JPH10504827A - 五置換グアニジンの新規合成方法 - Google Patents

五置換グアニジンの新規合成方法

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JPH10504827A
JPH10504827A JP8508285A JP50828596A JPH10504827A JP H10504827 A JPH10504827 A JP H10504827A JP 8508285 A JP8508285 A JP 8508285A JP 50828596 A JP50828596 A JP 50828596A JP H10504827 A JPH10504827 A JP H10504827A
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マクギー,ウイリアム・デニス
ルーテイマン,ケネス・ウオルター
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モンサント・カンパニー
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    • C07C277/08Preparation of guanidine or its derivatives, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted guanidines
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、まず(1a)イソシアネートを二置換アミンと反応させるか、又は(1b)尿素を2モルの一置換アミンと反応させて三置換尿素を形成し、次いで(2)三置換尿素を活性剤で処理した後、塩基の存在下で第二の二置換アミンと反応せさる方法により、立体障害を有する五置換グアニジンを合成する新規の合成方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 五置換グアニジンの新規合成方法 発明の背景 本発明は、まずイソシアネートを二置換アミンと反応させるか、又は尿素を2 モルの一置換アミン、次いで二置換アミンと順次反応させて三置換尿素を形成し 、次に活性剤で処理した後、塩基の存在下で第二の二置換アミンと反応させる方 法により、立体障害を有する五置換グアニジンを合成する新規の合成方法に関す る。本発明の方法はワンポットプロセス(one pot process)で 実施し得るが、三置換尿素は分離し得る。 五置換グアニジンは、農薬及び医薬として、又はこの種の用途を有する物質の 製造における中間体として重要なものである。前記物質としてはウレタン、ポリ ウレタン及びブロックトイソシアネートが挙げられる。 Chem.Ber.1961,94,2278に記載のBroderick及 びBroderickの方法は、ホスホロキシクロリドの存在下で四置換尿素を 一置換アミンと反応させることにより置換グアニジンを製造するために最も広く 使用され ている方法である。 その後、高度の立体障害を有するグアニジンに関して、Bartonら,J. Chem.Soc.Perkin Trans.I,1982,pp2085− 2090、Mark,米国特許第4,358,613号、及びBartonら, 米国特許第4,471,137号が、五置換グアニジンの種々の製造方法を開示 した。しかしながら、これらの方法は特に四置換尿素中間体を生成し、ホスゲン 及び活性剤を必要とする。 アミンを尿素と交換して別の尿素を形成する方法はよく知られている。Mar chの著書Advanced Organic Chemistry(第3版, 1985)、376ページには、一置換及び二置換尿素の生成に使用されるこの 種の交換が幾つか記載されている。しかしながら、三置換尿素を生成するための 尿素交換方法は記述されていない。 Marchによって引用されているOrganic Synthesesから の具体例は下記の通りである: PhNH2+NH2 CONH2→PhNHCONH2+PhNHCONHPh MeNH2+NH2 CONH2→MeNHCONH2 EtOPhNH2+NH2 CONH2→EtOPhNHCONH2 Me2 NH+NH2 CONH2→Me2 NHCONH2 March(802ページ)は、イソシアネート+アミンの反応を生起する一 般的な化学的手法による一置換、二置換及び三置換尿素の合成について、“Ch em.Soc.Rev.”Vol.4,231−250(1975)も引用して いる。