JPH105062A - 吊戸棚 - Google Patents
吊戸棚Info
- Publication number
- JPH105062A JPH105062A JP8178737A JP17873796A JPH105062A JP H105062 A JPH105062 A JP H105062A JP 8178737 A JP8178737 A JP 8178737A JP 17873796 A JP17873796 A JP 17873796A JP H105062 A JPH105062 A JP H105062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- top plate
- cabinet
- partition plate
- inner partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中仕切板を吊戸棚を吊る場合の強度メンバー
として機能させるように構成することで、キャビネット
に作用する下方向荷重に対する強度を強化させて、荷重
を受けても、キャビネットが傾いて壁面とキャビネット
との間に隙間が発生しない強固な取付状態を得ることが
できる吊戸棚を提供する。 【解決手段】 天板と見上板と両側板及び背板とで断面
略コ字状に組み立てられたキャビネットに中仕切板を配
設してなる吊戸棚において、上記中仕切板の上面と下面
とを連結具を介して夫々天板と見上板に固着すると共
に、該中仕切板の背面が当接する背板の裏面側に壁固定
用エレメントを配設し、該壁固定用エレメントは、連結
具を介して上記天板と見上板とに固着して構成した。
として機能させるように構成することで、キャビネット
に作用する下方向荷重に対する強度を強化させて、荷重
を受けても、キャビネットが傾いて壁面とキャビネット
との間に隙間が発生しない強固な取付状態を得ることが
できる吊戸棚を提供する。 【解決手段】 天板と見上板と両側板及び背板とで断面
略コ字状に組み立てられたキャビネットに中仕切板を配
設してなる吊戸棚において、上記中仕切板の上面と下面
とを連結具を介して夫々天板と見上板に固着すると共
に、該中仕切板の背面が当接する背板の裏面側に壁固定
用エレメントを配設し、該壁固定用エレメントは、連結
具を介して上記天板と見上板とに固着して構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流し台等の上部
に配設される吊戸棚に係り、特に、吊戸棚の下方に作用
する荷重に対する強度を中仕切板を介して強化すること
で、吊戸棚と壁面との間の隙間の発生を有効に防止する
ことができる吊戸棚に関する。
に配設される吊戸棚に係り、特に、吊戸棚の下方に作用
する荷重に対する強度を中仕切板を介して強化すること
で、吊戸棚と壁面との間の隙間の発生を有効に防止する
ことができる吊戸棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吊戸棚としては、図4と図5に示
すように、天板1と見上げ板2と両側板3,4及び背板
5とで断面略コ字状に組み立てられたキャビネット6の
中間に棚板(図示せず)等を受ける中仕切板7を配設し
てなる吊戸棚Tがあり、この吊戸棚Tの背板5の裏面側
上下には、芯材8,9が横架され、背板5の手前側から
ビス(図示せず)等の緊締具を上下の芯材8,9を貫通
させて壁面Wに螺着させることで、該吊戸棚Tを壁面に
固着していた。
すように、天板1と見上げ板2と両側板3,4及び背板
5とで断面略コ字状に組み立てられたキャビネット6の
中間に棚板(図示せず)等を受ける中仕切板7を配設し
てなる吊戸棚Tがあり、この吊戸棚Tの背板5の裏面側
上下には、芯材8,9が横架され、背板5の手前側から
ビス(図示せず)等の緊締具を上下の芯材8,9を貫通
させて壁面Wに螺着させることで、該吊戸棚Tを壁面に
固着していた。
【0003】しかしながら、かかる吊戸棚の固着方式に
あっては、中仕切板7自体は天板1と見上板2に止着さ
れているだけで、背板5や芯材8,9とは連結されてお
らず、上記中仕切板7が吊戸棚を吊る場合の強度メンバ
ーとして機能していない構造であるため、吊戸棚Tに物
を収納した場合、見上板2に下方向の荷重が作用するこ
とから、図6に示すように、背板5と天板1とが離れて
吊戸棚Tが傾き易い、という問題を有していた。
あっては、中仕切板7自体は天板1と見上板2に止着さ
れているだけで、背板5や芯材8,9とは連結されてお
らず、上記中仕切板7が吊戸棚を吊る場合の強度メンバ
ーとして機能していない構造であるため、吊戸棚Tに物
を収納した場合、見上板2に下方向の荷重が作用するこ
とから、図6に示すように、背板5と天板1とが離れて
吊戸棚Tが傾き易い、という問題を有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、中仕切板を吊
戸棚の強度メンバーとして機能させるように構成するこ
とで、キャビネットに作用する下方向荷重に対する強度
を強化させて、荷重を受けても、キャビネットが傾いて
壁面とキャビネットとの間に隙間が発生しない強固な取
付状態を保持することができる吊戸棚を提供しようとす
るものである。
