JPH01250662A - オイル密封式駆動連結装置 - Google Patents

オイル密封式駆動連結装置

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JPH01250662A
JPH01250662A JP63077895A JP7789588A JPH01250662A JP H01250662 A JPH01250662 A JP H01250662A JP 63077895 A JP63077895 A JP 63077895A JP 7789588 A JP7789588 A JP 7789588A JP H01250662 A JPH01250662 A JP H01250662A
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cam ring
rotor
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chamber
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平松 健男
Kenjiro Fujita
憲次郎 藤田
Yoshimasa Nagayoshi
永吉 由昌
Megumi Kawai
恵 川井
Yoshiaki Hamazaki
善明 浜崎
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D31/00Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
    • F16D31/08Control of slip
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H39/00Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution
    • F16H39/04Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit
    • F16H39/06Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type
    • F16H39/40Hydraulic differential gearings, e.g. having a rotary input housing with interconnected liquid chambers for both outputs

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、2つの回転軸の回転速度差に基づいて生じる
流体圧によってトルク伝達をする駆動連結装置に関し、
特に、自動車用四輪駆動装置に用いて好適のオイル密封
式駆動連結装置に関する。
[従来の技術] 例えば、前輪と後輪とを同一のエンジンで駆動する四@
駆動では、前輪と後輪との有効回転半径に多少の相違が
あったり、旋回走行時等に左右輪のみならず前後輪でも
転がり経路が異なることがある。これらの前後輪間に生
じる相違は、前後輪間にデファレンシャルを設けること
により許容されるため、フルタイム四輪駆動の自動車に
あっては、前後輪間にデファレンシャル(センターデフ
)が装備されている。
しかしながら、このセンターデフは、小型化が難しく車
体の重量増加や製造コストの増加を招くほか、4輪廓動
性を確保するためにデフロック機構等を要するなど装置
の複雑化を招いていた。
そこで、このセンターデフに代わるものとして、流体圧
によって前輪側から後輪側へ適宜トルク伝達をする駆動
連結装置が開発されている。
この駆動連結装置は、エンジンに接続された前輪側に■
動側回転軸を設ける一方後輪側に被闘動側回転軸を設け
、これらの回転軸相互間に作動流体を介在させて、各回
転軸の相互の回転速度差に基づいて生じる流体圧(また
は流体抵抗)によって後輪側へ適宜トルク伝達をするも
のである。
第7図は、この従来の駆動連結装置を装備する車両の開
動系を示す模式的な構成図であるが、横置きされたエン
ジン1には変速機2が連結され、この変速機2の出力軸
2aには駆動ギヤ(又は4速カウンタギヤ)2bが装着
されており、この開動ギヤ2bに駆動連結装置5が結合
されている。
この駆動連結装置5は、トランスミッションケースの内
部に装備されており、第7,8図に示すように、カムリ
ング51と、このカムリング51内に収納されたロータ
52とをそなえており、カムリング51はその外周にカ
ムリングギヤ53をそなえている。カムリング51はこ
のカムリングギヤ53と開動歯車4との噛合を通じて出
力軸2aに連結されている。
また、カムリング51には、ギヤ54を装着された筒状
の外軸である第1の回転軸55が結合されており、カム
リング51は、このギヤ54と噛合する差動袋W6を介
して前@3,3に接続されている。
