JPH10504221A - 着脱自在な精密計量供給ユニットを有する超音波式噴霧装置 - Google Patents

着脱自在な精密計量供給ユニットを有する超音波式噴霧装置

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JPH10504221A JP8527282A JP52728296A JPH10504221A JP H10504221 A JPH10504221 A JP H10504221A JP 8527282 A JP8527282 A JP 8527282A JP 52728296 A JP52728296 A JP 52728296A JP H10504221 A JPH10504221 A JP H10504221A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、流体(60)、特に気管支鎮痙剤に対する超音波式噴霧装置(2)であって、電子回路(6)から超音波を供給されている霧化表面(28)に流体を供給するため前記電子回路(6)により作動可能な推進要素(10)がハウジング(4)内に設けられており、前記推進要素(10)が、計量供給ユニット(14)内のアンプル(58)に配置されているピストン(66)の直線運動(68)を生じさせるように計量供給ユニット(14)に推進力を転送するため、取り替え可能な計量供給ユニット(14)の別の結合部材(34)と係合可能である結合部材(32)を有する超音波式噴霧装置(2)に関する。本発明は、明細書中に記載されているような装置(2)および装置(2)に挿入される計量供給ユニット(14)を含んでいるシステムにも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 着脱自在な精密計量供給ユニットを有する超音波式噴霧装置 発明の背景 発明の分野 本発明は液体の霧化に関し、一層詳細には、患者による吸入のために薬物を霧 化するための装置に精密な量の薬物を供給する着脱自在な計量供給ユニットを有 する吸入装置に関する。 一層詳細には、本発明は、液体、特に気管支鎮痙剤に対する超音波式噴霧装置 であって、アンプルに供給すべき液体を含んでいる取り替え可能な計量供給ユニ ットを収容する超音波式噴霧装置に関する。本発明はこのような超音波式噴霧装 置およびそのなかに挿入されるこのような計量供給ユニットを含んでいるシステ ムにも関する。 従来の技術の説明 液体噴霧器はよく知られており、またエアゾール、手動および超音波式を含む いくつかの形式に分けられる。たとえば、美容および衛生用製品(ヘアースプレ ー、脱臭剤など)およびクリーニング液(消毒剤、エアーフレッシュナーなど) の分配のような種々の応用に対してエアゾール噴霧器がある。エアゾール噴霧器 は薬物を分配するためにも使用されるが、それらはその目的に使用される時に重 大な欠点を有する。一つには、それらは薬物の分配および吸入を整合する患者の 能力に不利な影響を与える高い速度で薬物を分配する。さらに、エアゾールによ り霧化かつ分配される薬物は一般に非常に冷たく、また患者の喉を刺激する。ま たエアゾール推進剤は患者にも環境にも不利な影響を与える。 手動噴霧器も利用可能である。この形式の装置では、薬物は薬物を霧化するた めに患者により与えられる手動力により分配される。このような噴霧器の最も有 意義な利点は、それらを患者が携行するのに十分な小形化が可能であり、従って またいつでも容易に利用可能とするそれらの簡便さにある。 しかし純粋に手動式の噴霧器の難点は、(人が異なると装置を作動させるのに 不可避的に異なる大きさの力が用いられ、またこのような装置は時によって使用 ごとに異なる分量の薬物を計量供給するので)患者ごとに計量供給が不均一にな ること、必要とされる手動駆動と放出される薬物の吸入の整合に困難があること (特に非常に若い患者および非常に老いたまたは虚弱な患者における問題)、お よび薬物を汚染から保護するのが不可能であることを含んでいる。 超音波式噴霧器は、霧化すべき薬物を含んでいるシリンダ内のピストンを手動 で動かすことによりその上に置かれた液体薬物を霧化するのに圧電要素を使用す る形式を含んでいる。ピストンはシリンダの出口から液体を押し出して圧電式噴 霧器の上に置き、圧電式噴霧器が次いで手動による薬物分配作動の一部分として 能動化される。 (手動で分配される薬物を用いる)この形式の超音波式噴霧器の例は米国特許 第 4,294,407号、第 4,877,989号および第 5,134,993号明細書に示されている。 このような噴霧器はいくつかの観点ではそれらの純粋に手動の相当物よりも良好 であるが、それらはすべての条件のもとにまたすべての患者に対して均一の計量 供給を行うという問題を完全には解決せず、また圧電式の超音波式噴霧器に関す るパワー上の考察から霧化可能な薬物の量に制限がある。 超音波式噴霧器はヨーロッパ特許出願公開第 0 689 879 A1 号明細書にも提案 されている。 他の形式の超音波式噴霧器は貯蔵容器から圧電振動子へ液体を供給するポンプ を含んでいる。この形式の装置の例は英国特許第 1,434,746号および第 2,099,7 10号およびヨーロッパ特許出願公開第 0 569 611 A1 号明細書に示されている。 これらの装置は作動のつど霧化される液体の量の均一性の点では極めて良好であ るが、それらは携帯可能な医療供給システムとしてはなお重大な欠点を有する。 たとえば、英国特許第 1,434,746号および第 2,099,710号明細書に示されている 噴霧器は、便宜上または喘息患者の場合には非常用として患者のポケットまたは ハンドバックのなかに携行するのに十分に小形化するのには明らかに困難であろ う。さらに、液体容器をつぶすことにより霧化すべき液体を分配するための英国 特許第 2,099,710号明細書に示されている技術は、容器がどのように変形するか を正確に予測することができないので、十分な計量供給精度を許さない。 他方において、ヨーロッパ特許出願公開第 0 569 611 A1 号明細書の噴霧器は 喘息の治療に使用される気管支鎮痙剤のような薬物液体に対する完全携帯可能な 手持ちの噴霧器として特別に設計されている。また、それは以前から知られてい る装置よりもはるかに優れているけれども、種々の理由から不適当であることが 判明している。 第1の問題は、薬物液体を圧電式噴霧器に供給するためのメカニズムとしてヨ ーロッパ特許出願公開第 0 569 611 A1 号明細書中に開示されている蠕動性チュ ーブポンプである。これは以前の供給システムよりも精密ではあるが、これによ り供給される液体の量が大きい変動を受けやすい。これにはいくつかの原因があ る。このような原因の1つは、計量供給量が小さいので、チューブ内に生ずる泡 が計量供給量に大きい影響を与えることである。第2に、チューブの直径の製造 許容差も同一の理由で計量供給量に大きい影響を与える。ヨーロッパ特許出願公 開第 0 569 611 A1 号明細書には、チューブポンプの代わりに、液体貯蔵容器を 加圧し、またそれから液体を計量供給するためのばね弁システムも開示されてい るが、このシステムはまだ医療装置のような多くの応用で必要とされる精密な計 量供給を行うことができず、また過度に複雑である。 ヨーロッパ特許出願公開第 0 569 611 A1 号明細書由の装置はまた他の欠点を 有する。ポンプ(またはばね弁システム)および薬物貯蔵容器を含んでいる計量 供給システムがかなり大きく、また装置に取付けられた時にその外側輪郭のかな りの部分を占めることになる。従ってユニットがポケットまたはハンドバックの なかに携行される時には外れるおそれがある。加えて、適当な微生物学的条件を 長期間にわたり維持するような仕方で計量供給システムを封止することが困難で ある。最後に、薬物を圧電要素に供給するチューブの端部に操作後に残留する薬 物が次の操作まで雰囲気中に露出され、従って汚染されるおそれがある。汚染さ れた可能性のある薬物が次いで霧化されまた次の操作時に患者により吸入される ので、患者の安全上そのことに注意する必要がある。 