には、次に、上記ステップS105で作成した
店情報のタグ付きデータより店情報データを読み出し
て、その店情報データによりメモリ15の店情報→分類
名テーブル15Cを検索する(ステップS111E)。
そして、該当店情報データに対応する店情報が店情報→
分類名テーブル15Cに存在したならば(ステップS1
11F)、その店情報に対する分類名を支出分類として
決定して(ステップS111G)、上位のルーチンに戻
る。
【0088】例えば、図8の(B)の上側に示すような
個人別レシート情報15Eの場合、先頭の売上データ
(ソ534,¥115.)には『ソ534』という品名
データが含まれているが、これは当該店舗でのみ通用す
る記号でしかなく、品名→分類名テーブル15Bに該当
品名は存在しない。よって、このような場合には、上記
ステップS111CでNOと判別される。そして、ステ
ップS111Eにおいて、店情報データ『ファンシー』
によりメモリ15の店情報→分類名テーブル15Cを検
索すると、店情報『フォンシー』が有るので、その店情
報に対する分類名『教育費』が支出分類として決定され
る。従って、上位のルーチンに戻って、ステップS11
2で、図8の(B)の下側に示すように、 <購入1> <分類名>教育費</分類名> <品名>ソ534</品名> <価格>115</価格> </購入1> というタグ付きデータが作成されることになる。
【0089】なお、この店情報データによって支出分類
を決定する場合には、上記品名データから支出分類を決
定する時のステップS111Aのように、指定された売
上データに店情報データが含まれているか否かを判別す
ることは行っていない。これは、前述したような理由か
ら、該分類決定処理に進むときには必ず店情報データが
得られているからである。
【0090】しかしながら、店情報データが有ったとし
ても、その全てが店情報→分類名テーブル15Cに記述
されているとは限らない。即ち、該当店情報データに対
応する店情報が店情報→分類名テーブル15Cに存在し
ない場合が有る。
【0091】従って、そのような場合には、上記ステッ
プS111Fで該当情報無しと判別され、この場合に
は、上記売上データ処理装置3から支払方法を示す支払
情報データが送られてきているか否かを判別する(ステ
ップS111H)。ここで、支払情報データが有れば、
その支払情報データによりメモリ15の支払方法→分類
名テーブル15Dを検索する(ステップS111I)。
そして、該当支払情報データに対応する支払方法が支払
方法→分類名テーブル15Dに存在したならば(ステッ
プS111J)、その支払方法に対する分類名を支出分
類として決定して(ステップS111K)、上位のルー
チンに戻る。
【0092】なお、この場合、前述したように、支払方
法と品名及び/又は店情報とのAND条件により支出分
類を決定するようにしても良い。
【0093】そして、上記ステップS111Hにおいて
支払情報データが無いと判別された時、或いは、上記ス
テップS111Jにおいて該当支払方法が無いと判別さ
れた場合には、分類未定として、『その他』等の分類に
決定して(ステップS111L)、上位のルーチンに戻
る。或いは、そのような場合には『雑費』に分類すると
いうように決めておけば、『雑費』に分類決定するもの
としても良い。
【0094】以上のようにして、個人別レシート情報1
5Eに含まれる全ての売上データについて処理が終了し
たならば、上記ステップS113においてNOと判別さ
れ、この場合には、次に、上記のようにして作成された
タグ付データの先頭と最後にレシート番号のタグを追加
する(ステップS115)。
【0095】例えば、図8の(A)の例では、<レシー
ト1>が先頭に追加され、</レシート1>が最後に追
加される。なおここで、レシート番号は、例えば月単位
に連番が割り振られるものである。
【0096】こうして、レシート番号タグが追加されて
完成されたタグ付きデータが家計簿データとして、上記
上記ステップS101で特定したユーザに対応する個人
別家計簿データベース15Fに保存登録される(ステッ
プS116)。
【0097】なお、上記のようにして決定された分類
は、後で任意にユーザが修正でき、たま、その修正結果
を学習させることも可能になっている。その詳細につい