一方、ロータ52には、第1の回転軸55の内部に装備
された内軸(第2の回転軸)56が結合されており、こ
の第2の回転軸56は、ベベルギヤ機構7aを介してプ
ロペラシャフト8の前端部に接続されている。そして、
プロペラシャフト8の後端部には、ベベルギヤ機構7b
を介して差動装置9が連結されており、この差動装置9
に後輪4.4の回転軸が接続される。
したがって、エンジン1の駆動力は、その出力軸2aと
、駆動連結装置5のカムリング51.第1の回転軸55
及びギヤ54と、差動装置6とを通じて前@3,3に伝
達され、これと共に、駆動連結装置5を通じて、後輪4
,4側にも、適宜駆動力が伝達されるようになっている
この駆動連結装置5は、第8図の模式的な断面図に示す
ように、カムリング51と、第2の回転軸56を結合さ
れてカムリング51内に回転可能に装着されたロータ5
2と、このロータ52の外周面に装着されてカムリング
51の内周面へ摺接する多数のベーン57とをそなえて
いる。
これらのベーン57は、ロータ52に形成された多数の
溝58内にラジアル方向へ進退自在に装着されている。
また、溝58の基部には拡径部59が形成されており、
この多数の拡径部59は、いずれも圧力室60に連通し
ている。
また、カムリング51とロータ52との間にはポンプ室
61,62.63が形成されており、各ポンプ室6]、
、62.63の両端部には、それぞれ吸込吐出口61a
、61b、62a、62b。
63a、63bが設けられている。ベーン57は、これ
らのポンプ室61,62.63を吐出側室と吸込側室と
に仕切っている。このポンプ室61゜62.63内には
、作動油が充填されている。
吸込吐出口61a、62a、63aは、第1の油路64
によって互いに連通しており、吸込吐出口61b、62
b、63bは、第2の油路65によって互いに連通して
いる。
これらの第1の油路64及び第2の油路65は、油路6
6を通じて接続されており、この油路66には、オリフ
ィス67が介装されている。また、これらの第1の油路
64及び第2の油路65は、油路68,69を介してオ
イル?l170に通じており、ポンプ室61,62.6
3内に作動油を供給できるようになっている。
さらに、第1の油路64及び第2の油路65は。
油路71,72を介して圧力室6oに通じている。
なお、これらの油路68,69,71.72には、それ
ぞれチエツク弁73.74,75.76が介装されてい
る。
このような構成により、第1の回転軸55と第2の回転
軸56との間に回転差を生じると、ロータ52がカムリ
ング51に対して相対回転するようになる。
例えば、第8図に示すように、ロータ52がカムリング
51に対して左回転すると、ベーン57が、ポンプ室6
]、、62.63内の作動油を駆動するようになり、ベ
ーン57の前方である各吸込吐出口61a、62a、6
3a側が吐出側室となる一方、ベーン57の後方である
各吸込吐出口61b、62b、63b側が吸込側室とな
る。
このベーン57によるポンプ作用で、作動油は、第8図
中に矢印で示すように、吐出口となった各吸込吐出口6
1− a 、 62 a 、 63 aから第1の油路
64に吐出されて、油路66から第2の油路65を経て
、吸込口となった各吸込吐出口61b。
62b、63bから各ポンプ室61,62.63の吸込
側室に吸い込まれる。
ところで、作動油は、油路66を通過する際にオリフィ
ス67により流量に応じた抵抗を受けるが、この流路抵
抗は、ロータ52のカムリング51に対する相対回転を
妨げる方向に働く。
したがって、ロータ52とカムリング51とは、相互の
回転速度差が減少するように、作動油を通じて制御され
ることになる。例えば、カムリング51がロータ52に
対して過回転しようとすると、この回転トルクの一部は
作動油を通じてロータ52にも伝達される。
このような駆動連結装置5の働きで、エンジン1からの
トルクが、前@3,3側と後輪4,4側とに適宜の割合
で、つまり、前輪3,3と後@4.。
4とが常にほぼ等しい速度で回転するように、分散して
伝達されて、四輪駆動状態が実現する。
この結果、例えば、通常の走行時で、前輪3゜3のスリ
ップ量が僅かな時には、エンジン1からの1−ルクは、
主として前輪3,3側へ伝達されて、後輪4,4側へは
ほとんど伝達されない状態となる。
一方、砂地等の低摩擦面上を走行する場合などで、前輪
3,3のスリップ量が大きくなろうとすると、エンジン
1からのトルクは、適度な割合で前輪3,3側と後輪4
,4側とに分散されて伝達されるようになる。このため
、実際には、前輪3゜3のスリップ量は僅かなものに抑
えられて、低摩擦面上であっても、車輪が大きくスリッ
プすることなく、四輪を用いて、確実に走行させること
ができるのである。
なお、作動油は、第1の油路64または第2の油路65
に吐出されて高圧となった作動油の一部は、油路71ま
たは72を通じて圧力室60内に供給される。この時、
チエツク弁75または76によって、圧力室60内の圧
油(作動油)の、第1の油路64または第2の油路65
