JP2002508226A - 吸入装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
患者に分配する装置及び方法に関する。
た。
吸入器(pMDI)と乾燥粉末吸入器(DPI)であり、そのどちらも患者に吸
入するためのマウスピースを備える。しかしながら、多数の患者、とりわけ小児
科の患者に対し、吸入器を効果的に利用するのは困難である。
の効果的な操作に際して、薬を肺奥深く引き入れるために吸入の最初に患者が吸
入器を作動させる必要があるために、上記の困難は発生する。この調整を行なう
のは、小児科の患者にとっては特に困難なことである。典型的には、与圧計量投
与量吸入器が吸入の開始前に作動すると、薬の大部分がのどの奥を打ちつけるし
、与圧計量投与量吸入器が吸入の開始後に作動すると、薬の大部分がのど即ち気
管支に残る。そこに残っても効果は無い。
るそのような調整は必要ないものの、小児科の患者に対し利用することは困難で
ある。というのは、特に乾燥粉末吸入器では30リットル/分である、所定の流
量速度を実現する十分な強さで吸入することを、これらの吸入器は患者に要求す
るからである。呼吸作動式の与圧計量投与量吸入器でのこの十分な強さによりエ
アゾルキャニスタを起動するのであり、乾燥粉末吸入器でのこの十分な強さによ
り吸入器を介して空気を引き入れるのである。特に小児科の患者は、そのような
流量速度を実現するのに必要な一回換気量を生成させることができない。小児科
の患者にとっては、一回換気量は、典型的には、約3から約15リットル/分の
範囲に過ぎない流量速度を生じさせる10から150mlの範囲である。
及び(フルーイドプロパルションテクノロジ、インクの名義である)WO−A−
97/07896では、患者の吸入におけるエアゾル分配を調整するように開発
された装置の例を開示する。特に、これらの装置は、所定の最小値以上の吸気流
量速度を感知してエアゾルを分配するように形成されている。
小児科の患者に分配されている。これらのシステムの両方とも、小児科の患者に
通常数回の呼吸で吸入され得る低速度エアゾル雲を供給するものであるが、患者
が得る投与量はかなり変動し得、しかも患者は正確な投与量が分配されたという
徴候を有するものではない。
質的に起因する。そもそも小児科の患者はマウスピースを効果的に掴むことがで
きない。しかしながら、フェースマスクの利用は、噴霧器若しくはスペーサと、
患者との間の、デッドスペースを増加させてしまう。このことは大人の患者にお
いては通常、問題ではない。大人は、概して噴霧器若しくはスペーサの下流にあ
るデッドスペースよりはるかに多い一回換気量を有するからであり、ガス中の薬
の濃度により増加される吸入体積と同様に、患者に受け入れられる投与量は相当
程度の正確値にまで近づき得る。
者に薬を分配する吸入のための装置及び方法を開示する。そこでは、薬は吸入に
先立ちチャンバに導入され、患者に受け入れられる薬の全投与量は、チャンバの
体積、チャンバの中に導入される薬の量、チャンバの中に薬を導入し始めたとき
からの時間、及びチャンバから引き出されるガスの流量速度を基にして、計算さ
れる。
信頼性があり正確な薬の測定投与量を分配する装置及び方法を供給することが、
本発明の目的である。
るセンサとを含み、 フェースマスクの適合が、患者の吸入の際に、フェースマスクのインレットを
介して引き入れられる気体の流量速度をモニタすることにより、判断され、 実質上規則正しい吸入波形が得られればフェースマスクが患者に適合したと見做
される、 フェースマスクを患者の顔面に確実に適合させる装置を、本発明は供給する。
トを有するチャンバを、更に含むのが、好ましい。チャンバが、気体が注入され
得るインレットを含むのが、より好ましい。
。
フェースマスクのアウトレットが、吸入を防ぐ単方向バルブを含むのが、より好
ましい。
顔面への適合の情報を表示する、表示手段を更に含むのが、好適である。表示手
段が、液晶デジタルディスプレイ又は発光ダイオードディスプレイを含むのが、
より好適である。
を更に含むのが好ましい。
薬の投与量を計算する適合・計算手段とを 含む、患者に薬を分配して吸入させる装置において、 上記適合・計算手段は、 チャンバから引き出される気体の流量速度を測定するセンサと、個々の吸入呼
吸の間のチャンバ内の薬の濃度を測定する濃度測定手段とを備え、 その薬の濃度はチャンバの内部面上に薬が少なくとも一部分に沈下することによ
り時間を経るにつれ減少し、 更に、 フェースマスクの適合が、チャンバから引き出される気体の流量速度をモニタ
することにより、判断され、 患者に受け入れられる薬の総投与量が、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算され、 個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、チャンバの下流の装置デッド
スペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、チャンバから吸入され
る薬の総量として計算される、 患者に薬を分配して吸入させる装置もまた、本発明は供給する。
。
フェースマスクのアウトレットが、吸入を防ぐ単方向バルブを含むのが、更に好
ましい。
適である。
ンサと、チャンバの中への薬の注入を検出するセンサとが、同じセンサである。
サと、チャンバの中への薬の注入を検出するセンサとが、別々のセンサである。
流に位置するのが好ましい。
ジタルディスプレイ又は発光ダイオードディスプレイを含むのが、より好ましい
。
超音波噴霧器、若しくは圧力メッシュ噴霧器のうちの一つであるのが好ましい。
ンテナを含む。
しい。
格納するメモリを、 吸入の間のチャンバ内の薬の濃度を、メモリ内に格納されるデータを基に、測定
する濃度測定手段と共に、 備えるのが好ましい。
度の減少を生じさせる際に、チャンバの中に気体を注入させるインレットを、チ
ャンバが備えるのが、好ましい。
内の薬の濃度を測定するのが好ましい。
データをルックアップテーブル内に格納するメモリを備えるのが、好ましい。
2のインレットとを含むのが好ましい。
薬の全投与量を計算する適合・計算手段とを 含む、患者に薬を分配して吸入させる装置において、 上記適合・計算手段は、 フェースマスクを介して引き出される気体の流量速度を測定するセンサを備え
ており、 更に、 フェースマスクの適合が、フェースマスクから引き出される気体の流量速度を
モニタすることにより、判断され、 患者に受け入れられる薬の総投与量が、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算され、 個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、噴霧器の下流の装置デッドス
ペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、吸入される薬の総量とし
て計算される、 患者に薬を分配して吸入させる装置を、本発明は更に供給する。
。
フェースマスクのアウトレットが、吸入を防ぐ単方向バルブを含むのが、より好
ましい。
デジタルディスプレイ又は発光ダイオードディスプレイを含むのが、より好まし
い。
ある。
み、 該霧状化スペースが、気体が吸入され得るインレットと、フェースマスクと接
続するアウトレットとを有する。
ちの一つであるのが好ましい。
せるステップと、 患者が吸入するときに、フェースマスクのインレットを介して引き入れられる
気体の流量速度を測定するステップと、 実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、フェースマスクの位置を調整する
ステップと を含む、フェースマスクを患者の顔面に確実に適合させる方法を、更に、本発明
は供給する。
実質上規則正しい吸入波形が得られる。
報を表示するステップを、上記方法が更に含むのが好ましい。
記方法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報
を含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
薬の総投与量を計算する適合・計算手段とを 含み、 上記適合・計算手段は、 チャンバから引き出される気体の流量速度を測定するセンサと、吸入の間のチ
ャンバ内の薬の濃度を測定する濃度測定手段とを備え、 その薬の濃度はチャンバの内部面上にて薬が少なくとも一部分に沈下することに
より時間を経るにつれ減少する、 装置を利用する、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法であって、 デバイスとフェースマスクとの間を流体伝達しうる状態にするステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 患者が吸入するときに、チャンバから引き出される気体の流量速度をモニタし
、実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、必要に応じてフェースマスクの位
置を調整するステップと、 デバイスを作動してチャンバの中へ薬を注入するステップと、 患者に受け入れられる薬の総投与量を、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算するステップとを含み、 その個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、チャンバの下流の装置
デッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、チャンバから吸
入される薬の総量として計算される、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法も、更に本発明は供給する。
するステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 デバイスを作動するステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
するステップと、 デバイスを作動するステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
実質上規則正しい吸入波形が得られる。
報を表示するステップを、上記方法が更に含むのが好ましい。
記方法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報
を含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
が更に含むのが好ましい。
法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報を含
む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
方法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報を
含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
スを作動するように、適合・計算手段が設定されているのが好ましい。
ように、適合・計算手段が設定されているのが好ましい。
薬の総投与量を計算する適合・計算手段とを 含み、 上記適合・計算手段は、 フェースマスクから引き出される気体の流量速度を測定するセンサを備える、
装置を利用する、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法であって、 フェースマスクと噴霧器との間を流体伝達しうる状態にするステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 患者が吸入するときに、フェースマスクから引き出される気体の流量速度をモ
ニタし、実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、必要に応じてフェースマス
クの位置を調整するステップと、 噴霧器を作動して薬を含むエアロゾルを生成するステップと、 患者に受け入れられる薬の総投与量を、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算するステップとを含み、 その個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、噴霧器の下流の装置デ
ッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、吸入される薬の量
として計算される、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法も、更に本発明は提供する。
するステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 噴霧器を作動するステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
するステップと、 噴霧器を作動するステップと フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
実質上規則正しい吸入波形が得られる。
報を表示するステップを、上記方法は更に含むのが好ましい。
記方法は更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報
を含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
が更に含むのが好ましい。
法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報を含
む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
に、適合・計算手段が設定されているのが好適である。
ロゾル雲が生成される噴霧スペース3を備え、空気のみが大気から引き入れられ
得る吸入バルブ7が接続するインレット5と、フェースマスク11が接続するア
ウトレット9とを有する。
力メッシュ噴霧器のうちの、1つを含む。ジェット噴霧器には2つの種類があり
、これらは空気ジェット噴霧器と液体ジェット噴霧器である。液体を霧状にする
圧縮空気源を利用する、空気ジェット噴霧器の例が、(メディックエイドリミテ
ッドの名義である)EP−A−0627266にて開示されており、その内容が
参照されて本明細書に組み込まれる。1つ又はそれ以上のノズルアウトレットを
通過して液体を推し進め細かい水滴のスプレイを生成する、液体ジェット噴霧器
の例が、(ベーリンガインゲルハイムインタナショナル有限会社その他の名義で
ある)WO−A−94/07607にて開示されており、その内容が参照されて
本明細書に組み込まれる。振動圧電素子により通常生成される超音波を利用して
液体を霧状にする超音波噴霧器には、多くの形態がある。圧電素子と液体との間