前記反応は下記のように示し得る: RN=C=O+R”R’NH→RNHC(O)NR’R” Houben−Weylの概論Methoden Der Organisc hen Chemie ,第4版,Vol.8,p.157(1952又は195 4)は、三置換尿素の合成を開示しているが、イソシアネートとジアルキルアミ ンとの反応を介するものに限定されている。この文献は、尿素交換による製造に も触れているが(151ページ)、記述されているのは一置換及び二置換尿素だ けである。交換反応のメカニズムを示す図式も151ページに示されている。 Methoden Der Organischen Chemieの追補, Houben−Weyl,Vol.E−4,p.340(1983)には、下記 の式: RNHC(O)Cl+R’R”NH→RNHC(O)NR’R” に従う塩化カルバモイルと第二アミンとの反応により三置換尿素を製造する方法 が記述されている。 同じ追補の343ページには、尿素交換による三アルキル尿素の製造が下記の ように示されている: キシレン中で還流温度で生起するこの反応は80%の収率をもたらすが、この 収率には限界がある。なぜなら、出発尿素がシクロヘキシル基を喪失してモルホ リノ尿素を生成し、その結果、廃棄物質である副産物が生じるからである。これ は下記の式で示されている: Houben−Weyl,Vol.E−4は、二つの極めて不安定なジアゾー ル基、即ち簡単に除去されるジアゾール基を 含む反応で尿素を合成する類似の方法も開示している。しかしながら、この方法 では一般的な三置換尿素は得られない。この反応は下記のように示されている: 発明の概要 本発明は、五置換グアニジンの製造方法、特定的にはより高度の障害を有する 五置換グアニジンの製造方法に関する。本発明の方法は、廉価で容易に入手でき る出発材料を用いて、効率的、経済的且つ高収率な製造を行う。 本発明では、対応するグアニジンの生成に十分な時間及び温度条件で、非プロ トン性溶媒、塩基及び求電子性もしくは好酸性である活性剤の存在下に、三置換 尿素を二置換アミンと反応させることからなる五置換グアニジンの製造方法を提 供する。三置換尿素は、等モル量の置換イソシアネート及び二置換アミンを、や はり非プロトン性溶媒の存在下で、対応する三置換尿素の生成に十分な時間及び 温度条件で接触させるか、又は尿素 を第一アミンで処理して対応する三置換尿素を得ることにより生成する。 ある具体例では、三置換尿素を、非プロトン性有機溶媒及び塩基の存在下で活 性剤の存在下で第二の二置換アミンと反応させる前に回収する。 発明の詳細な説明 本発明の方法で使用するのに有用なイソシアネートの非限定的具体例としては 、アルク(alk)が炭素原子数1〜20の炭素鎖を表す、アルキルイソシアネ ート、アルケニルイソシアネート、シクロアルキルイソシアネート、シクロアル ケニルイソシアネート、アリールイソシアネート、アラルキルイソシアネート、 アラルケニルイソシアネート、アルケンアリールイソシアネート及びアルカアリ ールイソシアネート、例えばシクロヘキシルイソシアネート、オクチルイソシア ネート、イソプロピルイソシアネートが挙げられる。 本発明の方法で使用し得る第一アミンの非限定的具体例としては、本発明の方 法で製造するグアニジンの置換基に対応する置換基、即ちアルキル、アルケニル 、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アラルキル、アラルケニル、 アルケン アリール及びアルカアリールを有するアミンであって、アルキル、アルケニル、 シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ア ルケンアリール及びアルカアリールの各々が炭素原子を1〜22個有するもの、 例えばシクロヘキシル、オクチル、イソプロピル、エチルであるものが挙げられ る。例えば、シクロヘキシルアミン、オクチルアミン、アニリン、メチルアミン 、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン 、イソブチルアミン、t−ブチルアミン、n−ペンチルアミン、イソペンチルア ミン、n−ヘキシルアミン、n−オクチルアミン、ベンジルアミンがこれに当た る。 同様にして、二置換アミンの具体例としては、2個の置換基を有し、これらの 置換基が非限定的ではあるが本発明の方法で製造するグアニジンの置換基に対応 する置換基の中から独立して選択されるようなアミンが挙げられる。 