側への漏洩が防止され、圧力室60側への高圧油の流れ
のみが許容される。これによって、圧力室60は所定以
上の圧力に保持されて、ベーン57の基部がこの圧力室
60内の圧油(作動油)に押し上げられて、ベーン57
の先端部がカムリング51に圧接されて液密性が高めら
れている。
また、作動油は、上述のような動きに伴いカムリング5
1やロータ52のシール部から洩れることがあり、この
場合には、オイル溜り70から適宜作動油が供給される
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来の駆動連結装置では、装置が
トランスミッションケース内部に装備されるため、作動
油としてはミッションオイルを利用することになる。こ
のミッションオイルには、トランスミッションケース内
部に発生した鉄粉やその他の塵埃等が混入しているので
、駆動連結装置に悪影響がある。
そこで、駆動連結装置をトランスミッションケースから
独立させて、作動油として専用オイルを用いるようにす
ることが考えられる。そして、作動油を装置内部に密封
して装備することにより、駆動連結装置が単体となり、
種々のところに装着できるようになる。
ところで、このような駆動連結装置では1作動油の油温
が、作動時と停止時との間で大きく変化する上に、外気
温によっても変化する。この温度変化は、作動油圧を変
化させ、例えば高温時には作動油が高圧となって膨張し
ようとし、低温時には作動油が低圧となって収縮しよう
とする。
このため、作動油を装置内部に密封した場合、作動油が
高温になると装置のシール部分等から作動油が噴出し、
作動油が低温になると装置のシール部分等から装置内に
外気が侵入し、この結果、装置の故障を招くおそれがあ
る。
そこで、この作動油圧の変化を許容する何らかの手段が
必要となる。
このような密封された作動油の圧力変化を許容する手段
としては、例えば米国特許(3393583号)の装置
がある。
この装置は、自動車の差動装置内に封入された作動油の
圧力変化に伴う膨張および収縮といった体積変化を許容
しようとするものであり、具体的には、作動油室に、ダ
イヤフラムまたは空気圧ピストンを設ける手段が提案さ
れている。
ところで、装置の作動時には、一般に、作動油室内の軸
や歯車等の回転物が回転して作動油に遠心力を与える。
このため、装置の軸心部分で作動油圧が激減して、軸心
付近のシール部から外気が侵入してくるおそれがある。
これに対して、上述のダイヤフラムまたは空気圧ピスト
ンといった体積変化許容手段は、作動油室の外周に近い
位置に設けられているので、この手段では軸心付近の圧
力調整を確実に行なうことは困難である。
そこで、2つの回転軸の回転速度差に基づいて生じる流
体圧によってトルク伝達をする駆動連結装置において1
作動流体の温度変化等による体積変化を吸収すると共に
如何にして軸心部の作動流体の圧力減少を防止するかが
課題となっている。
本発明は、このような課題に鑑みて案出されたもので、
シール部分等からの作動流体の噴出や、シール部分から
装置内への外気の侵入を防止できるようにした、オイル
密封式駆動連結装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このため、本発明のオイル密封式駆動連結装置は、第1
の回転軸に連結されるカムリングと、第2の回転軸に連
結されるとともに上記カムリング内に収納されてこのカ
ムリングとの間にポンプ室を形成するロータと、上記ロ
ータの外周面に装着されて上記カムリングの内周面へ摺
接し上記ポンプ室を吐出側室と吸込側室とに仕切る多数
のベーンと、」1記ポンプ室の内部に充填され上記の第
1の回転軸と第2の回転軸との回転速度差による上記の
カムリングとロータとの相対回転で上記ベーンによって
上記吐出側室で加圧されて上記吸込側室へ流通される作
動流体と、上記の吐出側室と吸込側室との間の作動流体
流路に介装されるオリフィスとをそなえた駆動連結装置
において、上記作動流体を密封収納するタンクが装置と
一体的に設けられるとともに、上記作動流体の体積変化
を吸収する体積変化吸収機構が上記のカムリング又はロ
ータの回転軸心部の近傍に設けられていることを特徴と
している。
[作 用コ 上述の本発明のオイル密封式駆動連結装置では、作動流
体を密封収納するタンクが装置と一体的に設けられてい
るので、装置を単体にできると共に、上記作動流体が装
置専用のものとなって他の装置に利用されないため、上
記作動流体の劣化が防止される。そして、体積変化吸収
機構が上記作動流体の温度変化等に伴う体積変化を吸収
し、これにより、上記作動流体が上記タンク内でほぼ一
定の圧力範囲内に調整される。特に、上記体積変化吸収
機構がカムリング又はロータの回転軸心部の近傍に設け
られているので、上記作動流体が装置の作動に伴う回転
運動でその回転軸心部の圧力が減少しようとするのに対
して、上記体積変化吸収機構が速やかに上記タンクの体
積を減少させるように動作して、この回転軸心部の作動