に、典型的には封入流体である増幅インタフェースが存在する、液体が圧電素子
と直接接触する噴霧器や、圧電素子が、エアロゾルが生成されるメッシュを振動
する噴霧器が、それらに含まれる。超音波噴霧器の例が、(マエハラその他の名
義である)US−A−4533082と(ロスその他の名義である)US−A−
5261601に開示されており、その内容が参照されて本明細書に組み込まれ
る。これらの文書にて述べられている噴霧器は、一定量の分配すべき液体を保持
する貯蔵器を有するハウジングを含み、そのハウジングは貯蔵器と接続する穿孔
膜と、ハウジングと接続し穿孔膜を振動させる超音波バイブレータとを備える。
超音波噴霧器の別の例が、(フルーイドプロパルションテクノロジ、インクの名
義である)WO−A−97/29851にて開示されており、その内容が参照さ
れて本明細書に組み込まれる。圧電素子を含んだり含まなかったりする、圧力メ
ッシュ噴霧器の例が、(アラディグムコーポレイションの名義である)WO−A
−96/13292にて開示されており、その内容が参照されて本明細書に組み
込まれる。
きるアウトレット11bとを含む。インレット11aと独立してアウトレット1
1bを設定することは、デッドスペースをフェースマスク内部に限定するするこ
とを確実にするものであり、更にアウトレット11bをインレット11aの地点
や上流に備えるよりも好ましいものである。というのは、そのように構成してし
まうと、吐出される空気がインレット11aの上流のエアロゾルレジデントを希
釈してしまい反射的にデッドスペースを増量させてしまうからである。更に、フ
ェースマスク11は、利用時に患者の顔の輪郭に適合しマスクと患者間のシール
となる、可撓性のあるフェイシャルシール13を含む。フェイシャルシール13
は、空気でも液体でも満たせるクッションシールである。そのようなクッション
シールを備えるフェースマスクは既に公知であり、ヘッドストラップの必要を無
くし、十分なシールを確実にするためにリップマスクでは必要になり得る強力貼
付力の必要も無くす。そのようなフェイシャルシールの1つが、(レスピロニク
ス、インクの名義である)WO−A−97/09090にて開示されており、そ
の内容が参照されて本明細書に組み込まれる。フェースマスク11は、患者の鼻
と口との間の流体の相互伝達を防ぎ、フェースマスク11内部の比較的小さなデ
ッドスペースを確実なものにする鼻セパレータ15も含む。そのようなフェース
マスクの1つが、(ハンスルドルフ、インクの名義である)US−A−5265
595にて開示されており、その内容が参照されて本明細書に組み込まれる。フ
ェースマスク11はさらに、アウトレット11bにおいて、空気が吐出され空気
が吸入され得ない、吐出バルブ17を備える。
抗値設計(典型的には10リットル/分当たり2.5パスカル)を備えるのが好
ましく、逆流に対して完全なシールを保証する。そのようなバルブは市場で入手
可能である。そのようなバルブの1つが、(スウエーデン、アストラエービーの
商標登録されている)NEBUCHAMBERスペーサに含まれるバルブである
。
の流量割合を測定するセンサ19、噴霧器1の操作を制御するコントローラ21
、コントローラ21を操作し患者に受け入れられる薬の投与量を計算するプロセ
ッサ23、及び、とりわけ霧状化スペース3から引き出される空気の流量割合と
、吸入器波形と、患者に受け入れられる薬の投与量とを表示するディスプレイ2
5を含む。ディスプレイ25は、発光ダイオード若しくは液晶デジタルディスプ
レイであるのが好ましい。
ースを含む。
の投与量が分配されたら、典型的には音の生成なのであるが、ユーザに通知する
手段を、装置は備える。
科の患者が吸入する少ない体積の空気を測定するのに必要な分解能を備えていれ
ば、どんな圧力センサでもよく、マイクロフォン、サーミスタ若しくは超音波フ
ロー変換器でもよい。典型的には、センサ19の分解能は、10ミリ秒のインタ
バルで統合される+/−0.25リットル/分が要求される。好適な実施形態で
は、センサ19は肺呼吸センサである。肺呼吸センサは、空気フロー測定装置で
あり、典型的には線形の圧力対フローの関係を備えるメッシュである流れ抵抗素
子と、測定される圧力がダクト内のフローに比例する、メッシュダクトを横切っ
て接続される圧力センサとを、含む。
への圧縮された空気の供給を制御し、噴霧器1が超音波噴霧器であるならば、コ
ントローラは噴霧器への電力供給を制御する。コントローラ21は、噴霧器1を
操作し、呼吸サイクル全体に渡って霧状化スペース3内の所定の濃度のエアロゾ
ル雲を維持し、分配を最適化して、有意な遅延を生ずることなしに吸入の開始に
てエアロゾルが利用可能であることを確実にするように設定されているのが好ま
しい。実際には、断続的に若しくは連続的にしかし吸入フロー速度に従い不定の
速度で、エアロゾルを分配することにより、患者の瞬間の容積量に合わせて、エ
アロゾル雲は生成され得る。そのような制御は、吸入の開始時のみ噴霧器1にト
リガを与えるという別の制御よりも、好ましい。というのは、仮に噴霧器1が吸
入の開始時のみにトリガを与えられるならば、例えば効果的な空気ジェット噴霧
器を使用しても、噴霧器1にトリガを与えるときとエアロゾルの生成時との間に
、例えば約50ミリ秒の遅延が発生することが予想されるのである。この遅延は
効果的なエアロゾルの分配を減ずるものである。噴霧器1のアウトレット9とフ
ェースマスク11のインレット11aとの間の容積が最小値ではなく噴霧器1と
患者の間のデッドスペースに有意に影響を与えてしまう場合には、特にそうであ
る。
も接続し、センサ19により測定されるフロー速度に応答する操作信号とコント
ロールプログラムによりセットされるパラメータとをコントローラ21に送信す
るように設定されている。この実施形態では、プロセッサ23は、クロックと、
センサ19から受信されるアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジ
タルコンバータと、コントロールプログラムとルックアップテーブルを含む読み
出し専用メモリROM(ロム)と、測定データを格納するランダムアクセスメモ
リRAM(ラム)とを含む。プロセッサ23は、ディスプレイ25と、外部装置
との通信を行なうデータインタフェースとにも、接続されている。特に好ましい
実施形態では、プロセッサ23を含む装置は、バッテリにより動力を与えられる
。
る投与量か、若しくはプレセットの投与量が入っているのなら分配される薬の何
れかを、プロセッサ23の中にインプットする。それからフェースマスク11が
患者に合わされ、その時点で患者はそれを介して呼吸し始める。患者は吸入の間
は霧状スペース3を通して空気を引き込み、フェースマスク11の吐出バルブ1
7を介して空気を吐出する。患者により生成されるフロー速度は、ディスプレイ
25上に、吸入波形と共に表示される。示される波形はモニタされ、フェースマ
スク11と患者の顔との間に効果的なシールが形成された時点を判断する。実質
的に規則正しい波形が形成されたときに、十分なシールは達成される。即ち、吸
入波形のピークの大きさが、図16に示される呼吸パターンの領域Aのように、
実質的な最大値レベルで維持されるときである。一方で、図16に示される呼吸
パターンの領域Bでは、ピークの大きさが動揺しており、フェースマスク11が
患者の顔に不完全にシールしているに過ぎないことを示す。実際にも、呼吸パタ
ーンの領域Bは、患者が瞬間的に呼吸を停止した部分(C点)を含む。このこと
から、図16はある患者の全体の呼吸パターンを示していることがわかる。一方
吸入バルブ7を含むフロー経路内に位置するセンサ19は、呼吸パターンの吸入
波形のみを見ている。フェースマスク11の十分なフィットを達成するには、フ
ェースマスクの多少の位置変えが略不可避的に要求される。フェースマスク11
の効果的なシールが達成されると、噴霧器1がエアロゾル雲を霧状化スペース3
にて所定の濃度で生成するように作動し、患者は吸入を続ける。好ましい実施形
態では、音が生成されメッセージがディスプレイ25上に表示され、フェースマ
スク11が患者の顔に十分にフィットしたことをユーザに通知する。別の実施形
態では、噴霧器1は、フェースマスク11の十分なフィットが達成されると自動
的に動作する。患者が吸入すると、薬を含むエアロゾルが霧状化スペース3から
引き出されフェースマスク11を介して患者の肺の中に入れられる。吸入の間、
プロセッサ23は患者に分配される投与量を連続して計算する。この実施形態で
は、必要な投与量が患者に分配されると、メッセージがディスプレイ25上にこ
の効果のために表示され音が生成される。そしてその時点で、患者はフェースマ
スク11を外す。
は100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。この計算は、個々
の吸入呼吸の間中、実行され、噴霧器1の下流の装置のデッドスペースを斟酌し
て補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=(V1+V2+・・・+Vi)*C 上式において、 ・V1は、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸 入された後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸 入された後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸 入された後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Cは、霧状化スペース3での薬の濃度である。
流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて
分配される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
る薬のトータルの投与量は、次のように概算される。 D=(Vt−Vd)*C*f*t 上式において、 ・Vtは、個々の吸入呼吸の一回換気量である。 ・Vdは、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースである。 ・fは、吸入の周波数である。 ・tは、吸入の期間である。
フェースマスク11は、そのインレット11aにて、吐出を防ぐために、吸入バ
ルブ26を含む。吸入バルブ26は、吸入器1とフェースマスク11の吸入バル
ブ7、吐出バルブ17と同様に、低流量抵抗設計であることが好ましい。更に別
の実施形態では、吸入バルブ7は略され得る。この装置の操作は図1の装置に対
するものと同じである。
と称される散乱チャンバ27を含む。噴霧器1の霧状化スペース3とは、流体伝
達しうる状態にある。チャンバ27は、吸入バルブ7及びセンサ19と流体伝達
し得る状態にあるインレット29と、フェースマスク11のインレット11aと
流体伝達し得る状態にあるアウトレット31とを含む。
ャンバ27内の薬の所与の濃度を維持するように制御される。
こともあるが)ユーザ若しくは患者は、要求される投与量か、若しくはプレセッ
トの投与量が入っているのなら分配される薬の何れかを、プロセッサ23の中に
インプットする。それからフェースマスク11が患者に合わされ、その時点で患
者はそれを介して吸入し始める。患者は吸入の間はチャンバ27から空気を引き
込み、フェースマスク11の吐出バルブ17を介して空気を吐出する。患者によ
り生成されるフロー速度は、ディスプレイ25上に、吸入波形と共に表示される
。示される波形はモニタされ、フェースマスク11と患者の顔との間に効果的な
シールが形成された時点を判断する。図1の装置の使用に関連して前に述べたよ
うに、実質的に規則正しい波形が形成されたときに、十分なシールは達成される
。即ち、吸入波形のピークの大きさが、実質的な最大値レベルで維持されるとき
である。フェースマスク11の十分なフィットを達成するには、フェースマスク
の多少の位置変えが略不可避的に要求される。フェースマスク11の十分なフィ
ットが達成されると、噴霧器1が作動し、薬を含むエアロゾルがチャンバ27内
にて供給される。好ましい実施形態では、音が生成されメッセージがディスプレ
イ25上に表示され、フェースマスク11が患者の顔に十分にフィットしたこと
をユーザに通知する。別の実施形態では、噴霧器1は、フェースマスク11の十
分なフィットが達成されると自動的に動作する。患者が吸入すると、エアロゾル
がアウトレット31とフェースマスク11を介してチャンバ27から引き出され
患者の肺の中に入れられる。吸入の間、プロセッサ23は患者に分配される投与
量を連続して計算する。この実施形態では、必要な投与量が患者に分配されると
、メッセージがディスプレイ25上にこの効果のために表示され音が生成される
。そしてその時点で、患者はフェースマスク11を外す。
多くの係数に依存するものであり、患者に分配される投与量の計算は、これらの
係数の関数として決定される。
力及び静電気力によりチャンバ27の内部面に材料が沈下することの結果であり
、薬を含まず、吸入体積分を置き換える患者の各々の吸入呼吸と共にチャンバ4
1の中に引き入れらる、大気からの空気により生じさせられる希釈効果の結果で
ある。
する。時間の関数としてのチャンバ27内の薬の濃度は、図4に示される。
数が、図5に示される。
は100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。これらのサンプル
された期間では、チャンバ27内部の薬の濃度は、時間経過に伴うチャンバ27
の内部表面への薬の沈下と、チャンバ27に入り込むが薬を担持しない空気の希
釈効果とを斟酌して計算される。プロセッサ23の読み出し専用メモリROM(
ロム)は、薬の沈下速度を基にして、チャンバ27内に薬を注入した後のあらゆ
る時刻でのチャンバ27内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルを含
む。専用メモリROM(ロム)は、チャンバ27内に特定体積の空気を注入した
後のチャンバ27内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルをも含む。
各々のサンプルされた期間に対するチャンバ27内の薬の濃度は、このように計
算される。
吸の間中、連続して実行され、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースを斟
酌して補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=V1C1+V2C2+・・・+ViCi 上式において、 ・V1は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・C1は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間の計算された濃度である。 ・C2は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間の計算された濃度である。 ・Ciは、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間の計算された濃度である。