ては後述する。
【0098】以上のようにして家計簿管理サーバ1に登
録された家計簿データは、ユーザが任意の時点で自身の
携帯情報端末2から要求することで、家計簿管理サーバ
1から、こづかい帳や家計簿等の予め登録されている複
数の出力フォーマット15Gの中からユーザ所望のフォ
ーマットに合うように集計した上で、送信してくれるよ
うになっている。
【0099】図10乃至図12は、本発明の一実施の形
態における家計簿データの読み出し動作を説明する一連
のフローチャートを示す図である。
【0100】この一連のフローチャートは、上記家計簿
管理サーバ1、携帯情報端末2、及び図示しない銀行サ
ーバをそれぞれ構成する各コンピュータに各機能を実現
させるためのプログラムを説明するためのものである。
これらのプログラムは、それらコンピュータのCPUが
読み取り可能なプログラムコードの形態で各メモリに格
納されている。勿論、全ての機能をそれらメモリに格納
する必要は無く、必要に応じて、その一部若しくは全部
を記録媒体読取部によって記録媒体から読み出して実現
する様にしても良い。
【0101】即ち、ユーザが自身の所持する携帯情報端
末2の入力部21により所定の家計簿データの読み出し
操作を行うと、CPU20は、メモリ25にサーバ用認
証データ25Bとして記憶されている端末ID及びデー
タ読み出しパスワードを伝送制御部26によりインター
ネット等のネットワーク4を介して当該ユーザが契約し
ている家計簿管理サーバ1に送信する(ステップS25
1)。
【0102】その家計簿管理サーバ1は、伝送制御部1
6によりその端末ID及びデータ読み出しパスワードを
受信し(ステップS151)、メモリ15に記憶された
各端末用認証データ15Iにより認証を実行して、認証
がNGであれば(ステップS152)、所定のエラー処
理を実行する。
【0103】また、上記携帯情報端末2は、上記端末I
D及びデータ読み出しパスワードの送信後、ユーザの入
力部21操作による表示形式(こづかい帳/家計簿/銀
行口座)の指定を受けて、その指定された表示形式を伝
送制御部26によりネットワーク4を介して上記家計簿
管理サーバ1に送信する(ステップS252)。
【0104】家計簿管理サーバ1は、認証がOKであっ
た場合には(ステップS152)、この送信されてきた
表示形式を伝送制御部16により受信する(ステップS
153)。
【0105】なお、上記認証結果を携帯情報端末2に送
信し、認証OKの場合にのみ上記表示形式の指定及び送
信が行えるようにすることがより好ましい。
【0106】そして、指定の端末IDの、即ちユーザに
相当する個人別家計簿データを、個人別家計簿データベ
ース15Fからメモリ15の図示しないワークエリアに
読み出し(ステップS154)、また、メモリ15の出
力フォーマット15Gの中から指定の形式のフォーマッ
トをワークエリアに読み出す(ステップS155)。そ
の後、上記指定の形式が銀行口座フォーマットであるか
否かを判別し(ステップS156)、そうでなければ、
上記読み出した指定の端末IDの即ちユーザに相当する
個人別家計簿データを、その指定形式のフォーマットに
合わせて集計する計算を行う(ステップS157)。ま
た、銀行口座フォーマットの場合には、伝送制御部16
によりネットワーク4を介して図示しない銀行サーバ
へ、メモリ15に記憶された該家計簿管理サーバ1の認
証パスワードを送信する(ステップS158)。なお、
この認証パスワードは、該家計簿管理サーバ1のもので
はなく、ユーザの認証パスワードを送信するようにして
も良い。この場合、ユーザの認証パスワードは、別途予
め各ユーザ毎にメモリ15に記憶しておいても良いし、
上記ステップS251で携帯情報端末2から送信するデ
ータ読み出しパスワードを銀行サーバ用の認証パスワー
ドと同じものを使用すると予め決めておけば、別途記憶
しておく必要はなくなる。
【0107】図示しない銀行サーバは、このような認証
パスワードを受信すると(ステップS501)、認証処
理を実行し、認証NGであれば(ステップS502)、
所定のエラー処理を実行する。
【0108】また、家計簿管理サーバ1は、上記認証パ
スワード送信後、指定の端末IDの即ちユーザの個人別
銀行口座情報の送信を伝送制御部16によりネットワー