流体の圧力の減少を防止する。
[実施例コ 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜3図は本発明の第1実施例としてのオイル密封式
駆動連結装置を示すもので、第1図はその縦断面図(第
2図のi−i矢視断面図)、第2図はその作動流体流路
を示す模式的な系統図、第3図は本装置の自動車への装
着箇所を示す模式図であり、第4図は本発明の第2実施
例としてのオイル密封式駆動連結装置を示す縦断面図で
あり。
第5図は本発明の第3実施例としてのオイル密封式駆動
連結装置を示す縦断面図であり、第6図は本発明の第4
実施例としてのオイル密封式駆動連結装置を示す縦断面
図である。なお、第1,4゜5.6図における同一符号
は、いずれもほぼ同様のものを示している。
まず、第1実施例について説明すると、このオイル密封
式駆動連結装置10は、第1図に示すように、第1−の
回転軸8Aと第2の回転軸8Bとの間に介装されており
、第1の回転軸8Aと一体に回転するカムリング側部分
10aと、第2の回転軸8Bと一体に回転するロータ側
部分10bとをそなえている。
カムリング側部分10aは、カムリング11と、このカ
ムリング11の両端に結合された端部ハウジング15.
16と、端部ハウジング15に接合されるスペーサ1.
5Aと、これらのカムリング11、端部ハウジング15
.16及びスペーサ15Aを覆うように装着されたカバ
一部材30とをそなえている。
そして、スペーサ15A、端部ハウジング15゜カムリ
ング11及び端部ハウジング16は、これらの部材を貫
通すると共に端部ハウジング16に螺合する複数のボル
ト37で、一体に結合されている。このうち端部ハウジ
ング16は、第1の回転軸8Aの端部フランジ8aに結
合されている。
カバ一部材30は、両端部を端部ハウジング15.16
に嵌合されてストッパリング47で固定されており、そ
の内部のカムリング11.端部ハウジング15.16及
びスペーサ15A等との隙間が作動流体としての作動油
を密封収納しうるタンク30aとなっている。
なお、これらの各部材間には、それぞれシール部材45
が介装されている。
端部ハウジング16には、タンク30a内に通じる油路
16aが穿設されている。この油路16aは、タンク3
0a内に作動油を供給するもので、供給後にはテーパプ
ラグ48で閉塞される。
一方、ロータ側部分10bは、ロータ12と、このロー
タ12にセレーション結合された軸部材13と、この軸
部材13の端部に装備された体積変化吸収用ピストン3
9と、このピストン39を付勢するスプリング40とを
そなえている。
このうちの軸部材13に、端部ハウジング15および1
6が、ベアリング43および44を介してそれぞれ結合
されている。これらの軸部材13と各端部ハウジング1
5.16との間に形成される隙間は油室49となってお
り、この油室49の両端部はシール部材42及びシール
機能付き蓋部材46で液密化されている。
なお、シール部材42.ベアリング43.44及び蓋部
材46は、それぞれストッパ42a、43a、44a、
46aで固定されている。
また、ロータ12外周のカムリング11との間には、ポ
ンプ室21,22.23が形成されている。つまり、第
2図に示すように、カムリング11の内周には、複数(
本実施例では3個)の凹部が形成され、この凹部が端部
ハウジング15.16の内面及びロータ12外周面によ
って包囲されており、ポンプ室として機能する油室21
,22゜23が形成されている。なお、第2図では1判
り易くするために、便宜的に、タンク30a及びこれに
通じる各油路を本体から外して描いている。
そして、このポンプ室21,22.23の内部には、第
1,2図に示すように、複数のベーン17が装備されて
おり、このベーン17によって、各ポンプ室21,22
.23が吐出側室と吸込側室とに仕切られるようになっ
ている。
これらのベーン17は、ロータ12に形成された多数の
溝18内にラジアル方向へ進退自在に装着され、その先
端をカムリング11の内周面へ摺接しいる。ここでは、
各ベーン17はスプリング26により、ラジアル方向へ
付勢されている。また、各ベーン17の上部には、吐出
側室と吸込側室とに通じるオリフィス27が装備されて
いる。
ロータ12の溝18の基部には、拡径部19が形成され
ており、さらに、この多数の拡径部19の両端部には、
端部ハウジング15との間で、多数の拡径部19を連通
する圧力室20が形成されている。
また、ポンプ室21,22.23の両端部には、吸込吐
出口21a、21b、22a、22b、23a、23b
が形成されている。
端部ハウジング15及びスペーサ15Aには。
各ポンプ室21,22.23の吸込吐出口21a。
22a、23aを相互に連通ずる第1の油路24及び吸
込吐出口21b、22b、23bを相互に連通ずる第2
の油路25と、これらの第1及び第2の油路24,25
と圧力室20とを連通する油路31,32とが穿設され
るとともに、カムリング11内のポンプ室21,22.