装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて分配
される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
含むエアロゾル雲が分配される。チャンバ41は、分配ユニット45と接続する
インレット43と、フェースマスク49と接続するアウトレット47とを有する
。
バ41のインレット43と流体伝達し得る状態にあるアウトレット53とを有す
る。分配ユニット45は、与圧エアロゾルコンテナ57のバルブ軸を受け止め薬
を含むエアロゾル雲をチャンバ41の中に注ぐ、スプレイノズルをも有する。こ
の実施形態では、発動するコンテナ57が、計量された薬の投与量を分配する。
類である。特に、フェースマスク49は、インレット49a,アウトレット49
b、可撓性あるフェイシャルシール59、鼻用のセパレータ61、インレット4
9aでの吸入バルブ63、及びアウトレット49bでの吐出バルブ65を、含む
。
センサ67と、チャンバ41の中に薬を分配する際のコンテナ57の個々の作動
を検出する第2のセンサ69とを、含む。この実施形態では、第1と第2のセン
サ67、69は、分配ユニット45の一部を形成する。第1のセンサ67は、ス
プレイノズル55の上流の、分配ユニット45のインレット51に位置し、上述
の実施形態のように、小児科の患者が吸入する少ない体積の空気を測定するのに
必要な分解能を備えていれば、どんな圧力センサでもよく、マイクロフォン、サ
ーミスタ若しくは超音波フロー変換器でもよい。好適な実施形態では、第1のセ
ンサ67は肺呼吸センサである。この実施形態では、第2のセンサ69は、コン
テナ57が作動し薬の計量投与量がチャンバ41の中に分配されたらスイッチが
入るように設置されたマイクロスイッチである。別の実施形態では、第2のセン
サ69が省かれることができ、第1のセンサ67が、チャンバ41から引き出さ
れる空気のフロー速度測定と、コンテナ57の個々の作動の検出との両方を行な
う。更に別の実施形態では、第1のセンサ67は、スプレイノズル55の下流に
位置し得る。
ロセッサ71を更に含み、第1と第2のセンサ67、69の信号とコントロール
プログラムに従って、患者の受け入れるべき薬の投与量を計算する。この実施形
態では、プロセッサ71は、クロックと、第1のセンサ67から受信されるアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタルコンバータと、コントロー
ルプログラムとルックアップテーブルを含む読み出し専用メモリROM(ロム)
と、測定データを格納するランダムアクセスメモリRAM(ラム)とを含む。
形と、患者に分配される薬の投与量とを表示する、プロセッサ71に接続するデ
ィスプレイ73をも含む。ディスプレイ73も、発光ダイオード若しくは液晶デ
ジタルディスプレイであるのが好ましい。
ルポートのようなデータインタフェースを含む。
所与の投与量が分配されたら、典型的には音の生成なのであるが、ユーザに通知
する手段を、装置は更に備えるのが好ましい。チャンバ41内の薬の濃度がコン
テナ57のさらなる作動を促す所定の値を下回ると警告を与える手段も、装置は
含むことが好ましい。特に好ましい実施形態では、プロセッサ71を含む装置は
、バッテリにより動力を与えられる。
される投与量か、若しくはプレセットの投与量が入っているのなら分配される薬
の何れかを、プロセッサ71の中にインプットする。それからフェースマスク4
9が患者に合わされ、その時点で患者はそれを介して吸入し始める。患者は吸入
の間はチャンバ41から空気を引き込み、フェースマスク49の吐出バルブ65
を介して空気を吐出する。患者により生成されるフロー速度は、ディスプレイ7
3上に、吸入波形と共に表示される。示される波形はモニタされ、フェースマス
ク49と患者の顔との間に効果的なシールが形成された時点を判断する。図1の
装置の使用に関連して前に述べたように、実質的に規則正しい波形が形成された
ときに、十分なシールは達成される。即ち、吸入波形のピークの大きさが、実質
的な最大値レベルで維持されるときである。フェースマスク49の十分なフィッ
トを達成するには、フェースマスク49の多少の位置変えが略不可避的に要求さ
れる。好ましい実施形態では、音が生成されメッセージがディスプレイ73上に
表示され、フェースマスク49が患者の顔に十分にフィットしたことをユーザに
通知する。フェースマスク49の十分なフィットが達成されると、コンテナ57
が少なくとも一度作動し、薬を含むエアロゾル雲がチャンバ41の中に放出され
る。薬を推進体内で浮遊状態にする通常の実務に合わせて、コンテナ57は一様
な浮遊状態を確実に生成するように作動に先立ち振動され、作動時に薬の正確な
投与量を供給する。患者が吸入すると、薬がアウトレット47とフェースマスク
49を介してチャンバ41から引き出され患者の肺の中に入れられる。好適な実
施形態では、チャンバ41内の薬の濃度がコンテナ57のさらなる作動を促す所
定の値を下回ると、音が生成されメッセージがディスプレイ73上に表示される
。吸入の間、プロセッサ71は患者に分配される投与量を連続して計算する。こ
の実施形態では、必要な投与量が患者に分配されると、メッセージがディスプレ
イ73上にこの効果のために表示され音が生成される。そしてその時点で、患者
はフェースマスク49を外す。
多くの係数に依存するものであり、患者に分配される投与量の計算は、これらの
係数の関数として決定される。
力及び静電気力によりチャンバ41の内部面に材料が沈下することの結果であり
、薬を含まず、吸入体積分を置き換える患者の各々の吸入呼吸と共にチャンバ4
1の中に引き入れらる、大気からの空気により生じさせられる希釈効果の結果で
ある。
テナ57の作動の数に依存する。時間とコンテナ57の作動の数との関数として
のチャンバ41内の薬の濃度は、図8に示される。
数が、図9に示される。
は100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。これらのサンプル
された期間では、チャンバ41内部の薬の濃度は、時間経過に伴うチャンバ41
の内部表面への薬の沈下と、チャンバ41に入り込むが薬を担持しない空気の希
釈効果とを斟酌して計算される。プロセッサ71の読み出し専用メモリROM(
ロム)は、薬の沈下速度を基にして、チャンバ41内に薬を注入した後のあらゆ
る時刻でのチャンバ41内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルを含
む。専用メモリROM(ロム)は、チャンバ41内に特定体積の空気を注入した
後のチャンバ41内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルをも含む。
各々のサンプルされた期間に対するチャンバ41内の薬の濃度は、このように計
算される。
吸の間中、連続して実行され、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースを斟
酌して補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=V1C1+V2C2+・・・+ViCi 上式において、 ・V1は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・C1は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間の計算された濃度である。 ・C2は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間の計算された濃度である。 ・Ciは、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間の計算された濃度である。
装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて分配
される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
、乾燥粉末吸入器と共に利用することが意図されている。
含む乾燥粉末が散乱される。チャンバ81は、実用ではチャンバ81の中に薬を
含む乾燥粉末の雲を分配する乾燥粉末吸入器85のアウトレットと接続するイン
レット83と、フェースマスク89と接続するアウトレット87と、孔91とを
有する。チャンバ81は様々な体積となり、可動ピストン92により部分的に画
定される。この実施形態では、乾燥粉末吸入器85は、(スエーデン、アストラ
エービーの商標として登録される)TURBUHALER乾燥粉末吸入器である
。
る。即ち、フェースマスク89は、インレット89a,アウトレット89b、可
撓性あるフェイシャルシール93、鼻用のセパレータ94、インレット89aで
の吸入バルブ95、及びアウトレット89bでの吐出バルブ97を、含む。
き出される空気の流量割合を測定し、チャンバ81の中に薬を分配する際の吸入
器85の作動を検出するセンサ99と、増幅器を介してセンサ99と接続して、
センサ99から受信される信号とコントロールプログラムに従って患者の受け入
れるべき薬の投与量を計算するプロセッサ101と、とりわけチャンバ81から
引き出される空気の流量割合、吸入器波形、及び患者に分配される薬の投与量を
表示するディスプレイ103とを、含む。ディスプレイ103も、発光ダイオー
ド若しくは液晶デジタルディスプレイであるのが好ましい。
リアルポートのようなデータインタフェースを含む。
の空気を測定するのに必要な分解能を備えていれば、どんな圧力センサでもよく
、マイクロフォン、サーミスタ若しくは超音波フロー変換器でもよい。好適な実
施形態では、センサ99は肺呼吸センサである。別の実施形態では、センサ99
は吸入器85の下流に位置してもよい。
れるアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタルコンバータと、コ
ントロールプログラムとルックアップテーブルを含む読み出し専用メモリROM
(ロム)と、測定データを格納するランダムアクセスメモリRAM(ラム)とを
含む。
フィットが得られ薬の所与の投与量が分配されたら、典型的には音の生成なので
あるが、ユーザに通知する手段を、装置は更に備える。チャンバ81内の薬の濃
度が吸入器85のさらなる作動を促す所定の値を下回ると警告を与える手段も、
装置は含むことが好ましい。特に好ましい実施形態では、プロセッサ101を含
む装置は、バッテリにより動力を与えられる。
される投与量か、若しくはプレセットの投与量が入っているのなら分配される薬
の何れかを、プロセッサ101の中にインプットする。それからフェースマスク
89が患者に合わされ、その時点で患者はそれを介して呼吸し始める。患者は吸
入の間は吸入器85を介してチャンバ81から空気を引き込み、フェースマスク
89の吐出バルブ97を介して空気を吐出する。患者により生成されるフロー速
度は、ディスプレイ103上に、吸入波形と共に表示される。示される波形はモ
ニタされ、フェースマスク89と患者の顔との間に効果的なシールが形成された
時点を判断する。図1の装置の使用に関連して前に述べたように、実質的に規則
正しい波形が形成されたときに、十分なシールは達成される。即ち、吸入波形の
ピークの大きさが、実質的な最大値レベルで維持されるときである。フェースマ
スク89の十分なフィットを達成するには、フェースマスク89の多少の位置変
えが略不可避的に要求される。好ましい実施形態では、音が生成されメッセージ
がディスプレイ103上に表示され、フェースマスク89が患者の顔に十分にフ
ィットしたことをユーザに通知する。フェースマスク89の十分なフィットが達
成されると、吸入器85が満たされ作動する。吸入器85は、ピストン92を図
10に示される位置まで動かしそして解放することにより、作動する。この実施
形態では、ピストン92にはバネが装着されており、解放時にはピストン92は
図10の下方に駆動され図11の位置にまで到り、吸入器85のアウトレットで
の所与のフロープロファイルを生成しチャンバ81内の粉末の最適な散乱を確実
なものにする。患者が吸入すると、薬を含む粉末がアウトレット87とフェース
マスク89を介してチャンバ81から引き出され患者の肺の中に入れられる。好
適な実施形態では、チャンバ81内の薬の濃度が吸入器85のさらなる作動を促
す所定の値を下回ると、音が生成されメッセージがディスプレイ103上に表示
される。吸入の間、プロセッサ101は患者に分配される投与量を連続して計算
する。この実施形態では、必要な投与量が患者に分配されると、メッセージがデ
ィスプレイ103上にこの効果のために表示され音が生成される。そしてその時
点で、患者はフェースマスク89を外す。
に依存するものであり、患者に分配される投与量の計算は、これらの係数の関数
として決定される。
力及び静電気力によりチャンバ81の内部面に材料が沈下することの結果であり
、薬を含まず、吸入体積分を置き換える患者の各々の吸入呼吸と共にチャンバ8
1の中に引き入れらる、大気からの空気により生じさせられる希釈効果の結果で
ある。
する。時間の関数としてのチャンバ81内の薬の濃度は、図12に示される。
、図13に示される。
には100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。これらのサンプ
ルされた期間では、チャンバ81内部の薬の濃度は、時間経過に伴うチャンバ8
1の内部表面への薬の沈下と、チャンバ81に入り込むが薬を担持しない空気の
希釈効果とを斟酌して計算される。プロセッサ101の読み出し専用メモリRO
M(ロム)は、薬の沈下速度を基にして、チャンバ81内に薬を注入した後のあ
らゆる時刻でのチャンバ81内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブル
を含む。専用メモリROM(ロム)は、チャンバ81内に特定体積の空気を注入
した後のチャンバ81内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルをも含
む。各々のサンプルされた期間に対するチャンバ81内の薬の濃度は、このよう
に計算され、そこから、患者に分配される薬の投与量が計算される。この計算は
、個々の吸入呼吸の間中、連続して実行され、チャンバ81の下流の装置のデッ
