JPH1047387A - 回転速度差感応型継手 - Google Patents

回転速度差感応型継手

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JPH1047387A
JPH1047387A JP21669496A JP21669496A JPH1047387A JP H1047387 A JPH1047387 A JP H1047387A JP 21669496 A JP21669496 A JP 21669496A JP 21669496 A JP21669496 A JP 21669496A JP H1047387 A JPH1047387 A JP H1047387A
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JP
Japan
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hydraulic oil
storage chamber
oil storage
joint
hole
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JP21669496A
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Inventor
Takashi Okubo
孝 大久保
Isao Ishikawa
功 石川
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動油収容室内を正圧にした状態で容易に組
み立てることができる回転速度差感応型継手を提供す
る。 【解決手段】 ロータ2の端面には、作動油収容室10
に作動油を注入するための注入孔17を開口させる。こ
の注入孔17には、閉鎖ねじ20を螺合させる。この閉
鎖ねじ20の頭部20aとロータ2の端面との間には、
頭部20aがロータ2の端面に突き当たる前に頭部20
aに突き当たって、注入孔17と閉鎖ねじ20との間を
封止するシール部材19を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、相対回転する二つの
部材間に設けられ、二つの部材の回転速度差に応じた大
きさの抵抗を発生する回転速度差感応型継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の継手は、相対回転可能な
ハウジングとロータとを備えており、ロータにはハウジ
ングとロータとの相対回転に伴って往復動するプランジ
ャが摺動自在に挿入されたシリンダ孔と、このシリンダ
孔に連通した作動油収容室とが形成されている。そし
て、プランジャが往復動すると、それに応じてシリンダ
孔と作動油収容室との間を作動油が循環するようになっ
ている。この場合、シリンダ孔から作動油収容室へ向か
う通路中にはオリフィスが設けられており、作動油がオ
リフィスを通過する際の抵抗によってハウジングとロー
タとの相対回転が制限される。なお、作動油収容室から
シリンダ孔へ向かう通路中にはそのようなオリフィスが
形成されておらず、作動油は抵抗なくシリンダ孔に導入
される(特開平2−159423号公報参照)。
【0003】上記構成の継手においては、組立完了時に
作動油収容室内の圧力を大気圧より若干高い正圧にして
おくことが望ましい。仮に、組立完了時に作動油の圧力
が大気圧になっていると、例えば組立時より低温の環境
で使用されたときに作動油が収縮し、作動油収容室内が
負圧になる。この結果、作動油収容室内にキャビテーシ
ョンが発生し易くなり、一旦キャビテーションが発生す
ると継手の動作が不安定になるからである。
【0004】そこで、上記公報に記載の継手において
は、作動油収容室にピストンを設けるとともに、このピ
ストンを作動油収容室の内側へ付勢するばねを設け、作
動油収容室内の作動油をピストンによって押すことによ
り、作動油収容室内を正圧にするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ピストンに
よって作動油収容室内を正圧にするようにした場合に
は、作動油収容室に、ピストン、このピストンを付勢す