ものであって、その目的とするところは、中仕切板を吊
戸棚の強度メンバーとして機能させるように構成するこ
とで、キャビネットに作用する下方向荷重に対する強度
を強化させて、荷重を受けても、キャビネットが傾いて
壁面とキャビネットとの間に隙間が発生しない強固な取
付状態を保持することができる吊戸棚を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、天板と見上板と両側板及び背
板とで断面略コ字状に組み立てられたキャビネットに中
仕切板を配設してなる吊戸棚において、上記中仕切板の
上面と下面とを連結具を介して夫々天板と見上板に固着
すると共に、該中仕切板の背面が当接する背板の裏面側
に壁固定用エレメントを配設し、該壁固定用エレメント
は、連結具を介して上記天板と見上板に固着されて構成
されていることを特徴とするものである。
め、この発明にあっては、天板と見上板と両側板及び背
板とで断面略コ字状に組み立てられたキャビネットに中
仕切板を配設してなる吊戸棚において、上記中仕切板の
上面と下面とを連結具を介して夫々天板と見上板に固着
すると共に、該中仕切板の背面が当接する背板の裏面側
に壁固定用エレメントを配設し、該壁固定用エレメント
は、連結具を介して上記天板と見上板に固着されて構成
されていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0007】図1乃至図3に示すように、この形態例に
係る吊戸棚Tは、天板11と見上板12と両側板13,
14及び背板15とで断面略コ字状に組み立てられたキ
ャビネット10の中間に棚板(図示せず)等を受ける中
仕切板16を配設して構成されている。
係る吊戸棚Tは、天板11と見上板12と両側板13,
14及び背板15とで断面略コ字状に組み立てられたキ
ャビネット10の中間に棚板(図示せず)等を受ける中
仕切板16を配設して構成されている。
【0008】この中仕切板16の上面部と下面部には、
所定間隔毎に複数個のダボ17が突設されており、これ
ら各ダボ17は、上記天板11と見上板12に開設され
たダボ孔18に嵌装されて止着されている。
所定間隔毎に複数個のダボ17が突設されており、これ
ら各ダボ17は、上記天板11と見上板12に開設され
たダボ孔18に嵌装されて止着されている。
【0009】一方、上記中仕切板16の背面が当接する
背板15の裏面側上下には、図2に示すように、ブロッ
ク状に形成された壁固定用エレメント19,20が配設
されている。尚、図2からも明らかなように、天板11
と見上板12に固定される背板15は、背板15の裏面
側に壁固定用エレメント19,20が配設される関係
上、天板11と見上板12の各奥行端部よりやや手前側
に配設され、各壁固定用エレメント19,20の背面が
天板11と見上板12の各奥行端面と面一となり、吊戸
棚Tと壁面Wとの間に間隙が生じないように構成されて
いる。
背板15の裏面側上下には、図2に示すように、ブロッ
ク状に形成された壁固定用エレメント19,20が配設
されている。尚、図2からも明らかなように、天板11
と見上板12に固定される背板15は、背板15の裏面
側に壁固定用エレメント19,20が配設される関係
上、天板11と見上板12の各奥行端部よりやや手前側
に配設され、各壁固定用エレメント19,20の背面が
天板11と見上板12の各奥行端面と面一となり、吊戸
棚Tと壁面Wとの間に間隙が生じないように構成されて
いる。
【0010】上記各壁固定用エレメント19,20の一
長辺部21には、一対のダボ22が突設されており、上
方の壁固定用エレメント19のダボ22は、図3に示す
ように、天板11に開設されたダボ孔23に嵌装されて
止着され、また、下方の壁固定用エレメント20のダボ
22は見上板12に開設されたダボ孔24に嵌装されて
止着されている。
長辺部21には、一対のダボ22が突設されており、上
方の壁固定用エレメント19のダボ22は、図3に示す
ように、天板11に開設されたダボ孔23に嵌装されて
止着され、また、下方の壁固定用エレメント20のダボ
22は見上板12に開設されたダボ孔24に嵌装されて
止着されている。
【0011】このように構成された吊戸棚Tを壁面Wに
固定する場合には、ビス25を背板15の手前側から上
下の各壁固定用エレメント19,20を貫通させて壁面
Wに螺着させる。
固定する場合には、ビス25を背板15の手前側から上
下の各壁固定用エレメント19,20を貫通させて壁面
Wに螺着させる。
【0012】このように吊戸棚Tを固定することで、中
仕切板16は、ダボ17で天板11と見上板12に止着
され、また、壁固定用エレメント19,20もダボ22
で天板11と見上板12に止着されるので、中仕切板1
6は、天板11と見上板12を介して壁固定用エレメン
ト19,20と連結されるので、キャビネット10に作
用する下方向荷重に対する強度が強化され、その結果、
該荷重を受けても、キャビネット10が傾いて壁面Wと
キャビネット10との間に隙間が発生しない。
仕切板16は、ダボ17で天板11と見上板12に止着
され、また、壁固定用エレメント19,20もダボ22
で天板11と見上板12に止着されるので、中仕切板1
6は、天板11と見上板12を介して壁固定用エレメン