ドスペースを斟酌して補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=V1C1+V2C2+・・・+ViCi 上式において、 ・V1は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・C1は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間の計算された濃度である。 ・C2は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間の計算された濃度である。 ・Ciは、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間の計算された濃度である。
装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて分配
される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
サ99がチャンバ81への更なるインレット105内に備わるという点で本質的
に異なる。装置はその更なるインレット105にてバルブ107も備えており、
そのバルブ107は、吸入器85が作動する瞬間以外は吸入を行なうように開い
ているのが通常である。更に装置は、インレット83にて吸入器85へのバルブ
109を備え、そのバルブ109は、吸入器85が作動する瞬間以外は閉じてい
るのが通常であるが、吸入器85を介して空気を引き入れ吸入器85内部から薬
を含む乾燥粉末を飛沫同伴するときには、開けられる。この実施形態では、バル
ブ107、109は、吸入器85の作動に応じて、電気的に操作される。この装
置の操作は、図10及び図11の装置に対するものと同じである。
の範囲から乖離することなく種々異なるように改良されることが可能であること
がわかる。
る変動をグラフで示す。
で示す。
る変動をグラフで示す。
で示す。
置を示す。
対する変動をグラフで示す。
ラフで示す。
置を示す。
患者に分配する装置及び方法に関する。
た。
吸入器(pMDI)と乾燥粉末吸入器(DPI)であり、そのどちらも患者に吸
入するためのマウスピースを備える。しかしながら、多数の患者、とりわけ小児
科の患者に対し、吸入器を効果的に利用するのは困難である。
の効果的な操作に際して、薬を肺奥深く引き入れるために吸入の最初に患者が吸
入器を作動させる必要があるために、上記の困難は発生する。この調整を行なう
のは、小児科の患者にとっては特に困難なことである。典型的には、与圧計量投
与量吸入器が吸入の開始前に作動すると、薬の大部分がのどの奥を打ちつけるし
、与圧計量投与量吸入器が吸入の開始後に作動すると、薬の大部分がのど即ち気
管支に残る。そこに残っても効果は無い。
るそのような調整は必要ないものの、小児科の患者に対し利用することは困難で
ある。というのは、特に乾燥粉末吸入器では30リットル/分である、所定の流
量速度を実現する十分な強さで吸入することを、これらの吸入器は患者に要求す
るからである。呼吸作動式の与圧計量投与量吸入器でのこの十分な強さによりエ
アゾルキャニスタを起動するのであり、乾燥粉末吸入器でのこの十分な強さによ
り吸入器を介して空気を引き入れるのである。特に小児科の患者は、そのような
流量速度を実現するのに必要な一回換気量を生成させることができない。小児科
の患者にとっては、一回換気量は、典型的には、約3から約15リットル/分の
範囲にすぎない流量速度を生じさせる10から150mlの範囲である。
及び(フルーイドプロパルションテクノロジ、インクの名義である)WO−A−
97/07896では、患者の吸入におけるエアゾル分配を調整するように開発
された装置の例を開示する。特に、これらの装置は、所定の最小値以上の吸気流
量速度を感知してエアゾルを分配するように形成されている。
小児科の患者に分配されている。これらのシステムの両方とも、小児科の患者に
通常数回の呼吸で吸入され得る低速度エアゾル雲を供給するものであるが、患者
が得る投与量はかなり変動し得、しかも患者は正確な投与量が分配されたという
徴候を有するものではない。
質的に起因する。そもそも小児科の患者はマウスピースを効果的に掴むことがで
きない。しかしながら、フェースマスクの利用は、噴霧器若しくはスペーサと、
患者との間の、デッドスペースを増加させてしまう。このことは大人の患者にお
いては通常、問題ではない。大人は、概して噴霧器若しくはスペーサの下流にあ
るデッドスペースよりはるかに多い一回換気量を有するからであり、ガス中の薬
の濃度により増加される吸入体積と同様に、患者に受け入れられる投与量は相当
程度の正確値にまで近づき得る。
者に薬を分配する吸入のための装置及び方法を開示する。そこでは、薬は吸入に
先立ちチャンバに導入され、患者に受け入れられる薬の全投与量は、チャンバの
体積、チャンバの中に導入される薬の量、チャンバの中に薬を導入し始めたとき
からの時間、及びチャンバから引き出されるガスの流量速度を基にして、計算さ
れる。
信頼性があり正確な薬の測定投与量を分配する装置及び方法を供給することが、
本発明の目的である。
るセンサと、 フェースマスクが患者に充分に適合すると徴候を表示するインジケータとを含
み、 フェースマスクの適合が、患者の吸入の際に、フェースマスクのインレットを
介して引き入れられる気体の流量速度をモニタすることにより、判断され、 実質上規則正しい吸入波形が得られればフェースマスクが患者に適合したと見做
される、 フェースマスクを患者の顔面に確実に適合させる装置を、本発明は供給する。
トを包含するチャンバを、更に含むのが、好ましい。チャンバが、気体が注入さ
れ得るインレットを含むのが、より好ましい。
。
フェースマスクのアウトレットが、吸入を防ぐ単方向バルブを含むのが、より好
ましい。
ディスプレイを包含するのが、好適である。ディスプレイが、液晶デジタルディ
スプレイ又は発光ダイオードディスプレイを含むのが、より好適である。
する音生成部を更に含むのが好ましい。
薬の投与量を計算する適合・計算手段とを 含む、患者に薬を分配して吸入させる装置において、 上記適合・計算手段は、 チャンバから引き出される気体の流量速度を測定するセンサと、個々の吸入呼
吸の間のチャンバ内の薬の濃度を測定する濃度測定手段とを備え、 その薬の濃度はチャンバの内部面上に薬が少なくとも一部分に沈下することによ
り時間を経るにつれ減少し、 更に、 フェースマスクの適合が、チャンバから引き出される気体の流量速度をモニタ
することにより、判断され、 患者に受け入れられる薬の総投与量が、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算され、 個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、チャンバの下流の装置デッド
スペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、チャンバから吸入され
る薬の総量として計算される、 患者に薬を分配して吸入させる装置もまた、本発明は供給する。
。
。フェースマスクのアウトレットが、吸入を防ぐ単方向バルブを含むのが、更に
好ましい。
が好適である。
ンサと、チャンバの中への薬の注入を検出するセンサとが、同じセンサである。
サと、チャンバの中への薬の注入を検出するセンサとが、別々のセンサである。
流に位置するのが好ましい。
、液晶デジタルディスプレイ又は発光ダイオードディスプレイを含むのが、より
好ましい。
超音波噴霧器、若しくは圧力メッシュ噴霧器のうちの一つであるのが好ましい。
ンテナを含む。
しい。
格納するメモリを、 吸入の間のチャンバ内の薬の濃度を、メモリ内に格納されるデータを基に、測定
する濃度測定手段と共に、 備えるのが好ましい。
度の減少を生じさせる際に、チャンバの中に気体を注入させるインレットを、チ
ャンバが備えるのが、好ましい。
内の薬の濃度を測定するのが好ましい。
データをルックアップテーブル内に格納するメモリを備えるのが、好ましい。
2のインレットとを含むのが好ましい。
薬の全投与量を計算する適合・計算手段とを 含む、患者に薬を分配して吸入させる装置において、 上記適合・計算手段は、 フェースマスクを介して引き出される気体の流量速度を測定するセンサを備え
ており、 更に、 フェースマスクの適合が、フェースマスクから引き出される気体の流量速度を
モニタすることにより、判断され、 患者に受け入れられる薬の総投与量が、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算され、 個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、噴霧器の下流の装置デッドス
ペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、吸入される薬の総量とし
て計算される、 患者に薬を分配して吸入させる装置を、本発明は更に供給する。
。
。フェースマスクのアウトレットが、吸入を防ぐ単方向バルブを含むのが、より
好ましい。
が、液晶デジタルディスプレイ又は発光ダイオードディスプレイを含むのが、よ
り好ましい。
ある。
み、 該霧状化スペースが、気体が吸入され得るインレットと、フェースマスクと接
続するアウトレットとを包含する。
ちの一つであるのが好ましい。
させるステップと、 患者が吸入するときに、フェースマスクのインレットを介して引き入れられる
気体の流量速度を測定するステップと、 実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、フェースマスクの位置を調整する
ステップと を含む、フェースマスクを患者の顔面に確実に適合させる方法を、更に、本発明
は供給する。
実質上規則正しい吸入波形が得られる。
報を表示するステップを、上記方法が更に含むのが好ましい。
記方法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報
を含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
薬の総投与量を計算する適合・計算手段とを 含み、 上記適合・計算手段は、 チャンバから引き出される気体の流量速度を測定するセンサと、吸入の間のチ
ャンバ内の薬の濃度を測定する濃度測定手段とを包含し、 その薬の濃度はチャンバの内部面上にて薬が少なくとも一部分に沈下することに
より時間を経るにつれ減少する、 装置を利用する、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法であって、 デバイスとフェースマスクとの間を流体伝達しうる状態にするステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 患者が吸入するときに、チャンバから引き出される気体の流量速度をモニタし
、実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、必要に応じてフェースマスクの位
置を調整するステップと、 デバイスを作動してチャンバの中へ薬を注入するステップと、 患者に受け入れられる薬の総投与量を、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算するステップとを含み、 その個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、チャンバの下流の装置
デッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、チャンバから吸
入される薬の総量として計算される、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法も、更に本発明は供給する。
するステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 デバイスを作動するステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
するステップと、 デバイスを作動するステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
実質上規則正しい吸入波形が得られる。
報を表示するステップを、上記方法が更に含むのが好ましい。
記方法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報
を含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
が更に含むのが好ましい。
法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報を含
む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
方法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報を
含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
スを作動するように、適合・計算手段が設定されているのが好ましい。
ように、適合・計算手段が設定されているのが好ましい。
薬の総投与量を計算する適合・計算手段とを 含み、 上記適合・計算手段は、 フェースマスクから引き出される気体の流量速度を測定するセンサを備える、
装置を利用する、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法であって、 フェースマスクと噴霧器との間を流体伝達しうる状態にするステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 患者が吸入するときに、フェースマスクから引き出される気体の流量速度をモ
ニタし、実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、必要に応じてフェースマス
クの位置を調整するステップと、 噴霧器を作動して薬を含むエアロゾルを生成するステップと、 患者に受け入れられる薬の総投与量を、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算するステップとを含み、 その個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、噴霧器の下流の装置デ
ッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、吸入される薬の量
として計算される、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法も、更に本発明は提供する。
するステップと、 フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップと、 噴霧器を作動するステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
するステップと、 噴霧器を作動するステップと フェースマスクを患者の顔面に適合させるステップとが、 この指定された順序で構成されて、上記方法に含まれる。
実質上規則正しい吸入波形が得られる。
報を表示するステップを、上記方法は更に含むのが好ましい。