加えて、従来のすべての形式の超音波式噴霧器には十分な量の薬物を効率的か つ効果的に噴霧することができないという問題がある。たとえば特定の大きさの 圧電要素はその表面上の一定量の液体しか霧化することができない。もしそれが 特定の薬物に対する計量供給量よりも小量であれば、噴霧器は吸入可能薬物供給 システムとしてのその意図する機能を遂行することが本質的に不可能であろう。 圧電要素をより大きくすることは潜在的に可能な解決策ではあるが、一定の周波 数において圧電要素を作動させるのに必要とされる電力の量は圧電要素の大きさ が増大するにつれて指数関数的に増大する。従って、圧電要素の大きさは否応な しに制限されることになる。なぜならば、噴霧器は、実用的であるためには、ポ ケットサイズの装置に内蔵するのに十分に小さい電池を使用して有効回数だけ作 動することが可能でなければならないからである。 発明の概要 従って、本発明の課題は従来の欠点を克服する超音波式噴霧装置を提供するこ とにある。本発明の他の課題はこのような超音波式噴霧装置およびそのなかに挿 入される計量供給ユニットを含んでいるシステムを提供することにある。 本発明の1つの実施態様によれば、流体、特に気管支鎮痙剤に対する超音波式 噴霧装置であって、電子回路から超音波を供給されている霧化表面に流体を供給 するため前記電子回路により作動可能な推進要素がハウジング内に設けられ、こ の推進要素が、計量供給ユニット内のアンプルに配置されているピストンまたは プランジャの直線運動を生じさせるように計量供給ユニットに推進力を転送する ため、取り替え可能な計量供給ユニットの別の結合部材と係合可能である結合部 材を有する超音波式噴霧装置が提供される。 好ましくは、装置のハウジングは計量供給ユニットを保持するための凹みを有 する。 装置内の霧化表面は好ましくは帽子に似た隆起の形態である。 霧化表面が圧電トランスデューサの上に形成されることも好ましい。 呼吸により装置から霧化流体を抽出することが重要である本装置の吐出を容易 にするため、ハウジングは、水は通さないが気体は通す少なくとも1つの開口を 有する。従って、水または他の流体の望ましくない侵入を阻止しながら本装置を 通じて空気を循環させることが可能である。 さらに、本装置の電子回路が、この電子回路に割当てられている電池システム の電圧が予め規定可能な限界電圧以下であれば、および/または計量供給ユニッ トの充填状態が予め規定可能な限界充填状態以下であれば、および/または摩擦 の比較的大きい増大が前記の推進要素または計量供給ユニットにおいて生ずるな らば、警報信号を発生するための警報装置を有するようにすると有利である。 推進要素は好ましくは電動機、特に直流電動機である。 本装置が、前記電子回路と、前記推進要素と、前記霧化表面に前記超音波を供 給するための超音波駆動手段とに電力を供給するための電池システムを有するこ とも好ましい。このような超音波駆動手段は圧電トランスデューサおよび増幅器 を含んでいる。もちろん、当業者により考えられる代替的な実施態様を排除する ことはここに意図されていない。 追加的に、直前にあげた実施態様による前記電池システムが前記ハウジング内 に設けられているソケットを介して商用電源に接続可能であると有利である。こ の実施態様では、前記電子回路または前記電池システムは、前記電池システムに 含まれている電池の再充電を可能にする回路を含んでいてよい。追加的に、また は代替的に、本装置の特定の構成要素、特に前記推進要素または前記超音波駆動 要素を前記電池システムの代わりに前記商用電源から選択的に作動させることも 可能であろう。 さらに、前記霧化表面から霧化された流体を吸入するためのマウスピースが設 けられ、このマウスピースが前記霧化表面の周りにチャンバを形成することも好 ましい。この実施態様は、霧化された流体が本装置から直ちに吸入されることが 意図されるならば、特に好ましい。 本発明の他の実施態様によれば、流体を供給するための計量供給ユニットと、 この計量供給ユニットが取り替え可能に挿入される超音波式噴霧装置とを含んで いる超音波式噴霧システムであって、噴霧装置がハウジング内に設けられている 電子回路から超音波を供給されている霧化表面に流体を供給するため電子回路に より作動可能な推進要素を有し、この推進要素が、計量供給ユニット内のアンプ ルに配置されているピストンまたはプランジャの直線運動を生じさせるように計 量供給ユニットに推進力を転送するため、取り替え可能な計量供給ユニットの別 の結合部材と係合する結合部材を有する超音波式噴霧システムが提供される。 好ましくは、前記計量供給ユニットは噴霧装置のハウジングの凹みに挿入され ており、前記計量供給ユニットが、このユニットを所定の位置に保つため、その 一部分のなかの前記凹みに適合する形状のハウジングを有する。 また好ましくは、前記計量供給ユニットのハウジングは計量供給ユニットを固 定保持するために凹みの表面に載っているリブを有する。このことは以下に記載 する別の実施態様にとって特に重要である。 また好ましくは、本装置は前記計量供給ユニットから突出しているパイプを有 し、また前記計量供給ユニットから霧化表面に流体を供給するため霧化表面の近 くに置かれている供給ノズルを有する。さらに好ましくは、前記供給ノズルは計 量供給ユニットのハウジングに対して固定された位置関係を有し、また前記計量 供給ユニットのハウジングが凹みの表面に設けられているそれぞれの基準点と係 合する基準点を有する。これにより前記供給ノズルと霧化表面との間の固定空間 関係が保証され、これはシステムの長期間にわたる信頼性にとって重要である。 本システムの好ましい作動モードにもかかわらず、前記電子回路が噴霧装置内 に設けられている能動化要素による能動化の後に、以下の行程、すなわち a)流体の付随的な供給なしに霧化表面にある周波数を有する超音波を供給し、 また作動周波数範囲でこの周波数を変更する工程と、 b)この作動周波数範囲で最良の周波数を選定する工程と、 c)霧化表面に流体を供給しながら霧化表面に最良の周波数に等しい周波数を有 する超音波を供給する工程と、 d)それ以上の流体の供給なしに霧化表面に超音波を供給する工程と を順次に実行するように設計されていると特に好ましい。 これらの工程の関連性は下記のとおりである。工程a)では霧化表面がすべて の汚染物または前回の使用時からの流体の残留物を除去するようにクリーニング される。工程b)は霧化表面および過程c)でそれを作動させるのに必要な手段 に特に適する最良の周波数を選定することを可能にする。最後に工程d)は霧化 表面から供給される流体の残留物を除去する役割をする。 言及しておくと、霧化表面に供給される超音波の周波数は少なくとも工程a) で変更される。従って、霧化表面の上にのっている汚染物による霧化表面の関連 パラメータに生じ得る部分的変化について心配する必要なしに、すべての汚染物 を除去することが保証される。 好ましくは、霧化表面に供給される超音波の周波数は最良の周波数を選定する ために工程c)でも用いられる。それにより、ある周波数を有する超音波が流体 の付随的な供給なしに霧化表面に供給され、作動周波数範囲内で前記周波数が変 更され、また同時に超音波を供給するための電力消費が周波数に関係して測定さ れる。その結果として、最良の周波数が最小の電力消費を特徴とする周波数とし て選定される。 さらに、電子回路が工程a)に対して約0.1/1.0秒、工程b)に対して 約0.1/1.0秒、工程c)に対して約0.5/5.0秒、工程d)に対して 約0.2/2.0秒のそれぞれの時間周期において工程a)ないしd)を実行す るように設計されていると好適である。 電子回路が工程a)ないしd)の実行中に起動要素のそれ以上の操作に反応し ないように設計されていることも好ましい。 本システムは使用のつど指定された量の流体、すなわち約10μlと約100 μlとの間の量の流体を供給するように設計されていると特に好ましい。 