るばね、およびこのばねの抜け止めをするスナップリン
グ等を組み込まなければならず、その組み立てに多大の
手間を要する。このため、継手の製造費が高騰するとい
う問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の問題を
解決するためになされたもので、請求項1に係る発明
は、相対回転可能なハウジングとロータとを備え、上記
ハウジングと上記ロータとの相対回転に伴って往復動す
るプランジャが設けられたシリンダ孔と、このシリンダ
孔に連通し、上記プランジャの往復動に伴って上記シリ
ンダ孔との間を循環する作動油を収容する作動油収容室
とが内部に設けられた回転感応型継手において、上記作
動油収容室に作動油を注入するための注入口を設け、こ
の注入口に一部が注入口内に入り込んだ状態で注入口を
閉じる蓋体を設け、この蓋体と上記注入口との間に蓋体
が閉位置に達する前に注入口と蓋体との間を密封する封
止部材を設けたことを特徴としている。この場合、上記
蓋体を外部から開閉装置することができるよう、上記注
入口を外部に露出させて設けるのが望ましい。また、上
記作動油収容室には、その内部の圧力の変化に応じて作
動油収容室の容積を変化させる容積変化部材を設けるの
が望ましい。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施の形態について図1〜
図5を参照して説明する。図1〜図3にはこの発明に係
る回転速度差感応型継手(以下、単に継手と略称するこ
ともある。)の一実施の形態が示されている。この実施
の形態の継手Aは、例えば後輪をエンジンに直結した四
輪駆動車のエンジンと前輪との間に配置して用いられる
ものであり、軸線Lを中心として相対回転可能なハウジ
ング1とロータ2とを備えている。
【0008】ハウジング1の一端面(図1において左側
の端面)には、取付面1aが形成されている。この取付
面1aには、例えばエンジンの回転力を伝達する駆動軸
(図示せず)が連結される。ハウジング1の他端面に
は、軸線L上を一端側へ向かって延びる収容孔1bが形
成されている。この収容孔1bの開口部には、カム板3
がスプライン結合等によって回転不能に設けられてお
り、止め輪4により支持板5を介して収容孔1bから抜
け止めされている。このカム板3と収容孔1bの底面と
の各対向面には、軸線Lを中心として環状に延びるカム
面1c,3aがそれぞれ形成されている。カム面1b,
3aは、位相が互いに逆である点を除き、同一形状、同
一寸法に形成されている。なお、符号S1は、収容孔1
aの内周面とカム板3の外周面との間をシールするため
のOリング等からなるシール部材である。
【0009】上記ロータ2は、軸部2aとこの軸部2a
の一端部に一体に形成された円板部2bとから構成され
ている。軸部2aは、カム板3の中央部を回転可能に貫
通しており、軸部2aとカム板3との間には、そこをシ
ールするシール部材S2が設けられている。また、軸部
2aには、フランジ部材6がスプライン結合等によって
回転不能に結合されており、止め輪7によって抜け止め
されている。このフランジ部材6には、例えば後輪を駆
動するアクスルシャフト(図示せず)が連結される。な
お、符号S3は軸部2aとフランジ部材6との間をシー
ルするためのOリング等からなるシール部材である。
【0010】一方、ロータ2の円板部2bは、収容孔1
bの内部にその底面と上記カム板3との間に位置するよ
うにして回転自在に収容されており、カム面1c,3a
と対向する箇所には、円板部2bを貫通する複数(この
実施の形態の場合六つ)のシリンダ孔2cが形成されて
いる。各シリンダ孔2cは、軸線Lと平行に、かつ周方
向に等間隔をもって配置形成されている。各シリンダ孔
2cの両端部には、プランジャ8,8がそれぞれ摺動自
在に挿入されている。プランジャ8,8は、ばね9によ
ってカム面1c,3aにそれぞれ押し付けられている。
したがって、ハウジング1とロータ2とが相対回転する
と、それに追随してプランジャ8,8が往復動する。こ
の場合、プランジャ8,8は、カム面1c,3aの位相
が互いに逆になっているので、互いに接近、離間するよ
うに往復動する。なお、符号S4は、プランジャ8とシ
リンダ孔2cとの間をシールするためのOリング等から
なるシール部材である。