記方法は更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報
を含む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
が更に含むのが好ましい。
法が更に含むのが好ましい。一つの実施形態では、徴候が、表示される情報を含
む。別の実施形態では、徴候が、音を含む。
に、適合・計算手段が設定されているのが好適である。
ロゾル雲が生成される噴霧スペース3を備え、空気のみが大気から引き入れられ
得る吸入バルブ7が接続するインレット5と、フェースマスク11が接続するア
ウトレット9とを有する。
力メッシュ噴霧器のうちの、1つを含む。ジェット噴霧器には2つの種類があり
、これらは空気ジェット噴霧器と液体ジェット噴霧器である。液体を霧状にする
圧縮空気源を利用する、空気ジェット噴霧器の例が、(メディックエイドリミテ
ッドの名義である)EP−A−0627266にて開示されており、その内容が
参照されて本明細書に組み込まれる。1つ又はそれ以上のノズルアウトレットを
通過して液体を推し進め細かい水滴のスプレイを生成する、液体ジェット噴霧器
の例が、(ベーリンガインゲルハイムインタナショナル有限会社その他の名義で
ある)WO−A−94/07607にて開示されており、その内容が参照されて
本明細書に組み込まれる。振動圧電素子により通常生成される超音波を利用して
液体を霧状にする超音波噴霧器には、多くの形態がある。圧電素子と液体との間
に、典型的には封入流体である増幅インタフェースが存在する、液体が圧電素子
と直接接触する噴霧器や、圧電素子が、エアロゾルが生成されるメッシュを振動
する噴霧器が、それらに含まれる。超音波噴霧器の例が、(マエハラその他の名
義である)US−A−4533082と(ロスその他の名義である)US−A−
5261601に開示されており、その内容が参照されて本明細書に組み込まれ
る。これらの文書にて述べられている噴霧器は、一定量の分配すべき液体を保持
する貯蔵器を有するハウジングを含み、そのハウジングは貯蔵器と接続する穿孔
膜と、ハウジングと接続し穿孔膜を振動させる超音波バイブレータとを備える。
超音波噴霧器の別の例が、(フルーイドプロパルションテクノロジ、インクの名
義である)WO−A−97/29851にて開示されており、その内容が参照さ
れて本明細書に組み込まれる。圧電素子を含んだり含まなかったりする、圧力メ
ッシュ噴霧器の例が、(アラディグムコーポレイションの名義である)WO−A
−96/13292にて開示されており、その内容が参照されて本明細書に組み
込まれる。
きるアウトレット11bとを含む。インレット11aと独立してアウトレット1
1bを設定することは、デッドスペースをフェースマスク内部に限定するするこ
とを確実にするものであり、更にアウトレット11bをインレット11aの地点
や上流に備えるよりも好ましいものである。というのは、そのように構成してし
まうと、吐出される空気がインレット11aの上流のエアロゾルレジデントを希
釈してしまい反射的にデッドスペースを増量させてしまうからである。更に、フ
ェースマスク11は、利用時に患者の顔の輪郭に適合しマスクと患者間のシール
となる、可撓性のあるフェイシャルシール13を含む。フェイシャルシール13
は、空気でも液体でも満たせるクッションシールである。そのようなクッション
シールを備えるフェースマスクは既に公知であり、ヘッドストラップの必要を無
くし、十分なシールを確実にするためにリップマスクでは必要になり得る強力貼
付力の必要も無くす。そのようなフェイシャルシールの1つが、(レスピロニク
ス、インクの名義である)WO−A−97/09090にて開示されており、そ
の内容が参照されて本明細書に組み込まれる。フェースマスク11は、患者の鼻
と口との間の流体の相互伝達を防ぎ、フェースマスク11内部の比較的小さなデ
ッドスペースを確実なものにする鼻セパレータ15も含む。そのようなフェース
マスクの1つが、(ハンスルドルフ、インクの名義である)US−A−5265
595にて開示されており、その内容が参照されて本明細書に組み込まれる。フ
ェースマスク11はさらに、アウトレット11bにおいて、空気が吐出され空気
が吸入され得ない、吐出バルブ17を備える。
抗値設計(典型的には10リットル/分当たり2.5パスカル)を備えるのが好
ましく、逆流に対して完全なシールを保証する。そのようなバルブは市場で入手
可能である。そのようなバルブの1つが、(スウエーデン、アストラエービーの
商標登録されている)NEBUCHAMBERスペーサに含まれるバルブである
。
の流量割合を測定するセンサ19、噴霧器1の操作を制御するコントローラ21
、コントローラ21を操作し患者に受け入れられる薬の投与量を計算するプロセ
ッサ23、及び、とりわけ霧状化スペース3から引き出される空気の流量割合と
、吸入器波形と、患者に受け入れられる薬の投与量とを表示するディスプレイ2
5を含む。ディスプレイ25は、発光ダイオード若しくは液晶デジタルディスプ
レイであるのが好ましい。
ースを含む。
の投与量が分配されたら、典型的には音の生成なのであるが、ユーザに通知する
手段を、装置は備える。
科の患者が吸入する少ない体積の空気を測定するのに必要な分解能を備えていれ
ば、どんな圧力センサでもよく、マイクロフォン、サーミスタ若しくは超音波フ
ロー変換器でもよい。典型的には、センサ19の分解能は、10ミリ秒のインタ
バルで統合される+/−0.25リットル/分が要求される。好適な実施形態で
は、センサ19は肺呼吸センサである。肺呼吸センサは、空気フロー測定装置で
あり、典型的には線形の圧力対フローの関係を備えるメッシュである流れ抵抗素
子と、測定される圧力がダクト内のフローに比例する、メッシュダクトを横切っ
て接続される圧力センサとを、含む。
への圧縮された空気の供給を制御し、噴霧器1が超音波噴霧器であるならば、コ
ントローラは噴霧器への電力供給を制御する。コントローラ21は、噴霧器1を
操作し、呼吸サイクル全体に渡って霧状化スペース3内の所定の濃度のエアロゾ
ル雲を維持し、分配を最適化して、有意な遅延を生ずることなしに吸入の開始に
てエアロゾルが利用可能であることを確実にするように設定されているのが好ま
しい。実際には、断続的に若しくは連続的にしかし吸入フロー速度に従い不定の
速度で、エアロゾルを分配することにより、患者の瞬間の容積量に合わせて、エ
アロゾル雲は生成され得る。そのような制御は、吸入の開始時のみ噴霧器1にト
リガを与えるという別の制御よりも、好ましい。というのは、仮に噴霧器1が吸
入の開始時のみにトリガを与えられるならば、例えば効果的な空気ジェット噴霧
器を使用しても、噴霧器1にトリガを与えるときとエアロゾルの生成時との間に
、例えば約50ミリ秒の遅延が発生することが予想されるのである。この遅延は
効果的なエアロゾルの分配を減ずるものである。噴霧器1のアウトレット9とフ
ェースマスク11のインレット11aとの間の容積が最小値ではなく噴霧器1と
患者の間のデッドスペースに有意に影響を与えてしまう場合には、特にそうであ
る。
も接続し、センサ19により測定されるフロー速度に応答する操作信号とコント
ロールプログラムによりセットされるパラメータとをコントローラ21に送信す
るように設定されている。この実施形態では、プロセッサ23は、クロックと、
センサ19から受信されるアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジ
タルコンバータと、コントロールプログラムとルックアップテーブルを含む読み
出し専用メモリROM(ロム)と、測定データを格納するランダムアクセスメモ
リRAM(ラム)とを含む。プロセッサ23は、ディスプレイ25と、外部装置
との通信を行なうデータインタフェースとにも、接続されている。特に好ましい
実施形態では、プロセッサ23を含む装置は、バッテリにより動力を与えられる
。
る投与量か、若しくはプレセットの投与量が入っているのなら分配される薬の何
れかを、プロセッサ23の中にインプットする。それからフェースマスク11が
患者に合わされ、その時点で患者はそれを介して呼吸し始める。患者は吸入の間
は霧状スペース3を通して空気を引き込み、フェースマスク11の吐出バルブ1
7を介して空気を吐出する。患者により生成されるフロー速度は、ディスプレイ
25上に、吸入波形と共に表示される。示される波形はモニタされ、フェースマ
スク11と患者の顔との間に効果的なシールが形成された時点を判断する。実質
的に規則正しい波形が形成されたときに、十分なシールは達成される。即ち、吸
入波形のピークの大きさが、図16に示される呼吸パターンの領域Aのように、
実質的な最大値レベルで維持されるときである。一方で、図16に示される呼吸
パターンの領域Bでは、ピークの大きさが動揺しており、フェースマスク11が
患者の顔に不完全にシールしているに過ぎないことを示す。実際にも、呼吸パタ
ーンの領域Bは、患者が瞬間的に呼吸を停止した部分(C点)を含む。このこと
から、図16はある患者の全体の呼吸パターンを示していることがわかる。一方
吸入バルブ7を含むフロー経路内に位置するセンサ19は、呼吸パターンの吸入
波形のみを見ている。フェースマスク11の十分なフィットを達成するには、フ
ェースマスクの多少の位置変えが略不可避的に要求される。フェースマスク11
の効果的なシールが達成されると、噴霧器1がエアロゾル雲を霧状化スペース3
にて所定の濃度で生成するように作動し、患者は吸入を続ける。好ましい実施形
態では、音が生成されメッセージがディスプレイ25上に表示され、フェースマ
スク11が患者の顔に十分にフィットしたことをユーザに通知する。別の実施形
態では、噴霧器1は、フェースマスク11の十分なフィットが達成されると自動
的に動作する。患者が吸入すると、薬を含むエアロゾルが霧状化スペース3から
引き出されフェースマスク11を介して患者の肺の中に入れられる。吸入の間、
プロセッサ23は患者に分配される投与量を連続して計算する。この実施形態で
は、必要な投与量が患者に分配されると、メッセージがディスプレイ25上にこ
の効果のために表示され音が生成される。そしてその時点で、患者はフェースマ
スク11を外す。
は100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。この計算は、個々
の吸入呼吸の間中、実行され、噴霧器1の下流の装置のデッドスペースを斟酌し
て補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=(V1+V2+・・・+Vi)*C 上式において、 ・V1は、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸 入された後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸 入された後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸 入された後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Cは、霧状化スペース3での薬の濃度である。
流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて
分配される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
る薬のトータルの投与量は、次のように概算される。 D=(Vt−Vd)*C*f*t 上式において、 ・Vtは、個々の吸入呼吸の一回換気量である。 ・Vdは、霧状化スペース3の下流の装置のデッドスペースである。 ・fは、吸入の周波数である。 ・tは、吸入の期間である。
フェースマスク11は、そのインレット11aにて、吐出を防ぐために、吸入バ
ルブ26を含む。吸入バルブ26は、吸入器1とフェースマスク11の吸入バル
ブ7、吐出バルブ17と同様に、低流量抵抗設計であることが好ましい。更に別
の実施形態では、吸入バルブ7は略され得る。この装置の操作は図1の装置に対
するものと同じである。
と称される散乱チャンバ27を含む。噴霧器1の霧状化スペース3とは、流体伝
達しうる状態にある。チャンバ27は、吸入バルブ7及びセンサ19と流体伝達
し得る状態にあるインレット29と、フェースマスク11のインレット11aと
流体伝達し得る状態にあるアウトレット31とを含む。
ャンバ27内の薬の所与の濃度を維持するように制御される。
こともあるが)ユーザ若しくは患者は、要求される投与量か、若しくはプレセッ
トの投与量が入っているのなら分配される薬の何れかを、プロセッサ23の中に
インプットする。それからフェースマスク11が患者に合わされ、その時点で患
者はそれを介して吸入し始める。患者は吸入の間はチャンバ27から空気を引き
込み、フェースマスク11の吐出バルブ17を介して空気を吐出する。患者によ
り生成されるフロー速度は、ディスプレイ25上に、吸入波形と共に表示される
。示される波形はモニタされ、フェースマスク11と患者の顔との間に効果的な
シールが形成された時点を判断する。図1の装置の使用に関連して前に述べたよ
うに、実質的に規則正しい波形が形成されたときに、十分なシールは達成される
。即ち、吸入波形のピークの大きさが、実質的な最大値レベルで維持されるとき
である。フェースマスク11の十分なフィットを達成するには、フェースマスク
の多少の位置変えが略不可避的に要求される。フェースマスク11の十分なフィ
ットが達成されると、噴霧器1が作動し、薬を含むエアロゾルがチャンバ27内
にて供給される。好ましい実施形態では、音が生成されメッセージがディスプレ
イ25上に表示され、フェースマスク11が患者の顔に十分にフィットしたこと
をユーザに通知する。別の実施形態では、噴霧器1は、フェースマスク11の十
分なフィットが達成されると自動的に動作する。患者が吸入すると、エアロゾル
がアウトレット31とフェースマスク11を介してチャンバ27から引き出され
患者の肺の中に入れられる。吸入の間、プロセッサ23は患者に分配される投与
量を連続して計算する。この実施形態では、必要な投与量が患者に分配されると
、メッセージがディスプレイ25上にこの効果のために表示され音が生成される
。そしてその時点で、患者はフェースマスク11を外す。
多くの係数に依存するものであり、患者に分配される投与量の計算は、これらの
係数の関数として決定される。
力及び静電気力によりチャンバ27の内部面に材料が沈下することの結果であり
、薬を含まず、吸入体積分を置き換える患者の各々の吸入呼吸と共にチャンバ4
1の中に引き入れらる、大気からの空気により生じさせられる希釈効果の結果で
ある。
する。時間の関数としてのチャンバ27内の薬の濃度は、図4に示される。
数が、図5に示される。
は100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。これらのサンプル
された期間では、チャンバ27内部の薬の濃度は、時間経過に伴うチャンバ27