図面の簡単な説明 図1はカバーを有する超音波式噴霧吸入装置の本発明の好ましい実施例の斜視 図、 図1Aはカバーおよび盲板を取り外した図1中の装置の斜視図、 図2はカバーおよびマウスピースを取り外した図1中の装置の縦断面を部分的 に概要図として示す図、 図3は本発明の計量供給ユニットを取り外し、またマウスピースを所定の位置 に取り付けた図1中の装置の頂面図、 図4は図1〜3中の装置に対する本発明による計量供給ユニットの好ましい実 施例の長期間貯蔵構成での縦断面図、 図4Aは図4中の計量供給ユニットのスピンドルおよび結合ロッド部分の横断 面図、 図5は図1〜3中の装置に対する計量供給ユニットの作動構成での縦断面図、 図6は図1〜3中の装置に対する本発明による計量供給ユニットの第2の実施 例の作動構成での縦断面図、 図6Aおよび6Bはそれぞれ本発明の好ましい実施例による計量供給ユニット プランジャの拡大された立面図および底面図、 図7Aおよび7Bは計量供給ユニットの供給出口の関係をそれが図1〜3中の 装置内で作動位置にある時に示す図、 図8A〜8Cおよび8Eは計量供給ユニットの供給出口の端部に対する弁およ び蓋の種々の実施例、図8Dは図8C中の実施例の側面図、図8Fは図8E中の 実施例の側面図、 図9は装置の作動のタイミングダイアグラム、 図10は本発明による電子回路の実施例のブロック図である。 本発明の好ましい実施例の詳細な説明 図1および図1A中に示されているように、本発明の吸入装置2はハウジング 4を含んでおり、それにマウスピース5が取り付けられており、それから患者が 装置2により霧化された薬物を吸入する。装置2は、この装置が使用されない時 に、マウスピース5を覆って装置に嵌められるカバー3を含んでいる。代替的に カバー3はカバーの下縁で装置にヒンジで取り付けられるようにしてもよい。こ のような配置ではカバーは、装置が使用される時までカバーを所定の位置に保つ ため、たとえば、適当なラッチ(図示せず)、好ましくはその上縁にスナップ止 め(図示せず)を含むことができる。装置の使用時には、患者はカバーをヒンジ を中心に揺動させて開き、またカバーはヒンジから患者の顎の下に垂れ下がる。 患者は次いでカバーを上方に揺動させて、マウスピースを覆う所定の位置に戻し 、また保管のためにそれを嵌めて閉じる。 ハウジング4内の凹み12は本発明による計量供給ユニット14を収容してい る。後で一層詳細に説明するように、起動要素またはボタン22が装置の作動を 開始し、それによって薬物が、後で詳細に説明する仕方で、計量供給ユニット1 4によりマウスピース5を通じて患者による吸入のために霧化表面に分配される 。計量供給ユニット14が凹み12内の所定の位置にない時には、盲板11が凹 み12に挿入される。盲板11は、好ましくは、盲板11を所定の位置にしっか り保つために凹みの内壁との摩擦嵌合を形成する弾性材料(図示せず)から形成 されたインサートを含んでいる。カバー11aは、好ましくは、盲板11が所定 の位置にある時に起動ボタン22の上に延びている。盲板11はこうして凹み1 2を損傷から保護し、また装置の誤操作を防止する。 いま図1および図1Aとならんで図2および図3をも参照すると、ハウジング 4は電子回路6、電池システム8および電動機10を含んでいる。加えて、後で 詳細に説明するように、計量供給ユニット14を着脱自在に収容する凹み12が ハウジング4内に存在している。ハウジングの開口16は、好ましくは、気体お よび水蒸気は通すが水は通さないダイアフラム18によりカバーされている。プ ラグおよびソケットによる電気コネクタ20は電池システム8が商用電源のよう な外部電源に接続されることを可能にする。電池システム8は再充電可能な電池 と、コネクタ20が商用電源に接続されている時に電池を再充電する回路とを含 んでいる。 ハウジング4の開口16は、好ましくは、気体および蒸気の通気を許し得るが 、装置の内部構成要素を保護すべく水に対しては実質的に不透過性であるダイア フラム18により内張りされている。ダイアフラム18は、好ましくは、ゴアテ ックス(登録商標)から製造されるが、他の適当な材料も使用できる。開口16 は、たとえば、電池システム8の電池の充電時の故障中に発生する蒸気または水 素ガスのような気体が逃げるのを許すようにハウジング4の通気を可能にする。 起動要素またはボタン22は、後で詳細に説明するように、装置の作動を開始 する。付設ブラケット24は、付設ブラケット24に取け付けられたホルダ30 に保持されたボタン状の霧化表面28を有するセラミックス圧電要素26を担持 している。霧化表面28は2秒ないし2.5秒間に10μlないし100μlの オーダーの比較的小さい容積の流体を霧化するために特に適している。付設ブラ ケット24は適当な取付手段(図示せず)によりハウジング4の上に固定されて いる。 電動機10は計量供給ユニットに電動機10の推進力を伝達するため計量供給 ユニット組立体14の結合ソケットまたは被駆動部材と係合する駆動結合部材3 2を有する。計量供給ユニット14は好ましくは成形されたプラスチックから成 るハウジングカバー38により閉じられるハウジング36を含んでいる。好まし くは鋼のような金属から成る流体気管またはパイプ40はハウジングカバー38 と実質的に一体に(たとえばそれらを一緒に成形することにより)作られており 、また好ましくは霧化表面28に直接的に隣接する供給出口を形成する弁42に 終端する供給端においてハウジングカバー38から突出している。パイプ40は 代替的に、カバー38を形成するのに使用されるようなプラスチック材料から成 っていてよい。 図3は、ハウジング4の上に形成された肩部44を有するハウジング4の凹み 12を示すため計量供給ユニット14を取り外された図1中のポケット吸入装置 2の頂面図である。図3中に見られるように、マウスピース5は付設ブラケット 24の各側でフランジ47のスロット47aに嵌まる付設タブ46を含んでいる 。マウスピース上のフランジは圧電要素26により霧化されている薬物を患者が 吸入し得るように空気取り入れ開口を形成する1つまたはそれ以上のスロット4 8を有する。空気の流れおよび霧化された薬物の流れは矢印50により概略的に 示されている。 マウスピース5が霧化表面28の周りのチャンバを形成し、このチャンバ内に 霧化された薬物の雲が発生し、また次いでボタン22による起動以前にマウスピ ースを口に入れた患者により吸入されることは理解されよう。マウスピースが患 者の鼻または鼻および口の上に嵌まるマスク(図示せず)により置換または補強 され得ることも理解されよう。 凹み12の底に収容される駆動結合部材32は、後で一層詳細に説明する仕方 で計量供給ユニットに電動機10の推進力を伝達するように矢印の方向に回転す るため電動機10に作用的に結合されている軸54により駆動される推進ギアと して示されている。 図4ないし図6は着脱自在な計量供給ユニット組立体14を一層詳細に示す。 計量供給ユニットハウジング36は、霧化すべき流体、この場合には気管支鎮痙 剤60により満たされた密に嵌合する同様に円形のシリンダ状のガラスアンプル またはカートリッジ58を入れる細長い円形のシリンダである上側部分を有する 。ここに使用される“流体”は溶液、懸濁物、乳剤などを含んでいることは理解 されよう。ガラスアンプル58はたとえばアンプル58の壁にシールされたフラ ンジを有するゴムダイアフラム62の形態の貫通可能な蓋62を有する。ダイア フラム62の頂の上の金属キャップ64は、カートリッジ58を密にソールする ため所定の位置にダイアフラム62を保持し、また流体パイプ40の入口端に対 する中央開口を有する。ゴムのような弾性材料から成る好ましくは固体のピスト ンまたはプランジャ66が矢印68の方向の直線運動のためにカートリッジ58 のなかに配置されている。プランジャ66はガラスカートリッジ58の壁に対し てプランジャ66をシールする少なくともシーリングリップ70を有する。図面 は2つのシーリングリップ70がプランジャ66の上に設けられている好ましい 実施例を示す。