JPH10506585A - 熱活性層を有するカバーホイル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、表面、例えば、要すれば文字、数字、像などのような情報を有するキャリヤプレートの表面に付着するように用意することを意図された光透過性カバーホイルにおいて、比較的に高い第一の温度、例えば１２０℃〜２００℃の範囲でのみ可塑的に変形でき、例えばポリカーボネート、ＰＭＭＡ、ＰＶＣ、ＡＢＳ、ＰＰ、ＰＥを含んでなる第一層であって、圧力をかけることによってまたは少なくとも第一の温度に温度を上昇することによって、例えば加熱されたプロフィールローラーの適用によって、主表面からプレスされた、例えばテキスチャーおよび／またはパターンのような構造を有し、他の層と一体に結合する前、その間、またはその後に提供される第一層；例えば、ポリカーボネート、ＰＭＭＡ、ＰＶＣ、ポリエステル／ＰＥＴ、ＡＢＳを含んでなる寸法安定性キャリヤ層からなる、それに付着された第二層；比較的低い第二の温度、例えば５０℃〜９０℃の範囲で溶融でき、したがって熱活性であり、例えばＥＶＡ、ＥＥＡ、ＥＢＡ，ＥＭＡ、ＧＢＡ、またはポリオレフィンおよびコポリマーエステル、ポリアセテートエステル、軟化ＰＶＣを含む低溶融プラスチックからなる、それに付着された第三層；を有してなるラミネートからなり、それぞれの層が、接着剤によって、例えば同時押出を使用して相互に連結されているカバーホイルを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 熱活性層を有するカバーホイル 本発明は、要すれば情報を担持する表面に付着するように意図された、光透過 性、例えば透明の、カバーホイルに関する。 そのようなカバーホイルは知られている。この既知のホイルは、ポリエステル の第一層およびそれと連結された感圧性または熱活性グルー層を有してなる。 ２つの様相の組み合わせ、すなわち熱活性グルー層および構造を備えた第一層 を備え得るカバーホイルを具体化することが、本発明の課題である。グルー層を 活性化する際に、存在する構造に悪影響してはいけない。 上記の既知のホイルはこれらの要求を満たさない。 構造、例えば主表面からプレスされたテキスチャーおよび／またはパターンを 有する光透過性カバーホイルを提供することが、本発明の課題であり、そこでは 、単純な手段を使用して、存在する構造に悪影響することなしに被覆表面にホイ ルを付着する。 上記に関して、本発明は、表面、例えば、要すれば文字、数字、像などのよう な情報を有するキャリヤプレートの表面に付着するように用意することを意図さ れた光透過性カバーホイルにおいて、 比較的に高い第一の温度、例えば１２０℃〜２００℃の範囲でのみ可塑的に変 形でき、例えばポリカーボネート、ＰＭＭＡ、ＰＶＣ、ＡＢＳ、ＰＰ、ＰＥを含 んでなる第一層であって、圧力をかけることによってまたは少なくとも第一の温 度に温度を上昇することによって、例えば加熱されたプロフィールローラーの適 用によって、主表面からプレスされた、例えばテキスチャーおよび／またはパタ ーンのような構造を有し、他の層と一体に結合する前、その間、またはその後に 提供される第一層； 例えば、ポリカーボネート、ＰＭＭＡ、ＰＶＣ、ポリエステル／ＰＥＴ、ＡＢ Ｓを含んでなる寸法安定性キャリヤ層からなる、それに付着された第二層； 比較的低い第二の温度、例えば５０℃〜９０℃の範囲で溶融でき、したがって 熱活性であり、例えばＥＶＡ、ＥＥＡ、ＥＢＡ，ＥＭＡ、ＧＢＡ、またはポリオ レフィンおよびコポリマーエステル、ポリアセテートエステル、軟化ＰＶＣを含 む低溶融プラスチックからなる、それに付着された第三層； を有してなるラミネートからなり、それぞれの層が、接着剤によって、例えば同 時押出を使用して相互に連結されているカバーホイルを提供する。 ポリエステル／ＰＥＴが第一層の材料として排除されることに、注目すべきで ある。 