ク4を介して上記銀行サーバへ依頼する(ステップS1
59)。
【0109】銀行サーバは、上記認証OKであれば(ス
テップS502)、上記送信依頼を受信して、指定の個
人別銀行口座情報を当該家計簿管理サーバ1に送信する
(ステップS503)。
【0110】なお、上記認証結果を家計簿管理サーバ1
に送信し、認証OKの場合にのみ上銀行口座情報の送信
依頼を行えるようにすることがより好ましい。
【0111】そして、家計簿管理サーバ1では、伝送制
御部16により上記指定の個人別銀行口座情報を受信し
て、上記ステップS154で読み出した指定の端末ID
の即ちユーザの個人別家計簿データにその情報を追加登
録する(ステップS160)。その後、上記ステップS
157に進んで、指定形式のフォーマットに合わせる集
計計算を行うことになる。
【0112】その後、更に、上記指定の形式が銀行口座
フォーマットであるか否かを判別し(ステップS16
1)、そうであれば、上記ステップS160で追加登録
した個人別銀行口座情報により、残高が、予めユーザが
指定した(又は、該家計簿管理サーバ1側で予め決定し
た)所定額以下であるか否かを判別する(ステップS1
62)。そして、上記所定額以下の残高しかない場合に
は、アラーム表示用のデータを追加する(ステップS1
63)。なお、特に図示はしていないが、このような銀
行サーバとの通信機能を利用して、家計簿管理サーバ1
において、クレジットカードや公共料金等の引き落とし
日の管理等を行い、その引落し日が近づいた時にその旨
を知らせるメッセージデータを追加するようにしても良
い。
【0113】その後、或いは、上記ステップS161で
銀行口座フォーマットで無いと判別された場合、又は、
上記ステップS162で残高が所定額以下でないと判別
された場合には、更に、上記指定の形式が家計簿フォー
マットであるか否かを判別する(ステップS164)。
そして、そうであれば、予めユーザが指定した1ヶ月当
たりの予算額に対して、予算残が、予めユーザが指定し
た(又は、該家計簿管理サーバ1側で予め決定した)所
定額以下であるか否かを判別し(ステップS165)、
上記所定額以下の予算残しかない場合には、アラーム表
示用のデータを追加する(ステップS166)。
【0114】その後、或いは、上記ステップS164家
計簿フォーマットで無いと判別された場合、又は、上記
ステップS165で予算残が所定額以下でないと判別さ
れた場合には、指定フォーマットの個人別家計簿データ
を伝送制御部16によりネットワーク4を介して、上記
要求元の携帯情報端末2に送信する(ステップS16
7)。
【0115】上記要求元の携帯情報端末2では、伝送制
御部26により上記指定フォーマットの個人別家計簿デ
ータを受信して、表示部22に表示する(ステップS2
53)。
【0116】図13の(A)乃至(C)は『こづかい
帳』、『家計簿』、及び『銀行口座』のそれぞれのフォ
ーマットでの表示例を示す図である。
【0117】即ち、上記ステップS252において表示
形式として『こづかい帳』を指定した場合には、家計簿
管理サーバ1に登録された当該ユーザの家計簿データの
うち、支出分類が『こづかい』と分類されたデータのみ
が上記ステップS157で集計されて、上記ステップS
167で送信されてくるので、上記ステップS253で
は、図13の(A)に示すような『こづかい帳』22A
が表示されることになる。この『こづかい帳』22Aの
フォーマットは、購入明細表示部22A1、合計金額表
示部22A2、メッセージ表示部22A3からなる。そ
して、メッセージ表示部22A3には、例えば、同図に
示すように、電子財布の残高を表示し、「電子財布に銀
行口座から入金しますか(Y/N)」のようなメッセー
ジを表示する。勿論、このメッセージに応じて、ユーザ
が入力部11を操作して電子財布への入金を行うことが
できるが、その動作は既知の手法により実現できるた
め、その説明は省略する。
【0118】また、上記ステップS252において表示
形式として『家計簿』を指定した場合には、家計簿管理
サーバ1に登録された当該ユーザの家計簿データが、支
出分類毎に上記ステップS157で集計されて、上記ス
テップS167で送信されてくるので、上記ステップS
