JPH1049437A - ダイナミックram制御装置 - Google Patents

ダイナミックram制御装置

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JPH1049437A
JPH1049437A JP8200560A JP20056096A JPH1049437A JP H1049437 A JPH1049437 A JP H1049437A JP 8200560 A JP8200560 A JP 8200560A JP 20056096 A JP20056096 A JP 20056096A JP H1049437 A JPH1049437 A JP H1049437A
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JP
Japan
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address
strobe
row address
dynamic ram
ram
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JP8200560A
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English (en)
Inventor
Daisaku Hayashi
大作 林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページモードに対応していないCPUでD−
RAMのページモードを使用することができるD−RA
M制御装置を提供する。 【解決手段】 D−RAMのアドレス領域を検出するエ
リア検出部と、前記エリア検出部の検出結果とバススタ
ート信号とに基づいて、ロウアドレス・ストローブ及び
カラムアドレス・ストローブを生成するロウ/カラムア
ドレス・ストローブ生成部とを備えたD−RAM制御装
置において、前記バススタート信号を参照して前記D−
RAMに対する前回アクセス時のロウアドレスを保持す
るアドレス保持部と、前記アドレス保持部の保持データ
と今回アクセス時のロウアドレスとを比較する比較回路
とを設け、比較回路の比較結果が一致しているときに、
D−RAMのページモードに対応すべくロウアドレス・
ストローブのみを活性状態で一定にして出力する構成に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミックRA
Mの書き込み/読み出しを制御するダイナミックRAM
制御装置に関し、特にページモード機能を備えたダイナ
ミックRAM制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のダイナミックRAMの概
略構成を示すブロック図である。
【0003】同図に示すように、ダイナミックRAM
(以下、D−RAMという)は、1ビットのメモリセル
101が規則的に配列しており、各々のメモリセル10
1はワード線102とビット線103の交点に1つずつ
接続されている。
【0004】データの読み出しを行う際には、まず、ロ
ウアドレス・ストローブRASを活性化して、行(ロ
ウ)デコーダ105により1本のワード線102を選択
し、1行のメモリセル101をビット線103に接続す
る。これによって、各々のビット線103には記憶デー
タに対応した信号が現れ、この信号がセンスアンプ10
6を通してマルチプレクサ107へ送られる。
【0005】次に、カラムアドレス・ストローブCAS
が活性化し、列(カラム)デコーダ108によりカラム
アドレスCAがデコードされる。そのデコード結果に応
じて、マルチプレクサ107は、ビット線103上に現
れた記憶データのうちの1つのデータを選択し、このデ
ータが読み出しデータOUTとして出力される。
【0006】一方、書き込みの際には、書き込みデータ
が列デコーダ108で選ばれたビット線103上に転送
される。そして、このビット線103と、選択されたワ
ード線102とに接続されているメモリセル101に書
き込みデータが書き込まれる。
【0007】図6は、図5に示したD−RAMを制御す
る従来のD−RAM制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0008】このD−RAM制御装置は、D−RAM1
00の動作全体を制御するCPU201と、アドレス領
域判定ビットEAによりD−RAM100のアドレス領
域を検出するエリア検出回路202と、ロウアドレス・