第一層の構造化を予め行うこと、および適用材料の軟化温度は比較的高いため 、例えばほぼ１８０℃程度であるため、グルー層を例えば７０℃の温度で活性化 する際に、該構造を有する第一層には影響せず、一方それにもかかわらず、グル ー層を十分に活性化し、その結果カバーホイルを被覆表面に効果的に付着できる ことが、本発明において見いだされた。 例えばポリエステルからなる第二層は、かなりの非伸張性および非収縮性であ る。この層は、取り扱いの容易さを限定するように、全カバーホイルの軟化を与 えることなしに、ラミネート機において、カバーホイルのストリップの加熱を可 能にする。 特定の態様では、第一層および第二層が一体で、化学的に実質的に均一な層か らなるという特徴がある。ポリエステルが第一層の材料として排除されることに 、もう一度注目すべきである。この場合、両方の統合層は、ポリエステル／ＰＥ Ｔを排除した材料からなるべきである。 特定の態様では、接着剤が、特にポリエステルおよびポリプロピレンの場合に おいて、例えばコロナ処理のような少なくとも付着表面の付着向上活性を有する という特徴がある。イオンボンバードのような他の関連した処理も、適当である 。 異なる層の間での付着は、原則的にいずれか適した方法で行われる。特定の態 様では、接着剤が、両方の付着用表面を付着する、プライマー層のような付着層 を有してなる。 すべての適した方法は、第一層に構造を備えると考えられる。特定の態様では 、第一層が、機械的、化学的および／もしくは物理的処理による構造、または例 えば蒸着、スパッタリングなどのような構造を形成する被覆層を予め備えている 。 一般に、第一層と第三層の軟化温度は、実質的に、例えば少なくともほぼ３０ ℃異なっている。いずれの場合においても、カバーホイルを加熱し、被覆表面上 に付着する際に第一層の構造に悪影響することを避ける必要がある。 優れた紫外線安定性を確実にするために、ラミネートは、適した位置に存在す る紫外線ブロック層、例えばラッカー層を含んでなることができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．表面、例えば、要すれば文字、数字、像などのような情報を有するキャリ ヤプレートの表面に付着するように用意することを意図された光透過性カバーホ イルにおいて、 比較的に高い第一の温度、例えば１２０℃〜２００℃の範囲でのみ可塑的に変 形でき、例えばポリカーボネート、ＰＭＭＡ、ＰＶＣ、ＡＢＳ、ＰＰ、ＰＥを含 んでなる第一層であって、圧力をかけることによってまたは少なくとも第一の温 度に温度を上昇することによって、例えば加熱されたプロフィールローラーの適 用によって、主表面からプレスされた、例えばテキスチャーおよび／またはパタ ーンのような構造を有し、他の層と一体に結合する前、その間、またはその後に 提供される第一層； 例えば、ポリカーボネート、ＰＭＭＡ、ＰＶＣ、ポリエステル／ＰＥＴ、ＡＢ Ｓを含んでなる寸法安定性キャリヤ層からなる、それに付着された第二層； 比較的低い第二の温度、例えば５０℃〜９０℃の範囲で溶融でき、したがって 熱活性であり、例えばＥＶＡ、ＥＥＡ、ＥＢＡ，ＥＭＡ、ＧＢＡ、またはポリオ レフィンおよびコポリマーエステル、ポリアセテートエステル、軟化ＰＶＣを含 む低溶融プラスチックからなる、それに付着された第三層； を有してなるラミネートからなり、それぞれの層が、接着剤によって、例えば同 時押出を使用して相互に連結されているカバーホイル。 ２．第一層および第二層が、一体で、化学的に実質的に均一な層からなる請求 項１に記載のカバーホイル。 ３．接着剤が、特にポリエステルおよびポリプロピレンの場合において、例え ばコロナ処理のような少なくとも付着表面の付着向上活性を有する請求項１に記 載のカバーホイル。 ４．接着剤が、両方の付着用表面に付着する、プライマー層のような付着層を 有してなる請求項１に記載のカバーホイル。 ５．第一層が、機械的、化学的および／もしくは物理的処理による構造、また は例えば蒸着、スパッタリングなどのような構造を形成する被覆層を予め備えて いるカバーホイル。 ６．ラミネートが、紫外線ブロック層、例えばラッカー層を有してなる請求項 １に記載のカバーホイル。