253では、図13の(B)に示すような『家計簿』2
2Bが表示されることになる。この『家計簿』22Bの
フォーマットは、分類集計表示部22B1と購入明細表
示部22B2とからなる。
【0119】そして、同図にハッチングして示すよう
に、分類集計表示部22B1に表示された分類の一つを
入力部11の操作により指定することで、購入明細表示
部22B2に、その指定された分類に属する購入品目の
詳細が表示されるようになっている。このような詳細の
表示についても、既知の手法により実現できるため、そ
の説明は省略する。なお、分類集計表示部22B1に表
示された分類の一つを入力部11の操作により指定する
前の段階では、通常は、この購入明細表示部22B2は
ブランクとなっているが、上記ステップS166におい
てアラーム表示が追加されていた場合には、例えば「分
類『××』の予算残が××××円以下です。分類『×
×』に属する商品の購入は自粛しましょう。」等のアラ
ームメッセージが表示されることになる。
【0120】また、上記『家計簿』22Bの分類集計表
示部22B1には、各分類について、○や△、×などの
記号で、評価が表示されるようになっている。即ち、特
にフローチャートには示していないが、予めユーザが指
定した予算に対する現在実績の割合、或いは、予算に対
する予算残の割合によって、複数段階の評価を行い、そ
の評価結果を記号表示するものである。
【0121】また、上記ステップS252において表示
形式として『銀行口座』を指定した場合には、上記ステ
ップS160で家計簿管理サーバ1が銀行サーバから受
信した当該ユーザの個人別銀行口座情報が、上記ステッ
プS167で送信されてくるので、上記ステップS25
3では、図13の(C)に示すような『銀行口座』22
Cが表示されることになる。この『銀行口座』22Cの
フォーマットは、履歴表示部22C1と購入明細表示部
22C2とからなる。
【0122】そして、履歴表示部22C1の例えば「○
×カード」等のクレジットカードの引落しを入力部11
の操作により指定することで、既知の手法により、購入
明細表示部22C2に、そのクレジットカードでの購入
品目の詳細を表示することができる。また、履歴表示部
22C1に表示された履歴の一つを入力部11の操作に
より指定する前の段階では、通常は、この購入明細表示
部22C2はブランクとなっているが、上記ステップS
163においてアラーム表示が追加されていた場合に
は、例えば「銀行口座残高が××××円以下です。クレ
ジットカードの使用は自粛しましょう。」等のアラーム
メッセージが表示されることになる。
【0123】このようにユーザ所望のフォーマットで表
示を行った後、携帯情報端末2のCPU20は、入力部
21のユーザ操作により分類修正・学習を行うことが指
示されたか否かを判別し(ステップS254)、それを
行うよう指示された場合には、図14の(A)のフロー
チャートに示すような分類修正学習処理を実行する(ス
テップS255)。
【0124】即ち、まず、ユーザが変更又は学習を希望
する購入品を含む購入明細表示部を表示するように指定
することでそれを表示し(ステップS255A)、更
に、その購入明細表示部の内のユーザが変更又は学習を
希望する購入品を指定する(ステップS255B)。即
ち、例えば、『家計簿』22Bにおいて、分類集計表示
部22B1の中から分類『食費』を指定して、それに含
まれる購入品を購入明細表示部22B2に表示させ、ユ
ーザが変更又は学習を希望する購入品を指定する。勿
論、『こづかい帳』22Aでは、上記ステップS225
Aを実行することなく、購入明細表示部22A1の購入
品、例えば『焼酎』を直接指定することができる。
【0125】そして、ユーザが分類を変更しようとする
場合には、入力部21の所定操作により変更指定操作が
行われる。よって、CPU20は、そのような変更指定
操作が行われたか否かを判別し(ステップS255
C)、変更指定操作が行われた場合には、例えば分類の
一覧をプルダウンメニュー等で表示して、上記指定した
購入品の変更先の分類名を指定させる(ステップS22
5D)。そして、指定された分類名にデータ更新する
(ステップS255E)。
【0126】また、ユーザが学習を行わせようとする場
合には、入力部21の所定操作により学習指定操作が行