本発明は特に、下記の式(I): で示される五置換グアニジンの製造方法に関する。前記式中、R1、R2、R3、 R4及びR5は互いに同じか又は異なり、アルキル、シクロアルキル、アリール、 アルカアリール、アラルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルケンアリー ル及びアラルケニルの中から選択される。この方法は、下記の式(II): で示される化合物を、非プロトン性有機溶媒中で、活性剤(米国特許第5,18 9,205号に記載のような求電子性又は好酸性物質。従って該米国特許明細書 は本明細書に参考として包含される)の存在下に、下記の式(III): R45NH III で示される化合物で処理することからなる。この方法では、1)反応混合物のp Hが式Iの生成物とほぼ同じかそれより大きくなるように前記処理を塩基の存在 下で実施するか、又は2)前記処理の後に塩基を加える。この方法ではまた任意 に、式IIの化合物を、 (1) 式(IV): R1NCO IV の化合物を、式(V) : R23NH V の化合物[式中、R1、R2及びR3は前述の意味を表す]で処理するか、又は (2) 式(VI): NH2C(O)NH2 VI の化合物を、式(VII): R1NH2 VII の化合物で処理し、次いで式(V): R23NH V の化合物で処理するか、又は (2) 式(VI): NH2C(O)NH2 VI の化合物を式(V): R23NH V の化合物で処理し、次いで式(VII): R1NH2 VII の化合物で処理して式IIの化合物を得ることにより製造する。 これらのうちで、式IVの化合物の製造は、Waldmanら,J.Chem .Soc.Chem.Commun. ,1994,957に記載のものと類似の 方法で実施し得る。 本発明の方法で使用し得る溶媒は非プロトン性有機溶媒である。極性及び非極 性の非プロトン性有機溶媒並びにこれらの混合物を使用し得るが、現時点では、 副反応の発生が少ないという理由で、非極性非プロトン性有機溶媒を使用するの が好ましい。本明細書で使用する極性非プロトン性有機溶媒という用語は、25 ℃で測定した誘電率が、Reichardt,C.,Solvents and Solvent Effects in Organic Chemistr y,第2版,VCH Verlagsgesellschaft,Weinhe im(1988),表A−1に記載の数値の約10倍以上であるような非プロト ン性有機溶媒を意味する。テトラヒドロフランより大きい誘電率を決定するため の別の方法はこの種の任意の方法を使用する。 本発明の方法で使用し得る非極性非プロトン性有機溶媒の具体例としては、ジ クロロメタン、トルエン、テトラヒドロフラン、o−ジクロロベンゼン、トリエ チルアミン等及びこれらの 混合物が挙げられる。現時点で好ましい非極性非プロトン性有機溶媒はトルエン 、クロロベンゼン及びジクロロメタンである。 本発明の方法で使用し得る極性非プロトン性有機溶媒の具体例としては、アセ トニトリル、スルホラン、ピリジン等及びこれらの混合物が挙げられる。現時点 で好ましい極性非プロトン性有機溶媒はアセトニトリルである。 必ずしも必要というわけではないが、二つの反応操作、即ち、式IIの化合物 の製造、及び式IIの化合物を処理して式Iの化合物を得る操作には、同じ溶媒 を使用するのが好ましい。これは、溶媒を更に回収するための別の処理装置の使 用を回避するためである。 本発明の方法で使用する溶媒の量は、少なくとも、尿素の可溶化に必要な量に 等しい。 三置換尿素の製造を含む具体例では、三置換尿素を生成するために二置換アミ ンと反応させる置換イソシアネートの量は比に換算して表し得る。即ち、おおま かに言えば、二置換アミンと反応させるイソシアネートのモル数の比は約1:1 〜約20:1、好ましくは約1:1である。三置換尿素は、尿素を活性化するの に十分な量の求電子性又は好酸性物質で処理する。次い で活性化した尿素を、最適には1モルの五置換グアニジンと1モルの水とが得ら れるように、約1:1〜約20:1の比で表される量の二置換アミンと反応させ る。活性化した尿素とアミンとの反応の酸性条件は、グアニジンの塩を発生させ る。従って、前記反応に塩基を存在させるか又は反応の最後に塩基を加えて、塩 を中和するか又はグアニジンをpH12〜14で生成物の水相中に遊離させる必 要がある。適当な塩基はNaOH、KOH、LiOH等である。中和は、非プロ トン化形態の五置換グアニジンを放出する発熱反応で生起し、前記グアニジンは 有機溶媒、好ましくはトルエンで複数回連続的に洗浄することにより水相から抽 出する。