ストローブRASとカラムアドレス・ストローブCAS
を生成するRAS/CAS制御回路203と、ロウアド
レスRAとカラムアドレスCAとのいずれか一方に切換
えるセレクタ部204とを備えている。なお、アドレス
領域判定ビットEA、ロウ・アドレスRA、及びカラム
アドレスCAは、CPU201から出力されるアクセス
アドレスAADの上位ビット、中位ビット、及び下位ビ
ットでそれぞれ構成されている。
【0009】RAS/CAS制御回路203は、エリア
検出回路202の出力とCPU201から出力されるバ
ス・スタート信号BSとにより、ロウアドレス・ストロ
ーブRASとカラムアドレス・ストローブCASを生成
し、これらをD−RAM100へ供給する。セレクタ部
204は、ロウアドレスRAとカラムアドレスCAとの
切り換えを行うセレクタ204aと、この切り換え制御
を行う切り換え制御回路204bとで構成され、セレク
タ204aの出力は、アドレスDADとして、前記ロウ
アドレス・ストローブRASとカラムアドレス・ストロ
ーブCASに同期してD−RAM100へ供給される。
なお、この同期は、RAS/CAS制御回路203から
セレクタ制御回路204bへ出力される信号SCによっ
て行われる。
【0010】このようなD−RAM制御装置の初期の技
術においては、データの読み出し/書き込みの度に、D
−RAMに対し、ロウアドレスRA、ロウアドレス・ス
トローブRAS、カラムアドレスCA、及びカラムアド
レス・ストローブCASを送っていた(非ページモー
ド)。
【0011】この非ページモード時のD−RAM制御装
置のタイミング図を図7に示す。
【0012】同図において、まず、バススタート信号B
S(図7では反転信号として使っている)がアクティブ
になり、これに少し遅れてロウアドレス・ストローブR
AS(図7では反転信号として使っている)がアクティ
ブとなる(T1)。さらに、ある一定時間の遅れがあり
(この遅れ時間はD−RAMの仕様によって異なる)、
カラムアドレス・ストローブCAS(図7では反転信号
として使っている)がアクティブとなる(T2)。
【0013】このロウアドレス・ストローブRAS及び
カラムアドレス・ストローブCASに同期して、ロウア
ドレスRA及びカラムアドレスCAがそれぞれD−RA
Mへ送られ、1つのデータが決定される。
【0014】1つのデータが決定すると、ロウアドレス
・ストローブRAS及びカラムアドレス・ストローブC
ASはインアクティブとなり、次にバススタート信号B
Sがアクテイブになるのを待って再び同じタイミング動
作で、ロウアドレス・ストローブRAS及びカラムアド
レス・ストローブCASの順でアクティブになり、次の
データを決定する。以降、同じ動作を繰り返す。
【0015】こうした非ページモードのD−RAM制御
装置に対し、アクセスタイムの短縮化を図るためにD−
RAMのページモードの機能を備えたD−RAM制御装
置が近年、主流となってきている。
【0016】このD−RAMのページモードでは、ロウ
アドレスRAが一定の場合には、ロウアドレス・ストロ
ーブRASをアクティブで一定にしてワード線及びビッ
ト線を変化させず、カラムアドレスCAとカラムアドレ
ス・ストローブCASのみを変化させてデータの読み出
し/書き込みを行うものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
D−RAM制御装置においては、D−RAMのページモ
ードを使用するにはページモードに対応したCPUを用
いる必要があり、その機能の無いCPUではD−RAM
のページモードを使用することはできなかった。
【0018】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、ページモード
に対応していないCPUでD−RAMのページモードを
使用することができるD−RAM制御装置を提供するこ
とである。またその他の目的は、D−RAMに対して高
速なメモリアクセスを可能にするD−RAM制御装置を
提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の特徴は、D−RAMのアドレス領域を
検出するエリア検出部と、前記エリア検出部の検出結果
とアクセス開始を示すバススタート信号とに基づいて、
前記D−RAMのロウアドレス及びカラムアドレスのデ
コードをそれぞれ制御するためのロウアドレス・ストロ
ーブ及びカラムアドレス・ストローブを生成するストロ
ーブ信号生成部とを備えたD−RAM制御装置におい
て、前記バススタート信号を参照して前記D−RAMに
対する前回アクセス時のロウアドレスを保持するアドレ