われる。よって、CPU20は、そのような学習指定操
作が行われたか否かを判別し(ステップS255F)、
学習指定操作が行われた場合には、当該指定購入品デー
タの品名、店情報、支払方法を、例えば図14の(B)
に示すような学習設定ウインドウ22Dとして表示する
(ステップS255G)。このとき、メモリ15の対応
付けテーブル(品名→分類名テーブル15B、店情報→
分類名テーブル15C、及び支払方法→分類名テーブル
15D)に分類名との対応付けが無いデータには、所定
のマーク、例えば「?」マークが付けて表示される。そ
して、ユーザが入力部21の操作によりどの情報(品名
/店情報/支払方法)を学習するかを指定して(ステッ
プS255H)、所望の学習データを設定する(ステッ
プS255I)。
【0127】こうしてデータ更新及び/又は学習データ
設定を行った後、CPU20は、その分類修正及び/又
は学習内容を伝送制御部26によりネットワーク4を介
して家計簿管理サーバ1に送信する(ステップS25
6)。
【0128】家計簿管理サーバ1では、携帯情報端末2
から分類修正を伝送制御部16により受信した場合には
(ステップS168)、その分類修正を当該ユーザの個
人別家計簿データベース15Fに登録する(ステップS
169)。
【0129】また、学習内容を伝送制御部16により受
信した場合には(ステップS170)、その学習内容を
メモリ15の対応付けテーブル(品名→分類名テーブル
15B、店情報→分類名テーブル15C、及び支払方法
→分類名テーブル15D)における当該ユーザの個人別
学習データに登録する(ステップS171)。
【0130】以上のように、本発明の一実施の形態で
は、POS端末やレジスタ等の売上データ処理装置3か
ら各種レシート情報をそのまま家計簿管理サーバ1に送
るだけで、家計簿管理サーバ1で家計簿の各支出分類の
タグを金額に追加して、XML形式で、個人別に保存す
るようにしている。なお、商品の購入の際、PDA等の
携帯情報端末2で、電子財布やクレジットカードの認証
を行えるようにしている。
【0131】上記タグは、品名→分類名テーブル15B
で分類名を決定するものであるが、レシートに品名が無
かったり、品名→分類名テーブル15Bに該当品名が無
かった時には、店情報→分類名テーブル15Cで分類名
を決定し、それで決定できない時には、更に、支払方法
→分類名テーブル15Dにより支払方法(クレジットカ
ード引き落としの場合はこづかい以外の食費、被服費
等、電子財布(予め銀行口座から電子財布にお金をおろ
して利用。)の場合はこづかい、現金の場合は、品名に
よって分類を決定(ユーザの修正を学習する))に応じ
て分類名を決定できるようにしている。
【0132】また、個人のPDA等の携帯情報端末2
で、表示形式を指定すると、家計簿管理サーバ1は、上
記XML形式のデータを指定のフォーマットにあわせて
設定して、情報を携帯情報端末2に送信するようにして
いるので、個人で好みの形式で家計簿データを表示でき
る。
【0133】さらに、家計簿管理サーバ1は、銀行残高
データも銀行サーバから取得して、携帯情報端末2に送
ることも可能となっており、よって、携帯情報端末2で
は、家計簿データと残高データを対応付けて表示するこ
とができる。この場合、残高不足の警告表示も可能とな
っている。
【0134】以上、実施の形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能なことは勿論である。
【0135】例えば、上記家計簿管理サーバ1の機能を
携帯情報端末2自身に持たせることも可能である。その
ようにすれば、家計簿管理サーバ1にデータを渡す必要
がなく、個人情報を自分で管理できる。
【0136】また、売上データ処理装置3から家計簿管
理サーバ1に送信されるレシート情報は、品名の代わり
に、バーコード情報を含むものとして、家計簿管理サー
バ1側でそのバーコード情報から品名を特定するように
しても良い。
【0137】また、家計簿管理サーバ1に保存される家
計簿データは、XML形式のデータに限定されるもので
はないことは勿論である。
【0138】
【発明の効果】本発明によれば、簡単に個人の家計簿デ
ータを各人の所望の支出分類で管理できる電子的な家計