五置換グアニジンを含有している有機相を集めて、真空蒸留のような一 般的方法で精製する。総収率は90モル%の五置換グアニジン回収率の範囲であ る。 本発明の方法で使用し得るカルボニル活性剤にはホスホゲンも含まれ得るが、 好ましくはPOX3、PSX3、SOX2、SO3、PX5、P23、NOy、NOX 、並びに遷移金属、IIIB族金属、IVB族金属及びVB族金属の中から選択 した金属のハロゲン化物もしくはオキシハロゲン化物、並びにこれらの混合物を 使用する。前記式中、Xは塩素又は臭素を表し、 ハロゲン化物は塩化物又は臭化物であり、yは1又は2である。本明細書で使用 する周期表の専門用語は、International Union of P ure and Applied Chemistry(IUPAC)に準拠す る。 適当なカルボニル活性剤の具体例としては、POCl3、PCl3、PBr3、 SOCl2、PCl5、NO、NO2、NOCl、AlCl3、VOCl3、AlB r3、TiBr4、BBr3及びTiCl4が挙げられる。 現時点で好ましいカルボニル活性剤はPOCl3、PCl3及びSOCl2であ る。なぜなら、これらの化合物を使用すると、穏やかな反応条件下で極めて高い 収率が得られるからである。 本発明で三置換尿素を二置換アミンと反応させる前に活性化する操作では、求 電子性又は好酸性脱水剤の量を、反応に与かる二置換アミンのアミン当量数に基 づいた比に換算して表すと好都合であり得る。おおまかに言えば、二置換アミン のアミン当量数に対する求電子性又は好酸性脱水剤のモル数の比は約0.4:1 〜約2:1であり、好ましくは約0.9:1〜約1.1:1、最も好ましくは1 :1である。 式IIの化合物と式IIIの化合物との間の反応は、窒素ガスでシールした状 態で、大気圧(0psig)で実施し、好ましくは乾燥反応体及び反応条件で開 始する。 式IIの化合物は、活性化した式IIの化合物を得るために、カルボニル活性 剤、好ましくはPOCl3で処理するのが好ましい。カルボニル活性剤は、溶媒 、好ましくはトルエン中で、式IIの化合物の溶液に加えるのが好ましい。この 添加は好ましくは、反応の発熱状態を制御できるように行う。即ち、十分な撹拌 下で温度を約60℃に維持しながら、ゆっくりと、好ましくは約30分かけて添 加する。添加時間は90分に及ぶ長時間であってもよい。このように、適当な撹 拌下で温度を制御しながら計量添加すると、最終生成物の収率を低下させる固体 の形成が防止される。求電子性又は好酸性物質を添加した後の反応混合物は好ま しくは、収率の低下を防止するために、添加終了後約10分〜合計5時間までの 時間にわたって約60℃に維持しながら撹拌する。この混合物を5時間以上貯蔵 しなければならない場合は、反応体を25℃以下に冷却し維持して、活性化した 式IIの化合物の分解を防止する。 活性化した式IIの化合物は、安定性に限界があるため、式 IIIの化合物で即座に処理するのが好ましい。該化合物の分解は収率を低下さ せるからである。この処理ステップの反応混合物の温度は、好ましくは20〜3 0℃の範囲に維持する。式IIの化合物の予備処理の場合と同様に、式IIIの 化合物の添加は、式IIの化合物を活性化するための適当な混合状態を得るのに 十分な時間をかけて実施するのが好ましい。温度の制御も前述のように行う。例 えば、シクロヘキシルテトラエチルグアニジンの製造では、シクロヘキシルジエ チル尿素の前述のような活性化の最適時間は約36分以上であり、やはり発熱性 であるこの反応の温度を制御するために適当に撹拌しながら行う。最良の収率を 得るための最適の混合及び温度制御を達成するために、添加時間を前記時間より 長くしてもよい。 活性化した式IIの化合物に式IIIの化合物を加えた後、該反応混合物に水 を一度に又は少しずつ加える。この操作の間中、温度は約20℃〜約30℃に維 持する。式Iの生成物が水相に移動するのに十分な時間にわたって水相と有機相 とが接触するように、十分に混合する。式Iの化合物の回収は任意の公知の方法 で実施し得る。例えば、相分離後に、水相を新鮮なトルエンで3回以上洗浄して 、反応しなかった活性化式II化合 物を除去し、別の有機副産物が存在する場合には該副産物も除去し得る。好まし くは、各洗浄操作が、望ましくない物質を除去するのに十分な接触時間を与える ようにする。洗浄は、反応体が二つの相の間を十分に移動できるように激しく撹 拌しながら行うのが好ましい。最終水相は、6〜7又はそれ以下のpHを有する と予想される。 