23の内部とタンク30a内部とを連通する油路28,
29が穿設されている。なお、これらの油路28,29
゜31、.32には、チエツクベン33,34,35゜
36が介装されている。
一方、軸部材13の一端には、フランジ部13aが形成
されており、このフランジ部13aが第2の回転軸8B
の端部フランジ8bに結合される。
また、このフランジ部13aの内部にはビス1ヘン室3
8が形成されており、体積変化吸収用ピストン39とス
プリング40とからなる体積変化吸収機構14が設けら
れている。
つまり、軸部材13の軸心には、両端まで貫通し油室4
9に通じる孔部13bが穿設されており、軸部材13の
一端には、孔部13bよりも拡径したピストン室38が
設けられている。ピストン39は、このピストン室38
に進退自在に摺接してそなえられ、スプリング4oによ
って孔部13b側へ向けて付勢されている。
なお、ピストン室38の開口端には、リテーナ41がス
トッパリング41aで固定され、また、ピストン39の
裏面には凹部39aが形成されており、スプリング4o
は、一端をリテーナ41に、他端をピストン39の凹部
39aに係止して装備される。さらに、ピストン39に
は、ピストン室38との間をシールするシール部材39
bが装備されている。
そして、油室49とタンク30aの内部との間には、油
路50が配設され、油室49とタンク30a内とをほぼ
同圧にしている。
なお、作動油は、油路16aを通じてタンク30a内へ
供給されて密封収納されるが、この収納時に作動油は所
定圧に加圧されており、通常時には、ピストン39がス
プリング40に抗して適当に後退している。なお、第1
図は、作動油圧が最も小さくなって、ピストン39が最
も前進した状態を示している。
このように構成される本オイル密封式開動連結装置10
は、例えば、自動車を四輪開動するために、その前輪側
と後輪側との間に介装される。
つまり、第3図に示すように、横置きされたエンジン1
には変速機2が連結され、この変速機2の出力軸2aに
は駆動ギヤ(又は4速カウンタギヤ)2bが装着されて
いる。そして、前輪3,3の相互間および後@4,4の
相互間には、差動装置6および9が装備されている。さ
らに、エンジン1と前輪側の差動装置6との間には、中
間軸5Cが装備され、この中間軸5cと後輪側の差動装
置9との間にはプロペラシャフト8が介装されている。
また、中間軸5cには、第1ギヤ5aおよび第2ギヤ5
bが装着されており、第1ギヤ5aは駆動ギヤ2bと、
第2ギヤ5bは前輪側の差動装置6の外周に装備された
ギヤとそれぞれ噛合している。さらに、中間軸5cとプ
ロペラシャフト8との間は、ベベルギヤ機構7aで結合
され、プロペラシャフト8と後輪側の差動装w9との間
は、ベベルギヤ機構7bで結合されている。
そして、オイル密封式駆動連結装置10は、このプロペ
ラシャフト8の中間に介装されている。
なお、プロペラシャフト8の装置10よりも前輪側(第
3図中の上側)および後輪側(第3図中の下側)のいず
れか一方をカムリングの結合する第1の回転軸に、他方
をロータ側の結合する第2の回転軸とできるが、ここで
は、前輪側を第2の回転軸8B、後輪側を第1の回転軸
8Aとする。
本発明の第1実施例としてのオイル密封弐叩動連結装置
は、上述のごとく構成されているので、第1の回転軸8
Aと第2の回転軸8Bとの間に回転差が生じると、ロー
タ12がカムリング11に対して相対回転して、ベーン
17によって各ポンプ室21,22.23の内部の作動
油が駆動される。
例えば、第2図に示すように、ロータ12がカムリング
11に対して左回転すると、ベーン17が、ポンプ室2
1,22.23内の作動油を開動するようになり、ベー
ン17の前方である各吸込吐出口21a、22a、23
a側が吐出側室となる一方、ベーン17の後方である各
吸込吐出口21b、22b、23b側が吸込側室となる
このベーン17によるポンプ作用で、作動油は、第2図
中に矢印で示すように、吐出口となった各吸込吐出口2
1a、22a、23aから第1の油路24に吐出されて
、油路32から圧力室20へ供給されベーン17をカム
