JPH07119219B2 - 4−イソチアゾリン−3−オンの製造方法 - Google Patents

4−イソチアゾリン−3−オンの製造方法

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JPH07119219B2
JPH07119219B2 JP4509538A JP50953892A JPH07119219B2 JP H07119219 B2 JPH07119219 B2 JP H07119219B2 JP 4509538 A JP4509538 A JP 4509538A JP 50953892 A JP50953892 A JP 50953892A JP H07119219 B2 JPH07119219 B2 JP H07119219B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D275/00Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings
    • C07D275/02Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings not condensed with other rings
    • C07D275/03Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings not condensed with other rings with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の技術分野 本発明は4−イソチアゾリン−3−オンの製造方法に関
し、特に次の構造式(I)を有する4−イソチアゾリン
−3−オンを選択的に製造するための改良された方法に
関し、冷却水の分野における殺菌剤または抗感染薬また
は産業用金属加工油、塗料、化粧品、界面活性剤、感光
剤等に有用である。
(式中、R1はメチルまたはn−オクチル基;R2は水素ま
たは塩素原子である)。
ヨーロッパ特許公報第0095907号は2物質の混合物とし
て4−イソチアゾリン−3−オン誘導体を次式(A)に
したがってアミド化反応を行い、次式(B)の環化反応
を行うことによって製造する方法を開示している。
〔式(A)〕
〔式(B)〕 またジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミスト
リイ、1971.8は前記式(1)に似ている構造を有する2
−t−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを、次
式(C)にしたがってアミド化反応を行い、次式(D)
に従って塩素化および環化を行うことによって合成する
方法を開示している。
〔式(C)〕
〔式(D)〕 しかし、ヨーロッパ特許公報第0095907号の方法によれ
ば、2物質の混合物、前記式〔a〕の2−メチル−4−
イソチアゾリン−3−オンおよび前記式(b)の5−ク
ロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンは、
必要なものとして製造され、次に、式(b)の5−クロ
ロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンは式
(a)よりも高い毒性を有する。
従って、混合した生成物は人体には使用できず、室温で
安定なため長時間使用できないので使用できず、室温で
安定なため長時間使用できないので使用に制限があっ
た。また収率も低い。
それにもかかわらず、式(a)を選択的に製造または分
離する方法は未だ開発されておらず、たとえ分離できた
としても、その方法は複雑で不経済である。そこで混合
生成物をそのまま使用してきた。
ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリイ
に開示された方法は、式(D)でCl2ガスと溶媒として
トルエンを用いて2−t−オクチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オンを調製する方法であるが、生成物はn−オ
クチル基を有する構造の化合物ではない。
発明の概要 本発明の目的は前記式(I)の化合物を高収率で選択的
に製造する新規な方法を提供することである。
本発明は前記構造式(I)を有する4−イソチアゾリン
−3−オンを選択的に製造する方法に関するものであ
り、3,3′−ジチオジプロピオン酸と塩化チオニルとを
反応させ、次式(II)の3,3′−ジチオジプロピオニル
ジクロリドを調製し、アミン化合物を反応させて次式
(III)の3,3′−ジチオジプロピオンアミド誘導体を調
製し、ここに有機溶媒中の次式(IV)の塩化スルフリル
を添加して環化して製造することから成ることを特徴と
する。
SO2X2 (IV) (式中、R1は前記式(I)で定義されたものと同一であ
り、Xはハロゲン原子である)。
発明の詳細な説明 本発明は3,3′−ジチオジプロピオン酸、塩化チオニ
ル、アミン化合物および前記式(IV)の塩化スルフリル
を使用して前記式(I)の4−イソチアゾリン−3−オ
ンを選択的に調製するための方法に関する。次に3,3′
−ジチオジプロピオン酸を1:2ないし1:4のモル比で10〜
30℃にて塩化チオニルと反応させて前記式(II)の3,
3′−ジチオジプロピオニルジクロリドを得る。塩化チ
オニルの反応モル比が1:2よりも小さい場合は、未反応
の不純物が生じることがあり、また、1:4を超える場合
は、化学反応に不必要なので不経済である。
また、反応温度が10℃よりも低い場合は、反応時間は非
常に長く、30℃を超える場合は有毒な塩化チオニル蒸気
が発生するので操作が危険である。
式(II)の化合物は1:2ないし1:6のモル比で−10℃〜35
℃、好ましくは−10℃〜30℃、さらに好ましくは15℃な
いし室温にてメチルアミンまたはn−オクチルアミンか
ら選択されるアミン化合物と反応させる。
反応温度が−10℃よりも低い場合は、不経済であり、35
℃を超える場合は発熱反応によって爆発の危険がある。
また、アミン化合物の反応モル比が1:2よりも小さい場
合は、未反応の不純物が生成し、1:6を超える場合は、
化学反応に不必要なので不経済である。この反応では、
反応溶媒としてトルエンまたはベンゼンを使用すること
ができる。
前記方法によって得られた前記式(III)の3,3′−ジチ
オジプロピオンアミド誘導体は有機溶媒中で前記式(I
V)の塩化スルフリルを添加して環化し選択的に所望の
式(I)の化合物を与える。式(I)においてR2=Hの
場合には、式(III)の化合物は1:1ないし1:5のモル比
で、好ましくは1:2ないし1:3で塩化スルフリルと反応す
る。塩化スルフリルの反応モル比が1:1よりも小さい場
合は、未反応不純物が生成し、1:5を超える場合は、副
反応によって純度と経済性が小さくなる。
一方、式(I)がR2=Clの場合には、化合物の使用モル
比は1:5ないし1:25の範囲にすることができ、次に反応
は50℃以下、好ましくは−20℃〜50℃で行うことができ
る。反応温度が50℃よりも高い場合は、最終生成物の安
定性が低くなるので収率は著しく低下する。この反応で
は、有機溶媒、すなわちCH2X2、CHX3、CX3CH3、CHX2CHX
2等(式中、Xはハロゲンである)の有機ハロゲン化合