相分離後は、先行抽出ステップで得られた水相が入っている反応器に、塩基、 好ましくはNaOHを加えて、固体の形成を防止する。水及び水酸化ナトリウム の添加はどちらも、穏やかな撹拌下で実施するのが好ましい。水酸化ナトリウム は25%水溶液で使用し得、一度に又は徐々に加える。この添加も少量の発熱を 伴う。温度は約20℃〜30℃に維持する必要がある。式Iの化合物の回収は、 当業者に公知の任意の方法で実施し得る。例えば、有機相中の式Iの化合物の抽 出は、有機溶媒、好ましくはトルエンを使用して、前述のような撹拌及び接触時 間で行う。精製も一般的な方法、好ましくは低真空(約100Torr)下で、 圧力を更に少しずつ低下させながら蒸留する方法によって行う。温度及び圧力は 、式Iの化合物の物理的特性、例えば沸点、分解温度等に応じて前記真空蒸留を 最適化すべく 調整し得る。 本発明の方法で最初の式IIの化合物の製造は、最良の結果を得るために少な くとも10分間にわたり温度を約10℃〜約20℃に維持しながら、溶媒、好ま しくはトルエン中で式IVの化合物に式Vの化合物を加えることによって実施す る。十分に混合し、式Vの化合物を計量添加し、反応の発熱性に起因する望まし くない温度上昇を防止することが好ましい。しかしながら、反応を確実に完了さ せるために、式Vの化合物の添加後に温度を約30分間にわたり約60℃に上げ てもよい。反応を完了させるためのこの操作温度が式IIの化合物の温度より高 い場合には、所望の生成物が蒸気中で損失されるのを防止するために、還流凝縮 器で十分に冷却しなければならない。 式Iの生成物を得るための総ての反応ステップは、分離を行わずに実施し得る 。総ての反応ステップは、回分式又は半回分式プロセスの場合のように単一の反 応容器で実施し得、又は連続プロセスでも実施し得る。 式II、III、IV及びVの化合物の各々について上記した一般式と同等の 式で示される化合物として、これらに対応し、同等の一般的性質を有し、種々の 基Rの一つ以上が前述の定義 に従う置換基の単なる変形を表すような化合物も考えられる。 また、置換基が水素として設計されているか又は水素であり得る場合には、そ の位置の水素以外の置換基の正確な化学的性質は、合成方法全体に悪影響を及ぼ さない限り重要ではない。 前述の化学反応は、本発明の化合物の製造に対する最も広い適用という見地で 説明した。これらの反応は、開示の範囲に包含される各化合物に前述のように適 用し得ないこともある。このような事例に相当する化合物は当業者によって容易 に識別されよう。このような場合には、当業者に公知の一般的な改変、例えば妨 害基を適当に保護する、別の一般的な試薬に変える、反応条件をルーチンに従っ て変更する等の改変を加えて、反応を順次実施し得、又は本明細書に開示されて いるものであれ、一般的なものであれ、別の反応を本発明の対応する化合物の製 造に適用し得る。いずれの製造方法でも、出発材料は総て公知のものであるか、 又は公知の出発材料から容易に製造できるものである。公知のイソシアネート及 び/又はこのようなイソシアネートの製造方法の一具体例は、米国特許第5,1 89,205号に記載されている。 以下に非限定的実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。 尚、部及び%は特に指摘がない限りモル基準である。 実施例 製造1:シクロヘキシル−ジエチル尿素 シクロヘキシルイソシアネート(250g、2.0mol)を、三首丸底フラ スコ内のジエチルアミン(160.g、2.2mol)の混合ヘキサン(120 0ml)溶液に30分かけて滴下する。該反応混合物を70℃で2時間還流させ た後、この熱い溶液をビーカー内に注入する。室温で一晩静置すると結晶が形成 される。生成物を濾過によって回収し、母液を氷水浴で冷却すると、尿素が更に 晶出する。風乾後に386g(98%)のシクロヘキシル−ジエチル尿素が得ら れる。1 H NMR(CDCl3)δ4.21-4.23(b,1H),3.59-3.72(m,1H),3.25(q,4H), 1.13(t,6H)ppm。製造2:シクロヘキシル−ジイソプロピル尿素 シクロヘキシルイソシアネート(125g、1.0mol)を、三首丸底フラ スコ内のジイソプロピルアミン(122g、1.2mol)の混合ヘキサン(1 500ml)溶液に30分かけて滴下する。該反応混合物を70℃で2時間還流 させた後、この熱い溶液をビーカー内に注入する。室温で一晩静置すると 沈殿物が形成される。生成物を濾過によって回収し、母液を氷水浴で冷却すると 、尿素が更に析出する。風乾後に226g(100%)のシクロヘキシル−ジイ ソプロピル尿素が得られる。