ス保持部と、前記アドレス保持部の保持データと今回ア
クセス時のロウアドレスとを比較する比較回路とを設
け、前記ストローブ信号生成部は、前記比較回路の比較
結果が一致しているときに、前記D−RAMをページモ
ードに設定すべく前記ロウアドレス・ストローブのみを
活性状態で一定出力する構成にしたことにある。
【0020】この第1の発明によれば、前回アクセス時
のロウアドレスと今回アクセス時のロウアドレスとを比
較し、その比較結果が一致しているときにロウアドレス
・ストローブのみを活性状態で一定にして出力するの
で、ページモードに対応していないCPUを用いてもD
−RAMのページモードを使用することができる。
【0021】第2の発明の特徴は、上記第1の発明にお
いて、前記アドレス保持部は、前記バススタート信号に
加えて前記エリア検出部の検出結果を参照し、前記D−
RAMに対する前回アクセス時のロウアドレスを保持す
る構成にしたことにある。
【0022】この第2の発明によれば、D−RAMのア
ドレス領域以外のアドレス領域から再びD−RAMのア
ドレス領域に復帰したときに、ロウアドレスが以前にこ
の領域にアクセスした際の最後のロウアドレスと一致す
る場合、引き続きページモードアクセスを続行すること
ができる。
【0023】第3の発明の特徴は、ダイナミックRAM
のアドレス領域を検出するエリア検出部と、前記エリア
検出部の検出結果とアクセス開始を示すバススタート信
号とに基づいて、前記ダイナミックRAMのロウアドレ
ス及びカラムアドレスのデコードをそれぞれ制御するた
めのロウアドレス・ストローブ及びカラムアドレス・ス
トローブを生成するストローブ信号生成部と、前記ロウ
アドレスと前記カラムアドレスとの切り換えを行い、そ
の切り換え結果を前記ダイナミックRAMへ供給するセ
レクタと、前記セレクタから出力されるロウアドレスと
カラムアドレスとが前記ロウアドレス・ストローブと前
記カラムアドレス・ストローブにそれぞれ同期して前記
ダイナミックRAMへ供給されるように、ストローブ同
期信号に基づいて前記セレクタの切り換えタイミングを
制御する切り換え制御回路と、前記バススタート信号を
参照して前記ダイナミックRAMに対する前回アクセス
時のロウアドレスを保持するアドレス保持部と、前記ア
ドレス保持部の保持データと今回アクセス時のロウアド
レスとを比較する比較回路とを備えたダイナミックRA
M制御装置であって、前記ストローブ信号生成部は、前
記ストローブ同期信号を生成出力するとともに、前記比
較回路の比較結果が一致しているときに、前記ダイナミ
ックRAMのページモードに対応すべく前記ロウアドレ
ス・ストローブのみを活性状態で一定にして出力する構
成にしたことにある。
【0024】この第3の発明によれば、ダイナミックR
AMに供給するロウアドレスとカラムアドレスとを、ロ
ウアドレス・ストローブとカラムアドレス・ストローブ
にそれぞれ同期させることができ、ページモードに対応
していないCPUを用いてもD−RAMのページモード
に的確に対応することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
るD−RAM制御装置のブロック図である。
【0026】このD−RAM制御装置は、D−RAM1
00のアクセス動作全体を制御するCPU1を有し、こ
のCPU1からは、例えば24ビット構成の内部アドレ
スバスを通してアクセスアドレスAADが出力されると
同時に、アクセス開始を示すバススタート信号BSが出
力されるようになっている。このCPU1は、D−RA
M100のページモードに対応した機能を有しない構成
となっている。
【0027】ここで、本実施形態では、アクセスアドレ
スAADの例えば上位8ビットをアドレス領域判定ビッ
トEA、次の8ビットをロウアドレスRA、さらに下位
8ビットをカラムアドレスCAとするが、このビット構
成に限らず任意のビット数でシステムを構築することも
できる。
【0028】前記アドレス領域判定ビットEAはエリア
検出回路2に供給され、このエリア検出回路2は、アド
レス領域判定ビットEAによりD−RAM100のアド
レス領域を検出する。また、ロウアドレスRAは、アド
レス保持部3及び比較回路4へ供給されるほか、カラム
アドレスCAと同時にセレクタ部5へ供給されるように
なっている。
【0029】アドレス保持部3は、前記ロウアドレスR
Aを保持する8ビット構成のレジスタ3aと、この保持
タイミングを前記バススタート信号BSによって制御す
る保持制御回路3bとで構成されている。このアドレス
保持部3のレジスタ3aには、D−RAM100に対す