の内部表面への薬の沈下と、チャンバ27に入り込むが薬を担持しない空気の希
釈効果とを斟酌して計算される。プロセッサ23の読み出し専用メモリROM(
ロム)は、薬の沈下速度を基にして、チャンバ27内に薬を注入した後のあらゆ
る時刻でのチャンバ27内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルを含
む。専用メモリROM(ロム)は、チャンバ27内に特定体積の空気を注入した
後のチャンバ27内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルをも含む。
各々のサンプルされた期間に対するチャンバ27内の薬の濃度は、このように計
算される。
吸の間中、連続して実行され、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースを斟
酌して補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=V1C1+V2C2+・・・+ViCi 上式において、 ・V1は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・C1は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間の計算された濃度である。 ・C2は、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間の計算された濃度である。 ・Ciは、チャンバ27の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間の計算された濃度である。
装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて分配
される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
含むエアロゾル雲が分配される。チャンバ41は、分配ユニット45と接続する
インレット43と、フェースマスク49と接続するアウトレット47とを有する
。
バ41のインレット43と流体伝達し得る状態にあるアウトレット53とを有す
る。分配ユニット45は、与圧エアロゾルコンテナ57のバルブ軸を受け止め薬
を含むエアロゾル雲をチャンバ41の中に注ぐ、スプレイノズルをも有する。こ
の実施形態では、発動するコンテナ57が、計量された薬の投与量を分配する。
類である。特に、フェースマスク49は、インレット49a,アウトレット49
b、可撓性あるフェイシャルシール59、鼻用のセパレータ61、インレット4
9aでの吸入バルブ63、及びアウトレット49bでの吐出バルブ65を、含む
。
センサ67と、チャンバ41の中に薬を分配する際のコンテナ57の個々の作動
を検出する第2のセンサ69とを、含む。この実施形態では、第1と第2のセン
サ67、69は、分配ユニット45の一部を形成する。第1のセンサ67は、ス
プレイノズル55の上流の、分配ユニット45のインレット51に位置し、上述
の実施形態のように、小児科の患者が吸入する少ない体積の空気を測定するのに
必要な分解能を備えていれば、どんな圧力センサでもよく、マイクロフォン、サ
ーミスタ若しくは超音波フロー変換器でもよい。好適な実施形態では、第1のセ
ンサ67は肺呼吸センサである。この実施形態では、第2のセンサ69は、コン
テナ57が作動し薬の計量投与量がチャンバ41の中に分配されたらスイッチが
入るように設置されたマイクロスイッチである。別の実施形態では、第2のセン
サ69が省かれることができ、第1のセンサ67が、チャンバ41から引き出さ
れる空気のフロー速度測定と、コンテナ57の個々の作動の検出との両方を行な
う。更に別の実施形態では、第1のセンサ67は、スプレイノズル55の下流に
位置し得る。
ロセッサ71を更に含み、第1と第2のセンサ67、69の信号とコントロール
プログラムに従って、患者の受け入れるべき薬の投与量を計算する。この実施形
態では、プロセッサ71は、クロックと、第1のセンサ67から受信されるアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタルコンバータと、コントロー
ルプログラムとルックアップテーブルを含む読み出し専用メモリROM(ロム)
と、測定データを格納するランダムアクセスメモリRAM(ラム)とを含む。
形と、患者に分配される薬の投与量とを表示する、プロセッサ71に接続するデ
ィスプレイ73をも含む。ディスプレイ73も、発光ダイオード若しくは液晶デ
ジタルディスプレイであるのが好ましい。
ルポートのようなデータインタフェースを含む。
所与の投与量が分配されたら、典型的には音の生成なのであるが、ユーザに通知
する手段を、装置は更に備えるのが好ましい。チャンバ41内の薬の濃度がコン
テナ57のさらなる作動を促す所定の値を下回ると警告を与える手段も、装置は
含むことが好ましい。特に好ましい実施形態では、プロセッサ71を含む装置は
、バッテリにより動力を与えられる。
される投与量か、若しくはプレセットの投与量が入っているのなら分配される薬
の何れかを、プロセッサ71の中にインプットする。それからフェースマスク4
9が患者に合わされ、その時点で患者はそれを介して吸入し始める。患者は吸入
の間はチャンバ41から空気を引き込み、フェースマスク49の吐出バルブ65
を介して空気を吐出する。患者により生成されるフロー速度は、ディスプレイ7
3上に、吸入波形と共に表示される。示される波形はモニタされ、フェースマス
ク49と患者の顔との間に効果的なシールが形成された時点を判断する。図1の
装置の使用に関連して前に述べたように、実質的に規則正しい波形が形成された
ときに、十分なシールは達成される。即ち、吸入波形のピークの大きさが、実質
的な最大値レベルで維持されるときである。フェースマスク49の十分なフィッ
トを達成するには、フェースマスク49の多少の位置変えが略不可避的に要求さ
れる。好ましい実施形態では、音が生成されメッセージがディスプレイ73上に
表示され、フェースマスク49が患者の顔に十分にフィットしたことをユーザに
通知する。フェースマスク49の十分なフィットが達成されると、コンテナ57
が少なくとも一度作動し、薬を含むエアロゾル雲がチャンバ41の中に放出され
る。薬を推進体内で浮遊状態にする通常の実務に合わせて、コンテナ57は一様
な浮遊状態を確実に生成するように作動に先立ち振動され、作動時に薬の正確な
投与量を供給する。患者が吸入すると、薬がアウトレット47とフェースマスク
49を介してチャンバ41から引き出され患者の肺の中に入れられる。好適な実
施形態では、チャンバ41内の薬の濃度がコンテナ57のさらなる作動を促す所
定の値を下回ると、音が生成されメッセージがディスプレイ73上に表示される
。吸入の間、プロセッサ71は患者に分配される投与量を連続して計算する。こ
の実施形態では、必要な投与量が患者に分配されると、メッセージがディスプレ
イ73上にこの効果のために表示され音が生成される。そしてその時点で、患者
はフェースマスク49を外す。
多くの係数に依存するものであり、患者に分配される投与量の計算は、これらの
係数の関数として決定される。
力及び静電気力によりチャンバ41の内部面に材料が沈下することの結果であり
、薬を含まず、吸入体積分を置き換える患者の各々の吸入呼吸と共にチャンバ4
1の中に引き入れらる、大気からの空気により生じさせられる希釈効果の結果で
ある。
テナ57の作動の数に依存する。時間とコンテナ57の作動の数との関数として
のチャンバ41内の薬の濃度は、図8に示される。
数が、図9に示される。
は100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。これらのサンプル
された期間では、チャンバ41内部の薬の濃度は、時間経過に伴うチャンバ41
の内部表面への薬の沈下と、チャンバ41に入り込むが薬を担持しない空気の希
釈効果とを斟酌して計算される。プロセッサ71の読み出し専用メモリROM(
ロム)は、薬の沈下速度を基にして、チャンバ41内に薬を注入した後のあらゆ
る時刻でのチャンバ41内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルを含
む。専用メモリROM(ロム)は、チャンバ41内に特定体積の空気を注入した
後のチャンバ41内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルをも含む。
各々のサンプルされた期間に対するチャンバ41内の薬の濃度は、このように計
算される。
吸の間中、連続して実行され、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースを斟
酌して補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=V1C1+V2C2+・・・+ViCi 上式において、 ・V1は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・C1は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間の計算された濃度である。 ・C2は、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間の計算された濃度である。 ・Ciは、チャンバ41の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間の計算された濃度である。
装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて分配
される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
、乾燥粉末吸入器と共に利用することが意図されている。
含む乾燥粉末が散乱される。チャンバ81は、実用ではチャンバ81の中に薬を
含む乾燥粉末の雲を分配する乾燥粉末吸入器85のアウトレットと接続するイン
レット83と、フェースマスク89と接続するアウトレット87と、孔91とを
有する。チャンバ81は様々な体積となり、可動ピストン92により部分的に画
定される。この実施形態では、乾燥粉末吸入器85は、(スエーデン、アストラ
エービーの商標として登録される)TURBUHALER乾燥粉末吸入器である
。
る。即ち、フェースマスク89は、インレット89a,アウトレット89b、可
撓性あるフェイシャルシール93、鼻用のセパレータ94、インレット89aで
の吸入バルブ95、及びアウトレット89bでの吐出バルブ97を、含む。
き出される空気の流量割合を測定し、チャンバ81の中に薬を分配する際の吸入
器85の作動を検出するセンサ99と、増幅器を介してセンサ99と接続して、
センサ99から受信される信号とコントロールプログラムに従って患者の受け入
れるべき薬の投与量を計算するプロセッサ101と、とりわけチャンバ81から
引き出される空気の流量割合、吸入器波形、及び患者に分配される薬の投与量を
表示するディスプレイ103とを、含む。ディスプレイ103も、発光ダイオー
ド若しくは液晶デジタルディスプレイであるのが好ましい。
リアルポートのようなデータインタフェースを含む。
の空気を測定するのに必要な分解能を備えていれば、どんな圧力センサでもよく
、マイクロフォン、サーミスタ若しくは超音波フロー変換器でもよい。好適な実
施形態では、センサ99は肺呼吸センサである。別の実施形態では、センサ99
は吸入器85の下流に位置してもよい。
れるアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタルコンバータと、コ
ントロールプログラムとルックアップテーブルを含む読み出し専用メモリROM
(ロム)と、測定データを格納するランダムアクセスメモリRAM(ラム)とを
含む。
フィットが得られ薬の所与の投与量が分配されたら、典型的には音の生成なので
あるが、ユーザに通知する手段を、装置は更に備える。チャンバ81内の薬の濃
度が吸入器85のさらなる作動を促す所定の値を下回ると警告を与える手段も、
装置は含むことが好ましい。特に好ましい実施形態では、プロセッサ101を含
む装置は、バッテリにより動力を与えられる。
される投与量か、若しくはプレセットの投与量が入っているのなら分配される薬
の何れかを、プロセッサ101の中にインプットする。それからフェースマスク
89が患者に合わされ、その時点で患者はそれを介して呼吸し始める。患者は吸
入の間は吸入器85を介してチャンバ81から空気を引き込み、フェースマスク
89の吐出バルブ97を介して空気を吐出する。患者により生成されるフロー速
度は、ディスプレイ103上に、吸入波形と共に表示される。示される波形はモ
ニタされ、フェースマスク89と患者の顔との間に効果的なシールが形成された
時点を判断する。図1の装置の使用に関連して前に述べたように、実質的に規則
正しい波形が形成されたときに、十分なシールは達成される。即ち、吸入波形の
ピークの大きさが、実質的な最大値レベルで維持されるときである。フェースマ
スク89の十分なフィットを達成するには、フェースマスク89の多少の位置変
えが略不可避的に要求される。好ましい実施形態では、音が生成されメッセージ
がディスプレイ103上に表示され、フェースマスク89が患者の顔に十分にフ
ィットしたことをユーザに通知する。フェースマスク89の十分なフィットが達
成されると、吸入器85が満たされ作動する。吸入器85は、ピストン92を図
10に示される位置まで動かしそして解放することにより、作動する。この実施
形態では、ピストン92にはバネが装着されており、解放時にはピストン92は
図10の下方に駆動され図11の位置にまで到り、吸入器85のアウトレットで
の所与のフロープロファイルを生成しチャンバ81内の粉末の最適な散乱を確実
なものにする。患者が吸入すると、薬を含む粉末がアウトレット87とフェース
マスク89を介してチャンバ81から引き出され患者の肺の中に入れられる。好
適な実施形態では、チャンバ81内の薬の濃度が吸入器85のさらなる作動を促
す所定の値を下回ると、音が生成されメッセージがディスプレイ103上に表示
される。吸入の間、プロセッサ101は患者に分配される投与量を連続して計算
する。この実施形態では、必要な投与量が患者に分配されると、メッセージがデ
ィスプレイ103上にこの効果のために表示され音が生成される。そしてその時
点で、患者はフェースマスク89を外す。
に依存するものであり、患者に分配される投与量の計算は、これらの係数の関数
として決定される。
力及び静電気力によりチャンバ81の内部面に材料が沈下することの結果であり
、薬を含まず、吸入体積分を置き換える患者の各々の吸入呼吸と共にチャンバ8
1の中に引き入れらる、大気からの空気により生じさせられる希釈効果の結果で
ある。
する。時間の関数としてのチャンバ81内の薬の濃度は、図12に示される。
、図13に示される。
には100分の1秒毎に、患者に分配される薬の量を計算する。これらのサンプ