【0011】また、円板部2bの端面(収容孔1bの底
面側の端面)の中央部には、孔2dが形成されており、
この孔2dの内部空間が作動油を収容するための作動油
収容室10になっている。この作動時収容室10と各シ
リンダ孔2cとの間には、それらを連通させる連通路1
1がそれぞれ形成されている。連通路11は、シリンダ
孔2cの内周面の長手方向における中央一側部に形成さ
れた円弧状をなす溝2eと、円板部2bの外周面から孔
2dの内周面まで延びる装着孔2fとから構成されてお
り、溝2eと装着孔2fとは、装着孔2fの中央部にお
いて互いに連通している。
【0012】上記構成において、プランジャ8,8が接
近移動すると、シリンダ孔2c内の作動油が作動油収容
室10内に流入し、プランジャ8,8が離間移動すると
作動油収容室10内の作動油がシリンダ孔2cに導入さ
れる。ここで、装着孔2e内には、溝2eとの連通箇所
より作動油収容室10側寄りの箇所に、シリンダ孔2c
側から作動油収容室10側への作動油の流通を阻止する
一方、作動油収容室10側からシリンダ孔2c側への作
動油の流通を許容する逆止弁12が設けられており、こ
の逆止弁12の弁体13には、オリフィス13aが形成
されている。したがって、プランジャ8,8が接近移動
する場合には、シリンダ孔2c内の作動油がオリフィス
13aを通って作動油収容室10に流入することにな
り、オリフィス13aを通過する際の流通抵抗によりシ
リンダ孔2c内の作動油がプランジャ8,8の接近移動
に伴って加圧される。また、作動油が加圧されると、そ
の圧力によってプランジャ8,8がカム面1c,3aに
押し付けられ、プランジャ8,8とカム面1c,3aと
の間に大きな摩擦抵抗が発生する。そして、作動油に発
生する圧力、およびプランジャ8,8とカム面1c,3
aとの間に発生する摩擦抵抗により、ハウジング1とロ
ータ2との相対回転が制限されるとともに、高速回転側
から低速回転側へトルクが伝達される。一方、プランジ
ャ8,8が離間移動する場合には、シリンダ孔2c内が
負圧になるので、作動油収容室10内の作動油が逆止弁
12を開弁させ、ほとんど抵抗を受けることなくシリン
ダ孔2c内に導入される。
【0013】なお、装着孔2f内には、円弧溝2eとの
連通箇所より外側にリリーフ弁14が設けられており、
シリンダ孔2c内の作動油が予め定めらた圧力より高圧
になると、リリーフ弁14が開弁し、シリンダ孔2c内
の作動油が戻し通路15を介して作動油収容室10に戻
されるようになっている。ここで、戻し通路15は、円
板部2bの外周面にこれを横断するようにして形成さ
れ、装着孔2fに連通した横溝2gと、円板部2bの端
面(カム面1c側の端面)に形成され、横溝2gから作
動油収容室10まで延びる縦溝2hとから構成されてい
る。
【0014】上記作動油収容室10内には、膨縮体(容
積変化部材)16が収容されている。この膨縮体16
は、蛇腹状をなす伸縮可能な金属製または樹脂製のベロ
ーズ部16aと、このベローズ部16aの両端開口部と
閉じる金属製または樹脂製の底部16bとからなるもの
であり、内部には空気等の気体が充填されている。した
がって、膨縮体16は、ベローズ部16aが弾性的に伸
縮することによって膨張、収縮可能であり、膨張収縮す
ることにより、作動油収容室10の全容積から膨縮体1
6の容積を差し引いた容積、つまり作動油収容室10の
実質的に作動油を収容する容積を変化させる。
【0015】また、上記ロータ2の中央部には、一端が
軸部2aの外側の端面に開口し、他端が作動油収容室1
0に開口する注入孔(注入口)17が形成されている。
図1(B)に示すように、注入孔17の周囲には、環状
をなす装着溝18が形成されている。この装着溝18に
は、ゴム等の弾性を有する材質からなるOリング等のシ
ール部材19が装着されている。この場合、シール部材
19は、その一部を装着溝18から外側に距離lだけ突
出させて装着されている。また、注入孔17の外側の端
部にはねじ孔部17aが形成されており、このねじ孔部
17aには、閉鎖ねじ(蓋体)20が螺合されている。
この閉鎖ねじ20は、その頭部20aが軸部2aの端面
に突き当たる位置(閉位置)までねじ込むことができる
が、シール部材19が距離lだけ突出しているので、閉
位置に達する前にシール部材19に突き当たり、それに