る前回アクセス時のロウアドレスRAが保持データRC
として保持される。また、比較回路4は、アドレス保持
部3の保持データRCと今回アクセス時のロウアドレス
RAとを比較し、その比較結果をRAS/CAS制御回
路6へ供給する。
【0030】ここで、RAS/CAS制御回路6は、エ
リア検出回路2の出力とCPU1から出力されるバス・
スタート信号BSとにより、D−RAM100へ供給す
るロウアドレス・ストローブRASとカラムアドレス・
ストローブCASとを生成する。
【0031】また、セレクタ部5は、ロウアドレスRA
とカラムアドレスCAとの切り換えを行うセレクタ5a
と、この切り換え制御を行う切り換え制御回路5bとで
構成され、セレクタ5aの出力は、アドレスDADとし
てD−RAM100へ供給される。このセレクタ部5の
切り換え制御回路5bは、RAS/CAS制御回路6か
ら供給される信号SCにより、セレクタ5aの切り換え
タイミングを生成している。
【0032】次に、本実施形態の動作を図2のタイミン
グチャートを参照しつつ説明する。なお、本実施形態で
は、バススタート信号BS(図2では反転信号を使って
いる)、ロウアドレス・ストローブRAS(図2では反
転信号を使っている)、カラムアドレス・ストローブC
AS(図2では反転信号を使っている)、及び信号SC
は“L”レベルでアクティブとする。
【0033】最初のデータの読み出し/書き込みは、従
来装置の非ページモード時と同様であり、まず、バスス
タート信号BSがアクティブになり(時刻t1)、これ
に少し遅れた時刻t2にロウアドレス・ストローブRA
Sがアクティブとなる。さらに一定時間遅れて時刻t3
にカラムアドレス・ストローブCASがアクティブとな
る。
【0034】バススタート信号BSがアクティブになる
と同時に、CPU1から例えば“10011”のアクセ
スアドレスAADが出力される。ここで、アクセスアド
レスAADの“10011”(16進法)のうち、上位
の“1”がアドレス領域判定ビットEAを示し、次の
“00”がロウアドレスRAを示し、さらに下位の“1
1”がカラムアドレスCAを示している。
【0035】そして、前記ロウアドレス・ストローブR
AS及びカラムアドレス・ストローブCASにそれぞれ
同期して、ロウアドレスRA(“00”)及びカラムア
ドレスCA(“11”)が順次D−RAM100へ送ら
れ、最初のデータが決定される。
【0036】このようにして最初のデータが決定された
後に、ロウアドレス・ストローブRASをインアクティ
ブに復帰させずにアクティブのまま出力し、アドレス保
持部3のレジスタ3aに当該ロウアドレスRA(“0
0”)を格納する(時刻t4)。
【0037】バススタート信号BSが再びアクティブに
なり(時刻t5)、CPU1から例えば“10012”
のアクセスアドレスAADが出力されると、そのうちの
ロウアドレスRA(“00”)は、まず比較回路4にお
いて、アドレス保持部3に格納されていた前アドレス
(“00”)と比較され、その後に新たにアドレス保持
部3に格納される(時刻t6)。
【0038】比較回路4において行われた比較の結果、
ロウアドレスRAの前回値と今回値とが一致していれ
ば、ロウアドレス・ストローブRASはアクティブで一
定のまま出力される。今回は、ロウアドレスRAの前回
値と今回値とが“00”で一致しているので、ロウアド
レス・ストローブRASはアクティブのまま出力される
ことになる。これによって、ロウアドレス・ストローブ
RASがアクティブで一定のまま出力され、その間にカ
ラムアドレス・ストローブCASのみが変化するページ
モードでの読み出し/書き込み動作が可能となる。
【0039】すなわち、ロウアドレス・ストローブRA
Sがアクティブで一定の間に、バススタート信号BSが
アクティブ(2回目,3回目)になり(時刻t5,時刻
t7)、その各々に少し遅れた時刻t8,t9にカラム
アドレス・ストローブCASがアクティブとなる。そし
て、このカラムアドレス・ストローブCASに同期し
て、D−RAM100に供給されるアドレスDADとし
て、カラムアドレスCA(“12”,“13”)のみが
順次出力される。データが決定した後は、アドレス保持
部3のレジスタ3aにロウアドレスRA(“00”)を
格納する(時刻t6,t10)。
【0040】その後の時刻t11にバススタート信号B
Sが4回目のアクティブになると同時に、CPU1から
は“1AA14”のアクセスアドレスAADが出力され
る。このとき、ロウアドレスRAは“AA”となり、比
較回路4において行われた比較の結果は、前アドレス
(“00”)と一致していないものとなる。その結果、