プランジャ66の頂は、好ましくは、頂におけるガラスカートリ ッジ58の構成にマッチする形状とされており、こうして使用されるカートリッ ジ58内の薬物60の量を最大化し、また付随的に使用されない薬物60の量、 従ってまた患者に対するコストを減ずる。 図6Aおよび図6Bは、それぞれ、計量供給ユニットプランジャ66の拡大さ れた立面図および底面図である。図6A中に見られるように、プランジャ66の 輪郭は本発明の計量供給ユニット14に使用するために特に適している。その目 的で、各シーリングリップ70は、その最小直径はガラスカートリッジ58の壁 の最大許容可能な内径以下ではあり得ないような許容差に製造されている。換言 すれば、たといプランジャ66およびガラスカートリッジ58の双方がそれらの 製造許容差の限界にあるとしても、シーリングリップ70は、流体に対して密な シールを形成するため、カートリッジ壁に向けてなお少し圧縮される。同じ理由 で、シーリングリップ70およびカートリッジ内壁の製造許容差は、たといそれ らが共に最大の締まりばめ許容差にあってたとしても、それらの間の摩擦が過大 でないように、十分に密な限界に保たれる。その摩擦は、シーリングリップ70 およびカートリッジ内壁の真円度許容差を可能なかぎり密に実際的なコスト考察 と一致するように保つことによっても最小化される。 許容差の制御に加えて本発明の実施例の重要な特徴はリップ70のエッジ70 a、70bおよび70cに少し丸みを設けることである。これらの丸くされたエ ッジはさらにカートリッジ壁とプランジャ66との間の摩擦を最小にする。加え て、プランジャ66の質量および剛性を最大にししかもカートリッジ壁との十分 なシーリング接触を可能にするため、プランジャ66は好ましくはショア硬度5 0〜70を有するゴムから作られており、またリップ70の間の凹んだ部分66 aが次第に丸くされているとよい。プランジャ66の下側エッジは66bにおい てアンダーカットされており、また一対の向かい合った弧状のリング66cがそ れらの間にプランジャプッシャ76を収容するため設けられている。 プランジャ66の外部に露出された側(すなわち底)は外ねじを有するスピン ドル72と接触する。スピンドル72はハウジング36の延長された直径を減ぜ られた部分36′に固定されたねじを切られたナット74に回転可能に配置され ている。スピンドル72は、スピンドル72に対して相対的に自由に回転するよ うに取り付けられたプランジャプッシャ76を含んでいる。プランジャプッシャ 76は、好ましくはリング66cの間で、プランジャ66の中央に嵌合する。 スピンドル72は結合ロッド80を受け入れる中央孔78を有する。好ましい 実施例では、中央孔78は図4(A)中に示されているように、結合ロッド80 の端部の耳部81を受け入れる2つの縦の凹み79を有する。こうして結合ロッ ド80の回転運動がスピンドル72に伝達され、他方においてスピンドル72は 、結合ロッドが回転するにつれて、結合ロッド80に対して相対的に縦方向に自 由に並進運動をする。すなわち、結合ロッド80はスピンドル72に滑動可能に 嵌まっている。雌雄結合部分へのシリコン潤滑剤またはテフロン(登録商標)合 成樹脂の被覆のような適当な潤滑システムがこのような滑動を容易にするため使 用される。 結合ロッド80は、それ自体、たとえば結合ソケット34上の溝34aと係合 するロッド80上の耳部81aにより、溝を付けられた結合ソケット34に接続 されている。好ましい実施例では、結合ソケット34は計量供給ユニット14の ハウジング部分36′の周縁凹み37に嵌合する周縁リッジ34bを有する。リ ッジ34bおよび凹み37は、結合ソケット34がハウジング部分36′に対し て相対的に回転するのを許し、他方において縦方向の運動に抵抗するベアリング を形成する。結合ソケット34の回転は上記のような適当な潤滑シリコンの使用 により容易にされる。結合ソケット34は、計量供給ユニットがポケット吸入装 置2の凹み12に完全に挿入された時に、推進ギヤの上に嵌合し、またそれと係 合する。 作動中、ギヤ55を介して結合ソケット34に伝達される推進力は結合ロッド 80の、従ってまたスピンドル72の回転運動に変換される。スピンドル72は 固定されたナット74と係合するので、スピンドル72が回転するにつれて、回 転運動の結果としてスピンドル72の並進運動が生じ、それによりプランジャ6 6が縦方向に矢印68の方向に進められる。回転可能なプッシャ76は回転する スピンドル72と回転しないプランジャ66との間の軸線方向ベアリングを形成 する。こうして、図示の配置は、電動機10により与えられる回転運動を結合ソ ケット34を介してプランジャ66の並進運動に変換するための伝動メカニズム を形成する。 図4および図5中に示されているもの以外の伝動メカニズムも電動機10の回 転運動をプランジャ66の並進運動に変換するために使用できる。たとえば、図 6はローラーベアリング90によりハウジング部分36′に取り付けられた中空 結合スピンドル72′を有する伝動メカニズムを示す。この実施例では、スピン ドル72′の中央孔78′はねジを切られており、また結合ロッド80′の上の 共同作用するねじ91と係合する。結合ロッド80′は、結合ロッド80′の縦 方向の運動は許すがその縦方向軸線における回転は阻止するように、ハウジング 36′の部分83を通過するスピンドル部分93を有する。この実施例中の駆動 結合部材34′は装置内の駆動結合部材を構成する共同作用するフェースギヤと の一方向クラッチを形成するフェースギヤを構成している。図6の実施例では、 結合スピンドル78′の回転が軸線方向に結合ロッド80′を推進し、またこう してプランジャ66を駆動する。 当業者は、上記のことを参考にして、他の伝動メカニズムも煩雑な実験なしに 電動機10の回転運動をプランジャ66の並進運動に変換するために使用できる ことを理解するであろう。 計量供給ユニット14のハウジングカバー38は、それがハウジング36に取 り付けられた時に、2つの異なった位置のいずれかをとり得る。図4はこのカバ ーを、計量供給ユニットが不定期間保管される第1の位置で示す。この位置では 、ハウジングカバー38は、流体パイプ40がガラスカートリッジ58のゴムキ ャップ62を貫くことなしに、ハウジング36の上に載っている。こうして、カ ートリッジ58内の薬物は、いったん殺菌されると、たといそれが計量供給ユニ ット14に装入されたとしても、長期間にわたり無菌状態にとどまる。 第1の位置である長期間保管位置はハウジング36の上側エッジにハウジング 36のリムの周りに延びているリング状の爪82を設けることにより実現される 。カバー38はそのリムのところに共同作用する外側凹み84を有する。外側凹 み84は、爪82の傾斜した表面が外側凹み84とカバー38の下側または底エ ッジ38aとの間の凹んでいない部分の上に載り、また次いで外側凹み84内の 所定の位置にロックして係止されるように、カバー38の周縁の周りに延びてい るフランジにより形成されている。 ハウジング36に対して相対的なハウジングカバー38の第2の位置である作 動位置は図5中に示されている。この場合、流体パイプ40の入口端がカートリ ッジ58のキャップ62を貫いており、従ってプランジャ66の直線的並進運動 がパイプ40を通じて液体薬物を押し出す。好ましくは、パイプ40の入口端は 、ダイアフラム62を通って容易に進入する鋭いエッジを形成するような角度で カットオフされている。カバー38はカバー38の上の内側凹み86によりハウ ジング36の上の第2の位置に保たれており、そこで爪82の傾斜した表面が外 側凹み84とカバー38の下側または底エッジ38aとの間の凹んでいない部分 の上に載り、また次いで外側凹み84内の所定の位置にロックして係止し得る。 計量供給ユニットハウジング36は、凹み84および86への挿入のためのハウ ジングの十分な変形を許すように、好ましくは1つまたはそれ以上、一層好まし くは約4つの縦方向スロット85を有する。 本発明の代替的な実施例では、爪82および凹み84および86は、爪をカバ ー38の上に、また凹みまたは肩部をハウジング36の上にして配置することも できよう。