ルされた期間では、チャンバ81内部の薬の濃度は、時間経過に伴うチャンバ8
1の内部表面への薬の沈下と、チャンバ81に入り込むが薬を担持しない空気の
希釈効果とを斟酌して計算される。プロセッサ101の読み出し専用メモリRO
M(ロム)は、薬の沈下速度を基にして、チャンバ81内に薬を注入した後のあ
らゆる時刻でのチャンバ81内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブル
を含む。専用メモリROM(ロム)は、チャンバ81内に特定体積の空気を注入
した後のチャンバ81内の薬の濃度を与えるデータルックアップテーブルをも含
む。各々のサンプルされた期間に対するチャンバ81内の薬の濃度は、このよう
に計算され、そこから、患者に分配される薬の投与量が計算される。この計算は
、個々の吸入呼吸の間中、連続して実行され、チャンバ81の下流の装置のデッ
ドスペースを斟酌して補正される。
量(Dn)は以下の様に計算される。 Dn=V1C1+V2C2+・・・+ViCi 上式において、 ・V1は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間に吸入される体積である。 ・V2は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間に吸入される体積である。 ・Viは、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間に吸入される体積である。 ・C1は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第1のサンプル期間の計算された濃度である。 ・C2は、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nの第2のサンプル期間の計算された濃度である。 ・Ciは、チャンバ81の下流の装置のデッドスペースに対応する体積が吸入さ れた後の、吸入呼吸nのi番目のサンプル期間の計算された濃度である。
装置のデッドスペースに対応する体積が吸入された後の各々の吸入呼吸にて分配
される投与量の累積トータルである。次の式により示される。 D=D1+D2+・・・+Dn 上式において、Dnは、吸入呼吸の間に要求された投与量が達成されたならば、 不充分な呼吸を示し得る。
サ99がチャンバ81への更なるインレット105内に備わるという点で本質的
に異なる。装置はその更なるインレット105にてバルブ107も備えており、
そのバルブ107は、吸入器85が作動する瞬間以外は吸入を行なうように開い
ているのが通常である。更に装置は、インレット83にて吸入器85へのバルブ
109を備え、そのバルブ109は、吸入器85が作動する瞬間以外は閉じてい
るのが通常であるが、吸入器85を介して空気を引き入れ吸入器85内部から薬
を含む乾燥粉末を飛沫同伴するときには、開けられる。この実施形態では、バル
ブ107、109は、吸入器85の作動に応じて、電気的に操作される。この装
置の操作は、図10及び図11の装置に対するものと同じである。
の範囲から乖離することなく種々異なるように改良されることが可能であること
がわかる。
る変動をグラフで示す。
で示す。
る変動をグラフで示す。
で示す。
置を示す。
対する変動をグラフで示す。
ラフで示す。
置を示す。
Claims (89)
- 【請求項1】 気体が吸入され得るインレット(11a;49a;89a)
を有するフェースマスク(11;49;89)と、 フェースマスク(11;49;89)のインレット(11a;49a;89a
)を介して引き入れられる気体の流量速度を測定するセンサ(19;67;99
)とを含み、 フェースマスク(11;49;89)の適合が、患者の吸入の際に、フェース
マスク(11;49;89)のインレット(11a;49a;89a)を介して
引き入れられる気体の流量速度をモニタすることにより、判断され、 実質上規則正しい吸入波形が得られればフェースマスク(11;49;89)が
患者に適合したと見做される、 フェースマスクを患者の顔面に確実に適合させる装置。 - 【請求項2】 フェースマスク(11;49;89)のインレット(11a
;49a;89a)と流体伝達しうる状態にあるアウトレット(31;47;8
7)を有するチャンバ(27;41;81)を、更に含む、請求項1に記載の装
置。 - 【請求項3】 チャンバ(27;41;81)が、気体が注入され得るイン
レット(29;43;83)を含む、請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 フェースマスク(11;49;89)のインレット(11a
;49a;89a)が、吐出を防ぐ単方向バルブ(26;63;95)を含む、
請求項1乃至請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 フェースマスク(11;49;89)が、気体が吐出され得
るアウトレット(11b;49b;89b)を有する、請求項1乃至請求項4に
記載の装置。 - 【請求項6】 フェースマスク(11;49;89)のアウトレット(11
b;49b;89b)が、吸入を防ぐ単方向バルブ(17;65;97)を含む
、請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 吸入波形、吸入波形のピークの大きさ、及びフェースマスク
(11;49;89)の患者の顔面への適合の情報を表示する、表示手段(25
;73;103)を更に含む、請求項1乃至請求項6に記載の装置。 - 【請求項8】 表示手段(25;73;103)が、液晶デジタルディスプ
レイ又は発光ダイオードディスプレイを含む、請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 フェースマスク(11;49;89)が患者の顔面に十分に
適合すると、音を生成する手段を更に含む、請求項1乃至請求項8に記載の装置
。 - 【請求項10】 吸入の前に、一時的に薬を保持するチャンバ(27;41
;81)と、 チャンバ(27;41;81)の中に薬を注入するデバイス(1;57;85
)と、 気体が吸入され得るインレット(11a;49a;89a)を有するフェース
マスク(11;49;89)と、 患者の顔面へのフェースマスク(11;49;89)の適合を確実なものにし
患者に受け入れられる薬の投与量を計算する適合・計算手段とを 含む、患者に薬を分配して吸入させる装置において、 上記適合・計算手段は、 チャンバ(27;41;81)から引き出される気体の流量速度を測定するセ
ンサ(19;67;99)と、個々の吸入呼吸の間のチャンバ(27;41;8
1)内の薬の濃度を測定する濃度測定手段とを備え、 その薬の濃度はチャンバ(27;41;81)の内部面上に薬が少なくとも一部
分に沈下することにより時間を経るにつれ減少し、 更に、 フェースマスク(11;49;89)の適合が、チャンバ(27;41;81
)から引き出される気体の流量速度をモニタすることにより、判断され、 患者に受け入れられる薬の総投与量が、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算され、 個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、チャンバ(27;41;81
)の下流の装置デッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、
チャンバ(27;41;81)から吸入される薬の総量として計算される、 患者に薬を分配して吸入させる装置。 - 【請求項11】 フェースマスク(11;49;89)のインレット(11
a;49a;89a)が、吐出を防ぐ単方向バルブ(26;63;95)を含む
、請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 フェースマスク(11;49;89)が、気体が吐出され
得るアウトレット(11b;49b;89b)を有する、請求項10又は請求項
11に記載の装置。 - 【請求項13】 フェースマスク(11;49;89)のアウトレット(1
1b;49b;89b)が、吸入を防ぐ単方向バルブ(17;65;97)を含
む、請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】 適合・計算手段が、チャンバ(41;81)の中への薬の
注入を検出するセンサ(67;69;99)を含む、請求項10乃至請求項13
に記載の装置。 - 【請求項15】 チャンバ(41;81)から引き出される気体の流量速度
を測定するセンサ(67;99)と、チャンバ(41;81)の中への薬の注入
を検出するセンサ(67;99)とが、同じセンサである、請求項14に記載の
装置。 - 【請求項16】 チャンバ(41)から引き出される気体の流量速度を測定
するセンサ(67)と、チャンバ(41)の中への薬の注入を検出するセンサ(
69)とが、別々のセンサである、請求項14に記載の装置。 - 【請求項17】 チャンバ(27;41;81)から引き出される気体の流
量速度を測定するセンサ(19;67;99)が、デバイス(1;57;85)
の上流に位置する、請求項10乃至請求項16に記載の装置。 - 【請求項18】 吸入波形、 吸入波形のピークの大きさ、 フェースマスク(11;49;89)の患者の顔面への適合、 チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度、 チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度が所定の閾値を下回れば発せられ
る警告、及び、 患者に受け入れられる薬の投与量の 情報を表示する、表示手段(25;73;103)を更に含む、請求項10乃至
請求項17に記載の装置。 - 【請求項19】 表示手段(25;73;103)が、液晶デジタルディス
プレイ又は発光ダイオードディスプレイを含む、請求項18に記載の装置。 - 【請求項20】 フェースマスク(11;49;89)が患者の顔面に十分
に適合し、 チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度が所定の閾値を下回り、及び/若し
くは、 薬の所与の投与量が患者に受け入れられたら、音を生成する、 手段を更に含む、請求項10乃至請求項19に記載の装置。 - 【請求項21】 デバイス(1)が噴霧器を含む、請求項10乃至請求項2
0に記載の装置。 - 【請求項22】 噴霧器が、ジェット噴霧器である、請求項21に記載の装
置。 - 【請求項23】 噴霧器が、超音波噴霧器である、請求項21に記載の装置
。 - 【請求項24】 噴霧器が、圧力メッシュ噴霧器である、請求項21に記載
の装置。 - 【請求項25】 デバイス(57)が、薬の計量投与量を分配する与圧エア
ロゾルコンテナを含む、請求項10乃至請求項20に記載の装置。 - 【請求項26】 デバイス(85)が、乾燥粉末吸入器を含む、請求項10
乃至請求項20に記載の装置。 - 【請求項27】 患者の顔面へフェースマスク(11;49;89)を充分
に適合することが達成されると、 適合・計算手段が、デバイス(1;57;85)を自動的に作動するように設定
されている、請求項10乃至請求項26に記載の装置。 - 【請求項28】 適合・計算手段が、 チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度の経時的な減少を表すデータをルッ
クアップテーブル内に格納するメモリを、 吸入の間のチャンバ(27;41;81)内の薬の濃度を、メモリ内に格納され
るデータを基に、測定する濃度測定手段と共に、 備える、請求項10乃至請求項27に記載の装置。 - 【請求項29】 気体が吸入によりチャンバ(27;41;81)から引き
出され、希釈によりチャンバ(27;41;81)内部の薬の濃度の減少を生じ
させる際に、チャンバ(27;41;81)の中に気体を注入させるインレット
(29;43;83)を、チャンバ(27;41;81)が備える、請求項10
乃至請求項28に記載の装置。 - 【請求項30】 濃度測定手段が、患者が先に吸入する気体の体積もまた基
礎にして、チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度を測定する、請求項29
に記載の装置。 - 【請求項31】 適合・計算手段が、 吸入される気体の体積に対し、チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度が減
少することを表すデータをルックアップテーブル内に格納するメモリを備える、
請求項30に記載の装置。 - 【請求項32】 チャンバ(27;41;81)が、 気体が注入される第1のインレット(29;105)と、デバイス(1;85)
と流体伝達し得る状態にある第2のインレット(83)とを含む、 請求項29乃至請求項31に記載の装置。 - 【請求項33】 患者による吸入のために、利用時に薬を含むエアロゾルを
生成する噴霧器(1)と、 気体が吸入され得るインレット(11a)を有するフェースマスク(11)と
、 患者の顔面へのフェースマスク(11)の適合を確実なものにし患者に受け入
れられる薬の量を計算する適合・計算手段とを 含む、患者に薬を分配して吸入させる装置において、 上記適合・計算手段は、 フェースマスク(11)から引き出される気体の流量速度を測定するセンサ(
19)を備えており、 更に、 フェースマスク(11)の適合が、フェースマスク(11)から引き出される
気体の流量速度をモニタすることにより、判断され、 患者に受け入れられる薬の総投与量が、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算され、 個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、噴霧器(1)の下流の装置デ
ッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、吸入される薬の総
量として計算される、 患者に薬を分配して吸入させる装置。 - 【請求項34】 フェースマスク(11)のインレット(11a)が、吐出
を防ぐ単方向バルブ(26)を含む、請求項33に記載の装置。 - 【請求項35】 フェースマスク(11)が、気体が吐出され得るアウトレ
ット(11b)を有する、請求項33又は請求項34に記載の装置。 - 【請求項36】 フェースマスク(11)のアウトレット(11b)が、吸
入を防ぐ単方向バルブ(17)を含む、請求項35に記載の装置。 - 【請求項37】 吸入波形、 吸入波形のピークの大きさ、 フェースマスク(11)の患者の顔面への適合、及び、 患者に受け入れられる薬の投与量の 情報を表示する、表示手段(25)を更に含む、請求項33乃至請求項36に記
載の装置。 - 【請求項38】 表示手段(25)が、液晶デジタルディスプレイ又は発光