ロウアドレス・ストローブRASはインアクテイブとな
った後に(時刻t12)、再びアクティブとなり(時刻
t13)、新しいロウアドレスRA(“AA”)をアド
レスDADとしてD−RAM100へ出力する。
【0041】さらにその後の時刻t14にカラムアドレ
ス・ストローブCASがアクティブとなり、アドレスD
ADとして、カラムアドレスCA(“14”)がD−R
AM100へ出力される。そして、データが決定した後
は、アドレス保持部3のレジスタ3aにロウアドレスR
A(“AA”)が格納される(時刻t15)。
【0042】このように本実施形態では、アドレス保持
部3に保持された前回アクセス時のロウアドレスRA
と、今回アクセス時のロウアドレスRAとを比較回路4
で比較し、その比較結果が一致しているときにロウアド
レス・ストローブRASのみをアクティブで一定にして
出力するようにしたので、ページモードに対応していな
いCPUを用いてもD−RAMのページモードを使用す
ることができ、アクセスタイムの短縮化を図ることがで
きる。
【0043】図3は、本発明の第2実施形態に係るD−
RAM制御装置のブロック図であり、図1と共通する要
素には同一の符号が付されている。
【0044】本実施形態では、図1に示した構成に加
え、エリア検出部2とアドレス保持部3の保持制御回路
3bとを信号線ESで接続するようにしたものである。
このように接続して、エリア検出部2から保持制御回路
3bへエリア検出部2の検出信号を送り、この検出信号
に基づき保持制御回路3bからレジスタ3aへ出力され
るラッチ信号を制御する。
【0045】これによって、図4のタイミングチャート
に示すように、D−RAM100のアドレス領域以外の
他のアドレス領域(“F0033”)にアクセスした後
(T11)、再びD−RAM100のアドレス領域に戻
ってきたときも、以前にアクセスした際の最後のロウア
ドレスRA(“00”)を記憶しており、同一のロウア
ドレスRAの場合には改めてロウアドレス・ストローブ
RASをアクティブにする必要がなく、引き続きカラム
アドレス・ストローブCASの変化のみによるページモ
ードを行うことで、アクセスタイムの短縮化を図ること
ができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、バススタート信号を参照してダイナミックR
AMに対する前回アクセス時のロウアドレスを保持する
アドレス保持部と、このアドレス保持部の保持データと
今回アクセス時のロウアドレスとを比較する比較回路と
を設け、比較回路の比較結果が一致しているときに、D
−RAMのページモードに対応すべくロウアドレス・ス
トローブのみを活性状態で一定にして出力するようにし
たので、ページモード対応のCPUでなくてもD−RA
Mのページモードを使用することができ、高速なメモリ
アクセスを可能にする。
【0047】第2の発明によれば、上記第1の発明にお
いて、アドレス保持部は、バススタート信号に加えてエ
リア検出部の検出結果を参照し、D−RAMに対する前
回アクセス時のロウアドレスを保持するようにしたの
で、D−RAMのアドレス領域以外のアドレス領域から
再びD−RAMのアドレス領域に復帰したときに、ロウ
アドレスが以前にこの領域にアクセスした際の最後のロ
ウアドレスと一致する場合、引き続きページモードアク
セスを続行することが可能になる。
【0048】第3の発明によれば、エリア検出部と、ス
トローブ信号生成部と、アドレス保持部と、比較回路と
を備えるほか、セレクタと、切り換え制御回路とを設
け、このセレクタから出力されるロウアドレスとカラム
アドレスとがロウアドレス・ストローブとカラムアドレ
ス・ストローブにそれぞれ同期してダイナミックRAM
へ供給されるように、前記セレクタの切り換えタイミン
グを制御するようにしたので、ページモードに対応して
いないCPUを用いてもD−RAMのページモードに的
確に対応することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るD−RAM制御装
置のブロック図である。
【図2】第1実施形態の動作を示すタイミングチャート
である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るD−RAM制御装
置のブロック図である。
【図4】第2実施形態の動作を示すタイミングチャート
である。
【図5】従来のダイナミックRAMの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図5に示すD−RAMを制御する従来のD−R
AM制御装置の構成を示すブロック図である。