いずれの仕方でも、ハウジングカバー38の一層強固な部分に内側肩 部または爪を位置させることは、カバーがいったんその作動位置にあるときに、 カバーの容易な取り外しを防止し、またカバー38に対して相対的なハウジング 36の位置を固定する。 計量供給ユニット14は典型的には、図4中に示されているように、第1の位 置でのカバー38と共に製造かつ販売される。計量供給ユニットを組み立てるた めには、図4中に示されているように、ガラスアンプル58が、スピンドル72 をその引っ込められた位置にして、ハウジング36に挿入される。カバー38が 次いで、爪82が外側凹み84に留まるまで、ハウジング36の上に置かれる。 本発明の噴霧装置2を使用するためには、患者は先ずシールされた計量供給ユ ニットパッケージを開き、また計量供給ユニット14を、カバー38を第1の位 置にして、装置ハウジング14内の凹み12に挿入する(図1〜3参照)。次い で、患者はハウジングカバー38を押し下げて、爪82をして内側凹み86へ並 進運動させ、また同時に、金属キャップ64の開口に配置されているチューブ4 0の鋭い入口端をしてキャップ62を貫かせ、またカートリッジ58の内部空間 に入らせる。同一の作用が溝を付けられた結合ソケット34を推進ギヤ55に確 実に接続する。代替的に、患者は、内側凹み86が爪82により係合されるまで 、カバー38およびハウジング36の底を押し下げることにより、計量供給ユニ ット14をその第2または作動位置に置くことができる。次いで、ユニットが凹 み12に挿入され得る。 ハウジング36の形状は、ハウジング36の外側表面と凹み12の上側部分の 内側表面との間の摩擦により計量供給ユニット14をハウジング4内の所定の位 置に保つため、凹み12の上側部分の形状に正確に適合されている。その目的で ハウジング36は、好ましくは凹み12の内側表面に当接する小さいリブ98( 図4参照)を有する。これは、後で一層詳細に説明する理由で、チューブ40の 供給出口を圧電要素26に対して相対的に精密に位置決めするという追加的な利 点を有する。適当なスナップ止めシステム(たとえば、凹み12内の雌雄結合凹 み(図示せず)に嵌合するハウジングカバー38上の小さい突起)によりハウジ ング内にさらに取り付けられる計量供給ユニット14はこうして装置の使用のた めの所定の位置に確実に保持され、他方において、薬物が使い切られた時の新し い計量供給ユニット14との交換のため、または異なる薬物を分配するための異 なる計量供給ユニット14との交換のため、容易に着脱自在でもある。 いったん計量供給ユニット14がその作動位置に正しく置かれた後に薬物を分 配するため、患者は自分の口にマウスピース5を当て、後で一層詳細に説明する ように、電池システム8の電池を通じて、また回路6の制御のもとに、電動機1 0および圧電要素26を付勢する起動ボタン22を押す。電動機10が回転する 時、それは推進ギヤ56を駆動し、この推進ギヤ56が、雌雄結合する溝付き結 合ソケット34および結合ロッド80を駆動し、またそれによりスピンドル72 を駆動する。それはプランジャ66を矢印68の方向に押し、また薬物をパイプ 40を通じて押し出す。起動ボタン22を押すつど、予め定められた精密に計量 された量の薬物がパイプ40を通じて噴霧表面28の上に霧化のために押し出さ れる。患者はこうして霧化された薬物をマウスピース5を通じて吸入する。 本発明に従って使用するための薬物は吸入による投与が可能であり、また液体 媒体への溶解、分散または懸濁が可能であるすべての薬物も含んでいる。このよ うな溶解物、分散物または懸濁物は、薬物の比較的連続的な流れおよびその霧化 表面への供給に実質的な不利な影響なしに、パイプ40を通じての通過および噴 霧表面28の上での霧化が可能でなければならない。このような薬物は可逆閉塞 性気道疾患の予防的処置または治療に使用するための薬品を含んでいる。本発明 により使用され得る特別な薬物はクロモグリシック酸の塩類(たとえばクロモリ ン‐ナトリウム)、ネドクロミルの塩類(たとえばネドクロミル‐ナトリウム) 、ベクロメタソン‐ジプロピオネート、チプルデン、ブデソナイト、トリアムチ ノロン‐アセトナイド、およびフルチカソンのような吸入されるステロイド、イ プラトロピラム臭化物およびブロンコジレター(たとえばサルメテロール、アル ブテロール(サルブタモル)、レプロテロール、テレブテリン、イソプロテレノ ール(イソプレナリン)、フェノテロールおよびそれらの塩類)のような抗コリ ン剤を含んでいる。もし望まれれば、薬物の混合物、たとえばナトリウムのクロ モリンとアルブテロール、レプロテロール、イソプレナリン、テルブテリン、フ ェノテロール、またはそれらの任意の塩類のようなブロンコジレータとの混合物 も 使用できる。イパトロピウム臭化物およびブロンコジレータのような他の組み合 わせも使用できる。 挙げられ得る他の薬物は抗ヒスタミン剤(たとえばエレマスチン)、ベンタミ ジンおよびその塩類、アセチル‐β‐メチクロリン臭化物、ペプチッドホルモン (たとえばインシュリンおよびアミリン)、ブラジギニン拮抗剤、PLA抑制剤 、PAF拮抗剤、リポキシゲネーズ抑制剤、ロイコトリエン拮抗剤、CNS活性 薬品(たとえばNMDA拮抗剤、グルタミン酸塩拮抗剤およびCCK主働薬およ び拮抗剤)、マクロライド化合物(たとえばリファンピン)および構造的に関連 する化合物のような抗生物質、酵素、ビタミン、ワクチン(たとえばMMRワク チンおよびポリオワクチン)および遺伝子治療用のベクター(たとえば嚢腫性線 維症のような遺伝性不調を正すように意図される遺伝子を含んでいるプラスミド )を含んでいる。 以上に説明した装置は数多くの利点を有する。 第一にそれは効率的に霧化すべき薬物の精密に計量された供給を可能にし、無 駄を最小にする。これは本発明の並進運動するピストンを有する計量供給装置が 容易にそれ自体で多くの理由で効率的で精密な作動に通ずるからである。 最初に、ピストン66およびアンプル58は、非常に効果的なシールを維持し つつ、それらの間の摩擦を最小にするように設計されている。これは、アンプル の断面直径を可能なかぎり真に円形に維持することと、摩擦の過度な増大なしに シール効果を最大にする図6Aおよび図6B中に示されているようなプランジャ 66の形状を使用することとの双方により達成される。本発明によるプランジャ の形状は、摩擦を減じ、また同時にプランジャ66を可能なかぎり強固にするこ とにより、機械的ヒステリシスをも減ずる。こうして、プランジャ66は、それ がプッシャ76によりアンプル58の壁に沿って力を受けるときに非常にわずか しか変形されない。従って、プランジャ66の変形およびそれに続く回復により 惹起される計量供給誤差は好ましいプランジャ66の形状を使用することにより 避けられる。 プランジャ66により可能にされる低い摩擦および精密な作動は、電力消費の 小さい電動機10の使用を許し、小形の電動機10によりプランジャ66に対す る駆動力を与えることを可能にする。このことは、装置2がコンパクトに作られ 、また患者が装置2を常に手に持つことを可能にするので、非常に重要である。 回転子の位置を指示するのにホールセンサを有する直流電動機が使用される時、 本発明の計量供給ユニット14は非常に正確な計量供給を行い、またディジタル 測定回路を使用する直接計量供給制御を可能にする。さらに、計量供給ユニット 14の独特な駆動システムは、電動機の特定の大きさの回転がピストンの既知の 大きさの行程を生じ、またこうして計量供給を簡単にするように、ギヤ比が選ば れることを可能にする。このことは、後で一層詳細に説明する圧電式噴霧器26 の電力消費の点で有意義である。 これらの作動上の利点の他に、取り扱いの観点からの利点が、長期保管のため のその第1の位置と作動のための確実に保持されるその第2の位置とを有するハ ウジングカバー38を設けることにより与えられる。カバー38が保管の間に確 実に保持されることはそれほど臨界的ではない。なぜならば、カートリッジのダ イアフラムがその時にはまだ破られていないからである。