ダイオードディスプレイを含む、請求項37に記載の装置。 - 【請求項39】 フェースマスク(11)が患者の顔面に十分に適合し、及
び/若しくは、 薬の所与の投与量が患者に受け入れられたら、音を生成する、 手段を更に含む、請求項33乃至請求項38に記載の装置。 - 【請求項40】 患者の顔面へフェースマスク(11)を充分に適合するこ
とが達成されると、 適合・計算手段が、噴霧器(1)を自動的に作動するように設定されている、請
求項33乃至請求項39に記載の装置。 - 【請求項41】 噴霧器(1)が、エアロゾルが生成される霧状化スペース
(3)を含み、 該霧状化スペース(3)が、気体が吸入され得るインレット(5)と、フェー
スマスク(11)と接続するアウトレット(9)とを有する、 請求項33乃至請求項40に記載の装置。 - 【請求項42】 センサ(19)が、噴霧器(1)の上流に位置する、 請求項33乃至請求項41に記載の装置。
- 【請求項43】 噴霧器(1)が、ジェット噴霧器である、請求項33乃至
請求項42に記載の装置。 - 【請求項44】 噴霧器(1)が、超音波噴霧器である、請求項33乃至請
求項42に記載の装置。 - 【請求項45】 噴霧器(1)が、圧力メッシュ噴霧器である、請求項33
乃至請求項42に記載の装置。 - 【請求項46】 気体が吸入され得るインレット(11a;49a;89a
)を有するフェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合させるステ
ップと、 患者が吸入するときに、フェースマスク(11;49;89)のインレット(
11a;49a;89a)を介して引き入れられる気体の流量速度を測定するス
テップと、 実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、フェースマスク(11;49;8
9)の位置を調整するステップと を含む、フェースマスクを患者の顔面に確実に適合させる方法。 - 【請求項47】 吸入波形のピークの大きさが、実質上最大値になると、実
質上規則正しい吸入波形が得られる、請求項46に記載の方法。 - 【請求項48】 吸入波形、及び吸入波形のピークの大きさの、フェースマ
スク(11;49;89)の適合に係る情報を表示するステップを更に含む、請
求項46又は請求項47に記載の方法。 - 【請求項49】 フェースマスク(11;49;89)が患者の顔面に充分
に適合すると、徴候を示すステップを更に含む、請求項46乃至請求項48に記
載の方法。 - 【請求項50】 徴候が、表示される情報を含む、請求項49に記載の方法
。 - 【請求項51】 徴候が、音を含む、請求項49に記載の方法。
- 【請求項52】 吸入の前に、一時的に薬を保持するチャンバ(27;41
;81)と、 チャンバ(27;41;81)の中に薬を注入するデバイス(1;57;85
)と、 気体が吸入され得るインレット(11a;49a;89a)を有するフェース
マスク(11;49;89)と、 患者の顔面へのフェースマスク(11;49;89)の適合を確実なものにし
患者に受け入れられる薬の総投与量を計算する適合・計算手段とを 含み、 上記適合・計算手段は、 チャンバ(27;41;81)から引き出される気体の流量速度を測定するセ
ンサ(19;67;99)と、吸入の間のチャンバ(27;41;81)内の薬
の濃度を測定する濃度測定手段とを備え、 その薬の濃度はチャンバ(27;41;81)の内部面上にて薬が少なくとも一
部分に沈下することにより時間を経るにつれ減少する、 装置を利用する、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法であって、 デバイス(1;57;85)とフェースマスク(11;49;89)との間を
流体伝達しうる状態にするステップと、 フェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合させるステップと、 患者が吸入するときに、チャンバ(27;41;81)から引き出される気体
の流量速度をモニタし、実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、必要に応じ
てフェースマスク(11;49;89)の位置を調整するステップと、 デバイス(1;57;85)を作動してチャンバ(27;41;81)の中へ
薬を注入するステップと、 患者に受け入れられる薬の総投与量を、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算するステップとを含み、 その個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、チャンバ(27;41
;81)の下流の装置デッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の
中の、チャンバ(27;41;81)から吸入される薬の総量として計算される
、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法。 - 【請求項53】 デバイス(1;57;85)とフェースマスク(11;4
9;89)との間を流体伝達しうる状態するステップと、 フェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合させるステップと、 デバイス(1;57;85)を作動するステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項52に記載の方法。 - 【請求項54】 デバイス(1;57;85)とフェースマスク(11;4
9;89)との間を流体伝達しうる状態するステップと、 デバイス(1;57;85)を作動するステップと、 フェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合させるステップとが
、 この指定された順序で構成される、 請求項52に記載の方法。 - 【請求項55】 フェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合
させるステップと、 デバイス(1;57;85)とフェースマスク(11;49;89)との間を
流体伝達しうる状態するステップと、 デバイス(1;57;85)を作動するステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項52に記載の方法。 - 【請求項56】 フェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合
させるステップと、 デバイス(1;57;85)を作動するステップと、 デバイス(1;57;85)とフェースマスク(11;49;89)との間を
流体伝達しうる状態するステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項52に記載の方法。 - 【請求項57】 デバイス(1;57;85)を作動するステップと、 デバイス(1;57;85)とフェースマスク(11;49;89)との間を
流体伝達しうる状態するステップと、 フェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合させるステップとが
、 この指定された順序で構成される、 請求項52に記載の方法。 - 【請求項58】 デバイス(1;57;85)を作動するステップと、 フェースマスク(11;49;89)を患者の顔面に適合させるステップと、 デバイス(1;57;85)とフェースマスク(11;49;89)との間を
流体伝達しうる状態するステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項52に記載の方法。 - 【請求項59】 吸入波形のピークの大きさが、実質上最大値になると、実
質上規則正しい吸入波形が得られる、請求項52乃至請求項58に記載の方法。 - 【請求項60】 吸入波形、及び吸入波形のピークの大きさの、フェースマ
スク(11;49;89)の適合に係る情報を表示するステップを更に含む、請
求項52乃至請求項59に記載の方法。 - 【請求項61】 フェースマスク(11;49;89)が患者の顔面に充分
に適合すると、徴候を示すステップを更に含む、請求項52乃至請求項60に記
載の方法。 - 【請求項62】 徴候が、表示される情報を含む、請求項61に記載の方法
。 - 【請求項63】 徴候が、音を含む、請求項61に記載の方法。
- 【請求項64】 患者に受け入れられる薬の投与量に係る情報を表示するス
テップを、更に含む、請求項52乃至請求項63に記載の方法。 - 【請求項65】 薬の所与の投与量が患者に受け入れられたら、徴候を示す
ステップを、更に含む、請求項52乃至請求項64に記載の方法。 - 【請求項66】 徴候が、表示される情報を含む、請求項65に記載の方法
。 - 【請求項67】 徴候が、音を含む、請求項65に記載の方法。
- 【請求項68】 チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度が所定の閾値
を下回れば、徴候を示すステップを、更に含む、請求項52乃至請求項67に記
載の方法。 - 【請求項69】 徴候が、表示される情報を含む、請求項68に記載の方法
。 - 【請求項70】 徴候が、音を含む、請求項68に記載の方法。
- 【請求項71】 患者の顔面へのフェースマスク(11;49;89)の充
分な適合が達成されると、自動的にデバイス(1;57;85)を作動するよう
に、適合・計算手段が設定されている、請求項52乃至請求項70に記載の方法
。 - 【請求項72】 チャンバ(27;41;81)内の薬の濃度が所定の閾値
を下回れば、自動的にデバイス(1;57;85)を作動するように、適合・計
算手段が設定されている、請求項52乃至請求項71に記載の方法。 - 【請求項73】 患者による吸入のために、利用時に薬を含むエアロゾルを
生成する噴霧器(1)と、 気体が吸入され得るインレット(11a)を有するフェースマスク(11)と
、 患者の顔面へのフェースマスク(11)の適合を確実なものにし患者に受け入
れられる薬の総投与量を計算する適合・計算手段とを 含み、 上記適合・計算手段は、 フェースマスク(11)から引き出される気体の流量速度を測定するセンサ(
19)を備える、 装置を利用する、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法であって、 フェースマスク(11)と噴霧器(1)との間を流体伝達しうる状態にするス
テップと、 フェースマスク(11)を患者の顔面に適合させるステップと、 患者が吸入するときに、フェースマスク(11)から引き出される気体の流量
速度をモニタし、実質上規則正しい吸入波形が得られるまで、必要に応じてフェ
ースマスク(11)の位置を調整するステップと、 噴霧器(1)を作動して薬を含むエアロゾルを生成するステップと、 患者に受け入れられる薬の総投与量を、個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の
投与量を合計することで計算するステップとを含み、 その個々の吸入呼吸にて受け入れられる薬の投与量は、噴霧器(1)の下流の
装置デッドスペースの体積により補正されたその呼吸の体積の中の、吸入される
薬の量として計算される、 患者に薬の投与量を分配し吸入させる方法。 - 【請求項74】 噴霧器(1)とフェースマスク(11)との間を流体伝達
しうる状態にするステップと、 フェースマスク(11)を患者の顔面に適合させるステップと、 噴霧器(1)を作動するステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項73に記載の方法。 - 【請求項75】 噴霧器(1)とフェースマスク(11)との間を流体伝達
しうる状態にするステップと、 噴霧器(1)を作動するステップと フェースマスク(11)を患者の顔面に適合させるステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項73に記載の方法。 - 【請求項76】 フェースマスク(11)を患者の顔面に適合させるステッ
プと、 噴霧器(1)とフェースマスク(11)との間を流体伝達しうる状態にするス
テップと、 噴霧器(1)を作動するステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項73に記載の方法。 - 【請求項77】 フェースマスク(11)を患者の顔面に適合させるステッ
プと、 噴霧器(1)を作動するステップと、 噴霧器(1)とフェースマスク(11)との間を流体伝達しうる状態にするス
テップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項73に記載の方法。 - 【請求項78】 噴霧器(1)を作動するステップと、 噴霧器(1)とフェースマスク(11)との間を流体伝達しうる状態にするス
テップと、 フェースマスク(11)を患者の顔面に適合させるステップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項73に記載の方法。 - 【請求項79】 噴霧器(1)を作動するステップと、 フェースマスク(11)を患者の顔面に適合させるステップと、 噴霧器(1)とフェースマスク(11)との間を流体伝達しうる状態にするス
テップとが、 この指定された順序で構成される、 請求項73に記載の方法。 - 【請求項80】 吸入波形のピークの大きさが、実質上最大値になると、実
質上規則正しい吸入波形が得られる、請求項73乃至請求項79に記載の方法。 - 【請求項81】 吸入波形、及び吸入波形のピークの大きさの、フェースマ
スク(11)の適合に係る情報を表示するステップを更に含む、請求項73乃至
請求項80に記載の方法。 - 【請求項82】 フェースマスク(11)が患者の顔面に充分に適合すると
、徴候を示すステップを更に含む、請求項73乃至請求項81に記載の方法。 - 【請求項83】 徴候が、表示される情報を含む、請求項82に記載の方法
。 - 【請求項84】 徴候が、音を含む、請求項82に記載の方法。
- 【請求項85】 患者に受け入れられる薬の投与量に係る情報を表示するス
テップを、更に含む、請求項73乃至請求項84に記載の方法。 - 【請求項86】 薬の所与の投与量が患者に受け入れられたら、徴候を示す
ステップを、更に含む、請求項73乃至請求項85に記載の方法。 - 【請求項87】 徴候が、表示される情報を含む、請求項86に記載の方法
。 - 【請求項88】 徴候が、音を含む、請求項86に記載の方法。
- 【請求項89】 フェースマスク(11)の充分な適合が達成されると、自
動的に噴霧器(1)を作動するように、適合・計算手段が設定されている、請求
項73乃至請求項88に記載の方法。
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