【図7】非ページモード時のD−RAM制御装置の動作
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 エリア検出回路 3 アドレス保持部 3a レジスタ 3b 保持制御回路 4 比較回路 5 セレクタ部 5a セレクタ 5b 切り換え制御回路 6 RAS/CAS制御回路 100 D−RAM AAD アクセスアドレス BS バススタート信号 EA アドレス領域判定ビット RA ロウアドレス CA カラムアドレス RC 保持データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイナミックRAMのアドレス領域を検
    出するエリア検出部と、前記エリア検出部の検出結果と
    アクセス開始を示すバススタート信号とに基づいて、前
    記ダイナミックRAMのロウアドレス及びカラムアドレ
    スのデコードをそれぞれ制御するためのロウアドレス・
    ストローブ及びカラムアドレス・ストローブを生成する
    ストローブ信号生成部とを備えたダイナミックRAM制
    御装置において、 前記バススタート信号を参照して前記ダイナミックRA
    Mに対する前回アクセス時のロウアドレスを保持するア
    ドレス保持部と、 前記アドレス保持部の保持データと今回アクセス時のロ
    ウアドレスとを比較する比較回路とを設け、 前記ストローブ信号生成部は、 前記比較回路の比較結果が一致しているときに、前記ダ
    イナミックRAMのページモードに対応すべく前記ロウ
    アドレス・ストローブのみを活性状態で一定にして出力
    する構成にしたことを特徴とするダイナミックRAM制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス保持部は、前記バススター
    ト信号に加えて前記エリア検出部の検出結果を参照し、
    前記ダイナミックRAMに対する前回アクセス時のロウ
    アドレスを保持する構成にしたことを特徴とする請求項
    1記載のダイナミックRAM制御装置。
  3. 【請求項3】 ダイナミックRAMのアドレス領域を検
    出するエリア検出部と、前記エリア検出部の検出結果と
    アクセス開始を示すバススタート信号とに基づいて、前
    記ダイナミックRAMのロウアドレス及びカラムアドレ
    スのデコードをそれぞれ制御するためのロウアドレス・
    ストローブ及びカラムアドレス・ストローブを生成する
    ストローブ信号生成部と、前記ロウアドレスと前記カラ
    ムアドレスとの切り換えを行い、その切り換え結果を前
    記ダイナミックRAMへ供給するセレクタと、前記セレ
    クタから出力されるロウアドレスとカラムアドレスとが
    前記ロウアドレス・ストローブと前記カラムアドレス・
    ストローブにそれぞれ同期して前記ダイナミックRAM
    へ供給されるように、ストローブ同期信号に基づいて前
    記セレクタの切り換えタイミングを制御する切り換え制
    御回路と、前記バススタート信号を参照して前記ダイナ
    ミックRAMに対する前回アクセス時のロウアドレスを
    保持するアドレス保持部と、前記アドレス保持部の保持
    データと今回アクセス時のロウアドレスとを比較する比
    較回路とを備えたダイナミックRAM制御装置であっ
    て、 前記ストローブ信号生成部は、前記ストローブ同期信号
    を生成出力するとともに、前記比較回路の比較結果が一
    致しているときに、前記ダイナミックRAMのページモ
    ードに対応すべく前記ロウアドレス・ストローブのみを
    活性状態で一定にして出力する構成にしたことを特徴と
    するダイナミックRAM制御装置。
JP8200560A 1996-07-30 1996-07-30 ダイナミックram制御装置 Pending JPH1049437A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6938118B1 (en) 1998-10-28 2005-08-30 Imsys Technologies Ab Controlling access to a primary memory
CN111764889A (zh) * 2019-03-29 2020-10-13 中国石油化工股份有限公司 用于石油钻探系统的独立高速采样

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