よって注入孔17を閉じる。その後は、シール部材19
を押し潰しつつ軸部2aの端面に突き当たるまで螺合さ
れる。
【0016】上記構成の継手Aにおいて、作動油収容室
10内の作動油に正圧を加える場合には、作動油収容室
10、シリンダ孔2cその他の継手の内部空間に作動油
を充填する。勿論、注入孔17にもその外側の開口部ま
で作動油を充填する。その状態で閉鎖ねじ20を注入孔
17に螺合させる。螺合当初は、閉鎖ねじ20をねじ込
むにしたがって、注入孔17の開口部から作動油が外部
に溢れ出るが、閉鎖ねじ20の頭部20aがシール部材
19に突き当たると、注入孔17が閉じられるので作動
油が溢れ出なくなる。したがって、それ以後は閉鎖ねじ
20をねじ込むにしたがって作動油収容室10内の作動
油が加圧される。よって、作動油収容室10内が負圧に
なってキャビテーションが発生するのを防止することが
でき、継手Aを安定して動作させることができる。しか
も、閉鎖ねじ20をねじ込むだけで作動油収容室10内
を正圧にすることができるから、組立に要する手間を大
幅に軽減することができる。
【0017】また、この実施の形態の継手Aにおいて
は、頭部20aがシール部材19に突き当たった後さら
に閉鎖ねじ20をねじ込むと、そのねじ込み量に応じて
膨縮体16が収縮するので、距離lを長くしたとしても
作動油収容室10内が過剰に加圧されることがない。し
たがって、距離lを長くすることができる。よって、継
手Aの組立時と使用時とで温度が大きく相違し、作動油
が大きく収縮したとしても、その収縮を膨縮体16が膨
張することによって吸収することができ、継手Aをより
一層安定して動作させることができる。
【0018】また、注入孔17を外部に露出した軸部2
aの外側の端面に開口させているので、継手Aの組立後
においても閉鎖ねじ20を外部から開閉操作することが
できる。したがって、長期間使用した結果、作動油収容
室10内の作動油が漏れたとしても、閉鎖ねじ20を取
り外して注入孔17から作動油を注入し、その後閉鎖ね
じ20を再度ねじ込むことによって作動油収容室10内
を正圧にすることができる。
【0019】次に、この発明の他の実施の形態について
説明すると、図4に示す実施の形態においては、上記実
施の形態の閉鎖ねじ20に代えて閉鎖ねじ(蓋体)21
が用いられている。この閉鎖ねじ21は、頭部21a、
ねじ部21bおよびねじ部21bの先端面に突出形成さ
れた断面円形の嵌合軸部21cから構成されている。嵌
合軸部21cは、注入孔17のねじ孔部17aより内側
の部分に嵌合するようになっており、その外周面には環
状をなす装着溝21dが形成されている。この装着溝2
1dには、Oリング等からなるシール部材22が装着さ
れている。そして、このシール部材22によって嵌合軸
部21cと注入孔17との間がシールされている。
【0020】この実施の形態においては、シール部材2
2が注入孔17の内周面に接するようになっているの
で、シール部材22が注入孔17と嵌合軸部21cとの
間をシールし始めてから閉鎖ねじ21が閉位置に達する
までの距離lを長くすることができる。したがって、膨
縮体16をより一層収縮した状態で作動油収容室10に
収容することができる。したがって、作動油収容室10
から作動油が漏れたとしても、その漏れ分を膨縮体16
が膨張することによって吸収することができる。よっ
て、継手を長期間にわたって安定して動作させることが
できる。
【0021】また、図5に示す実施の形態は、注入孔1
7の外側の開口部に大径孔部17aを形成し、この大径
孔部17aに蓋体23の頭部23aを嵌合する一方、注
入孔17に脚部23bを嵌合させたものであり、蓋体2
3は、スナップリング24によって抜け止めされてい
る。また、蓋体23の頭部23aと大径孔部17aの底
面との間には、Oリング等からなるシール部材25が装
着されている。このシール部材24は、頭部23aが大
径孔部17aの底面に突き当たる前に頭部23aに突き
当たるようになっている。したがって、頭部23aがシ
ール部材24に突き当たってから大径孔部17aの底面
に突き当たるまでに脚部23bが注入孔17に入り込む
分だけ作動油収容室10内の作動油を加圧することがで
きる。