簿を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態の適用されるシ
ステムの構成を示すブロック図、(B)は品名→分類名
テーブルの内容を示す図、(C)は店情報→分類名テー
ブルの内容を示す図であり、(D)は支払方法→分類名
テーブルの内容を示す図である。
【図2】一実施の形態に係る家計簿管理サーバとしての
コンピュータの構成を示す図である。
【図3】一実施の形態に係る携帯情報端末としてのコン
ピュータの構成を示す図である。
【図4】一実施の形態において用いられる売上データ処
理装置としてのコンピュータの構成を示す図である。
【図5】一実施の形態における家計簿データの登録動作
を説明するための家計簿管理サーバ、携帯情報端末及び
売上データ処理装置それぞれの一連のフローチャートの
第1の部分を示す図である。
【図6】一実施の形態における家計簿データの登録動作
を説明するための家計簿管理サーバ、携帯情報端末及び
売上データ処理装置それぞれの一連のフローチャートの
第2の部分を示す図である。
【図7】一実施の形態における家計簿データの登録動作
を説明するための家計簿管理サーバ、携帯情報端末及び
売上データ処理装置それぞれの一連のフローチャートの
第3の部分を示す図である。
【図8】レシート情報とそれから生成されるタグ付きデ
ータを示す図である。
【図9】分類決定処理の詳細フローチャートを示す図で
ある。
【図10】一実施の形態における家計簿データの読み出
し動作を説明するための携帯情報端末、家計簿管理サー
バ及び銀行サーバそれぞれの一連のフローチャートの第
1の部分を示す図である。
【図11】一実施の形態における家計簿データの読み出
し動作を説明するための携帯情報端末、家計簿管理サー
バ及び銀行サーバそれぞれの一連のフローチャートの第
2の部分を示す図である。
【図12】一実施の形態における家計簿データの読み出
し動作を説明するための携帯情報端末、家計簿管理サー
バ及び銀行サーバそれぞれの一連のフローチャートの第
3の部分を示す図である。
【図13】『こづかい帳』、『家計簿』、及び『銀行口
座』のそれぞれのフォーマットでの表示例を示す図であ
る。
【図14】(A)は分類修正学習処理の詳細フローチャ
ートを示す図であり、(B)は学習設定ウインドウを示
す図である。
【符号の説明】
1 家計簿管理サーバ 2 携帯情報端末 3 売上データ記憶装置 4 ネットワーク 10,20,30 CPU 11,21,31 入力部 12,22,32 表示部 13,23,33 時計部 14,24,34 記録媒体読取部 14A,24A,34A 記録媒体 15,25,35 メモリ 15A,25A,35A 管理プログラム 15B 品名→分類名テーブル 15C 店情報→分類名テーブル 15D 支払方法→分類名テーブル 15E 個人別レシート情報 15F 個人別家計簿データベース 15G 出力フォーマット 15H 各売上データ処理装置別データ 15I,35E 各端末用認証データ 16,26,36 伝送制御部 17,28,39 バス 22A1,22B2,22C2 購入明細表示部 22A2 合計金額表示部 22A3 メッセージ表示部 22B1 分類集計表示部 22C1 履歴表示部 22D 学習設定ウインドウ 25B,35D サーバ用認証データ 25C 売上データ処理装置用認証データ 25D,35F 支払方法 25E 家計簿データ 27,37 近距離通信部 35B 商品データベース 35C 売上データ処理装置ID 35G レシート情報 38 商品コード読取部 38A 商品コードタグ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商店等に配置された売上データ処理装置
    から送信されてきた、購入商品の金額情報と付加情報と
    を含む個人別の売上データを受信する受信手段と、 予め付加情報に基づいた分類を記憶する分類記憶手段
    と、 上記受信手段で受信した売上データ中の各購入商品につ
    いて、当該購入商品の上記付加情報に対応付けられた分
    類を、上記分類記憶手段を参照して決定する分類決定手
    段と、 上記受信手段で受信した売上データ中の各購入商品につ
    いて、上記分類決定手段で決定された分類を当該商品の