リング11へ所定の力で圧接させる。
また、これと共に、各ポンプ室21,22.23では、
ベーン17のオリフィス27を通して、吐出側室から吸
込側室へと作動油が流通する。
ところで、作動油は、このオリフィス27を通過する際
に流量に応じた抵抗を受けるが、この流路抵抗は、ロー
タ12のカムリング11に対する相対回転を妨げる方向
に働く。
したがって、ロータ12とカムリング11とは。
相互の回転速度差が減少するように、作動油を通じて制
御されることになる。例えば、カムリング11がロータ
12に対して過回転しようとすると、この回転トルクの
一部は作動油を通じてロータ12にも伝達される。
なお、装置10の作動時には5作動油は、ベアリング4
3,44.ピストン39.ロータ12およびベーン17
等の各摺接部の潤滑に供される。
このような別動連結装置10の働きで、エンジン1から
のトルクが、前輪3,3側と後@4,4側とに適宜の割
合で、つまり、前輪3,3と後輪4.4とが常にほぼ等
しい速度で回転するように、分散して伝達されて、四@
叩動状態が実現する。
この結果、例えば1通常の走行時で、前輪3゜3のスリ
ップ量が僅かな時には、エンジン1からのトルクは、主
として前輪3,3側へ伝達されて、後輪4,4側へは僅
かに伝達されるかほとんど伝達されない状態となる。一
方、砂地等の低摩擦路面上を走行する場合などで、前輪
3,3のスリップ量が大きくなろうとすると、エンジン
1からのトルクは、適度な割合で前輪3,3側と後輪4
゜4側とに分散されて伝達されるようになる。このため
、実際には、前輪3,3のスリップ量は僅かなものに抑
えられて、低摩擦路面上であっても、車輪が大きくスリ
ップすることがなく、四輪を用いて、確実に走行させる
ことができるのである。
このように、本装置10をプロペラシャフト8に介装で
きるのは、作動油を密封収納するタンク30aが装置1
0と一体的に設けられていて、装置10を単体にできる
からである。
これによって、作動油を装置専用のものにでき作動油が
他の装置に利用されないため、作動油の劣化が防止され
、装置の寿命の向上等に寄与しうる利点もある。
一方、このような装置10の作動により、作動油がシー
ル部材45等のシール部分から漏出することがあるが、
このような場合には、タンク30aから適宜作動油が供
給される。
また、このタンク30a内やポンプ室等の装置内部の作
動油の温度は、装置の作動時と停止時との間で大きく変
化する上に、外気温によっても変化する。この温度変化
で作動油圧も変化して1例えば、高温時には作動油が高
圧となって膨張しようとし、低温時には作動油が低圧と
なって収縮しようとする。
これに対しては、体積変化吸収機構14が作動して、作
動油圧の体積変化を吸収し、作動油圧をほぼ一定の圧力
範囲内に調整する。
つまり、体積変化吸収機′MIt14では、作動油が高
圧となって膨張しようとすると、ピストン39が後退し
て孔部13bの長さを増加させ体積増大させながら、作
動油の膨張を許容する。逆に、作動油が低圧となって収
縮しようとすると、ビストン39が前進して孔部1.3
 bの長さを減少させ体積減少させながら、作動油の収
縮を許容する。
これにより、高温時に装置のシール部分等から作動油が
噴出したり、低温時に装置のシール部分等から装置内に
外気が侵入したりする不具合が解消されて、装置が確実
に作動する。
ここでは、特に、体積変化吸収機構14がロータ12の
回転軸心部の近傍に設けられているので、作動油が装W
10の作動に伴う回転運動でその回転軸心部の圧力が減
少しようとするのに対して、速やかにこれが阻止される
。つまり、このような時には、体積変化吸収機構14の
ピストン39が速やかに前進して、タンク30aの体積
を減少させるので、この回転軸心部の作動油の圧力の減
少を防止するのである。
これによって、装置10の作動に伴うシール部分等から
装置内に外気が侵入したりする不具合が解消されて、装
置10が一層確実に作動する。
さらに、本実施例では、タンク30aが装置10の外周
に設けられているので、作動油の冷却効率が優れている