物を反応溶媒として使用することができる。
本発明による方法で調製された前記式(I)の4−イソ
チアゾリン−3−オン化合物は不純物を含まない純粋な
化合物として選択的に得られ、そのときの収率は90%以
上である。
式(I)の化合物は安定で永続性のある雑生物剤であ
り、冷却塔の抗藻剤、塗料用防腐剤、金属加工、化粧
品、シャンプー、紙または界面活性剤、抗カビまたは抗
感染剤に使用することができる。
本発明によれば、4−イソチアゾリン−3−オンは、不
純物として5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オンまたは4,4,5,5−テトラクロロ−2−n−
オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを製造するこ
となく選択的に調製され、これらは大気中で腐食性物質
であり安定性の低下によって数週間以内に空気中で分解
する。
従って、本発明の化合物は上記のような種々の分野で有
用である。特に、毒性が極めて低いので、人体に直接使
用される化粧品やシャンプーに使用でき、この化合物を
使用して長時間最初の効果を維持することができる。
また、本発明による方法は従来の方法と比較して簡単で
経済的な方法であり、高収率で所望の生成物を製造でき
る長所を有している。
実施例1 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの塩化メチレンに溶解
させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に保持し、
ここに塩化スルフリル(40.5g、0.3モル)を滴下しなが
ら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25±5℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている塩
化メチレンを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.0
g、90モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、D2O):δppm;8.52(d,5H),6.35
(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例2 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの塩化メチレンに溶解
させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に保持し、
ここに塩化スルフリル(33.75g、0.25モル)を滴下しな
がら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30±5℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている塩
化メチレンを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.4
g、90モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δpp
m;8.53(d,5H),6.34(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例3 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの塩化メチレンに溶解
させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下に保持
し、ここに塩化スルフリル(28.35g、0.21モル)を滴下
しながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で35℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている塩
化メチレンを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.8
g、91.7モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δ
ppm;8.53(d,5H),6,33(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例4 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中でN,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンアミ
ド(23.6g、0.1モル)を350mlの塩化メチレンに溶解さ
せた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下に保持し、
ここに塩化スルフリル(40.5g、0.3モル)を滴下しなが
ら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている塩
化メチレンを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(28.1
g、92.7モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δp
pm;8.54(d,5H),6.36(d,4H),3.42(s,CH3) 実施例5 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中でN,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンアミ
ド(23.6g、0.1モル)を350mlの塩化メチレンに溶解さ
せた。溶液をクリオスタット中で−15℃以下に保持し、
ここに塩化スルフリル(28.35g、0.21モル)を滴下しな
がら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで、溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている塩
化メチレンを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.5
g、90.7モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δ
ppm;8,54(d,5H),6.33(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例6 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの塩化メチレンに溶解
させた。溶液をクリオスタット中で−15℃以下に保持
し、ここに塩化スルフリル(27.0g、0.2モル)を滴下し
ながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている塩
化メチレンを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソシチアゾリン−3−オン・HCl(27.