    金額情報に対応付けて設定することで個人別の家計簿デ
    ータを生成し、登録する家計簿データ生成登録手段と、 情報端末からの要求に応じて、上記家計簿データ生成登
    録手段に登録された当該情報端末に対応する個人の家計
    簿データから、各分類について金額情報を集計する集計
    手段と、 上記集計手段による集計結果を、上記要求元の情報端末
    に送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする家計簿管理サーバ。
  2. 【請求項2】 上記集計手段は、 分類を含む複数の集計フォーマットを記憶したフォーマ
    ット記憶手段と、 上記フォーマット記憶手段に記憶された複数の集計フォ
    ーマットの内、上記要求元の情報端末からのフォーマッ
    ト指定によって指定された集計フォーマットに基づいて
    各分類について金額情報を集計する手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の家計簿管理
    サーバ。
  3. 【請求項3】 上記分類記憶手段は、付加情報と分類と
    の対応付けを記憶した付加情報分類テーブルを有し、 上記分類決定手段は、上記付加情報分類テーブルにより
    分類を決定することを特徴とする請求項1に記載の家計
    簿管理サーバ。
  4. 【請求項4】 上記分類記憶手段は、付加情報である店
    情報又は付加情報に対応付けられた店情報と分類との対
    応付けを記憶した店情報分類テーブルを有し、 上記分類決定手段は、上記店情報分類テーブルにより分
    類を決定することを特徴とする請求項1に記載の家計簿
    管理サーバ。
  5. 【請求項5】 上記付加情報は、上記売上データ処理装
    置を特定するための売上データ処理装置IDを含み、 上記分類決定手段は、上記売上データ処理装置IDから
    店情報を決定する店情報決定手段を有し、該店情報決定
    手段によって決定した店情報を用いて上記店情報分類テ
    ーブルにより分類を決定することを特徴とする請求項4
    に記載の家計簿管理サーバ。
  6. 【請求項6】 上記売上データは、更に、購入金額の支
    払方法を示す支払方法情報を含み、 上記分類記憶手段は、更に、上記支払方法に基づいた分
    類を記憶しており、 分類決定手段は、上記付加情報によって分類を決定でき
    ないとき、上記受信手段で受信した売上データ中の各購
    入商品について、上記支払方法に対応付けられた分類を
    上記分類記憶手段を参照して決定することを特徴とする
    請求項1に記載の家計簿管理サーバ。
  7. 【請求項7】 上記集計手段は、集計された各分類につ
    いての金額情報を、各分類毎に設定された予算と比較す
    ることにより、予算に対する評価を行い、その評価結果
    を、上記送信手段によって送信する集計結果に追加する
    手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の家計簿管
    理サーバ。
  8. 【請求項8】 情報端末からの要求に応じて、当該情報
    端末に対応する個人の銀行口座情報を取得する銀行口座
    情報取得手段と、 上記銀行口座情報取得手段で取得した銀行口座情報を上
    記要求元の情報端末に送信する銀行口座情報送信手段
    と、 を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の家計
    簿管理サーバ。
  9. 【請求項9】 銀行口座情報送信手段は、上記銀行口座
    情報取得手段で取得した銀行口座情報により銀行口座残
    高を判別し、該銀行口座残高予め設定された残高以下に
    なった場合には、上記銀行口座情報と共に所定のアラー
    ム情報を送信することを特徴とする請求項8に記載の家
    計簿管理サーバ。
  10. 【請求項10】 上記集計結果を送信した上記要求元の
    情報端末から、上記購入商品について分類の変更指示と
    その変更内容を受信する変更受信手段と、 上記変更受信手段で変更指示を受信したとき、その変更