【0022】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態は、この発明を四輪駆動車のエン
ジンと前輪または後輪との間に配置されるタイプの継手
に適用したものであるが、左右輪の間に配置される差動
歯車装置に内蔵されるタイプの継手にも適用可能であ
る。また、蓋体として閉鎖ねじを用いているが、他の蓋
体を用いてもよいことは勿論である。さらに、シリンダ
孔2cと作動油収容室10とを一つの連通路11によっ
て連通させているが、それらを二つの連通路で連通さ
せ、作動油がシリンダ孔2cから作動油収容室10に流
れる場合と、逆の場合とで異なる連通路を用いるように
してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、組立完了時に作動油収容室内を正圧にする
ことができるのは勿論のこと、組立に要する手間を大幅
に軽減することができるという効果が得られる。請求項
2に係る発明によれば、外部から蓋体を操作することが
できるので、作動油が外部に漏れた場合等には、蓋体を
取り外して注入口から作動油を注入した後、再び蓋体で
注入口を閉じることにより、作動油収容室を正圧に維持
することができるという効果が得られる。請求項3に係
る発明によれば、継手を長期間にわって安定して動作さ
せることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る回転速度差感応型継手の一実施
の形態を示す図であって、図1(A)はその縦断面図、
図1(B)は図1(A)のB部分の拡大図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1のY−Y断面図である。
【図4】この発明の他の実施の形態を示す図1(B)と
同様の図である。
【図5】この発明のさらに他の実施の形態を示す図1
(B)と同様の図である。
【符号の説明】 A 継手(回転速度差感応型継手) L 軸線 1 ハウジング 2 ロータ 2c シリンダ孔 8 プランジャ 10 作動油収容室 11 連通路 12 逆止弁 13 弁体 13a オリフィス 17 注入孔(注入口) 19 シール部材 20 閉鎖ねじ(蓋体) 21 閉鎖ねじ(蓋体) 22 シール部材 23 蓋体 25 シール部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転可能なハウジングとロータとを
    備え、上記ハウジングと上記ロータとの相対回転に伴っ
    て往復動するプランジャが設けられたシリンダ孔と、こ
    のシリンダ孔に連通し、上記プランジャの往復動に伴っ
    て上記シリンダ孔との間を循環する作動油を収容する作
    動油収容室とが内部に設けられた回転速度差感応型継手
    において、上記作動油収容室に作動油を注入するための
    注入口を設け、この注入口に一部が注入口内に入り込ん
    だ状態で注入口を閉じる蓋体を設け、この蓋体と上記注
    入口との間に蓋体が閉位置に達する前に注入口と蓋体と
    の間を密封する封止部材を設けたことを特徴とする回転
    速度差感応型継手。
  2. 【請求項2】 上記蓋体を外部から開閉することができ
    るよう、上記注入口が外部に露出して設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の回転速度差感応型継
    手。
  3. 【請求項3】 上記作動油収容室には、その内部の圧力
    の変化に応じて作動油収容室の容積を変化させる容積変
    化部材が設けられていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の回転速度差感応型継手。
JP21669496A 1996-07-30 1996-07-30 回転速度差感応型継手 Pending JPH1047387A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102295839A (zh) * 2011-06-29 2011-12-28 新疆奥斯曼生物资源有限公司 一种红花红色素的制备方法

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