9g、92モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δp
pm;8.56(d,5H),6.37(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例7 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlのクロロホルムに溶解
させた。溶液をクリオスタット中で−15℃以下に保持
し、ここに塩化スルフリル(40.5g、0.3モル)を滴下し
ながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っているク
ロロホルムを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.2
g、89.7モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δ
ppm;8.50(d,5H),6.32(d,4H),3.43(s,CH3) 実施例8 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンアミ
ド(23.6g、0.1モル)を350mlのクロロホルムに溶解さ
せた。溶液をクリオスタット中で−10℃以下に保持し、
ここに塩化スルフリル(33.7g、0.25モル)を滴下しな
がら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っているク
ロロホルムを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.5
g、90.7モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δ
ppm;8.51(d,5H),6.33(d,4H),3.40(s,CH3) 実施例9 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中でN,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンアミ
ド(23.6g、0.1モル)を350mlのクロロホルムに溶解さ
せた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下に保持し、
ここに塩化スルフリル(28,25g、0.21モル)を滴下しな
がら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で35℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っているク
ロロホルムを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.7
g、91.3モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δ
ppm;8,55(d,5H),6.32(d,4H),3.40(s,CH3) 実施例10 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlのクロロホルムに溶解
させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に保持し、
ここに塩化スルフリル(27.0g、0.2モル)を滴下しなが
ら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っているク
ロロホルムを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(28.0
g、92.3モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2):δpp
m;8.47(d,5H),6.31(d,4H),3.42(s,CH3) 実施例11 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6G、0.1モル)を350mlのクロロホルムに溶解
させた、溶液をクリオスタット中で−10℃以下に保持
し、ここに塩化スルフリル(28.35g、0.21モル)を滴下
しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っているク
ロロホルムを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(27.6
g、91モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δpp
m;8.49(d,5H),6.33(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例12 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlのクロロホルムに溶解
させた。溶液をクリオスタット中で−15℃以下に保持
し、ここに塩化スルフリル(27.0g、0.2モル)を滴下し
ながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っているク
ロロホルムを50℃にて3時間真空オーブン内で除去し2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン。HCl(28.0
g、92.3モル%)を得た。1H−NMR(100MHz、D2O):δ
ppm;8.52(d,5H),6.34(d,4H),3.42(s,CH3) 実施例13 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの1,1,1−トリクロロエ
タンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で0℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(40.5g、0.3モル)を
滴下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている1,
1,1−トリクロロエタンを50℃にて3時間真空オーブン
内で除去し2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・HCl(27.3g、90モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、D2O):δppm:8.47(d,5H),6.34
(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例14 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの1,1,1−トリクロロエ
タンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(33.75g、0.25モル)
を滴下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている1,
1,1−トリクロロエタンを50℃にて3時間真空オーブン
内で除去し2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・HCl(27.5g、90.7モル%)を得た。U1 H−NMR(100MHz、D2O):δppm;8.50(d,5H),6.34
(d,4H),3.43(s,CH3) 実施例15 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの1,1,1−トリクロロエ
タンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以
下に保持し、ここに塩化スルフリル(28.35g、0.21モ
ル)を滴下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で35℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている1,
1,1−トリクロロエタンを50℃にて3時間真空オーブン
内で除去し2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・HCl(27.3g、90モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、D2O):δppm;8.54(d,5H),6.34
(d,4H),3.40(s,CH3) 実施例16 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの1,1,1−トリクロロエ
タンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以
下に保持し、ここに塩化スルフリル(27.0g、0.2モル)
を滴下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている1,
1,1−トリクロロエタンを50℃にて3時間真空オーブン
内で除去し2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
・HCl(27.5g、90.7モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、D2O):δppm;8.54(d,5H),6.33
(d,4H),3.41(s,CH3) 実施例17 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジチオジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの1,1,1−トリクロロエ
タンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−10℃以
下に保持し、ここに塩化スルフリル(28.35g、0.21モ
ル)を滴下しながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている1,
1,1−トリクロロエタンを40℃にて3時間真空オーブン
内で除去し2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン.HCl(27.8g、91.7モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、D2O):δppm;8.53(d,5H),6.34
(d,4H),3.42(s,CH3) 実施例18 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジメチル−3,3′−ジオチジプロピオンア
ミド(23.6g、0.1モル)を350mlの1,1,1−トリクロロエ
タンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(27.0g、0.2モル)を
滴下しながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌し
た。
得られた白色沈殿物を吸引濾過し、次いで残っている1,
1,1−トリクロロエタンを50℃にて3時間真空オーブン
内で除去し2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン.HCl(27.6g、91モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、D2O):δppm;8.56(d,5H),6.37
(d,4H),3.43(s,CH3) 実施例19 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N'−ジ−n−オクチル3,3′−ジチオジプロピ
オンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレン
に溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に保
持し、ここに塩化スルフリル(16.2g、0.12モル)を滴
下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(44.9g、90モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.87(m),1.27
(s),1.67(m),3.72(t),6.31(d),8.11(d) 実施例20 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N'−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。
溶液をクリオスタット中で5℃以下に保持し、ここに塩
化スルフリル(14.85g、0.11モル)を滴下しながら3時
間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純粋を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(45.9g、92モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.69(m),3.74(t),7.16(d),8.93(d) 実施例21 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N'−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(13.5g、0.1モル)を
滴下しながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で35℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して
黄色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(44.91g、90モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.87(m),1.26
(s),1.74(m),3.75(t),6.90(d),8.79(d) 実施例22 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N'−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(17.55g。0.13モル)
を滴下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(46.1g、92.5モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.87(m),1.26
(s),1.67(m),3.73(t),6.25(d),8.05(d) 実施例23 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−15℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(18.9g、0.14モル)
を滴下しながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して
黄色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液を注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(46.4g、93モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;(0.87(m),1.27
(s),1.67(m),3.76(t),6.23(d),8.02(d) 実施例24 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホル
ムに溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に
保持し、ここに塩化スルフリル(13.5g、0.1モル)を滴
下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
してクロロホルムを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(45.4g、91モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.28
(s),1.58(m),4.02(t),6.79(d),8.75(d) 実施例25 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホル
ムに溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に
保持し、ここに塩化スルフリル(14.85g、0.11モル)を
滴下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
してクロロホルムを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(45.63g、91.5モル%)を
得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.87(m),1.27