    内容に従って、当該情報端末に対応する個人の家計簿デ
    ータの登録内容を変更する変更手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の家計
    簿管理サーバ。
  11. 【請求項11】 上記集計結果を送信した上記要求元の
    情報端末から、或る購入商品について分類を学習させる
    ことを指示する学習指示とその学習内容を受信する学習
    受信手段と、 上記学習受信手段で学習指示を受信したとき、その学習
    内容を上記分類記憶手段に記憶させる学習手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の家計
    簿管理サーバ。
  12. 【請求項12】 コンピュータに、 商店等に配置された売上データ処理装置から送信されて
    きた、購入商品の金額情報と付加情報とを含む個人別の
    売上データを受信する機能と、 予め付加情報に基づいた分類を記憶する機能と、 上記受信した売上データ中の各購入商品について、当該
    購入商品の上記付加情報に対応付けられた分類を、上記
    予め記憶している付加情報に基づいた分類を参照して、
    決定する機能と、 上記受信した売上データ中の各購入商品について、上記
    決定された分類を当該商品の金額情報に対応付けて設定
    することで個人別の家計簿データを生成し、登録する機
    能と、 情報端末からの要求に応じて、上記登録された当該情報
    端末に対応する個人の家計簿データから、各分類につい
    て金額情報を集計する機能と、 その集計結果を、上記要求元の情報端末に送信する機能
    と、 を実現させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 商店等に配置された売上データ処理装
    置から受信した購入商品の金額情報と付加情報とを含む
    個人別の売上データから、各購入商品についてその金額
    情報に当該購入商品の上記付加情報に基づく分類を設定
    付加してなる個人別の家計簿データを生成登録する家計
    簿管理サーバに対して、集計結果の送信要求を送信する
    集計結果送信要求手段と、 上記送信要求に応じて上記家計簿管理サーバにおいて上
    記登録された当該情報端末に対応する個人の家計簿デー
    タから、各分類について金額情報を集計した集計結果を
    受信する受信手段と、 上記受信手段で受信した集計結果を出力する出力手段
    と、 上記出力手段によって出力された集計結果の中から所望
    の購入商品について分類を変更指示する変更指示手段
    と、 上記変更指示手段によって指示された変更内容を上記家
    計簿管理サーバに送信して、家計簿データの登録内容を
    変更させる手段と、 を具備することを特徴とする情報端末。
  14. 【請求項14】 商店等に配置された売上データ処理装
    置から受信した購入商品の金額情報と付加情報とを含む
    個人別の売上データから、予め記憶した対応付けテーブ
    ルを用いて、各購入商品について、その金額情報に当該
    購入商品の上記付加情報に基づく分類を設定付加してな
    る個人別の家計簿データを生成登録する家計簿管理サー
    バに対して、集計結果の送信要求を送信する集計結果送
    信要求手段と、 上記送信要求に応じて上記家計簿管理サーバにおいて上
    記登録された当該情報端末に対応する個人の家計簿デー
    タから、各分類について金額情報を集計した集計結果を
    受信する受信手段と、 上記受信手段で受信した集計結果を出力する出力手段
    と、 上記出力手段によって出力された集計結果の中から所望
    の購入商品について分類を学習させることを指示する学
    習指示手段と、 上記学習指示手段によって指示された学習内容を上記家
    計簿管理サーバに送信して、上記家計簿管理サーバの対
    応付けテーブルに学習させる手段と、 を具備することを特徴とする情報端末。
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