という利点もある。
次に、第4図に基づき第2実施例のオイル密封式駆動連
結装置について説明する。
この実施例では、第1実施例の油室49に相当する箇所
、つまり、軸部材13と各ハウジング115.116と
の間に形成される隙間が、タンク130となっており、
カムリング11.端部ハウジング115,116及びス
ペーサ115Aは、カバ一部材30で覆われてはいない
そして、ポンプ室21,22.23とこのタンク130
とを連通させるために、端部ハウジング115.116
およびカムリング11には、油路延長部28a、29a
、28b、29bが穿設され、チエツクベン33.34
を介装された油路28.29に接続されている。
なお、第4図中の符号139は体積変化吸収用ピストン
、139aはピストン139の凹部であり、ピストン1
39には、軸部材13との摺接面に作動油を供給しうる
油路139b、139c。
139dが形成されており、摺動部の潤滑に用いられて
いる。
この他の部分は、第1実施例とほぼ同様に構成されてい
るので、その説明を省略する。
本発明の第2実施例としてのオイル密封式駆動連結装置
は、上述のごとく構成され、第1実施例とほぼ同様の作
用及び効果が得られると共に、装置をより一層小型にで
きる利点がある。
次に、第5図に基づき第3実施例のオイル密封式駆動連
結装置について説明する。
この実施例は、体積変化吸収機構114を除いて、第1
実施例とほぼ同様に構成されている。
この体積変化吸収機構114では、スプリング140が
、第5図に示す状態がその自然の状態であって、ピスト
ン39を最前進位置までは付勢しないようになっている
したがって、ピストン39は所定の範囲(第5図に示す
位置から最前進位置までの間)で自由に進退しうるよう
になっている。また、作動油は、特別に加圧することな
くタンク30a内へ供給されている。
この他の部分は、第1実施例とほぼ同様に構成されてい
るので、その説明を省略する。
本発明の第3実施例としてのオイル密封式駆動連結装置
は、上述のごとく構成され、第1実施例とほぼ同様の作
用及び効果が得られるが、特に、作動油が特別に加圧さ
れずに封入されているので、装置1oのシール部等の負
荷が軽減されて、耐久性の向上に寄与しうる利点がある
次に、第6図に基づき第4実施例のオイル密封式駆動連
結装置について説明する。
この実施例は、体積変化吸収機構114を除いて、第2
実施例とほぼ同様に構成されている。
この体積変化吸収機構114は、第3実施例のものと同
様に構成され、また、他の部分は、第2実施例とほぼ同
様に構成されているので、その説明を省略する。
本発明の第4実施例としてのオイル密封式駆動連結装置
は、上述のごとく構成され、第2実施例とほぼ同様の作
用及び効果が得られるが、特に、作動油が特別に加圧さ
れずに封入されているので。
第3実施例と同様に、装置10のシール部等の負荷が軽
減されて、耐久性の向上に寄与しつる利点がある。
なお、上述の各実施例のオイル密封式駆動連結装置10
は、プロペラシャフト8以外の軸に介装することも考え
られるほか、自動車用四輪駆動装置以外にも適用しうる
ちのである。
また、各実施例では、作動流体として作動油が用いられ
ているが、他の流体を用いてもよい。
[発明の効果コ 以上詳述したように1本発明のオイル密封式駆動連結装
置によれば、作動流体を密封収納するタンクが装置と一
体的に設けられるとともに、上記作動流体の体積変化を
吸収する体積変化吸収機構がカムリング又はロータの回
転軸心部の近傍に設けられるという構造により、装置を
単体にできるため、プロペラシャフトを始めとして種々
の動力伝達部に容易に介装することができようになると
もに1作動流体を装置専用のものにできて、作動流体の
劣化が防止され装置の寿命の向上等に寄与しうる利点も
ある。
また、体積変化吸収機構が作動流体の温度変化等による
体積変化を回転軸心部の近傍で吸収するので、作動流体
がほぼ一定の圧力範囲内に調整されて、高温時に装置の
シール部分等から作動流体が噴出したり、低温時に装置
のシール部分等から装置内に外気が侵入したりする不具