(s),1.55(m),3.93(t),6.70(d),8.48(d) 実施例26 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホル
ムに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(16.2g、0.12モル)
を滴下しながら3時間撹拌した。−5℃で1時間撹拌し
た後、温度を徐々に室温まで上げて水浴中で35℃に維持
し、次いで溶液を3時間撹拌して黄色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
してクロロホルムを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(44.91g、90モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.64(m),3.81(t),6.31(d),8.11(d) 実施例27 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホル
ムに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(17.55g、0.13モル)
を滴下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純粋を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
してクロロホルムを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(45.13g、90.5モル%)を
得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.26
(s),1.69(m),4.06(t),7.15(d),8.92(d) 実施例28 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホル
ムに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−15℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(18.9g。0.14モル)
を滴下しながら3時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して
黄色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させてて有
機溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
してクロロホルムを除去し2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン・HCl(45.88g、92モル%)を得
た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.87(m),1.26
(s),1.66(m),3.78(t),6.23(d),8.06(d) 実施例29 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に
保持し、ここに塩化スルフリル(270g、2.0モル)を滴
下しながら3時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、 次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持して
塩化メチレンを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オクチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オン.HCl(57.4g、90モ
ル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.69(m),3.79(t) 実施例30 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に
保持し、ここに塩化スルフリル(267.3g、1.98モル)を
滴下しながら5時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(57.7g、
90.5モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.69(m),3.79(t) 実施例31 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(264.6g、1.96モル)
を滴下しながら5時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で35℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して
黄色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(58g、91
モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.68(m),3.79(t) 実施例32 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(261.9g、1.94モル)
を滴下しながら5時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た 上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(57.6g、
90.5モル%を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.69(m),3.80(t) 実施例33 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液をクリオスタット中で−15℃以下
に保持し、ここに塩化スルフリル(259.2g、1.92モル)
を滴下しながら5時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で40℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して
黄色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して塩化メチレンを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(58.6g、
92モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.26
(s),1.68(m),3.79(t) 実施例34 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホル
ムに溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に
保持し、ここに塩化スルフリル(256.5g、1.9モル)を
滴下しながら5時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に温室まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機溶
媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
してクロロホルムを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(58.1g、
91モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.68(m),3.80(t) 実施例35 温度計と滴下漏斗を1リットルの三つ口フラスコ中で、
N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロピオン
アミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホルムに溶
解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に保持
し、ここに塩化スルフリル(260.55g、1.93モル)を滴
下しながら5時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
してクロロホルムを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(58.4g、