しかし、いったん計量 供給ユニットがその作動状態にあると、患者がカバーを外して、薬物を汚染に曝 さないことが安全上の理由で重要である。たとえば、カバー施錠装置が、もし患 者が異なる薬物を入れた他の計量供給ユニット14を挿入するため計量供給ユニ ットを装置2から取り外したとしても、計量供給ユニットが完全な状態にとどま ることを保証する。それは、患者が異なる薬物アンプル58を計量供給ユニット 14に容易に挿入し得ないことをも保証する。いくつかの観点から患者の安全に 寄与するであろう。 霧化表面28に対して相対的な計量供給ユニット14の供給出口42の配置が 、それぞれ、計量供給ユニット14が凹み12に挿入され、またカバー38がそ の作動位置(図5)をとるため押し下げられた後に出口の所定の位置に弁または ノズル42を有するパイプ40を有する霧化表面28の拡大正面図および拡大側 面図である図7Aおよび図7Bと結び付けて説明される。霧化点に対して相対的 な供給出口42の位置は、計量供給ユニット14の上および装置ハウジング4の 上の3つの直交する平面内に雌雄結合する基準表面を設けることにより、また出 口を計量供給ユニット14の上の基準点に対して精密に相対的に位置決めし、ま た 霧化表面28を装置2の上の基準点に対して精密に相対的に出口を位置決めする ことにより保証される。カバー38およびパイプ40に対して相対的な位置に、 従ってまたチューブ40の供給出口に対して相対的な位置に爪82および内側凹 み86により実質的に固定されている計量供給ユニット14のハウジング36は ハウジング36と凹み12の内側表面との上のリブ98により図7Aおよび図7 B中に示されているおよび方向に位置決めできる。ノズルは、それが計量供 給ユニットハウジング36の頂により形成される肩部44に載った状態で、カバ ー38の底面38aにより垂直に(方向に)位置決めされている。換言すれば 、出口を計量供給ユニット14の上の3つの直交基準点に対して精密に相対的に 位置決めし、また霧化表面28を装置ハウジング4の上の3つの雌雄結合する直 交基準点に対して精密に相対的に出口を位置決めすることにより、計量供給ユニ ット14が装置2においてその作動位置にある時に圧電要素26に対して相対的 に必要な精度をもって出口の位置決めが行われる。 図7Aおよび図7Bを参照すると、弁42が正面(図7A)および側面(図7 B)から霧化表面28に対して相対的な所定の位置で示されている。霧化表面2 8はクラウス・ヴァン・デア・リンデン、オラフ・ハークおよびランドルフ・モ ックによる1995年6月29日付(1994年6月29日付ドイツ特許出願第 P4422822.8号の優先権主張付)の米国特許出願に相当するヨーロッパ特許出願公 開第 0689879A1号明細書の教示に従って設けられており、その内容を参照により ここに組み入れるものとする。その明細書中に示されている構造は薬物治療を施 すための液体を霧化するのに特に適しており、またここで吸入装置2に使用する ことが意図されている。しかし、その明細書が指摘するように、薬物供給のため の液体を正しく霧化するために霧化すべき液体が霧化表面の最も高い点に供給さ れることが正しい作動のために重要である。 図7Aおよび図7Bは3つの直交する方向およびに霧化表面28に対 して相対的な弁42の位置を示す。これらの間隔は典型的に、液体が弁42から 出る点と霧化表面28上の最高点との間で測定されている。霧化表面に対して相 対的に弁開口を位置決めするための最も臨界的な寸法は方向にある。間隔は 可能なかぎり零に近くなければならない。(弁は、単に方向の方位を示すよう に、間隔だけずらされて図7A中に示されている。)方向には間隔は典型的 に0.1〜0.5mmであり、また方向には間隔は0.1mm〜2.2mmで あるべきである。 図8A〜8Dはチューブ40の端部における弁42の種々の実施例を示す。 図8Aは図4および図5中に示されている弁42の拡大図である。それはチュ ーブ40の上に楽にかつ確実に嵌合するようにチューブ40の外径よりも少し小 さい直径を有する内孔42aを有する弾性材料、好ましくはシリコンゴムから成 るスリーブである。それは平らな端部42cを有するテーパー付きの外側引外し 装置42bを有する。スリット42dが平らな端部を内孔42aと結合する。こ のスリットは孔42aの直径よりも少し短く、また平らな端部42cの直径より も少し短い長さを(紙面に垂直な方向に)有する。 作動中、薬物液体が孔に入り、またプランジャ66により生ずる流体圧力が弁 42を変形させて、液体がスリットを出て霧化表面28の上に載ることを可能に する。いったん圧力が除かれると(すなわちプランジャがもはや駆動されない時 )スリット42dが閉じて、液体の汚染および蒸発損失を防ぐ。 図8Bの実施例は、弁42′の端部42c′が丸められており、またスリット 42d′が内孔42a′から45°の角度で孔の中心線へ設けられていることを 例外として、図8Aの実施例と類似している。この弁は、計量供給ユニット14 が装置2内のその作動位置にある時にスリットが水平であり(図7A中の方向 に整列)また霧化表面28と対面するようにチューブ40の上に置かれる。 図8Cおよび8Dの実施例も図8A中の実施例の変形であり、弁42′′の端 部42c′′が直角であり、また内孔42a′′が弁の先端までずっと拡大され ている。これはスリット42d′′が一層容易に開きかつ閉じることを許す2つ のフラップ42c′′を形成するという効果を有する。弁42′′はこうして“ フラップ弁”と呼ばれる。 図8Eおよび8Fの実施例はパイプ出口を開きかつ閉じるため吸入器カバー3 と結び付いて作用するスライド弁42′′である。この実施例では、パイプ出口 はパイプ40の側壁に形成されており、また弁42′′はパイプ40をスライド して受け入れるように貫通するスロットまたは導管42hを有するものとして形 成されている。弁42′′は矢印42jの方向に(図示されている)開位置から (図示されていない)閉位置へスライド可能であり、そこで弁42′′の出口カ バー部分42kが弁42′′をしてパイプ出口をカバーさせる。弁42′′の上 側表面42gは、カバー3の内側表面(図示せず)にスライド係合するような形 状にされており、従って、患者がカバー3を装置2の上に置く時に、カバー3と 弁42′′の上側エッジ42gとの係合が弁42′′をしてパイプ40を閉位置 にスライドダウンさせる。好ましくは、ワイヤースプリングのようなバイアス手 段42fが、カバー3が取り外される時に弁42′′を開位置へ向けてバイアス させるのに使用される。 異なる薬物は異なる弁配置により一層良好に供給することができる。このこと は本発明のさらに他の利点となる。すなわち、計量供給ユニット14は異なる薬 物により交換可能に使用できるので、所与の薬物に対する最良の弁を計量供給ユ ニット14に組み入れることができる。 図9は図10中にブロック図として概要を示されている電子回路6により制御 される電動機10および圧電要素26のタイミングダイアグラムである。秒を単 位とする時間tが横軸にとられている。作動のシーケンスは4つの工程aないし dにより表されている。作動は起動要素22の起動(もしそれがボタンであれば 、患者により押される)により開始する。起動要素22は装置2の水密な特性を 維持するためシールすることができる。好ましい実施例では起動要素22はシリ コンゴムキャップによりシールされる。起動要素22を押すことにより9V〜1 4Vの出力電圧を有する電力供給源が投入される。電力供給源は9つの電池を含 んでいる電池システム8として設けられている。自己保持リレー101により電 子回路6の電力供給は、コントローラ100がリレー101を開くまで、起動要 素22をショートカットすることにより自動的に維持されている。 先ず、t0(要素22の押圧)とt1との間の圧電要素26のセルフクリーニン グプロセスである工程aは近似的に0.1秒ないし1秒、好ましくは0.4秒の 周期にわた継続し、また付随的な流体供給なしに、すなわち電動機10の回転な しに、圧電要素26の付勢を含んでいる。