ト19,20と連結されるので、キャビネット10に作
用する下方向荷重に対する強度が強化され、その結果、
該荷重を受けても、キャビネット10が傾いて壁面Wと
キャビネット10との間に隙間が発生しない。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、この発明に係る吊戸
棚は、中仕切板を吊戸棚を吊る場合の強度メンバーとし
て機能させるように構成することで、キャビネットに作
用する下方向荷重に対する強度を強化させて、荷重を受
けても、キャビネットが傾いて壁面とキャビネットとの
間に隙間が発生しない強固な取付状態を得ることができ
る。
棚は、中仕切板を吊戸棚を吊る場合の強度メンバーとし
て機能させるように構成することで、キャビネットに作
用する下方向荷重に対する強度を強化させて、荷重を受
けても、キャビネットが傾いて壁面とキャビネットとの
間に隙間が発生しない強固な取付状態を得ることができ
る。
【図1】この発明の実施の一形態例に係る吊戸棚を一部
切欠して示す斜視図である。
切欠して示す斜視図である。
【図2】同吊戸棚の中仕切板と背板および壁固定用エレ
メントの配置状態を示す部分拡大斜視図である。
メントの配置状態を示す部分拡大斜視図である。
【図3】同吊戸棚の要部断面図である。
【図4】従来の吊戸棚を一部切欠して示す斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の吊戸棚の断面図である。
【図6】従来の吊戸棚に下方向荷重が作用した状態を示
す断面図である。
す断面図である。
T 吊戸棚 10 キャビネット 11 天板 12 見上板 13,14 両側板 15 背板 16 中仕切板 17 中仕切板のダボ 19,20 壁固定用エレメント 22 壁固定用エレメントのダボ 25 ビス(連結具)
Claims (1)
- 【請求項1】 天板と見上板と両側板及び背板とで断面
略コ字状に組み立てられたキャビネットに中仕切板を配
設してなる吊戸棚において、上記中仕切板の上面と下面
とを連結具を介して夫々天板と見上板に固着すると共
に、該中仕切板の背面が当接する背板の裏面側に壁固定
用エレメントを配設し、該壁固定用エレメントは、連結
具を介して上記天板と見上板に固着されることを特徴と
する吊戸棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8178737A JPH105062A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 吊戸棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8178737A JPH105062A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 吊戸棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105062A true JPH105062A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16053713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8178737A Pending JPH105062A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 吊戸棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH105062A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010004976A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 吊戸棚 |
JP4589537B2 (ja) * | 2001-01-09 | 2010-12-01 | ミサワホーム株式会社 | 壁面利用収納設備 |
JP2016050395A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | Toto株式会社 | ウォールキャビネット |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP8178737A patent/JPH105062A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4589537B2 (ja) * | 2001-01-09 | 2010-12-01 | ミサワホーム株式会社 | 壁面利用収納設備 |
JP2010004976A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 吊戸棚 |
JP2016050395A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | Toto株式会社 | ウォールキャビネット |
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