91.5モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.87(m),1.27
(s),1.68(m),3.79(t) 実施例36 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル3,3′−ジチオジプロピ
オシアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの酢酸エチルに
溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に保持
し、ここに塩化スルフリル(81g、0.6モル)を滴下しな
がら5時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して酢酸エチルを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オク
チル−4−イソチアゾリン−3−オン.HCl(57.4g、90
モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.87(m),1.27
(s),1.68(m),3.78(t) 実施例37 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの酢酸エチル
に溶解させた。溶液をクリオスタット中で5℃以下に保
持し、ここに塩化スルフリル(87.75g、0.65モル)を滴
下しながら5時間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で30℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して黄
色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して酢酸エチルを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オク
チル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(57.7g、9
0.5モル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.26
(s),1.67(m),3.79(t) 実施例38 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの酢酸エチル
に溶解させた。溶液をクリオスタット中で−5℃以下に
保持し、ここに塩化スルフリル(94.5g、0.7モル)を滴
下しながら5時間撹拌した。
−5℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げ
て水浴中で35℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌して
黄色の溶液を得た。
上記温度で反応させた後、100mlの純水を得られた黄色
の溶液に注入し分液漏斗で分離し、次いで得られた有機
溶媒層を30gの無水硫酸マグネシウムと反応させて有機
溶媒層を脱水させた。
有機溶媒層中の溶媒をロータリーエバポレーターで除去
し、次いで残渣を50℃にて3時間真空オーブン中に保持
して酢酸エチルを除去し4,5−ジクロロ−2−n−オク
チル−4−イソチアゾリン−3−オン・HCl(58g、91モ
ル%)を得た。1 H−NMR(100MHz、CDCl3):δppm;0.88(m),1.27
(s),1.67(m),3.79(t) 比較例1 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で3,3′−ジチオジプロピオンアミド(23.6g、0.1モ
ル)を350mlの塩化メチレンに溶解させた。溶液を水浴
中で70℃以上に経時し、ここに塩化スルフリル(40.5
g、0.3モル)を滴下しながら3時間撹拌した。
次いで、塩化メチレン蒸気が生成したので、反応を行な
うことができなかった。
比較例2 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、3,3′−ジチオジプロピオンアミド(23.6g、0.1
モル)を350mlのクロロホルムに溶解させた。溶液を水
浴中で70℃以上に保持し、ここに塩化スルフリル(40.5
g、0.3モル)を滴下しながら3時間撹拌した。
次いで、クロロホルム蒸気が生成したので、反応を行う
ことができなかった。
比較例3 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g。0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。溶液を水浴中で70℃以上に保持し、こ
こに塩化スルフリル(40.5g、0.3モル)を滴下しながら
3時間撹拌した。
次いで、塩化メチレン蒸気が生成したので、反応を行う
ことができなかった。
比較例4 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlのクロロホム
に溶解させた。溶液を水浴中で70℃以上に保持し、ここ
に塩化スルフリル(40.5g、0.3モル)を滴下しながら3
時間撹拌した。
次いで、クロロホルム蒸気が生成したので、反応を行う
ことができなかった。
比較例5 温度計と滴下漏斗を備えた1リットルの三つ口フラスコ
中で、N,N′−ジ−n−オクチル−3,3′−ジチオジプロ
ピオンアミド(43.25g、0.1モル)を350mlの塩化メチレ
ンに溶解させた。
溶液をクリオスタット中で5℃以下に保持し、ここに塩
化スルフリル(12.15g、0.09モル)を滴下しながら3時
間撹拌した。
0℃で1時間撹拌した後、温度を徐々に室温まで上げて
水浴中で25℃に維持し、次いで溶液を3時間撹拌した。
反応の結果、大量の未反応化合物が存在したため、所望
の化合物は調製されなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 7/12 PSL C11D 3/34 3/48 // A01N 43/78 F C10M 135/36 (72)発明者 パク ヤン 大韓民国 430−300,キュンキ−ド,スウ ォン−シ,ジャンガン−ク,ワセオ−ド ン,ワセオアパート 19−302 (56)参考文献 特開 平2−278(JP,A) 特開 平3−95103(JP,A) 特開 平1−146874(JP,A) 米国特許4783221(US,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3,3′−ジチオジプロピオン酸と塩化チオ
    ニルを反応させて式(II)の3,3′−ジチオジプロピオ
    ニルジクロリドを調製し、アミン化合物と反応させて次
    式(III)の3,3′−ジチオジプロピオンアミド誘導体を
    調製し、ここに有機溶媒中の次式(IV)の塩化スルフリ
    ルを添加して環化する工程から成ることを特徴とする次
    の構造式(I)を有する4−イソチアゾリン−3−オン
    を選択的に製造する方法。 SO2X2 (IV) (式中、tR1はメチルまたはn−オクチル基;R2は水素
    または塩素原子;Xはハロゲン原子である)。
  2. 【請求項2】3,3′−ジチオジプロピオン酸と塩化チオ
    ニルを1:2ないし1:4のモル比で反応させる請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】前記式(II)の化合物とアミン化合物を1:
    2ないし1:6のモル比で反応させる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記式(III)の化合物と前記式(IV)の
    化合物を50℃以下にて1:1ないし1:5のモル比で環化させ
    前記式(I)(式中R2は水素原子である)の化合物を調
    製する請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】前記式(III)の化合物と前記式(IV)の
    化合物を50℃以下にて1:5ないし1:25のモル比で環化さ
    せ前記式(I)(式中R2は塩素原子である)の化合物を
    調製する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】反応を−20℃ないし50℃の温度で行う請求
    項4または5記載の方法。
  7. 【請求項7】有機溶媒をCH2X2、CHX3、CHX2CHX2およびC
    X3CH3(式中、Xはハロゲン原子である)から成る有機
    ハロゲン溶媒の群から選択する請求項1記載の方法。
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