この作動の間に、圧電要素26のイン ピーダンス挙動が安定化されるように、前回の計量供給作動から存在している かもしれない残留薬物は安全に取り除かれる。このセルフクリーニングプロセス は圧電要素26に1.5MHz〜1.6MHzの範囲内の周波数を有する信号を 与えることにより行われる。一般に、与えられる周波数は圧電要素26の特性に 関係する。周波数は、電圧制御形発振器(VCO)103およびプログラム可能 な分周器104を有する周波数シンセサイザ102により発生される。他の電子 的手段により周波数を発生することも容易に考えられる。コントローラ100を 介してスイッチオフオンされる第1の増幅器105は周波数シンセサイザからの パルスを増幅する。増幅されたパルスは第1の電力段106を介して圧電要素2 6を駆動する。 クリーニング動作はVCO103を初期化するため高い周波数で50ms後に 開始する。続いて、コントローラが1kHzの周波数範囲内で分周器104を介 して周波数を増減し、それによって工程の数および工程あたりの時間がプログラ ム可能である。t1でコントローラ100が第1の増幅器105をスイッチオフ し、クリーニング動作を終了する。 基準時間のための内部クロックとして電子回路6は4.096MHzの周波数 を有する水晶発振器107を含んでいる。 次いで、圧電要素26に対する最良の周波数を探索するため、工程bが近似的 に0.1秒〜1秒、好ましくは0.3秒の周期にわたってt1とt2との間に実行 される。コントローラ100は第1の増幅器105をスイッチオフし、また再び 分周器104を介して周波数が周波数シンセサイザ102の可能な周波数範囲内 で増減される。第1の電力段106に接続されている第2の増幅器108とAD 変換器109とを介してのフィードバックにより、圧電要素26の動作点が、特 に低い電力消費を含めて、電力消費を測定し、また現在の値を先行の工程の値と 比較することにより確立される。圧電要素26の電力消費の絶対的最小は共振周 波数を意味する。この周波数は次の作動工程のためにコントローラに記憶される 。圧電要素26は常にこの周波数で動作し、その結果として電池システム8に貯 えられているエネルギーが非常に経済的に使用される。t2でコントローラ10 0は第1の増幅器105をスイッチオフし、工程bを終了する。 0.5秒〜5秒、好ましくは1.5秒の間継続するt2とt3との間の後続の 工程cで圧電要素26は第1の増幅器105のスイッチオンにより励起され、ま た同時に電動機10が、霧化表面28への薬物の連続的供給を行うため、コント ローラ100により第2の電力段110を介して付勢される。霧化表面28に当 たる流体はこうして肺に近接可能なエアゾールとして霧化され、またマウスピー ス5を介して吸入される。 この時間の間、プランジャ66は、薬物をパイプ40を通じて推進するため、 矢印68(図4参照)の方向に電動機10を介して動かされる。高い運動精度を 得るため、電動機10は近似的に1200Hzの周波数でコントローラ100に より調節されて動作するパルス発生器111の電気パルスにより駆動される直流 電動機である。代替的に、電動機10は工程モータである。結果として生ずる流 体圧力が弁42を開き、また流体が直接的かつ連続的に霧化表面28の上に供給 される。計量供給ユニット14の構造も、後で一層詳細に説明する電動機速度の 調節も、非常に精密な量の薬物が霧化表面28および圧電要素26の特性に正確 にマッチする細かく制御された流量率で送り出されるようにされている。その結 果として、薬物液体が効率的かつ連続的に霧化され、こうして薬物の最適な供給 を行う。従って、薬品が、効能のある量の薬品が患者の肺に到達することを保証 するのにまさに必要な量よりも多くの量の供給を必要とした以前の供給システム にありがちな無駄なしに供給される。 t3で、予め定められた量の薬物が既に供給されており、また近似的に0.2 秒〜5秒、好ましくは0.5秒のt3とt4との間の工程dの間に、圧電要素26 がその後の流体の供給なしの動作点で励起される。この仕方で、圧電要素26の 上に残留する薬物液体が安全に霧化され、また霧化表面28がクリーニングされ る。t4で、電力供給源が自動的にスイッチオフされる。 電子回路6は、さらに、起動要素22の起動が工程a〜dの間は、すなわち時 点t0〜t4の間は無視されるように設計されている。この仕方で、正しくない計 量供給または誤った機能が避けられる。 電子回路6は、さらに、もし電池システム8の電池の電圧が所与の最小電圧以 下に低下すれば、および/またはもしガラスアンプル58内の薬物の量が最小レ ベルに達したならば、または完全に空であれば、および/またはもし摩擦の比較 的大きい増大が電動機10および/または計量供給ユニット14内に生じたなら ば、警報信号が発生されるように設計されている。このような警報信号は警報装 置114内の発光ダイオードの発光または可聴警報であってよい。警報信号を発 生するため、電子回路6は複数個のセンサを含んでいる。電子回路6は、得られ る電圧を最小電圧と比較し、また得られる電圧がこの最小電圧に達したこと、ま たはそれ以下になったことを指示する電圧コンパレータ113を含んでいる。ま た、ハウジング36が光透過性であれば、ガラスアンプル58の状態を検出する のに発光ダイオード90および光センサ92を使用することが可能であり、それ によってプランジャ66によるダイオード90と光センサ92との間の光路の中 断が、ガラスアンプル58が空になるのが差し迫っていることの指示として解釈 される。 非常に正確な量の薬物を放出するため、または電動機10および/または計量 供給ユニット14内の摩擦の比較的大きい増大を検出するため、現在の電動機速 度が電動機センサ92および電子回路6上の電気位相コンパレータ112を介し て制御される。電動機センサ92は電動機軸上に取り付けられているパルス発生 器であり、従ってパルス周波数は理想的には駆動周波数と同一である。パルス周 波数は位相コンパレータ112を介して直流電動機10の駆動周波数と比較され る。もし電動機10の実際のパルス周波数が駆動周波数と異なるならば、コント ローラが駆動周波数をパルス発生器111を介して、電動機10のパルス周波数 が精確に1200Hzであるように調節する。所望の回転角度からの実際の回転 角度の偏差が過度に大きい場合には、警報装置114が付勢されて、ポケット吸 入装置の使用者が計量供給ユニット14を取り替えるべぎであること、または場 合によると電動機10を検査すべきであることを指示する。 警報信号のこれらの可能な原因を区別するため、警報装置114は色の異なる 3つの発光ダイオードのユニットとして構成することもでき、および/または可 聴警報が周波数の異なる音を発生するためブザーアレイにより構成されていてよ いであろう。従って、使用者は新しい電池を電池装置8に装入すべきか(または 古い電池を再充電すべきか)、および/または既に空であるため、または間もな く空になるために計量供給ユニット14を取り替えるべきか、および/または摩 擦の比較的大きい増大のために計量供給ユニット14を取り替えるべきか、およ び/または電動機10内の摩擦の比較的高い損失のために装置2を完全に取り替 えるべきかを知ることができる。 さらに電子回路6は、電池システムの電池から得られる電圧に関係して圧電要 素26および電動機10が異なる電力供給源により、もしくはソケット20を通 じて供給される商用電源電流により電力を供給されるように構成されている。 さらに電子回路6は、好ましくは、工場での場設定のための34ビットPRO Mセル115を含んでいる。追加的に、コントローラは呼吸により操作されるオ プションによる始動スイッチ116に接続することができる。 通常の計算機ハードウェアによる工場検査、パラメータ設定などを可能にする ため、矢印によりシンボル化して示されている直列ポート200も設けられてい る。その直列ポート200を介してコントローラ100がこのようなハードウェ アに接続される。 