1 H NMR(CDCl3)δ4.03-4.11(b,IH),3.88(m,2H),3.69(m,1H),1.12- 2.0(m,10H),1.22(d,12H)pm。製造3:シクロヘキシル−ジ−n−プロピル尿素 シクロヘキシルイソシアネート(125g、1.0mol)を、三首丸底フラ スコ内のジ−n−プロピルアミン(116g、1.15mol)の混合ヘキサン (1100ml)溶液に30分かけて滴下する。該反応混合物を70℃で2時間 還流させた後、この熱い溶液をビーカー内に注入する。室温で一晩静置すると沈 殿物が形成される。生成物を濾過によって回収し、母液を氷水浴で冷却すると、 尿素が更に析出する。風乾後に212g(94%)のシクロヘキシル−ジプロピ ル尿素が得られる。1 H NMR(CDCl3)δ4.09(d,1H),3.62(m,1H),3.10(t,4H),1.02-1.96( m,10H),1.53(q,4H),0.88(t,6H)ppm。実施例1:シクロヘキシル−テトラエチルグアニジン オキシ塩化リン(144ml、237g、1.55mol) をシクロヘキシル−ジエチル尿素(297g、1.5mol)のトルエン(80 0ml)溶液に1.5時間かけて滴下する。該反応混合物を室温で一晩撹拌する 。ジエチルアミン(330ml、234g、3.2mol)を2時間かけて滴下 し、次いで室温で3時間撹拌する。該反応混合物を水(3000ml)に注入す る。水層をトルエン(3×200ml)で抽出する。有機層及び抽出物を一緒に してNa2CO3で乾燥し、濾過し、濃縮する。残渣を更に真空下(約0.3〜0 .5torr)で蒸留すると、生成物シクロヘキシルテトラエチルグアニジンが 110〜112℃で回収される(334g、88%)。該生成物の純度は、ガス クロマトグラフィーで測定して99%である。1 H NMR(CD3CN)δ3.13-3.23(m,1H),3.07(q,4H),2.97(q,4H),1.13- 1.77(m,10H), 1.0(t,6H),0.98(t,6H)ppm。実施例2:シクロヘキシル−ジエチル−ジイソプロピルグアニジン オキシ塩化リン(78.2g、0.51mol)をシクロヘキシル−ジエチル 尿素(99g、0.5mol)のトルエン(250ml)溶液に1時間かけて滴 下する。該反応混合物を室温で一晩撹拌する。ジイソプロピルアミン(101g 、1. 0mol)を1時間かけて滴下し、次いで室温で2時間撹拌する。該反応混合物 を水(3000ml)に注入する。水層をトルエン(3×100ml)で抽出し 、トルエン層を廃棄する。氷水浴内で水性層に水酸化ナトリウム(120g、3 mol)をゆっくり加える。二つの層が形成される。水性層をジエチルエーテル (2×100ml)で抽出する。有機層及び抽出物を一緒にしてNa2CO3で乾 燥し、濾過し、濃縮する。残渣を更に真空下(約0.3〜0.5torr)で蒸 留すると、ガスクロマトグラフィーで測定して純度99%の生成物シクロヘキシ ル−ジエチル−ジイソプロピルグアニジンが137〜140℃で回収される(9 5g、68%)。1 H NMR(CDCl3)δ3.57(m,1H),3.36(m,1H),3.21(q,2H),2.94(q,2H) ,3.12(m,1H),2.93(q,2H),1.13-1.77(m,10H),1.20(d,6H),1.12(d,6H),1.00 (t,3H),0.99(t,3H)ppm。実施例3:シクロヘキシル−テトライソプロピルグアニジン オキシ塩化リン(96ml、1.03mol)をシクロヘキシル−ジイソプロ ピル尿素(226g、1.0mol)のトルエン(800ml)溶液に30分か けて滴下する。該反応混合物を50℃で3.5時間撹拌し、次いで室温で一晩撹 拌する。 ジイソプロピルアミン(310g、2.18mol)を2時間かけて反応混合物 に滴下し、次いで室温で2時間撹拌する。該反応混合物を水(2000ml)に 注入する。水層をトルエン(3×150ml)で抽出し、トルエン層を廃棄する 。氷水浴内で水性層に水酸化ナトリウム(240g、6mol)をゆっくり加え る。二つの層が形成される。水性層をジエチルエーテル(2×150ml)で抽 出する。有機層及び抽出物を一緒にしてNa2CO3で乾燥し、濾過し、濃縮する 。残渣を更に真空下(約0.3〜0.5torr)で蒸留すると、ガスクロマト グラフィーで測定して純度99%の生成物シクロヘキシルテトライソプロピルグ アニジンが140〜143℃で回収される(250g、80%)。