合が解消されるとともに、軸心部の作動流体の圧力の減
少が防止されて、装置が確実に作動するようになるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の第1実施例としてのオイル密封式
駆動連結装置を示すもので、第1図はその縦断面図(第
2図のI−I矢視断面図)、第2図はその作動流体流路
を示す模式的な系統図、第3図は本装置の自動車への装
着箇所を示す模式図であり、第4図は本発明の第2実施
例としてのオイル密封式駆動連結装置を示す縦断面図で
あり、第5図は本発明の第3実施例としてのオイル密封
式駆動連結装置を示す縦断面図であり、第6図は本発明
の第4実施例としてのオイル密封式原動連結装置を示す
縦断面図であり、第7,8図は従来の駆動連結装置を示
すもので、第7図は本装置の自動車への装着箇所を示す
模式図、第8図はその横断面に作動流体流路の系統を加
えて示す模式図である。 1−エンジン、2−変速機、2a−出力軸、2b・・−
駆動ギヤ(又は4速カウンタギヤ)、3−前輪、4−後
輪、5a−・−第1ギヤ、5b−・−第2ギヤ、50−
・・中間軸、6・−差動装置、7a、7b・−・ベベル
ギヤ機構、8・−プロペラシャツ1−18A−第1の回
転軸、8B・−・・第2の回転軸、9−差動装置、10
−・オイル密封式駆動連結装置、10 a−カムリング
側部分、l Ob−ロータ側部分、11−カムリング、
12・−ロータ、13−=軸部材、13a〜フランジ部
、13b−孔部、14・一体積変化吸収機構、15.1
6・〜・端部ハウジング、15A・−スペーサ、16a
−・−油路、17−・−ベーン、18−=溝、19−・
−拡径部、20−圧力室、21,22゜23・−ポンプ
室、21a、21b、22a、22b 、 23 a 
、 23 b −吸込吐出口、24−第1の油路、25
−・−第2の油路、26・・・スプリング、27・・−
オリフィス、28.29・・・油路、28a、29a、
28b、29b−油路延長部、30−カバ一部材、30
 a−タンク、31,32−油路、33.34,35.
36・・−チエツクベン、37−・−ボルト、38−ピ
ストン室、39一体積変化吸収用ピストン、39a−凹
部、39 b−=シール部材、40・−スプリング、4
1・−・リテーナ、41a−ストッパリング、42−シ
ール部材、43,4.4・−ベアリング、45−・−シ
ール部材、46・−シール機能付き蓋部材、42a、4
3a、44a、46a・・−ストッパ、47・−ストッ
パリング、48・・−テーパプラグ、49・−油室、5
0・−油路、114−・体積変化吸収機構、115,1
16・一端部ハウジング、115A−スペーサ、130
−タンク、139・・・・体積変化吸収用ピストン、1
39 a −凹部、139b、139c、139d−一
油路、140−スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の回転軸に連結されるカムリングと、第2の回転軸
    に連結されるとともに上記カムリング内に収納されてこ
    のカムリングとの間にポンプ室を形成するロータと、上
    記ロータの外周面に装着されて上記カムリングの内周面
    へ摺接し上記ポンプ室を吐出側室と吸込側室とに仕切る
    多数のベーンと、上記ポンプ室の内部に充填され上記の
    第1の回転軸と第2の回転軸との回転速度差による上記
    のカムリングとロータとの相対回転で上記ベーンによっ
    て上記吐出側室で加圧されて上記吸込側室へ流通される
    作動流体と、上記の吐出側室と吸込側室との間の作動流
    体流路に介装されるオリフィスとをそなえた駆動連結装
    置において、上記作動流体を密封収納するタンクが装置
    と一体的に設けられるとともに、上記作動流体の体積変
    化を吸収する体積変化吸収機構が上記のカムリング又は
    ロータの回転軸心部の近傍に設けられていることを特徴
    とする、オイル密封式駆動連結装置。
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