一般的に、図10中に概要を示されている電子回路6が代替的に、上記の特徴 をすべて含んでいるプログラム可能なオンボード計算機チップのような他の電子 デバイスにより構成できることは強調されなければならない。 たとい本発明を薬物供給システムに関して説明してきたとしても、それが任意 の適当な目的の噴霧器として、特にそれに制限はされないが、精密な量の流体が 霧化されるべきであり、および/または防腐条件の維持が重要である場合に、一 層広い用途を有することは理解されよう。 一般的に、本発明が以上に説明した詳細な実施例に制限されないこと、またこ のような実施例の種々の変更が、既に特記したことに追加して、下記の請求の範 囲によってのみ定められるべき本発明の精神または範囲から逸脱することなしに 、行われ得ることは理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BB ,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,FI, GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LK,LR,LS,LT,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU, SD,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN (72)発明者 リユツテル、マルチン ドイツ連邦共和国 デー−96271 グルー プ ザンクト−マーリエンシユトラーセ 16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体(60)、特に気管支鎮痙剤に対する超音波式噴霧装置(2)において 、電子回路(6)から超音波を供給されている霧化表面(28)に流体を供給す るため前記電子回路(6)により作動可能な推進要素(10)がハウジング(4 )に設けられており、この推進要素(10)が、計量供給ユニット(14)内の アンプル(58)に配置されているピストン(66)の直線運動(68)を生じ させるように計量供給ユニット(14)に推進力を転送するため、取り替え可能 な計量供給ユニット(14)の別の結合部材(34)と係合可能である結合部材 (32)を有することを特徴とする超音波式噴霧装置(2)。 2.前記ハウジング(4)が計量供給ユニット(14)を保持するための凹み( 12)を有することを特徴とする請求項1記載の装置(2)。 3.霧化表面(28)がヘッド状隆起の形態であることを特徴とする請求項1記 載の装置(2)。 4.前記霧化表面(28)が圧電トランスデューサ(26)の上に形成されてい ることを特徴とする請求項1記載の装置(2)。 5.前記ハウジング(4)が、水は通さないが気体は通す少なくとも開口(16 )を有することを特徴とする請求項1記載の装置(2)。 6.前記電子回路(6)が、この電子回路(6)に割当てられている電池システ ム(8)の電圧が予め決定可能な限界電圧以下であれば、および/または計量供 給ユニット(14)の充填状態が予め決定可能な限界充填状態以下であれば、お よび/または摩擦の比較的大きい増大が前記推進要素(10)または計量供給ユ ニット(14)内で生ずるならば、警報信号を発生るための警報装置(114) を有することを特徴とする請求項1記載の装置(2)。 7.前記推進要素(10)が電動機(10)であることを特徴とする請求項1記 載の装置(2)。 8.前記電子回路(6)と、前記推進要素(10)と、前記霧化表面(28)に 超音波を供給するための前記超音波駆動手段(26、106)とに電力を供給す るための電池システム(8)を有することを特徴とする請求項1記載の装置(2 )。 9.前記電池システム(8)が前記ハウジング(4)内に設けられているソケッ ト(20)を介して商用電源に接続可能であることを特徴とする請求項8記載の 装置(2)。 10.前記霧化表面(28)から霧化された流体を吸入するためのマウスピース (5)が設けられており、このマウスピース(5)が前記霧化表面(28)の周 りのチャンバを形成していることを特徴とする請求項1記載の装置(2)。 11.流体を供給するための計量供給ユニット(14)と、前記計量供給ユニッ ト(14)が取り替え可能に挿入される超音波式噴霧装置(2)とを含んでいる 超音波式噴霧システムにおいて、前記装置(2)が、ハウジング(4)内に設け られている電子回路(6)から超音波を供給されている霧化表面(28)に流体 を供給するため前記電子回路(6)により作動可能な推進要素(10)を有し、 この推進要素(10)が、計量供給ユニット(14)内のアンプル(58)に配 置されているピストン(66)の直線運動(68)を生じさせるように計量供給 ユニット(14)に推進力を転送するため、取り替え可能な計量供給ユニット( 14)の別の結合部材(34)と係合可能である結合部材(32)を有すること を特徴とする超音波式噴霧システム。 12.前記計量供給ユニット(14)が前記装置(2)の前記ハウジング(4) の凹みに挿入されており、前記計量供給ユニット(14)が、前記計量供給ユニ ット(14)を所定の位置に保つため、その一部分のなかの前記凹み(12)に 適合する形状のハウジング(36)を有することを特徴とする請求項11記載の システム。 13.前記計量供給ユニット(14)の前記ハウジング(36)が前記凹み(1 2)の表面に載っているリブ(98)を有することを特徴とする請求項12記載 のシステム。 14.前記計量供給ユニット(14)から突出しているパイプ(40)を含んで おり、また前記計量供給ユニット(14)から霧化表面(28)に流体を供給す るため霧化表面の近くに置かれている供給ノズル(42)を有することを特徴と する請求項11記載のシステム。 15.前記供給ノズル(42)が前記計量供給ユニット(14)の前記ハウジン グ(36)に対して固定された位置関係を有し、また前記計量供給ユニット(1 4)の前記ハウジング(36)が前記凹み(12)の表面に設けられているそれ ぞれの基準点と係合する基準点を有することを特徴とする請求項14記載のシス テム。 16.前記電子回路(6)が前記装置(2)内に設けられている起動要素(22 )による起動の後に、 a)流体の付随的な供給なしに前記霧化表面(28)にある周波数を有する超音 波を供給し、また作動周波数範囲内で周波数を変更する工程と、 b)前記作動周波数範囲内で最良の周波数を選定する工程と、 c)前記霧化表面に流体を供給しながら前記霧化表面に最良の周波数に等しい周 波数を有する超音波を供給する工程と、 d)その後の流体の供給なしに前記霧化表面に超音波を供給する工程と を順次に実行するように設計されていることを特徴とする請求項11記載のシス テム。 17.前記電子回路(6)が、前記霧化表面(28)への流体の付随的な供給な しに前記霧化表面(28)にある周波数を有する超音波を供給し、作動周波数範 囲内で周波数を変更し、超音波を供給するための電力消費を周波数に関係して測 定し、また電力消費を最小にする周波数として最良の周波数を選定することによ り工程b)を実行するように設計されていることを特徴とする請求項16記載の システム。 18.前記電子回路(6)が工程a)に対して約0.1−1.0s、工程b)に 対して約0.1−1.0s、工程c)に対して約0.5−5.0s、工程d)に 対して約0.2−2.0sのそれぞれの時間周期で工程a)ないしd)を実行す るように設計されていることを特徴とする請求項17記載のシステム。 19.前記電子回路(6)が工程a)ないしd)の実行中に前記起動要素(22 )のその後の起動に反応しないように設計されていることを特徴とする請求項1 6記載のシステ。 20.使用のつど指定された量の流体を供給するのに使用するように設計されて おり、また指定される量が約10μlと約100μlとの間であることを特徴と する請求項11記載のシステム。
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