1 H NMR(CDCl3)δ3.75-3.9(m,1H),3.37(m,1H),3.22-3.31(m,1H),1 .12-1.77(m,10H),1.22(d,6H),1.14(d,6H)ppm。実施例4:シクロヘキシル−テトラプロピルグアニジン オキシ塩化リン(86ml、1.42g、0.92mol)をシクロヘキシル −ジプロピル尿素(191g、0.845mol)のトルエン(800ml)溶 液に1時間かけて滴下する。 該反応混合物を室温で一晩撹拌する。ジプロピルアミン(221g、300ml 、2.19mol)を2時間かけて滴下し、次いで室温で2時間撹拌する。氷水 浴内で反応混合物に水酸化ナトリウム溶液(6×0.92molのNaOH及び 500mlの水)をゆっくり加える。水層をジエチルエーテル(3×100ml )で抽出する。有機層を一緒にしてNa2CO3で乾燥し、濾過し、濃縮する。残 渣を更に真空下(約0.3〜0.5torr)で蒸留すると、ガスクロマトグラ フィーで測定して純度99%の生成物シクロヘキシルテトラプロピルグアニジン が150℃で回収される(235g、90%)。1 H NMR(CDCl3)δ3.10(m,1H),3.02(b,4H),2.88(t,4H),1.77-1.12( m,10H),1.42(q,8H),0.82(t,6H),0.80(t,6H)ppm。実施例5:シクロヘキシルテトラエチルグアニジン シクロヘキシルイソシアネート(13.4lb.、48.6mol)を100 ガロンのガラスライナー付き反応器に充填する。該反応器を窒素でシールし、ト ルエン(185.9lb.)を充填する。反応体を撹拌し、15〜20℃に冷却 する。ジエチルアミン(7.9lb.、49.1mol)を撹拌下で15 分かけて反応器に充填する。ジエチルアミンの添加中は、反応体の温度を20℃ 以下に維持する。次いで、反応体の温度を60℃に上げ、30分間60℃に維持 する。 トルエン(92.9lb.)中のオキシ塩化リン(19.7lb.、58.3 mol)溶液を撹拌下で40分かけて反応器に加える。オキシ塩化リン溶液の添 加中は、反応体の温度を55〜65℃に維持する。添加が終了したら、反応体を 10分間55〜60℃に維持する。次いで、反応体を20℃に冷却する。 ジエチルアミン(43.4lb.、269.2mol)を40分かけて反応器 に添加する。添加の間は反応体の温度を35℃以下に維持する。ジエチルアミン の添加が終了したら、反応体を20分間25〜30℃に維持する。次いで反応体 を20℃に冷却する。 脱イオン水(232.5lb)を激しい撹拌下で20分かけて反応体に加える 。水の添加の間は反応体の温度を15〜20℃に維持する。反応体を15分間撹 拌し、次いで20分間静置する。水性相と有機相を分離し、反応器から取り出す 。有機相を反応器に戻し、脱イオン水(232.5lb)で再び洗浄する。この 洗浄サイクルを合計3回繰り返す。 洗浄ステップでまとめた水性相はシクロヘキシルテトラエチルグアニジンヒド ロクロリドを含む。これらの相を反応器内で一緒にし、更に200lbの脱イオ ン水を加える。前記反応体に水酸化ナトリウム25%溶液(123.5lb)を 撹拌下で加える。温度は30℃以下に維持する。 激しく撹拌しながら、前記反応体にトルエン(58.1lb)を加える。該反 応体を15分間撹拌し、次いで20分間静置する。水性相と有機相を分離し、反 応器から取り出す。水性相を反応器に戻し、有機相は蒸留するために保持する。 水性相を更に58.1lb.のトルエンで洗浄する。この洗浄サイクルを合計3 回繰り返す。有機相はシクロヘキシルテトラエチルグアニジンを含んでいる。 抽出ステップでまとめた有機相を高真空蒸留器内で一緒にする。蒸留器の圧力 を約100mmHgに下げ、蒸留器の温度を沸騰が生じるまで上昇させる。トル エンが蒸留がまから蒸留する。この時点で圧力を1mmHg未満に下げ、温度を 更に上げてシクロヘキシルテトラエチルグアニジンを蒸留させる。この物質は0 .5mmHgで約85℃で蒸留する。シクロヘキシル テトラエチルグアニジン(25.4lb.、45.5mol)留出物は回収率9 3%で回収される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KR ,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK, MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,S I,SK,TJ,TM,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ソロダー,アーサー・ジヨン アメリカ合衆国、ミズーリ・63130、ユニ バーシテイ・シテイ、コーネル・コート・ 8135

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 対応するグアニジンの生成に十分な時間及び温度条件で、非プロトン性溶 媒、塩基、及びカルボニル活性剤である活性剤の存在下に、三置換尿素を二置換 アミンで処理させることからなる五置換グアニジンの製造方法。 2. 三置換尿素を、対応する三置換尿素の生成に十分な時間及び温度条件で、 非プロトン性溶媒の存在下で、等モル量の置換イソシアネートと二置換アミンと を接触させるか、又は尿素を第一アミンで処理して対応する三置換尿素を得るこ とにより製造する請求項1に記載の方法。 3. 下記の式(I): [式中、R1、R2、R3、R4及びR5は互いに同じか又は異なり、アルキル、シ クロアルキル、アリール、アルカアリール、アラルキル、アルケニル、シクロア ルケニル、アルケンアリール及びアラルケニルの中から選択される] で示される五置換グアニジンの製造方法であって、非プロトン性有機溶媒中で、 カルボニル活性剤である活性剤の存在下に、下記の式(II): で示される化合物を、下記の式(III): R45NH III で示される化合物で処理して式Iの化合物の酸付加塩を得る操作を含み、任意に 、生成物混合物のpHが式Iの生成物とほぼ同じかそれより大きくなるように前 記処理を塩基の存在下で実施するか、又は前記処理の後に塩基を加えて、対応す るグアニジンの生成に十分な時間及び温度条件で前記塩を遊離させ、更に任意に 、 (1) 式(IV): R1NCO IV の化合物を、式(V) : R23NH V [式中、R1、R2及びR3は前述の意味を表す]の化合物で処理するか、又は (2) 式(VI): NH2C(O)NH2 VI の化合物を、式(VII): R1NH2 VII の化合物で処理し、次いで式(V): R23NH V の化合物で処理するか、又は (2) 式(VI): NH2C(O)NH2 VI の化合物を式(V): R23NH V の化合物で処理し、次いで式(VII): R1NH2 VII の化合物で処理して式IIの化合物を得る方法により式IIの化合物を製造する 前記五置換グアニジンの製造方法。 4. 式(IV): R1NCO IV の化合物を、式(V): R23NH V [式中、R1、R2及びR3は前述の意味を表す]の化合物で処理する方法によっ て式IIの化合物を製造する請求項3に記載の方法。 5. 式(VI): NH2C(O)NH2 VI の化合物を、式(VII): R1NH2 VII の化合物で処理し、次いで式(V): R23NH V の化合物で処理するか、又は 式(VI): NH2C(O)NH2 VI の化合物を式(V): R23NH V の化合物で処理し、次いで式(VII): R1NH2 VII の化合物で処理する方法により式IIの化合物を製造する請求項3に記載の方法 。 6. カルボニル活性剤を、POX3、PX3、SOX2、S O22、SO3、PX5、P25、NOy、NOX、並びに遷移金属、IIIB族 金属、IVB族金属及びVB族金属の中から選択した金属のハロゲン化物もしく はオキシハロゲン化物、並びにこれらの混合物[但し、Xは塩素又は臭素を表し 、ハロゲン化物は塩化物又は臭化物であり、yは1又は2である]の中から選択 する請求項3に記載の方法。 7. 前記非プロトン性有機溶媒を、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ア セトニトリル、o−ジクロロメタン、トルエン及びピリジンの中から選択する請 求項3に記載の方法。 8. 塩基をNaOH、KOH及びLiOHの中から選択する請求項3に記載の 方法。 9. 前記カルボニル活性脱水剤を、POCl3、SOCl2、SO2Cl2、SO3 、PCl3、無水トリフルオロ酢酸、TiBr4、AlCl3、VOCl3及びB Br3の中から選択する請求項1に記載の方法。 10. シクロヘキシルテトラエチルグアニジンである五置換グアニジンを製造 するための請求項3に記載の方法であって、トルエン中のシクロヘキシルイソシ アネートを4〜6モル過剰なジエチルアミン及び1〜2モル過剰なPOCl3で 処理して シクロヘキシルテトラエチルグアニジンヒドロクロリドを生成し、これをNaO Hで処理してシクロヘキシルテトラエチルグアニジンを得ることからなる前記方 法。
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